本セクションは、大天使ガブリエルの権威によって活動する小銀河団の一つであるネバドンの後援を受けています。
地方宇宙は、マイケルの楽園系列の創造者たる息子の業によるものである。それは、それぞれが、100の棲息界の体制を抱き込 む100の星座を構成する。各体制は、やがては1,000程の棲息圏を包含するであろう。
時間と空間のこれらの宇宙は、すべて進化的である。楽園の マイケルの創造的計画は、常に物理的で、知的で、精霊的であり、またそのような地方宇宙を包括する圏にある様々な系列に生息する多種多様の創造物のゆるやかな進展と累進的発展の道に沿って進む。
ユランチアは、その主権者がネバドンの神-人間である、すなわちナザレのイエススでありサルヴィントンのマイケルである地方宇宙に属する。そして、この地方宇宙のためのマイケルの全計画は、イエススが空間の最高の冒険に乗り出す前に楽園の三位一体により全面的に承認された。
神の息子達は、自身の創造者活動領域を選んでもよいのだが、これらの物質的創造は、そもそも宇宙の楽園の建築者達により考案され計画された。
前宇宙の空間-根源力と根本的エネルギーの操作は楽園の主たる根源力の組織者の仕事である。しかし、超宇宙の領域においては、生まれつつあるエネルギーが地方の、あるいは線的重力に反応し始めると、楽園の主たる根源力の組織者は、関係する超宇宙の力の責任者を優先させて退く。
力の管理者は、単独で地方宇宙の創造段階の物質以前の、力の後の局面において機能する。力の責任者が、出現しつつある宇宙のために物質的な基礎—文字通りの太陽と物質的球体—を供給するために十分に空間-エネルギーの動員に効果をもたらすまでは、創造者たる息子には宇宙組織を始める機会は何もない。
地方宇宙はすべて、物理的規模において大いに異なり、その時々に目に見える物質内容は様々であるかもしれないが、ほぼ同じエネルギーの可能性をもつ。地方宇宙への力の補充と可能な物質の授与は、創造者たる息子の活動はもとより力の管理者とその前任者の操作により、また創造者たる息子の創造的な仲間によって保持される固有の物理制御の授与によって決定される。
地方宇宙エネルギー補充は、その超宇宙の力の授与のおよそ1/100,000である。あなたの地方宇宙であるネバドンの場合、質量の物質化は、 取るに足りないほどである。物理的に言って、ネバドンは、オーヴォントンの地方創造のいずれにおいても見られるエネルギーと物質の物理的授与のすべてを所有している。ネバドン宇宙の開発拡大にける唯一の物理的制限は、総合体としての宇宙機構の関連する力と人格の重力支配により閉じ込められる空間エネルギーの量的補充にある。
エネルギー物質が、質量物質化の一定局面に達すると、楽園の創造者たる息子は、無限の精霊の創造の娘に伴われてその場面に現れる。創造者たる息子の到着と時を同じくして、作業が、考案された地方宇宙の本部世界になる建築球圏で始められる。そのような局部的創造が展開する長い期間、太陽は、安定し始め、惑星は、その軌道を形成し弧を描いて回り、一方星座本部と体制首都の役割を果たすことになる建築世界創設の作業が続く。順番
創造者たる息子には、第三根源と中枢に起源をとる力の管理者と他の存在が先行する。あなたの創造者たる息子であるマイケルは、あらかじめこのようにして組織化された空間のエネルギーからネバドンの宇宙の棲息領域を確立し、以来ずっとその管理にきめ細かに専念してきた。これらの神性の息子は、前存在エネルギーから目に見える物質を具体化し、動物を考案し、そして無限の精霊の宇宙臨場の協力で精霊人格のさまざまの部下を創造する。
創造者たる息子のずっと以前、宇宙組織の予備の物理的作業においてこれらの力の管理者とエネルギー制御者達は、当初組織し回路にのせたそれらのエネルギーの関連する支配に永久に留まり、この宇宙なる息子との素晴らしい繋がりで後に役目を果たす。サルヴィントンでは、この地方宇宙の最初の形成において協同した同じ100の力の中心部が、あなたの創造者たる息子と共にいま機能している。
物理的創造の完成されたネバドンでの最初の活動は、その衛星とともに本部世界機構に、すなわちサルヴィントンの建築圏においてであった。力の中心部と物理支配者の初期の移動時からサルヴィントンの完成された球体の生きているものの到着までには、あなたの現惑星時間でのわずかに10億年以上が介在した。考案された星座の100の本部世界の創造と考案された地方宇宙の惑星支配と行政の1万の本部圏の創造が、各建築衛星と共にサルヴィントンの建設直後に続いた。そのような建築世界は、モロンチア、あるいは存在体の過渡期の段階はもとより物理的人格と精霊的人格の双方に対応するように設計されている。作られている
ネバドンの本部であるサルヴィントンは、地方宇宙の正確なエネルギー物質の中心に位置する。しかし大きい体系は、その物理的中心に存在しているものの、あなたの地方宇宙は、単独の天文体系ではない。
サルヴィントンは、ネバドンのマイケルの個人的本部であるが、いつもそこに見つけられるというわけではない。あなたの地方宇宙の円滑な機能は、もはや首都圏での創造者たる息子の定着的臨場を必要としないが、これは、物理的組織の以前においてはそうではなかった。創造者たる息子は、十分なエネルギーが物質の相互誘引により互いが釣り合うように種々の回路と機構を可能にできる具体化により領域の重力安定化に効果をもたらすそのような時まで自分の本部世界を去ることができない。創造者たる息子は、十分なエネルギーの物質化が、種々の回路と機構を物質の相互誘引により互いの釣り合いが可能にする領域の重力安定化に効果をもたらすそのような時まで自分の本部世界を去ることはできない。
やがて宇宙の物理的計画は完成され、創造者たる息子は、創造の精霊と関連して生命創造の自己の計画を実行する。するとすぐに、無限の精霊のこの提示は、明確な創造的人格としての彼女の宇宙機能の機動にはいるのである。この最初の創造的行為が系統立てられ執行されるとき、同一性のこの初期の創造的概念と神性の理想の人格化である輝く明星が突如として出現する。これは、創造者たる息子の個人的な仲間であり、神性の属性が著しく制限されるものの性格のすべての局面において創造者たる息子のような宇宙の最高責任者である。
さて、創造者たる息子の片腕となる助手と最高責任者が与えられ、広大で素晴らしい異なる創造物の配列の誕生が続く。地方宇宙の息子と娘が現れつつあり、その後間もなく宇宙の最高協議会から星座の父と地方体系—意志をもつ被創造物の人間の様々な人種の家となるよう設計されるそれらの世界の集合体--の君主へと広がるそのような創造の政府が設置される。そして、これらの世界のそれぞれが、惑星王子により統括されるであろう。
次いで、創造者たる息子は、これほどまでにそのような宇宙が完全に組織化され、要員が十分に配置されると、人間を自分と父の神格の姿に創造するという父の提案を実行し始めるのである。
惑星居住の組織化は、この宇宙が、オーヴォントンの星と惑星の領域の実に若い一団であるが故に、ネバドンでは今なお進行中である。最後の登録でネバドンには384万101の居住惑星があり、またあなたの世界の地方体系であるサタニアは、他の体系を大いに代表するものである。
サタニアは、一定の物理的体系ではなく単一の天体単位でも組織でもない。その619の居住世界は、500以上の異なる物理的体系に位置する。そのうちの5体系のみが、3個以上の棲息界をもち、その内の1つだけが人の住まう4個の惑星を持ち、一方2つの居住世界を持つのは、46体系である。
棲息界のサタニア系は、ユヴァーサと7番目の超宇宙の物理の、あるいは天文の中心として機能するその大なる太陽集団からは遠くに取り外されている。それは、サタニア本部のジェルーセムから銀河密集状態の直径のはるかかなたのオーヴォントンにある超宇宙の物理的中心部へは20万光年以上ある。サタニアは地方宇宙の外周にあり、ネバドンは、現在オーヴォントンのはずれのかなり外側にある。棲息界の一番はずれの体系から超宇宙の中心へは、25万光年足らずである。
ネバドンの宇宙は、現在オーヴォントンの超宇宙回路の遠く南東に揺動する。最近接の宇宙は次の通りである。アヴァロン、ヘンセロン、サンセロン、ポータロン、ウォルヴェリング、ファノヴィング、アルヴォリング。
それにしても、地方宇宙の発展は、長きにわたる物語である。超宇宙を扱う論文は、この主題を紹介し、地方創造を扱うこの部分の論文は、それを続け、その後に続く論文は、ユランチアの歴史と将来の目標に触れて物語を終える。しかし、あなたは、かつてあなた自身の進化する世界において人間の姿でのその生活を送ったような創造者たる息子に関する人生と教えの物語の精読によってのみ、そのような地方創造の人間の将来の目標を適切に理解できるのである。
時間と空間の物理的体系は、元来はすべて進化的である。それらは、各超宇宙の定着回路にのせるまで物理的にさえ安定していない。地方宇宙は、拡大と開発の物理的可能性が消耗するまで、その上、そのすべての棲息界の精霊の地位が永遠に治まり安定するまで光と生命の中に定着はしない。
時間と空間の物理的体系は、起源においてはすべて進化的である。それらはそれぞれの超宇宙の定着回路にのせるまで物理的にさえ安定していない。地方宇宙は、拡大と開発の物理的可能性が消耗するまで、その上、そのすべての棲息界の精霊の地位が永遠に治まり、安定するまで、光と生命の中に定着しない。
完全性は、中央宇宙の中以外では進歩的到達である。我々は、主要な創造においては完全性の型を持っているが、他のすべての領域では、それらの特定の世界か宇宙の前進のために確立された方法によりその完全性に到達しなければならない。そして、ほとんどの無限の多様性は、各地方宇宙の組織、発展、矯正の教授、加えて、定着に向けて創造者たる息子の計画を特徴づける。
あらゆる地方宇宙は、父の神格の臨場を除き、ある意味において、中央の行政組織、あるいは型創造の複製である。宇宙なる父は、居住宇宙に自ら臨場してはいるものの、時間と空間の人間の魂と共に文字通りの意味で住んでいるようにはその宇宙に起源をもつ存在体の心には宿らない。広範囲の創造の精霊的活動の調整と規則には、すべて賢明な補償があるように思える。父は、中央宇宙においてはそのようなものとして個人的に臨場しているが、完全なその創造の子供の心には不在である。空間の宇宙においては、君主たる息子が、代理を努めており、父本人は、不在である。その間、父は、これらの意志をもつ被創造物の心に住まう神秘訓戒者の前人格の臨場が精霊的に代理を努め、人間の子供達の心に親密に臨場する。
宇宙なる父の人格的臨場を除く自己充足的権威と行政自治をもつすべての創造者と創造的人格が、地方宇宙の本部に住んでいる。地方宇宙には、宇宙なる父を除く中央宇宙に存在する全階級の知的存在体の何者かについて、また何者かの何かについての発見がある。宇宙なる父は、地方宇宙には自らは臨場していないとはいえ、直接には創造者たる息子、神の先の代理人、後には主権を有する最高の、君主たる支配者が、その代理を務める。
我々が生命の段階を下方に行けば行くほど、目には見えない父の居場所の信仰の目による識別は、ますます困難になる。下等の被創造物には、—時としては高等の人格でさえ—創造者たる息子の中に宇宙なる父を常に認識することは難しいと分かる。精霊的高揚の時を待つ間、発達の完全化が神に直接に会うことを可能にするとき、下等の被創造物は、次第に疲れてきて、精霊上の疑問をいだき、混乱に陥り、こうして時間と宇宙の進歩的な精霊の目的から自分自身を隔離する。彼らは、このように創造者たる息子をじっくり見ているときに父に会う能力を失う。父に至る長い葛藤を通じての生物のための最も確かな防衛は、生来の状態がそのような到達を不可能にするこの時、その息子の中の父の臨場の真実-事実に粘り強く掴まることである。父と息子は、文字通りにも比喩的にも、精霊的にも人格的にも一つである。これは事実である。創造者たる息子を見たものは父を見たということ。
ある宇宙の人格は、最初は、神格への関係の度合に比例してのみ安定し信頼できる。生物起源が、最初の神性の根源からかなり遠のくと、我々が神の息子、あるいは無限の精霊に属する奉仕活動の被創造物に対応しているか否かに関係なく、不調和、混乱、時には反逆—罪—の可能性が増大する。
神格起源の完全な存在体は例外として、超宇宙の意志をもつすべての被創造物は、下等の状態に始まり上向きに登る、事実上は内へと進化の本質をもつものである。非常に精霊的な人格でさえ、生活から生活へと、世界から世界へと向上的移動による生命の段階を昇り続ける。神秘訓戒者を歓待する者の場合は、その精霊的上昇と宇宙到達の可能な高さには、実に何の限界もない。
時間の生物の完成とは、遂に達成されるとき、完全に修得というもの、正真正銘の人格所有というものである。恩恵の要素は、自由に混合しているとは言うものの、創造物到達は、個々の努力と実際の生活、すなわち既存環境への人格反応の結果である。
動物進化の起源の事実は、それが意志をもつ有限の知的創造物の2つの基本的な型の1つを産する排他的方法であるので、宇宙の観点からすればいかなる人格にも汚名を着せない。完全性と永遠の高みに達するとき、人生の低部に始まり、そして嬉々として、ぐるぐると、生命のはしごを登る者の、また、栄光の絶頂に達するとき、人生の底部から天辺までのあらゆる局面に関わる実際の知識を具体化する個人的経験を積む者のなお一層の栄誉である。
創造者の知恵は、すべてに示されているのである。すべての人間を完全なものにすること、自らの神の言葉によって完全性を伝えることは、宇宙なる父にとって同じく簡単であろう。しかし、それは、長くゆるやかな内部への潜り込みに付随する冒険と鍛練からの素晴らしい経験、つまり幸運にも生活のどん底から始める者によってのみ積まれる経験を奪うであろう。
ハヴォーナを取り囲む宇宙においては、生命の進化段階にいる上昇者向けの模範教師の案内者の需要に合致する数の完全な被創造物だけを有する。進化の型の人格の経験的本質は、楽園-ハヴォーナ創造物のつねに完全な本質がもつ、の、宇宙の自然な補足物である。現実には、完全な創造物と完成された創造物の両者は、有限全体の点では不完全である。しかし両者の型は、進化的宇宙から上昇する経験的には完成された終局者との楽園-ハヴォーナ体系の実存的には完全な創造物の補完的関係において固有の限界からの解放を見い出し、その結果、創造物の究極の地位における高尚な高みへの到達を共同で試みるかもしれない。
創造物のこれらの処置は、七重の神格の中の活動と反応であり、そこでは、楽園三位一体の永遠の神性が、崇高なるものの力の実現化の中において、それにより、またそれを介しての時空間宇宙の崇高な創造者の発展する神性と結合される。
神のように完全な創造物と完成された進化的創造物は、神性の可能性の度合いにおいては等しいが、本質的に異なる。それぞれが、奉仕の崇高性に達するために他方に頼らなければならない。進化的超宇宙は、上昇する公民のための最終訓練を提供するために完全なハヴォーナに頼るが、完全な中央宇宙もまたその下降する居住者の完全な進化に備えるために完成する超宇宙の臨場を必要とするのである。
有限現実の2つの主要な顕現は、すなわち先天の完全性と進化された完全性は、人格か宇宙であるかにかかわらず、調和し、依存し、統合している。それぞれが、機能、奉仕、将来の目標の完成を遂げるためにもう一方を必要とする。
宇宙なる父は、それほどまでに自分自身と力の多くを他者へ委任したという理由で、神格の協力関係につらなる沈黙の、あるいは不活発な成員であるという考えを抱いてはいけない。人格の領域と調整者の贈与は別として、宇宙なる父は、極力永遠の目的遂行を果たすために神格等位者、自分の息子、および多数の創造された有識者に許すそれに明らかに楽園の神格の中で最も積極的でないのである。対等の、あるいは従属の仲間のいずれもが、できることを決してしないという理由においてのみ、創造的な三つ組の中の沈黙の一員である。
神は、あらゆる知的な生物の機能と経験の必要性に十分に理解があり、それゆえあらゆる状況において、宇宙の目標に関するものであろうと、被創造物の中の最下級にある者達の福祉に関するものであろうと、本質的に自分と任意の宇宙状況または創造的な出来事の間にきら星のようにいる創造物の人格と創造者の人格を支持して活動から退く。しかし、この退役、すなわち無限の調整のこの提示にもかかわらず、神としては、これらの定められた媒体と人格により、そしてそれらを通じてのこれらの出来事における実際の、文字通りの、そして個人的な参加がある。父は、広範囲にわたる自分の全創造の福祉のためにこれらの全回路のにおいて働いている。
宇宙なる父は、地方宇宙の政策、運営、行政に関して創造者たる息子の人の中にあって行動する。息子と神の相互関係において、第三根源と中枢内の人格の集団の関連性において、または人間といったような他のいかなる創造物との関係において、—宇宙なる父は、そのような関連性に決して介入しない。創造者たる息子の法、星座の父、体制君主、惑星王子の規則、—その宇宙のために定められた方針と手順—は、常に優先する。権威にいかなる分割もない。神性の力とその目的に、決して相反の働きはない。複数の神格には、完全で不変の合意がある。
創造者たる息子は、倫理的関連性、すなわち他のどのような階級への創造物のいかなる分割関係、またはいかなる任意の集団中の2名あるいはそれ以上の個人の関係の全ての問題において統治する。だが、そのような計画は、宇宙なる父が自身の方法で介入しないかもしれないということを意味しないし、その個人の現在の状態か将来の見通しに関し、また父の永遠の計画と無限の目的に関し全創造の中のいかなる個々の生物とともに神の心を喜ばせるものは何でもしないということを意味しない。
意志をもつ必滅の創造物の中の父は、前人格の自分の精霊である内住する調整者に実際に臨場する。そして父もまた意志をもつそのような必滅の創造物の人格の源である。
宇宙なる父の贈与であるこれらの調整者は、かなり孤立しており、人間の心に宿るはするが、地方創造の倫理的問題には識別し得る何のつながりもない。それらは、熾天使の奉仕とも、また体制、星座、地方宇宙の行政とも、意志が自分の宇宙の最高の法である創造者たる息子の規則にさえ直接連携していない。
内住する調整者は、無限も同然の創造物と接触する神の別の、しかも統一された形態の1つである。人間には見えない神は、その臨場を明らかにし、またそうできれば、さらに他の方法で我々に自分を見せるであろうが、そのような更なる顕示は、神としてはありえない。
我々は、息子が自分の管轄の宇宙にかかわる親密かつ完全な知識を享受することにより機構を見て理解できる。我々には、神がそれほどまでに完全に、また直に宇宙の中の宇宙に精通しているその方法を完全に理解できないとはいえ、我々は、宇宙なる父が、自らの膨大な創造の存在体に関する情報を受け、またそれに自己の臨場を示すことができる手段に気づくことができる。父は、人格回路を通して認識する—直接的認識がある—全宇宙の全創造の全体制における全存在体の考えや行為について。我々は、子供との神の親交のこの方法を完全に理解できるわけではないが、「主は自分の子供を知る」ということ、我々各自の「生まれた場所に気づく」ということを確信して元気づけられることができる。
宇宙なる父は、あなたの宇宙の中とあなたの心の中に、精霊的立場から言って、主たる7精霊の1名によって、特に人間の心の深層に住まい、働き、待っている神性の調整者によって臨場している。
神は、自己中心の人格ではない。父は、自由に自分の創造と創造物に自身を分配する。神は、神格ばかりにではなく神らしく行ない得る全行為をゆだねるその息子の中にもまた生きて行動する。宇宙なる父は、実に別の存在が実行できるあらゆる機能を自ら剥ぎ取った。これは、地方宇宙本部において神の代理で統治する創造者たる息子と同様にちょうど人間についても当てはまる。こうして、我々は宇宙なる父の理想的で無限の愛の仕事を見る。
我々は、神自身のこの普遍の贈与の中に父の神性の本質の重要性とその度量の両者についての十分な裏付けを得る。もし神が、宇宙創造に何にせよ自分を与えずにいたならば、その結果、その残留物の中から領域の人間に思考調整者を、つまり永遠に続く命の人間の候補者にとても我慢強く宿る時間の神秘訓戒者を、余りあるほどの寛大さで贈与する。
宇宙なる父は、言うなれば、人格所有と精霊的可能な到達において全創造を豊かにするために自分自身を注ぎ出した。我々が、神に似ることができるように我々に神自身を与え、他の全てをこのように投げ出してしまうほどの愛のためにそれらのものの維持に必要な自らの力と栄光を留めおいた。
偉大で栄光ある目的が、空間を通過する宇宙の行進にはある。あなたの人間としての戦いのすべてが、空しいわけではない。我々は皆、計り知れない計画、巨大な事業の一部であり、それは、いかなる時も、またいかなる一生涯においてもその大部分を見ることは不可能である仕事の巨大さである。我々全員は、神が監督し成し遂げている永遠の事業の一部である。驚異で普遍的な全体構造は、空間を第一根源と中枢の無限の考えと永遠の目的の韻律ある音楽へと厳然として移動する。
永遠の神の永遠の目標は、高い精霊的理想である。時間の出来事と物質的存在の闘いは、他方への、すなわち精霊の現実と崇高な生活の約束の地に橋渡しをする一時的な足場である。もちろん、あなた方死すべき者には、永遠の目標についての考えを理解することは難しいと思う。あなたには実際、決して何か始まっていないもの、また決して終わっていないものである永遠という考えを理解することができない。あなたにとってすべての馴染み深いものには、終わりというものがある。
我々には、個々の人生、領域の持続時間、あるいは関連する一連の出来事の年表に関し、孤立する時間の広がりを扱っているように思えるであろう。すべてには、始めと終わりがあるように思える。そして連続的に配列されるとき、そのような一連の経験、生活、時代、紀元は、一直線、すなわち永遠の無限の顔の向こう側に一瞬にきらいて孤立する時間の出来事を構成するように見えるであろう。このすべてを我々が裏面から見るとき、より包括的視点、より完全な理解というものは、永遠の根本的目的と基本的な反応との時間の相互作用を適切に明らかにするにはそのような説明は不十分であり、纏まりがなく、完全に相入れないということを暗示している。
私には、人間の心への説明の目的のために、周期としての永遠と、無限の円つまり一時的物質の時間の周期と何らかの方法で同時進行させる永遠の周期としての永遠の目的を考え合わせることが、より当然に思える。我々には、永遠の循環と接続された時間の領域に関しては、また、その部分の形成に関しては、ちょうど時間の世界の一時的な生命が、生まれ、生き、死ぬのと同様に、そのような一時的新時代が、生まれ、生き、死ぬという認識を迫られる。ほとんどの人間は、調整者融合の精霊段階の到達に失敗して死ぬので、死の著しい変化が、時間の枷と物質的創造の拘束を回避できる唯一可能な手順を構成し、その結果永遠の躍進的進行で精霊的歩みをとることを可能にされる。あなたは、時間と物質生活の試練の人生を乗り切った後、永遠と、部分としての永遠とさえ接触し続け、永遠の時代の回路の周りで空間の世界とともに揺り動き続けることが可能となる。
時間の領域は、人間の姿での人格の閃きのようなものである。時間の領域は、しばらくの間現れ、次には人間からは見えなくなり、永遠の回路の周りでの絶え間ない振りのより高度の生命の新しい俳優として、また連続する要素として再び現れる。宇宙なる父の中央の居住地域の周りの広大で、引き伸ばされた円を移動する範囲を定められた宇宙に永遠を一直線と思い描くことは、我々の信念に照らしてみて、決してできない。
率直に言って、永遠は、時間の有限の心にとっては不可解である。あなたは、断じてそれを把握することはできない。それを理解することはできない。私は完全にそれを心に描くというわけではないし、もしそうしたとしても自分の概念を人間の心に伝えることは不可能であろう。にもかかわらず、私は、我々の観点の幾分かを描くために、永遠であるものについての我々の理解する幾分かをあなたに伝えるために最善をつくしてきた。私は、無限の本質と永遠の重要性をもつこれらの価値に関するあなたの考えの結晶化においてあなたを支援するための努力をしている。
神の心にはすべての広大な領域のあらゆる創造物を抱く計画があり、この計画は、限りのない機会、無制限の進歩、無限の生命の永遠の目的である。そして、そのような無比の経歴の宝物は、努力するあなたのものである。
永遠の目標が、前途にある。神性到達の冒険が、あなたの前に横たわっている。完全に向けての競争は、進行中である。望むものは誰でも参加でき、また確かな勝利というものが、信用と信頼の競争において走る一歩一歩を内住する調整者の先導と全ての人間に思う存分注いできた宇宙なる息子のその良い精霊の指導に頼るすべての人間の努力に栄誉で報いるであろう。
[一時的にネバドンの最高会議に配属され、サルヴィントンのガブリエルによりこの任務に充当された強力な使者による提示]
宇宙なる父は、間違いなく広大な創造を統治する一方で、創造者たる息子の人格を通し地方宇宙行政において機能する。父は、別の方法では地方宇宙の行政問題には個人的に機能しない。これらの事柄は、創造者たる息子、地方宇宙の母なる精霊、それに様々の子供に委ねられる。地方宇宙に関わる計画、方針、行政活動においては、行政権はガブリエルに、司法権は星座の父、体制君主、惑星王子に委譲するこの息子により精霊の同僚とともに、立てられ執行される。
我々の創造者たる息子は、宇宙なる父と永遠なる息子に同時起源をもつ611,121番目の無限の同一性の独創的概念からくる人格化である。ネバドンのマイケルは、神性と無限のこの611,121番目の宇宙概念を人格化する「一人息子」である。マイケルの本部は、サルヴィントンの光の三重大邸宅にある。この居住施設は、マイケルが、知的な生物存在の全三相:精霊、モロンチア、物質の三相の生活経験をしたことからそのように定められている。マイケルは、ユランチアにおける7番目の、また最終的贈与に関連づけられる名前ゆえに時としてキリスト・マイケルとして言及される。
創造者たる息子は、永遠なる息子、すなわち宇宙なる父と無限の精霊の実存的楽園の仲間ではない。ネバドンのマイケルは、楽園の三位一体の成員ではない。とは言うものの、我々の主たる息子は、永遠なる息子自身が、実際にサルヴィントンで提示し、ネバドンで機能している神性の属性と力のすべてを自分の領域で所有している。動詞の形永遠なる息子を人格化するばかりではなく、この地方宇宙に、またその中において宇宙なる父の人格臨場を完全に表し実際に具体化するので、マイケルには付加的力と権威さえある。マイケルは、父-息子の代理さえする。これらの関係は、創造者たる息子を進化する宇宙の直接行政の能力と未熟な被創造体との人格接触の能力をもつ神性の全存在体の中で最も強力で、万能の、そして、影響力のあるものにする。
創造者たる息子は、楽園の永遠なる息子が、もし自らサルヴィントンに居合わせたならば発揮するであろう精霊的に引き付ける同じ力を、またそれ以上の力を、精霊の引力を地方宇宙の本部から発揮している。この宇宙なる息子はネバドン宇宙への宇宙なる父の人格化である。創造者たる息子は、楽園の父-息子の精霊の力のための人格集中所である。創造者たる息子は、七重の神に属する時間-空間の強力な属性の最終的な力-人格の焦点化である。
創造者たる息子は、宇宙なる父の代理者の人格化であり、永遠なる息子の神性調和であり、無限の精霊の創造的な仲間である。君主たる息子は、我々の宇宙とそのすべての棲息界にとり、つまりすべての実用的な意図と目的にとり神である。君主たる息子は、発達する人間が英明に理解できる楽園の神格のすべてを人格化する。この息子とその精霊の仲間は、あなたの創造者の両親である。あなたにとりマイケル、創造者たる息子は、最高の人格である。あなたにとり永遠なる息子—無限の神格の人格は、超崇高である。
我々には、もし宇宙なる父と永遠なる息子の両者が、サルヴィントンに居合わせネバドンの宇宙行政に従事していたならば、そうであるのとまさに同程度に強力かつ効率的である情け深い支配者と神性の親を創造者たる息子がいる。
創造者たる息子についての観察は、何らかの特徴はより父に類似し、または息子に類似しており、一方他のものはそれぞれ両方の無限の両親の混合であることを明らかにする。創造者たる息子は、とても明確に永遠なる息子により類似する特色と属性を表している。
マイケルは、この地方宇宙の組織化を選び、現在、ここに君臨している。その人格的な力は、楽園に中心化する実在前の重力回路により、また人格の消滅に関する全最終的行政裁決の超宇宙政府の日の老いたるもの側への留保により制限される。人格は父の唯一の贈与ではあるが、創造者たる息子は、永遠なる息子の承認を得て、創造物の新意匠を開始し、精霊の仲間の労働協力を経て、エネルギー-物質の新変化を試みるかもしれない。
マイケルは、ネバドンの地方宇宙への、またその中での楽園の父-息子の人格化である。したがって、創造の母なる精霊が、つまり無限の精霊の地方宇宙の代表者が、ユランチアでのキリスト・マイケルの最終贈与からの帰還の際に属し、主たる息子は、これにより「天と地のすべての力 」に対する司法権を取得した。
地方宇宙の創造者たる息子への神性聖職者の従属は、これらの主たる息子を有限的に父、息子、精霊の神格の顕現可能の人格の宝庫にし、一方、マイケルの創造物贈与の経験が、崇高なるものの経験的神性を描写する。宇宙の他のいかなる存在も、このように、有限の現在の経験の可能性を自らが使い果たすことはないし、宇宙の他のいかなる存在も単独主権のためのそのような資格をもたない。
マイケルの本部は、サルヴィントン、すなわちネバドンの首都に正式に位置しており、マイケルは、星座、体系本部、それに個々の惑星さえも訪問して時間の多くを過ごす。定期的に楽園への、また老いたるものと共に助言を与えるユヴァーサへは頻繁に旅をする。サルヴィントンから遠国いるときは、ガブリエルが、交代し、ガブリエルは、その際ネバドン宇宙の摂政として機能する
無限の精霊は、全時空間に全体的に浸透しつつ、創造者たる息子との創造的協力方法により人格の完全な特質を取得する特殊な焦点化として各地方宇宙の本部から機能する。地方宇宙に関しては、創造者たる息子の行政権限は、最高である。無限の精霊は、神性聖職者として完全に協力はするものの全く同等である。
サルヴィントンの宇宙の母なる精霊は、すなわち、ネバドンの統制と行政におけるマイケルの提携者は、崇高な精霊の第6集団に属し、その611,121番目である。楽園任務からの解放に際しマイケルへの同伴を志願し、以来ずっと、マイケルの宇宙創造と統治において共に機能してきた。
主たる創造者たる息子は、自身の宇宙の個人的主権者であるが、その行政の全細部にわたり、宇宙なる精霊は、息子との共同管理者である。精霊は、主権者として支配者として息子をつねに認めているが、息子は、つねに領域の全業務において精霊の調和的位置と権威の平等を与える。愛と生命贈与の自分の仕事の全てにおいて創造者たる息子は、つねに賢明で絶えず忠実な宇宙なる精霊により、加えて天使の人格の様々な全随員により、いつも、その上、完全に支持され、また有能な助力を受けてきた。そのような神性聖職者は、実は精霊と精霊の人格の母であり、耐えず臨場し、創造者たる息子のすべてに賢明な助言者であり、楽園の無限の精霊の忠実で本物の顕現である。
息子は、自分の地方宇宙において父として機能する。精霊は、必滅の創造物が理解するであろうように、常に息子を補助し、いつまでも宇宙行政に不可欠の母の役割を演じる。息子とその同伴の息子は、反乱に直面の際、救出者として機能することができる。精霊は、決して反逆への異義を唱えたり割拠の引き受けはできないが、悪で汚れたり罪が主流となる世界において政府を安定させ権威を是認する努力での経験を要求されるかもしれない万事において息子を常に支えるのである。息子のみが、その共同創造作業を回復できるのだが、どの息子も、神性聖職者の絶え間ない協力と彼女の精霊助力者の、つまりそれほどまでに忠実に勇敢に人間の福祉と神性の両親の栄光を求めて闘う神の娘達の巨大集団の会合なくしては最終的成功の期待はできない。
創造者たる息子の7番目の、そして最終的創造物贈与の完了時、神性聖職者にとっての断続的な孤立の不安が終わり、息子の宇宙助力者は、永遠に確実さと支配の点で定着するようになる。宇宙なる精霊が、軍勢を召集する前に、息子への従属の公的、かつ宇宙規模の承認を最初にしたのは、主たる息子としての創造者たる息子の即位、記念祭の真っ最中である。この出来事は、ユランチア贈与後のサルヴィントンへのマイケルの帰還時にネバドンであった。極めて重要なこの出来事以前には、宇宙なる精霊は、決して宇宙なる息子への従属を承認したことはなく、また精霊による権力と権威のこの自発的放棄後まで、「天においても地においても一切の権威をその手に委ねられた」とは息子について正直に宣言できなかった。
ネバドンのマイケルは、創造の母なる精霊による従属のこの誓約後、宇宙の自身の領域の精霊共同支配者を構成し、すべての創造物が、息子にしなければならなかったように精霊への忠誠をも要求し、精霊の仲間への自身の永遠の依存を堂々と承認した。そこで、最終的な「対等性の宣言」をし、旅立った。マイケルは、この地方宇宙の主権者であったが資性、息子は、人格の資性と神格の特徴の属性のすべてにおける自身と精霊との対等性の事実を世界に発表した。これは、空間世界の下級の生物ですらの家族組織と政府のための並み外れた原型となる。これこそが、じつに自発的結婚の家族と人間の慣例の高い理想である。
父と母が、息子と娘の家族を見守り尽くすのとほぼ同様に、息子と精霊は、いま宇宙を統括している。宇宙なる精霊を創造者たる息子の創造の仲間と呼んだり、領域の創造物を彼らの息子と娘と見なすことは、全く不適切であるというわけではない—巨大で素晴らしい家族にもかかわらず、明かされていない責任と終わりのない世話の1つ。
息子は、宇宙の子らの一部の創造を始め、一方、精霊は、同じこの母なる精霊の指示と指導下で活動し奉仕する数多くの精霊人格体制を存在にいたらしめる責任を担う。宇宙人格の他の創造においては、息子と精霊の双方がともに機能し、いかなる創造的行為においても、一方は、もう一方の助言と承認なしでは何もしない。
輝く明星は、創造者たる息子と無限の精霊の地方宇宙の顕現により着想された自己同一性の最初の概念の人格化であり、人格の最初の理想の人格化である。創造関係の絆における創造者たる息子と母なる精霊の結合前の地方宇宙の初期に戻り、多才な息子と娘のいる家族の創始前へと戻り、これらの2神のこの初期の、しかも自由なつながりの最初の活動が、息子と精霊の最高位の精霊人格の創造、輝く明星をもたらす。
唯一英知と威厳のそのような存在が、各地方宇宙において実を結ぶ。宇宙なる父と永遠なる息子は、自分たちと等しい神性に、をもつ無制限の数の息子を創造することができ、事実そうする。しかし、無限の精霊の娘と一体のそのような息子は、自分たちに似た、しかも結合された双方の特質を自由に取り入れてはいるものの両者の創造的特権はもたない輝く明星を各宇宙に一名しか創造できない。神の属性はかなり制限されているとはいえ、サルヴィントンのガブリエルは、神性特質においては宇宙の息子に似ている。
前例のない多能さと想像を絶する明敏さの存在である新宇宙の両親のこの長子は、いずれの祖先にも明らかには見られない多くの素晴らしい特性を持つ特異な人格である。この崇高な人格は、精霊の創作への想像力と結合した息子の神性意志を抱擁する。輝く明星の考えと行為は、創造者たる息子と創造の精霊の両者を常に十分に表現するであろう。そのような存在は、精霊の熾天使の軍勢と意志をもつ物質的進化的創造物の双方の幅広い理解、そして同情的な接触もできる。
輝く明星は創造者ではないが、創造者たる息子の個人の行政代表をする素晴らしい行政者である。創造と生命の分与は別として、息子と精霊は、ガブリエルの臨場なしには重要な宇宙の手順を決して協議しない。
サルヴィントンのガブリエルは、ネバドン宇宙の主要な執行者であり、その行政に関係する全行政要求の決定者である。この宇宙の執行者は、その仕事のために完全な授与で創造されたが、我々の局部的創造の成長と発展に沿って経験を重ねた。
ガブリエルは、地方宇宙の無人格の問題に関連する超宇宙の使命、委任統治のための最高執行責任者である。日の老いたるものの判決が下された集団裁決と天啓後の復活に関するほとんどの問題は、ガブリエルとその配下に実行が委任される。それ故、ガブリエルは、超宇宙支配者達と地方宇宙支配者達双方の統合最高責任者である。ガブリエルには、命令により特別な仕事のために編成され、進化する人間には明かされていない行政補佐官の有能な軍団がある。ガブリエルは、これらの補佐官に加えネバドンで機能する天の存在体の体制のありとあらゆるものを採用できるし、「天界の軍勢」—天の軍勢—の最高司令官でもある。
ガブリエルとその配下は、教師ではない。それらは行政者である。それらは、マイケルが創造物贈与での肉体授与時を除いては、その定期の仕事から決して離れるということはなかった。ガブリエルは、そのような贈与の間、肉体を与えられた息子の意志にずっと付き添っており、日々の和合のものの協力を得て、後の贈与の期間宇宙問題の実際の指導者となった。ガブリエルは、マイケルの人間の贈与以来ユランチアの歴史と発展と密接に関係してきた。
人間は、贈与世界での、また一般復活の点呼と特別復活の点呼での出会いは別として、地方宇宙での上昇の間、地方宇宙の創造の行政業務に就任させられるまでガブリエルにめったに遭遇しない。あなたは、いかなる体制、あるいは階級の行政者であろうとも、ガブリエルの指揮下に入るであろう。
三位一体起源の人格の行政は、超宇宙の政府と共に終わる。地方宇宙は、二重の監督、つまり父母概念の始まりによって特徴付けられる。宇宙なる父は、創造者たる息子である。宇宙なる母は、神性聖職者、つまり地方宇宙の創造の精霊である。あらゆる地方宇宙が、しかしながら、 中央宇宙と楽園からの一定の人格の臨場の恩恵に浴している。ネバドンのこの楽園集団の首脳には、楽園三位一体の大使がいる。サルヴィントンのイマヌエル—ネバドンの地方宇宙に配属された日々の和合のもの。また、ある意味でこの高位の三位一体の息子は、創造者たる息子の宮廷への宇宙なる父の個人的代理人である。したがって、その名は、イマヌエル。
サルヴィントンのイマヌエル、三位一体の崇高なる人格の第6体系61万1,121号は、全生物の崇拝と敬愛を拒否するほどまでに崇高な威厳と見事な謙遜の存在体である。イマヌエルは、弟マイケルへの従属をかつて承認したことがないネバドンにおける唯一の人格である特色をもつ。君主たる息子に対する助言者として機能するが、要求に応じての助言を与えるに過ぎない。創造者たる息子の不在に際しては、宇宙のいかなる高等協議会を取り仕切るかもしれないが、要望に応じる以外には宇宙の執行業務への参加はしないであろう。
ネバドンへの楽園のこの大使は、地方宇宙政府の司法権の対象にはない。この大使は、関係する同胞、すなわち星座本部で役目を果たす日々の忠実なるものの指揮の場合をは除いては、発展する地方宇宙の執行業務における正式の司法権もまた行使しない。
日々の忠実なるものは、日々の和合のものと同様求められない限りは決して星座の支配者への助言の申し出、もしくは援助提供をしない。星座へのこれらの楽園大使は、地方宇宙の顧問役で機能する三位一体の定置の息子の最後の個人的臨場を表す。星座は、地方体制よりも密接に超宇宙行政に関係づけられ、専ら地方宇宙出身の人格により管理される。
ガブリエルは、ネバドンの最高責任者であり実際の管理者である。マイケルのサルヴィントン不在は、宇宙業務の秩序正しい処理を決して妨げるものではない。楽園におけるオーヴォントンの主たる息子の再合同の任務で最近起きたように、ガブリエルは、マイケル不在中の宇宙の摂政である。ガブリエルは、こうした時にいつも重大問題のすべてに関しサルヴィントンのイマヌエルの助言を求める。
父メルキゼデクは、ガブリエルの最初の補佐である。輝く明星がサルヴィントンを不在にするとき、その職責は、このメルキゼデクの第一の息子が担う。
宇宙の様々な副次的行政には、割り当てられたある種の特別の責任範囲がある。一般に、体制政府は、その惑星の福利に従事するものの、特に生き物の肉体状態に、すなわち生物問題に関心がある。言い替えると、星座の支配者は、異なる惑星と体制に広く行き渡る社会的、政治的状態への特別な注意を向ける。星座の政府は、主に統一と安定化に影響を及ぼす。宇宙支配者は、それより上では領域の精霊の状態により専念している。
大使は、司法の法令によって任命され他の宇宙に宇宙を代表する。領事は、互いへの、また宇宙本部への星座の代表である。それらは、政令によって任命され、地方宇宙の境界内に限って機能する。観察者は、体制君主の執行令により他の体制と星座の首都にその体制の代表を委託され、それらもまた、地方宇宙の境界内に限って機能する。
放送は、サルヴィントンから星座本部、体制本部、個々の惑星に同時に流される。天の高度の存在体の体系は、宇宙に点在する仲間との意思の疏通のためのこの設備を利用できる。宇宙放送は、それぞれの精霊状態にかかわらず全棲息界に及ぶ。精霊隔離下にあるそれらの世界だけが、惑星の相互通信を拒否される。
星座放送は、星座の父の首長により星座本部から定期的に流される。
時間は、サルヴィントンの存在体の特別集団によって数えられ、計算され、修正される。ネバドンの標準日は、ユランチア時間の18日間と2分半に等しい。ネバドンの年は、ユヴァーサ回路と関連する宇宙運動時間部分から成り、宇宙標準時間の100日間、ユランチア時間のおよそ5年に等しい。
サルヴィントンから放送されるネバドン時間は、この地方宇宙の全星座と体制のための基準である。各星座は、ネバドン時間によりその業務を行うが、体制は、個々の惑星がするように自身の年表を保持する。
ジェルーセムで計算されるサタニアにおける一日は、ユランチア時間の3日間にほんの少し(1時間4分15秒)足りない。これらの時間は、一般的にはサルヴィントン、あるいは宇宙時間、そしてサタニア、あるいは体制時間として知られている。標準時は、宇宙時間である。
主たる息子、マイケルは、ただ3つの事柄:創造、維持、奉仕活動に最高に関心がある。宇宙司法の作業には個人的には参加しない。創造者は、自らの創造物を決して裁かない。それは、高等の訓練と実際の生物経験をもつ創造物の唯一の機能である。
ネバドンの全司法機構は、ガブリエルの監督下にある。サルヴィントンにある最高裁判所は、宇宙の一般的問題と体制の裁決機関から来る上訴事例とに従事する。これらの宇宙立法府には70の裁判所があり、しかも7分割にされ、それぞれに10部門で機能する。裁決の全ての問題においては完全である祖先の1名の裁判官と上昇経験の1名の行政判事から成る複合裁判官が主宰する。
司法権の点では、地方宇宙法廷は、次の事柄が制限される。
1. 地方宇宙行政は、創造、発展、維持、奉仕活動に関係する。宇宙裁決機関は、したがって永遠の生死の問題にかかわる事例を決定する権利は拒否される。ユランチアで享受するような自然死には関係ないが、もし存在し続ける、つまり生命不変の権利の裁決問題になるならば、オーヴォントンの裁決機関に送検され、個人に対して決定されるならば、絶滅の全文は、機関を通じて、超政府の支配者の命令にそって実行される。順番も!
