論文 120 ユランチアにおけるマイケルの贈与

   
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論文 120

ユランチアにおけるマイケルの贈与

ユランチアにおいて、そして人間の姿でのマイケルの生涯の再陳述を監督することをガブリエルから任された天啓委員会のメルキゼデクの指揮者である私は、宇宙贈与体験の最終段階への船出のために創造者たる息子が、ユランチア到着の直前に起きたある出来事の提示を託されている。自分が創造した知的生物に彼が課すのと同様の生活を送るということ、すなわち被創造物の諸々の団体に自ら身を投じるということは、自己が創造した宇宙万物界での最高主権の為にいかなる創造者たる息子もが支払わなければならない代価の一部なのである。

私が詳細に描写しようとする出来事の前に、ネバドンのマイケルは、知的な創造物の彼の多様な創造の異なる6団体の姿を装い自分自身を6度贈与した。それから、かれは、意志をもつ知的創造物の最下位の人間の姿で、そして宇宙の中の宇宙の神性である楽園の支配者の命に従い、宇宙主権獲得劇の最終幕において演じるために前述の物質界の人間としてユランチアにおりる準備をした。

前述のこれらの各々の贈与過程において、マイケルは、自分が創造した生物の一群の有限体験だけでなく、楽園の協力を得て、この体験の中であるいはこの体験自体が、自らが創造した宇宙の主権者に自身を任ずることにさらに貢献するであろう不可欠な経験をも得た。全地域の宇宙時間のいつ何時においても、マイケルは、創造者の息子としての独自の主権の主張ができたし、自己の選択後、創造者の息子として自分の宇宙を統治する事ができた。そのような出来事の際、イマヌエルと連携の楽園の息子は、その宇宙を離れた。しかしマイケルは、創造者の息子として単に独自の権利でネバドンを治めたくはなかった。かれは、楽園の三位一体への協力的従属による実際の体験を通じて宇宙段階のその高位置への上昇を熱望し、そこでかれは、自身の宇宙を治める資格が得られるようになり、いつか崇高なるものの高められた統治において特性となる洞察の完全性と実行の叡智をもってその業務を行う。かれは、創造者の息子として統治の完全さを志すのではなく、宇宙叡智と崇高なるものの神性体験の具体化にむけての行政の至高性を切望した。

マイケルは、それゆえに、自分の宇宙創造物の多種の系列にこれらの七贈与をするにあたり二重の目的があった。第一に、マイケルは、完全な主権を引き受ける前に、全ての創造者の息子に求められる創造物理解のための経験を完了しているところであった。創造者の息子は、自己の権利で自分の宇宙をいつでも支配するかもしれないが、七贈与過程後に限り、楽園の三位一体の最高代表として統治することができる。第二に、かれは、地域宇宙における独自の、直接の行政実行可能な楽園の三位一体の最大限の権威を代表する特権を切望していた。したがって、各々の宇宙贈与の経験の間、マイケルは、楽園の三位一体の人格の多様な結合におけるさまざまに構成された意志に首尾よく受け入れられるように自ら進んで従属的であった。つまり、最初の贈与に関して、かれは、父、子、精霊の結合意志に従属的であった。第二の贈与は、父と子の意志に。、第三の贈与は、父と精霊の意志に。第四の贈与は、子と精霊の意志に。第五の贈与は、無限の 精霊の意志に。第六の贈与は、永遠なる息子の意志に。ユランチアにおける第七の、最終の贈与の間には、宇宙の父の意志に。

マイケルは、それ故、自分の地域宇宙の創造物の経験と創造者の七重の神性意志を自身の個人の主権に結びつける。このようにマイケルの行政は、全ての意図的な占拠は奪われるが、最大に可能な権力の典型となった。彼の力は、楽園の神格との経験豊かな結合に由来するがゆえに無限である。かれの権限は、宇宙の創造物の姿での実際の経験を通して得たがゆえに、問題とはならない。マイケルの主権は、楽園の神格の七重の観点と時空の生物の観点とを同時に包み込んでいるがゆえに至高である。

最終贈与の時を定め、この驚異的な出来事が起こる惑星を選び出し、マイケルは、ガブリエルと通常の前贈与の協議をし、それから兄であり楽園顧問であるイマヌエルの前に立った。マイケルは、ガブルエルには今までに与えられなかった宇宙行政に関する全権力をイマヌエルの管理にいま託したのであった。そして、マイケルのユランチアにおける具現への出発前に、イマヌエルは、ユランチア贈与の間の宇宙管理を引受け、マイケルがユランチアにおいて人間として間もなく成長する時の、具現の先達となる贈与の助言を伝えに赴いた。

