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論文 51 惑星のアダーム系

論文 51

惑星のアダーム系

原始人が惑星王子の配剤時代中に自然的進化の発展の限界に至ると、生物上のこの到達は、そのような世界への生体改善者である息子の資格の第二系列の派遣を体制君主に合図する。これらの子孫、というのも2名—物質の息子と娘—がおり、惑星においては通常アダームとハヴァーとして知られている。サターニアの最初の物質の息子は、アダームであり、生体、生物、改善者として体制世界に行くもの達は、常にその特異な系列のこの1番目の、また最初の息子という名をもつ。

これらの子孫は、生息界への創造者たる息子の物質的な贈り物である。それらは、そのような一球体の進化過程において惑星王子と共に任務の惑星に留まる。そのような冒険は、惑星王子のいる世界においては大した危険はないが、そのような任務は、精霊的支配者不在の領域や惑星間の情報伝達が阻まれているような背教の惑星においては危険をはらんでいる。

あなたは、サターニアと他の体制のすべての世界におけるこれらの息子の仕事に関してすべてを知ることを望めないとはいえ、他の論文では、ジェルーセムの生物上の改善者の部隊からユランチアの人種を高揚するために来たアダームとハヴァーの興味深い1組の生涯と経験についてより完全に表現されている。あなたの生来の人種を改良するための理想的計画には失敗があったが、それでもアダームの任務は無駄ではなかった。ユランチアは、アダームとハヴァーの贈り物から測り知れないほどに利を得てきており、またその仲間の間においても天の協議会においても、両者の仕事は完全な損とはみなされていない。

1. 神の物質の息子の起源と性質

物質の、あるいは性をもつ息子と娘は、創造者たる息子の子である。宇宙の母なる精霊は、進化世界の物理的改善者として機能するよう運命づけられているこれらの存在体の生産には参加しない。

息子関係の物質系列は、地方宇宙全体において一様ではない。創造者たる息子は、各地方体制におけるこれらの存在体の1対だけを生産する。起源となるこれらの対は、各体制の生活様式に調和されており、現実にはさまざまである。これは、必要な対策であり、さもなければ、アダーム系の再生潜在力は、どれか特定の体制の世界の発展している必滅の存在体のそれとは機能しないであろう。ユランチアに来たアダームとハヴァーは、物質の息子の中のサターニア起源の1対の流れを組んでいる。

物質の息子は、2.4メートルから3.0メートルと背丈が異なり、身体は光り輝くスミレの色合いでまぶしいほどである。物質の肉体全体には血液が循環するとともに、神性エネルギーで満たされ、天の光で浸されている。これらの物質の息子(アダーム系)と物質の娘(ハヴァー系)は、生殖の特徴と一定の化学贈与において異なるのみで、互いに同等である。それらは、同等であるが異なる男性と女性であり—従って相補的で—ほとんどすべての任務において1対で働くよう考案されている。

物質の息子は、二重の栄養摂取に恵まれている。物質の息子は、まるで領域の物理的存在体がするように物質化されたエネルギーを摂取し、一方その不滅の存在は、ある種の持久する宇宙エネルギーの直接的、かつ自動的取入れにより完全に維持されており、種類と組織において実に二元的である。物質の息子は、何らかの配属任務に失敗したならば、または意識的に、そして故意に造反したならば、息子のこの系列は、光と生命の宇宙の根源とのつながりから切られ、孤立するようになる。その上に、息子のこの系列は、配属の世界における物質的生活進路を取るよう運命づけられ、裁決のために宇宙の行政長官に目を向けざるを得なく、実際に物質存在体になる。物質的な死は、やがてそのような不幸で賢明でない物質の息子か娘の惑星経歴を終わらせるであろう。

最初の、つまり直接に創造されたアダームとハヴァーは、ちょうど地方宇宙の息子関係の他のすべての系列のように生来の資質により不滅であるが、不死の可能性の縮小は、両者の息子や娘らの特性を示す。この最初の1組は、無条件の不死を自分達の産み出した息子と娘に伝えることはできない。両者の子孫は、継続する生涯を精霊の心の重力回路との壊れない知的共時性に依存している。サターニア体制の始まり以来、13名の惑星アダームと責任ある地位の681,204名が反逆と不履行に陥った。これらの背信のほとんどが、ルーキフェレーンスの反逆時点で起きた。