2. 息子としての地位と権威を危険にさらす神の地方宇宙の息子の中の誰かの不履行、または背信は、決して息子の裁決機関では裁かれない。そのような考え違いは、即刻超宇宙法廷へ移されるであろう。
3. 精霊的孤立の後にくる地方創造における精霊の完全な親交状態への地方宇宙のいかなる構成部分—例えば地方体制といったような—への再承認の問題は、超宇宙の高等議会による同意を受けなければならない。
サルヴィントンの法廷は、他の全ての問題においては最終的であり最高である。その決定と判決からは、上告も逃げ道もない。
しかしながら、ユランチアで人間の論争が時として不公平に裁かれていると思われるかもしれないが、宇宙において正義と神の公平さは勝利するのである。あなたは、とても秩序ある宇宙に住んでおり、遅かれ早かれ、公正に、慈悲深くさえ扱われることを頼みとすることができる。
ネバドンの本部サルヴィントンには、真の立法府はない。宇宙本部世界は、主に裁決に関係がある。地方宇宙の立法議会は、100の星座の本部に設置されている。体制は、主に地方創造の執行と行政の仕事に関係がある。体制君主とその仲間は、星座支配者の立法命令を実施し、宇宙の高等裁判所の司法の法令を執行する。
真の律法が宇宙本部で制定されていない一方で、サルヴィントンでは、さまざまな状況報告と研究議会が、それぞれの範囲と目的を踏まえていろいろに構成され、機能している。幾つかは、永久的であり、他のものは、それぞれの目的達成時に解体する。
地方宇宙の最高協議会は、各体制からの3名と各星座からの7名で構成される。孤立する体制にはこの議会における代表はいないが、そのすべての審議に出席し、研究する観察者を送ることが許されている。
100の最高制裁協議会もまたサルヴィントンに置かれている。この協議会の議長は、ガブリエルの直接機能する内閣を構成する。
宇宙の高等諮問機関の全調査結果は、サルヴィントン司法機関か星座の立法議会のいずれかに送検される。これらの高等協議会は、自分達の推薦を実施する権威も力も持たない。それらの忠告が、宇宙の基本法則に基づくならば、ネバドンの法廷は、そこで執行裁定を公布するであろう。しかし、推薦が、地方あるいは非常時の状況と関係があるならば、審議制定のために星座の立法議会へと、また執行のために体制当局へと下方へ伝えられなければならない。これらの高等協議会は、実際には宇宙の超立法府であるが、制定の権威なしに、しかも執行力なしに機能する。
我々は、「法廷」と「議会」に置き換えて宇宙行政のことを話すとはいえ、これらの精霊の相互作用は、ユランチアのより原始的で物質的な活動に相当する名前を示すものとは非常に異なるということが理解されるべきである。
〔ネバドンの大天使の長官による提示〕
創造者たる息子が、宇宙なる父と永遠なる息子により人格化され、次には無限の精霊が、この創造者たる息子に空間の領域へ同伴し、そこで、まずは物理的組織、続いて新たに企画された宇宙の創造と被創造生物への奉仕活動における自分の相方として新しく特異な自身の再提示を個別化する。
創造の精霊は、物理的現実と精神的現実の双方に反応する。創造者たる息子もそうする。こうして両者は、時間と空間の地方宇宙行政において対等であり結合している。
これらの娘の精霊は、無限の精霊の本質からなるが、物理的創造と精霊の奉仕活動において同時に機能することはできない。宇宙なる精霊は、物理的創造において物理的現実の具体化を開始するが、宇宙の息子は、型を提供する。息子は、力の設計において作動するが、精霊はこ、れらのエネルギー創造を物理的実体に変える。無限の精霊のこの初期の宇宙臨場を人格として描くことは、やや困難ではあるが、とは言うものの創造者たる息子にとり精霊共同者は、個人的であり異なる個人としていつも機能してきた。
次は新たに組織された宇宙に生命が放たれるというマイケルの息子の声明文が、星と惑星群の物理的組織の完了と超宇宙の力の中心部によるエネルギー回路の設置後に、すなわち地方宇宙の創造の集中化による操作とその指揮下にある無限の精霊の媒介による創造におけるこの準備段階のその後に公布される。この意志表明の宣言に対する楽園の認識と同時に、楽園の三位一体の承認反応が、この新創造が組織する超宇宙の、にいる、主たる精霊の神格の精霊の輝きの中への消失の後に生じる。他の主たる精霊が、楽園の神格のこの中央拠点に近づきつつある間、続いて神格に抱擁される主たる精霊が、その仲間の認識に浮上するとき、その仲間に認識され始めると、「第一の爆発」として知られていることが、起こる。これは途方もない精霊的閃光、すなわち関係する超宇宙部の遠くまで明確に認識できる現象である。同時に、ほとんどが理解されていない三位一体のこの顕現とともに、創造的精霊の臨場の本質と関係する地方宇宙において無限の精霊の力に著しい変化が起こる。これらの楽園の現象に対応し、すぐに無限の精霊の新しい個人的再提示が、創造者たる息子のまさしくその臨場で人格化する。これが、神性聖職者である。創造者たる息子の個別化された創造の精霊の助力者は、創造者たる息子の個人的、かつ創造的な仲間、すなわち地方宇宙の母なる精霊となったのである。
全世界とその地方宇宙の存在体を瀰漫するように運命づけられる精神力と精霊の影響の確立された流れと定められた回路が、連帯創造者のこの新しい個人的隔離から、またそれを通じて進行する。この新たで個人的臨場は、実際には息子の物理的な宇宙組織の初期の仕事における息子の前存在の、またそれほど個人的ではない仲間の変容にすぎない。
これが、わずかな言葉での巨大な劇に関するものであるが、それは、これらの重大な、瞬時に起こり、計り知れなく、不可解である。方法と手順の秘密は、楽園三位一体の胸中にある。我々は、その中のただ1つのものだけを確信する。純粋に物理的創造、あるいは組織化の期間中、地方宇宙の中の精霊臨場は楽園の無限の精霊の精霊とは不完全に区別された。ところが、無限の精霊の地方宇宙の顕現は、無限神の秘密の抱擁からの監督中の主たる精霊の再現後に、また精霊のエネルギーの閃光に続き、精霊との変化するつながりにあるその主たる精霊の個人的類似へと突然に、しかも完全に変わるのである。その結果、地方宇宙の母なる精霊は、星雲司法権の超宇宙の主たる精霊のものによって染められる個人的特質を帯びる。
地方宇宙の創造の母なる精霊である無限の精霊のこの人格化の臨場は、サタニアでは神性聖職者として知られている。神格のこの顕現は、すべての実用的意図と精霊的目的にとり神の個体、すなわち精霊の人格である。また、彼女は、創造者たる息子にそのように認識され、見なされる。精霊が、それ以降創造者たる息子に完全に従属的になれるのは、この息子について「天国と地球上のすべての力が彼に任せられた」と偽りなく言われた我々の地方宇宙における第三根源と中枢この局部化と人格化を経てである。
神性聖職者は、生命創造時に著しい人格変化を受けた後、人として機能し、じつに個人的方法において両者の局部創造の幅広い問題に関する計画と行政において創造者たる息子と協力する。無限の精霊のこの表現でさえ、多くの宇宙の型の存在体にとり、マイケルの最後の贈与に先行する時代には完全に個人的である風には見えないかもしれない。しかし、創造の母なる精霊は、主たる息子の最高権威への創造者たる息子の昇進に続き、人格的本質がそれほどまでに増大するようになるが故に接触するすべての個人に人格的に認められるのである。
宇宙なる精霊は、創造者たる息子との最初のつながり以来、反重力の完全な寄付を包括する無限の精霊の物理的管理のすべての特性を有する。宇宙なる精霊は、人格的地位の到達に際し、地方宇宙にもし直接に臨場しているならば揮うであろう最大限の、完全な心の重力の支配を発揮する。
神性聖職者は、各地方宇宙において楽園の主たる7精霊の1つに具体化される無限の精霊の本質と固有の特性に基づき機能する。すべての宇宙の精霊の特性には基本的一様性があるが、主たる7精霊の1つのそれぞれの起源で決定される機能の多様性もある。この起源の差異は、異なる超宇宙において地方宇宙の母なる精霊の機能におけるさまざまの技法を説明する。しかし、これらの精霊は、不可欠の精霊の全属性において超宇宙の分化の如何にかかわらず同じであり、対等に精霊的であり、完全に神性である。
創造の精霊は、世界の創造物の形成において創造者たる息子と共同責任を負い、これらの創造を支え維持する息子の全努力を見捨てない。生命は、創造の精霊の作用を通じて務めを果たし維持される。「あなたが自分の精霊を送られると、彼らは作られます。あなたは地の面を新しくされます。」
創造の母なる精霊は、知的生物の宇宙の創造に関して、まずは宇宙の完全領域の球体において輝く明星の形成に関して息子との協力のもと機能する。次に精霊の子孫は、ちょうど息子がメルキゼデク系から領域の人間と実際に接触する物質の息子へと下方へと等級をつける、傾斜をつけるように、惑星の創造された生物の系列に徐々に近づく。生命運搬者の息子は、必滅の被創造物の後の発展において領域の存在する組織化された物質から作られた物理的肉体を与え、一方、宇宙なる精霊は、「命の息、生きがい」を寄与する。
壮大な宇宙の7区分目は、開発面において遅々としているかもしれないが、我々の問題を扱う思いやりのある学生は、来る時代の並外れて均衡のとれた創造の発展を楽しみにしている。永遠の神格3者すべての特徴と性格の均衡のとれた結合と完全な協力を具体化している精霊の知的存在体であるこの超宇宙の主人役を務める精霊は、主たる精霊の長であることから、我々は、オーヴォントンのこの高度の対称を予測する。我々は、他の領域との比較において遅れており逆行してはいるが、我々にはいずれ永遠の時代に超絶の発展と先例のない達成が、待ち受けている。
永遠なる息子も無限の精霊のいずれも、時間あるいは空間に制限されてはいないが、その子孫のほとんどには制限されている。
無限の精霊は、全空間に浸透しており、しかも永遠の軌道に宿っている。無限の精霊の人格は、それでも時間の子供との個人的接触において、空間に関してはそれほどではないが、時間的要素に関してはしばしば考慮しなければならない。心の多くの活動は、空間を無視するが、さまざまの宇宙現実段階の調整作用において時間のずれを被る。単独使者には、時間は、ある場所から別の場所への移動に実際に必要とされることを除いては、空間とはほとんど無関係であり、またあなたには未知の同様の実体がある。
創造の精霊の個人的特権は、空間については完全に、全体的に束縛はされないが、時間についてはそうではない。そのような宇宙なる精霊の専門化された人格的臨場は、星座本部もしくは体制本部のいずれにもない。宇宙なる精霊は、自身の地方宇宙全体に等しく、かつ広く存在しており、したがって他のいかなる世界でもそうであるように、事実上、人格的に1つの世界に臨場しているのである。
創造の精霊には宇宙奉仕において時間の要素の点のみが、常に制限されている。創造者たる息子は、即座に自身の宇宙全域で行動する。だが、創造の精霊は、意識的に計画的に宇宙の息子の個人的特権を利用する場合を除き、宇宙の心の奉仕活動において時間について考慮する。また、創造の精霊は、純粋な精霊機能において宇宙反射の神秘的機能との協働に限らず、時間とは無関係に行動する。
永遠なる息子の精霊-重力回路は、時間と空間の両方に関係なく作動しているが、創造者たる息子の全機能は、空間制限を免除されているわけではない。進化する世界の取り引き、相互作用が除外されるならば、これらのマイケルの息子は、比較的時間に関係なく作用できるように思える。創造者たる息子は、時間には妨げられないが、空間には制約される。同時に、直接に2個所にいることはできない。ネバドンのマイケルは、自身の宇宙内で永遠に行動し、超宇宙でも実際に反射的にそうする。ネバドンのマイケルは、直接に永遠なる息子と永遠に通信する。
神性聖職者は、創造者たる息子が空間に関わる固有の制限に打ち勝ち埋め合わせができるようにする理解ある助力者である。というのも、行政統一で機能する時、この両者は実質上、地方創造の境界内においては時間と空間と無関係であるが故に。したがって、創造者たる息子と創造の精霊は、地方宇宙全体で実際に観測されているように、常に他方の時間と空間からの解放を利用可能な状態にあるので、通常、時間と空間の双方に関係なく機能している。
絶対存在体のみが、絶対的意味合いから時間と空間に関係していない。永遠なる息子と無限の精霊の双方の配下の大多数が、時間と空間に制約されている。
創造の精霊が、「空間意識をする」ようになると、彼女は、条件づけられている他のすべての空間への対比において制限のない空間の領域である囲まれた「空間領域」を我ものとして認識する準備をしている。誰でも意識の領域内においてのみ自由に選択し行動できる。
ネバドンの地方宇宙には明確な3個の精霊回路がある。
1. 創造者たる息子の贈与の精霊、すなわち、慰安者、真実の精霊
2. 聖霊、神性聖職者の精霊回路
3. 7つ、名の補助の心-精霊の多少なりとも統一された活動、しかし、さまざまの機能を含む知力-奉仕活動の回路
創造者の息子には、楽園の主たる7精霊のそれに類似する多くの方法で宇宙臨場の精霊が授けられている。これこそが、そのような球体への精霊の肩書きを受領した後に贈与の息子によって世界に注がれる真実の精霊である。この授けられた慰安者は、地方宇宙における真実の人格化であるあの方に向かうすべての真実探求者を常に引きつける精霊の力である。この精霊は、創造者たる息子の固有の授与であり、この授与はちょうど壮大な宇宙の主回路が楽園の神格の人格臨場に由来するように、創造者たる息子の神性からくるのである。
創造者の息子は、往来するかもしれない。その人格的臨場は、地方宇宙に、あるいは他の場所であるかもしれない。しかし真実の精霊は、邪魔されずに機能する。なぜなら、この神性臨場は、創造者たる息子の人格に由来する傍ら、機能上は、神性聖職者の人格の中心に置かれているが故に。
しかしながら、地方宇宙の母なる精霊は、決して地方宇宙本部の世界を去ることはない。創造者たる息子の精霊は、息子の人格臨場に頼ることなく機能する可能性をもち、そうするかもしれないが、彼女の人格精霊との関係においてはそうではない。神性聖職者の聖霊は、彼女の人格臨場がサルヴィントンから取り除かれるならば機能しなくなるであろう。彼女の精霊臨場は、宇宙本部世界で決められるようであり、また創造者たる息子の精霊が、息子の所在の如何にかかわらず機能することを可能にするのが、まさしくこの事実なのである。地方宇宙の母なる精霊は、自身の人格的影響、すなわち聖霊と同様に真実の精霊の宇宙焦点、中心として活動する。
創造者の父-息子と創造の母なる精霊の両者は、地方宇宙の子らの心の贈与にさまざまに貢献する。しかし創造の精霊は、自身が個人的特権を与えられるまでは心を贈与しない。
地方宇宙の超進化的人格の体系には超宇宙の心の型の地方宇宙が、に与えられる。進化する生命の人間と人間以下の系列は、精霊の副官の心の奉仕活動の型が与えられる。
心-精霊の補佐7名は、地方宇宙の神性聖職者の創造である。これらの心-精霊は、特徴は似ているが力の上での統一はなく、決して母なる創造者とは人格が別とは見なされないものの、皆一様に宇宙なる精霊の本質を帯びている。7名の補佐には次の名前が与えられてきた。知恵の精霊、崇拝の精霊、助言の精霊、知識の精霊、勇気の精霊、理解の精霊、洞察の精霊—迅速な知覚について。
これらは、予言者が象徴のまぼろしを見た「王座の前で燃えている灯火のような」「神の7精霊」である。だが予言者は、心-精霊の補佐7名の周りにこれらの24名の歩哨の席を見なかった。この記録には、1つは宇宙本部、他方は体制の首都に関する2つの提示の混乱がみられる。年長者24名の席は、棲息世界のあなたの地方体制本部であるジェルーセムにある。
しかし、ヨハネが書いたのはサルヴィントンについてであった。「そして、王座から稲妻、雷、諸々の声が発していた」—地方体制への宇宙放送。ヨハネは、地方宇宙の方向制御の生物、本部世界の生ける方位磁石をも心に描いていた。ネバドンにおけるこの方向制御は、宇宙の流れで作用しており、最初の機能する心-精霊、すなわち洞察の補佐であり「迅速な理解」の精霊により巧みに補助をうけるサルヴィントンの4管理生物によって維持されている。しかし、この4生物についての—獣類と呼ばれる—記述は悲しむべきことに損なわれてしまった。それらは他に例をみない美と絶妙の型のものである。
方位磁石の4点は、ネバドンの生命に普遍的であり、固有である。全生物には、これらの方向性の流れに敏感で反応する身体上の単位がある。これらの生物創造は、宇宙から個々の惑星へと反復され、世界の磁力と関連して動物有機体中の微細な肉体の宿主を動かし、そのためにこれらの方位細胞が常に南北を指す。こうして、宇宙の生物に方向感覚が永久に固定された。この感覚は、人類による意識的所有物としては完全に欠落してはいない。これらの肉体は、ほぼこの物語の時代にユランチアで最初に観測された。
神性聖職者は、第7贈与時まで生命の形成と新しい存在体の創造において創造者たる息子に協力し、次に、すなわち宇宙の完全主権への昇進後、世界的奉仕活動と惑星の前進のさらなる仕事において息子と贈与された息子の精霊との協働を続ける。
精霊は、領域の生命のない物質に始まり、まずは植物、次には動物、それから人間の最初の系列を授け、棲息界において進化的発達の仕事を始める。続いて起こる分与は、意志をもつ創造物の初期の、かつ原始の段階からその登場までの惑星の生命の進化的可能性の一層の展開に貢献する。精霊のこの労働は、主に約束の精霊であり、より高い考えと精霊の理想に向かう人類の民族を常に、かつ統一的に導く発展する惑星の統一と調整する精神-心である7名補佐のを通じて成し遂げられる。
進化する生物の純粋に動物的な心が、崇拝と知恵の補佐のために受容能力を育成するとき、人間は、まず心と連動して精霊の奉仕活動を経験する。補佐の第6と第7のこの奉仕活動は、精霊の奉仕活動の敷居を跨ぐ心の発展を示唆する。そして、崇拝-と知恵-機能のをもつそのような心は、ただちに神性聖職者の精霊回路に包括されるのである。
心は、こうして聖霊の奉仕活動を授けられると、宇宙なる父の精霊臨場—思考調整者を(意識して、あるいは無意識のうちに)選ぶための能力をもつ。しかし、贈与の息子が、惑星の奉仕活動のためにすべての人間に真実の精霊を解放するまでは、正常な心は、思考調整者の受け入れのための準備を自動的にはできない。真実の精霊は神性聖職者の精霊の臨場と一致して働いている。精霊のこの二重つながりは、真実を教え、精霊的に人の心を啓発し、創造物の上昇する民族の魂を奮い立たせ、また神性の目標である楽園の目標に常に向かう進化する惑星に住む民族を率いようと世界の上方に浮かんでいる。
真実の精霊は、すべての人に注がれるが、息子のこの精霊は、贈与の息子の使命の根本をなす人の個人的受け入れによる機能と力にほぼ完全に制限されている。聖霊は、幾分かは人間の態度には関係なく、部分的には意志ある人間の決断と協力により制約される。にもかかわらず、聖霊の奉仕活動は、より完全に神性の導きに従うそれらの人間の内面生活の神聖化と精霊化でますます効力を生じる。
個人としてのあなたは、創造者たる父-息子の精霊、あるいは創造の母なる精霊の隔離された部分、または実体を直接には保有してはいない。これらの奉仕活動は、神秘訓戒者がするようには個人の心の考えの中心とは接触もしないし、宿りもしない。思考調整者は、宇宙なる父の前人格の明確な個別化であり、実際にまさしくその心の1部分として人間の心に宿る創造者たる息子と創造の精霊の結合された精霊との完全な調和で常に働いている。
無限の精霊の宇宙の娘の聖霊の中の臨場、永遠なる息子の宇宙の息子の真実の精霊の臨場、そして、進化する人間の中、もしくは、進化する人間とともにいる楽園の父の調整者-精霊の臨場は、精霊の授与と奉仕活動を意味し、意識的に神との息子関係の信仰-事実を認識する才能をそのような人間に与える。
棲息惑星の進化の前進とその住民の一層の精霊化とともに、さらなる精霊的な影響が、成熟したそのような人格により受け入れられるかもしれない。これらの精霊多重奉仕活動は、人間が心の制御と精霊認識において進歩するにつれ、機能面でますます調整される。それらは、ますます楽園三位一体の間接的奉仕活動と溶け合うようになる。
神性は、顕現においては複数であるかもしれないが、人間の経験においては、単数であり常に一つである。精霊的奉仕活動もまた人間の経験においては複数ではない。起源の複数性にもかかわらず、精霊の全影響は、機能において一つである。誠に、それらは、創造物と壮大な宇宙の中と自分たちへの七重の神の精霊奉仕活動であるがゆえに一つである。創造物が、精霊のこの統一的奉仕活動への評価を増大するにつれ、それは、自らの経験において崇高な神の奉仕活動になる。
神性の精霊は、進化する魂が、慈悲と奉仕活動のこの任務に初めに出帆した至福のまさしくその高さに無事に高められるまで、あなたがいるところであるがままのあなたにに会いに永遠の栄光の高さから連続する長い階段を決して止まることなく、信仰の協力関係において愛情を込めて人間の起源の魂を抱き確かで確実なその階段の遡源へと船出する。
精霊の力は、誤りなく自身の本来の水準を追い求めて到達する。精霊の力は、永遠なるものから出向いて内住する調整者の先導と教えを信奉した時間と空間のそれらの子供すべて真に「精霊の生まれ」、神の信仰の息子であるもの達を連れて必ずそこへ戻る。
神性の精霊は、継続的奉仕活動と人の子への励ましの源である。あなたの力と達成は、「あの方の慈悲による精霊の更新によるものである。」物理エネルギーのように精霊的生命は、消費される。精霊的努力は、精霊の相対的疲労困憊をもたらす。上昇の全体経験は本物であり、もちろん精霊的でさえある。故に、「速めるのは、精霊である。」「精霊は命を与える。」と本当に記されている。
最高の宗教主義でさえも死んだ理論は、人間の性格を変えたり、あるいは必滅者の振舞いを制御するには無力である。今日の世界が必要とすることは、あなたの昔の師が宣言した真実である。「言葉だけによらず、力と聖霊にもよった。」神性の精霊が、真実の型に息をかけるまで、そして正義の公式を速めるまでは理論上の真実の種子は死んでおり、最高の道徳的概念は効果がない。
神の宿りを受け入れ認めた者達は、精霊の生まれなのである。「あなたは神の寺院であり、神の精霊はあなたの中に住む。」この精霊が、あなたに注ぐだけでは十分ではない。神性の精霊は、人間の経験のあらゆる局面を支配し制御しなければならない。
人間の不満の破壊的渇きと非精霊的人間の心の例えようもないその飢餓を未然に防ぐものは、神の精霊、つまり命の水の臨場である。精霊に動機づけられる存在体は、「決して渇かない。なぜなら、精霊のこの水が、それらの内にて永遠の命へと湧き上がる満足の井戸になるであろうから。」神々しく水をかけられたそのような魂は、生きる喜びと現世の生活の満足に関しては物質的状況にほとんど関係していない。それらは、精霊に照らされ、生き生きとさせられ、道徳的に強化され、賦与される。
すべての必滅者には、二元的本質がある。動物的性癖の継承と精霊授与の高度の衝動。ユランチアで送る短い人生の間、さまざまの、かつ相反するこれらの2種類の衝動はめったに完全に和解できない。調和させ、統一させることはとてもできない。しかし、あなたの生涯を通じて結合された精霊は、あなたがいよいよ精霊の導きへ肉体を従属させることにおいてあなたをずっと補助し奉仕する。あなたは、たとえ物質的人生を送らなければならないとしても、たとえ肉体とその必要物から逃がれることはできないとしても、それでもなお目的と理想においてますます獣性を精霊の支配に従属させるための力があなたには与えられる。実に、精霊の力の共謀が、その唯一の目的が、物質的束縛と有限の不利な条件からあなたに最終的救出をもたらす神性の力の同盟が、あなたの中に存在する。
この奉仕の全、一番の目的は、「人間の内側のあの方を通じ力をもって強められるかもしれないということ。」そして、このすべてが、「神の精霊に導かれるすべての者達は神の息子であるがゆえに」、あなたが、「神の全ての豊かさで満たされる」であろう経験である信仰と奉仕の完全性の最終的到達へのただ予備的足取りを表している。
精霊は、決して駆り立てることなく、ただ導く。あなたが、意欲的学習者であるならば、精霊の水準に達し、精霊の高さに達したいならば、永遠の目標に達することを心から望むならば、そのとき、神性の精霊は、そっと愛情を込めて息子の関係と精霊的進歩の小道に沿ってあなたを導くであろう。進む一歩ごとが、知的で愉快な協力である意欲の一つに違いない。精霊の支配は、決して強制で汚されず、または押さえ難い衝動によって危険にさらされてはいない。
精霊の導きのそのような生活が、自由に聡明に受け入れられるとき、神の接触と精霊の親交の確かさからくる、の積極的意識が徐々に展開する。遅かれ早かれ、「精霊は、あなたが神の子であるということをあなたの精霊(調整者)とともに証言する」。記録は、精霊があなたの精霊の証言をするのではなく、「あなたの精霊」と共に証言するので、既にあなた自身の思考調整者は、神へのあなたの親族関係についてあなたに伝えてきた。
人間の人生の精霊支配の意識には、精霊に導かれたそのような人間の人生反応における精霊の特性の増加する提示がやがて伴う。「なぜならば、精霊の果実は、愛、喜び、平穏、忍耐、優しさ、善、信仰、温順さ、節制であるから」。そのような精霊に導かれ神々しく照らされた人間は、労苦の道を歩み、俗事の義務を忠実に実行する一方で、別の世界の遠い岸でかすかに光るとき既に永遠の命の光についてすでに明察し始めつつある。既に、彼らは、「神の王国は飲食物ではなく、聖霊の中の正義、平和、喜びである。」というその奮い立たせ元気づける真実の現実を理解する。そして、精霊生まれの魂は、あらゆる試練を経験し、あらゆる苦難の遭遇に際し、神の愛が、神の精霊の存在によってすべての心で広くはじかれるので、あらゆる恐怖を超えるその望みによって支えられている。
肉体(動物-起源の人種に由来する固有の本質)は、生まれつき神性の精霊の果実を身につけてはいない。ユランチアの人種が、幾分かアダームの贈与によって進められるように、人間の本質が神の物質の息子の本質追加によって増進されるとき、そのとき道が、精霊の性格の産物の素晴らしい収穫をもたらすために内住する調整者との真実の精霊に協力してよりよく用意される。永遠は、依頼を実現させるために必要であるかもしれないが、あなたが、この精霊を拒絶しないならば、「彼は、あなたをすべての真実に誘導するであろう。」
精霊的進歩の正常な世界に居住する進化する人間は、現在のユランチア人種を特徴付ける精霊と肉体間の深刻な葛藤を経験しない。しかし、最も理想的な惑星においてさえ、前アダームの人間は、純粋に動物的経験の水準から徐々に知的な意味と精霊のより高い価値の連続する段階を経て上昇する積極的な努力を投入しなければならない。
通常の世界の人間は、物理的本質と精霊的本質間の絶えず続く争いを経験しない。人間は、存在の動物段階から精霊生活のより高い水準へ登る必要性に直面するが、この上昇は、相違する物質的および精神的本質のこの領域におけるユランチアの人間の激しい葛藤と比較すると、どちらかと言えば教育訓練を受けている方に近い。
ユランチアの民は、進歩的惑星の精霊的到達に関わるこの課題における支援の二重の剥奪の結果に苦しんでいる。カリガスティア動乱は、世界的混乱を引き起こし、秩序立った社会が提供したであろう道徳的援助をその後のすべての世代から奪った。しかし、より悲惨であったことは、精霊的切望とより調和的であった物理的本質の優れた型の人種を奪ったという点においてアダームの不履行であった。
ユランチアの人間は、エーデンの贈与により遠い祖先が完全にアダームのようにはされなかったので、精霊と肉体の間のそのような著しい苦闘を被ることを余儀なくされる。ユランチアの必滅の人類は、より自然に精霊に反応的である物理的本質をもつということが神性の計画であった。―意味不解
人の本質とその環境へのこの二重の災難にもかかわらず、現代の人間が、神の信仰の息子が天の父の意志を為すことへの心からの献身である啓発的、かつ解放的奉仕における肉体の奴隷的束縛からのかなりの解放を味わう精霊の王国に入るならば、人間は、肉体と精霊間のこの明白な争いをあまり経験しないでろう。イエスは、人間がカリガスティアの反逆の恐ろしい結果からほぼ完全に逃げることができ、そして最も効果的にアダームの不履行から生じる剥奪を補うことができる人間生活の新しい方法を人類に示した。「キリスト・イエスの命の精霊は、我々を動物の生活の法と悪と罪の誘惑から自由にした。」「あなたの信仰こそが、肉体に打ち勝たしめた勝利である。」
精霊生まれの神を知る男女は、一度も罪で汚れたり反逆に接したことのない最も正常な世界の住民と同じく、人間の本質とのそれ以上の闘争を経験しない。信仰の息子は、抑制されない、あるいは自然に反する物理的願望によって起こされる葛藤のはるか上の知的段階で努力して進み、また精霊の水準で生活する。動物的生物の正常の衝動と物理的本質の自然の欲求と刺激は、無知の者、間違ったことを教えられた者、あるいは不幸にも過度に真面目な者達の心を除いては、精霊的に最高度の到達に矛盾してはいない。
永遠に続く命の道に入った後は、課題を受け入れ向上する命令を受けた後は、人間の健忘性と移り気の危険を恐れてはいけない、失敗の疑念に、あるいは複雑な混乱に煩わされてはいけない、苦しんだり、あなたの地位と状況をためらったり疑問をもってはいけない。真実の精霊は、前進の戦いでのあらゆる岐路において、暗い時間の度に、いつも「これが道である」と伝えるのであるから。
[ユランチアでの奉仕に一時的に配属された強力な使者による提示]
すでに紹介された神の息子には楽園の起源があった。それは、普遍的領域の神の支配者の子である。ネバドンには、創造者の息子である最初の楽園の息子の体系の一名だけが、すなわち宇宙の父で主権者であるマイケルだけがいる。ネバドンには、楽園の息子関係の第二系列の中からは、すなわちアヴォナルの、あるいは権威の息子の中からはその完全な割当てである1,062の息子がいる。そして、これらの「小キリスト」は、ユランチアの創造者であり主たる息子がそうであったように惑星の贈与において同じように有効で全能である。三位一体の起源である第三系列は、地方宇宙に登録はしないが、私は、記録にある9,642の創造物-三位一体の補佐を除く1万5千~2万の三位一体の教師たる息子がネバドンにいると見積もる。楽園のこれらのダイナルは、司法長官でも行政長官でもない。それらは、超教師である。
検討しようとしている息子の型は、地方宇宙の起源である。それは、相補関係の宇宙の母なる精霊との様々なつながりにおける楽園の創造者の息子の子である。これらの物語において地方宇宙の息子の次の位階について言及される。
1. メルキゼデクの息子
2. ヴォロンダデクの息子
3. ラノナンデクの息子
4. 生命運搬者の息子
三位一体の楽園神は、息子の3系列:マイケル系、アヴォナル系、ダイナル系の創造のために機能する。地方宇宙の二重神、すなわち息子と精霊もまた、息子の3高位の系列の創造において機能する。メルキゼデク系、ヴォロンダデク系、ラノナンデク系。そして、この三重発現の達成後、それらは、多才の生命運搬者の系列の生産において次の七重の神の段階で協働する。これらの存在は、神の下降する息子の部に分類されるが、それらは、宇宙生命の特有で最初の型である。次の論文全体は、それらについての考慮すべき事項が占める。
輝く明星や他の行政人格のような個人補佐の存在体をもたらした後、特定宇宙の神性の目的と創造計画に基づき、創造者の息子と創造の精霊、つまり地方宇宙の無限の精霊の娘の間で創造的統一の新しい型が生じる。この創造的協力関係から生じる人格の子が、その名前の集団全体を生み出すために後に創造者の息子と創造の精霊と協働する固有の存在体である最初のメルキゼデク—父メルキゼデクである。
父メルキゼデクは、ネバドン宇宙において輝く明星の第1幹部提携者として務める。ガブリエルはより宇宙政策に専念し、メルキゼデクは実践的進行に。ガブリエルは、ネバドンの定期的に設置される裁決機関と協議会の議長を、メルキゼデクは、特別で驚くべき、しかも非常時の委員会と諮問機関の議長を務める。ガブリエル不在時には父メルキゼデクがネバドンの主要な行政者として機能するので、ガブリエルと父メルキゼデクは、決して同時にサルヴィントンを離れることはない。
我々の宇宙のメルキゼデク系は、父メルキゼデクとのつながりにおける創造者の息子と創造の精霊により標準時1千年の期間内にすべてが創造された。メルキゼデクは、自身の番号の1つが調整的創造者として機能した息子の資格の系列であることから一部は自己起源として構成しており、それ故、崇高な型の自治実現のための志望者である。最初のメルキゼデクは、 ある固有の共通の親の特権を行使するものの、メルキゼデクは、標準時間で7年1期間の行政長官を定期的に選び、そうでなくても自己を規制する系列として機能する。この父メルキゼデクは、時々、特別生命運搬者として機能させるために中間ソナイト世界へ、ユランチアではこれまで明らかにされていない棲息惑星の一つの型へと系列の特定個人を任命する。
メルキゼデク系は、超宇宙の法廷で審議中の目撃者として呼び出されたり、時々指定されるように、同じ超宇宙内で別の宇宙への代表としての特別大使に指定される場合を除き、広範囲にわたる地方宇宙外での機能はしない。各宇宙の最初の、または長子のメルキゼデクは、隣接の宇宙、または自分の系列への関心と義務に関係する任務で楽園に旅することがいつでも自由である。
メルキゼデク系は、人間上昇の奉仕活動において直接に機能できるように、つまり肉体化の必要性なくして進化する人種に奉仕できるように下級生物の生命に十分に接近する神性の息子の最初の系列である。これらの息子は、起源が最高神性と意志を天賦された最下級の生物の生命の間のほとんど中途にあるので、当然のことながら人格の雄大な下降の中間点にいる。このようにして、それらは、より高度で神聖な生活段階と進化世界上の下級の、さらには物質の生命の型の間の自然な仲介者になる。熾天使の系列、天使は、メルキゼデク系と共に働くことを大いに楽しむ。事実、知的生命のすべての型は、これらの息子の中に理解ある友人、思いやりのある教師、思慮ある助言者を見い出す。メルキゼデク系は、自治の系列である。
我々は、この独特の集団に至っては、地方宇宙の存在体側の自己決定への最初の試みに遭遇し、また最高度の自治の型を観測する。これらの息子は、関連する6球体とその支流世界はもとより自らの集団と故郷の惑星管理のために自身の機構を組織する。加えて、息子達は、決して自らの特権を乱用したことがないということが記録されるべきである。これらのメルキゼデクの息子は、オーヴォントンの全超宇宙を通じ、一度たりともかつてその信用を裏切ったことがなかった。それらは、自治を求める宇宙集団の望みである。ネバドンの球体全てへの自治の模範であり教師である。上からの優れたものと下からの配下の知的存在の全系列が、メルキゼデク系の政府を心から称賛している。
メルキゼデク系の息子の系列は、大家族の長男の地位にあり、責任を担う。それらの仕事の大部分は、定まっておりやや平凡であるが、その多くが、自発的であり完全に自らが課しているものである。時々サルヴィントンで召集される特別会合の大部分は、メルキゼデクの動議提出によるものである。これらの息子は、自身の自発性に基づきその出身宇宙を巡回する。それらは、領域の通常行政に関する通常機関を通して宇宙本部に入ってくる全情報に関係なく創造者の息子に定期的に報告し、宇宙情報に専念する自治組織を維持する。それらは、もともと偏見のない観察者であり、全階級の知的存在に完全な信用がある。
メルキゼデク系は、領域の移動法廷、および勧告の見直し法廷として機能する。これらの宇宙の息子は、諮問委員会としての役目を果たし、宣誓供述書を取り、提案を受け入れ、また相談役としての役割を果たしに小集団で世界に出掛け、このようにして進化の領域の業務で時々起こる大きな困難の収拾と深刻な対立の解決のために力添えをする。
宇宙のこれらの最年長の息子は、創造者の息子の命令実行において輝く明星の主要な助力者である。一人のメルキゼデクが、ガブリエルの名において遠く離れた世界に行くとき、その特定任務の目的のために、送り主の名のもとに任命され、その場合には、メルキゼデクは、輝く明星の完全な権威をもって指定の惑星に現れるであろう。これは、より高等の息子が、領域の創造物の姿でまだ出現していないそれらの球体においては特にそうである。
創造者の息子は、進化の世界における贈与経歴を始めるとき、単独で行く。だが楽園の兄弟のなかの1名、アヴォナルの息子が、贈与を始めるとき、非常に効率的に贈与任務の奏功に貢献するメルキゼデクの支持者達、数にして12名が、アヴォナルの息子に伴う。それらはまた、棲息界への権威の特務にある楽園のアヴォナルを支持しており、アヴォナルの息子もまたこのように明らかであるならば、これらの任務においてメルキゼデク系は、人間の目に見える。
メルキゼデク系は、惑星の精霊の必要性の全局面において奉仕活動をする。それらは、創造者の息子と楽園の父の最終的、かつ完全な認識への進歩的生活の世界全体を勝ちとる教師である。
メルキゼデク系は、賢明さにおいてはほぼ完全であるが、判断においては絶対確実ではない。惑星任務中、離れていたり単独であるとき、小事においてどうかすると失策する、つまり、上司が後に承認しないある事柄をすることを選択してしまう。判断上のそのような誤りは、メルキゼデクが、サルヴィントンに行き、創造者の息子との謁見において仲間との不一致を引き起こした不調和を有効に清めるその指示を受けるまで資格を取り上げる。そして、3日目の教化の小休止後に、奉仕への復職がある。しかし、メルキゼデク機能におけるこれらの些細な不適合は、ネバドンでは滅多に起こらなかった。
これらの息子は、増加する系列ではない。その数は、各地方宇宙で異なるものの、固定している。メルキゼデクのネバドン本部惑星の記録数は、1,000万を超えるのである。
メルキゼデク系は、宇宙本部であるサルヴィントン近くの自身の世界に陣取る。メルキゼデクという名のこの球体は、それぞれが、分化する活動に専念する従属的6球体に包囲されている70個の主要球体のサルヴィントン回路の誘導世界である。これらの驚嘆すべき球体—70個の主要体と420の属体―は、しばしばメルキゼデク大学と言われる。ネバドンの全星座から上昇する人間は、サルヴィントン在留身分習得の際、全490世界における養成を経験する。しかし、上昇者の教育は、サルヴィントンの建築球体群で行われる多様の活動の1局面にすぎない。
サルヴィントン回路の490球体は、10集団に分割されており、各々が7個の主要体と42個の属体を有する。この各集団は、宇宙生命の主要系列のどれか1つの全体的監視下にある。周回する惑星の進行において誘導世界と次の6個の第一球体を包含する第一集団は、メルキゼデクの監視下にある。これらのメルキゼデク世界は次の通りである。
1. 誘導世界—メルキゼデクの息子の故郷の世界
2. 肉体的生命の学校と生活エネルギーの実験室の世界
3. モロンチア生命の世界
4. 初期の精霊生命の球体
5. 中間の精霊生命の世界
6. 前進的精霊生活の球体
7. 統一的、かつ崇高的自己実現の領域
メルキゼデクの各球体の6個の従属世界は、関連する第一球体の働きと密接な関係にある活動を続けた。
誘導世界、つまり球体メルキゼデクは、時間と空間の上昇する人間の教育と精霊化に従事する全存在体の共通の集会場である。この世界は、上昇者にとりおそらくネバドン中で最も興味深い場所である。星座級教育を卒業するすべての進化的人間は、メルキゼデクに下り立つ運命にあり、そこではサルヴィントンの教育制度の規律と精霊進歩の体制への先導がある。そして、あなたは、他とは異なるこの世界での生命の最初の日に対する自分の反応を決して忘れることはないであろう。楽園の目的地に到達後にさえも。
上昇する人間は、専門分野別教育が行われる周回する6個の惑星での教育続行の間メルキゼデク世界に居住しつづける。そして、この同じ方法は、70の文化世界での、すなわちサルヴィントン回路の第一球体での滞在中固く守られる。
メルキゼデク球体の6従属世界に住む夥しい存在体の時間は、多種多様の活動で費やされるが、これらの衛星においては、次の研究の特別な局面が上昇する人間に関して向けられる。
1. 球体1号は、上昇する人間の最初の惑星生活の再検討に従事する。この仕事は、人間の起源のある定められた世界の出身である者達で構成される学級で処理される。ユランチアからの者達はそのような経験的再検討に共に従事する。
2. 球体2号の特別の仕事は、地方体制本部の第一衛星を包囲している大邸宅世界での経験と同様の再検討にある。
3. この球体の再検討は、地方体制の首都における滞在に関係があり、残りの建築世界の体制本部群の活動を含む。
4. 4番目の球体は、星座とその関連球体の70の従属世界の経験の再検討で占められる。
5. 5番目の球体においては星座本部世界における上昇者滞在の再検討が行われる。
6. 球体6号の時間は、これらの5時代を相互に関連させる試みに注がれ、その結果、宇宙教育のメルキゼデク小学校に入る準備のための経験調整を成し遂げる。
宇宙行政と精霊的英知のための学校は、メルキゼデクの故郷の世界に位置しており、そこには、エネルギー、物質、組織、通信、記録、倫理、および生物の比較生活のような単一研究に向けられる学校もまた存在する。
精霊授与のメルキゼデク大学においては、神の息子のすべての系列は、—楽園の系列でさえも—精霊の自由と神の息子を宇宙の遠隔世界にさえも宣言する未来の目標の宣告者として出発する軍勢の養成においてメルキゼデクの教師と熾天使の教師に協力する。メルキゼデク大学のこの特殊学校は、この宇宙専用の公共施設であり、他の領域からの学生訪問者は受け入れない。
メルキゼデク系によるメルキゼデク故郷の世界には宇宙行政教育の最高課程が開かれている。この高等倫理大学は、最初の父メルキゼデクによって主宰されている。様々な宇宙が、交換留学生を送るのはこれらの学校へである。ネバドンの若い宇宙は、精神的達成と高い倫理的発達において低い位置にあるとは言うものの、我々の行政問題が、すぐ近くの他の創造のために宇宙全体を巨大な診療所へと変化させたのでメルキゼデク大学には他の領域からの学生訪問者と観察者でにぎわっている。ネバドンのメルキゼデク系列は、スプランドン中で有名であることから、地方登録者の巨大集団の他にメルキゼデク学校に出席する10万人強の外国人学生が常にいる。
メルキゼデク活動の非常に専門化している部門は、上昇する人間の進歩的モロンチア経歴の監督と関係がある。この教育の多くは、宇宙到達の比較的高い段階に昇った人間による補助を受ける我慢強く賢明な熾天使の奉仕活動によって行われるが、この全教育業務が、三位一体の教師たる息子とのつながりにおいてメルキゼデクの一般的監視下にある。
主に地方宇宙の巨大な教育制度と経験的養成体制に力を注ぐ一方で、メルキゼデク系列は、独自の課題と異例の情況においてもまた機能する。いずれは1,000万ほどの棲息世界をもつようになる進化する宇宙には、並外れの多くの事が起こるように運命づけられており、メルキゼデク系が行動するのは、そのような非常時においてである。エデンチアにおいては、すなわち、あなたの星座本部においては、それらは、非常時の息子として知られている。それらは、惑星、体制、星座、宇宙にかかわらず、すべての緊急事態—物理的、知的、あるいは精霊的—に際しいつでも役目を果たす準備ができている。あなたは、特別な救援が必要なときは、いつであろうと、どこでであろうと、1名以上のメルキゼデクの息子を見つけるであろう。
創造者の息子の計画に何らかの機能破綻の兆候があると、一人の メルキゼデクが、直ちに援助する。しかし、それらは、サタニアに起きたような罪深い反逆発生において機能するために幾度も呼び集められるというわけではない。
メルキゼデク系は、意志をもつ生物が住む全世界のいかなる自然のあらゆる非常時にも真っ先に行動する者たちである。彼らは、不履行の惑星政府の受信機としての役目を果たし、一時的な世話役として、時おり方角の定まらない惑星で行動する。メルキゼデクの息子は、惑星の危機に際し多くの独自の能力をもって役に立つ。そのような息子にとり自分を人間に見えるようにすることは、容易に可能であり、時々この系列の1つは、人間の肉体の姿で具体化さえしてきた。1名のメルキゼデクは、ネバドンでは進化する世界で人間の姿で7回役目を果たし、これらの息子は、宇宙生物の他系列の姿で数多くの機会に現れた。これらの息子は、実に宇宙有識者の全系列への、全世界への、それに世界の体制への非常時の万能、かつ奉仕の公使である。
アブラーハーム時代ユランチアで生活したメルキゼデクは、シャレイムと呼ばれる場所に住む真実探求者の小植民地を統括したことかたシャレイム王子として局所的に知られていた。彼は、人間の姿での肉体化を志願し、生命の光が拡大する精霊的暗黒のその期間に消されるようになると恐れた惑星のメルキゼデクの受取役の承認で肉体化をした。また自分の時代の真実の普及を深め、それを安全にアブラーハームとその仲間に伝えた。
創造者の息子と地方宇宙の創造の精霊は、個人的補佐と万能の最初の集団メルキゼデクの創造後、宇宙の息子の2番目のすばらしいさまざまの系列、つまりヴォロンダデク系を計画し生み出した。この系列の息子は、全地方宇宙の各星座政府の首脳に一様に見られ、より一般的には星座の父として知られている。
ヴォロンダデク系の数は、各地方宇宙において異なり、ネバドンの記録数は、ちょうど100万である。これらの息子は、対等のものであるメルキゼデク系ようには何の再生力もない。その数字を増加し得る周知の方法は、存在しない。
これらの息子は、多くの点で運営集団である。それらは、個人として集団として、全体としてでさえメルキゼデクのようにおしなべて自己決定であるものの、ヴォロンダデク系だけは、そのような広範囲の活動で機能しない。それらは、優れた多才性においてメルキゼデクの同胞とは等しくはないが、支配者として、また明敏な行政者としてより以上に信頼でき有能でさえある。またヴォロンダデク系は、完全にはその下位の仲間の、すなわちラノナンデク体制君主の行政の仲間ではないとはいえ、目的の持続性と神性らしい判断において宇宙息子に関する全系列よりも優れている。