これに関して、マイケルが楽園の父の意志に従い、人間の身体でこの贈与実行を選択したのだという事が、心に留めておかなければならない。宇宙主権獲得という唯一の目的のためにこの具現を果たすにあたり、誰かからの指示を必要とはしていなかったが、創造者の息子は、楽園の神格の多様な意志と協力的な機能にかかわる崇高者の顕示の計画へと乗り出したのであった。このように、しかも、遂に、独自に得られる時、かれの主権は、現に崇高の中で極に達していると同様に、神格の七重の意志に包括的であるはずである。 それゆえ、諸々の楽園の神格とその連携の直接の代表者に前もってに回教授された。そして今、かれは、宇宙なる父に代わり、ネバドンの地域宇宙への楽園の三位一体の大使である日々の和合のものに教えられた。

この強大な創造者の息子の意志の結果、より自発的に自分自身を楽園の神格の意志に従がわせる即座の利点と絶大な代償が、今度は宇宙なる父のそれに、今一度もたらされた。そのような連合的従属をもたらすためのこの決意により、マイケルは、この具現、人間の資質ばかりではなく全ての楽園の父の意志において体験しようとしていた。 そしてさらに、マイケルは、ユランチア贈与のための自分の留守中に、イマヌエルが、楽園の父の全権威において彼の宇宙の行政執行にあたるばかりではなく、超宇宙の日の老いたるものが、全贈与の期間を通して自分の領域内の安全を命じたという慰める情報で、この類い希な贈与を始めることができたのである。

そしてこれが、イマヌエルが七度目の贈与委任を提示した際の背景であった。イマヌエルのこの前贈与委任から、その後のユランチアにおいてナザレのイエス(キリスト・マイケル)となった宇宙君主までの以下の抜粋提示が、私に許された。

1. 第七の贈与の委任

「私の創造者の弟よ、私は、君の七度目の最終的な宇宙贈与を目撃しようとしている。君は、先の六回の委任をなんと忠実に、完壁に実行した。私は、君が最終の主権贈与に意気揚揚であると信じて疑わない。これまで君は、選択した系列の完全に発達した生物として自分の贈与圏にこれまで現れてきた。今、君は、ユランチア、君が選んだ、十分には進化していない生物であるばかりか哀れな赤子である乱れた物騒な惑星へ現れようとしている。これは、我が僚友よ、君にとって新しくかつて試されたことのない体験となるだろう。君は、贈与の全代価を支払おうとしているし、生物の姿をして創造主具現の完全な悟りを体験しようとしている。

自身の以前の各贈与を通して、君は、楽園の神格3名とその神聖の相互連合の意志に沿って任意に自身を被験者と選んできた。崇高者の意志の七段階のうち、君は、先の贈与において楽園父の人格の意志以外は全て自分自身を被体験者としてきた。君が、七贈与を通じて専ら父の意志に完全に従うと決めた今、私は、我々の父の直々の代表者として君の具現の時のために、君の宇宙において無条件の管轄権を引き受ける。

ユランチア贈与の着手にあたり、君は、自らが創出するどんな生物によってでも差し出されるかもしれない援助全ての惑星外からの援助や特別の助力を自発的に退けた。君が創りだしたネバドンの息子らが、自分達の宇宙経歴を通じ、安全指導のために君に全く依存するように、君は、次に起こる君の人間としての経歴において、未だ明かされていない人生の転変の中での安全指導を、今、全く素直に楽園の父に委ねなけらばならない。そして この贈与体験終了時に、君は、地域宇宙の創造者であり父としての君との彼らの近しい関係の一部として修得することを全ての君の創造物に全く変わらず要求するところの信仰-信頼の完全な意味と豊かな意義を実に深く知るであろう。

ユランチア贈与を通して、君は、楽園の父との破られることのない交わりただ一つだけを考慮する必要がある。そして、君の贈与の世界が、さらには君の創造の全ての宇宙が、君の父と私の父、全てのものの宇宙なる父の新しくてより理解できる啓示をみるのは、そのような関係の完成によってである。君の懸念は、それゆえ、ユランチアでの私生活に関わることだけである。権限の自発的な放棄のその瞬間から楽園が承認した宇宙の主権者として我々の元に戻るまで、君が今私に手渡した代理の権利ではなく、それどころか最高権力そして支配権を私の手から受け取るまで、私は、君の宇宙の安全と途切れることのない行政を完全に手際よく効率的に引き受ける。