思考調整者を有してはいないとはいえ、物質の息子が、体制首都の永久公民として生活しながら進化する惑星への下降使節を務めている時でさえ、調整者内住と楽園上昇経歴のための経験的能力を獲得するのは、他ならぬこれらの働きを通してである。これらの特異で素晴らしく役に立つ存在体は、精霊世界と物理世界との結合輪である。それらは、体制本部に集結され、そこで領域の物質の公民として繁殖し、生き続け、その領域から進化の世界に派遣される。

息子関係の物質的系列は、惑星活動の他方の創造された息子とは異なり、元来、ユランチアの住民のような物質の創造物の目に見えないわけではない。生物学上の向上のこの役割は、通常、惑星アダーム系の子孫の手に落ちるのだが、神のこれらの息子は、可視であり、理解可能であり、さらに、実際に時間の創造物との交流ができ、時間の創造物との生殖さえ可能である。

どのアダームとハヴァーの忠誠な子らも、ジェルーセムにおいては不死であるが、進化の惑星の到着後に生殖された物質の息子と娘の子らは、自然死を免がれない。これらの息子が進化世界での再生機能のために再物質化されると、生命移転手段における変化が起こる。生命運搬者は、惑星のアダームとハヴァーから不死の息子と娘を生み出す力を計画的に奪う。もし彼らが履行しないならば、惑星任務中のアダームとハヴァーは、無期限に生き続けることができるが、その子供らは、一定制限内に後の各世代毎の寿命の減少を経験する。

2. 惑星のアダーム系の輸送

別の生息界が、物理的発展の絶頂に達したという報道の受理に応じ、体制君主は、物質の息子と娘の部隊を体制首都に召集する。そして、そのような進化世界の必要性についての議論に続き、志願者集団からの2名—物質の息子の上級部隊のアダームとハヴァーの1名ずつ—が、冒険着手のために、すなわち熾天使化に先立つ深い睡眠につき、関連業務に携わる自分の惑星から新しい機会と新しい危険の新領域へ輸送されるために、選抜される。

アダーム達とハヴァー達は、半物質の創造物であり、従って熾天使による輸送は可能ではない。それらは、任務世界への輸送のために熾天使化されるには体制首都における非物質化を受けなければならない。輸送熾天使は、それらが熾天使化され、その結果、空間を経て一つの世界または、体制から他方への輸送を可能にするように物質の息子と他の半物質の存在体における変化をもたらすことができる。標準時でおよそ3日間が、この輸送準備に費やされ、熾天使の輸送旅行終了の到着時にそのような非物質化された創造物を通常の生命に戻すには生命運搬者の協力を要する。

ジェルーセムから進化世界への輸送に向けアダーム系に準備させるこの非物質化手段がある一方で、全体の惑星が空にされない限り、つまり、そのような場合は、救済可能な全人口のために非物質化手段の非常時の導入がとられない限り、そのような世界からそれらを取り除く何の相当手段もない。何らかの物理的大変動が、前進する人種の惑星居住を運命づけるならば、メルキゼデク系と生命運搬者が、すべての生存者のために非物質化の手段を導入するであろうし、これらの存在体は、熾天使の輸送により自らの継続する生活のために用意された新世界へ運び去られるであろう。人類の進化は、空間世界で一旦開始されると、その惑星の物理的生存の如何にかかわらず全く単独で進行しなければならないが、1名の惑星アダームが、またはハヴァーが、進化の時代に自らの選んだ世界を去るということは別に意図されてはいない。

物質の息子と娘は、惑星の目的地到着に際し、生命運搬者の指示に基づき再物質化される。この全工程は、ユランチア時間の10日から28日間かかる。熾天使の微睡みの無意識状態は、この再構築の全期間にわたって続く。これらの物質の息子と娘は、物理的有機体の再組み立てが完成されると、ちょうどジェルーセムにおいて非物質化を受ける前のように、事実上、自分達の新しい家に、そして新しい世界に立っている。

3. アダーム系の使命

生息界において物質の息子と娘は、さっそく自身の子供らに補助され、自身の家を園に建てる。通常、園の用地は惑星王子により選択されてきており、有体の部下は、準備作業の大半をより高度の人種の型の多くのものの助けをかりてする。