息子のこの系列の決定と統治は、いつも神の息子の精霊に従い、創造者の方針と調和しているが、過失のために創造者の息子への出頭を命じられており、また息子達の決定方法の細部については、宇宙の高等裁判所への上訴で時々覆された。しかし、これらの息子はめったに誤りを犯さず、しかも一度も反逆に至ったことがない。ネバドンの全歴史において、ヴォロンダデクの1名たりとも決して宇宙政府の侮辱罪に問われたことがない。
ヴォロンダデク系の業務は、地方宇宙において大規模で様々である。他の宇宙への大使として、また出身宇宙内において星座を代表する領事として役目を果たす。重大な宇宙状況において行使される主権の完全委任は、ほとんどの場合が地方宇宙の息子の全系列中ヴォロンダデク系にする。
通常、精霊的な暗闇に隔離されるそれらの世界においては、すなわち、反逆と不履行ゆえに惑星孤立を被ってきたそれらの球体には、1名のヴォロンダデク観察者が、たいていは正常な状況回復まで居合わせている。このいと高きものの観察者は、ある種の非常時にその惑星に配属されるあらゆる天の存在体に絶対の、任意の権威を及ぼすことができた。サルヴィントンにある記録では、ヴォロンダデク系は、そのような惑星のいと高きものの摂政のような権威を時として行使した。これはまた、反逆の影響のない棲息世界についてでさえ本当である。
しばしば、12名のヴォロンダデクの息子、あるいはそれ以上の軍団が、惑星もしくは体制の状況における特別案件の再検討や上告の高裁として裁判官全員出席の上で開廷する。しかし、それらの仕事は、主としては星座政府の生来の立法機能に関係する。ヴォロンダデクの息子は、これらの全活動のすえ、地方宇宙の歴史家となった。それらは、個人的にはすべての政治紛争と棲息界の社会的激変に精通している。
少なくともヴォロンダデクの3体系が、地方宇宙の100の星座の各支配者の位置に配属された。これらの息子は、創造者の息子に選ばれ、1 デカミレニアム—1万標準年、ユランチア時間のおよそ5万年—の間の活動のためにガブリエルにより星座のいと高きものとして任命される。君臨するいと高きもの、すなわち星座の父には上級と下級の2名の提携者がいる。上級提携者は、各行政変更毎に政府の首班となり、下級者は、上級者の職務を引き受け、一方配属されなかったサルヴィントン世界に居住するヴォロンダデク系は、下級提携者の責務を担うための選抜候補者としてそれらの中から1つの番号を指名する。したがって現在の方針では、いと高きものの各支配者には星座本部における3デカミレニアムという活動の1期間、およそ15万ユランチア年がある。
100名の星座の父は、つまり星座政府の実際の統括首班は、創造者の息子の最高諮問内閣を構成する。この協議会は、宇宙本部での頻繁の会期があり、またその審議の範囲と程度は無制限であるが、星座の福祉と地方宇宙全体の行政統一に主に関係がある。
上級提携者は、星座の父が宇宙本部での奉仕に際して頻繁にそうであるように星座業務の代理指揮官になる。上級提携者の通常機能は、精霊的問題の監視であるが、下級提携者は、個人的に星座の物理的福祉に専念している。しかしながら、どんな主要方針も、いと高きもの3者全員がその実行の全詳細に同意しない限り1星座での実行はない。
精霊の知的存在体と通信回路の全機構は、星座のいと高きものの自由になる。サルヴィントンの上司と地方体制の君主である直属部下との完全な接触をする。彼らは、星座の状況についての審議のためにこれらの体制君主との協議会を頻繁に召集する。
いと高きものは、星座本部における様々な集団の臨場または地方の必要条件に従って時々人数と人事が変化する相談役の一団を周りに集める。緊張時にはヴォロンダデク系の補足的な息子の管理業務の援助を求めるかもしれないし、またすぐに受け入れるであろう。ノーラティアデクは、つまりあなた自身の星座は、現在ヴォロンダデクの12名の息子により管理されている。
サルヴィントンを囲む70個の主要球体の回路における7つの世界の第二集団が、ヴォロンダデク系惑星を構成する。周回するその6個の衛星とともに球体のそれぞれが、特別なヴォロンダデク活動の局面で専心する。上昇する人間は、これら49の領域において宇宙法を尊重しつつ自身の教育の頂点を確保する。
上昇する人間は、星座の本部世界での働きの際立法議会を見学してきたが、ここヴォロンダデク界においては上級のヴォロンダデク系の後見により地方宇宙の実際の一般法制の制定に参加する。そのような制定は、100星座の自治の立法議会の様々な公式見解を調整するように考案されている。ヴォロンダデクの学校で行なわれる教育は、ユヴァーサに劣らないものである。この養成は、進歩的であり、その6個の衛星への補足作業とともに最初の球体から残る6個の主要球体、そして関連する衛星集団へとずっと広がっている。
上昇する巡礼者は、研究と実習のこれらの世界での数々の新活動に導き入れられるであろう。我々には、これらの新たで全く予想外の営みである顕示の仕事を禁じられてはいないが、人間の物質の心にはこれらの仕事を描けないものとあきらめる。我々にはこれらの崇高な活動の意味を伝える言葉がないし、49個の世界での研究を進めはするが、上昇する人間のこれらの新たな職業の実例として有用できる類似する人間の取り組みは何もない。また、上昇者の政権の一部ではない他の多くの活動が、サルヴィントン回路のこれらのヴォロンダデク系世界の中心に置かれている。
創造者の息子および宇宙の母なる精霊は、ヴォロンダデク系の創造後、宇宙の息子の第三系列、ラノナンデク系を生み出す目的で結合する。それらは、組織行政に関わりのある様々な課題に忙しなく取り組んではいるものの、体制君主、すなわち局部恒星系支配者として、それに惑星王子、すなわち棲息界の行政代表としてよく知られている。
これらの存在体は、息子の創造の後の、しかも低い系列である—神性段階に関係して—その後の仕事に備えてメルキゼデク世界において訓練の課程を潜り抜けなければならなかった。彼らは、メルキゼデク大学の最初の学生であったし、また能力、人格、到達に準じてメルキゼデク教師と試験官により類別され公認された。
正確に1,200万のラノナンデク系が、ネバドンの宇宙にその存在を始め、またメルキゼデク球体を通過したとき最終テストで3分割された。
1. 主要ラノナンデク系。最高階級には、709,841の主要ラノナンデク系があった。これらは、体制君主として、また星座の最高協議会への補佐として宇宙のより高い管理業務の相談役に指定される息子である。
2. 第二次ラノナンデク系。メルキゼデクからのこの系列には、10,234,601があった。それらは、惑星王子としてその系列の増援部隊に割り当てられる。
3. 第三ラノナンデク系。この集団は1,055,558を有した。これらの息子は下級補佐、使者、世話役、委員、観察者として機能し、1体制とその構成世界の雑務を遂行する。
これらの息子にとり、進化する存在体のようには、1集団から他集団へと進むことは可能ではない。それらは、一度試験され分類されると、メルキゼデク教育の対象になると、指定された階級で継続的に働く。これらの息子は、生殖にも従事しない。宇宙におけるそれらの番号は変わらない。
ラノナンデクの系列は、概数でサルヴィントンで次のように類別される。
宇宙進行係と星座相談役 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .100,000
体制君主と補佐. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 600,000
惑星王子と予備軍. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10,000,000
使者軍団. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 400,000
世話役と記録係. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .100,000
予備軍団. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 800,000
ラノナンデク系は、メルキゼデク系とヴォロンダデク系よりもいくらか低い系列であり、知力ある人種の下級生物をより近くに引き寄せることができることから、宇宙の下位の構成単位においてさらに大いに役立つ。彼らは、また堕落の、すなわち宇宙政府の許容できる手段からの離脱のより大きな危機に立つ。しかし、これらのラノナンデク系は、特に第一の系列は、地方宇宙の全行政者の中で最も有能多才である。経営者能力においては、ガブリエルとその明かされていない仲間だけがそれらに抜きん出ている。
ラノナンデク系は、惑星の継続する連連たる支配者とその体系の持ち回り制の君主である。そのような息子は、現在ジェルーセムで、つまり棲息界のあなたの局部恒星系本部において支配している。
体制君主は、棲息界の各体系本部の2、3の委員会で統治する。星座の父は、1万年毎にこれらのラノナンデク系の1名を長として任命する。星座支配者にとり問題というものは完全に任意であることから、時々三人組の頭には何の変更もしない。体系政府は、ある種の悲劇が起こらない限り、突然には人事変更をしない。
体制君主、あるいは補佐が更迭されるとその空席は星座本部にある最高協議会によりその系列の予備軍からの、エデンチアでは前述の平均よりは大きい集団からの選出で埋められる。
ラノナンデク最高協議会は、様々な星座本部に配置される。そのような機関は、星座の父の年長のいと高きもの提携者が統括する傍ら、年少の提携者は、二次系列の予備軍を監督する。
体制君主は、それぞれの名に背かない。それらは、棲息界の局部的問題においてほぼ最高である。それらは惑星王子、物質の息子、および奉仕活動の精霊の指揮において父親に近い存在である。主権の個人的把握は、ほぼ完全である。三位一体観察者によるこれらの支配者にたいしての中央宇宙からの監督はない。これらの支配者は、地方宇宙の管理部にあり、法的権限の執行信託者として、また判決適用のための執行者としてマイケルの息子の意志への個人の不忠が最も簡単、かつ容易にそれ自体の地歩を固め、それ自体について断言しようとする宇宙行政全体において1つの場所を提示する。
ノナンデク系列の700名の息子が宇宙政府に反逆したことは、我々の地方宇宙にとっての不幸であったし、その結果、いくつかの体制と多数の惑星上に混乱を勃発させた。この全失敗者の中で体制君主は、3名だけであった。実際上、これらの息子のすべてが、第2、第3番系列に、すなわち惑星王子と第三ラノナンデク系に属した。
清廉さから堕落したこれらの息子の多くは、創造における何の誤りも示さなかった。これらの息子は、神のように完全にされたかもしれないが、時間と空間の世界に住む進化する生物をよりよく理解し、また近づけるように創造された。
我々の宇宙は、ヘンセロンを除くオーヴォントンの全地方宇宙の中で息子のこの系列の多くを失った。ラノナンデク系列の我々の息子が選択や計画においてそのようなかなりの度合いの個人の自由を設定したことでネバドンに多くの行政問題が生じたというのが、ユヴァーサにおける共通認識である。私は批判の方法でこの観測をするのではない。我々の宇宙の創造者には、これをする完全な顕現と力がある。そのような自由選択の息子が、宇宙の初期において過度の問題を起こすが、事態は完全に篩いに掛けられ、やがては落ち着くとき、これらの徹底的に試された息子側のより高い忠誠心とより完全な意志に基づく働きの収穫は、 早期の混乱と苦難を補う以上のものであろうというのが、我々の支配者の論点である。
新主権者は、体制本部での反逆の場合、通常は比較的短期間で任命されるが、個々の惑星においてはそうではない。それらは、物質的創造の構成要素単位であり、被創造物の自由意志は、そのような問題すべての最終的判決の際の要素である。後継の惑星王子は、孤立世界、すなわち権威あるそこの王子が身を誤ってしまったかもしれない惑星に指定されるが、反乱の結果がメルキゼデクと他の活動する人格によって採用される改善手段により部分的に克服され取り除かれるまでは、彼らはそのような世界の活発な統治者の支配権を引き受けない。惑星王子による反逆は、即座にその惑星を隔離する。局部の精神的回路は、すぐさま断ち切られる。贈与の息子だけが、そのような精神的に孤立の世界における惑星間の通信回路を回復させることができる。
これらの我がままで浅はかな息子を救う計画は存在し、多くはこの慈悲深い対策を利用した。だが、それらの不履行の地位での機能は決して二度と許されない。それらは甦生後、守衛任務と物理的管理部に配属される。
42個の衛星を有する70個の惑星のサルヴィントン回路における7世界の第3集団は、行政球体のノナンデク群を構成する。これらの領域においては、元の体制君主の軍団に属する経験豊富なラノナンデク系が、上昇する巡礼者のための行政教師と熾天使の軍勢の役を勤める。進化する人間は、仕事中の体制管理者を体制首都でよく観察するが、それらは、ここでは1万の地方体制の行政宣言の実際の調整に参加する。
地方宇宙のこれらの行政学校は、体制君主として、また星座相談役として長い経験を持つラノナンデクの息子の軍団に統監される。これらの施政大学より優れているのは、エンサの行政学校だけである。
ラノナンデク世界は、上昇する人間のための教育球体として目的を果たし、宇宙の通常の正規の行政運営と関係ある大規模な仕事のための中心である。はるか楽園へと上昇する巡礼者は、応用知識のための実用学校でのそれぞれの研究に従事する—授業に基づきく実際の教練。メルキゼデクの後援する宇宙の教育制度は、実用的、進歩的、有意義、かつ経験的である。それは、物質的、知的、モロンチア的、かつ精霊的なものにおける教育を含む。
その系列の救助された息子のほとんどが惑星業務の世話役として指導官として役目を果たすのは、ラノナンデク系のこれらの管理球体に関係している。提示された甦生の受け入れを選ぶ不履行の惑星王子と暴動を起したその仲間は、少なくともネバドンの宇宙が光と生命に落ち着くまで、これらの通常の能力で務め続けるであろう。
しかしながら、より古い体制のラノナンデクの息子の多くは、業務、管理、および精神的達成の素晴らしい記録を確立してきた。それらは、個人の自由の誤りと自己決定の創作による誤りに陥る自己の傾向にもかかわらず、高貴で、忠実で、忠誠な集団である。
[サルヴィントンのガブリエルの権限で行動する大天使の長官による後援]
生命は、自然発生的には始まらない。生命は、(明かされてはいない)存在体の企画者達による公式化された計画により組み立てられており、直接導入、あるいは地方宇宙の生命運搬者の操作の結果、棲息惑星に現れる。生命運搬者は、宇宙の息子達の最も興味深い家族の中にいる。息子達には、生物の生命を考案し惑星世界へ運ぶことが委ねられている。そして、この生命のそのような新世界への植え付け後、その開発促進のためにそこに長期間留まる。
生命運搬者は、神の息子の家族に属するが、超宇宙の支配者が創造に参加する地方宇宙における知的生命の唯一の集団であり、宇宙の息子の独特の、そして異なる型である。生命運搬者は、前存在3人格からの子である。創造者の息子、宇宙の母なる精霊、超宇宙に関係のある目標を統括する3名の日の老いたるもののうちの指名による1名。知的生命の消滅を唯一命じることができるこれらの日の老いたるものは、発展世界での物理的生命の確立を委ねられている生命運搬者の創造に参加する。
ネバドン宇宙においては、我々には1億の生命運搬者の創造についての記録がある。生命普及のこの有能な軍団は、正確には自治集団ではない。彼らは、ガブリエル、父メルキゼデク、およびナムビア、つまりネバドンの最初の、長子の生命運搬者から成る生命を決定している三人組の指示をうける。しかし、それらは、分割行政の全局面においては自治を行う。
生命運搬者は、主要な3分隊に等級付けされている。最初の分隊は、上級の生命運搬者で、2番目は補佐、3番目は世話役である。第一の分隊は、様々な形式の生命顕現における12群の専門家に細分される。この3分隊の分離は、生命運搬者の本部球体においてそのような目的のための試験をしたメルキゼデクによって実行された。メルキゼデクは、それ以来、生命運搬者に密接に結びつけられ、生命運搬者が、新惑星に生命を確立しに先へ行くときはいつも彼らに伴う。
生命運搬者は、進化する惑星が最終的に光と生命に定着するとき、世界とその世界で栄光的存在体の一層の管理と進化を助ける諮問機関のより高い審議会に組織化される。多くの新しい義務が、発展する宇宙の後の、そして定着時代にこれらの生命運搬者にゆだねられる。
メルキゼデクには、サルヴィントン回路中の7個の主要球体の第4集団の一般的監視がある。生命運搬者のこれらの世界は、次の通りである。
1. 生命運搬者の本部
2. 生命計画球体
3. 生命保護球体
4. 生命発展の球体
5. 心と結びついた生命の球体
6. 生物に住まう心と精霊の球体
7. 明かされていない生命の球体
各第一球体は、6個の衛星に囲まれており、生命運搬者の全活動の特定の局面は、宇宙の中のその衛星の中心に置かれている。
本部球体である第一世界は、宇宙生命、つまり知られている顕現の全局面における生命の研究に捧げられている。6個の従属衛星とともに、ここには、生命計画の大学が位置しており、ユヴァーサとハヴォーナからの、楽園からさえの教師と助言者が機能している。そして、補佐の心-精霊の7個の中央定置が、生命運搬者のこの世界に位置しているということを明らかにすることが、私には許されている。
数字の10—10進法—は、精霊の宇宙にではなく物理的宇宙に固有である。生命の領域は、3、7、12、またはこれらの基本的な数の倍数と組み合わせによって特徴付けられる。3名の楽園の根源と中枢の系列後には、第一の、そして本質的に異なる生命の3企画があり、ネバドンの宇宙では、生命に関わるこれらの3つの基本的な型が、惑星の異なる3型に分離されている。元々、移動可能な生命についての区別可能で神聖な12の概念があった。この数字12は、その因数と倍数を含む7超宇宙のすべての基本的生命のすべての型に浸透している。また、生活設計の7つの建築型、つまり生命体の再生構成の基本的配列がある。オーヴォントンの生命の型は、12名の継承運搬者へと設定される。意志をもつ生物の異なる系列は、12、24、48、96、192、384、および768へと設定される。ユランチアには、人間再生の生殖細胞の中に原型制御のための48の単位体—特色決定体—がある。
第二世界は、生命設計の球体である。生命組織のすべての新方法が、ここではじき出される。本来の生命設計は、創造者の息子によって供給されるが、これらの計画の実際の仕事は、生命運搬者とその仲間に任されている。新しい世界のための一般的な生命企画が定式化されると、それは、本部球体に伝えられ、そこでメルキゼデクに相談する軍団との共同で、上級の生命運搬者の最高協議会により細かく丹念に調べられる。企画が、以前に受け入れられた定則、打開策、からのものであるならば、創造者の息子により吟味され、裏書きされなければならない。メルキゼデクの長は、これらの審議においてしばしば創造者の息子を代表する。
それ故、惑星の生命は、どこか類似しているが、様々な意味で進化する世界ごとに異なる。生命は、世界の1家族における一定の生命系においてさえいかなる2惑星でさえも正確には同じではない。生命運搬者は、絶えず管理に専念する命の方式の改良努力のために働くので、常に一つの惑星の型がある。
生命発現に関わる親の型と多数の基本的機能変化を構成する100万を超す基本の、あるいは宇宙の化学式がある。生命計画球体の衛星1号は、生命伝送の、いわゆる生殖細胞質の有形の輸送手段を立ち上げる際に使われる不可欠のエネルギー単位を捕らえ、組織化し、操作する仕事において生命運搬者の役に立つ宇宙物理学者と電気化学者の領域である。
惑星の生命計画実験室は、この第2世界の衛星2号に位置する。実験室では生命運搬者とそのすべての仲間が、ネバドンの10惑星ごとの着床のために設計された生命を変更し、可能な限り改良する努力においてメルキゼデクと協力する。ユランチアにおいて現在進化している生命は、まさにこの世界で計画され、部分的に実現された。ユランチアが10惑星目、つまり生命実験世界であることから、10世界毎の1世界における標準の生命設計における大きな変化は、他の(無実験)世界よりは許されている。
第三世界は、生命の保護にささげられる。ここにおいて、生命の保護と保存の様々な方法が、生命運搬者軍団の補佐と管理者により研究され開発される。あらゆる新世界のための生命企画は、いつも生命の基本型の専門操作における後見、管理、専門家から成る生命保護委員会の早い設立に備える。ユランチアにはそのような24名の世話役委員、つまり生命物質の構造組織のための基本型、あるいは親の型ごとに2名ずつの委員がいる。例えば、あなたの惑星ような惑星における最高度の生命の型は、24の単位文様を持つ生命-運んでいる、もたらす、束により再生れる。(知的生命は、物理的なものから生じ、物理的なものを基礎にして成長するので精神組織の基本的な24系列が生まれる。)
第4球体とその従属衛星は、一般的には生物の命の進化の研究と、特に生命のいかなる1段階の進化上の前例の研究に向けられるている。進化する世界の最初の生命原形質膜は、今後のすべての開発上の変化とその後のすべての進化上の変化と修正のための最大限の可能性を含まなければならない。生命変容のそのような遠大な事業のための対策は、明らかに役に立たない多くの型の動植物の登場を必要とするかもしれない。惑星の発展の見通しのきく、または予期しないそのような副産物は、姿を消すためにのみ舞台に出現するが、このすべての長い過程において、またそれを通じて、惑星の生命企画と種の基本構想の原物設計者の賢明で知的な定式化の糸は動く。生物進化の多種多様の副産物は、 より高い知的生命の型の最終的で完全な機能にすべて不可欠であり、外へ向かう大きな不調和は、生命の劣性の型の支配に作用するために優性の生物の上向きの長い戦いで時々持ちこたえるかもしれないということにもかかわらず、その多くは、進化する意志をもつ生物の平和と安らぎに、時として非常に対立している。
第5世界は心に関連づけられる生命に完全に関係がある。その各衛星は、生物生命の生物と関係する生物の心の単相の研究に向けられる。例えば人が理解する心は、無限の精霊の媒体による教育不可能な段階、または機械的段階の心に重ねられた心精霊の7補佐の授与である。生命の型は、これらの補佐と、時間と空間の宇宙の中で運用される精霊の異なる奉仕活動にさまざまに対応する。精神応答に効果をもたらすための物質的な生物の容量は、関連する心の授与に完全に依存しており、それが、次にはこれらの同じ必滅の創造物の生物的進化過程を方向づけた。
第6世界は、精霊と心が、生きている型と有機体に関係づけられるように、精霊との心の相関関係に捧げられる。この世界とその6個の従属物は、 生物調整の学校を擁し、ここにおいて中央宇宙と超宇宙双方からの教師が、時間と空間における生物到達の最高水準の提示に当たりネバドンの教官と協力する。
生命運搬者の第七球体は、それが、崇高なるものの拡大する現実化の宇宙哲学に関係づけられるように、進化する生物の明らかにされていない領域に専念する。
生命は、自発的には宇宙に現れない。生命運搬者は、不毛の惑星でそれを開始しなければならない。彼らは、空間の進化世界に現れる生命のような生命の運搬者であり、種子を撒く者であり、保護者である。惑星生命のすべての型が、ユランチアに存在するわけではないが、ユランチアで知られているすべての系列と型の生命が、これらの息子と共に生まれる。
新世界への生命の植え付けに任命される生命運搬者の軍団は、通常、100名の上級運搬者、100名の補佐、1,000名の管理者から成る。生命運搬者は、しばしば、いつもではないが、新しい世界へ実際の生命原形質を運ぶ。彼らは、時おり生命設立における新しい冒険的事業のために以前に承認された方法に従い指定の惑星到着後に生命の型を組織する。ユランチアの惑星生命の起源とは、そのようなものであった。
物理的な型が、承認された方法に従い提供されるとき、生命運搬者は、次には、精霊の生気を自分自身を通しこの生命のない物質に触媒作用を及ぼすのである。そこで不活性の原型は、直ちに生命体となるのである。
生気—生命の神秘—は、生命運搬者によってではなく、生命運搬者を経て贈与されるのである。生命運搬者は、実際にそのようなやりとりを監督し生命原形質を方式化するが、生きている原形質の不可欠要素を供給するのは、宇宙の母なる精霊である。肉体に命を与え、心を知らしめるエネルギーは、無限の精霊の創造の娘から来る。
生命運搬者自身の性質は、生命贈与において何も移されることはない。生命の新系列が、組織されるそれらの球体においてさえも。彼らは、そのような時、単に生命の火花を起こし移動する、すなわち、定められた計画と型の物理的、化学的、また電気的仕様に応じて物体の必要な回転を開始する。生命運搬者は、触媒の生きている臨場であり、物体の物質的系列のさもなければ不活性な要素を撹拌し、組織化し、生気を吹き込む。
惑星軍団の生命運搬者には、新世界に生命を確立するための一定期間が、その惑星の時間でおよそ50万年間が与えられている。惑星生命の開発上の一定の到達により示されるこの期間の終了時、彼らは、着床の努力をやめるかもしれないし、その惑星の生命に何か新たな、または補足的なものをのちに加えることはないかもしれない。
生命運搬者は、生命確立と道徳状態の人間出現に介在する期間、生命環境を操り、別の方法で、生物発展過程を順調に方向づけることが許されている。そして、彼らは、これを長期間行うのである。
新世界を作動させる生命運搬者が、意志をもつ、すなわち、道徳決断力と精霊的選択力をもつ存在体の形成に一旦成功すると、その場で彼らの仕事は終了する—終えたのである。彼らは、発展する生命をこれ以上操ることを許されない。生き物の発展は、この地点から先、惑星の生命方式と型に与えられ、確立された固有の性質と性向の授与に従って進行しなければならない。生命運搬者には、意志を実験したり妨げたりすることは許されていない。彼らは、道徳的生物を支配したり、あるいは任意に影響を及ぼすことはできない。
2名の上級運搬者と12名の世話役は、惑星王子の到着の際、生命原形質の一層の開発と保護の問題においてその惑星に無期限に残ることを一時的放棄の誓いによって買って出るかもしれないが、皆は、去る準備をする。現在、2名のそのような息子とその12名の仲間がユランチアで仕えている。
メルキゼデクが生命運搬者として機能した1球体が、全ネバドン棲息界のあらゆる地方体制の中にある。これらの住まいは、体制中間ソナイト世界として知られており、それぞれに物質的に変更されたメルキゼデクの息子が物質的体制の息子の選択された娘と性関係をもった。そのような中間ソナイト世界の母ハヴァー達は、管轄区域の体制本部から派遣され、メルキゼデクの球体の物質の娘への体制君主の呼び出しに応じる多数の志願者から指名されたメルキゼデク生命運搬者に選ばれる。
メルキゼデク生命運搬者と物質の娘の子孫は、中間ソナイトとして知られている。そのような堂々たる被創造物の種族のメルキゼデクの父は、ゆくゆくは独自の生命機能の惑星を去るし、また宇宙存在体のこの特別な系列の母ハヴァーは、惑星の子孫の7世代目の出現時に立ち去る。そのような世界の指揮は、その後、彼女の長男に譲り渡される。
中間ソナイトの被創造物は、自身のすばらしい世界で標準年齢の1,000歳になるまで再生させる存在体として生き、また機能する。そして、それらは、熾天使の輸送により移動される。中間ソナイトは、熾天使に包まれる準備のために潜り抜ける非物質化の手段が再生の特権を永久に奪うことから、その後は非再生体である。
これらの存在体の現在の状態は、致死、もしくは不死とは考えられず、人間として、または神性としても明確には分類されない。これらの被創造物は、調整者内住ではなく、したがって、とても不死ではない。しかし致死であるようにも思えない。どの中間ソナイトも、死を経験してはいない。かつてネバドンに生まれたすべての中間ソナイトは、今日、生きており、各出身世界で、中間球体で、または終局者集団の世界にあるサルヴィントンの中間ソナイト球体で機能している。
終局者のサルヴィントン世界。メルキゼデク生命運搬者は、並びに対応する母ハヴァーも、体制中間ソナイト球からサルヴィントン回路の終局者の世界に行く。そこでは、彼らの子孫にもまた、集合が運命づけられている。
これに関してサルヴィントン回路における7個の第一世界の5番目の集団が終局者のネバドン世界であるということが、説明されなければならない。メルキゼデク生命運搬者と物質の娘の子供らには、終局者の7番目の世界、すなわちサルヴィントン 中間ソナイト球が定住場所である。
終局者の7主要世界の衛星は、ネバドンで任務を果たしているかもしれない超宇宙と中央宇宙の人格の待ち合わせ場所である。上昇する人間は、メルキゼデク大学を包括する全490世界の文化的世界と養成球体のあちらこちらに自由に行くが、入ることが許されない一定の特別な学校と多数の制限された区域がある。これは、特に終局者の管轄下にある49球体において事実である。
中間ソナイトの被創造物の目的は、現在のところ知られてはいないものの、これらの人格は、宇宙発展における将来の何らかの不測の事態に備え7番目の終局者世界に集合しているようである。中間ソナイト仲間に関する我々の質問は、通常終局者に回され、終局者は、通常自身の被保護者の運命について議論することを差し控える。我々は、未来の中間ソナイトに関しては定かではないものの、オーヴォントンのあらゆる地方宇宙が、神秘的なこれらの存在体のそのような増え続ける軍団を有していることを知っている。いつの日か崇高な神により先験的で永遠の精霊が中間ソナイトの子供らに授与されるということが、メルキゼデク生命運搬者の信念である。
生物進化の過程を条件付けるのは、原始世界上の心精霊7補佐副官の臨場である。それが、進化はなぜ意図的であって偶然でないかのを説明する。これらの補佐は、地方宇宙の母なる精霊の操作で知的生命の下級の系列に広げられる無限の精霊の心への奉仕活動のその機能を示す。補佐は、宇宙の母なる精霊の子であり、領域の物質の心への彼女の個人の奉仕活動を構成する。そのような心は、何時でも何所でも明らかにされ、これらの精霊はさまざまに機能している。
心-精霊の7名の補佐は、次の名称に相当する名で呼ばれている。直観、理解、勇気、知識、助言、崇拝、および知恵。これらの心-精霊は、その仲間が機能の受理と機会を見つけるかもしれない度合いは全く別として、各々が顕現のために感受性容量を探し、他とは異なる発動性として自らの効力を全棲息界に送る。
生命運搬者本部世界における精霊補佐の主要拠点は、いかなる世界の、またいかなる任意の知的状態の生物の、心の機能の範囲と質を生命運搬者の監督に示す。これらの生命-心の拠点は、最初の補佐5名のための生きた心の機能の完全な指標である。しかし、6番目と7番目の精霊補佐—崇拝と知恵—についてのこれらの主要拠点は、質的機能のみを記録する。宇宙の母なる精霊の個人的な経験である崇拝の補佐と知恵の補佐の量的活動は、サルヴィントンの神性聖職者の直接臨場に登録される。
7名の精霊補佐は、新惑星への生命運搬者に同伴するが、彼らは実体と見なされるべきではない。それらは、どちらかというと回路に似ている。7名の宇宙の補佐の精霊は、神性聖職者の宇宙臨場は別として、人格としては機能しない。それらは事実上、神性聖職者の意識段階であり、また常に彼らの創造的な母の活動と臨場に従属的である。
7名の心-精霊補佐を適切に現するには言葉に窮する。彼らは、経験的な心の下級段階の奉仕者であり、進化上の到達に関する系列においては次の通りに説明できるかもしれない。
1. 洞察の精霊—迅速な知覚、原始の物理的かつ固有の反射的本能、心の全創造への方向付け、授与と他の自己保存の授与。動物生命の下級系列において大規模に機能する補佐の中の唯一無二、また、機械的な心の教育不可能段階との機能的接触を広大にする唯一無二のもの。
2. 理解の精霊—調整の衝動、考えの自然発生的で明らかに自動的関連性。これは、身につけた知識調整の天賦の才、迅速な論理的思考、迅速な判断、即座の決定の現象である。
3. 勇気の精霊—信義の授与—人格の存在体における性格習得の基礎、および道徳的持久力と精霊的勇気の知的根源。これは、事実により啓発され真実により奮い立たせられると、知的で良心的な自己指示の回路による進化的上昇に向けての衝動の鍵となる。
4. 知識の精霊—冒険と発見の好奇心の母、科学の精霊。勇気の精霊の案内者と忠実な仲間と、助言の精霊の案内者と忠実な仲間。勇気と助言の精霊の精霊の案内者でありと忠実な仲間。勇気の授与を成長に役立つ進歩的な道へと方向づける衝動。
5. 助言の精霊—社会的衝動、種の間の協力の授与。意志をもつ生物が仲間と調和する能力。より下級の生物の中での群居的本能の起源。
6. 崇拝の精霊—宗教的衝動、人間生活の2つの基本的階級へと心をもつ生物を切り離す最初の差別的衝動。異なる発動性崇拝の精霊は、その接触した動物と無魂で有心の生物をいつまでも判別する。崇拝は、精霊的上昇立候補の記章である。
7. 知恵の精霊—規則的かつ段階的な進化の促進に向けてのすべての道徳的な生物の固有の傾向。これは、最高の補佐、すなわちすべての他者の仕事の精霊の進行係であり、明瞭に発音する者である。この精霊は、上昇生活段階の実用的で有効な計画を開始し、維持する心の生物のその生まれながらの衝動の秘密である。生き残りにおける生き残るための、また、他の6名のすべての精神的奉仕者が、当該の有機体の心に動員することができるすべてのもののすべての獲得のために過去の経験と現在の機会の全調和を活用するための、それらの説明不可解な能力を説明する生き物へのその贈り物。知恵は知力による遂行の極致である。知恵は、純粋に精神的かつ道徳的生活の目標である。
心-精霊補佐は、経験的に成長するが、決して人格的にはならない。それらは、機能の上で発展し、動物の系列における最初の5名の補佐の機能は人間の知性としてある程度7機能すべてに不可欠である。動物とのこの関係は、人間の心としての補佐を実際により効果的にする。したがって、動物は、ある程度人の物理的進化はもとより知的進化に不可欠である。
地方宇宙の母なる精霊のこれらの心-補佐は、力の中心者と物理制御者が宇宙の生きていない力に関連するのとほぼ同様に知性段階の生物の生命に関係する。彼らは、棲息界の心の回路において計り知れない働きをしており、物理の主たる制御者との有能な協力者である。物理の主たる制御者は、心の前補佐段階の、つまり教育不可能な心、あるいは機械的な心の段階の制御者としても指揮者としても働く。
経験から学ぶ能力発現前の生きている心は、主たる物理制御者の奉仕活動の領域である。生物の心は、神性を見分け神格を崇拝する能力の取得以前に精霊補佐に限られた領域である。創造されたそのような心は、知力ある生物の精霊的反応の登場とともに忽ち超心状態、すなわち即座に地方宇宙の母なる精霊の精霊周期に回路化の状態になる。
心精霊補佐は、決して神性聖職者の個人的臨場の精霊の、つまり棲息界の聖霊に向けてのさまざまの、かつ非常に高度の精霊機能に直接関係づけなかった。しかし、それらは、機能上進化する人間の中の他ならぬこの精霊の出現に先行し準備する。補佐は、宇宙の母なる精霊に地方宇宙の物質的生物との様々な接触を提供し、また制御するが、前人格の段階での行動に際しては崇高なるものに影響しない。
精霊的でない心は、精霊エネルギーの顕現であるか、または物理的エネルギー現象のいずれかである。人間の心でさえ、人格的な心でさえ、精霊識別は別として何の生存特性もない。心は、神性贈与ではあるものの、精霊の洞察なしで機能するとき、また崇拝や生存を切望する能力に欠けるときは、不滅ではない。
生命は、機械的、かつ生命生気的の双方である—物質的かつ精霊的。ユランチアの物理学者と化学者は、動植物の原形質の型の理解において常に進歩していくであろうが、決して生物を生み出すことはできないであろう。生命とは、すべてのエネルギー顕現とは異なる何かである。物理的生物の物質的生命でさえ物質に固有ではない。
物質的なものは、独立して存在するかもしれないが、生命は、生命からのみ生じる。心は、前存在の心からのみ得られる。精霊は、精霊の先祖にのみ起源を取る。生物は、生命の型を生み出すかもしれないが、創造者の人格、あるいは創造力だけが駆動する生きた火花を供給できる。
生命運搬者は、存在体の物質の型、すなわち物理の型を組織化できるが、精霊は、最初の生気を供給し、心の天賦を贈与する。生命運搬者が、サルヴィントン世界において組織する実験生命の生活型でさえも、つねに再生の力に欠けている。生命運搬者の臨場は、生命の製法と型が正しく組み立てられ適切にまとめられるとき、生命を起こすに十分であるが、そのようなすべての生物は2つの不可欠属性—心の授与と再生力—を欠いている。7名の精霊補佐を通して機能する動物の心と人間の心は、地方宇宙の母なる精霊の贈り物であり、一方再生する生物能力は、生命運搬者により始められた先祖の生命原形質への宇宙なる精霊の特定の、しかも個人的分与である。
生命運搬者が、いったん生命の型を設計してしまうと、エネルギー体制の組織化後に追加現象が起こらなければならない。「命の息」は、これらの生命のない型に送られなければならない。神の息子は、生命の型を構成できるが、実際に生気をもたらすのは、神の精霊である。このようにして送られる生命が費やされると、その時、残る物質の肉体は死物となる。肉体は、贈与された生命が使い果たされると、エネルギー物質のそのような目に見える関係に伝えたその生命贈与のための一時的手段として役立つために生命運搬者に借りられた物質的宇宙の懐に戻る。
生命運搬者により植物と動物に贈与された生命は、植物、あるいは動物の死に際して生命運搬者には戻らない。そのような生物の離れ行く生命には、自己同一性も人格もない。それは、個別に死を切り抜けてはいない。それは、離れ行く生命の存在期間、そして物質の肉体におけるその滞在時間、変化を遂げた。それは、エネルギー発展を遂げ、宇宙の秩序然たる力の一部としてのみ生き残っている。それは、個々の生命としては生き残らない。人間の生存は、完全に必滅の心の中の不滅の魂の展開に基づいている。
我々は、「エネルギー」として、また「力」として生命について話すが、実はいずれでもない。力-エネルギーは、重力にさまざまに反応する。生命は、そうではない。既にすべての重力-反応義務を果たしたエネルギーの構成であるが故に、型もまた重力へ無反応である。生命は、そういうものとして、エネルギーの何らかの型で構成されるか、あるいは別の方法で隔離された体制の生気を構成する—物質的、心的、または精霊的。
我々には完全には明らかではない進化する惑星の生命の労作に関連するいくつかの現象がある。我々は、生命運搬者の電気化学製法の物理的組織を完全に理解するが、生命-起動火花の本質と起源を完全には理解しない。我々は、生命が、父から息子を経て、そして精霊によって生まれることを知っている。主たる精霊が、全創造のときに流れ出る生命の川の七重の回路であるということは、十二分に可能である。しかし、我々は、監督している主たる精霊が新しい惑星において生命贈与の最初の出来事に参加する手法を把握していない。我々は、日の老いたるものもまた、新世界における生命開始において何らかの役割を担っていると、確信しているものの、その本質については全く知らない。我々は、宇宙の母なる精霊が、実際に生命のない型に生命を与え、また活性原形質をそのようなものに与えることを知っている。我々は、時々、時間と空間の崇高なる創造者と呼ばれるこれら3者が七重の神の段階であるということに言及する。しかし、その他の点では、我々は、ユランチアの人間が、—単に、概念は父に、表現は息子に、そして生命実現は精霊に固有である—ということを知るにすぎない。
[監督する顕示軍団のメルキゼデク長官の要請により観察者として、またこの役割で実行するユランチアに配置されたヴォロンダデクの息子による著述]
ネバドンのすべての人格の上端には、創造者であり主たる息子、つまりマイケル、すなわち宇宙の父であり主権者が位置する。神性においては調和し、創造的特性においては補充的であるのは、地方宇宙の母なる精霊、サルヴィントンの神性聖職者である。これらの創造者は、実に文字通りの意味において全ネバドン出身の生物の父-息子であり精霊-母である。
先の論文では息子の創造された系列を扱った。続く物語は、奉仕活動をする精霊と息子の上昇系列を描くつもりである。この論文は、介入する集団、宇宙の補佐に主に関係があるのだが、ネバドンに配置される特定の、より高度の精霊と、地方宇宙における特定の永久公民権の系列をも簡潔に考慮する。
一般にこの範疇に分類される特有の系列の多くは、明らかにされてはいないが、これらの論文に示されているように、宇宙の補佐は、次の7系列を有する。
1. 輝く明星
2. 輝く宵の明星
3. 大天使
4. いと高き補佐
5. 高等弁務官
6. 天の監督者
7. 大邸宅界の教師
各地方宇宙には、宇宙の補佐の最初の系列、つまり輝く明星の中のただ1名がおり、しかも彼は、地方宇宙に起源をもつ全生物の長子である。我々の宇宙の輝く明星は、サルヴィントンのガブリエルとして知られている。輝く明星は、最高行政者であり、君主たる息子の個人的代理として、また創造的な配偶者の広報担当官として機能する。
ガブリエルは、ネバドンの初期、マイケルと創造の精霊とともに完全に単独状態で働いた。宇宙が発展し、行政問題が増大するにつれ、ガブリエルには明らかにされていない補佐の個人参謀を与えられ、結局、この1団は、ネバドンの宵の明星軍団の創設により増大した。
これらの輝かしい創造物は、メルキゼデク系により計画され、創造者たる息子と創造の精霊によって生み出された。それらは、多くの能力をもち、しかし主には、ガブリエルの連絡役員として、地方宇宙の最高行政者として働く。これらの存在体の1名、もしくはそれ以上は、ガブリエルの代理としてネバドンのあらゆる星座と体制の首都で機能する。
ガブリエルは、ネバドンの最高行政者としてサルヴィントンのほとんどの会議の職権上の議長であり、立合い者であり、これらの1,000ほどの会議は、しばしば同時に開会する。輝く宵の明星は、これらの機会にガブリエルの代理をする。ガブリエルは、同時に2個所にはいられず、そこで、これらの超天使が、この限界を補う。超天使らは、三位一体の教師たる息子の軍団のために類似の働きを実行する。
ガブリエルは、個人的には行政職務に従事はするものの、輝く宵の明星を経て宇宙生活と宇宙問題のすべての他の局面との接触を維持する。輝く宵の明星は、常にガブリエルの惑星周遊に同伴し、その個人的代理として頻繁に特別任務で個々の惑星に行く。それらは、そのような職務に際し、時々「主の天使」として知られてきた。日の老いたるものの法廷と議会の前に輝く明星を代表し頻繁にユヴァーサに行きはするが、オーヴォントンの境界を超えての旅行はめったにしない。
輝く宵の明星は、授けられた威厳をもつ一部のものと奉仕活動を獲得した他のものを擁する特異な2系列である。これらの超天使のネバドン軍団は、現在、13,641に付番する。4,832の創造された品格があり、同時にこの崇高な奉仕目標に達した8,809の上昇の精霊がいる。これらの上昇の宵の明星の多くが、熾天使として宇宙経歴を始めた。他のものは、明かされてはいない生物の段階から昇った。到達目標としてのこの高位の軍団は、宇宙が光と命に決着をつけない限り、上昇候補に対し決して閉ざされてはいない。
輝く宵の明星の二つの型は、モロンチアの人格と超必滅の物質の存在体のある型には容易に見える。この興味深い、かつ万能の系列の創造体には、それぞれの人格臨場に関係なく顕示できる精霊の力がある。
これらの超天使の主班は、ネバドンのこの系列の長子であるガヴァーリアである。ユランチアでの勝利の贈与からのキリスト・マイケルの帰還以来、ガヴァーリアは、上昇の人間の奉仕活動に配属されており、仲間のガランティアは、この1,900ユランチア年間、ジェルーセムの本部を維持してきており、そこで自分の時間のおよそ半分を過ごす。ガランティアは、この高地位に達する上昇超天使の最初のものである。
多くの課題における2名一組の習慣的提携を除いては、輝く宵の明星のどの集団、あるいは団体組織も存在しない。それらは、人間の上昇経歴に関する任務に大々的に割り当てられてはいないが、このようにして任命される場合、決して単独での機能はしない。彼らは、常に2名一組—1名は造られ、他方は上昇の宵の明星—で働く。
宵の明星の重大な義務の1つは、ちょうどガブリエルがユランチア贈与でマイケルに同伴したように、惑星の任務でアヴォナルの贈与の息子に同伴することである。出席する2名の超天使は、大天使とこれらの仕事に配属された他のすべてのものとの共同指揮官として働くそのような任務の上位の人格である。重要な時間と年令に達すると、「兄弟の用向きを始めなさい。」と、アヴォナルの贈与の息子に告げるのが、これらの超天使指揮官の上級者である。
これらの超天使の同様の2名1組は、棲息界の贈与時代後、もしくは精霊の夜明け時代を確立するために機能する三位一体の教師たる息子の惑星軍団に配属される。宵の明星は、そのような任務に際し、領域の人間と師としての息子の目に見えない軍団との連絡係として仕える。
宵の明星の世界。7個のサルヴィントン世界とそれに属する42個の衛星の第6集団は、輝く宵の明星の行政に割り当てられる。7個の主要世界は、これらの超天使の創造された系列により統括され、一方、従属衛星は宵の明星により統治される。