そこで、いま約束をしている(自分の言葉を忠実に履行するための全楽園の保証であるということをよく承知している) 私には、全てを行なう権限を委ねられているということを君は確信をもって知っているかもしれない。君の自発的な贈与の期間を通して、ネバドンで全ての信仰に関する危険を防止するユヴァーサの日々の老いたるものの指示が丁度私に通知されたことを私、私は発表する。君が意識を引き渡す瞬間から、つまり人間への化身の開始から、即座に君自身の創造と組織化のこの宇宙の崇高で無条件の主権者として我々のところに戻るまで全ネバドンでは重大な事は何も起こり得ない。この贈与での肉体化の間、私は、あなたの留守中ネバドンの宇宙における反逆、またはあえて反乱を扇動しようとするいかなる者の即時の、かつ自動的消滅の処置を無条件で委ねる日々の老いたるものの命令を、私は携えている。弟よ、私の臨場において、またユヴァーサの判決命令により増強される楽園の権威の立場から、 君の宇宙とその全ての忠実な創造物は、君の贈与間、安全を保証されるであろう。君は、一つの考えだけ—君の宇宙の人間に我々の父の強化された顕示—をもって君の使命に赴いてよろしい。

私は、先の各贈与時のように兄である受託人として君の宇宙の管轄での享受者であるということを君に思い出させる。私は、君の名において全ての権威を行使し、全ての力を奮う。私は、楽園の父がそうするように、しかも前述のように君に代わって働けという君の明確な要請通りに勤める。これが、事実であるから、全てのこの委任された権威は、いつでも君が行使するに良いと思うときに再度君のものとなる。君の贈与は、ずっと完全に自発的である。君は、天上の付与なしに人間としてその領域にいるが、全ての返上した力は、再び君自身に宇宙の権限を執ることを選べる。君が、力と権限により復権することを選ぶなら、それは、全く個人的な理由によるものであるということを覚えておきなさい。私は生きた至高な盟約であり、私の立合いと父の意志に沿い、君の宇宙の安全な行政の保証をする。君がサルヴィントンを留守にしている間、ネバドンで3度起こったような反逆は、起こるはずはない。日の老いたるものは、ユランチア贈与の期間、ネバドンの反逆は、直接的で即刻の自滅の種に封じ込められていると布告した。

君が、この最終でしかも並外れた贈与で留守の間中、私は、(ガブリエルの協力で) 君の宇宙の誠実な管理を誓う。そして、神の顕示のこの聖職の引き受けと、完成された人間の理解のこの体験するように君に委任するとき、私は、私の父と君の父のために行動し、君に次のような助言を申し出る。その助言は、君が、肉体での継続的な滞在である神性の奉仕に関し、徐々に自己意識が強くなるにつれ、地上での君の生活において先達となるはずである。

2. 贈与の限界

1.慣習に従い、そしてソナリントンの技術と一致して―楽園の永遠なる息子の委任に応じて―私は、君がまとめ、ガブリエルが私の保護下においた計画と調和して、この人間贈与にあたり即時の登場のためにあらゆる点で準備した。君は、領域の子供としてユランチアで育ち、人間としての教育を終え―始終楽園の父の意志に服して―すでに決心したようにユランチアでの生活を送り、惑星逗留を終え、そして自分の宇宙の最高主権を父から受け取るために父の元への上昇に備えるであろう。