これらのエデンの園は、星座首都であるエデンチアに敬意を表し、またいと高きものの父の本部世界の植物の壮大さを模範としている理由からそう命名されている。通常、そのような園の家は、人目につかない区域や亜熱帯に位置する。それらは、平均的世界の素晴らしい創造である。あなたは、ユランチアの中止になっているそのような仕事の開発についての断片的報告に基づくのでは、これらの美しい文化の中心地について何も判じ得ない。

惑星のアダームとハヴァーは、潜在的には、人類への物理的恩恵の最大限の贈り物である。取り込まれたそのような1対の主要な働きは、時間の子供を増やし向上させることである。しかし、園の人々と世界の人々の間には、直接的異種交配はない。何世代もの間、アダームとハヴァーは、自身の系列の強い人種を増やす一方、進化する人間からは、生物学上、隔離されたままでいる。これが、生息界の紫色人種の源である。

惑星王子とその部下は、人種向上のための計画を準備され、アダームとハヴァーが実行する。そして、これが、あなたの物質の息子とその仲間が、ユランチアに到着した際に多大な不利な立場に置かれた点である。カリガスティアは、アダーム系任務に対し、狡猾で、しかも功を奏する反対をした。そして、ユランチアのメルキゼデクの受信者らは、反抗的な惑星王子の臨場に内在する惑星の危険に関し、アダームとハヴァーの両者に正しく警告しておいたにもかかわらず、この大反逆者は、奸知にたけた計略により、エデンの1対の裏をかき、あなたの世界の目に見える支配者としてのそれらの信託統治の契約違反へと二人を罠にかけた。反逆の惑星王子は、あなたのアダームとハヴァーを危うくすることには成功したが、ルーキフェレーンスの反逆への巻き込みは未遂に終わった。

惑星の助手である天使の第5系列は、世界冒険における惑星アダーム系に常に同伴し、アダーム系の任務に配置される。初期の職務部隊は、通常、およそ10万名である。ユランチアのアダームとハヴァーの仕事が、時期尚早に開始されたとき、つまり、定められた計画から逸れたとき、不届きな行為に関し彼らに諌言したのは園の声の中の1名の熾天使であった。この出来事についてのあなたの物語は、あなたの惑星の伝統が、超自然であるものすべてを主なる神に帰する傾向にある風習をよく例証している。これがために、ユランチア人は、父のすべての仲間と部下の言葉と行為が、一般的に父のせいであると考えられたので宇宙なる父の本質に関し、しばしば混乱するようになった。アダームとハヴァーの場合、園の天使は、そのとき任務についていた惑星の助手の長以外の何者でもなかった。この熾天使ソロニアは、神性の計画の不成功を宣言し、メルキゼデク系受信者のユランチアへの復帰を要求した。

第二次中間被創造者は、アダーム派遣団に固有である。惑星王子の有体の部下と同様、物質の息子と娘の子孫は2系列:有体の子供と中間被創造者の二次系列に属する。物質ではあるが通常目に見えない惑星のこれらの活動者は、文明の進歩へとよく貢献し、また社会的発展と精霊的進歩の転覆を図るかもしれない反抗的少数の従属活動にさえよく貢献する。

二次中間者は、惑星王子の到着時代近くから始まる第一系列と混同されてはならない。ユランチアでは、これらの早期の中間被創造者の大部分が、カリガスティアと反逆に入り、五旬節以来、拘禁されている。惑星の行政に忠誠でなかったアダーム系集団の多くのものが、同様に拘禁されている。

忠誠な第一系列と第二系列次の中間者は、五旬節の日、自発の結合を達成し、以来ずっと1単位体として世界業務において機能してきた。彼らは、2集団から交互に選ばれる忠誠な中間者の指導力の下に働く。

あなたの世界には、息子の4系列が訪れてきた。惑星王子のカリガスティア、神の物質の息子のアダームとハヴァー、アブラハムの時代の「シャレイムの賢人」メルキゼデクのマキヴェンタ、そして、楽園の贈与の息子として来たキリスト・ミカエル。ネバドン宇宙の最高支配者であるミカエルが、忠誠で効率的な惑星王子と熱心で上首尾の物質の息子に、贈与の息子の一生の仕事と任務を充実させるために多くのことができたであろう両者に、喜んであなたの世界に迎えられていたならば、いかほどまでに効果的で美しかったことであろうか。だが、すべての世界が、ユランチア同様それほどまでに不幸であったわけではなく、惑星アダームの任務もつねに非常に困難でも危険でもなかった。彼らは、成功しているとき、偉大な民族の発展に貢献し、そのような世界が光と生命に落ち着く時代へと惑星業務の目に見える首脳として続けていく。