最初の3世界の衛星は、地方宇宙の精霊人格に捧げられる師としての息子と宵の明星の学校に当てられた。次の3集団は、上昇する人間の養成に従事する同様の合同学校に当てられている。7番目の衛星は、師としての息子、宵の明星、終局者の三位一体の協議のために用意されている。最近、これらの超天使は、終局軍団の地方宇宙の仕事に綿密に関係しており、また長い間師としての息子に関連づけられてきた。終局者の労働集団に属する宵の明星と引力の使者間にはとてつもない力と意味のつながりがある。主要世界の7番目それ自体は、崇高の神の人格の超宇宙顕現の完成した出現の結果である師としての息子、終局者、宵の明星の間で入手するであろう今後の関係に属する明らかにはされていないそれらの事柄のために備えている。
大天使は、創造者たる息子と宇宙の母なる精霊の子である。大天使は、地方宇宙において数多く生産される高度の精霊の最高の型であり、ネバドンには最後の登録時点でおよそ80万名がいた。
大天使は、通常ガブリエルの権限下にはなく、地方宇宙人格の少ない集団の1つである。それらは、生物生存の仕事、時間と空間の必滅者の上昇経歴の助成とに捧げられており、いかなる方法によっても宇宙の通常の行政に関係していない。大天使は、通常、輝く明星の指示に支配されない一方、時おり自らの職権で機能する。例えば宵の明星などのように、大天使は、宇宙の他の補佐とも協力する。あなたの世界への生命移植の物語で表現されるある種の取り扱いによって例証されているように。
ネバドンの大天使軍団は、この系列の長子に指揮されているし、より最近では、大天使の師団司令部が、ユランチアで維持されてきた。ネバドンの外部の学生訪問者の注意を引くのが、この珍しい事実である。宇宙間業務の早期の観測の中には、サタニアの地方体制の首都から輝く宵の明星の多くの上昇活動が、指示されるという発見がある。さらなる調査では、ある種の大天使活動は、ユランチアと呼ばれる小さく、しかも明らかに重要ではない棲息界から指示されているということを発見している。次いで、ユランチアにおけるマイケルの贈与の顕示と、あなたへの、またあなたの劣性球体への直ちに速められた関心が起こるのである。主語
あなたは、あなたのみすぼらしく混乱した惑星が、楽園上昇計画と関係する大天使の特定の活動の宇宙行政と方向の師団司令部になったという事実の重要性を理解していますか。これは、確かにマイケルの贈与世界における他の上昇者の活動の今後の集中の前兆となり、「私は再び来る」というあるじの個人的な約束に強大で厳粛な意味を添える。
大天使は、一般的には息子のアヴォナル系列の業務と奉仕活動に配属されるが、奉仕活動の様々な精霊の仕事の全局面における大規模な事前の養成を経験し終えるまでは配属されない。100名からなる軍団は、そのような贈与存続期間のために一時的に割り当てられて、棲息界へ向けてあらゆる楽園贈与の息子に同伴する。権威の息子が、惑星の一時的支配者になるならば、これらの大天使は、その球体のすべての天の存在体を導く主班として行動をするであろう。
2名の上級大天使は、訴訟、権威ある任務、または贈与の肉体化に関するか否かに関係なく、つねに惑星の全任務を負う楽園のアヴォナルの個人的補佐として選任される。この楽園の息子が、領域の判決を終え、死者が、記録(いわゆる復活)のために呼ばれるとき、微睡みの人格の熾天使保護者が、「大天使の声」に応じるというのは、文字通り本当である。天の配剤終了時の点呼は、付き添いの大天使により公表される。これは、時々「マイケルの大天使」と呼ばれる復活の大天使である。
大天使界。サルヴィントン世界を包囲する第7集団は、それぞれの関連衛星とともに大天使に割り当てられる。球体1号とその6個の従属衛星は、人格記録管理者が占めている。記録者のこの巨大軍団は、そのような個人が、それぞれの人間の誕生の瞬間から宇宙経歴を経て超宇宙の政体のためにサルヴィントンを発つか、または日の老いたるものの命により「記録された存在から消し去られる」まで記録を残すことに精を出している。
人間の死と人格化の時間、つまり死からの復活に介在するその期間、人格の記録と身分の保証が分類され、整理され、そして保存されるのは、これらの世界においてである。
いと高きものの補佐は、中央と超宇宙の代表として、あるいは観察者として一時的に局部的創造へ割り当てられる地方宇宙外の出の志願者からなる集団である。それらの番号は、絶えず異なるが、数百万でも常に、はるか上の方である。数
我々は、このようにして時々ネバドン全体をオーヴォントンの構想と楽園の理想とのより豊かな調和へもたらす努力において我々の地方宇宙出身の人格を支援する目的で共に滞在する英知の完成者、神性助言者、宇宙検閲官、三位一体の啓示的精霊、三位一体化の息子、単独使者、超熾天使、第二熾天使、第三熾天使、および他の丁重な奉仕活動者としてそのような楽園-起源の存在体の聖職活動と援助の恩恵を受けている。
これらの存在体のいずれかは、ネバドンで自発的に働くかもしれず、従って法的には、我々の司法権外にあるとはいえ、超宇宙や中央宇宙のそのような人格は、任務に基づいて機能するとき滞在中の地方宇宙の規則から完全に免除されているのではない。とはいうものの、彼らは、より高い宇宙の代表として機能し、我々の領域における任務を構成する指示通りに働き続ける。それらの一般的本部は、日々の和合のもののサルヴィントン領域に位置しており、彼らは、楽園三位一体のこの大使の間接的監視に従いネバドンで活動する。より高い領域からのこれらの人格は、無所属の集団に奉仕するとき通常自ら方向づけをしているが、要求に応じて奉仕する際は、しばしば割り当てられた職務の領域の監督に当たる指揮官の完全なる管轄下に自発的に自らを置く。
いと高きものの補佐は、地方宇宙と星座の立場で働くが、直接には体制、または惑星政府に付随しない。しかしながら、それらは、地方宇宙のどこにおいても機能するかもしれないし、ネバドンの活動—行政、施政、教育、それに、他の活動—のいかなる局面にも配属されるかもしれない。
大部分のこの軍団が、ネバドンの楽園人格—日々の和合のもの、創造者たる息子、日々の忠実なるもの、権威の息子、および三位一体の教師たる息子—の援助に服する。局部的創造業務の取り扱いにおいては、時おり実際にその地方宇宙出身の人格のすべてに関する知識から特定の詳細を一時差し控えるのが賢明である。ある高度な計画と複雑な支配もまた、いと高きものの補佐のより成熟し、かつ明敏な軍団によりさらに深く認識され、完全に理解されるほうがよいし、また宇宙の支配者と管理者にとり非常に実用的であるのは、そのような状況において、および多くの他の状況においてなのである。
高等弁務官は、精霊-融合の上昇する人間である。調整者-融合ではない。あなたは、調整者融合の人間候補のための宇宙上昇経歴について、キリスト・マイケルの贈与以来、ユランチアのすべての人間のための期待の高い目標である宇宙上昇経歴についてとてもよく理解している。だが、これは、あなたのような世界の前顕示の時代におけるすべての人間の唯一の目標ではなく、その住民には思考調整者が永久に住まうはずのない別の世界の型がある。そのような人間は、決して永久に楽園贈与の神秘訓戒者と一体化されない。調整者は、それにもかかわらず人間に宿り、肉体での生涯の持続期間の案内役として、また模範として仕える。調整者は、この一時的滞在の間、融合を望む存在体の中でするように、不滅の魂の進化を高めているのだが、人間の競争が終わると、一時的関係の被創造物から永遠の休暇を取る。
この系列の生残魂は、地方宇宙の母なる精霊の人格化された精霊の断片との永遠の融合により不死に至る。それらは、多数からなる集団ではない、少なくともネバドンにおいては。大邸宅界において、これらの精霊-融合の人間が、自身が止まる遠くはサルヴィントンまであなたと共に楽園の道を昇るとき、あなたは彼らに会い、親しくつきあうであろう。彼らの一部は、次により高い宇宙段階に昇るかもしれないが、大部分は、いつまでも地方宇宙業務に留まるであろう。それらは、一纏まりとして楽園に達するよう運命づけられてはいない。
それらは、調整者に融合されてはいないので、終局者には決してならないが、やがて地方宇宙の完全なる軍勢に登録されるようになる。彼らは、精神で「完全であれ」という父の命令に従ったのである。
ネバドンの完全なる軍勢に到達後、精霊融合の上昇者は、宇宙の補佐としての課題を受けるかもしれないし、これが、それらに開かれている継続的経験上の成長への道のりの一つである。それ故、それらは、地方宇宙の天の当局へいたる物質界の発展的被創造物の観点を解釈する高度の業務委託の候補者になるのである。
高等弁務官は、人種委員として惑星での職務を開始する。人種委員は、この立場で見解をまとめ、様々な人類の必要性を描く。その代弁者である人種委員は、他とのすべての関係における慈悲、正義、および公正な扱いを求め続け、必滅の人種の福祉にこの上なく熱心である。人種委員は、惑星の果てしない連鎖の危機において機能し、奮闘している人間の全集団の明確な表示として役目を果たす。
棲息界での問題解決における長い経験の後、これらの人種委員はより高機能段階に達し、地方宇宙の、またその中の高等弁務官の地位に達する。最近の登録では、15億をわずかに越えるネバドンのこれらの高等弁務官の数を記した。これらの存在体は、終局者ではないが、長い経験をもつ上昇者であり、自己の出身領域に大きな奉仕をするもの達である。
我々は、最低から最高までの全裁決機関に、これらの委員を必ず見つける。彼らは、法的手続きに参加するというわけではないが、裁決に関係するそれらのもの達の前例、環境、および、固有の本質に関わり議長を務める行政長官に助言を与え法廷の友として行動するのである。進言
高等弁務官は、空間の様々な使者である主人役と、また常に奉仕する時間の精霊に配属される。それらは、宇宙の様々な集会の催しで出くわし、人間をよく知るこれらの同じ委員は、いつも空間世界への神の息子の任務に配属される。
これらの委員は、公正と正義が、いかに熟考された方針、あるいは手順が進化的生活過程に影響するであろうかということに関し理解を必要とするときはいつであろうとも、各自の提案を発表するために間近にいる。それらは、自分を主張するために出席できないものたちのために常に出席している。
精霊-融合された人間の世界。サルヴィントン回路における7主要世界の8番目の集団と従属衛星は、ネバドンの精霊-融合された占有物である。調整者融合の上昇する人間は、精霊-融合居住者の招待客として数多の快く有益な滞在を楽しむためにこれらの世界に関心があるのではない。
これらの世界は、ユヴァーサと楽園に達する少数の者達を除いては、精霊-融合生存者の永久的住居である。人間の上昇のそのような計画的制限は、彼らの増大する経験が、地方宇宙行政の今後の安定化と多様化を高め続ける進化した永久的集団の保有を保証することにより地方宇宙の利益に対応する。これらの存在体は、楽園に至ることはないかもしれないが、ネバドン問題の克服における経験上の知恵、すなわち一時的な上昇者により達せられるものは何でも完全に凌ぐ経験上の知恵に達する。生残するこれらの魂は、これらの2つの大きくかけ離れた水準の観点を結びつけたり、また絶えず高める知恵とのそのような二元的観点の提示をますます可能にして、人間と神性の唯一の組み合わせとして続いていく。
ネバドンの教育制度は、三位一体の教師たる息子と軍団を教授するメルキゼデクによる共同運営であるが、その維持と築き上げの効果を狙った仕事の多くは、天の監督者が担う。これらの存在は、上昇する人間を教育し、養成する計画に関係するすべての個人の型を擁する募集された軍団である。300万以上のものがネバドンにはおり、それらは皆、領域全体への教育顧問としての役目を果たす経験から資格を得た志願者である。メルキゼデクのサルヴィントン世界の本部からのこれらの監督者は、上昇する被創造物の心の養成と精霊的教育を達成を目指して考案されたネバドン学校の手法の検査官として地方宇宙を回る。
心の養成と精霊の教育は、人間起源の世界から体制の大邸宅世界まで、またジェルーセムに関係する他の進歩的球体を経て、エデンチア所属の70の社会的交流の領域へ、またサルヴィントンを包囲する精霊進歩の490個の球体へと継続される。宇宙本部それ自体は、メルキゼデクの多数の学校、宇宙の息子の大学、熾天使の大学、および師としての息子と日々の和合のものの大学である。仕事の促進と機能改善に向け宇宙の様々な人格に資格を与えるために可能なあらゆる対策が施された。宇宙全体が、広大な1つの学校である。
高等な多くの学校で採用されている方法は、真実の教育法についての人間の概念を超えるものであるが、これが、教育制度全体の基調:啓発された経験により身につく性格である。教師は、啓発を与える。宇宙基地と上昇者の地位は、経験のための機会を提供する。これらの2つの賢明な活用は、性格を成長させる。
基本的に、ネバドン教育制度は、任務への割り当てに備え、次いで、その任務を最善に実行する理想的、かつ神の方法にについての指示を受ける機会をあなたに提供する。あなたには遂行すべき明確な任務が与えられており、同時に、あなたの課題をこなす最善の方法をあなたに教える資格をもつ教師が用意されている。教育に関わる神の計画は、仕事と教授の緊密なつながりを用意している。我々は、我々があなたに命ずる事柄をいかに最善にこなすかをあなたに教える。
このすべての養成と経験の目的は、 超宇宙のより高度の、 より精霊的な養成球体へ入る許可に向けあなたに準備させることである。与えられた領域内の進歩は、個別であるが、1局面から他局面への変遷は、通常、階級を単位としてである。
永遠の進行は、単に精霊の開発にあるのではない。知性の習得もまた、宇宙教育の一環である。心の経験は、精神の地平線の拡大とともに等しく広げられる。心と精霊は、養成と前進のために同じような機会が提供される。しかし、あなたは、心と精神のずば抜けたこの訓練すべてにおいて必滅の肉体の不利な条件からは永遠に自由である。あなたは、もはや絶えず分岐しているあなたの精霊的で物質的な本質の相反する論点を審判してはならない。あなたは、ようやくずっと以前に物質的なものに向かう原始の動物的傾向が剥ぎ取られた光栄に値いする心からの統一された衝動が味わえる。
ネバドンの宇宙を去る前にユランチアのほとんどの人間には、天の監督者のネバドン軍団の構成員として長期、あるいは短期にわたる役目を果たす機会が与えられるであろう。
大邸宅世界の教師は、天使童子を募集し、栄光を与えた。大邸宅世界の教師は、ネバドンのほとんどの他の教官と同様、メルキゼデクに任命される。大邸宅界の教師は、モロンチア生活の教育事業の大部分で機能し、その員数は、全く人間の心の理解力を超えている。
天使童子とサノビムの到達段階としての大邸宅界の教師には、次の論文でさらなる考察がなされ、その間に論文中でモロンチア生命における重要な役割を演じる教師としてのその名前をより広く議論されるであろう。
力の中心者と物理制御者に加えて、無限の精霊家族に属する高い起源の特定の精霊体は、地方宇宙への永久的課題に配属されているものである。無限の精霊家族のより高い精霊の系列のもの達は、次のように割り当てられている。
単独使者は、職務の上で地方宇宙行政に配属されると、時と空間の不利な条件を克服する我々の努力に対し計り知れない貢献をする。それらが、このように割り当てられないとき、地方宇宙の我々は、それらの上に絶対に何の権威も持たないのだが、その時にさえ、これらの特異な存在は、いつも我々の問題解決と、我々の命令実行とにおいて我々への援助を望んでいる。
アンドヴォンチアとは、我々の地方宇宙に配置された第三宇宙回路の監督者の名前である。アンドヴォンチアは、力の管理者の管轄下にあるそれらにではなく、精霊とモロンチア回路のみに関係がある。惑星に対するカリガスティアの裏切りの時点でルーキフェレーンスの反逆の試練の季節にユランチアを隔離したのが、彼であった。ユランチアの人間へ挨拶を送る際、彼の指揮下の宇宙回路へのあなたの近々の回復見通しの喜びを示す。
ネバドンの調査監督サルサチアは、サルヴィントンにあるガブリエルの領域内に本部を維持する。彼は、意志の生死を自動的に認識し、現在、地方宇宙で機能する意志の生物の正確な数を記録する。彼は、大天使の記録世界に住所を定める人格記録者と深く関連して働いている。
同僚、準、の監査官は、サルヴィントンに居住している。彼は、オーヴォントンの最高行政者の個人的代表である。地方体制の配属歩哨であるその仲間もまた、オーヴォントンの最高行政者の代表である。
宇宙の調停者は、時間と空間宇宙の巡回法廷であり、進化の世界から地方宇宙とその彼方のあらゆる区域に及んで機能する。これらの審判者は、ユヴァーサに登録される。ネバドンで機能する正確な数字は記録にはないが、私は、我々の地方宇宙には1億人ほどの調停委員がいると見積もる。
我々には、その割り当て数、つまり、およそ10億の半分の領域の法的専門家である技術顧問がいる。これらの存在対は、全空間の生きた、しかも経験に基づく法の巡回書斎である。
我々には、ネバドンに上昇する熾天使である75名の天の記録者がいる。これらは、上級記録者か監督する記録者である。養成中のこの系列の前進する学生は、数にして約40億に達する。
ネバドンの700億のモロンチアの同志の奉仕活動は、時間の巡礼者の過渡期の惑星を扱うそれらの物語の中で述べられている。
各宇宙には、その宇宙出身の天使軍団がある。にもかかわらず、局部的創造の外の起源をもつそれらのより高い精霊の援助を得ることが、非常に役に立つ時がある。超熾天使は、ある種の稀で独自の仕事を実行する。ユランチアの 熾天使の現在の長官は、楽園の第一の超熾天使である。反映の第二熾天使には、超宇宙職員が機能する至る所で遭遇し、多くの第三熾天使は、いと高きものの補佐として暫定的な仕事をする。
超宇宙や中央宇宙と同様、地方宇宙には、永久公民のいる系列がある。これらは次の創造の型を含む。
1. スサチア
2. ユーニーヴィーターチア
3. 物質の息子
4. 中間被創造物
これらの局部的創造の出身者は、精霊-融合された上昇者とスピロンガ(別なふうに分類されるもの)と共に、比較的に永久的な公民を構成している。これらの存在体の系列は、概して上昇も下降もしない。それらは、すべて経験上の被創造物であるが、彼らの拡大する経験は、起源の各段階の宇宙に対して有用可能であり続ける。これは、アダームの息子と中間被創造者には完全に該当しないが、これらの系列では相対的に本当である。
スサチア。これらの驚異の存在体は、この地方宇宙の本部であるサルヴィントンの永久公民として住み、機能する。それらは、創造者たる息子と創造の精霊の才気あふれる子であり、地方宇宙の上昇する公民、すなわちネバドンの完全なる軍勢の精霊-融合された人間と密接に関わる。
ユーニーヴィーターチア。建築球体群の100の星座本部のそれぞれは、ユーニーヴィーターチアとして知られている存在の居住系列の継続的活動を味わう。創造者たる息子と創造の精霊のこれらの子供は、星座本部世界の永久的な全住民を構成する。それらは、体制本部に住所を定める物質の息子の半物質状態と、 より明確には精霊-融合された人間とサルヴィントンのスサチア系の精霊の段階とのほぼ中間の生命段階に存在する非生殖の存在体である。しかし、ユーニーヴィーターチアは、モロンチア存在体ではない。彼らは、ハヴォーナ出身者が、中央の創造を通り抜ける巡礼の精霊に寄付するものを上昇する人間のために、星座球体の通過中に達成する。誰が
神の物質の息子。創造者たる息子と宇宙の母なる精霊である無限の精霊の宇宙代表との創造的なつながりがその周期を完了したとき、それ以上の結合された本質の子が現れないとき、創造者たる息子は、次には二元的な型で自身の存在の最後の概念を個人化し、こうして最終的に自身の、そして元の二元的起源を確認する。次には、自ら進んで自分の中に、宇宙の息子の物質的系列の美しく、ずば抜けた息子達と娘達を創造する。これが、ネバドンの各地方体制の最初のアダームとハヴァーの起源である。二人は、男女として創造された生殖する息子の系列である。一部は、惑星のアダーム系として任命されるが、その子孫は、体制首都の比較的に永久の公民として機能する。
物質の息子と娘は、惑星任務中、その世界のアダーム人種、つまり、ゆくゆくはその球体の必滅の住民と合同するように設計された人種の基礎を築くことを委託される。惑星のアダーム系は、上昇もし下降もするが、我々は、通常、彼らを上昇するものとして分類する。
中間被創造者。超人的であるが具体化しているある種の存在は、棲息界の初期においては任務に就くのものであるが、通常、それらは、惑星のアダーム系の到着に際し退職する。そのような存在の相互作用と進化的人種を改良する物質の息子の努力は、しばしば分類しにくい限られた数の生物の出現をもたらす。これらの特異な存在は、しばしば物質の息子と進化的生物の中間である。したがって、それらの名称は、中間被創造物。これらの中間者は、比較的意味合いにおいて進化する世界の永久公民である。惑星の息子の到着の初期から光と生命の惑星定着のはるか彼方の時代まで、それらは、球体に引き続き残っている知的存在体の唯一の集団である。ユランチアでは、事実上、中間の奉仕活動者は惑星の実際の世話係である。彼らは、事実上、ユランチア公民である。人間は、本当に進化世界の物理的、物質的住民であるが、それどころか、あなたがたは皆、非常に短命である。あなたは、そのような短期間自分の出身惑星に留まりつづけている。あなたは生まれて、生きて、死んで、そして発展的前進の他の世界へと向かう。天の奉仕活動者として惑星で仕える超人の存在体さえ一時的な課題をもつのである。それらの中のわずかしか長い間所定の球体に配属されない。中間被創造者は、しかしながら、変わり続ける天の奉仕活動者と絶えず移動する必滅の住民を目の前にして惑星の行政の継続性を提供する。この決して止まない変化と移行のすべてに渡り、中間被創造者は、途切れることなく仕事を続行し惑星に留まっている。
同様に、地方宇宙と超宇宙の行政機構の全部門には、多かれ少なかれ永久的な全住民、公民の地位にある住民がいる。ユランチアにその中間者がいるように、あなたの体制首都であるジェルーセムには、物質の息子と娘達がいる。あなたの星座本部であるエデンチアには、ユーニーヴィーターチアがおり、一方サルヴィントンの公民は、授けられたスサチアと精霊-融合された進化の人間の二重である。超宇宙の小部門と主要部門の行政世界には、永久公民はいない。しかし、ユヴァーサの本部球体は、明らかにはされていない日の老いたるものの代理者とオーヴォントンの首都に居住している7名の反映の精霊の創造であるアバンドンターとして知られている見事な集団の存在体により途切れることなく助成さていれる。ユヴァーサのこれらの居住公民は、現在のところ、息子-融合の人間のユヴァーサ軍団の直接指揮の下に自分達の世界の通常業務を執り行っている。ハヴォーナにさえ、その出身たる存在体があり、光と生命の中央の小島は、楽園民の様々な集団の家である。
後の論文で検討される熾天使と人間の系列以外に、今でさえ300万以上の棲息界をもち、総数1,000万を見込むネバドンの宇宙としてのそのような巨大組織の維持と完成に関与する数多くの追加の存在体がいる。ネバドン生命の様々な型は、この論文で目録を作るには多すぎるのだが、言及されてもよい地方宇宙の647,591の建築球で広く機能する珍しい2系列がある。
スピロンガ系は、輝く宵の明星と父メルキゼデクの精霊の子である。それらは、人格終了から免除されているにもかかわらず、進化的でも上昇体でもない。機能上、進化的上昇体制にも関係はない。それらは、地方宇宙の精霊補佐であり、ネバドンの通常の精霊の職務を履行する。
スポーナーギア。地方宇宙の建築本部世界は、実在の世界である—物理的創造。それらの物理的維持に関連づけられる多くの仕事があり、我々には、ここにスポーナーギアと呼ばれる物理的生物集団の援助がある。それらは、これらの本部世界の、ジェルーセムからサルヴィントンまでの、物質的局面の対処と文化にささげられる。スポーナーギアは、精霊でもなく人間でもない。それらは、動物の系列であるが、もしそれらを見ることができるならば、あなたは、彼らが、完全な動物に見えるということに同意するであろう。
様々な優待居留者は、サルヴィントンと他の場所に居を定める。我々は、特に星座の天の熟練者の奉仕活動から利益を得、主に地方体制の首都で働く娯楽の監督の活動から恩恵を受けている。
つねに栄光の中間被創造者を含む上昇する人間の軍団が、宇宙奉仕に配属される。サルヴィントン到達後、これらの上昇者は、宇宙業務遂行において無限に近い多様の活動に用いられる。これらの前進する人間は、上方への昇りにおいて自分たちの後をつける仲間にそれぞれの到達段階から援助の手を後方へ、下方へと差し伸べる。サルヴィントンの一時的滞在のそのような人間は、依頼に応じて、助力者、学生、観察者、教師としてほとんどすべての天の人格の軍団に配属される。
地方宇宙の行政に関わる知的生命の他の型がまだあるのだが、この談話の計画には、これらの創造系列の顕示の提示はない。人間の心に生存生活の現実と壮大さの理解をさせるために、ここにはこの宇宙の生命と行政について十分に描かれている。前進するあなたの経歴における一層の経験が、ますますこれらの興味深く魅力ある存在体を明らかにするであろう。この談話では、時間の巡礼者が、自己の起源である宇宙の境界から超宇宙のより高度の教育体制へと、またそこからハヴォーナの精霊-養成世界へと、そして、やがては楽園と終局者の高い目標へと—まだ時間と空間の宇宙に明らかにされていない任務の永遠の課題へと—愛情を込めて送り出されるまで生命から生命へと、世界から世界へと進む巨大な職業訓練所としてのこれらの創造を管理しながら空間宇宙に群がる多様の人格の本質や働きについての概要以上のものは提示できない。
[創造された軍勢の中のネバドンの輝く宵の明星1,146番による口述]
無限の精霊の人格には、明確な3系列がある。例の性急な使徒は、「天国に行き、神の右側にいるもの。彼に従属するようにつくられた天使、権威者、権力者」と、イエスを敬って書いたとき、これを理解していた。天使は、時間の領域の奉仕活動の精霊である。権威者は、空間の使者である主人役。権力者は、無限の精霊のより高い人格。
熾天使も、中央宇宙の超熾天使と超宇宙の第二熾天使と同じく、関連する天使童子とサノビムとともに地方宇宙の天使軍団を構成している。
熾天使は、全計画においてほとんど一貫している。宇宙から宇宙まで、全7超宇宙において最小限の変化をみせる。それらは、人格存在体の精霊のすべての型の中で最も標準に近い。それらの様々な系列は、地方創造の熟練した一般の奉仕活動者の軍団を構成する。
熾天使は、宇宙の母なる精霊により創られ、ネバドンの早期に「原型の天使」とある天使の原型の創造以来、部隊編成——一度に41,472名——で組織されてきた。無限の精霊の宇宙表現と創造者たる息子は、他の宇宙人格の創造において多くの息子と共働する。創造者たる息子は、この結合努力の終了に続いて性をもつ生物の1番目である物質の息子の創造に従事し、一方で宇宙の母なる精霊は、精霊再生で自身の初期の孤独な努力に従事している。こうして、地方宇宙の熾天使軍勢の創造が始まる。
これらの天使の系列は、意志をもつ人間の進化のための計画を立てる時点で組織された。熾天使の創造は、主たる息子の後の等位のものとしてではなく、創造者の息子の初期の創造の助力者として宇宙の母なる精霊により相対的な人格到達から始まる。ネバドンで勤務中の熾天使が、隣接する宇宙により、から、この出来事以前に一時的に出向する。
熾天使は、まだ定期的に創造されている。ネバドン宇宙は、いまだ作成中である。宇宙の母なる精霊は、拡大し、完成しつつある宇宙における創造的活動を決してやめない。
天使は、物質の肉体をもたないが、具体的で個々の存在である。精霊の本質と起源のものである。人間には見えないが、天使は、肉体をもつあなたを変換者、あるいは解釈者の援助なしで知覚する。彼らは、知的に人間の人生の様式を理解し、感覚的ではない人の感情や思いのすべてを共有する。彼らは音楽、芸術、および真のユーモアにおけるあなたの努力を評価し、大いに楽しんでいる。あなたの道徳的葛藤と精霊的困難を完全に認識している。彼らは、人間を愛しており、あなたの理解し愛する努力からは、利益だけが生じることができる。
熾天使は、非常に慈愛深く同情的な存在であるものの、異性情動の被創造物ではない。それらは、大邸宅界の一員になるであろうあなたとほとんど同じであり、そこで「めとったり、とついだりはせず、天国の天使のようになるであろう。」なぜなら全員が、「めとりも、とつぎもしない大邸宅界に達するにふさわしいと判断され、天使と等しいので、もはや死にもしない」のであるから。にもかかわらず、神の娘としての精霊の子らに言及するとともに、神の息子としての父と息子からの直系のそれらの存在について話すことが、性をもつ生物の扱いにおける我々の習わしである。したがって、天使は、性の惑星の女性代名詞で一般的に表される。
熾天使は、精霊と字義通りの両段階で機能するように創造されている。それらの奉仕には開放されていないモロンチア、あるいは精霊活動の局面がわずかにある。もっている。天使は、個人的状態においては人間からかけ離れてはいない一方、熾天使は、機能的性能において人間を超える。熾天使は、人間の理解を超える多くの能力をもつ。例えば、あなたは、「自分の頭の他ならぬ毛髪は数えられる」と言われ、また毛髪は本当に数えられるのだが、熾天使はそれを数えたり、数字の最新修正に時間を費やしたりしないということが告げられてきた。天使には、そのようなことを知る固有の、自動の(すなわち、あなたが知覚できる範囲までは自動の)力がある。あなたは、実のところ熾天使を数学の天才と見なすであろう。したがって、人間にとり途方もない課題である数多くの義務は、殊の外やすやすと熾天使により実行されている。
天使は、精霊の身分においてあなたよりも優れているが、あなたの裁判官でも告発者でもない。あなたの欠点が何であろうとも、「天使は、勢いにおいても力においても勝っているにもかかわらず、 あなたを訴えはしない」。天使は、人類を裁かず、個々の人間も、仲間の生物を先入観で判断すべきではない。
あなたは、それらを本当に愛しはするが、それらを崇拝すべきではない。天使は、崇拝の対象ではない。優れた熾天使ロヤラティアは、あなたの予言者が、「天使の足もとにひれ伏し拝もうとした」とき言った。「そのようなことをしてはいけない。私は神を崇拝するこを命じられたあなたやあなたの人種と同じ仲間のしもべである。」
熾天使は、本質と人格贈与関して、生物生命の段階でわずかに人種より優勢である。あなたは、肉体から救われるとき本当に、それらによく似てくるのである。あなたは、大邸宅界では熾天使に感謝し、星座球体ではそれらを楽しみ始めるであろうし、一方、熾天使は、サルヴィントンでは自己の休息と崇拝の場をあなたと共有する。熾天使とのあなたの兄弟愛は、モロンチア全体とその後の精霊上昇中理想的になるであろう。あなたの交友は、見事であろう。
精霊体の非常に多くの系列は、人間には明かされていない地方宇宙の領域全体で機能する。なぜなら、それらは、楽園上昇の進化の計画と決して結びついていないのであるから。この論文における「天使」という言葉は、人間生存の計画実行に対し大きく関心をもつ宇宙の母なる精霊のそれらの熾天使、それに、関係する子孫の名称に意図的に制限されている。進化する人間の楽園上昇に付随するそれらの宇宙活動にいかなる方法によっても関わりのない明らかにはされていない天使である関連する存在体の他の6系列が、地方宇宙で役目を果たしている。これらの6集団の天使の仲間は、決して熾天使とは呼ばれず、奉仕活動をする精霊とも呼ばれない。これらの人格は、ネバドンの行政、そして人の精霊的上昇と完全性到達において進歩的経歴に決して関連しない取り組みである他の業務にひたすら専念している。
サルヴィントン回路の7主要球体中の9番目の集団は、熾天使の世界である。これらの各世界には、6個の従属衛星があり、そこには熾天使養成の全局面に向けられる特別な学校がある。熾天使は、サルヴィントン球のこの集団を構成する49の世界すべてに接近できるものの、専ら7群のうちの最初の1群だけを占有する。残る6群は、ユランチアには明かされていない天使仲間の6系列に占有されている。そのような各集団は、これらの6主要世界中の1世界に本部を維持し、6個の従属衛星での専門活動をする。天使の各系列は、これらの異なる7集団の全世界に自由に接近できる。
これらの本部世界は、ネバドンの壮大な領域内にある。熾天使の地所は、美と巨大さの双方によって特徴付けられる。ここでは各熾天使は、本当の家庭をもち、また「家庭」は2名の住居を意味する。2名一組で生きる。
熾天使は、物質の息子と人種にあるような男女ではないが、正と負である。任務の大部分は、課題達成に2名の天使を要する。熾天使が、回路化されないとき、それぞれが、単独で働くことができる。彼らは、静止しているとき存在体の補充もまた必要としない。彼らは、通常、最初の補充的存在体を持ち続けるが、必ずしもそうではない。そのようなつながりは、主に機能により必要とされる。彼らは、きわめて親密的であり、本当に慈愛深いが、性の感情の特性は、帯びない。
指定された家庭の他に、熾天使には群団、隊、大隊、部隊、および軍団本部がある。彼らは、再会のために千年ごとに集合し、創造の日付けに基づき全員が出席するのである。熾天使が、職務からの欠席を禁じる責任を担っているならば、別の生年月日の熾天使による救援でその補充者と交替する。熾天使のそれぞれの相手は、その結果、少なくとも1回おきの再会の集いに出席する。
熾天使は、委任状のない観察者としてサルヴィントンとその関連世界の学校にて最初の千年を過ごす。第二の千年は、サルヴィントン回路の熾天使の世界で過ごす。中央の職業訓練所では、現在、最初の10万のネバドン熾天使が統括をしており、その主班は、この地方宇宙の出身の、または長子の天使である。ネバドンの熾天使の最初に創造された集団は、アバロンからの1,000名からなる1熾天使軍団により訓練を受けた。続いて、我々の天使は、自身の上級者に教えられた。また、メルキゼデク系は全地方宇宙の天使—熾天使、天使童子とサノビム—の教育と養成において相当部分を担っている。
サルヴィントンの熾天使の世界におけるこの養成期間終了時に、熾天使は、それまでの天使の組織群団と部隊に動員され、星座のどれか1つに割り当てられる。それらは、天使養成の任命前の段階で好調に着手したとはいえ、いまだ奉仕活動をする精霊としては任命されていない。
熾天使は、進化する世界の最も低いところで観察者として役目を果たすことにより奉仕活動をする精霊として始める。この経験後、高度な研究を始めるために、何らかの特定の地方体制における業務により明確に備えるために指定された星座の本部の関連世界に戻る。それらは、この一般的教育に続き、地方体制のいずれか1つの業務へと進められる。我々の熾天使は、何らかのネバドン体制の首都に関連する建築世界において訓練を終了し、時間の奉仕活動をする精霊として任命される。
熾天使は、一旦任命されると任務上ネバドン中の範囲に及ぶ。宇宙におけるそれらの仕事は、領域も制限もないのである。それらは、密接に世界の物質の生物に関連づけられ、精霊世界のこれらの存在と物質の領域の人間との間の接触をとり、常に精霊人格の下級系列に仕えている。
熾天使本部での2,000年目の滞在後、熾天使は12組の群団(12組、24熾天使)の長官の下に編成され、そのような12群団が、指導者に支配される隊(144組、288熾天使)を構成する。指揮官下の12隊は、1大隊(1,728組、つまり3,456熾天使)を構成し、大隊長下の12大隊は、熾天使部隊(20,736組、つまり41,472個人)と等しいが、監督の命令に従う12個部隊は、248,832組か497,664個人を数える軍団を構成する。イエスは、ゲッセマネの庭でその夜そのような集団の天使について暗示して言った。「私は、今でも父に尋ねることができるし、父は、やがて、12以上の天使軍団を私につかわされるであろう。」
天使の12の軍団は、2,985,984 組、つまりは、5,971,968個人からなり、そのような12軍勢(35,831,808組、つまりは、71,663,616個人)は、熾天使軍隊である最大執行組織を構成している。熾天使の軍勢は、大天使により、あるいは調停の立場にある他の人格により指揮され、一方、天使の軍隊は、輝く宵の明星により、またはガブリエルの他の直属中尉により指示を受ける。ガブリエルは、「天の軍隊の最高指揮官」、つまり「軍勢の主なる神」であるネバドンの君主の最高責任者である。
熾天使と他のすべての地方宇宙の系列は、サルヴィントンにおいて人格化される無限の精霊の直接指揮下に仕えてはいるもののユランチアにおけるマイケルの贈与以来、主たる息子の支配権を受けるようになった。超宇宙放送は、「マイケルが、ユランチアに肉体で生まれたときでさえ、天使すべてに彼を崇拝させよ」と、ネバドン中に宣言した。天使の全集団が、彼の支配権を受ける。それらは、「強力な天使」と命名されたその集団の一部である。
全ての必須の贈与において天使童子とサノビムは、熾天使と同様である。彼らは、同じ起源をもつが、常に同じ目標をもつのではない。素晴らしく知的で、驚異的に有能で、感動的に愛情深く、ほとんど人間的である。天使童子とサノビムは、天使の最下の系列であり、したがって進化世界の人間のより進歩的な型により近い。
天使童子とサノビムは、本質的に関連しており機能上結合している。一方は、正のエネルギー人格であり、他方は、負のエネルギー。右手の偏向者、または正電気を帯びた天使は、天使童子—上級者、または制御する人格—である。左手の偏向者、または負の電気を帯びた天使が、サノビム—存在体の補充員—である。それぞれの型の天使は、単独機能に非常に限りがある。したがって、通常、それらは、対になって役目を果たす。熾天使の管理者から離れて働くとき、彼らは、ますます相互接触に依存し、常に共に機能している。
天使童子とサノビムは、熾天使の奉仕活動者の忠実で効果的な助手であり、熾天使の全7系列にはこれらの下位の補佐が与えられる。天使童子とサノビムは、これらの能力で長らく役目を果たすが、地方宇宙の境界を超える任務では熾天使に随行しない。
天使童子とサノビムは、体制の個々の世界の通常の精霊労働者である。人格に関係しない任務と非常時に際しては、熾天使の一組に成り代わって働くかもしれないが、決して、一時的でさえも、人間の世話をする天使としては機能しない。それは、熾天使の独占的特権である。
惑星に割り当てられるとき、天使童子は、惑星の慣習と言語の学習を含む現地の養成課程に入る。時間の奉仕活動の精霊は、出身の地方宇宙と超宇宙の言語を話し、全員が2言語を操る。それらは、領域の学校での勉強で更なる言語を習得する。天使童子とサノビムは、熾天使とすべての他の精霊体の系列のように、絶え間なく自己改善の努力に専念している。力の制御とエネルギー方向に関わる従属的存在体としてのそのようなものだけが、進行ができないのである。実際の、または、潜在の人格意志を持つすべての被創造物が、新たな達成を求める。
天使童子とサノビムは、生来モロンチア段階の存在に非常に近く、物理の、モロンチアの、かつ精霊の領域で進む境界領域の仕事において最も敏腕であることがわかる。地方宇宙の母なる精霊のこれらの子供は、ハヴォーナ サーヴァタルと調停委員のように「4番目の生物の特徴がある。4番目ごとの天使童子と4番目ごとのサノビムは、実に紛れもなくモロンチア段階の存在に類似していて準物質的である。
これらの天使の4番目の被創造物は、自身の宇宙活動と惑星活動の物質的局面で熾天使にとっての大きな援助である。そのようなモロンチアの天使童子はまた、モロンチア養成世界において必要不可欠である境目の多くの仕事をし、大勢がモロンチア同志の業務に割り当てられる。進化の惑星にとり中間被創造者に当たるものが、モロンチア球体にとっての彼らである。これらのモロンチアの天使童子は、棲息界では中間被創造者とのつながりで頻繁に働いている。天使童子と中間被創造者は、明瞭に別個の存在系列である。彼らは、異なる起源をもつが、本質と機能においてすばらしい類似性を明らかにしている。
前進する業務の数々の方法が、神性聖職者の抱擁によりさらに補強されるかもしれない状況向上へと導く天使童子とサノビムに開かれている。進化の可能性に関わる天使童子とサノビムの大きな3階級がある。優れた
1. 上昇候補。これらの存在体は、元来、熾天使状態の候補である。固有の贈与の点では熾天使と等しくはないが、この系列の天使童子とサノビムは、優秀である。だが、適用と経験の手段で熾天使の完全な身分に至ることは、それらにとり可能である。
2. 中間局面の天使童子。すべての天使童子とサノビムは、上昇の可能性において等しくはなく、天使の創造の本質的に限られた存在体である。より才能のある個人が熾天使の限定された業務を成し遂げるかもしれないが、そのほとんどが、天使童子とサノビムのままでいるであろう。
3. モロンチア 天使童子。天使の系列の「4番目の被創造物」は、常に準物質の特徴を持ち続ける。彼らは、崇高なるものの完成された現実化まで、中間段階の大多数の同胞と共に天使童子とサノビムとして進み続けるであろう。
第2、第3集団は、成長性においてやや限られているが、上昇候補は、天使の宇宙業務の極みに達するかもしれない。これらの天使童子のより経験豊富なものの多くが、熾天使の上級者に見捨てられると目標の熾天使の保護者に結びつけられ、こうして大邸宅世界の教師の身分への前進のための直系に置かれる。人間の被後見人が、モロンチア生命を獲得するとき、目標の保護者は、助手としての天使童子とサノビムを持たない。また進化する熾天使の他の型は、熾天使球と楽園への許可が与えられると、ネバドンの境界を出る際に元の従属物を見捨てなければならない。そのような見捨てられた天使童子とサノビムは、通常は、宇宙の母なる精霊に抱擁され、こうして熾天使の身分到達において大邸宅世界の教師水準に同等のそれに達する。
かつて受諾された天使童子とサノビムが、大邸宅世界の教師として長らく最下から最高の球体までのモロンチア球体で仕えたとき、またサルヴィントンの軍団が募集され過ぎるとき、輝く宵の明星は、時間の生物のこれらの忠実な僕を自分の前に召喚する。人格変換の誓いが、執り行われる。そこで直ちに、7,000人ずつの集団で、これらの進歩した上級の天使童子とサノビムは、宇宙の母なる精霊に再び抱擁される。彼らは、この2番目の抱擁から成熟した熾天使として現れる。熾天使の最大限の、かつ完了した経歴は、今後その楽園の可能性のすべてとともにそのような生まれ変わった天使童子とサノビムに開かれている。そのような天使は、運命の保護者として選任されるかもしれない。そのような天使は、一部の人間にとり目標の保護者として選任されるかもしれないし、もし被後見人が生存を手に入れるならば、次には、熾天使球への前進と熾天使が到達する7回路への、さらには楽園と終局者軍団への前進資格を得る。
中間被創造者には、3種類の分類がある。それらは、神の上昇する息子の部に適切に分類される。それらは、空間の個々の世界で人間に仕える仕事において天使の主人役との親密で有効な提携を理由に、機能上は時間の奉仕活動の精霊とみなされるが、実際には永久公民の系列と同系に分類される。
これらの独特の創造物は、棲息界の大部分に現れ、ユランチアなどのような10進の惑星、あるいは生命実験惑星でいつも見かけられる。中間者には2つの—主要と二次の—型があり、それらは次の方法で現れる。
1. 主要中間者、つまりより精霊的な集団は、惑星王子の変更された人間の部下から一様に得られる存在のいくらか標準化された系列である。主要中間被創造者の数は、常に5万であり、どの惑星も奉仕活動の大集団を享有しないのである。
2. 第二中間者、すなわち、これらの生物のより物質的集団は、およそ5万が、平均であるとはいえ、その数はいろいろな世界で大いに異なる。それらは、惑星の生物的改善者、すなわちアダーム系とハヴァー系から、またはそれらの直系子孫からさまざまに生じている。空間の進化世界におけるこれらの二次中間被創造者の生殖にかかわる少なくとも24の方法がある。ユランチアのこの集団のための起源形態は独特で並はずれていた。
これら集団のいずれも進化上の偶然ではない。両方が、宇宙の建築家の予定された計画における本質的特徴であり、好機に際しての発展世界における登場は、監督する生命運搬者の当初の設計と開発上の計画による。
主要中間者は、知性と精霊に関しては天使の方法でエネルギーを与えられ、知的階級において同一である。心-精霊の7名の補佐は、それらに接触しない。第6と第7だけ、つまり崇拝の精霊と知恵の精霊だけが、二次集団への奉仕活動ができる。
二次中間者は、物理的にはアダームの方法によるエネルギーが与えられ、精霊的には熾天使により回路化され、知的には心のモロンチア変遷の型に恵まれている。それらは、物理的な4つの型に、精霊的には7系列に、それと最後の2名の精霊補佐とモロンチアの心との協働奉仕活動への12段階の知的反応に分割される。これらの多様性は、それぞれの活動と惑星の任務の差異を決定する。
主要中間者は、人間よりも天使に類似している。二次系列は非常に人間に似ている。それぞれが、惑星の多種の任務の実行において非常に貴重な援助を他方に提供する。主要の奉仕活動者は、モロンチアと精霊エネルギー制御者と心の回路者双方との連絡協力を成し遂げることができる。二次集団は、物理的制御者と物質回路の操縦者に限って労働関係を確立できる。しかし、中間者の各系列は、他方との完全な共時性を確立できるので、その結果、いずれかの集団が、物質界の大きな物理エネルギー力から宇宙活力の変遷局面を経由し、天の領域のより高い精霊現実力へと広がるエネルギー全域の現実的活用を達成することができる。
物質世界と精霊世界間の隔たりは、人間、二次中間者、主要中間者、モロンチア天使童子、中間相の天使童子、それに熾天使の連続的つながりにより完全に橋渡しがなされる。これらのさまざまの段階は、個々の人間の個人的経験においては神性の思考調整者の気づかれない、しかも神秘的操作により疑いの余地なく多少なりとも統一され、個人的に意味あるものにされる。