2.双方に付随することではあるのだが、地上における使命と宇宙の啓示は別として、私は、君が、神性の同一性を十分に自己意識をしたうえで、サタニア機構におけるルシファ-の反逆を基本的に終結させるという付加の任務の引受けることを、しかもこの全てを人の息子として行なうことを勧める。このように、領域の必滅の創造物として、父の意志への信仰・従順によって弱点を力強いものに変え、この罪深く不当な反逆の始まりにおいて、君がそのように賦与されているとき、身勝手に繰り返し全力で成し遂げることを拒んできた全てを丁寧に果たすことを提案する。君が、神の息子、君の宇宙の崇高な主権者ならびに人の息子、ユランチアの惑星王子として我々の元に戻るならば、私は、それを君の人間贈与の極致にふさわしいとみなすであろう。ネバドンの知性ある生物の最下級の人間として、カリガスティアとルシファ-の不敬な野望に向かい合い、裁決しなさい。そして、卑しい身分を引き受けている間、堕落した光の子達の恥ずべき詐称の決着を永久につけてしまいなさい。君の創造特権の行使を通して、これらの逆徒の評判を落とすことを断固として拒んできたが、君が創造した最下級生物の姿でこれらの堕落した息子の手から支配力を捩じ取るというのは、今こそふさわしいことである。あなたの全地域宇宙は、公平にみて慈悲があなたに独断的権力でしないように戒めるそれらの事柄を生身の役割で行う君の正義を明らかに、そして永遠に認識するであろう。そして、君は、ネバドンにおける崇高者の主権の可能性を君の贈与で確立し、この業績の認識に関係する時間の大小のずれにもかかわらず、過去の全ての暴動における未裁決事項に実質的に終結をもたらすであろう。この行為により、君の宇宙の未整理の紛争は、実質的には決済するであろう。そして自身の宇宙の至高主権の賦与の後には、君独自の偉大な創造のいかなる部分においてもその主権に対して類似した挑戦は決して繰り返されることはない。

3. 君が、ユランチア離脱の終結に成功した時、疑う余地なくするであろうが、私は、最終の贈与体験である君の宇宙による不変の承認として、ガブリエルからの「ユランチアの惑星王子」の肩書きの贈与の受け入れを助言する。そして、君は、贈与の主旨に一致して、カリガスティアの裏切りと以降のアダムの不履行が、ユランチアにもたらす悲しみと混沌を償う全ての事をさらにすることを勧める。

4. 君の要請に従い、ガブリエルと関係者すべては、一時代の終了、睡眠中の生残者の回生、そして授けられた真実の精霊の配剤の設立をともなって、領域での配剤の判決表明とユランチア贈与の終了を願う君の望みについて協力するであろう。

5. 君が贈与の惑星と君が人間として滞在している間にそこに生きている人間の目前の世代に関して、私は、君に教師の役割で大いに機能するように助言する。まず、人間の精霊的な資質の解放と鼓吹に注目しなさい。次に、陰った人知を照らし、人間の魂を癒し、人心を長年の恐怖から解放しなさい。それから、君の人間としての知恵に従い、生身の兄弟姉妹の身体の福利と物的慰めに仕えなさい。全ての君の宇宙の感化と強化のために理想的な信仰生活を送りなさい。

6. 贈与の惑星において、反逆し分離した者を精神的に解放しなさい。ユランチアで、崇高者の主権にさらに貢献しなさい、そうすることにより、君の独自の創造の幅広い領域の津々浦々にこの主権の設立を拡大する。これ、つまり人の姿での物理的な贈与において、時・空の創造者の最終啓発の経験、つまり楽園の父の意志をもって、人間の資質範囲で働く二元的経験をするところである。有限の創造物の意志と無限の創造者の意志は、ちょうど彼らが、崇高なるものの進化する神格と一体になるように、君の現世の命で一つとなる。君の贈与する惑星に真実の精霊を注ぎ、そうして隔離されたその球体の全ての普通の人間が、すぐに、完全に、我々の楽園の父の分離した存在体、つまりその領域の思考調整者の聖職奉仕に近づき易くしなさい。

7. 贈与の世界で君が行うかもしれない全てにおいて、君の全宇宙の教示と啓発のために生きているのだと常に心掛けなさい。君は、人間化身のこの生涯をユランチアに贈与しているのだが、君は、そのような人生を、行政領域の広大な銀河の一部としてすでに形をなしたか、今なしているか、あるいはこれから形作っていくあらゆる生息界にかつて住み、今存在する、あるいはその最中にあるかもしれない超人的な英知とあらゆる人間の精神鼓舞のためにそのような生活を、今まさに送ろうとしているところである。地球における人の姿での君の一生は、人間のための実例を設定するため、または ユランチアの人間、あるいは他のいかなる世界のどの次世代のために生きるのでもない。むしろユランチアにおけるの肉体の人生は、来たるすべての世代を通して全ネバドン界の全てにとっての人生の示唆となるべきである。