4. 進化する6人種

生息界の初期の優勢人種は、赤色人種であり、通常、人間の初達段階に最初に達するものである。赤色人種は、惑星の先輩人種ではあるが、人間出現時代においては次にくる有色民族が、非常に早く出現し始める。

より初期の人種は、後の人種よりいくらか優れている。赤色人種は、藍色—黒色—人種のはるかに上に立つ。生命運搬者は、初期の、または赤色人種に対する生活エネルギーの完全なる贈与を授け、しかも人間の明確な1集団の続いておこる進化の各顕現は、最初の授与を犠牲にした変化を示している。ユランチアにおいては予期せぬ巨大性の傾向が、緑色民族と橙色民族の間に現れたとはいえ、人間の身長ですら赤色人種から藍色人種では低下する傾向にある。

進化の6人種すべてのいる世界における優勢民族は、1番目、3番目、5番目の—赤色、黄色、青色人種である。その結果、進化の人種は、知的成長と精霊的発達能力において、2番目、4番目、6番目に対し交互に、やや少な目に授けられている。これらの二次的人種は、ある種の世界においては見当たらない民族である。それらは、他の多くの世界においては絶滅したものである。混合された「白色人種」に存続することを除いては、優れた青色人種をそれほどまでに大きく失ったということは、ユランチアの不幸である。橙色と緑色の血統の損失は、それほど重大な関心事ではない。

有色の6人種—または3人種—は、赤色人種の本来の資性を低下させているようであるが、人間の型におけるある種の非常に望ましい変化を供給し、また、さまざまの人間の可能性の別の方法では達成できない表現を提供する。これらの変更は、もしそれらが取り込まれたアダーム系か紫色人種によってその後向上されるとすれば、全体としては人類の進歩に有益である。合併についてのこの通常の計画は、ユランチアにおいては広く実行されなかったし、また人種進化の計画実行のこの失敗は、これらの民族の生息界における状態に関するあなたの世界の初期の人種の残り、面影、の観測でのあなたの理解を不可能にする。

人種の進化の初期における赤色人種、黄色人種、および青色人種には軽度の雑交の傾向がある。橙色人種、緑色人種、藍色人種にも同様の混合傾向がある。

通常、より遅れている人間は、より進んでいる人種により労働者として使われる。これは、初期の時代における惑星での奴隷制度の起源を説明する。橙色人種は、通常赤色人に抑えられており、使用人の身分へと落とされる—時として滅ぼされる。黄色人種と赤色人種は、しばしば親しく交わるが、いつもではない。黄色人種は、通常緑色人種を奴隷にするが、青色人種は、藍色人種を征服する。原始人のこれらの人種は、ユランチア人が、牛馬の売買について考えないのと同様に、強制労働における遅れた仲間の奉仕の利用について考えてはいない。

精神薄弱者と社会的犯罪者は、しばしば非自発的労働をいまだに強制されてはいるものの、非自発的隷属は、ほとんどの正常世界において惑星王子の配剤時代を乗り切りはしない。しかし、すべての標準的球体では、この種の原始の奴隷制度は、取り込まれた紫色、またはアダーム系人種の到着直後に廃止される。

これらの進化の6人種は、アダーム系改善者の子孫との混交、により混合、混成され、高揚されるよう運命づけられている。しかし劣者と不適格者は、これらの民族が混合される以前におおむね排除される。惑星王子と物質の息子は、他の適当な惑星当局と共に、再生血統への適性を判断する。ユランチアにおけるそのような基本予定を実行する困難は、あなたの世界の人種の個人の生物上の適性、あるいは不適性を伝える有能な裁判官の不在にある。この障害にもかかわらず、あなたは、より著しく不適性で欠陥があり、堕落しかつ非社交的である血統の生物上の村八分に同意しなければならないようである。

5. 人種的混交—アダーム系血統の贈与

惑星アダームと惑星ハヴァーの生息界到着に際し、それらは、知力ある存在体の人種に改良をもたらす最良の方法に関し上司の完全な指導を受けた。手順についての計画は一定ではない。多くは、務めを果たす二人の判断に任せられ、誤りは、特にユランチアのような無秩序で謀反の世界においては珍しくない。