主要中間者は、通常世界において惑星王子のために諜報軍団として、また天の歓待者として役目を持続し、一方、二次奉仕活動者は、惑星の進歩的文明の大目的を促進するアダーム体制との協力を続ける。中間被創造者は、ユランチアで生じたような惑星王子の背信と物質の息子の不履行に際しては、体制君主の被後見者となり、惑星の代理世話係の指示の下に仕える。しかし、これらの存在体は、ユランチアの結合した中間奉仕活動者がするようにサタニアの他の3世界に限って統一された統率力の下における1集団として機能する。
主要の、また二次の中間者双方の惑星のための作業は、宇宙の多数の個々の世界において様々であるが、通常の平均的惑星おけるそれらの活動は、ユランチアといった孤立球体で時間を費やす義務とは大変に異なる。
主要中間者は、惑星王子の到着時から定着した光と生命の時代へと、体制本部世界での惑星展示のために惑星の歴史上の劇的事実を系統立てて描写し、企画する惑星の歴史家である。
中間者は、棲息界に長期間留まるが、信頼に忠実であるならば、創造者たる息子の主権維持における長年の働きに対し、ゆくゆくは間違いなく認められるであろう。それらは、時間と空間世界の物質的人間への忍耐強い奉仕活動に対する報酬を適宜に与えられるであろう。公認の中間被創造者は、遅かれ早かれ上昇する神の息子の階級へと召集されるであろうし、長い惑星滞在期間、油断なく警備し、また実効的に役目を果たした地球の同胞の動物起源をもつまさにその人間と共に正式に楽園上昇の長い冒険へと先導されるであろう。
[ネバドンの熾天使軍勢の長官の要求により行動するメルキゼデクによる提示]
我々が認識する限り、無限の精霊は、地方宇宙本部で人格化されるように、一様に完全な熾天使の生産を意図するが、何らかの未知の理由によりこれらの熾天使の子は、誠にさまざまである。この多様性は、進化する経験的神格の未知の介入の結果であるかもしれない。だとすれば、我々は、それを立証することはできない。だが、我々は、熾天使が教育試験と訓練規律の対象にあるとき、彼らは、失することなくはっきりと次の7集団に分類するのを観測する。
1. 崇高の熾天使
2. 優位の熾天使
3. 監督熾天使
4. 行政官熾天使
5. 惑星の助力者
6. 変遷の奉仕活動者
7. 未来の熾天使
どんな熾天使も、いかなる他の集団の天使よりも劣ると言うのは決して真実ではなかろう。にもかかわらず、すべての天使は、まず最初の、しかも生来の分類の集団に限定された業務に就いている。私の熾天使仲間マノティアは、この記述の準備の際、最高の熾天使であり、以前は最高の熾天使としてのみ機能した。彼女は、精励さと熱心な働きにより、熾天使の7業務のすべてを1つずつ達成し、熾天使に開かれているほとんど総ての活動の道において機能し、また現在はユランチアにおける熾天使の副長官の職権を保持している。
人間には、高水準の奉仕活動のために作成された適応性が、必ずしも比較的低い業務水準で機能する能力を暗示する訳ではないということは、時として理解し難い。人は、無力な幼児として人生を始める。したがって、人間のあらゆる到達は、すべての経験的前提条件を擁する必要がある。熾天使は、そのような前成人期の生活を過ごさない—幼年期がない。しかしながら、それらは、経験の被創造物であり、経験により付加教育を通して、熾天使活動の1つあるいはそれ以上の経験からの職務能力の習得により神性の、そして固有の能力の授与を増大させることができる。
熾天使は、任命後、各自本来の集団の予備軍に配属される。惑星の地位と行政の地位のもの達は、しばしば当初序列分けされた通りに長期間働くが、天使の奉仕活動は、本来備わっている機能が高ければ高いほどより粘り強く宇宙業務の低い序列への配属を求めるのである。特に、彼らは、惑星の助力者の予備軍への配置を望み、またもし何らかの進化世界の惑星王子の本部に付属する天の学校への入学に成功するならば、ここで、言語、歴史、および人類の地方の習慣についての研究を始める。熾天使は、人間とほぼ同じに知識を習得し経験を積まなければならない。それらは、ある種の人格特性においてあなたとは懸け離れてはいない。彼らは皆、低部、最低可能の奉仕活動の段階から始めることを切望している。彼らは、こうして、経験上の目標の最高可能の段階への到達を望むことができる。
これらの熾天使は、明らかにされている7系列の地方宇宙天使のうち最高のものである。それらは、7集団で機能し、各集団は、熾天使終了兵団に属する天使の奉仕活動者に密接に関連づけられている。
1. 息子-精霊奉仕活動者。最高の熾天使の第一集団は、地方宇宙に居住し機能している高位の息子達と聖霊起源の存在体の業務に配属されている。天使の奉仕活動のこの集団も、宇宙の息子と宇宙の精霊に仕え、また輝く宵の明星の諜報軍団、つまり創造者たる息子と創造の精霊との結合された意志の宇宙の最高行政官に密接に系列化されている。
高位の息子達と精霊へ配属されていることから、これらの熾天使は、楽園のアヴォナル、つまり、永遠なる息子と無限の精霊の神性の子孫の広範囲の業務に自然に結びつく。楽園のアヴォナル系には、すべての行政と贈与任務の際、1惑星の天の配剤の終了と1時代の始まりとに関係のある特別な仕事の組織と管理に専念する高く経験豊富な熾天使のこの系列が、常に出席する。しかし、彼らは、天の配剤におけるそのような変化に付帯的であるかもしれない裁決の仕事には関係していない。
贈与従者。創造者たる息子ではなく楽園のアヴォナルは、贈与任務の際いつも144名の贈与従者の軍団を伴っている。これらの144名の天使は、贈与任務に関連づけられるかもしれない他の全ての息子-精霊の奉仕活動者の長官である。ことによると、惑星の贈与の肉体を与えられた神の息子の指揮に支配される天使軍団があるかもしれないが、これらのすべての熾天使は、144名の贈与従者に組織化され指示を受ける。より高い天使と熾天使、超熾天使と第二熾天使の系列もまた、任務中の軍勢の一部を形成するかもしれないし、また彼らの任務は、熾天使のものとは異なるが、これらの全活動は、贈与従者により調整されるであろう。
贈与従者は、終了熾天使である。それらは皆、熾天使球の軌道を通過し熾天使終了兵団に達したのである。その上、とりわけ、時間の子供の前進のために神の息子による贈与に関する難局の克服と非常時に対処するために、さらに訓練された。そのような熾天使全員が、楽園と永遠なる息子である第二根源と中枢の個人的抱擁を得た。
熾天使は、肉体を与えられた息子の使命への委任と、将来の目標の守護者として領域の人間に付くことを同様に切望する。後者は、楽園への最も確かな熾天使のための旅券であり、一方贈与従者は、楽園到達の終了熾天使の地方宇宙の最高業務を達成してきた。
2. 法廷助言者。調停者から領域の最高裁判所までの裁決に関する全系列に所属する熾天使である助言者と助力者である。それは、懲罰の宣告を決定するそのような裁判の目的ではなく、むしろ偽りない意見の相違を裁き、上昇する人間の永遠の生存を命じるためである。法廷助言者の義務が、ここに存在するのである。必滅の被創造物に対するすべての告発が、公正に述べられ、また慈悲をもって裁かれているかを確かにすること。この仕事では、それらは、密接に高等弁務官、つまり地方宇宙で活動する精霊-融合された上昇する人間に関連づけられている。
熾天使の法廷助言者は、人間の擁護者として広範囲に活動する。領域の下等生物に不公平である何らかの傾向が常に存在するというわけではないが、正義は、神性の完全性に向かう上昇のあらゆる不履行に対する判決を要求する一方で、慈悲は、被創造物の本質と神の目的に合致してそのようなあらゆる過失が公正に裁かれることを要求する。これらの天使は、神性の正義に固有の慈悲の要素の擁護者であり例証である—すなわち、個人的動機と人種的傾向の基本的事実に関する知識に基づく公正さの要素。
天使のこの系列は、惑星王子の協議会から地方宇宙の最高裁判所まで、実にユヴァーサの日の老いたるものの法廷にまでわたっての役目を果たし、一方、熾天使終了兵団の仲間は、オーヴォントンのより高い領域において機能する。
3. 宇宙適応指導者。これらは、オーヴォントンの広大な超宇宙の前に広がる精霊冒険の縁に立つとき、自身の起源の宇宙にあるサルヴィントンで最後に休止している上昇するそれらの全創造物の真の友であり、大学院生の相談役である。そして、多くの上昇者には、そのような時、人間の感情の郷愁との比較でのみ人間が理解できる感覚がある。達成の領域が、すなわち、長期の活動とモロンチア到達で馴染みのできる領域が、後ろに横たわる。よりすばらしく、 より広大な宇宙の挑戦的神秘が、前途に横たわっている。
これが、上昇する巡礼者の宇宙業務の到達段階から未到段階への通路を容易にしているし、第一段階の精霊体が、地方宇宙モロンチア上昇の終わりと頂点にではなく、むしろ楽園の宇宙なる父への精霊的上昇の長い梯子のまさしくその底辺に立つという現実に固有の意味と価値の理解における変幻自在のそれらの調整においてこれらの巡礼者を手伝う宇宙適応指導者の職務である。
熾天使球卒業生の多くは、つまりこれらの熾天使に関連する熾天使終了兵団の構成員は、次の宇宙時代の関係に向けてネバドンの創造物の準備に関するサルヴィントン特定の学校での大規模な教育に従事している。
4. 教育相談役。これらの天使は、地方宇宙の精霊的教育軍団のかけがえのない助力者である。教育相談役は、教師の全系列付きの、つまりメルキゼデクと三位一体の教師たる息子から上昇生活規模において自分達の直後にいる同種類のものへの助手として配属されているモロンチアの人間に至るまでの、秘書である。あなたは、ジェルーセムを囲む7大邸宅世界の中のある1大邸宅世界において教育に携わるこれらの熾天使仲間を最初に見るであろう。
これらの熾天使は、地方宇宙の多数の教育の、また訓練団体の部長の仲間になり、大勢で地方体制と星座の70の教育球体の中の7訓練世界の教授陣に配属されている。これらの奉仕は、個々の世界にまで広がっている。時間の真の献身的教師でさえ、崇高熾天使のこれらの相談役に援助され、しばしば付き添われる。
創造者たる息子の第4の生物贈与は、ネバドンの崇高熾天使の教育相談役を手本としてまねていた。
5. 任務の指導者。144名の崇高熾天使の一団は、時々天使により生物居住の進化的球体上と建築球体上において選出される。これは、どの球体においても最高の天使協議会であり、それは、熾天使の働きと任務における自律局面を調整する。これらの天使は、職務、あるいは崇拝の呼び出しに関係する全熾天使の全集会の議長を務める。
6. 記録係。これらは、崇高熾天使のための公式記録係である。この高位の天使の多くは、天賦の才が完全に開発された状態で生まれてきた。他のものは、下級の、またはそれほど責任を伴わない系列に配属され、研究への熱心な精励と同様の義務への忠実な遂行により信頼と責任ある地位への資格を得てきている。
7. 無所属の奉仕活動者。最高系列の無所属の熾天使の多くは、建築球と棲息惑星上の自律的奉仕者である。そのような聖職者は、自発的に崇高熾天使の業務に対する需要段階の差異に対処し、その結果、この系列の一般予備部隊を構成している。
優位の熾天使は、決して天使の他の系列よりも質的に優れるているからではなく、地方宇宙のより高度の活動を担当しているのでその名前を受けている。この熾天使軍団の最初の2集団の非常に多くが、到達の熾天使、すなわち全訓練段階で働き各自の以前の活動球体における指揮官として栄光の任務に戻った天使達である。若い宇宙であるので、ネバドンにはこの系列は多くない。
優位の熾天使は、次の7集団において機能する。
1.諜報軍団。これらの熾天使は、ガブリエルの、輝く宵の明星の個人的要員に属する。彼らは、ガブリエルのネバドンの協議会での指導のために領域に関する情報を収集して地方宇宙を回る。それらは、ガブリエルが主たる息子の代理人として統治する強力な軍勢の諜報軍団である。これらの熾天使は、直接には体制とも星座にも属することなく、またそれらからの情報は連続の、直接の、独立した回路でサルヴィントンに直に続々と入ってくる。
様々な地方宇宙の諜報軍団は、通信し合えるし、そうするのだが、特定の超宇宙の範囲内に限られている。様々な超政府の機能と処理を効果的に隔離するエネルギーの差がある。1超宇宙は、通常、楽園の情報交換所の設備と施設を通じてのみ他の超宇宙との通信が可能である。
2. 慈悲の声。慈悲は、熾天使の奉仕と天使の聖職活動の基調である。それ故、特別な方法で慈悲を描く天使の軍団があるということは当然である。これらの熾天使は、地方宇宙の真の慈悲の聖職者である。彼らは、人と天使のより高度の刺激とより聖なる感情を培う見事な先導者である。これらの軍団の指揮官は、今は常に、人間の将来の目標の守護卒業者でもある終了熾天使である。すなわち、天使の各組は、肉体での生涯の間、動物起源の少なくとも一人の人間を誘導し、次に、熾天使球の軌道を通過し、熾天使終了兵団に召集されてきたのである。
3. 精霊調整者。優位の熾天使の第3集団は、サルヴィントンを本拠地とするが、実り多い働きができる地方宇宙のどこででも機能する。それらの職務は、本質的には精霊的であり、それ故人間の心の真の理解を超えているが、上昇の逗留者に地方宇宙での最後の変遷—モロンチアの最高段階から精霊の新生児の地位までの—に向け、サルヴィントンで準備させる職務が、これらの天使に委ねられているということがあなたに説明されるならば、人間へのそれらの聖職についておそらく何かを把握するであろう。生残する創造物が、モロンチア心の可能性に順応し、それを効果的に活用できるよう大邸宅世界の心の立案者を手伝うように、これらの熾天使も同様に、精霊の心の新たに到達した能力に関してサルヴィントンでモロンチア卒業生を教授するのである。そして、それらは、他の多くの方法で上昇する人間に仕える。
4. 補助教員。補助教員は、仲間の熾天使の助力者であり仲間、つまり教育相談役である。それらはまた、地方宇宙の大規模な教育活動に個々に関係しており、特に地方体制の大邸宅世界で機能する訓練に関わる七重の基本構想に関連している。この系列熾天使の驚異の軍団は、真実と正義の大義を抱き促進する目的のためにユランチアで機能する。
5. 輸送者。奉仕活動をする精霊の全集団には、自身の輸送軍団、つまり1球体から他球体へと自らが旅行できないそれらの人格輸送の援助に専念する天使の系列がある。優位の熾天使の第5集団は、サルヴィントンに本部が置かれ地方宇宙の本部を往復する空間通過者として働く。1部のもの達は、優位の熾天使の他の細分化部分と同様に創造され、他のもの達は、下級の、あるいはあまり資性を受けていない集団から上昇してきた。
熾天使の「エネルギー規模」は、地方宇宙に、また超宇宙の必要条件にさえ完全に適合しているが、ユヴァーサからハヴォーナまでのそのような長旅に伴うエネルギー要求に決して耐えることはできない。そのような消耗的な旅行は、主要第二熾天使の輸送資性の特別な力を必要とする。輸送者は、移動中に、エネルギーを取り込み、旅の終わりに個人の力を回復する。
上昇する人間は、サルヴィントンにおいてさえ個人の運送の型をもたない。上昇者は、世界から世界への前進においてハヴォーナの内側の回路での眠りの最後の休息と楽園での永遠の目覚めの後まで熾天使の輸送に依存しなければならない。あなたは、それ以降宇宙から宇宙への輸送において天使に依存しなくなるであろう。
熾天使に包まれる過程は、輸送の微睡みにおける自動的時間の要素を除き、死あるいは睡眠の経験と五十歩百歩である。あなたは、熾天使の休息の間、意識的に無意識である。しかし、思考調整者は、すっかり、完全に意識しており、実のところ、あなたが、創造的かつ変形する仕事を妨害したり、抵抗したり、または別な方法で妨げたりできないので、殊の外、能率的である。
あなたは、熾天使に包まれると定められた時間眠りにつき、指定された瞬間に目覚める。輸送睡眠中の旅の長さは、重要ではない。あなたは、時間の経過に直接は気付かない。あなたは、あたかも1都市において輸送機関で眠りにつき、夜通し平和なまどろみで休息した後、他の市で、しかも遠方の大都会で目を覚ますようなものである。あなたは、うたた寝中に旅をした。それで、あなたは、熾天使に包まれて休息-睡眠-中に、空間を飛行通過するのである。輸送睡眠は、調整者と熾天使輸送者とのつながりにより引き起こされる。
天使は、燃焼体を、あなたなが現在持っているような—肉体を、輸送することはできないが、最も低いモロンチアからより高い精霊の型までの他の総てのものを輸送することができる。それらは、自然な死の場合は機能しない。あなたが地球の経歴を終えるとき、あなたの身体はこの惑星に残る。あなたの思考調整者は、父の懐に進み、識別大邸宅世界でのあなたのその後の人格再構成には直接関係はない。あなたの新たな身体は、そこでは、モロンチア型、熾天使化ができるものである。あなたは、墓に「必滅の身体を撒く。」あなたは、大邸宅世界で「モロンチア型を収穫する。」
6. 記録者。これらの人格は、サルヴィントンとその関連世界の記録の受理、類別、再発送に特に関係がある。また、超宇宙とより高い人格の居住集団のための特別記録者として、またサルヴィントンの裁判所書記官と支配者付きの秘書として仕える。
放送者—受信者と発信者—は、記録の発信と主要情報の普及に関係があるので、熾天使記録者の専門部門である。それらの仕事は、144,000の通報が同時にエネルギーの同線を通過できるように多回路化されている上位のものである。彼らは、最高熾天使の主幹記録者のより高度の表意文字技術を適応させ、これらの共通の記号で第三の超熾天使の情報調整者と熾天使終了兵団の栄えある諜報調整者との両者の相互的接触を維持する。
優位系列の熾天使記録者は、こうして自身の系列の諜報軍団と下位のすべての記録者との緊密な連携を達成し、一方、放送は、超宇宙のより高位の記録者との、またこの伝達経路によりハヴォーナの記録者と楽園に関する知識の管理人との不断の通信の維持を可能にする。優れた系列の記録者の多くは、宇宙の下級区分の同様の職務から昇ってきた熾天使である。
7. 予備軍。優位の熾天使のすべての型の大予備軍は、サルヴィントンに設置されており、任務を割り当てる指揮官に徴用されたり、または宇宙行政者からの要求に応じ、即座にネバドンの最も遠い世界への派遣に用意ができているのである。また、優位の熾天使予備軍は、個人的全通達の管理と発信を任されている輝く宵の明星の長官からの要求に応じ使者の援助を提供する。地方宇宙には相互通信の適切な手段が充分に提供される。それにしても、個人的な使者による発信を必要とする残りの通達が常にある。
地方宇宙全体のための主要予備軍は、サルヴィントンの熾天使世界に設置されている。この軍団は、天使の全集団のすべての型を含んでいる。
宇宙天使のこの万能の系列には、星座の専門的業務が割り当てられている。これらの有能な聖職者は、星座首都に自らの本部を設けるが、割り当てられた領域のために全ネバドンで機能する。
1. 監督助力者。監督する熾天使の第一系列は、星座の父の集合的な仕事に割り当てられ、いと高きものの常に有能な助力者である。これらの熾天使は、主として星座全体の統一と安定化に関係がある。
2. 法予測官。正義のための理知的基礎は法であり、法は、地方宇宙においては星座の立法議会に源を発する。これらの審議会は、ネバドンの基本法を、人格の創造物の道徳的自由意志を侵害しない不動の政策と一致した星座全体の可能な限りの最もすばらしい調整を提供するように設計された法を、成文化し、正式に公布する。いかなる立法案が、いかにして自由意志の創造物の生活に影響するかの予測を星座立法者に示すことが、監督熾天使の第二系列の義務である。彼らには、この働きを地方体制と棲息界における長い経験によって実行する十分の資格がある。これらの熾天使は、どれか1集団のために特別な引き立てを求めはしないが、自説を述べるために出席できないもの達のために代弁しに天の立法者の前に現れるのである。人間ですらも宇宙法の発展に貢献するかもしれない。なぜなら、他ならぬこれらの熾天使は、人の一時的かつ意識的願望ではなく、むしろ人の内側、すなわち 空間世界の物質的人間の発展しているモロンチア魂の真なる切望を忠実に、しかも完全に描写するのであるから。
3. 社会的建築家。これらの熾天使は、個々の惑星からモロンチア訓練世界まで、すべての誠実な社会的接触を高め、宇宙の創造物の社会的発展を促進しようと苦心する。これらは、真の自己理解と本物の相互認識を基礎に意志をもつ創造物の相互連携を容易にしようと努めるとともに、知的存在体のつながりの全ての不自然さを剥ぎ取ろうとする天使達である。
社会的な建築家は、地球の効率的で快い働く集団を構成するかもしれない相応しい個人を一堂に集めるために自分の地域と力において全てを行なう。時々そのような集団は、実り多い持続的奉仕のために大邸宅世界で再連結されていた。しかし、これらの熾天使は、いつも彼らの目的に至るわけではない。これらの熾天使は、いつも与えられた目的を遂げたり、または、ある課題を成就するために最も理想的な集団を結成する人々を纏めることができるというわけではない。それらは、これらの条件のもとで利用可能な最良の材料を活用しなければならない。
これらの天使は、大邸宅世界とより高いモロンチア世界での奉仕活動を続ける。それらは、モロンチア世界における進歩と、3名、あるいはそれ以上の存在体に関するいかなる仕事にも関係がある。2つの存在体は、配偶、補足、あるいは協力関係を基盤に機能すると見なされるが、活動のために3名、あるいはそれ以上が集められるとき、社会的問題となり、したがって社会的建設者の管轄に属する。これらの有能な熾天使は、エデンチアで70区分に組織化され、またこれらの区分は、本部球を包囲する70のモロンチア進歩世界で奉仕する。
4. 倫理的に気づかせるもの。人格相互関係の道徳に向けての創造物認識の成長を強化し、助成することがこれらの熾天使の任務である。なぜなら、そのようなものが、人間の、あるいは超人の継続され、かつ目的ある社会と政府の成長の種子であり、解決の鍵である。倫理的評価のこれらの高揚者は、惑星支配者への志願の相談役として、また体制訓練世界の交換教師として役立つであろういたる所で常時機能する。しかしながら、あなたは、その時でさえノーラティアデクの首都の70個の衛星であるエデンチアの社会的実験室でユーニヴィターチアとの実際の生きる経験により大いに熱心に探検している仲間のまさしくその真の評価を速めるであろうエデンチアの兄弟関係の学校に着くまで、これらの高揚者の指導を受けることはないであろう。
5. 輸送者。監督熾天使の第5集団は、人格輸送者として機能し、星座の本部を往復して存在体を運ぶ。そのような輸送熾天使は、1球体から他球体への飛行における速度、方向、および天体の位置を完全に意識している。彼らは、無生命の発射体のようには空間を横断していない。彼らは、宇宙飛行の間、何らの衝突の危険もなく互いの近くを通過できる。それらは、完全に進行速度、飛行方向を変えることができ、宇宙の知性回路のいかなる空間合流点にあっても、もし指揮官が、目的地変更の指示をしたとしても、それに対応できるのである。
これらの輸送人格は、3エネルギー線の各々が、1秒あたり299,789キロメートルの明確な空間速度をもつ万遍に分散しているそのすべてを同時に利用できるように組織化されている。その結果、これらの輸送者は、あなたの時間の距離単位で1秒当たり893,186キロメートルからほぼ899,623キロメートルほどの長旅の平均速度に至るまで、力の速度にエネルギー速度を重ねることができる。速度は、隣接する物質の質量と近接により、また近くの主な宇宙力回路の強度と方向により影響される。空間を通過し、また適切に準備された他の存在体を輸送できる熾天使に類似した多数の存在体の型がある。
6. 記録者。監督する熾天使の第6系列は、星座業務の特別記録者として機能する。大きく有能な軍団は、エデンチア、あなたの体系と惑星が属するノーラティアデクの星座本部で機能する。
7. 予備軍。熾天使監督の一般予備軍は、星座の本部に留め置かれる。そのような天使の予備兵は、決して不活発ではない。多くが、使者の援助として星座支配者に仕える。他のものは、非割り当てのヴォロンダデク系のサルヴィントン予備軍に配属される。それでも、他のものは、例えばヴォロンダデクのユランチアでの立ち会い役に、また時には、支配者であるいと高きもののようなヴォロンダデクの息子に配属されるかもしれない。
熾天使の第四系列は、地方体制の行政任務に割り当てられる。それらの大勢は、体制首都出身であるが、大邸宅世界とモロンチア球体と棲息界に配置されている。系列の第四熾天使は、先天的に独特の行政能力に恵まれている。それらは、創造者たる息子の宇宙政府の下級区分の指揮官の有能な助力者であり、主に地方体制とその構成世界の業務に従事する。それらは、次のような奉仕のために組織化される。
1. 行政補佐官。これらの有能の熾天使は、体制君主、主要ラノナンデクの息子の直属補佐官である。それらは、体制本部の管理業務の錯綜する細部の実行において非常に貴重な補佐である。体制の福祉のためと棲息界の物理的、生物的利益における多くの業務執行のために大勢で様々な過渡期の世界や棲息界を往来し、体制支配者の個人的代理者としても役目を果たす。
これらの同じ熾天使の行政者もまた、世界の支配者、つまり惑星王子の政府に付設されている。任意の宇宙の大多数の惑星は、二次ラノナンデクの息子の管轄下にあるが、たとえばユランチアのようなある一定世界には、神性計画の失敗があった。惑星王子の背信の場合、これらの熾天使は、メルキゼデク受信者と惑星の権威をもつその後継者に配属されるようになる。熾天使のこの1,000名の万能の系列軍団は、現在のユランチアの代理支配者を補助している。
2. 司法の案内者。これらは、そのような事柄が体制か惑星の裁判所に裁決議題になるとき、人と天使の永遠の福祉に関する証しの概要を提示する天使である。彼らは、人間生存に関する全予審に向けての陳述に備える。後にそのような事例に関する記録とともに宇宙と超宇宙のより上級の裁判所へ回される声明。不確かな生存に関する事例すべての弁護が、これらの熾天使によって準備され、これらの熾天使は、宇宙司法の行政者により提出された起訴状に関する各論点の特徴の詳細すべてに関して完全な理解がある。
これらの天使の使命は、正義を打ち負かしたり遅らせたりすることではなく、むしろ全創造物へ公正で寛大な慈悲を伴う的確な正義が分配されることを保証することである。これらの熾天使は、一般的には、調停委員会の三審判の前に現れ、局部世界でしばしば機能する—比較的軽い誤解のための法廷。一時は下級領域にて正義の案内者として勤めた多くのものは、 より上の球体とサルヴィントンに慈悲の声として現れる。
司法の案内者のほんのわずかのものが、サタニアでのルーキフェレーンスの反逆で身をあやまり、また他の管理熾天使と下級系列の熾天使の聖職者の4分の1以上が、抑えのきかない人身の自由の詭弁により間違った方向に導かれ欺かれた。
3. 宇宙公民の通訳者。大邸宅世界の訓練、すなわち宇宙経歴における学生の最初の見習期間を終了するとき、上昇する人間は、相対的円熟の一時的満足感を楽しむことが許されている—体制首都の公民。各上昇目標への到達は、事実上の達成であるが、より大きい意味では、そのような目標は、楽園への長い上昇進路の単なる道標である。しかし、そのような成功がいかに相対的であろうとも、いかなる進化的創造物も目標到達の完全ではあるが、一時的満足感を決して否定しない。時折、楽園上昇における休止、呼吸の短い区切りがある。その間、宇宙の地平線は、動かず、生物状態は、静止し、人格は、目標遂行の甘味を味わう。
人間上昇者の経歴におけるそのような最初の期間は、地方体制の首都で起こる。この休止の間、あなたは、ジェルーセムの公民として先行する8つの人生経験—ユランチアと7大邸宅世界を含む—の間に修得したそれらのことを生物生活で言い表そうと試みるであろう。
宇宙公民の熾天使の通訳者は、体制首都の新公民を誘導し、宇宙政府の責任のそれぞれの認識を速める。また、これらの熾天使は、体制管理における物質の息子に密接に関連づけられ、その上、棲息界上の物質的人間に宇宙公民の責任と道徳を描く。
4. 道徳胎動者。大邸宅世界では、あなたは関係者一同の利益のための自治を学び始める。あなたの心は、協力を学ぶ、つまり、他の、そして賢明な者と計画する方法を学ぶ。熾天使教師は、体制本部では、さらにあなたの宇宙道徳について—自由と忠誠の相互作用について—の認識を速めるであろう。
忠誠とは何か。それは、宇宙兄弟愛の知的認識の成果である。人は、多くを得つつ何も与えないということはできない。人格段階を昇るとき、まず忠誠であること、次に愛すること、そして子であることを学び、その結果、自由が許される。しかし、あなたが終局者になるまでは、忠誠の極致に達するまでは、自由の究極性を自己-認識はできない。
これらの熾天使は、忍耐の成果を教える。その停滞は、ある種の死であること、だがその速すぎる成長は、等しく自殺行為であること。1滴の水が、高位置から低位置へ落下し、前方へと流れ、一連の短い落下を常に下方へと通過していくのと同じように、モロンチアと精霊世界での進歩においては、常に上向きであること—まさしく同程度にゆっくりと、そして、まさしく同程度のゆるやかな段階に従って。
道徳の胎動者は、切れ目のない多数の連鎖として人間生活を棲息界に向けて描く。ユランチアでのあなたの短い滞在は、人間の幼年時代のこの球体でのただ一つの輪であるが、宇宙の向こう側に伸び、永遠の時代を通るはずの長い鎖のまさしく最初の輪なのである。あなたが、この最初の人生で学ぶことはあまりない。重要なことは、この人生を生きる経験である。この世界の仕事でさえ主要ではあるものの、あなたがこの仕事をする方法としてはとうてい重要ではない。有徳の生活に対する何の物質的報酬もないが、深い満足感—達成の意識—があり、これは、想像し得るいかなる物質的報酬をも超えるのである。
天国の王国の鍵は:誠意、さらに、さらに一層の誠意。すべての人が、これらの鍵を持っている。人は、決定により、さらなる、さらなる決定により、それを用いる—精霊状態の前進。最も高い道徳的選択は、最高可能な価値の選択であり、そして常に—いかなる局面においても、いかなる全局面においても—これは、神の意志を為すことを選ぶということである。もし人が、こうして選ぶならば、ジェルーセムの最も謙虚な公民であろうが、または、ユランチアの必滅者の最小者でさえあろうが、人は、偉大なのである。
5. 輸送者。これらは、地方体制で機能する輸送熾天使である。あなたの体制であるサタニアにおいて、ジェルーセムから旅客を運んで往復し、さもなくば、惑星間の輸送者として役目を果たす。ユランチアの岸のある学生訪問者、もしくは、ある他の精霊の旅行者、もしくは準精霊の種類をサタニアの輸送熾天使に託さない日は滅多にない。他ならぬこれらの空間通過者は、そのうち、あなたを体制本部集団の様々な世界へ運んで往復し、あなたがジェルーセム任務を終えたとき、エデンチアにあなたを前進させるであろう。しかし、間違ってもあなたを人間の起源の世界へと後方には決して運ばないであろう。人間は、その一時的存在の天の配剤の間、出身惑星には決して戻らないし、その後の分配の間に戻るようなことがあるならば、宇宙本部集団の輸送熾天使に付き添われるであろう。
6. 記録者。これらの熾天使は、地方体制の3重記録の管理役である。体制首都にある記録の殿堂は、1/3が、輝く金属と水晶の物質で構成され、1/3が、人間の視覚の範囲を越えてはいるものの精霊と物質エネルギーのつながりで組み立てられたモロンチア的であり、1/3が、精霊的である独自の構造をもつ。この系列の記録者は、議長を務め、この三重の記録の体制を維持する。上昇する人間は、まず物質公文書を調べ、物質の息子とより高い変遷存在体は、モロンチアの大広間の公文書を調べるが、熾天使と領域のより高い精霊人格は、精霊部門の記録を熟読する。
7. 予備軍。ジェルーセムの管理熾天使の予備軍団は、精霊仲間としてそれらの待ち時間の相当を体制の様々な世界から新たに到着した上昇する人間—大邸宅世界の公認の卒業生達—との寛ぎで過ごす。ジェルーセムにおけるあなたの滞在の喜びの1つは、休憩の間、待機中の予備軍のこれらの旅慣れた、また経験豊富な熾天使との語らいと寛ぎであろう。
したがって、上昇する人間が、これほどおまでに体制首都を慕うのは、まさにそのような好意的関係に他ならない。あなたは、物質の息子、天使、および上昇する巡礼者の最初の混り合いをジェルーセムで見つけるであろう。完全に精霊的存在、準精霊的存在、それに物質的存在から出現したばかりの個人が、ここで親しく交わる。人間の型が、そこで互いの認識と同情的な人格理解を楽しむことができるようそのように光への反応の人間の範囲が修正され、広げられる。
これらの熾天使は、居住しているアダームの公民に、進化世界の物質的人種の生物的または物理的改善者に、密接に関連づけられてはいるが、体制首都の本部を維持し、主として惑星アダーム系の業務に割り当てられている。天使の奉仕の仕事は、棲息界に近づくにつれ、つまり永遠の目標に達する試みのために準備している時間の男女に直面する実際の問題に近づくにつれ、関心が高まる、興味を起こさせる。
惑星の助力者の大多数は、ユランチアではアダーム体制の崩壊の際に取り除かれ、あなたの世界の熾天使の指揮は、行政者、変遷の奉仕活動者、および運命の保護者に最大部分が移された。しかし、あなたの不履行の物質の息子のこれらの熾天使の援助は、次の集団の中でまだユランチアで活動している。
1. 園の声。人間進化の惑星過程が、生物上のその最高段階に達しつつあるとき、物質の息子と娘、アダーム系とハヴァー系が、その優れた生命原形質の実際の貢献により人種の一層の発展を高めるためにいつも現れる。そのようなアダームとハヴァーの惑星本部は、通常、エーデンの園と命名され、それらの個人的熾天使は、しばしば「園の声」として知られている。これらの熾天使は、進化の人種の物理的かつ知的増進のためのそれらの全事業において惑星アダーム系への掛け替えのない奉仕に役立つ。ユランチア上のアダームの不履行後、これらの熾天使の一部は、惑星に残され、権力あるアダームの後継者に割り振られた。
2. 兄弟愛の精霊。アダームとハヴァーが、進化の世界に到着するとき、その様々の人種間での人種的調和と社会的協力を達成する課題が、重要部分の1つであるということは明らかなはずである。異なる色と多様な気質のこれらの人種が、人間の兄弟愛の計画を気に入ることはめったにない。これらの原始人は、成熟した人間の経験からの、また兄弟愛の熾天使の精霊の忠実な奉仕活動からの、平和な相互間のつながりからくる知恵をはじめて実感するようになる。これらの熾天使の働きがなければ、発展世界の人種を調和し前身させるという物質の息子の努力は、大いに遅れるであろう。そして、あなたのアダームがユランチアの前進のための当初の計画を固く守っていたならば、今頃は、兄弟愛のこれらの精霊は、人類に信じられない変化をもたらしていたであろうに。アダームの不履行を鑑みて、これらの熾天使の系列が、あなたが現在ユランチアに持つ兄弟愛と同程度の兄弟愛さえ育て、実現させることができたのは、誠に注目に値する。
3. 平和の魂 。進化的人間の上向きの邁進における初期千年には、多くの奮闘が目立つ。平和は、物質的領域の自然な状態ではない。世界は、熾天使の平和の魂の奉仕活動を通して「地上に平和を、人類に善意を」ということに初めて気づく。これらの天使は、ユランチアにおいて初期の努力が大きく阻まれたとはいえ、ヴェヴォーナ、つまりアダーム時代の平和の魂の長官は、ユランチアに残され、現在、居住している総督の幕僚に配属されている。そしてマイケル誕生の際、「ハヴォーナで神に栄光があるように、地球に平和を、人類に善意を」と天使の軍勢の指導者として世界に告知したのは、この同じヴェヴォーナであった。
惑星発展の先進時代においてこれらの熾天使は、人間生存の哲学として神性同調の概念による償いの考えの追い越しに関与している。
4. 信頼の精霊。猜疑は、原始人固有の反応である。初期の時代の生存苦闘は、自然には信頼を生み出さない。信頼は、アダーム体制のこれらの惑星熾天使の奉仕活動によりもたらされた新しい人間の取得である。進化する人心に信頼を教え込むことは、惑星熾天使の任務である。神は、まさに信じて疑わない。宇宙なる父は、喜んで自分自身—調整者—を思う存分信頼する。
この熾天使集団全体は、アダームの失策後、新体制に異動され、以来ずっとユランチアにおける労働を続けてきている。この熾天使集団は、確信と信頼のそれらの理想の多くを具体化する文明が現在展開中であるので完全には失敗していない。
より進んだ惑星時代のこれらの熾天使は、不確実性とは、満ち足りた連続への鍵であるという真実への人の認識を高める。高めさせる。これらの熾天使は、無知が成功に不可欠であるとき、無知が成功にはつきものであるとき、被創造物にとり未来を知るということは途方もない大失敗であるということを人間の哲学者に理解を促す。彼らは、不確実性に伴う甘味への、つまり不成形の、かつ、知の未来の冒険と魅力への人の好みを高める。
5. 輸送者。惑星輸送者は、個々の世界のために働く。この惑星に連れて来られる熾天使化された存在体の大半が、移動中である。惑星輸送者は、単に一時逗留しているに過ぎない。彼らは、自身の特別な熾天使輸送者の保護にある。それにしてもユランチアには、そのような配置された多数の熾天使がいる。これらは、ユランチアからジェルーセムまでのような地方惑星から運行する輸送人格である。
天使に関するあなたの従来の考えは、次の方法で得られてきた。肉体の死の直前、反射的な現象が、人間の心で時々起こり、この仄暗くなる意識は、付き添っている天使の型の何かを想像するように思え、これは、すぐにその個人の心で保持される天使の習慣的概念の用語に翻訳される。
天使が翼を所有するという誤った考えは、天使が空中を飛ぶために翼を所有しなければならないといった完全に昔の概念によるものではない。人間には、輸送業務に備える熾天使の観測が時々許されており、これらの経験の伝統が、天使についてのユランチア人の概念を大きく決定した。惑星間の輸送のために旅客受け取りの用意のできている輸送熾天使を観測するに当たり、天使の頭から足に広がる明らかに2組の翼が見られているのかもしれない。実際は、これらの翼は、エネルギー絶縁体—摩擦遮蔽体である。
天の存在体は、一世界から他世界への転送のために熾天使化されようとするとき、球体本部に連れて来られ、然るべき登録後、輸送睡眠に追いやられる。その間、輸送熾天使は、惑星の宇宙エネルギー極の真上の水平位置に移動する。エネルギーが開け放たれる間、眠っている人格は、直接輸送天使の上に、つまり職務を執行中の熾天使の助力者により巧みに設置される。次に、上下2組の遮蔽体は、慎重に閉じられ、調整される。
さて、熾天使が、変圧者と送信者の影響で宇宙回路のエネルギーの流れに向きを変える準備ができると、奇妙な変化が、始まる。見たところ、熾天使は両先端で尖り、琥珀色の奇妙な光に包まれるようになるので、すぐ熾天使化の人格を区別するのは不可能である。輸送主任者は、すべてが出発の準備状態にあると、生命の乗り物の適切な点検をし、天使が適切に回路化されるかどうかを確かめるために通常検査を実行し、それから旅行者が適切に熾天使化され、エネルギーが調整され、天使が分離され、すべてが出発の閃光に向け準備されるということが公表される。機械的制御者2名は、次にそれぞれの位置につく。輸送熾天使は、このときまでにはほとんど透明で、振動し、きらめく光の魚雷形の輪郭になる。領域の輸送発送者は、今、生活エネルギー送信機の補助電池を通常数にして1,000個を召集する。輸送発送者は、輸送目的地を発表すると、稲光のような速度で前方へと発射し、惑星の大気の外層が広がる範囲にまで天の光の跡を残して行く熾天使の乗り物の近くに手を伸ばして触る。驚くばかりの光景は、10分足らずで熾天使の補強視力にさえ見えなくなるであろう。
惑星空間の報告書は、指定の精霊本部の子午線で正午に受け取られるが、輸送者は、真夜中にこの同じ場所から派遣される。そのときが、特に指定されていないとき出発に最も好ましい時間であり標準的時間である。
6. 記録者。これらは、体制の一部として機能するように、また宇宙政府に関連付けて、また関係しているように惑星の主要業務の管理人である。それらは、惑星業務の記録において機能するが、個々の生命と生活の問題には関係がない。
7. 予備軍。惑星熾天使のサタニア予備軍団は、物質の息子の予備軍と深く関連してジェルーセムに保持される。これらの膨大な予備軍は、この熾天使系列の多様な活動の全局面に十分に備える。また、これらの天使は、地方体制の親書の使者でもある。それらは、体制本部に定住している他と同様に変遷の人間、天使、および物質の息子に仕える。ユランチアは、現在のところサタニアとノーラティアデクの精霊回路の外にあるが、あなたは、別な方法では惑星間の業務との緊密な接触にある。その理由は、体制の他のすべての球体に来るように、ジェルーセムからのこれらの使者が、頻繁にこの世界に来るからである。
過渡的奉仕活動の熾天使は、その名前が暗示しているかもしれないように、物質状況から精霊状況までの生物変遷に貢献できるところではどこででも仕える。これらの天使は、棲息界から体制首都までで仕えるが、サタニアに現在いるもの達は、7大邸宅世界に生残している人間の教育のための最大努力に向ける。この奉仕活動は、次の7系列の任務に基づき展開される。
1. 熾天使の福音
2. 人種の通訳者
3. 心の立案者
4. モロンチア相談役
5. 技術者
6. 記録者-教師
7. 聖職活動の予備軍
あなたは、大邸宅世界とモロンチアの生命を扱う物語に関して過渡的上昇者へのこれらの熾天使の奉仕活動についてさらに学ぶであろう。
これらの天使は、ネバドンのより古い領域とネバドンのより進歩した惑星以外では奉仕活動をしない。その多数が、サルヴィントン近くの熾天使界で予備として保持され、いつかそこでネバドンの光と生命時代の夜明けに関する追跡に従事する。これらの熾天使は、上昇する人間の経歴との関連において機能するのだが、変更された上昇系列の中のあるものが生残するそれらの人間にほぼ例外なく奉仕活動する。
これらの天使が、ユランチア、あるいはユランチア人と現在直接的に関わらない限り、魅惑的な活動の記述を差し控えることが最善であると判断される。
熾天使は、地方宇宙の起源のものであり、一部のものは、他ならぬその出身領域において奉仕の目標を成就する。一部の熾天使は、上級大天使の助けと助言を得て輝く宵の明星の気高い義務に登用されるかもしれないが、他のものは、宵の明星の非明示の調整者の身分と奉仕を手に入れる。地方宇宙の目標においてさらなる他の冒険が試みられるかもしれないが、熾天使球は、すべての天使の永遠の目標のままである。熾天使球は、楽園と神格到達への天使の敷居、すなわち永遠の崇高な奉仕への時間の奉仕活動からの遷移球体である。
熾天使は、多くの—数百の—方法で楽園に到達できるが、これらの物語で詳述するように最も重要なのは次の通りである。
1. 天の職人、技術顧問、あるいは天の記録者として専門的業務での熟達により個人の力量において楽園の熾天使の住まいへの承認を得ること。このように万物の中央に到達後、楽園の仲間になること、そして、おそらくは熾天使の他の系列と他のものたちへの永遠の聖職者と助言者になること。
2.熾天使球へ召喚されること。一定の条件下の熾天使は、天に配列される。他の状況における天使は、時々人間よりはるかに短期間で楽園に達する。しかし、いかなる熾天使の1組も、いか程に適合していようとも、熾天使球、もしくは他の場所への出発を開始することはできない。成功している目標の守護者のみが、進化的上昇の段階的経路により楽園に進むことが確信できる。他のすべてのものは、天に現れるよう命ずる召喚状を携える第三超熾天使の楽園使者の到着を我慢強く待ち受けなければならない。
3. 人間の進化的方法により楽園に達すること。時間の経歴における熾天使の崇高なる選択とは、終局の経歴に達することができ、熾天使業務の永遠の活動球への職務への資格を得るために守護天使の地位を得ることである。時間の子供のそのような個人的案内者は、目標の保護者と呼ばれ、神性の目標の道における必滅の創造物を保護し、そうする際に自身の高い目標を決定していることを意味する。
人間の進化的方法により楽園に達すること。時間の経歴における熾天使の崇高なる選択とは、終局の経歴に達することができ、熾天使業務の永遠の活動球への職務への資格を得るために守護天使の地位を得ることである。時間の子供のそのような個人的案内者は、目標の保護者と呼ばれ、神性の目標の道における必滅の創造物を保護し、そうする際に自身の高い目標を決定していることを意味する。
人間起源段階から神に到達することは、天使にとり可能ではなく、その理由は、彼らは「あなたよりほんの少ししか高く」創造されていないからである。しかし、最底辺、すなわち人間生活の精霊面の低地から始めることはできないが、底辺から始めるそのような者達へと下りて行き、そのような被創造物をハヴォーナの入り口へ、一歩ずつ世界ごとに案内できるように賢明に用意された。人間上昇者が、ハヴォーナの回路を始めるためにユヴァーサを去るとき、肉体の人生の後の連結しているそれらの守護者は、熾天使球への、つまり壮大な宇宙の天使の目的地に向けての旅行中の一時の別れを巡礼の仲間に告げるであろう。これらの保護者は、熾天使の7回路を試み、疑う余地なく達成するであろう。
物質的人生の間の目標の守護者として配属されたそれらの熾天使の多くが、すべてではない、人間の仲間にハヴォーナ回路の間中同伴し、他の一部の熾天使は、人間の上昇とは完全に異なる方法で中央宇宙の回路を通過する。しかし、上昇の道筋の如何にかかわらず、進化するすべての熾天使は、熾天使球を通過し、また大多数がハヴォーナ回路の代わりにこの経験を経る。
熾天使球は、天使にとっての目標球であり、この世界への到達は上行球における人間巡礼者の経験とは全く異なっている。天使は、熾天使球に達するまでは自身の永遠の未来に全く確信がない。熾天使球に達するいかなる天使も、道に迷うとは知られていない。迷った罪は、決して完成の熾天使の心に応答を見つけないであろう。