人間化身で実現され体験されるべき君の大いなる使命は、楽園の父の意志を行う、神すなわち君の父を、肉体でしかも取り分け創造物に、明かすということに一心不乱に動機づけられて人生を送るという決心に含まれている。 同時に、君は、新たな昂揚をもって我々の父を全ネバドンの超人間達に、解釈を与える働きをするであろう。人間と超人の型の心に楽園の父の増大された解釈と新しい顕示の使命を携えて、君も、等しく、神に人間の新顕示をするという役目を果たすであろう。全ネバドンではこれまで見られなかった生身での君の一度の短い人生において、生物存在の短い経歴のあいだに、神を知る人間による超越的で達成し得る可能性を示しなさい。そして、ネバドンのすべての超人的な知力あるもののために、また全時代のために、人間とその惑星生活における浮沈にかかわる新しくて啓示的な解釈をもたらしなさい。君は、必滅の肉体に似せてユランチアへ降りて行き、人間として、その時代に、またその世代に生きようとしており、君の宏大な創造の情勢の至高な約束において完成された理想の技を君の全宇宙に示すことができるように機能するであろう。人間を求め、探し当てる神の成就と、神を求め、探し当てる人間の現象。そして相互の満足のためにこれの全てをし、生身での一度の短い生涯人生でこれをするということ。

9. 実際君が、領域の普通の人間となる一方、潜在的には楽園の父の創造者の息子のままでいるということを絶えず心に留めおくように注意する。人の息子として暮らし、立ち振る舞うのであるが、化身の間中ずっと、君独自の神格の創造的な特質は、ソルヴィントンからユランチアまでついていく。その化身を終了するのは、思考調整者の到着後のいつでも君の意志の力の範囲内となる。その調整者の到着と受け入れに先立ち、私は、君の人格の整合性を保証する。だが、調整者の到着後と君の贈与任務の性質と意義に対する漸進的な認識と同時に、人格の臨場からのこれらの属性の不可分であるがゆえに、君の創造者の特権は、人間の人格と結合して留まるであろうという事実を考慮したいかなる超人の達成、業績、または力のための意志の形式化も、君は、慎むべきである。だが、自覚と思慮ある意志の行為により君が、全人格の選択に終わる全面的な決意をしない限り、いかなる超人の反響も、楽園の父の意志は別として地上における君の経歴に寄り添うことはないのである。

3. 更なる勧告と助言

「さて、弟よ。贈与の一般的な行動に関する指導の後、ユランチアへの準備をする君を後にするに当たり、ガブリエルとの協議において達した、そして人間生活のあまり重要でない部分に関し、特定の助言の提示をさせてもらいたい。 我々は更に提案する。

1. 人間の地球での生活の理想の追求において、君の仲間の人々に実践的で即有用ないくつかの事柄の実現と実例にいくらかの気配りをするということ。

2. 家族関係については、彼らが君の贈与の時代と世代に確立されるのを見たように、受入れられた家族生活の慣例を優先にさせなさい。君が現れることに決めた人々の習慣に従って家族生活や共同生活を送りなさい。

3. 社会秩序に対する君の関係において、主に努力を精霊的な蘇生と知的な解放に限ることを助言する。君の時代の経済構造と政治的信条のすべての紛糾を避けなさい。ユランチアでの理想的な信仰生活に一層専念しなさい。

4. いかなる状況下においても、微小なりとも、ユランチア民族の平常で規則正しい漸進的な進化を妨害すべきではない。しかしこの禁止は、肯定的な信仰倫理の恒久の、改善された制度をユランチアにもたらす君の努力を限定するものだと解釈すべきではない。君には、配剤の息子として、世界人類の精霊的で宗教的な地位の向上に関してある種の特権が授けられている。

5. 自分にあったやりかたで、君は、ユランチアで見つかるかもしれない既存の宗教的、精霊的な動勢と行動をともにすべきであるが、組織化された団体、結晶化された宗教、あるいは人間の隔離された倫理集団化の形式的な設立をあらゆる方法で避けることに努めなさい。君の生涯と教えは、全ての宗教と全ての民族の共同財産となろうとしている。

6. 我々は、ユランチアの宗教的信条、あるいは他の型の非進行性の宗教的な忠誠のそのあとに続く偏見的な機構の創造に不必要に貢献しないようにとの目的で、さらに君に忠告する。その惑星に著作を残さないように。後々まで残る材質への全ての書き込みを慎みなさい。仲間に君自身の絵姿や他の摸倣物を製作しないように命じなさい。出発時にその惑星に偶像的な崇拝のおそれのあるものが残されないことを確かめなさい。