通常、紫色民族は、自らの集団が100万以上になるまでは惑星原住者との混交を始めない。しかし、そうこうしているうちにも、惑星王子の部下は、神の子らが、まるで人類と1つになるために下りてきたと宣言する。人々は、優れた人種的血統に属するとエデンの園に進むことを許され、そこで資格を得た者達が新しい、混合された人類系列の進化の父母としてアダームの息子と娘に選ばれると発表されるその日をしきりと楽しみにしている。

惑星のアダームとハヴァーは、正常世界において決して進化する人種とは性的結合しない。生物改善のこの仕事は、アダーム系子孫の任務である。しかしこれらのアダーム系は、人種間には出て行かない。王子の部下は、アダーム系子孫との自発的性的結合のために優れた男女をエデンの園に連れて来る。そして、ほとんどの世界においては、園の息子や娘との性的結合候補者として選ばれることを最高の名誉とみなされる。

人種戦争と他の部族闘争は、初めて減少し、いっぽう世界の人種は、園への入園資格と認識を得るためにますます努力をする。あなたは、いかにしてこの競争的闘争が、標準的惑星に全活動の中心を占めるにいたるかについてせいぜい実に貧弱な考えしか持つことができない。人種改良のこの計画全体は、ユランチアにおいては早くに壊れている。

紫色人種は、一夫一婦主義の民族であり、またアダーム系の息子と娘と結合するすべての進化する男性、あるいは女性は他の仲間を取らず、単一の性的結合を自己の子供に教えることを誓う。それぞれの結合の子供らは、惑星王子の学校において教育され訓練されており、次には、進化する親の人種に行き、そこで優れた人間の選択された集団内での結婚が許される。

物質の息子のこの血統が、世界の進化する人種に加えられるとき、発展的進歩の新しくより素晴らしい時代が開始される。取り入れられた能力と超進化の特色であるこの生殖力の流出に続き、文明と人種の発展における急速な一連の進歩が続く。10万年間に、100万年の前の苦闘におけるよりもはるかな進歩が見られる。あなたの世界では、定められた計画の失敗に直面してさえ、アダームの生命原形質の民族への贈り物以来、大きな進歩があった。

しかし、惑星のエデンの園の純系の子らが、自身を進化する人種の優れた構成員に贈与し、その結果、人類の生物上の水準が向上できる一方で、ユランチアのより高度の人間の血統にとっては下級の人種との性的結合は、有益とはならないであろう。そのような分別のない手段はあなたの世界の文明すべてを危険にさらすであろう。アダーム系の方法により人種調和に達成しなかったので、あなたは今、他の、しかも主に人間の適合と制御の方法によって人種改良にかかわる惑星問題を解決しなければならない。

6. エーデン体制

エ-デンの園は、生息界の大半にずば抜けた文化的中心として残存し、時代時代に、惑星上の行為、運営、と慣用の社会的模範として機能し続ける。紫色民族が比較的、互いに、隔離されている初期においてさえ、彼らの学校は、世界人種の中から適した候補を受け入れており、一方、園の産業開発は、通商の新経路を開く。このようにして、アダーム系とハヴァー系とその子孫は、文化の突然の広がりと、自身の世界の進化的人種の急速な飛躍的な向上に貢献するのである。これらの関係のすべてが、進化する人種とアダームの息子達との混交により増大され、封じられている。生物の状態の即座の向上をもたらし、知的可能性、潜在性を速め、精霊的感受性を増進し、進化する人種とアダームの息子達との混交により増大され、そして、封がされる。

標準的世界における紫色人種の園の本部は、惑星王子の本部都市と共に世界文化の2番目の中心地となり、文明発展ための模範を示す。何世紀ものあいだ、惑星王子の都市本部の学校とアダームとハヴァーの園の学校は、同時代に存在する。それらは、通常、それほど離れてはおらず、調和的協力で共に働いている。

3万7千年間間断なく機能してきた偉大な惑星の文化の大学が、文明世界の中心が、レヴァント地方のどこかにあったならば、それがあなたの世界では何を意味するかということを考えてみなさい。そして、その伝統が、50万年の統合的進化の影響のもつ蓄積力を揮う別の、より古い天の聖職活動本部が、あまり遠方に位置していなかったならば、そのような古代の中心でさえ道徳的権威が、いかに強化されていたであろうかと再度、止まって考えなさい。エデンの理想をついには一つの世界全体に広げることは、慣例なのである。