熾天使球の卒業生は、さまざまに割り振られる。ハヴォーナ回路経験の目標の守護者は、通常、人間終局者の軍勢に入る。他の保護者は、ハヴォーナの分離試験合格後、頻繁に楽園の人間の仲間に再度加わり、一部は、人間終局者の永続する仲間になり、他のものは、人間ではない様々な終局者軍団に入る一方で、多くは、熾天使の完成軍団に召集される。
天使は、精霊の父の到達と完了の熾天使の業務への承認後、光と生命に落ち着く世界の奉仕活動に時々割り当てられる。彼らは、宇宙の三位一体化された高い存在体と、楽園とハヴォーナの崇高な奉仕への配属を獲得する。地方宇宙のこれらの熾天使は、かつては自分達を中央と超宇宙の奉仕する精霊とを区別していた神性の可能性における格差を経験上補填してきた。熾天使終了兵団の天使は、超宇宙の第二熾天使 の仲間として、また超熾天使の楽園-ハヴォーナの高い系列の助力者として役目を果たす。そのような天使にとり時間の経歴は終わっている。彼らは、今後、そしていつまでも、神の僕であり、神性人格の配偶者であり、楽園終局者の同僚である。
完成熾天使の多数は、故郷の宇宙へと、そこで経験的完全性の奉仕活動による神性の寄付の奉仕活動の補足へと戻る。ネバドンは、比較して言えば、若い宇宙の1つであり、したがってこれらの帰還した熾天使球卒業生は、古い領域での現象ほどにはあまり多くいない。とはいうものの、進化の領域が、光と生命の状態に近づくにつれ、それらの、卒業生、奉仕のますますの必要性を明らかにすることが重要であることから、我々の地方宇宙には完成熾天使が十分に補充されている。完成熾天使は、現在、熾天使の最高系列でより広範囲に役目を果たすが、一部は、他の天使の各系列で役目を果たす。あなたの世界でさえ熾天使終了兵団の専門化している12集団の大規模な奉仕活動を享受するのである。惑星監視の達人熾天使は、棲息界に新たに任命されたそれぞれの惑星王子とともに行く。
奉仕活動の多くの魅惑的な大通りは、完成熾天使に開かれているが、ちょうど彼らが皆、前楽園時代の目標の守護者としての任務を切望したように、肉体を与えられた楽園の息子の贈与の従者として後楽園経験において役目を果たすことを切望している。それらは、進化する世界の必滅の創造物を楽園の目標である神性と永遠に向けての長く魅惑的な旅に向かわせるその宇宙計画に今もなお崇高的に捧げている。熾天使の完成のこれらの精霊聖職者は、人間が神を見つけ、神性の完全性を達成するという冒険全体に渡って時間の忠実な奉仕活動をする精霊と共に、常に、しかもいつまでも、あなたの真の友であり、絶えることない助力者である。
[ネバドンの熾天使軍勢の長官の要求に応えて行動するメルキゼデクによる提示]
主要な宇宙存在体の多くのように、神の上昇する息子の一般的7集団が、明らかにされてきた。
1. 父-融合の人間
2. 息子-融合の人間
3. 精霊-融合の人間
4. 進化する熾天使
5. 上昇の物質の息子
6. 移動された中間者
7. 人格化調整者
これらの存在体の物語は、全ての時間を通じて、進化的世界の動物起源の下級の人間から宇宙なる父の人格化調整者までの、また楽園神の広範囲の創造の全宇宙における神の愛と仁慈深い下降の惜しみない贈与についての栄光談を提示するものである。
これらの提示は、神の記述に始まり、また物語は、集団ごとに、不死の可能性が授けられる生命の最下級系列にいたるまでの宇宙の生物の階段を降下してきた。そして、現在、私は、息子の上昇系列に関し、とりわけ時と空間の必滅の創造物に関わる神の永遠の目的についての詳説を推敲し、継続するためにサルヴィントン—進化する時の世界の起源のかつての一必滅者—から急派されたのである。
この物語の大部分は、上昇する人間の基本的な3系列の扱いに充てられているので、まず上昇する息子の非必滅系列についての考慮である。—熾天使、アダーム、中間者、および調整者。
動物起源の必滅の創造物は、息子の資格を享受する特権をもつ唯一の存在ではない。天使の軍勢は、楽園に達する崇高な機会を共有する。後見熾天使は、時間の上昇する人間との経験と奉仕により上昇の息子の身分もまた獲得する。そのような天使は、熾天使球を経て楽園に達し、多くが、人間終局者軍団に召集されさえもする。
神との息子関係にある終局者の崇高の高みに登るということは、天使にとっては見事な業績、すなわち永遠なる息子の計画と内住する調整者の絶え間ない臨場の助けによるあなたの永遠の生存の到達をはるかに超える成就である。しかし、後見熾天使、および時折、他のものは、実際にそのような上昇を遂げるのである。
神の物質の息子は、全体が下降する息子として分類されるメルキゼデク系とその仲間とともに地方宇宙で創造される。そして、実際に、惑星アダーム系—進化世界の物質の息子と娘—は、地方体制の首都である自分達の起源の球体から棲息界に下降するのである。
そのようなアダームとハヴァーの1組が、生物上の改善者としてそれらの惑星の共同任務に完全に成功すると、双方は、自身の世界の住民の将来の目標を共有する。そのような世界が光と生命の進行段階に定着するとき、この忠実な物質の息子と娘は、全惑星の管理義務からの辞任が許され、こうして下降の冒険から解放されると完成された物質の息子として地方宇宙の記録への登録が許される。同様に惑星の任務が長引くとき、停留身分の物質的の息子—地方体制の公民—は、身分上の各球体活動から後退し、完成された物質の息子として同じく登録が許される。これらの形式的手続き後、解放されたアダームとハヴァーは、神の上昇する息子として認定され、その時のそれぞれの段階と精霊的到達の寸分たがわない地点から始まり、すぐにハヴォーナと楽園に向けて長旅を始めることができる。そして、彼らは、神を見つけ、楽園神格の永遠の奉仕における人間終局者の軍勢を達成するまで人間と他の上昇する息子と共にこの旅を続行する。
神の下降する息子の惑星贈与の直接の恩恵が奪われ、楽園上昇は長らくの延期にもかかわらず、それでもなお、中間被創造者の両集団は、進化する惑星が光と生命の中間的時代への到達直後に惑星勤務から自由になる。それらの大多数は、時々その人間のいとこ達と共に光の寺院の下降と惑星王子の惑星君主の高位への上昇の日に移動される。両系列は、惑星勤務から解かれると、神の上昇する息子として地方宇宙の中に登録され、すぐさま物質界の必滅の人種の前進のために確立された他ならぬその経路にて長い楽園上昇を始める。第一集団は、様々な終局者軍団へと予定されてはいるものの、第二の、すなわちアダーム中間者は、全員が登録のために人間の終局者軍団へと導かれる。
時間の人間が、宇宙なる父の精霊の贈り物との惑星連合における永遠の魂の生存を果たし得ない場合、そのような失敗は、決して調整者側の義務、奉仕活動、業務、または献身の無視の所為ではない。そのような見捨てられた訓戒者は、人間の死に際し、神性球に戻り、次には、つまり非生存者の判決に続き、時間と空間の世界へ再び配属されるかもしれない。これらの有能な調整者は、時折この種の勤務を繰り返すか、または、例えば肉体を与えられた贈与の息子の内住調整者として機能するといったような何らかの珍しい経験に続き、宇宙なる父により人格化される。
人格化調整者は、他とは異なる不可思議な集団の存在である。元々実存的な前人格状態のものであり、物質界の下級の人間の人生と経歴への参加により経験可能にされてきた。そして、これらの経験豊富な思考調整者に授与される人格は、宇宙なる父の経験的人格の被創造物の創造への贈与の個人的、かつ継続的奉仕活動に起源があり、その上その泉を持っているので、これらの人格化調整者は、神の上昇する息子として分類されており、息子に関するそのような全系列の中で最高系列である。
人間は、神の息子と呼ばれるそれらの存在体の一連の鎖の最後の輪である。最初の、永遠なる息子の特徴は、非常にあなたに似た存在体が到着するまで、次第に減少する神性の人格化と次第に増していく人間の一連の人格化とを渡し続ける。次に、何とあなたは、あなたの信仰が理解するかもしれない素晴らしい真実―永遠なる神との息子関係―に精霊的に気付かせられるのである。
同様に最初の無限の精霊は、次第に減少する神性と次第に増していく人間の系列の長い連続により、領域の苦闘している生物にますます近づき、時間の人間の経歴の人生旅行において個人的にあなたを警備し導く天使—その天使よりあなたはほんの少し下位に造られた—の表現の限界に達する。
父なる神は、こうして宇宙の中の宇宙全体に渡りほぼ無数の上昇者とのそのような密接な個人的接触をとるために下りはしないし、できないのである。しかし、父は、下級の被創造物との個人的接触を奪われてはいない。あなたには神性の臨場がないわけではない。父なる神は、直接的人格顕示によりあなたと共にいる訳ではないが、父なる神はあなたの中におり、また、神性の訓戒者である内住する思考調整者の自己同一性のあなたの一部である。父は、こうして人格と精霊においてあなたから最も遠いものは、人格回路と人間の息子と娘のまさにその魂との内的意思疏通においてあなたに最も近づく。
精霊識別は、人格生存への鍵の構成要素をなし、精霊的上昇目標を決定する。そして、思考調整者が、肉体での人生の間に人と結びつける融合の可能性の唯一の精霊であるが故に、時間と空間の必滅者は、主に神性の贈り物、つまり内住する訓戒者とのそれぞれの関係に従って分類される。この分類は次の通りである。
1. 調整者の一時的、または経験的滞在の必滅者
2. 非調整者の融合型の必滅者
3. 調整者-融合の可能性の必滅者
連続1―一時的、あるいは調整者の経験的滞在の必滅者。この一連の名称は、第2系列の世界を除く全棲息界の初期段階で使用され、いかなる発展惑星にとっても一時的である。
連続1の必滅者は、人類発展の初期は空間の世界に生息し、人間の心の最も原始の型を擁する。前アダームのユランチアの多くの世界では、より高度の、より進化した多数の原始人の型が生存の可能性を取得するのだが、調整者融合には達し得ない。何世代もの間、より高度の精霊的意志作用の段階への人の上昇前に、調整者は、苦闘している創造物の肉体での短い生涯の間、それらの心を占領し、意志をもつそのような創造物に調整者が住みつく瞬間、集団守護天使が機能し始める。最初の連続のこれらの必滅者には個人的後見者はいないが、集団管理人はいる。
経験的調整者は、原始人の肉体での全生涯を通じて原始人と共にいる。調整者は原始人の前進に非常に貢献するが、そのような必滅者との永遠の結合を形成することはできない。調整者のこの一時的奉仕活動は2つの事柄を達成する。まず最初に、彼らは自然における貴重で現実の経験と進化する知力の働きを獲得する。より高い開発の存在体との他の世界での後の接触に関して非常に貴重になるであろう経験。2番目は、調整者の一時的滞在は、それぞれの人間の対象にその後の可能な精霊融合の準備をさせることに非常に寄与する。この型の神を探し求める全ての魂は、地方宇宙の母なる精霊の精霊的抱擁を通じて永遠の生命を獲得し、その結果、地方の宇宙政体の上昇する人間になる。前アダームのユランチアからの多くの人間が、このようにしてサタニアの大邸宅世界に進められた。
人は進化的試練と苦難の長い時代を経て精霊的知性のより高い段階を登るべきであると定めた神々は、あらゆる上昇段階の人の状態と必要に注意する。絶えず、神々は、進化する人種の初期のこれらの苦闘する必滅者の最終的な裁きにおいて、素晴らしく公明正大であり、魅力的に慈悲深くさえある。
連続2—非調整者融合型の必滅者。これらは、内住調整者との永遠の結合に達し得ない専門化された人間の型である。1頭脳、2頭脳、そして3頭脳をもつ人種間の型分類は、調整者融合において問題ではない。そのようなすべての必滅者は、似通っているのだが、これらの非調整者の融合型は、意志をもつ創造物とは完全に異なり、しかも著しく変更された系列である。息をしないものの多くが、この連続に属し、また通常調整者と融合しない多数の他集団がある。
この集団の各成員は、連続第1と同様に、単独の調整者の奉仕活動を肉体での生涯中に享受する。束の間の生涯の間これらの調整者は、必滅者が融合の可能性をもつ他の世界で行われる一時的内住の対象者のために総てをする。この第2番目の必滅者にはしばしば処女の調整者が内住するが、より高い人間の型は、しばしば最高の技能をもち、経験豊富な訓戒者と連係しての内住である。
第2の存在体は、動物起源の創造物高揚のための上昇計画において神の息子の必滅者のユランチア型に広げられるものと同様の熱心な勤労を味わう。非融合惑星の調整者との熾天使の協力は、融合可能の世界と全く同じように供与される。未来の目標の後見者は、ちょうどユランチアでのようにそのような球体で奉仕活動をし、人間の生残時に同様に機能し、その時に生残する魂は、精霊融合する。
大邸宅世界にてこれらの変更された人間の型に遭遇するとき、あなたは彼らとの意志の疎通に何の困難もないと気づくであろう。そこでは、彼らは同じ体制言語だが修正された方法によって話す。これらの存在体は、精霊の顕現と人格顕現において被創造物の生命のあなたの系列と同じであり、ただ、ある身体的特徴において、また、それらが思考調整者と融合不可能であるという事実において異なる。
私は、この型の被創造物が、何故宇宙なる父の調整者と決して融合できないのかについて発言はできない。生命運搬者は、惑星の異常な環境における生活を維持できる存在体を定式化する彼らの努力において、調整者との永久的結合をもたらすことが本質的に不可能になるという意志をもつ知的創造物の宇宙計画においてそのような抜本的変更の必要性に直面する。しばしば、我々はといただ問い質してみた。これは意図的なものなのか、または意図的でない部分なのか。だが、我々は、まだ答に至ってはいない。
第3—調整者-融合可能の必滅者。父融合のすべての必滅者は、動物の起源のものである、ちょうどユランチアの人種のように。それらは、調整者融合可能の1頭脳型、2頭脳型、3頭脳の型の必滅者を擁する。ユランチア人は、中間型か2頭脳型である。いろいろな意味で人間としては1頭脳集団より優れてはいるものの、3頭脳系列に比較して確実に限りがある。物理的頭脳の授与のこれらの3つの型は、調整者贈与において、熾天使の勤労において、または精霊奉仕活動のいかなる他の局面においても問題ではない。3種類の脳の型には知的かつ精霊的差異は、心の授与と精霊の可能性において別なふうによく似ている個人を特徴づけ、束の間の生活において最もすばらしく、また大邸宅世界がひとつずつ移動されるにつれ減少する傾向がある。体制本部からのその後は、これらの3種類の型の進行は、同じであり、最終的楽園の各々の目標は同じである。
無数の連続。これらの談話に進化世界での魅惑的変化のすべてを取り込むことはできない。あなたは、10番目のごとの世界というものは、10進の、または実験的な惑星であるということを知っているが、進化する球体の進行を時々中断する変化する他のものについては何も知らない。同一集団の惑星間での違いのように明らかである生物系列間でさえ語るには多過ぎる違いがあるが、この発表が、上昇経歴について本質的な違いを明らかにする。また、上昇経歴は、時間と空間の必滅者のいかなる考慮すべき事柄にも最も重要な要素である。
人間生存の機会に関し、それを永遠に、どこまでも、明らかにさせてもらおう。もし内住調整者に協力する意欲を明らかにし、神を見つけ神性の完全性に達する願望を示すならば、これらの願望は、「世に来るすべての人を照らすその誠の光」の原始的理解の最初のかすかな点滅でしかないとは言え、人間存在のあらゆる可能な局面のすべての魂は生き残るであろう。
必滅の人種は、知的で人格的創造の最下級集団の系列として存在する。あなた方必滅者は、神のように愛されており、1人1人が、栄光ある経験のある種の目標を受け入れることを選ぶかもしれないが、本質的にはまだ神性集団ではない。あなたは、完全に必滅である。あなたは、融合が起こる瞬間、上昇する息子とみなされるであろうが、時間と空間の必滅者の状態は、生残する必滅の魂と永遠かつ不滅の精霊の何らかの型との最終的な合同事象前の信仰の息子のものである。
ユランチアの人間のような下級で物質の創造物が、神の息子、最も高きものの信仰の子であるということは、厳粛で高邁な事実である。「私達が神の息子と呼ばれるためには、どんなに大きな愛を父から賜わったことか、よく考えてみなさい。」「あの方を受け入れた者全員に、神の息子であると認識する力を与えたのである。」「あなたがどうなるのかまだ明らかではない」とはいえ、今でさえ、「あなたは神の信仰の息子である。」「あなたがたは再び恐れをいだかせる奴隷の霊を受けたのではなく、息子たる身分の霊を受けたのであるから、その霊により『私達の父よ』と呼ぶのである。」昔の予言者は、永遠の神の名において語った。「私は、それらにさえ、我が家に場所と息子達よりよい名を与えるつもりである。永遠に続く名を、断ち切られないものをそれらに与えるつもりである。」「そして、あなた方は息子であるので、神はその息子の霊をあなたの心に送ったのである。」
人間居住の進化する世界のすべてが、神のこれらの信仰の息子を、恩恵と慈悲の息子を、神の家族に属しそれ故神の息子と呼ばれる必滅の者をもてなす。ユランチアの必滅者には、自身を神の息子と見なす権利が与えられている。
1. あなたは精霊の見込みのある息子、すなわち信仰の息子である。あなたは、息子たる身分を受け入れた。あなたは、自分自身の息子の現実を信じ、それ故神との息子関係は、永遠に真実になるのである。
2. 神の創造者たる息子はあなた方の中の1人になった。現実に、あなたの兄である。そしてもしあなたが、精霊上、真にキリストの、つまり勝利のマイケルの弟になるならば、そこで、あなたは、精霊上、あなた方の共通のその父の息子でもあらなければならない—他ならぬすべてのものの宇宙なる父である。
3. あなた方は、息子の精霊があなたに注がれたので、ユランチアの全人種に自由にしかも確かに贈与されたので、息子である。この精霊は、精霊の源である神性の息子へと、またその神性の息子の源である楽園の父に向けて常にあなたを引き寄せている。
4. 宇宙なる父は、自身の神性の自由な意志から被創造物のあなたの人格をあなたに与えた。あなたは、神がその息子になるかもしれないすべての者と共有する自由意志に基づく行為のある程度のその神性の自然さを授与されてきた。
5. あなたの中には宇宙なる父の断片が住んでおり、あなたは、神のすべての息子の神性の父とこのようにして直接に関係しているのである。
調整者の送り出し、つまり宿りは、まことに父なる神の計り知れない神秘の1つである。宇宙なる父の神性の断片は、創造物の不死の可能性をともに連れてくる。調整者は、不滅の精霊であり、融合必滅者の魂に永遠の生命を贈る。
生残する必滅者のあなた自身の人種は、神の上昇する息子のこの集団に属する。あなたは、現在惑星の息子、つまり生命運搬者の着床に起源をもち、アダーム-生命注入により変更された進化する生物であり、まだとても上昇する息子ではない。だが、あなたは、本当に上昇可能の息子であり、—栄光と神性到達の最高の高みにさえ—信仰により、そして、内住調整者の活動を精霊的にする取り組みとの自由意志の協力により上昇する息子のこの精霊の身分を獲得できる。あなたとあなたの調整者が、遂に永久に融合されるとき、ちょうどキリスト・マイケルの中で神の息子と人の息子が1つであるように、あなた方2者が1つにされるとき、そのとき、あなたは、現実に神の上昇する息子になったのである。
試験期間の、かつ進化する惑星における内住奉仕活動の調整者経歴についての詳細は、私の仕事の一部ではない。この素晴らしい真実の詳述は、あなたの全体の経歴を含んでいる。私は、調整者-融合の必滅者に関し十分な記述作成のために調整者の特定機能についての言及を盛り込む。神の内住する断片は、ネバドンとオーヴォントンにおける、そしてハヴォーナを経て、楽園それ自体に至る上昇経歴の全てに渡る物理的存在の初期からあなたの系列と共にいる。それ以来、この同じ調整者は、永遠の冒険においてあなたと1つであり、あなたの中にいる。
これらが、宇宙なる父に「私が完全であるようにあなたも完全になりなさい。」と命令されてき必滅者である。父は、あなたに自分を贈与し、あなたの中に自身の精霊を置かれた。だからこそ、あなたの究極の完全性を要求するのである。時間の人間の球体から神性の永遠の領域への人間上昇の物語は、私の仕事には盛り込まれてはいない好奇心をそそる詳説を構成するが、この崇高な冒険は、必滅の人間の最高の研究であるべきである。
宇宙なる父の断片との融合は、楽園の最終的到達の神性確認に等しく、そのような調整者-融合の必滅者は、ハヴォーナ回路を通過し楽園において神を見つける全ての人間の唯一の階級である。調整者-融合の必滅者にとり、宇宙奉仕の経歴は開け放たれている。何という高潔さの目標と栄光到達が、あなた方1人1人を待ち受けていることよ。あなたは、あなたのために為されたことに完全に感謝しているのか。あなたは、あなた—いわゆる「涙の谷」を通る人生のみすぼらしい小道を今重い足取りで歩くあなた—の前にさえ広がる果てなき達成の高みの壮大さを理解しているのか。
実際にすべての生残の必滅者は、大邸宅世界の1つにおいて、またはより高いモロンチア球体への到着直後にそれぞれの調整者と融合する一方で、一部のものには、宇宙本部の最後の教育世界に達するまでこの最終的な生存の保証を経験をしない特定の遅延融合の事例というものがある。また、忠実な調整者との自己同一融合に完全に失敗する終わることのない生命への人間候補者も少数いる。
そのような必滅者は、裁定権威者により生存に値すると判断され、神性球からの帰還により、それぞれの調整者ですら、大邸宅世界への上昇に同意した。そのような存在体は、体制、星座を経て、またサルヴィントン回路の教育世界を経て昇った。彼らは、融合に向けての「70の7倍」の機会に恵まれはしたものの、依然としてそれぞれの調整者との同一性に達し得ていない。
同時進行の何らかの困難が、父融合を禁じていることが明らかになるとき、創造者たる息子の生存審判者が召喚される。そして、日の老いたるものの個人的な代表により認可された査問会が、上昇する人間が融合到達への発見可能ないかなる失敗原因に関しても無罪であることを最終的に決定すると、生存審判者らは、地方宇宙の記録でそう認証し、この確認事項を日の老いたるものに正式に伝える。内住する思考調整者は、それに関して直ちに人格化訓戒者による承認のために神性球に戻り、モロンチア必滅者は、この暇乞いに際し、すぐに創造者たる息子の精霊の個別化された贈り物に融合される。
これらの息子融合の創造物は、ネバドンのモロンチア球体が、精霊融合の必滅者と共有されるのとほぼ同程度に、楽園のはるか遠くの小島への内面に向かう旅行中の思考調整者-融合の同胞とともにオーヴォントンの勤労を分かち合う。彼らは、真にあなたの同胞であり、また、あなたは、超宇宙の訓練世界を通過する間、彼らの提携を大いに享受するであろう。
息子融合の必滅者は、多数集団ではなく、オーヴォントンの超宇宙には100万足らずがいる。楽園の居住目標は別として、あらゆる点で、調整者融合の仲間の対等者である。息子融合の必滅者は、超宇宙の任務で頻繁に楽園に旅行するが、それらの出身の超宇宙に閉じ込められており、制限されており、一階級として、そこに永久に住むことは滅多にない。
上昇する精霊-融合の必滅者は、第三根源の人格ではない。それらは、父の人格回路に含まれているが、第三根源と中枢の心以前の精霊の個性化と融合した。そのような精霊融合は、自然の生命の期間中には決して起こらない。それは、大邸宅世界のモロンチア生活における人間の再度の目覚めの時点で生ずる。融合経験に重複はない。意志をもつ創造物は、精霊融合、息子融合、または父融合のいずれかである。調整者、あるいは父融合のもの達は、決して息子融合ではない。
肉体での人生の期間、必滅の創造物のこれらの型が調整者-融合候補ではないという事実が、調整者のこの型での内住を阻むことはない。調整者は、肉体での人生の間、そのような存在体の心で働いてはいるものの、その生徒の魂といつまでも決して1つにはならない。調整者は、この一時的滞在期間、調整者融合の候補者の中に築き上げる必滅の人間性の同じ精霊の相手—魂—を効果的に築き上げる。調整者の仕事は、人間の死の時まであなた自身の人種におけるそれぞれの機能と似かよっているが、人間の消滅に際し、調整者は、これらの精霊-融合候補から離れ、すべての神性訓戒者の本部である神性球に直接進み、そこで自身の系列の新任務を待ち受ける。
そのような眠りの生存者が大邸宅世界で再人格化されるとき、立ち去った調整者の地位は、関係ある地方宇宙の無限の精霊の代表である神性聖職者の精霊の個別化により埋められる。この精神注入が、これらの生存する創造物を精霊融合の必滅者にする。そのような存在は、心と精霊においてあらゆる点で、対等のもの達である。そして、彼らは、実にあなたの同時代のものであり、あなたの系列の融合候補と、また息子融合をするはずのもの達と大邸宅球とモロンチア球を共有している。
しかしながら、精霊-融合の必滅者には、その上昇の同胞とは異なる1事項がある。出身物質界における人間の経験についての人間の記憶は、内住する調整者が、精霊的意義をもつ人間の人生のそれらの出来事に関わる精霊の相手、または転記物を取得したが故に、肉体における死を乗り切る。しかし、精霊融合の必滅者の場合、人間の記憶が持続するかもしれないそのような何の仕組みも存在はしない。調整者の記憶転記は、完全かつ損なわれてはいないが、これらの取得は、立ち去った調整者の経験上の所有物であり、それ以前の生活の意識をもたないまるで新たに創造された存在でもあるかのようにネバドンのモロンチア球の復活の広間で目を覚ます元の内住の創造物には利用可能ではない。
地方宇宙のそのような子らは、関係する熾天使と天使童子により再び聞かされたり、また記録係の天使により分類された人間経歴に関する記録を参考することにより、人間の過去の経験の記憶の多くを自分のものにすることが可能になる。彼らは、物質生活と人間生活における経験上の起源をもつ生残する魂が、人間の出来事について何の記憶も持たない一方で、記憶されていない過去の経験の出来事への経験上の残留認識応答があるが故に、疑う余地のない自信を持ってこれができるのである。
記憶されていない過去の経験の出来事が、精霊融合の必滅者に伝えられるとき、そのような生存者の魂(自己同一性)の中で語られた出来事が、即座に現実の情緒的色合と事実の知的資質を帯びて語られた出来事を即座に注ぎ込むそのような生存者の魂(自己同一性)の中で経験上の認識の即座の反応がある。そして、この二重の反応は、人間の経験の記憶されていない一面の再建、認識、および確認を構成する。
調整者-融合候補の場合ですらも、精霊価値をもつ人間のそれらの経験だけが、生残する必滅者と復帰する調整者の共通の所有物であり、それ故、それらの経験は、人間生存後すぐに思い出される。これらの調整者-融合者でさえ、精霊的意味のないそれらの出来事に関しては生残する魂の中の認識反応の属性に依存しなければならない。そして、何か1つの出来事が、他者にではなく1人の必滅者に精霊の内包的意味があるかもしれないので、それは、同じ惑星からの現代の上昇者集団にとり、調整者に記憶された出来事の蓄えをひとまとめにし、またその結果、上昇者の中の誰か1人の人生において精霊的価値があるいかなる共通経験も再建可能になる。
さて、我々は,記憶再構成のそのような方法をかなりよく理解してはいるが、人格認識方法は、把握していない。1度の提携の人格は、記憶操作とは全く無関係に対応するとはいえ、記憶自体とその再構成方法は、人格のそのような相互反応に認識全体を与える必要がある。
精霊-融合の生存者はまた、かつて生活した自分の惑星の天の配剤後の世界への再訪によって肉体で生きた人生について多く学ぶことができるのである。精霊-融合の子は、一般に地方宇宙の勤労に拘束されるので、自身の人間の経歴を調査する機会を味わうことができる。彼らは、楽園の終局者軍団においてあなたの高い、また高められた運命を共有しない。調整者-融合の必滅者、あるいは他の特別に抱擁された上昇存在体だけが、神格の永遠の冒険を待ち受ける人々の集団に召集される。精霊-融合の必滅者は、地方宇宙の永久公民である。彼らは、楽園の目標を希望するかもしれないが、確信はできない。ネバドンのそれらの宇宙の家は、サルヴィントンを取り巻いている8番目の世界集団である。ユランチアの惑星の伝統により思い描かれるような目標-天国の性質と位置
一般的に言って、精霊融合の必滅者は、地方宇宙に閉じ込められている。息子-融合の生存者は超宇宙に限られている。調整者-融合の必滅者は、宇宙の中の宇宙に浸透する運命にある。人間融合の精霊は、必ず起源の段階に昇る。そのような精神実体は、絶えず主要根源の球体に戻る。
精霊-融合の必滅者は、地方宇宙のものである。通常、彼らは、故郷の領域の境界を超えては、つまりそれらを瀰漫させる精霊の空間範囲の境界を超えては上昇しない。息子融合の上昇者も、精霊授与の根源に昇る。なぜならば、創造者の息子の真実の精霊が、関連する神性聖職者に集束するのと全く同様に、より高い宇宙の反映の精霊において実行される創造者の息子の「融合精霊」もそうなのであるから。七重の神の地方宇宙と超宇宙段階とのそのような精霊関係は、説明しにくいかもしれないが、反映の精霊—創造者の息子の第二天使の声—のそれらの子供に紛れもなく明らかにされており、認識しにくいことはない。楽園の父から来る思考調整者は、人間の息子が永遠の神と直面するまで、決して止まることはない。
必滅の存在体が内住する思考調整者と永遠に融合しなかったり、あるいは、できなくなる結合方法における神秘的な可変要因は、上昇計画における不備を明らかにするように思えるかもしれない。息子と精霊融合は、表面的には、何らかの楽園-到達計画の詳細についての説明のつかない失敗に対する償いに類似している。だが、そのようなすべての結論は、思い違いである。我々は、これらのすべての出来事が宇宙の崇高なる支配者の確立した法への服従において展開するということを教えられている。
我々は、この問題を分析し、また創造者の息子と日の老いたるものの本部はより高い領域への移動中にあるそれらのものの勤労に完全に依存しているであろうから楽園の1つの究極目標へのすべての必滅者の委託が時間-空間宇宙に対して不当であろうという疑う余地のない結論に達した。地方政府と超宇宙政府のそれぞれには、上昇公民の永久集団が提供されるべきであるということが誠に実に適しているように思える。これらの行政機能は、アバンドンター系とスサチア系の進化した補体であり、恒久状態にある栄光に輝く必滅者の特定集団の努力により豊かにされるべきである。今や現在の上昇計画がまさしくそのような上昇生物の集団だけに効果的に時-空間行政を供給するということは、一目瞭然である。我々は、幾たびも考え込んだ。このすべてが、創造者たる息子と日の老いたるものに上昇する永久的集団を、つまり来る宇宙時代にこれらの領域の業務を進展させることにおいてますます有能になる進化の公民の系列を、提供する主たる宇宙の建築者の意図された全ての賢明な計画の一部分を意味しているのかと。
人間の目標が、このように異なるということは、必ずしも一方が他方よりもすばらしいとか、または劣ると立証するものでは決してなく、ただそれらは異なっているに過ぎない。永遠の未来において上昇者の前に展開される終局者としての調整者融合の上昇者には、いかにも壮大で栄光の経歴があるのだが、これは、それらが上昇の同胞以上に好まれているということを意味しない。必滅者生存のための神性計画の選択操作に何の依怙贔屓はなく、何の気まぐれもない。
調整者融合の終局者は、最も幅広いすべての好機を明らかに享受する一方で、この目標到達は、早期の、またそれほど解決されていない時代から比較的完全到達の後の確立された時代に至るまでのある1つの宇宙または超宇宙の果てしなく続く戦いに参加する機会から調整者融合の終局者を自動的に切り離すのである。終局者は、壮大な宇宙の全7区分における驚異的かつ広範囲の一時的奉仕の経験をするのだが、今でもネバドン終了兵団の精霊融合の老練者を特徴づけるいかなる1宇宙に関わるその詳細な知識を通常は習得しない。これらの個人は、1,000万の棲息界で1時代、1時代の展開中、惑星の時代の上昇行列目撃の機会を味わう。そして、然るべき時期が、集中的経験—信頼できる知恵—から生み出される知恵のその高い質を熟させるまで、そのような地方宇宙公民の忠実な勤労において経験は、経験に重ね合わさる。そしてこれ自体が、いかなる地方宇宙の決定にも重大な1要因なのである。
それは、精霊融合者と共いるようにユヴァーサの居住身分を獲得したそれらの息子融合の必滅者と共にいるのである。これらの存在体の一部は、オーヴォントンの最も初期の時代から来ており、第7超宇宙の福祉と最終的定着への絶えず増大する奉仕援助をする洞察を深める知恵のゆっくり蓄積する本体をもたらす。
我々は、地方公民と超宇宙の公民の静止したこれらの系列の究極目標が何であるかを知らないが、楽園の終局者が、最初の外部空間段階の惑星体制における神性の広がり行く国境を開拓しているとき、進化の上昇的苦闘を潜った終局者の息子-そして精霊-融合の同胞は、外部空間の現在は地図にはないこれらの無人の銀河からの精霊探索の巨大な激流として、オーヴォントンとその姉妹関係にある創造へと注ぎ込むかもしれない楽園巡礼者の入り来る流れを歓迎するために待機すると同時に、完成された超宇宙の経験的均衡の維持にまずまず貢献しているであろうということは、完全に可能である。そのはるか遠い日に、
精霊融合者の大多数は、地方宇宙の公民として永遠に役目を果たすのだが、全員がそうするのではない。宇宙奉仕活動の何らかの局面が、超宇宙において個人的臨場を必要とするならば、存在体のそのような変容が、そのときより高い宇宙に昇ることを可能にするこれらの公民にもたらされるであろう。そして、系列を伴った天の後見者の到着に際し、精霊融合者は、そのような精霊-融合の必滅者を日の老いたるものの法廷で紹介するために永久にそこに昇り決して戻ることはない。それらは、仲間として天の後見者に永久に役目を果たし、楽園とハヴォーナの勤労にさらに召集されるそれらの少数のものを除いては超宇宙の被後見者になる。
息子-融合者は、精霊融合の同胞と同じくある種の修正変容を被らない限り、ハヴォーナを通過せず、また楽園にも達しない。正当かつ適切な理由で、そのような変更が、特定の息子融合の生存者にもたらされるし、またこれらの存在体は、時どき中央の宇宙の7回路上で遭遇することになっている。したがって、それは、息子-と精霊-融合の必滅者双方の一定数が、実際に楽園に昇るということであり、父-融合の必滅者を待ち受けるその目標に等しい多くの方法で1つの目標に達するのである。
父-融合の必滅者は可能性のある終局者である。父融合の必滅者の目的地は、宇宙なる父であり、まさしく父に至ることであるが、そのような終局者は、現在の宇宙時代内での目標達成者ではない。彼らは、未完成の被創造物—第6段階の精霊—のままで、それ故光と生命以前の状態の進化の領域において非活動のままでいる。
必滅の終局者は、三位一体に迎え入れられている—強力な使者といったような三位一体化の息子—になるときその終局者は、そこで目標に到達したのである、少なくとも現在の宇宙時代の時点では。強力な使者とその仲間は、正確な意味での第7段階の精霊ではないかもしれないが、三位一体の抱擁は、他の事柄に加え、終局者が第7段階の精霊としていつか達成するであろうすべてにそれらを授与する。精霊-融合の必滅者、あるいは息子-融合の必滅者は、三位一体化の後、調整者-融合の上昇者と楽園経験を通過すると、超宇宙行政に属するすべての事柄において上昇者と同じである。選抜の、あるいは到達のこれらの三位一体化の息子は、現在のところ完成していない創造物である終局者と対照をなし、少なくとも当分の間は完成した創造物である。
したがって、最終的分析において、上昇する息子の系列の目標を対照して、「より素晴らしい」、あるいは「より劣る」という言葉の使用は、あまり妥当ではない。神のすべてのそのような息子は、神の父性を共有しており、また神は、創造物の息子のそれぞれを同様に愛している。彼は、そのような目標に達するかもしれない被創造物に対して偏らないように上昇の目的に対しても偏らない。父は、各々の息子を愛しており、その愛情—この息子に、そしてその息子に、個別に、人格的に、単独に与えられる愛—は、真実で、神聖で、神らしく、無限で、永遠で、そして無類以上のものなのである。また、そのような愛は、他のすべての事実を残らずおおい隠している。息子の資格は、創造者との創造物の最高の関係である。
あなたは、人間として神性の息子の家族の中に自分の場所を認識でき、人間生存のための楽園計画の中に、また楽園計画により、そうまで自由に準備された長所活用の義務を感じ始めることができる。その計画は、贈与の息子の人生経験によってそのように高められ照らされてきた。あらゆる有用なものとすべての力が、神性の完全性である楽園目標のあなたの究極的到達を保証するために準備されてきたのである。
[サルヴィントンのガブリエルの配下に一時的に配属された強力な使者による提示]
それぞれの地方創造を他のすべてのものから引きたたせる独特の空間現象は、創造の精霊の存在である。全ネバドンは、確かにサルヴィントンの神性聖職者の空間臨場により充満しており、しかもそのような存在は、同様に確かに、我々の地方宇宙の外縁で終わる。我々の地方宇宙の母なる精霊により瀰漫されるものが、ネバドンである。母なる精霊の空間臨場を超えて広がるものは、ネバドンの外側であり、母なる精霊の空間臨場を超えて広がるものが、オーヴォントンの超宇宙にあるネバドン空間地域の外側にある。—他の地方宇宙である。
壮大な宇宙の行政組織が、中央宇宙、超宇宙、そして地方宇宙の政府間の明確な区分を明らかにする一方、これらの区分は、ハヴォーナと7超宇宙の空間分離において天文上は平行であるものの、そのような物理的分界の明確な線は、地方創造を区切らない。オーヴォントンの主要領域と小領域でさえ、(我々には)明確に区別可能であるが、地方宇宙の物理的境界の確認は、それほど簡単ではない。これは、地方創造が超宇宙の総エネルギー充電を支配する一定の創造的原則により行政上組織化されていのに対し、それらの物理的構成要素、空間の球体—太陽、暗い島、惑星など—は、主として星雲に起源を取り、またこれらの星雲が、主たる宇宙の建築者のある前創造的(先験的)計画を踏まえた天文の出現を引き起こすからである。
1つ、またはそれ以上の—さらに多くの—そのような星雲は、ちょうどネバドンが、アンドラノヴァーと他の星雲の星の子孫と惑星の子孫から物理的に組み立てられたように、単一の地方宇宙の領域内に取り囲まれるかもしれない。ネバドン球体は、星雲の様々の祖先に由来するものであるが、それらは皆、力の管理者の知的努力によって調整される空間運動のある種の最小の共通性があり、近接する一群として超宇宙の軌道上をともに旅行する空間本体の我々の現在の集合を起こさせるほどあった。
それが、ネバドンの地方の恒星雲の形成といったものであり、それは、今日、我々の地方創造が属するオーヴォントンのその小領域の射手座の中心あたりでますます定着した軌道を動く。
渦巻星雲と他の星雲は、すなわち空間の球体の母たる輪形は、楽園の原動力のまとめ役により開始される。そして、それらは、星雲の重力反応の発展に続き、力の中心者と物理制御者により超宇宙機能においてそれらに取って代わり、双方は、星の、そして惑星の子孫の次世代の物理的発展を指示する完全な責任をそこですぐに負う。ネバドン前宇宙のこの物理的監視は、我々の創造者たる息子の到着に当たり、即座に、宇宙組織のための創造者たる息子の計画と調整された。この神の楽園の息子の領域内では、力の崇高な中心者と物理の主たる制御者は、ネバドンの空間の多種多様の天体を統合された1行政単位へと堅く結びつける通信回線、エネルギー回路、および力回線のその広大な複合体を作り出すために後に出現するモロンチアの力の監督者と他のものと協力した。
第4系列の100名の力の崇高な中心者は、我々の地方宇宙に永久に割り当てられている。これらの存在体は、ユヴァーサの第3系列中心者からの引き込み線を受け取り、そして我々の星座と体制の力の中心者への減少され、変更された回路に中継する。これらの力の中心者は、不安定で変わり易いエネルギーの均衡と分配の維持のために作動する調整と均等化の生物系産出のために共に機能する。力の中心者は、しかしながら、太陽黒点や電気障害の体系などの一時的かつ局部的エネルギー変動には関係がない。光と電気は、空間の基本的エネルギーではない。それらは二次的、補助的兆候である。
100名の地方宇宙の中心者は、サルヴィントンに配置されており、そこでその球体の正確なエネルギーの中心で機能する。サルヴィントン、エデンチア、およびジェルーセムのなどのような建築球体は、それらを空間の太陽から全く独立させる方法により点灯され、加熱され、エネルギーが与えられる。構成されたこれらの球体—誂え品—は、力の中心者と物理制御者によるものであり、しかもエネルギー分配への強力な影響を揮うように設計された。力の中心者は、エネルギー制御のそのような焦点に自らの活動の基礎を置き、自身の生ける臨場により、空間の物理エネルギーを方向づけ、回路化する。またこれらのエネルギー回路は、肉体的-物理的、そしてモロンチア-精霊の全現象の根底をなしている。
第5系列の10名の力の崇高な中心者は、ネバドンの各主要再区画、すなわち100個の星座に割り当てられている。それらは、ノーラティアデク、あなたの星座では本部球体に配置されないが、星座の物理的中心を構成する巨大な星の体系の中央に位置する。エデンチアには、程近い力の中心者と完全で不断の連絡をとる10名の機械的制御者と10名のフランダランクがいる。
第6系列の力の崇高な中心者の1名は、各地方体制の的確な重力点に配置される。配属の力の中心者は、サタニア系においてその体系の天体の中心に位置する空間の暗い島を占領する。これらの暗い島の多くが、一定の空間エネルギーを集め方向づける巨大な発電機であり、これらの自然情況は、サタニアの力の中心者により効果的に利用される。サタニアの力の中心者の生きた質量は、より高い中心者との連絡係として空間の進化する惑星の物理の主たる制御者へのさらに実体化する力の流れを導いて機能する。
物理の主たる制御者が、壮大な宇宙の中で力の中心者と共に勤労しているが、サタニアのような地方体制でのそれらの機能は、より理解が容易である。サタニアは、ノーラティアデクの星座の行政組織を構成する100の地方体制の1つであり、ごく近くにはサンドマシャ、アッサンシャ、ポロジア、ソーチリア、ランツリア、およびグラントニアの体制がある。ノーラティアデク体制は、あらゆる点で異なるが、すべてがサタニアのように非常に進化的で進歩的である。
サタニア自身は、そのうちのわずかがあなたの太陽系のものと同じ起源をもつ7,000以上の天体集団、または物理体制で構成される。サタニアの天文の中心は、その付属する球体とともに体制政府の本部からは遠くない空間の巨大な暗い島である。
サタニアの全体の物理的エネルギー体制の監督は、配属の力の中心者の臨場を除き、ジェルーセムに集中した。この本部球に配置されている主たる物理の制御者は、体制の力の中心者と協調して働き、ジェルーセムに本部を設けた力の検査官の連絡長官として仕え地方体制の中で機能する。ジェルーセムに本部を設けた力の検査官の連絡長官として仕え地方体制の中で機能して体制の力の中心者と協調して働いている。
エネルギーの周期化と回路化は、サタニア中に散在する50万の生きた知的なエネルギー操縦者が監督する。そのような物理制御者の行為を通し監督する力の中心者は、空間の非常に加熱された天体の放射とエネルギー補充された暗い球体を含む大部分の基礎エネルギーを全て、しかも完全に支配する。この生きる存在体は、組織化された空間の物理エネルギーのほとんど全てを集結し、一変し、変形し、操作し、そして転送することができる。
生命には、宇宙エネルギーの起動と変形のための固有の能力がある。あなたは、植物界における光の物質エネルギーからの様々な現象変換作用に詳しい。また、あなたは、この植物エネルギーが動物活動の現象に変換できる方法について何かを知ってはいるが、空間の種々のエネルギーを起動し、変換し、方向づけ、集結する能力に恵まれている力の管理者と物理制御者の方法については特に何も知らない。
エネルギー領域のこれらの存在は、生命をもつ被創造物の構成要素としてエネルギーに、物理化学の領域にさえ直接には関係してない。これらの存在は、時として生命の物理的準備段階に、すなわち基本物質の有機体の生きたエネルギーのための物理的手段として役立つかもしれないエネルギー体系の綿密さに関心を持つ。ある意味で、物理制御者は、心-精霊補佐が、物質の心の前精霊に関係するように物質エネルギーの前生命現象に関わっている。
力の制御とエネルギー方向に関わるこれらの知的生物は、その惑星の物理的組成と構造に応じ、各球体でそれぞれの方法を調整しなければならない。彼らは、非常に加熱された太陽と他の過給された星の型の局部の影響に関し、物理学者と他の技術顧問のそれぞれの助力者による算出と推論を絶えず活用する。空間の巨大な冷たく暗い球体と宇宙塵の集まっている雲さえ計算されなければならない。これら物質的なものすべてが、エネルギー操作の実際問題において関係している。
進化する棲息界の力エネルギー監督は、物理の主たる制御者に責任があるが、これらの存在体は、ユランチアのエネルギーの不業績全てに責任があるのではない。そのような混乱には多くの理由があり、その中の幾つかは、物理管理者の領分と支配を越えている。ユランチアは、途方もなく大きいエネルギーの複数線上にあり、巨大な塊状の回路内の小さい惑星、また地方の制御者は、エネルギーのこれらの線を均等化する努力において、時として、その系列の莫大な数を用いる。巨大な塊状の回路内の小さい惑星であるユランチアは、途方もなく大きいエネルギーの複数線上にあり、その地方の制御者は、エネルギーのこれらの線を均等化する努力において、時としてその系列の莫大な数を用いる。彼らは、サタニアの物理的回路に関してはかなり順調であるが、強力なノーラティアデク電流に対する絶縁処理には苦労している。