7. ありきたりの男性一個人として、その惑星での普通で平均的な社会生活を送る間、君は、まったく尊敬すべきで、かつ君の贈与と一致している結婚関係にはおそらく入らないであろう。だが、ソナリントンの化身の任務の一つは、いかなる惑星にも楽園出身の贈与の息子による人間子孫が残されることを禁じているということを。私は、君に思い出させなければならない。

8. 近づいてくる贈与の他の全ての詳細において、我々は、内住する調整者を導き、人間を先導をする常に居合わせている神性について教え、そして代々の贈与からの拡大する人間の心の理由・判断を君に依託する。創造物と創造者の特質とのそのような交わりというものは、いかなる一世界において(ましてユランチアにおいては)、いかなる世代の一個人によって必ずしも完全だとみなされるばかりでなく、より高度に完成され、また完成されつつある遠く離れた君の宇宙の世界において全く絶大に充実したと評価され、君が我々ために惑星圏において完全な人間生活を送ることを可能にするであろう。

君が我々のもとを去り、人格の意識の放棄を果たした瞬間から、人間の姿に化身した神性同一性の認識を徐々に回復する間、そしてユランチアでの君の贈与経験のすべてを経て、肉体からの解放と父の主権の腹心となるための昇天まで過去の履行において、我々をずっと支えてくれた君の父と私の父が、君の案内をし、支えて、ともにいてくれますように。私が、サルヴィントンで再び会う時、我々は、君自身が創り、仕え、完全に理解をしたこの宇宙の至高で無条件の主権者として君の帰還を歓待する。

君に代わり、今、私は治める。ユランチアでの七度目の人間贈与の間、全ネバドンの代理主権を引き受ける。君に、ガブリエルよ、人の息子そして神の息子として、権力と栄光を携え私の元へ戻されるまで、やがて人の息子になろうとしている者の保護を委託する。そしてガブリエル、マイケルがこのように帰還するまで私が君の主権者である。」

~ ~ ~ ~ ~

ついですぐに、集められた全サルヴィントンを前にして、マイケルは我々のもとから立ち去った。彼が、ユランチアにおける贈与経歴の完了後、至高でしかも直々の宇宙の君主として戻るまで、いつもの場所にマイケルをもう見かけなかった。

4. 化身—二つを一つに

そして、このようにして、創造者の父が、利己的に君主の地位を求め、創造者の息子が、惑わされた宇宙への従属的な創造物の理性的でない忠誠により、勝手に、専制的に権力を維持したという仄めかしに耽けったマイケルの子供というにはあたらない特定の者達は、神の息子が人の息子としてこの時始めたこの献身的な奉仕生活により—常に「楽園の父の意志」に従って—永久に沈黙させられ、困惑させられ、幻滅させられたままになろうとしていた。

しかし、間違えてはいけない。キリスト・マイケルは、実に二重の本源の存在ではあるが、二重人格ではなかった。かれは、人と連携した神ではなく、むしろ人間に化身した神であった。そして、常に確かに結合されたものであった。そのように理解され難い関係において唯一の進歩的な要因というものは、 神であり人間であるというこの事実の進歩的自意識の実現と認識(人の心による)であった。

キリスト・マイケルは、徐々に神になったのではない。イエスの地球人生の幾つかの重要な場面において、神が人になったのではない。イエスは、神であり人間であった—何時でも、さらには今後永久に。そしてこの神とこの人間は、ちょうど三存在体である楽園の三位一体が、実際には一つの神格であるように、一つであったし、今そうである。

マイケルの贈与の至高な精霊的な目的が、神の顕示を強化することであった事実を決して見失ってはならない。

ユランチアの人間は、奇跡的な事柄に対し様々な概念を持っているが、地域宇宙の住民である我々には、奇跡は数が少なく、これらの中でも群をぬいて興味深いものは、楽園の息子の化身での贈与である。君の世界における、またそこへの神性の息子の明らかに自然の過程での出現を、我々は、奇跡—我々の理解を超越した普遍的な法則の作用—とみなす。 ナザレのイエスは奇跡の人であった。

この驚異的な体験の全てを通じて、あるいはその中で、父なる神は、いつも通り自分自身を表示することを選んだ—いつもの方法で—普通で、自然で、頼れる神のやり方で。

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