惑星王子の学校は、主に哲学、宗教、倫理、およびより高度の知的かつ芸術的業績に関係がある。アダームとハヴァーの園の学校は、通常、実用的技術、基本的な知的訓練、社会的文化、経済開発、貿易関係、物的効率、および民政に向けられる。これらの世界の中心地は、やがては合併されるが、この実際の提携は、時として最初の権威の息子の時代まで起こらない。

惑星のアダームとハヴァーの継続的存在は、紫色人種の純系の母体と共に、無視できない伝統の力と、合わせて1世界の文明に作用するようにエデン文化へのその成長の安定性を与える。我々は、これらの不滅の物質の息子と娘に、永遠の創造者と最も低い有限の時間の人格の間のほとんど無限の湾に橋渡しをし、人に神を接続する最後で不可欠の輪に遭遇する。ここには、物理的かつ物質的である高い起源の存在体がおり、ユランチアの人間のような性をもつ創造物さえいる。物質の息子と娘は、精霊存在体の下級系列のすべてを見ることができるので、存在体の目には見えない惑星王子を見、また領域の人間に惑星王子について説明することができる。彼らは、可視でもあり不可視でもある惑星王子とその全体の部下をありありと心に描く。

この同じ物質の息子と娘は、何世紀もの経過とともに人類との子孫の混交を経て、人類の共通の先祖として、進化の人種の今は混合された子孫の共通の両親として受け入れられるようになった。生息界から始める人間が、7名の父を認識する経験を持つことが意図されている。

1.生物の父—生身の父

2. 領域の父—惑星アダーム

3. 球体の父—体制君主

4. いと高きものである父—星座の父

5. 宇宙の父—創造者たる息子と局部創造の最高支配者

6. 超たる父—超宇宙を治める日の老いたるもの

7. 精霊の父、あるいはハヴォーナの父--楽園に住まい、宇宙の中の宇宙に生息する下級創造物の心の中に生きて働くために自分の精霊を贈与する宇宙なる父。

7. 連合管理

楽園のアヴォナルの息子は、訴訟のために折に触れ生息界に来るが、権威ある任務で到着する最初のアヴォナルは、時間と空間の進化する世界の第4の配剤時代を開始する。この権威の息子は、一般に受け入れられる幾つかの惑星には1時代の間留まる。その結果、惑星は、3名の息子: 惑星王子、物質の息子、権威の息子の共同支配下に繁栄する。後者2名は、領域の全住民には可視。

最初の権威の息子は、正常な進化の世界におけるその任務完遂前に、惑星王子と物質の息子の教育上と管理上の仕事の統一を達成してきた。惑星の二元的な指揮のこの合併は、世界運営の新たで有効な秩序をもたらす。権威の息子の退職の際、惑星アダームは、球体の外向きへの指導を担う。物質の息子と娘は、こうして光と生命の時代における世界の定着まで惑星の管理者として共同で務める。するとすぐ、惑星王子は、惑星君主の地位に登用される。アダームとハヴァーは、高度な発展のこの時代に賛美された領域の連合首相と呼べれるかもしれないものになる。

発展世界の新しくて統合された首都が確立されるやいなや、有能な下位の管理者が、できるだけ早く相応に訓練され、副首都が、遠隔の陸地に、そして異なる民族の中に設立される。配剤時代の別の息子の到着前に、これらの50から100の副都心が組織されてしまうことであろう。

惑星王子とその部下は、依然として精霊的、哲学的な活動の領域の発展を助ける。アダームとハヴァーは、領域の物理的、科学的、経済状態に特別の注意を払う。両集団は、等しく芸術、社会的関係、および知的業績の促進に全力を注ぐ。

惑星活動の立派な管理は、世界情勢の第5の配剤時代開始までに達成された。そのようなよく管理された球体の人間存在は、実に刺激的、かつ有益である。また、ユランチア人は、もしそのような惑星における人生を観測できさえしたならば、すぐに自分達の世界が悪を擁し、反逆への参加を経て失ってしまったそれらの価値を正く認識したことであろうに。

[予備軍団の第二ラノナンデク系の息子による提示]