サタニアには光とエネルギーを流出させる2,000以上の燦々と輝く太陽があり、あなた自身の太陽は、燃える普通の天体である。あなたの太陽に最も近い30個の太陽のうち3個だけが、より輝いている。宇宙の力の管理者は、個々の星と各体制の間で役割を果たすエネルギー専用の電流を起こす。これらの太陽炉は、空間の暗い球体と共に物質的創造のエネルギー回路の効果的な集中化と方向づけのための中継地点としての力の中心者と物理制御者に有用である。
ネバドンの太陽は、他の宇宙のものと異なりはしない。すべての太陽、暗い島々、惑星、衛星、物質的構成は、全く同じである。流星でさえも。これらの太陽は、あなた自身の太陽球のそれよりも僅かに少ない、直径平均約161万キロメートルである。宇宙の最大の星、星雲アンタレスは、あなたの太陽の450倍の直径であり、その体積の6,000万倍である。それでも、これらの巨大な数々の太陽のすべてを収容するに十分な空間がある。オレンジがユランチア全内部を循環するとして、しかも、その惑星が空洞の球体であったならば、それらは、12個のオレンジが持つほどのかなりのゆとりがある。
大き過ぎる太陽が、星雲の母輪形からかなぐり捨てられるとき、それらは、すぐに分裂するか、または連星を形成する。すべての太陽は、後に準流動状態で存在するかもしれないが、そもそも実際は気体である。あなたの太陽が、超ガス圧力のこの半液体状態に達したとき、赤道上に分かれるには不十分な大きさであり、これは、二重星形成の1つの型である。
これらの火のような球体は、あなたの太陽の1/10以下の大きさになると、急速に収縮し、凝縮し、そして冷める。その大きさの30倍以上—むしろ、実際の物質の総計の内容、総容量の30倍—のとき、太陽は、容易に2個の塊に分かれ、新体系の中心になるか、さもなくば、互いの重力把握に留まり、そして二重星の1つの型として共通の中心の周りを回転する。
オーヴォントンにおける最新の主要な宇宙爆発は、途轍もない二重星の爆発であり、その光は、西暦1572年にユランチアに達した。この烈火は、まことに強烈であり、その爆発が真昼にはっきりと目に見るほどであった。
すべての星が堅いというわけではないが、古いものの多くは堅い。赤味を帯びかすかに明滅する幾つかの星は、ユランチアでならば1立方インチが、2,722キログラムとなる巨大な塊の中心での密度を獲得した。この結果、熱と循環エネルギーの損失を伴う莫大な圧力は、今や、電子の凝縮状態近くになるまで基本的な物質構成単位の軌道をもたらした。この冷却と収縮過程は、究極子凝縮の制限的、かつ決定的な爆発点へと続くかもしれない。
巨大な太陽は比較的に若い。矮星の大部分は古いが、すべてがそうではない。元気な輝きの初期の赤い段階を1度も知らない衝突する矮星は、非常に若いかもしれないし、強烈な白光で輝くかもしれない。非常に若い太陽と非常に古い太陽双方ともに、通常やや赤味を帯びて輝く。黄色の色合いは、中程度の若さ、あるいは老年間近を示すが、鮮やかな白光は、強健で長期の大人の生命を意味する。
すべての若い太陽が、少なくとも目に見えて、脈打つ段階を通過するのではないが、あなたが、宙を見つめていると、呼吸の巨大な隆起が、1循環し終えるのに2日から7日間を要するこれらのより若い星の多くを観測できるのである。あなた自身の太陽は、その若い時代の巨大な膨らみが縮小する遺物を持ち越しているが、期間は、かつての3日と半日の脈動から現在の黒点周期の11年半までに伸びてきている。
星の可変要因には、数々の起源がある。一部の二重星においては、2個の本体が各々の軌道の周りを回るにつれ、急速な距離の変化による潮の干満がもたらされ、光の周期的変動をも引き起こす。これらの重力変化は、ちょうど表面でのエネルギー物質の増大による流星の獲得が、その太陽にとり通常の明るさへと急速に後退するかなり突然の閃光をもたらすように、通常の、また反復の揺らめく光を発生させる。時々、太陽は、減少された重力抵抗の一列の流星の連続を捕らえるであろうし、また、衝突は、時折、星の炎火引き起こすが、そのような現象の大部分は完全に内部変動によるものである。
変光星の1集団における光の変動期間は、直接には明度次第であり、この事実に関する知識は、天文学者が遠方の星団のさらなる探検のために宇宙の灯台や正確な測定地点としてそのような太陽を活用できるようにする。この方法により、最高100万光年以上までの最も正確な星の距離測定が可能である。空間測定のより良い方法と改良された望遠鏡技術は、そのうちにオーヴォントンの超宇宙の壮大な10区分をより完全に明らかにする。あなたは、巨大で全く対称である星団としてこれらの計りしれない8区分をとにかく識別するであろう。
あなたの太陽の質量は、それをおよそ2オクティリオン(2x1027)トンと計算したあなたの物理学者達の見積りよりも僅かに上回る。それは、水の濃度のおよそ1倍半あり、現在、最も密集する星と最も拡散する星とのほぼ中間に存在する。しかし、あなたの太陽は、液体でも固体でもない—それは気体であり—そして、これは、気体物質がいかにしてこれに、またはるかに大きい密度にさえ達し得るのかの説明の困難さにもかかわらず真実である。
気体、液体、固体状態は、原子-分子の関係の問題であるが、密度は、空間と質量の関係である。密度は、直接的に空間の物質の量と、逆に物質のもつ隙間により異なる。すなわち、そのような質点内の空間はもとより物質の中核とそれらの中心の周りに渦巻く粒子間との空間。
冷却中の星は、物理的には気体であり、同時に途方もなく密度が高い場合がある。あなたは、太陽の超気体に馴染みがないが、物質のこれらの型と他の独特の型が、いかにして非固体の太陽でさえ鉄に等しい密度―ランチアとほぼ同じ―に達し得るのか、なおかつ非常に加熱された気体状態にあって太陽として機能し続けられるのかを説明する。これらの高密度の超気体内の原子は、殊のほか小さい。わずかな電子しか含んでいない。そのような太陽は、エネルギーの自由な究極子の蓄積を大むね失った。
あなたの太陽とほぼ同程度の質量から人生を始めたあなたの近くの太陽の中の1つは、現在、ほぼユランチアの大きさに収縮し、あなたの太陽に劣らぬ4万倍の高密度になった。この熱く冷たい気体-固体の重さは、1立方インチあたりおよそ1トンである。それでもこの太陽は、赤味がかった仄かな輝きで消滅する光の君主の老いた微かな燐きで光る。
太陽の大多数は、しかしながら、それほど密度が高くない。あなたのより近くの隣り合うものの1つは、あなたの海抜ゼロの大気のそれとまさに等しい密度である。もしあなたが、この太陽の内部にいたならば、何も見分けられないであろう。そして温度が許すならば、あなたが地球の居間の空気中の物質を知覚しないのは、あなたが夜空に煌く大多数の太陽を見抜くことができないのと同じであろう。
オーヴォントンにおける最大級の1つであるヴィルンチアの巨大な太陽は、、ユランチアの大気のほんのの1/1,000の密度である。あなたの大気と同様の構成であり、その上、過熱されていなければ真空であるがゆえに、もし人間が、その中に、あるいはその上にいれば直ちに窒息するであろう。
別のオーヴォントン球体は、現在、3,000度にわずかに満たない表面温度である。その直径は、約5億マイル—あなたの太陽と地球の現在の軌道を収容するに十分な空間—である。なおかつ、途轍ない大きさにもかかわらず、あなたの太陽の大きさの4,000万倍以上、その質量はおよそ30倍強に過ぎない。これらの巨大な太陽は、ほぼ1個の太陽から別の太陽に達する。
空間の太陽に密度があまりないということは、逃れる光-エネルギーの定常の流れにより立証される。高過ぎる密度は、光-エネルギー圧力が爆発点に達するまで光を透すことなく保有するであろう。太陽の中にエネルギーの流れを起こさせる途方もない光、あるいは気体の圧力があるので、何百万キロメートルもの空間を貫通し、遠方の惑星を活性化し、点火し、加熱する。ユランチアの密度をもつ表面から約5メートルの深さは、蓄積するエネルギーの上昇内部の圧力が、原子分裂から生じる外側への巨大な爆発に伴う重力に打ち勝つまで、太陽からすべてのX光線と光-エネルギーの脱出を効果的に防ぐであろう。
光というものは、推進力をもつ気体の存在するなかに不透明な擁壁に高温で閉じ込められるとき非常に爆発し易いのである。光は実在する。日光は、あなたの世界のエネルギーと力を評価するとして、454グラム当たり100万ドルの節約であろう。
あなたの太陽の内部は、広大なX線発生機である。太陽は、この強力な発散の絶え間のない爆撃により中から支えられている。
X線に誘導される電子にとり平均的な太陽の真ん中から太陽の表面まで進むには50万年以上を必要とし、その表面から電子の宇宙冒険に飛び出す。おそらくは、棲息惑星を暖かくするか、流星に捕らえられるか、原子の誕生に参加するか、空間の非常に帯電された暗い島により引き付けられるか、またはその起源の1つへと類似する太陽の表面への最終的な突入により終結されるその宇宙飛行を見つけに。
太陽内部のX線は、重力の分岐誘因にもかかわらず、空間を通り、介在する物質の引き止める多くの影響をくぐり、遠隔体系の遠くの球体へと電子を運び非常に加熱され撹拌された電子に十分のエネルギーを満たす。1太陽の重力の影響から逃れるために必要な速度の大きな勢いは、太陽光線が、物質のかなりの質量に遭遇するまで衰えない速度で進むことを保証するに十分である。それは、すぐに他のエネルギーの解放とともに熱に変えられる。
光、あるいは他の形態にかかわらず、エネルギーは、その空間飛行においてまっすぐ前方に移動する。物質存在の実際の粒子は、一斉攻撃のように空間を通過する。それらは、優れた力によって作用される場合を除いては、また物質の質量に固有の線形重力牽引と楽園の小島の円形重力臨場に常に従う場合を除いては、真っ直ぐの連綿と続く線、あるいは行列で行く。
太陽エネルギーは、波のように推進されているように思えるかもしれないが、それは、共存作用やさまざまの影響によるものである。組織化されたエネルギーの特定の型は、波状ではなく、直線で進む。ちょうど烈風を伴う一寸先も見えない暴風雨で、時々水が激しく降るか、または波状で降るように、力エネルギーの2番目か3番目の型の臨場は、観測中の流れが波状形成で旅行しているように見える要因かもしれない。雨粒は、切れ目のない一直線の列で降ってくるが、風の作用は、可視の薄板の水と雨粒の波の外観を与えるといったようなものである。
あなたの地方宇宙の空間領域に臨場する特定の二次の、また他の未知のエネルギー作用は、明確な長さと重さの微小の部分に細かく切られるばかりではなく、太陽-光の消滅が、ある種の波形現象を作っているように見えるそういったものである。また、実際的な言い方をするなら、それがまさに起こることなのである。あなたは、ネバドンの空間地域で作動する様々な空間-原動力と太陽エネルギーの相互作用と相互関係のより明確な概念を習得するそのような時まで、光の働きについてより良い理解に到達することはほとんど望めない。問題が、主たる宇宙の人格的、非人格的支配の相関活動にかかわりがあるように、あなたの現在の混乱は、この問題にたいするあなたの不完全な把握のせいでもある—連帯動作主と無特性絶対者の臨場、性能、および調整。
スペクトル現象を解読する際、空間は、がらんどうではないというこが思い出されるべきである。その光は、空間を通過する際、すべての組織化された空間を循環する様々なエネルギーと質量の型により時としてわずかに変更される。あなたの太陽のスペクトルに現れる未知の物質を示す幾つかの線は、空間に被粉砕型で浮かぶ周知の要素の変化による、すなわち太陽の元素衝突、基本的な戦いである激しい接触からくる原子の減少、犠牲によるものである。空間には、これらのさすらう遺棄物、特にナトリウムとカルシウムが、充満している。
カルシウムは、事実上、オーヴォントン中の空間の物質-浸透の主要な要素である。我々の超宇宙全体には、粉々の石が細かく撒散在している。石は、本当に空間の惑星と球体のための基本的建築物質である。宇宙雲、空間の巨大な毛布は、大部分がカルシウムの変化した原子から成る。石の原子は、最も一般的で持続する要素の中の1つである。それは、太陽のイオン化—分裂—に耐えるだけでなく、破壊的なX線に強打され、太陽の高温度に粉砕された後にさえ結合しやすい独自性を固持する。カルシウムは、より一般的な物質のすべての型よりも優れた個性と寿命を持っている。
あなたの物理学者が推測したように、太陽のカルシウムのこれらの切断された残物は、様々な距離を文字通り光線に乗り、また、こうして空間の至る所に広く行き渡る残物の散布は、大いに容易にされる。ナトリウム原子もまた、特定の変更のもとで、光とエネルギーの移動運動ができる。この要素にはナトリウムの質量のほぼ2倍あるので、カルシウムの快挙は、ひとしお注目に値いする。カルシウムによる局部的空間浸透は、変更された型で太陽の光子球から文字通り出て行く太陽光線に乗ることによって逃れるという事実によるものである。カルシウムは、そのかなりの容積—回転する20個の電子を含む—にもかかわらず、太陽内部から空間領域への脱出に太陽の全要素の中で最も成功している。これこそが、なぜ太陽には9,656キロメートルの厚さのカルシウム層が、つまりガス状の石の表面があるかを説明している。より軽い19個の要素が、および多数のより重いものが、下部にあるという事実にもかかわらず。
太陽温度の条件下のカルシウムは、活発で万能の要素である。石の原子は、外側の2個の電子回路内に非常に近接する機動的で緩く接続する2個の電子を持つ。それは、原子の揉み合いの初期にその外側の電子を失う。すぐに、それは、電子公転の19番目と20番目の回路間において19番目の電子を前後に操作する巧みな行為に従事する。切断された石の原子は、自身の軌道と1秒当たり25,000回以上のその無くした仲間の軌道の間でこの19番目の電子を前後に投げることにより部分的に重力に逆らい、その結果、自由と冒険へと、太陽光線である光とエネルギーの新生の流れに首尾よく乗ることができる。このカルシウム原子は、前方推進の交互運動により、太陽光線を毎秒およそ25,000回捉えたり放したりして外側に移動する。これが、石が空間世界の主要な構成要素である理由である。カルシウムは、太陽の刑務所の最も熟達した脱出者である。
この曲芸的カルシウム電子の機敏さは、より高い軌道の円への温度-X線の太陽の力によって振り落とされるとき、毎秒およそ1/1,000,000の間、その軌道に残るだけであるという事実により示唆される。しかし、原子核の電気-重力の力が、それをその古い軌道に引き戻す前に、原子の中心の周りで100万回の公転を終えることができる。
あなたの太陽は、太陽系の形成に関連するその痙攣性の爆発期に夥しいカルシウム量を失った。太陽のカルシウムの多くは、現在太陽の外側の地殻にある。
スペクトル解析は、太陽表面の構成だけを示すということが、記憶されるべきである。例えば、太陽のスペクトルは、多くの鉄の線を示すが、鉄は太陽の主要な要素ではない。この現象は、6,000度足らずの太陽表面の現在の温度にほぼ完全に起因しており、この温度は、鉄のスペクトルの登録、記録に非常に好ましいのである。
多くの太陽の内部温度は、あなた自身の太陽の内部温度さえ、普通に信じられているよりもはるかに高い。太陽内部には、事実上、原子全体は存在しない。それらすべては、そのような高温に特有の徹底的なX線爆撃によって多かれ少なかれ砕かれる。太陽の外層に何の物質要素が現れるかにかかわらず、内部のそれらは破壊的なX線光線の解離作用により全く同じくされる。X線は、原子存在のすばらしい地ならし機である。
あなたの太陽の表面温度はおよそ6,000度であるが、中央部がおよそ3,500万度の信じられない高さに達するまで内部が貫通されるに従い、それは急速に増加する。(これらの温度のすべては、華氏目盛りを参照する。)
これらの現象のすべては、莫大なエネルギー消費を示しており、また重要性順に示された太陽エネルギー源は次の通りである。
1. 原子と、ゆくゆくは電子の絶滅。
2. このようにして解放されるエネルギーの放射性集団を含む要素の変化。
3. 特定宇宙空間エネルギーの蓄積と伝送。
4. 空間物質と赤々と燃える太陽に絶え間なく突っ込む流星。
5. 太陽の収縮。太陽の冷却と結果として生じる収縮は、時として、空間物質により供給されるそれよりも大きいエネルギーと熱をもたらす。
6. 高温での重力作用は、回路化された一定の力を放射エネルギーへ変える。
7.付加的太陽の起源を持つ他のエネルギーと共に、それを残した後に太陽に引き戻されるところの奪回された、受容性のある光と他の物質。
太陽を覆い、また熱の損失を固定させ、さもなければ、熱消散の危険な変動を防ぐために作動する熱いガスの調節毛布(時に何百万度の温度)が存在する。太陽の活発な期間、3500万度の内部温度は、外部温度の連続的低下にもかかわらずほぼ同じままである。
あなたは、3500万度を、ある種の重力圧と関連させて電子沸点として思い描こうとするかもしれない。そのような圧力下では、またそのような温度では、すべての原子は、それぞれの電子の、また、受け継いだ他の構成要素へと退化され、粉々にされる。電子と究極子の他の関連性さえ壊れるかもしれないが、太陽は、究極子を低下させることはできない。
これらの太陽の温度が、桁外れの加速のために究極子と電子を、少なくとも後者のそれは、これらの条件下で自身の存在を維持し続けるために、操作する。あなたは、1滴の普通の水が10億以上の原子を含むということを考えて止まるとき、究極子の加速と電子活動を実例として、高温が何を意味するかがわかるであろう。これは、2年間絶え間なく出される100馬力以上のエネルギーである。現在、太陽系の太陽で毎秒発散されている総熱量は、ユランチアの全海洋の水をたった1秒で沸騰させるに十分なのである。
宇宙エネルギーの本流の直接経路で機能するそれらの太陽のみが、永久に照らすことができる。そのような太陽炉は、空間-原動力と類似の循環エネルギーの取り入れにより物質的損失を補給することができ、燃え続ける。しかし、再充電のこれらの主要経路から遠くに移動した星は、エネルギー枯渇を被る運命にある—徐々に冷え、やがては燃え尽きる。
そのような死の、または死に行く太陽は、衝突の衝撃で再生できたり、空間の非発光性エネルギーの島、あるいは近隣の小さ目の太陽か体系の重力-強奪を通して再充電ができる。死んだ太陽の大多数は、これらの、あるいは他の進化の方法により回復を経験するであろう。このようにして最終的に再充電されないそれらは、重力凝縮がエネルギー圧力の究極子凝縮の臨界値に達するとき、大規模爆発による分裂を被る運命にある。このようにして消えつつある太陽は、その結果、より都合よく位置する他の太陽の活性化に見事に適した最も希な型のエネルギーになる。
太陽エネルギーは、空間-エネルギーで回路化されるそれらの太陽において様々な複雑な核-反応連鎖により解放され、その中の最も一般的なものは、水素-炭素-ヘリウム反応である。炭素は、実際にこの過程により水素からのヘリウム変換は決してできないので、この変態においてエネルギー触媒として作用する。水素は、高温の一定条件下で炭素核に入り込む。炭素は、この飽和状態に達すると、そのような4個以上の陽子を持つことができないので、新たなものが到着するほどの速度で陽子を放ち始める。この反応で入って来る水素粒子は、ヘリウム原子として出現する。
水素含有量の減少は、太陽の光度を増加させる。絶頂光度は、焼き尽くされるよう運命づけられている太陽において水素の完全消費点に達する。輝きは、この点のその後、これの後、重力収縮の結果により維持される。結局、そのような星は、非常に凝縮された球体、いわゆる白色矮星になるであろう。
水素が使い果たされ重力収縮が結果として起こるとき、大きい太陽—小さな輪状星雲—においては、そのような本体が、外側のガス領域の支えの内部圧力を維持するために十分に不伝導でなければ、そのとき突然の崩壊が起こる。重力-電気の変化は、電位の欠けた広大な量の極小粒子をもたらし、またそのような粒子は、太陽内部から容易に漏れ、その結果、数日内に巨大な太陽の崩壊を引き起こす。それが、およそ50年前アンドロメダ星雲の巨大な新星の崩壊を引き起こしたこれらの「逃亡粒子」のそのような移住であった。この広大な星の本体は、ユランチア時間の40分で崩れた。
原則として、物質の膨大な押出しは、星雲のガスの大規模な雲として太陽を冷やす残留物のまわりに存在し続ける。そして、このすべてが、およそ900年前にその起源を持ち、またこの不規則な星雲の固まりの中央近くに連れのない星としてまだ母球体を見せている蟹星雲のような不規則な星雲の多くの型の生まれについて説明する。
大き目の太陽は、その光が強力なX線の援助だけで逃がれるそれらの電子への重力支配を維持する。これらの助力する光線は、全空間に浸透し、エネルギーの基本的究極子のつながりの維持に関係がある。最高温度—3,500万度以上—の到達後、太陽の初期における巨大なエネルギーの損失は、究極子漏出程には光による漏れではない。これらの究極子エネルギーは、若い太陽時代にエネルギーの紛れもない爆破として電子結合とエネルギー実体化の冒険に従事するために空間へと逃がれる。
原子と電子は、重力の影響を受ける。究極子は、局部重力、物質誘因の相互作用を受けないが、絶対密度か楽園重力への、つまり宇宙の中の宇宙の普遍かつ永遠の円方向の動向、揺れへの完全な従順である。究極子エネルギーは、近くの、または遠くの物質質量の線的、または、直接的重力の誘因に従わないが、始終、広範囲の創造の大きな楕円回路に忠実に揺れ動いている。
最初の10億年間、巨大な太陽は、初期の成長期間に驚くべき割合で物質を失うが、あなた自身の太陽の中心は、毎年およそ1,000億トンの実際の物質を発散する。内部の温度が最大に達し、原子内部で起こるエネルギーが放出されるようになると、太陽の生命は、安定するようになり、原子内部で起こるエネルギーが放出し始める。そして、より大きい太陽が痙攣性の脈動傾向にあるのは、まさしくこの限界点においてである。
太陽の安定性は、完全に重力熱の競合—創造し難い温度によって相殺される途方もない圧力—の間の均衡に依存している。太陽内部のガスの弾力性は、様々な物質の上にある層を支えており、また重力と熱が均衡状態にあるとき、外側の物質の重さは、下に横たわる内部のガスの温度圧とまさに等しい。連続的重力凝縮は、多くの若い星の中で絶えず高める内部の温度を生じ、また内部の熱が増加するとき、超気体の風のX線内部の圧力がとても大きくなるので、太陽は、遠心性の動きに関連し、その外層を空間に払いのけ、その結果重力と熱の間の不均衡を是正し始める。
あなた自身の太陽は、ずっと前にその膨張と収縮の周期間、つまり、多くのより若い星の巨大な脈動を引き起こすそれらの混乱の相対的な均衡に達した。あなたの太陽は、今、その60億年目を終えようとしている。現在、それは、最大の経済時代を通して機能している。それは、現在の効率で250億年以上も照らし続けるであだろう。それは、おそらくその若い時代と安定した機能の結合期間中、に等しい、部分的に効率的である衰退期間を経験するであろう。
最大の脈動状態あるいはほぼその状態で、幾つかの変光星は、従属的体系をもたらす過程にあり、その多くがやがては、あなた自身の太陽やその回転する惑星に非常に似てくるであろう。あなたの太陽は、大規模なアンゴナ体系が進入路近くへと揺れ始めたとき、ちょうど強力な脈動状態にあって、また太陽の外面は、連続的に流れる紛れもない延べ板状物質を噴出し始めた。これが、絶えず増加する激しさを最も近い同格にまで保ち続け、そしてその時、太陽熱結合限界に達し、物質の巨大な頂点が、太陽系の源が、吐き出される。同様の情況での引き付ける本体の最も近い接近は、時々、全惑星を、あるいは太陽の1/4か、1/3を引き上げる、取り除く。これらの主要な押し出しは、ある独特の雲に拘束された世界の型を、つまり木星と土星に非常に似た球体を形成する。
太陽系の大多数は、しかしながら、あなたのものとは似ても似つかない起源があり、これは、重力-干満方法による生ずるそれらのものにさえ当てはまる。だが、世界形成のいかなる方法を得ようとも、重力は、常に太陽系の創造の型を産み出す。すなわち、惑星、衛星、小衛星、および流星を伴う中央の太陽、あるいは暗い島を。
個々の世界の物理的局面が、大いに起源の様式、天文状況、および物理的環境を決定した。また、時代、規模、回転の速度、および空間を通る速度が、要素を決定している。気体収縮世界と固体増大世界の双方が、山により、水と空気により、それほど小さくない初期において、特徴付けられる。溶融-分裂世界と衝突世界には、時として大規模な山脈がない。
これらのすべての新世界の初期において、地震は頻繁にあり、その初期のすべてにおいて、大きな物理的混乱が特徴的である。特にこれは、ガス収縮球に、すなわち一定の個々の太陽の早期の凝縮と収縮の結果として後に残される莫大な星雲の輪から生まれる世界に、該当する。ユランチアのような二重の起源を持つ惑星は、激しさと荒々しさの少ない若い進行を経験する。たとえそうだとしても、あなたの世界は、火山、地震、洪水、すさまじい嵐を特徴とする強力な隆起の初期段階を経験した。
ユランチアは、サタニアの外れで比較的孤立しており、あなたの太陽系は、ただ1つを例外としてジェルーセムから最も遠く、一方、サタニア自身は、ほとんどノーラティアデクの最も外側の体系のその内側にあり、また、このノーラティアデク星座は、今、ネバドンの外縁を通過している。あなたは、マイケルの贈与があなたの惑星を名誉ある位置と宇宙の大きな関心を集める位置へと高めるまで、実に、創造の最小の中にあった。時として、最後は最初であり、その上、本当に、最少は、最大になるのである。
[ネバドンの力の中心者の長官との共同において大天使による提示]
宇宙の基礎は、エネルギーが全存在の基礎であるという意味において物質的であり、また純粋なエネルギーは、宇宙なる父により制御されている。原動力、エネルギーは、宇宙の絶対の存在と臨場を明示し、証明している永遠の記念碑として立つ一つのものである。楽園存在体から進行するエネルギーのこの広大な流れは、1度として消滅しなかったし、失敗決しなかった。無限の支えに中断は一度としてなかった。
宇宙エネルギーの操作は、常に個人の意志と宇宙なる父の全賢の命令に基づいている。顕示された力と循環エネルギーのこの人格的支配は、永遠なる息子の協調的行為と決定によるだけではなく、連帯動作主により行使された息子と父の結合目的によっても修正される。これらの神性の存在体は、個人的に、それに個人として機能する。宇宙の中の宇宙における永遠の、そして神性目的についてそれぞれがさまざまに表現しているほぼ無限の数の部下の人格と力においてもまた機能する。しかしながら、すべての原動力-エネルギーは、万物の中心で個人的な神の居住者の究極支配下にあるという声明の真実というものを、神性の力のこれらの機能的で暫定的変更、または変化が、決して揺るがすことはない。
宇宙の基礎は物質的であるが、生命の本質は精霊である。また、精霊の父は、宇宙の始祖である。永遠の第一の息子の父は、最初の原型、すなわち楽園の小島の永遠の源でもある。
物質—エネルギー—の双方は、同じ宇宙現実のさまざまの顕現にすぎないのであるから、宇宙現象として宇宙なる父に固有である。「万物は彼にあって成り立っている。」物質は、固有のエネルギーを明らかにし自己充足的力を示すが、これらのすべての物理的現象に関係するエネルギーに関係ある重力の線は、楽園に由来し、楽園に依存している。究極子、すなわち測定可能のエネルギーの最初の型には、その核として楽園がある。
ユランチアで知られていないエネルギーの型が、物質に固有で宇宙空間に存在する。最終的にこの発見がなされると、そのとき、物理学者達は、自分達が、少なくともほぼ物質の謎を解決したと感じるであろう。物理学者達は、そのようにして、創造者に1歩接近するであろう。そのようにして、神性技術のもう一つの相を習得するであろう。しかし、物理学者達は、いかなる意味においても神を見つけないであろうし、楽園の宇宙技術と宇宙なる父の動機づけの目的から切り離しては、物質の存在、または自然法の作用を確立もしないであろう。
さらに大きい進歩とさらなる発見の後、ユランチアが、現在の知識との比較において測り知れなく進んだ後、人は、変更する物理的顕現の範囲で物質の電気構成単位のエネルギー公転の支配を獲得すべきであるとはいえ、—そのようなすべての可能な進歩の後にさえ、科学者は、物質の1原子を作成するか、エネルギーの1閃光、または我々が人生と呼ぶそれを物質に追加するには永遠に無力であろう。
エネルギーの創造と生命の贈与は、宇宙なる父とその提携者である創造者の人格の特権である。エネルギーと生命の川は、神格からの連続した流出、つまり、全空間へ出て行く楽園の原動力の普遍的、かつ結合した流れである。この神性エネルギーは、すべての創造に浸透する。力のまとめ役は、それらの変化を起こし、エネルギーになる空間-原動力の変更を始める。力の管理者は、エネルギーを物質に変える。こうして、物質界が生まれる。生命運搬者は、我々が生命、物質的生命と呼ぶ死の物質における作用に着手する。モロンチアの力の監督者は、物質世界と精霊世界間の遷移領域の至るところで同様に機能する。より高い精神創造者は、神性のエネルギーの型における同様の過程に着手し、知的生命のより高い精霊の型が続いて起こる。
神の系列にならって作成されたエネルギーは、楽園から進行する。エネルギー—純粋なエネルギー—は、神性組織の本質を帯びている。それは、3名の神の形で1つに包括された後に、宇宙の中の宇宙の本部で機能するように作成される。すべての原動力は、楽園で回路化され、楽園存在体から来ており、そこへ戻り、また本質的に自存の原因—宇宙なる父—の顕現である。その父なくして、何か存在するものが存在するであろうか。
自立自存の神格から得られる原動力は、それ自体でずっと存在する。原動力-エネルギーは、不朽、つまり不滅である。無限者のこれらの顕現は、無制限な変化、無限の変化、および永遠の変化を受けることがあるかもしれない。しかし、いかなる意味においても、いかなる度合においても、想像可能なほんのわずかな範囲でさえも、消滅を被ることはできないし、あるいは消滅を被らないであろう。しかし、エネルギーは、無限者から生じるとはいえ、際限なく明白なわけではない。現在、思い描かれている主たる宇宙には、境界がある。
エネルギーは、永遠であるが、無限ではない。それは、すべてを抱擁している無限者の把握に応じる。いつまでも、原動力とエネルギーは続く。原動力とエネルギーは、楽園から外へ出た後で、たとえ命じられた回路の完成に時代を重ねて必要とされてもそこへ戻らなければならない。楽園神格の起源であるそれは、楽園の目的地、あるいは神格目標しか持ち得ない。
また、このすべてが、円形で、いくらか制限されており、しかし、規則的で広範囲の宇宙の中の宇宙についての我々の信念を支持する。これが本当でなかったならば、いつかエネルギー減少に関する証拠が遅かれ早かれ現れる。法、組織、行政、および宇宙探検家の証言のすべてが、今のところは無限の神の存在を示してはいるが、有限の宇宙、存在の無限の堂々巡りは、ほぼ限界がないが、とはいうものの無限とは対照的に有限である。
原動力とエネルギーの様々な段階—物質的、心的、精霊的—を表したり、描写する適当な英語の言葉を見つけることは、実に難しい。これらの談話は、原動力、エネルギー、力についてのあなたの受け入れた定義に完全に添うわけではない。我々は、言葉不足のためにこれらの用語を多様な意味で使用しなければならない。例えば、この論文では、エネルギーという言葉は、現象的運動、作用、および可能性の総ての相と型の表現のために使用されるが、原動力は、エネルギーの前重力に、力は後重力に適用される。
私は、しかしながら、宇宙の原動力、発生エネルギー、および宇宙の原動力—物理的エネルギー—の次のような分類の採用を勧めて概念的混乱を少なくしようと心掛ける。
1. 空間の可能性。これは、無特質絶対者の疑いのない自由な空間臨場である。この概念の拡張は、無特質絶対者の機能的全体性に固有の宇宙の原動力-空間の可能性を意味するが、この概念の意味は宇宙現実の全体性—宇宙—を含意し、宇宙は、決して始まらず、決して終わらず、決して動かず、決して変わらない楽園の小島から永遠に流出している。
楽園の下方に特有の現象は、おそらく絶対的原動力の臨場と働きの3圏を擁する。無特質絶対者の支持圏、楽園自身の小島圏、およびある未確認の均等化と政府機関、あるいは機能の介入圏。これらの3同心圏は宇宙現実の楽園周期の中心である。
空間の可能性は、前現実である。それは、無特質絶対者の領域であり、第一の主たる原動力の組織者の臨場により変更可能に思えるにもかかわらず、宇宙なる父の人格的把握のみに反応する。
ユヴァーサでは、空間の可能性は、アブソリュータとして言及する。
2. 根本的な原動力。これは、空間の可能性における最初の基本的変化を表しており、無特質絶対者の下方楽園の機能の1つであるかもしれない。我々は、下方楽園から出発する空間存在は、入来するそれから何らかの方法で変更されるということを理解している。しかし、いかなるそのような可能な関係にもかかわらず、根本的な原動力への空間の可能性の公然に認識された変化は、楽園原動力の生きた組織者の緊張-臨場の、を区別する主な機能である。
受け身で潜在的な原動力は、発現するに至った第一の主たる原動力の組織者の空間臨場により付与された抵抗に反応して活動的になり根本的となる。原動力は、現在、無特質絶対者の占有的領域から多重反応—活動の神により開始されたある主要な運動への反応、またそこですぐに宇宙の絶対から放射する相殺運動への反応—の領域に登場している。根本的原動力は、外観上は絶対性に比例して先験的作用に反応している。
根本的原動力は、時として純粋なエネルギーとして述べられる。我々は、ユヴァーサではセグリガタとしてそれに言及する。
3. 発生エネルギー。第一原動力の組織者の受け身の存在臨場は、空間の可能性を根本的な原動力に変えるに十分であり、これらの同じ原動力の組織者が、彼らの初期の、かつ活発な操業を開始するのは、そのような活性空間領域においてである。根本的原動力は、宇宙の力として現れる以前にエネルギー発現の領域での2つの異なる変化相を通過する運命にある。これらの出現するエネルギーの2段階は、次の通りである。
a. 勢力の強いエネルギー。これは、強力な-方向性の、大量の-動かされる、移動される、膨大に-張力をかけられた、そして強制的-反応的エネルギー—第一原動力のまとめ役の活動により発動される巨大なエネルギー体系—である。この第一の、または勢力の強いエネルギーは、楽園の下側から作用している絶対影響の共同集団へのおそらくは統合-質量の、あるいは空間の-方向性の反応をもたらすとはいえ、最初は完全には楽園-重力牽引に反応を示さない。エネルギーが、楽園の円の、絶対重力の把握への初期の反応の段階に現れると、第一原動力のまとめ役は、2次の仲間の機能に交代する。
b. 重力エネルギー。今登場の重力反応エネルギーは、宇宙の力の可能性を携行し、全宇宙物質の活発な先祖になる。この2次的あるいは重力エネルギーは、先験的主たる原動力の準組織者により組成された圧力臨場と緊張傾向から生じるエネルギー合成の産物である。空間-エネルギーは、これらの力の操縦者の仕事に呼応して勢力ある段階から重力の段階へと急速に移り、こうして楽園の(絶対)重力の円形の握りに直接対応するようになり、同時にエネルギーと物質にある電子と後電子段階のやがて現れる材質量に固有の線重力牽引への感度のある種の可能性を明らかにする。もし宇宙の力のまとめ役が、重力反応の出現に際しその活動範囲に割り当てが可能であるならば、主たる原動力の准組織者は、空間のエネルギーのサイクロンから退くかもしれない。
我々は、原動力の進展の初期段階の正確な要因に関し全く確信はないが、発生-エネルギー顕現の両段階における究極なものの知的活動だと認識する。集合的に見なされるとき、勢力の強いエネルギーと重力エネルギーは、ユヴァーサにおいてはアルティマタとして述べられる。
4. 宇宙の力。空間-原動力は、空間エネルギーへと、そこから重力制御のエネルギーへと変えられた。その結果、物理的エネルギーは、それを力の経路へと導き、宇宙の創造者の多目的に役立たせることができる程度へと発展したのであった。この仕事は、壮大な宇宙の物理的エネルギーに関わる多才の監督、中心者、制御者により継続される。—組織化され居住者のいる創造物。これらの宇宙の力のまとめ役は、7超宇宙の現在のエネルギー体系を構成するエネルギーの30相のうち21相の多少なりとも完全な調整を引き受ける。力-エネルギー-物質のこの領域は、時-空間の婉曲的支配下で機能する崇高なものの七重者の知的活動の領域である。
ユヴァーサでは、我々は、宇宙の力の領域をグラヴィタと呼ぶ。
5. ハヴォーナエネルギー。この談話は、変化する空間-原動力が宇宙の時空間のエネルギー-力の作業段階へと追跡される一方で、概念的には段階ごとに楽園方向に動いてきた。楽園方向に続けて行き、次に、中央宇宙に特有のエネルギーの前存在相に遭遇した。ここでは、進化の周期は、それ自体を逆行しているかに見える。エネルギー-力は、今、原動力に向かい揺り戻し始めるように見えるが、原動力の種類は、空間の可能性と根本的な原動力のそれとは非常に異なる。ハヴォーナ エネルギー体系は二重ではない。それらは三位一体である。これは、楽園三位一体のために機能する連帯動作主の存在エネルギー領域である。
ハヴォーナのこれらのエネルギーは、ユヴァーサではトライアタとして知られる。
6. 先験的エネルギー。このエネルギー体系は、楽園の上層部において、またそこから作用し、その上、準絶対民族だけに関係して作用する。それは、ユヴァーサではトラノスタと命名されている。
7. モノタ。エネルギーは、それが楽園エネルギーであるとき、神性に近い身内、に近いである。我々は、モノタは楽園の生きた非精霊のエネルギー—第一の息子の生きた精霊の永遠対応者—したがって、宇宙なる父の非精霊のエネルギー体系であるという信念に傾きがちである。
我々は、楽園の精霊と楽園のモノタとの本質を見分けることができない。それらは、明らかに似ている。それらは、異なる名前をもつが、精霊的、また非精霊的顕示が単に名前で区別可能である現実についてあなたにはほとんど話すことはできない。
我々は、有限の被創造物が、七重の神と思考調整者の聖職活動を経て宇宙なる父の崇拝経験に達することができるということを知っているが、我々は、いかなる準絶対人格も、力の管理者さえも、第一根源と中枢のエネルギーの無限を理解することができるとは思わない。1つの事が確かである。もし力の管理者が、空間-原動力の変化の技術に詳しいとしても、我々残りのものには秘密を明らかにはしない。力の管理者は、原動力の組織者の機能を完全に理解してはいないというのが、私の意見である。
力の管理者自身が、エネルギー触媒作用者である。すなわち、彼らは、自身の臨場の単位構成においてエネルギーに区分化、組織化、集合化を引き起こす。そして、このすべてが、こうして力の実体の臨場における機能を引き起こすエネルギーに固有の何かがあるに違いないということを仄めかす。ネバドンのメルキゼデク系は、ずっと以前、宇宙の力への宇宙原動力の変換現象を「神性の7つの無限」の中の1つとして命名した。そして、それが、あなたの地方宇宙上昇の間にあなたがこの点に進む範囲である。
我々は、宇宙原動力の起源、性質、および変化を完全に理解しできない無力にもかかわらず、その直接の、しかも紛れもない反応の時代から楽園重力活動への発生するエネルギー作用の全相—超宇宙の力の管理者の機能のほぼ始まりの時間—に完全に精通している。
全宇宙の物質は、中央宇宙を除いては同じである。その物理的特性における物質は、ユランチアではまだ未知のある種の力の存在のみならず、その構成部分の回転速度、回転部分の数と規模、核小体、または物質の空間含量からの距離次第である。
様々の太陽、惑星、空間の物体には、物質の重要な10区分がある。
1. 究極子物質—物質的存在の主要な物理構成単位、電子を構成するエネルギー粒子。
2. 亜電子物質—太陽のスーパーガスの爆発的で反発的段階。
3. 電子物質—物質分化の電気段階—電子、陽子、および電子集団の様々な構成にいたる他の様々な構成単位。
4. 亜原子物質—熱い太陽内部において広範囲に存在する物質。
5. 粉々の原子—冷却中の太陽と、空間の至るところに見つけられる。
6. イオン化物質—電子の、熱の、またはX線活動による、および溶媒によるそれらの外の(化学的に活動している)電子の奪い取られた個々の原子。
7. 原子物質—基本的組織の、分子の、あるいは可視物質の構成単位の化学段階。
8. 物質の分子段階 —通常の条件のもとで比較的に安定した物質化状態でユランチアに存在するような物質。
9. 放射性物質—緩やかな熱と減少した重力圧の状態のもとでのより重い要素の無秩序の傾向と動き。
10. 崩壊物質—冷たい、あるいは死んだ太陽内部に見られる比較的静止した物質。この型の物質は、実際には静止していない。何らかの究極子活動、電子活動すらまだあるが、これらの構成単位は、非常に緊密な近接状態にあり、その回転速度は、大いに減少する。
前述の物質の分類は、創出された存在へのその外見の型よりも、むしろその組織に関係する。エネルギーの前発生段階も楽園上と中央宇宙における永遠の物質化も考慮には入れていない。
光、熱、電気、磁気、化学的性質、エネルギー、および物質は、—起源、性質、目標において—ユランチアで今なお発見されていない他の物質的現実とともに同一物である。
我々は、物理的エネルギーが受け得る無限に近い変化を完全に理解するというわけではない。それは、ある宇宙においては光として、別の宇宙においては光と熱として、他の宇宙においてはユランチアでは知られていないエネルギーの型として見える。膨大な年数の間、物理的エネルギーは、絶え間なく動き波打つ電気エネルギーの何らかの型、あるいは磁気力として再発生するかもしれない。なお後になっても、それは、一連の変化に直面しながら何らかの型の可変物質としてその後の宇宙の中に再び現れ、そして領域の何らかの大変動でその外へ向かう物理的消滅がその後に続くかもしれない。次いで、数限りない時代、また、数限りないと言ってもいいほどの宇宙をさ迷った後、この同じエネルギーは、再現し、その型と可能性を何度となく変えるかもしれない。そのようにして、これらの変化は、連続する時代と無数の領域を経て続いていくのである。このようにして物質は、時間の変化を受けつつも常に永遠なる円に従って揺れ通過し続ける。それは、長きにわたりその源泉への回帰を妨げられようとも、それに対し常に反応し、それを放った無限人格により定められた道を進み続ける。
力の中心者とその仲間は、究極子を電子の回路と回転に変形する仕事に非常に関係がある。これらの独特の存在体は、具体化されたエネルギー、究極子の基本単位の巧みな操作によって力を制御し統合する。それらは、この本来の状態で循環するとき、エネルギーの名人である。それらは、物理制御者と連係し、電気段階、いわゆる電子段階に変形した後にさえエネルギーを有効に制御したり導いたりできる。しかし、電子的に組織されたエネルギーが原子力体系の回転に揺れ動くとき、それらの活動範囲はすこぶる縮小される。これらのエネルギーは、そのような物質化の際、線重力の牽引力の完全な把握に陥る。
重力は、力の中心者と物理制御者の力の線とエネルギー回路に積極的に作用するが、これらの存在体には、重力への負の関係—反重力授与の実行—しかない。
すべての空間に渡り、冷気の影響力と他の影響力は、創造的に究極子を電子へ編成する仕事中である。熱は、電子活動の尺度であり、冷気は、単に熱の欠如—比較エネルギーの休息—を意味する。発生エネルギーも組織された物質も存在せず、重力に応じていないときの空間の宇宙の原動力蓄積の状態。
重力臨場と活動は、理論上の絶対零度の状況を阻むことである。というのも、恒星間の空間には絶対零度という温度はないのであるから。すべての組織化された空間には、組織化する電子エネルギーのみならず重力に応じているエネルギーの流れ、力の回路、究極子活動がある。事実上、空間は空洞ではない。ユランチアの大気でさえ、宇宙のこの区域の平均的空間物質へと溶け込み始め、およそ4,800キロメートルまでますます減少していく。ネバドンで知られているほぼ空である空間は、各立方インチ当たりおよそ100究極子—1個の電子に相当—をもたらすであろう。物質のそのような希少性は、事実上は空間と見なされる。
温度—熱と冷気—は、エネルギーと物質発展の領域においては重力が唯一である。究極子は、気温の両極端につつましく、控え目に服従する。低温は、一定の形式の電子構造と原子組成を好み、高温は、諸々の原子分裂と物質分解を容易くする。
太陽が一定の内部状態の熱と圧力を条件とするとき、物質の本来のつながりを除く全ては、壊れるかもしれない。熱は、こうして重力の安定性に大きく打ち勝つことができる。しかし、知られているいかなる太陽熱も圧力も、究極子を力の強いエネルギーに変換し返すことはできない。
灼熱の太陽は、物質を様々な型のエネルギーに変換できるが、暗い世界と全外部空間は、これらのエネルギーを領域の物質へ変換する程度にまで電子と究極子の活動を減速させることができる。核物質の基本的関係を初めとした近い性質のある種の電子結合は、空間のきわめて低い温度で形成され、具体化するエネルギーのより大きい付着との関係によって後に増大される。
我々は、エネルギーと物質のこの果てしない変化のすべてを通じて、一定の温度、速度、回転条件下にある重力圧の影響と究極子エネルギーの反重力の作用を考慮しなければならない。温度、エネルギーの流れ、距離、および生きている力のまとめ役と力の管理者もまた、エネルギーと物質のすべての変化現象に係わりがある。
物質の質量の増大は、光速度の二乗で割られるエネルギーの増大に等しい。力学的意味において休息中の物質ができる仕事は、楽園からその部分を集める際に費やされるエネルギーから移動中の原動力の抵抗克服と物質の部分影響し合う誘因とを差し引いたものに等しい。
物質の前電子の型の存在は、鉛の2原子量により示される。鉛の原構成は、それがラジウム放射を経てウラニウム分解で産出されたものよりわずかに重い。また原子量のこの違いは、原子粉砕におけるエネルギーの実際の損失を表す。
物質の相対的完全さは、エネルギーは、ユランチアの科学者が命名したそれらの正確な量子にしか吸収されないか、またはそれらにしか放出されないという事実によって保証される。物質的領域におけるこの賢明な対策は、継続的活動体として宇宙の維持に役立つ。
電子の、または他の位置が移行する際、取り込むか、または放たれるエネルギー量は、必ず「量子」、またはその何らかの倍数であるが、エネルギーのそのような構成単位の振動の、または波状の動きは、関係する物質構造の次元に従って完全に決定される。そのような波状エネルギーは、究極子、電子、原子、あるいは、このようになされている他の構成単位の直径の860倍である。量子の動きの波動力学の観測に伴う果てしなき混乱は、エネルギー波の付加の結果である。2倍の高さの波頭を作るには2つの波頭の結合でできるが、1つの波頭と谷は結合するかもしれないし、その結果、相互取り消しを起こすかもしれない。
オーヴォントンの超宇宙には100オクターブの波動エネルギーがある。これらのエネルギー発現の100の集合体の中の64は、ユランチアでは、完全に、または部分的に認識されている。太陽光線は、このシリーズの46番目である超宇宙規模においては4オクターブを構成し、そのうちの1オクターブを擁するのは可視光線である。紫外線グループが次に来、その上、10オクターブ上にはX線があり、ラジウムのガンマ線がその後に続く。太陽の可視光線の上の32オクターブは、非常に活発化された物質の微小粒子ととても頻繁に混合された外部空間エネルギー光線である。可視光線から次の下方には、赤外線があり、30オクターブ下には電波集合体がある。
波状エネルギーの発現—20世紀のユランチアの科学的啓発の見地からの—は、次の10集合体に分類できる。
1. 究極子外光線—明確な型を取り始めるときの究極子の境界での回転。これは波状現象が認められ、測定できる発生エネルギーの第一段階である。
2. 究極子光線。究極子の極小球へのエネルギーの組み立ては、認識でき測定できる隙間に振動をもたらす。物理学者が究極子を発見するずっと以前、光線がユランチアに注ぐ間、物理学者は、確かにこれらの光線の現象を検出するであろう。短くて強力なこれらの光線は、物質の電子組織へと向きを変えるその程度にまで減速されるとき、究極子の初期の活動を表す。究極子が電子へと統合するとき、エネルギー蓄積の結果、凝縮が起こる。
3. 短期空間光線 。これらは、純粋に電子である全振動の中で最短のものであり、この型の物質の核以前の段階を表す。これらの光線は、その生産のために異常に高いか、または低い温度を必要とする。空間光線には2種類ある。原子誕生への付随と他の原子分裂の表示。それらは、外端宇宙の最大密集平面でもある超宇宙の最大密集平面から、つまり銀河から最も大量に放射する。
4. 電子段階。エネルギーのこの段階は、7超宇宙におけるすべての物質化の基礎である。電子が、軌道回転のエネルギーの高い段階から下の段階へと通過するとき、量子はつねに放出される。電子の軌道移行は、光エネルギーの非常に明確で一定の測定可能な粒子の射出、または吸収をもたらし、一方、個々の電子は、つねに光エネルギーの粒子を与える。波状エネルギーの発現は、正の物体と電子段階の他の部分の履行に伴う。
5. ガンマ線—原子物質の自然発生的な解離を特徴付けるそれらの放射。この形式の電子活動の最も良い例は、ラジウム分裂に関連づけられる現象にある。
6. X線集団。電子の減速の次の段階は、人工的に生成されたX線と共に太陽X線の様々な型をもたらす。電荷は電界を作り出す。動きは電流をもたらす。電流は磁場を引き起こす。電子が突然止められると、結果として起こる電磁動乱は、X線を発生させる。X線はその撹乱である。太陽X線は、それらがほんの少し長いということを除いては、人体内部診査のために機械的に発生されるそれと同じである。
7. 太陽光と様々な機械的創作の紫外線あるいは化学線。
8. 白色光—太陽の可視の光全体
9. 赤外線—まだ感知できる熱の段階に近い電子活動の減速。
10. ヘルツ波—ユランチアで放送用に利用されるそれらのエネルギー。
波状エネルギー活動のこれらの全10相中、人間の目はわずかに1オクターブ、通常の全日光にだけ反応できる。
いわゆるエーテルは、空間で起こる原動力活動とエネルギー活動の塊まりを表す単なる集合的名称である。エネルギーの究極子、電子、および他の大規模な集合は、物質の一定粒子であり、空間通過において実際には直線で進む。光と他のすべての型の認識可能なエネルギー発現は、重力と介入する他の原動力により変更される以外には、直線で進む一連の明確なエネルギー粒子から成る。一定の観察対象にあるときエネルギー粒子のこれらの行列が波の現象として現れるのは、すべての空間、想定上のエーテルの非分化力の毛布の抵抗のためであり、また、物質の関連する塊まりからくる重力間の張力のためである。物質の粒子間の隙間は、エネルギー光線の初期速度と共に多くの型のエネルギー物質の波動の様相を確立する。
空間内の励起は、ちょうど水を行く船の通過が異なる振幅と間隔の波を起こすように、急速に動く物質の粒子の通過への波状反応を起こす。
根本的な原動力の動きは、あなたの仮定のエーテルに類似の多くの方法である現象を起こすのである。空間は空ではない。すべての空間の球体は、広がる原動力-エネルギーの広大な海洋に渡って回転し突入する。原子の空間内も空ではない。にもかかわらず、エーテルは存在せず、また、この仮定的エーテルの不在こそが、棲息惑星が太陽に落ちることを逃れ、また包囲電子が核に落ちることへの抵抗を可能にする。
宇宙原動力の空間蓄積は、均質で画一的であるが、物質へ発展した、進化した、エネルギーの組織化は、明確な大きさと確立した重さの別々の塊まりへのエネルギー集結を必要とする—正確な重力反応。
局部的、または線的重力は、物質の原子組織の出現とともに完全に作用するようになる。核以前の物質は、X線と他の同様のエネルギーにより活性化されるとわずかに重力に反応するようになるが、どんな測定可能な線重力牽引力も、自由で、結合していないし、蓄積されていない電子エネルギー粒子、または、単独の究極子には感化を及ぼさない。
究極子は、相互引力により機能し、円形の楽園-重力牽引力だけに応じる。それは、線重力反応がなければ、このようにして宇宙の空間流動の中で保持される。究極子は、部分的反重力運動にまで回転速度を加速できるのだが、原動力のまとめ役か力の管理者に関係なくしては、没個性化の重要な、臨界、脱出速度に到達する、つまり勢いのあるエネルギー段階へ戻ることができない。本質的に究極子は、冷えて絶滅しかけている太陽の末期の崩壊に関係する際に限り物理的存在状態から逃げる。
ユランチアにおいては未知の究極子は、電子組織への回転エネルギーの前提条件に達する前の物理的活動の多くの段階を経て減速する。究極子には3つの異なる動きがある。宇宙の原動力への相互抵抗、反重力の個々の回転、相互結合された100の究極子の電子内の位置。
相互の引力は、電子構成における100究極子を結合する。また、典型的な1個の電子中の究極子は、決して100以上でも100以下でもない。1個、あるいはそれ以上の究極子の損失は、電子の典型的な独自性を破壊し、こうして電子の変更された10の型の1つを生み出す。
究極子は、電子内の軌道を運行しないし、あるいは回路内で回転しないが、自己の軸回転の速度に従って広がるか、群がるかして、特異な電子の大きさが決まる。また、軸回転のこの同じ究極子の速度は、幾つかの電子構成単位の型の正、あるいは負の反応を決定する。電子物質の全体の隔離と組み分けは、エネルギー物質の正や負の物体の電気分化と共に、究極子の構成要素の相互結合のこれらの様々な機能から生じる。
各原子は、直径1インチ、2.54センチメートルの1/100,000,000をわずかに超え、一方電子は、最小原子の水素の1/2,000よりほんの少し重い。原子核の特性である正陽子は、もはや陰電子より大きくないかもしれないが、ほぼ2,000倍以上の重さがある。
もし物質の質量が、電子の質量の2.83グラムと等しくなるまで拡大され、次に大きさが比例して拡大されるならば、そのような電子の体積は、地球の体積と同じ規模になるであろう。陽子の体積—電子の1,800倍の重さ—が、1個のピンの頭の大きさに拡大されるならば、そこでピンの頭は、比較して、太陽の周りの地球の軌道の直径に等しいであろう。
全物質の構成は、太陽系の配列に似ている。エネルギーのあらゆる微小宇宙の中心は、比較的安定し、割り合いに静止している物質存在の核の部分がある。この中央の構成単位は、3重の発現の可能性を備えもっている。あなた自身の太陽系のような何らかの星明りの集団の太陽を包囲するかすかに惑星に匹敵するエネルギー構成単位が、無限に豊富に、だが変動する回路の中で、このエネルギーの中心を囲みつつ渦巻いている。
電子は、惑星が太陽系の空間で太陽の周りを回るときに持つ空間とほぼ同程度の余裕をもち、原子内部で中央の陽子の周囲を回転する。実際の大きさに比較して、内側の惑星、水星、そしてあなたの太陽の間に存在しているように、同比率の距離が、原子核と電子の内側の回路の間にある。
構成要素の究極子の速度は言うまでもなく、電子軸の回転と原子核の回りの各軌道速度は、ともに人間の想像を超えている。ラジウムの正の粒子は、1秒あたり16,093キロメートルの割合で空間に飛びかうが、負の粒子は、光速度に近似する速さに達する。
地方宇宙は、10進構成である。二重宇宙には見分けのつく空間-エネルギーのちょうど100の原子物質化がある。それは、ネバドンでの物質の最大可能な構成である。これらの100個の物質の型は、中央の、しかも比較的密に詰まった核の周囲を回転する1個から100個の通常の電子の一続きから成る。様々なエネルギーが、この規則的で頼れるつながりにおいて、物質を構成する。
あらゆる世界が、その表面に100個の認識可能な要素を見せるというわけではないが、それらは、どこかに臨場し、臨場してきたし、あるいはまた、発展の過程にある。惑星の起源とその後の発展を取り巻く状況が、100個の原子の型の中の幾つが観察可能になるかを決定する。重い原子は、多くの世界の表面では見られない。知られているより重い要素は、ユランチアにおいてさえラジウムの動きに例証されるように、粉々になる傾向を明らかにしている。
原子の安定性は、中心本体における電気的に不活発な中性子の数次第である。化学反応は、自由に回転している電子の活動に完全に依存している。
1原子体系中の100の軌道の電子への自然的集合は、オーヴォントンでは決して起こり得なかった。101個が人工的に軌道の領域に取り入れられたとき、結果は、つねに電子と他の解放されたエネルギーの激しい散乱を伴うほとんど瞬時に起こる中心陽子の分裂であった。
原子が、1個から100個の軌道電子を包含するかもしれない一方で、別個の、離散的な物体としてより大きい原子の外側の10個の電子だけが、異なる個々の塊まりとして中央の核の周りを回転、つまり明確で具体的な軌道の周囲を維持しつつ、しかも密集して揺れ動く。中心に最も近い別々の、組織化された塊まりとして30個の電子を観測、または探知することは難しい。核近接の行動に関する電子の動きのこの同比率が、抱き込まれた電子の数には関係なく、すべての原子の中に得られる。核が近ければ近いほど、電子の個体性はない。1電子の波状エネルギーの伸張は、より少ない原子軌道全体を占領するほどに広がるかもしれない。これは、特に、原子核に最も近い電子にあてはまる。
最も内側の30個の軌道電子には固体性があるが、そのエネルギー体系は、電子から電子へ、またほとんど軌道から軌道へと広がり、混ざり合う傾向にある。付随するエネルギー体系より完全な支配を及ぼす物質の塊まりである次の電子30個は、2番目の家族、またはエネルギー圏を構成し、前進する個体性をもっている。次の電子30個、3番目のエネルギー圏は、さらに個別化され、より異なって明確な軌道を循環する。10個の最重量の要素だけに存在する最後の電子10個は、独立の尊厳をもち、従って母核の支配から多少自由に脱出できる。温度と圧力の最小変化で、この4番目の、しかも最も外側の集団の電子は、ウランや同様の要素の自然発生的な分裂に例証されるように、中央の核の握りから逃れるであろう。
1個から27個の軌道電子を含む最初の27原子は、残りの原子よりも理解が容易である。我々は、28個から上は、無特異絶対者の想定される臨場のますます多くの予測不可能性に遭遇する。何らかの電子のこの予測不可能性は、特異な究極子軸の回転速度と究極子の説明のつかない「寄せ合い」傾向のためである。他の影響—物理、電気、磁気、重力上—もまた、定まらない電子の動きを起こすように作動する。それゆえ原子は、予見性に関しては人々に似通っている。統計学者は、単一の個々の原子、あるいは人ではなく、複数の原子か人々のいずれかの多くを統制している法則を発表するかもしれない。
重力は、原子エネルギー体系の結合に関係する幾つかの要素の1つであるが、これらの基本的な物質単一体の中に、また、それに混じって、基本的構成の秘密と究極の動きの秘密をもつ強力で未知のエネルギーが、つまりユランチアで発見されていない原動力もまたある。この普遍の影響は、この小エネルギー組織の中に抱擁される全空間に浸透する。
1原子の電子間の隙間は、空ではない。原子の中でのこの電子間の隙間は、電子速度と究極子回転に完全に一致した波状の顕現により活性化される。この原動力は、正の引力と負の引力ついてのあなたの認識する法則により完全に支配されるのではない。したがってその動きは、時として予測できない。名前のないこの影響は、無特異対者の空間原動力の反応であるかに思える。
原子核の電荷された陽子と電荷されていない中性子は、電子の180倍重い物質の粒子である中間子の交換作用により結合される。陽子のもつ電荷は、この仕組みなしには原子核に破壊をもたらすであろう。
電気力も重力も、原子が構成されるようには核を結合することはでできない。核の保全は、中間子の相互的結合機能により維持されており、原動力物質の優れた力により、また陽子と中性子の絶えまない場所の入れ替えを引き起こすさらなる機能により電荷された、あるいは電荷されていない粒子を結合できる中間子は、陽子と中性子間で核粒子の電荷が前後に絶え間なく投げられるようにする。1秒という極小の瞬間、特定の核粒子は、電荷された陽子であり、次の瞬間は電荷されていない中性子である。そして、これらの交互のエネルギー状態は、信じられないほどに急速であるので、電荷が破壊的な影響として機能するすべての機会を奪われるほどである。中間子は、このように原子の核安定性に勢いよく貢献する「エネルギー運搬」粒子として機能するのである。
また、中間子の臨場と機能は、別の原子の謎についても説明する。原子は、放射能のように、放射線として、放射活性で働くとき予想よりはるかに多くのエネルギーを放つ。この余分の放射は、その結果単なる電子になる中間子の「エネルギー運搬」の崩壊から得られる。中間子壊変は、一定の電荷されていない小粒子の放出もまた伴う。
中間子は、原子核のある種の粘着性を説明するものの、陽子と陽子の結合や中性子と中性子の付着を明らかにするものではない。原子の凝集の完全性をもたらす矛盾した、しかも強力な原動力は、ユランチアでは、今のところはまだ、未知のエネルギーの型である。
これらの中間子は、あなたの惑星に絶えず影響を及ぼす空間光線に豊富に見られる。
宗教が、唯一独断的であるのではない。自然哲学も、同様に独断的主張をする傾向がある。一人の高名な宗教教師が、人間の頭には7つの隙間があるので数字の7が自然にとって基本的であると結論づけるとき、化学についてさらに知っていたならば、物質界の正確な現象に基づいて築かれるそのような信念を提唱するかもしれなかった。時間と空間の物理的全宇宙には、エネルギーの10進法構成の普遍的発現にもかかわらず、前物質の七重の電子組織には、現実の遍在的暗示がある。
数字の7は、中央宇宙と性格の先天的伝播に関する精霊体系の根底とをなすが、数字の10、10進法は、エネルギー、物質、および物質的創造に固有である。にもかかわらず、原子の世界は、7つの塊まり—この物質界によって伝えられるその遠く離れた精霊の起源を暗示する母斑—で繰り返されるある周期的特徴づけを提示しているのである。。
創造的構成のこの七重の連続性は、基本元素がそれぞれの原子の重さ順に配置されるとき、7個ごとの特定周期において同様の物理的、化学的特性の反復として化学領域に表れる。ユランチアの化学元素は、このようにして連続的に配列されるといかなる特定の性質、あるいは特性も、7個ごとに繰り返される傾向がある。この周期的変化は、元素表全体に渡り7個ごとに漸減的に、また変化をもって繰り返され、初期の、あるいは軽い原子団の中に最も著しく観察可能である。ある1特性への注目後、いずれかの1元素から始めるとき、そのような性質は、6個の連続する要素を経る間に変わるであろうが、8番目に達すると、それは再現する傾向にあり、すなわち化学的に活発な8番目の原素は1番目に、9番目は2番目に、という具合に類似している。物質界のそのような事実は、紛れもなく先祖のエネルギーの七重構成を指しており、時間と空間の創造の七重の多様性をもつ基本的現実を暗示している。人には、また自然の帯域には7つの色があるということに注目すべきである。
自然哲学の全仮定が、正当であるという訳ではない。例えば、人が空間現象についての自らの無知を統一する巧妙な試みを表す仮定上のエーテル。宇宙哲学は、いわゆる科学の観測に基づくことができない。科学者は、もしそのような変態を見られないならば、ややもすればイモムシからの蝶の発育の可能性を否定するであろう。
生物学上の融通性に関連した物理的安定性は、現実には創造の主たる建築者が所有するほとんど無限の知恵により存在している。先験的な知恵のみが、同時に非常に安定し効果的に順応性のある物質単位を設計することができた。
楽園のモノタの絶対性から空間の可能性の絶対性までの相対的宇宙の現実の無限の全景は、第一根源と中枢の非精霊現実_―つまり空間の可能性に隠され、モノタで明らかにされ、また介在する宇宙段階で暫定的に明らかにされているそれらの現実―との関係における一定の発展を連想させる。エネルギーのこの永遠の周期は、宇宙の父の中に回路化されているので、絶対であり、絶対であるが故に、事実においても価値においても広げられないのである。にもかかわらず、第一の父は、今でも、—いつものように—絶えず広がる時-空間の活動領域の意味、また時-空間を超越した意味の自己実現をしている。すなわち、エネルギー-物質が、生きた、しかも人格の心の経験的努力をして、生きた、しかも神性である精霊の婉曲的支配への前進的に従属である活動領域。
宇宙の非精霊エネルギーは、様々な段階における非創造者の心の生ける体系で再結合されており、そのうちの確かなものは次のように表現されるかもしれない。
1. 前調整-精霊心。この段階の心は、非経験であり、棲息界においては物理の主たる制御者が務めを果たす。これは、機械的な心、物質生活の最も初期の型にある教えることのできない知力であるが、教えることのできない心は、原始の惑星生命の段階のほかに多くの段階で機能する。
2. 補佐-精霊心。これは、物質の心の教えを受けることのできる(非機械的)段階において心-精霊の補佐7名を通して機能する地方宇宙の母なる聖霊の聖職活動である。物質の心は、この段階において経験している。最初の補佐5名の人間以下(動物)の知力として。最後の2名の補佐の超人的(中間者)知力として。
3. 進化するモロンチア心—進化する人格の地方宇宙上昇経歴における拡大的意識。これは、地方宇宙の母なる聖霊の創造者たる息子との連係による贈与である。この心の段階は、モロンチア型の生命媒体組織、すなわち地方宇宙のモロンチアの力の監督者によりもたらされる物質と精霊の統合を内包する。モロンチア心は、より高い段階の到達において宇宙心をもって増加する結合的可能性を明らかにし、モロンチア生活の570段階に応じて区別をつけて機能する。これは、必滅の創造物の進化過程であるが、非モロンチア体系の心は宇宙の息子と宇宙の精霊により地方創造の非モロンチアの子らに与えられる。
宇宙心。これは、時間と空間に関わる七重の変化の多い心である。その中で1つの相が、それぞれの主たる7精霊により7超宇宙の1つの宇宙で役目を果たす。宇宙心は、有限の心の全段階を包含し、経験的に崇高な心の進化-神性段階と、また超自然的に絶対心の実存的段階とを調整する。—連帯動作主の直接回路。
心は、楽園上においては絶対であり、ハヴォーナにおいては準絶対であり、オーヴォントンにおいては有限である。心は、臨場-聖職活動のさらにその上に様々なエネルギー体系の存在活動を常に内包しており、これは、心のすべての段階とすべての種類に該当する。しかし、それは、宇宙心を超えての非精霊エネルギーへの心の関係を描くのがますます難しくなる。ハヴォーナ心は、準絶対であるが、超進化的である。それは、実存的に経験的であるのであなたに明らかにされた他のいかなる概念よりもより準絶対に近いのである。楽園心は、人間の理解を超えている。それは、実存的で、非空間的で、非時間的である。にもかかわらず、これらの心の段階全てが、連合動作主の宇宙の臨場により—楽園における心の神の心-重力の握りにより—陰に隠される。
宇宙は、心の評価と認識において機械的でもなく不可思議でもないということに気づくべきである。それは、心の創造と法の仕組みである。だが、実用における自然の法は、物理的で精霊的の二元的領域に思われるものの中で作用する一方で、現実には一つである。第一根源と中枢は、すべての物質化の第一の原因であり、同時に、精霊すべての最初で最後の父である。楽園の父は、単に純粋なエネルギーと純粋な精霊—思考調整者と他の同様の断片化—としてハヴォーナの外の宇宙に個人的に現れる。
機構は、絶対的に全創造を支配してはいない。宇宙の中の宇宙は、完全に心により計画され、作られ、管理されるのである。しかし、宇宙の中の宇宙の神の機構は、人の有限心が無限心の支配の形跡でさえも明察する科学的方法には実に完全であり過ぎる。創造し、支配し、保護するこの心は、物質の心でも生物の心でもない。それは、神性現実の創造者段階で、またそこから機能する精霊-心である。
宇宙機構において心を明察し、発見する能力は、観測に関するそのような課題に従事する究明心の能力、範囲、および容量に依存する。時間と空間のエネルギーから組織化される時間-空間心は、時間と空間の仕組みに制約される。
動きと宇宙引力は、宇宙の中の宇宙の非個人的な時間-宇宙機構の対の様相である。精霊、心、物質のための重力反応の段階は、時間とは全く無関係であるが、現実の真の精霊段階のみは、空間とは無関係(非空間的)である。宇宙のより高い心の段階—精霊-心の段階—は、また非空間的であるかもしれないが、人間の心といった物質的な心の段階は、単に精霊識別に比例してこの反応を失い、宇宙引力の相互作用に敏感である。精霊-現実段階は、各精霊の中身、また時間と空間における精霊性は、逆に線重力反応に比例して測定される。
線重力反応は、非精霊エネルギーの量的測度である。すべての質量—組織化されたエネルギー—は、それに基づいて行動する動作と心を除き、この把握の制約を受ける。線重力は、原子内の結合力が小宇宙の短距離の原動力であるように、大宇宙の短距離粘着原動力である。いわゆる物質として組織化される物理的な物質化エネルギーは、線重力反応の影響なくして空間を横断することはできない。そのような重力反応は、質量に正比例しているが、介在する空間にあまりにも変更されるので、距離の二乗に反比例して表されるとき、最終的結果は概算に過ぎない。空間は、結局、重力作用とそれへの全反応を中和するために機能する多数の超物質原動力の反重力影響への臨場故に線引力を攻略する。
非常に複雑で高度に自動発生の宇宙機構は、独創的、または創造的な内在する心の臨場をあらゆる知識者から機構自体の性質と可能性の宇宙段階のはるか下に常に隠す傾向にある。したがって、創造物の下級体系にとり、より高い宇宙機構がどうしても無分別に思えるのは当然のことである。そのような結論への唯一可能な例外は、明らかに自己維持をしている宇宙の驚くべき現象における心の臨場の含蓄であるだろう—が、それは、実際の経験というよりもむしろ哲学の問題である。
心は、宇宙を調整するのであるから、機構の不変性は、実在しない。宇宙の自己維持に関連づけられる向上的進化の現象は、普遍的である。宇宙の進化の可能性は、際限のない自然さにおいて無尽蔵である。調和した統一に向けての進歩、つまり、絶えず増加する関係性からの複雑さに重ねられる増加の経験的統合は、目的をもつ支配的な心によってのみ成立し得る。
任意の宇宙現象と結びつく宇宙心が高ければ高いほど、下級の心の型にとってそれを発見することはより難しい。そして、宇宙機構の心は、創造的な精霊-心であるので、(無限者の志向さえも)、宇宙の下位段階の心による、ましてや全ての中で最も低い、人間の心では決して発見したり、識別したりはできない。進化する動物の心は、生来神を探してはいるが、単独でも生得的にも神を知っているのではない。
機構の進化は、創造的な心の隠された存在と支配を仄めかし、指し示す。自動的機構を発想し、設計し、作成する人間の知力の能力は、惑星への優位な影響としての優秀で、創造的で、目的のある人の心の特質を明示する。心は、常に次のようなものに働きかける。
1. 物質的機構の創造
2. 隠された神秘の発見
3. 遠隔状況への探検
4. 精神的体系の形成
5. 知恵に向けての目標到達
6. 精霊段階への到達
7. 神性の目標の達成—最高、究極、かつ絶対である目標
心は、いつも創造的である。個々の動物、必滅、モロンチアの精霊の上昇者、または究極到達者の心の授与は、生物の独自性に相応しく役に立つ肉体をいつも形成できる。しかし、人格の臨場現象、あるいは独自性の原型は、そういうものとしては、エネルギーの顕現ではなく、肉体的でも、心的でも、精霊的でもない。人格の型は、生物の原型相である。これは、エネルギーの配置を内包し、また、これは、加えて生命と動きも、生物存在の機構である。
精霊の存在体にさえ型があり、これらの精霊の型(原型)は、実在する。最高の型の精霊人格にさえ型—ユランチアの人間の体にあらゆる意味で類似している人格臨場—がある。7超宇宙で遭遇するほとんどすべての存在体が型を持つ。しかし、この通則には幾つかの例外がある。思考調整者は、必滅の仲間の生残する精霊との融合後までは型をもたないようである。単独使者、天分を受けた三位一体の精霊、無限の精霊の個人的補佐、引力の使者,超越的記録者、および他のあるのの達にもまた、発見可能な型がないのである。しかし、これらは、例外的な幾つかによくある。大多数には、誠実な人格の型、個別に特質のある、また認識可能で個人的に区別可能な型、がある。
宇宙心と補佐の心-精霊の聖職活動のつながりは、進化する人間にとって物理的に相応しい住みかを発展させる。同様に、モロンチア心は、人間のすべての生存者のためにモロンチア型を個別化するのである。必滅の肉体が、あらゆる人間にとり個人的でありかつ特徴的であるように、モロンチア型も、それを支配する非常に個性的で適度に特徴的になるであろう。2個の人体がそれほど似ていないのと同様に、2個のモロンチア型もそれほど似てはいない。モロンチアの力の監督者は、それによってモロンチアの生命が働き始める画一的なモロンチア物質を後援し、付き添いの熾天使は、それを準備する。モロンチア生活の後、それぞれの精霊-心の内住者には同様にさまざまで、個人的で、特徴的な精霊の型があることがわかるであろう。
あなたは、物質界において精霊をもつものとして肉体を考えるが、我々は、肉体をもつものとして精霊を見なす。肉体の目は、じつに精霊生まれの魂の窓である。精霊は、建築家であり、心は、建築業者であり、肉体は、物質的建築物である。
肉体的、精霊的、心的エネルギーは、そういうものとして、またそれぞれの混じりけのない状態において、現象宇宙の現実のものとして完全に相互作用するというわけではない。楽園における3種類のエネルギーは同等であり、ハヴォーナにおいては同等化され、一方、有限活動の宇宙段階においては物質的、心的、および精霊支配、のすべての範囲で遭遇する必要がある。有限活動の宇宙段階においては物質的、心的、および精霊の支配のすべての範囲で遭遇する必要があるのに、楽園においては3種類のエネルギーは同等であり、ハヴォーナにおいては同等化される。物理的エネルギーは、時間と空間の非人格的状況において優勢であるようだが、精霊-心の機能が、目的の神性と活動の崇高性により近づけば近づくほど、精霊の相もより優勢になるようにも思える。究極段階の精霊-心のそれは、ほとんど完全に優位になるかもしれないように思える。絶対段階では、精霊は、確かに優位である。また、神性の精霊の現実が臨場する場所はどこであろうとも、真実の精霊-心が機能しているときはいつであろうとも、そこから時間と空間の領域全体へと、常にその精霊現実の物質的、あるいは物理的対応者がもたらされる傾向がある。
精霊は、創造的現実である。物理的対応者は、精神現実の時間空間の反映、すなわち精霊-心の創造的活動の物理的効果である。
心は、全般的に物質を支配しており、次には精霊の究極の婉曲的支配のとおりに対応している。そして、自由に精霊の指示を甘んじて受けるその心だけが、必滅の人間と共に、崇高なるもの、究極なもの、および絶対なるもの、つまり無限なるものの永遠の精霊世界の不滅の子として必滅の時-空間の生涯を乗り切ることを望むことができる。
[ネバドン勤務中の、またガブリエルの要求に応じての強力な使者による提示]
ユランチアは、地方宇宙ネバドンの100の星座中の1星座であるノーラティアデクの星座に位置するサタニアの地方体制の606番目の棲息世界を意味し、一般的にはネバドンに属するノーラティアデクのサタニア606と呼ばれている。星座が、地方宇宙の第一分割であることから、それぞれの支配者は、棲息界の地方体制をサルヴィントンの地方宇宙の中央行政に結びつけ、また反射によりユヴァーサの老いたるものの超行政に結びつける。
あなたの星座の政府は、ノーラティアデクのいと高きもの、星座の父の行政府のエデンチアの真ん中にあり、最大である771個の建築球の一群に位置している。エデンチア自身は、あなたの世界のおよそ100倍の大きさである。エデンチアを囲む70の主要球体は、ユランチアのおよそ10倍の大きさであり、一方、これらの70世界のそれぞれの周囲を回る10個の衛星は、ほぼユランチアの大きさである。771個の建築球は、他の星座の大きさに十分匹敵するものである。
エデンチアの時間計算と距離測定は、サルヴィントンのものであり、宇宙首都の球体同様、星座本部世界には天の有識者の全系列が完全に提供される。一般的に、これらの人格は、宇宙行政に関して説明されるそれらとそれほどの異なりはない。
地方宇宙天使の第3系列の熾天使監督は、星座勤務に割り当てられている。彼らは、首都球体に本部を設置し、モロンチア-訓練の包囲する世界の広範囲に渡り務めを果たす。ノーラティアデクの主要70球には、700の小衛星と共に、星座の永久公民であるユニヴィテチアが居住している。これらのすべての建築世界の大部分は、明かされていないが、有能なスパイロンガと美しいスポーナーギアを含む土着の生命の様々な集団により完全に統治されている。星座のモロンチア生活は、あなたが推測するかもしれないように、モロンチア-訓練制度の中間点にあることから、典型的、かつ理想的である。
エデンチアは、モロンチア生命を頂き精霊的栄光を一面に覆う物質の大規模な高原に、魅惑的な台地に富んでいるが、ユランチアに見えるような起伏の多い山はない。何万ものキラキラ輝く湖や何千もの互いに連結する小川があるが、大きな海洋も激しい川もない。高地だけにこれらの表層の流れが欠けている。
エデンチアや同様の建築球の水は、進化する惑星の水と異なりはしない。そのような球体の水系は、表面と地下の双方にあり、一定の流れの水分がある。エデンチアにおける輸送の主要経路は、大気であるものの、これらの様々な水路により周航できる。精霊の存在体は、当然のことながら球体の表面上を移動し、一方、モロンチア存在体と物質の存在体は、大気通路を通り抜けるために物質と半物質手段を利用している。
真の大気、つまりそのような建築創造に特徴的であり、その上ユランチアの大気の2要素と、加えてモロンチア生物の呼吸に適したそのモロンチアガスを統合する通常の3-ガス混合物の真の大気が、エデンチアとその関連世界にはある。しかし、この大気は、物質でもありモロンチアでもあるが、嵐もハリケーンもない。夏もなければ冬もない。大気撹乱と季節変動のこの欠如は、特に創造されたこれらの世界の全戸外の装飾を可能にする。
エデンチア高地は、すばらしい物理的特徴であり、その美は、縦横あまねく溢れる生命のもつ果てしない豊富さにより強調される。これらの高地は、幾つかのやや孤立する構造を除いては生き物の手による作業は含んでいない。物質とモロンチアの装飾は、居住地域に限られている。低い標高は、特別住居の場所であり、生物の芸術とモロンチア芸術の双方で美しく飾られている。
エデンチアの復活の広間は、7番目の高地区域の頂上に位置しており、上昇のための二次変性体系に属する上昇する人間が、そこで目を覚ます。創造物の再集会のためのこれらの会議室は、メルキゼデク系の監視下にある。また、エデンチア(サルヴィントン近くのメルキゼデク惑星のような)の受け入れ球体の1番目にも、特別な復活広間があり、そこでは変性された上昇系列の人間が再度集められている。
メルキゼデク系もまた、エデンチアに2つの特別大学を維持する。そのうちの1つ(非常時の学校)は、サタニア反逆から生じる問題研究に向けられる。他方(贈与の学校)は、マイケルがノーラティアデク世界の中の1つでその最終贈与をしたという事実から起こる新しい問題の克服に向けられる。この後者の大学は、約4万年前に、ユランチアが最終贈与のための世界として選定されたというマイケルの発表直後に設立された。
ガラスの海、エデンチアの受け入れ地域は、行政本部近くにあり、本部円形劇場に囲まれている。この区域を取り囲むのは、星座業務の70部門の統率本部である。エデンチアの半分は、その境界が、各区分の本部本館に集まる三角形の70区域に分割されている。この球体の残りは、1つの巨大な自然公園、神の庭である。
エデンチアへのあなたの定期的訪問の間、惑星全体は、あなたの実況見分に門戸を開いているとはいうものの、あなたの時間の大半は、その番号があなたの現在の居住世界の番号に対応するその行政三角地帯の中で費やされるであろう。あなたは、立法議会の観察者としていつも歓迎されるであろう。
エデンチアの上昇する人間居住者に割り当てられたモロンチア区域は、36番目の三角形に位置する終局者本部に隣接する35番目の三角中間帯に位置する。ユニヴィテチアの総司令部は、モロンチア公民の住宅保留地に隣接する34番目の三角中間地帯の膨大な区域を占有する。これらの配列から、少なくとも天の生命の70の主要区分の宿泊設備用に作られているということ、そして、これらの70の各三角区域が、モロンチア訓練の70の主要球体区域のどれか1つに関連しているということもまた分かるかもしれない。
ガラスのエデンチア海は、円周約161キロメートルと深さおよそ48キロメートルの巨大な1円形である。このすばらしい水晶は、球体外の要所から到着するすべての輸送熾天使と他の存在体のための受け入れ専用場として役立つ。そのようなガラスの海は、輸送熾天使の着陸を大いに容易にする。
この系列の水晶領域は、ほとんどすべての建築世界で見られる。そして、それは、その装飾的価値は別として集合体への超宇宙反射を示すために利用され、また、空間の流れを変更するための、また、到来する他の物理的エネルギーの流れを適合させるためのエネルギー変化の方法の要素として多くの目的に役立つ。
星座は、各星座がそれ自身の立法制定に従っており、地方宇宙の自治単位体である。ネバドンの法廷が宇宙業務に判断を下すとき、すべての内部問題は、関係する星座において法にそって裁かれる。サルヴィントンのこれらの司法命令は、星座の立法制定と共に、地方体制の行政者により実行される。
星座は、このように立法構成単位として機能し、一方地方体制は執行、あるいは施行単位体として役立つ。サルヴィントン政府は、司法の、かつ調整の最高権威である。
最高司法機能が、地方宇宙の中央行政に立脚する一方で、2つの従属的ではあるが、主要な裁判機関、メルキゼデク系協議会といと高きものの法廷が、各星座本部にはある。
すべての司法問題は、まずメルキゼデク系の協議会で再審理される。進化の惑星と体制本部世界での必要な一定の経験を持つこの系列の12名は、証拠を再吟味し、陳述を要約し、暫定的判決を下す権限が与えられている。この判決は、いと高きものへ、君臨する星座の父の法廷へ回される。この後者の裁判所の人間の部門は、そのすべてが上昇の人間である7名の裁判官から成る。宇宙を高く昇れば昇るほど、あなたはますます確実に自身の種類のものたちにより裁かれることになる。
星座の立法府は、3部門に分割された。星座の立法計画は、上昇者の下院、終局者と1,000名の人間の代表により主宰される一団に始まる。各体制は、この審議会に参加する10名を指名する。この機関は、エデンチアでは、現在のところ完全に補充されているわけではない。
立法者の中間議会は、熾天使軍勢と地方宇宙の母なる精霊の他の子供であるその仲間で構成されている。この集団は、100名を数え、星座内で機能するそのような存在の様々な活動を統括する統轄人格により指名される。
星座の立法者の顧問、または最高機関は、貴族院—神性の息子の議院—から成る。この議員団は、いと高き父により選ばれ10名に達する。特別な経験の息子だけが、この上院での機能が許される。これは、立法議会の下級部門の両方に大変効果的に役立つ実情調査と時間節約の集団である。
立法者の合同議会は、星座の審議会のこれらの個々の部門からの3名ずつで成り、君臨する年少のいと高きものにより主宰される。この集団は、すべての立法の最終的な型を是認し、放送装置による自分達の発布を認可する。この最高委員会の承認は、立法制定を領域の法にならしめる。最高委員会の行為は、最終的である。エデンチアの立法声明は、全ノーラティアデクの基本法をなす。
星座の支配者は、地方宇宙の息子のヴォロンダデク系列に属する。これらの息子は、星座の支配者として宇宙における現役任務を命じられるとき、あるいはそうでなくても、神の地方宇宙の息子の全系列の中にあってとても見通しの利いた、しかも知的な忠誠心と相まった最高の管理見識を具現化することから、いと高きものとして知られている。それらの個人的な保全、清廉と集団的忠誠は、一度も疑問に伏されたことがない。ネバドンではヴォロンダデクの息子に対する不満は、決して起こったことがない。
少なくとも3名のヴォロンダデクの息子は、ネバドンの各星座のいと高きものとしてガブリエルにより任命される。この三名組の議長は、星座の父として、またその2名の仲間は、年長のいと高きものと年少のいと高きものとして知られている。星座の父は、年少の仲間として、また年長の仲間として同等期間務めを果たした後、1万標準年(およそ5万ユランチア年)の間支配する。
詩篇作者は、エデンチアが3名の星座の父に統治されたことを知っており、よってその住まいについて複数形で語った。「川がある。その流れはいと高き方々の聖なる住まい、神の都を喜ばせる」と。
様々な宇宙支配者に関しユランチアには、大昔から大混乱が存在してきた。多くの後の教師は、あいまいで不明確な自身の部族の神をいと高きものの父と混同した。さらに後には、ヘブライ人は、これらの天の支配者のすべてを複合神に併合した。1教師は、「いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。」と言い、崇高な支配者でないということを理解していた。ユランチアの記録では、どうかすると「いと高きもの」という表現により誰に言及しているかを知ることは非常に難しい。しかし、ダニエルは、これらの事柄を完全に理解していた。ダニエルは、「いと高き方が人間の国を支配し、これをこころにかなう者に与える。」と言った。
星座の父は、棲息惑星の個人にあまり拘わらないが、棲息界のあらゆる人種と国家的集団に大いに関わりのある星座の立法機能と法を制定する機能に密接に関係がある。
星座政権は、あなたと宇宙行政の間に立つとはいえ、あなたは、個人として星座政府にはほとんど関係がないであろう。あなたの大きな関心は、通常は地方体制サタニアに集中するであろう。しかし、一時的にユランチアは、ルーキフェレーンスの反逆から脱却するある体制状況と惑星状況の理由から密接に星座の支配者に関連している。
エデンチアのいと高きものは、ルーキフェレーンスの分離時点で反逆的世界における一定の局面の惑星権威を握った。彼らは、この力を行使し続け、日の老いたるものはずっと以前に、これらの不安定な世界の支配のこの肩代わりを承認した。彼らは、ルーキフェレーンスが生きている限り、確かにこの継承司法権の行使を続けるであろう。この権威の多くは、忠誠な体制においては体制君主に与えられるであろう。
しかし、ユランチアが格別にいと高きものに関連するようになる別の道がまだある。創造者たる息子マイケルが、最後の贈与の任務についていたとき、ルーキフェレーンスの後任者は、地方体制の全権力をもっていなかったことから、マイケル贈与に関するユランチアの全業務が、直接、ノーラティアデクのいと高きものによる監督であった。
最も神聖な会合の山は、エデンチアで機能する楽園三位一体の代表である日々の忠誠なるものの居住地域である。
日々の忠誠なるものは、楽園の三位一体の息子であり、本部世界の創造以来イマヌエルの個人的な代表としてエデンチアに臨場している。日々の忠誠なるものは、助言のためにずっと星座の父達の右方に立つが、求められない限り決して助言をしない。身分の高い楽園の息子は、そのような領域の代理支配者の陳情を除き、地方宇宙の業務の遂行に決して参加しない。しかし、創造者たる息子にとっての日々の和合のものは、星座のいと高きものにとっての日々の忠誠なるものである。
エデンチアの日々の忠誠なるものの住居は、超宇宙通信と情報に関して楽園体制の星座の中心である。これらの三位一体の息子は、ハヴォーナと楽園の人格の仲間と共に、監督している日々の和合のものとのつながりにおいて自分達の系列との直接で絶え間のない宇宙全体にわたり通信を取り合う。
最も聖なる山は、極めて素晴らしく美しく見事に装備されているが、楽園の息子の実際の住居は、いと高きものの中央の住まいやヴォロンダデクの息子の住宅群を構成する周囲の70の造営物と比較するとこじんまりとしている。これらの建物は、住宅専用である。それらは、星座の業務が処理される広大な管理本部とは完全に離れている。
エデンチアの日々の忠誠なるものの住居は、いと高きもののこれらの住居の北に位置しており、「楽園の会合の山」として知られている。この神聖な台地において上昇する人間は、ハヴォーナの10億の完全性世界から楽園のたとえようもない喜びへ進歩していく人間の長くて好奇心をそそる旅についての楽園のこの息子の話を聞くために定期的に集合する。また、中央宇宙を起源とする人格の様々な集団をモロンチアの人間がより十分に見知り合うようになるのが、山の会合でのこれらの特別集会である。
サタニアの以前の主権者反逆者ルーキフェレーンスは、増大された自身の司法権の主張に際し、地方宇宙の政府案における息子の資格のすべての優れた系列の置換に務めた。心中で企て、「私は我が王座を神の息子の上に高くするつもりである。北にある会合の山に座ろう。私はいと高き方のようになろう。」と言った。
100名の体制君主は、星座の福利を熟慮するエデンチア秘密会議に定期的にやって来る。サタニア反逆後、ジェルーセムの大反逆者は、ちょうど以前の時のようにこれらのエデンチア協議会に出頭するのが習慣であった。ユランチアにおけるマイケルの贈与とネバドン全体に渡るその後の無限主権の肩代わり後までこの傲り高ぶった厚かましさを止める方法は見い出せなかった。決してその日以来いまだかつて、罪の扇動者達は、忠誠な体制君主のエデンチア協議会への参加を許されていない。
昔の教師が、これらのことを知っていたということが記録に示されている。「そして、神の息子がいと高きものの前に姿を現した日があり、サタンも来て、その中にいた。」それが現れるつながりのいかんを問わず、これは事実の声明である。
キリストの勝利以来、罪と反逆者が、すべてのノーラティアデクから洗い浄められている。肉体のマイケルの死の以前、堕落したルーキフェレーンスの仲間サタンは、エデンチアのそのような秘密会議に出席しようと努めたが、大反逆者に対する感情の固化が、同情への扉をほぼ全般的に閉じていたので、サタニアの敵対者の立場を見い出し得ないという点にまで至ってしまった。悪の受け入れへの何の門戸解放もないとき、罪の歓待の機会は存在しない。全エデンチアの心の門戸は、サタンに対して閉じた。サタンは、集合した体制君主に満場一致で拒絶され、また人の息子が、「サタンが電光のように天から落ちるのを見た」というのは、このときであった。
ルーキフェレーンスの反逆以来、新建造物が、日々の忠誠なるものの住居近くで用意された。この臨時の建物は、いと高きものの連絡本部であり、いと高きものは、罪と反逆に立ち向かう日々の系列の方針と態度に関わるすべての問題において星座政府への助言者として楽園の息子と深く関連して機能する。
エデンチアのいと高きものの交替は、ルーキフェレーンスの反逆時点で一時中断された。我々には今、当時任務中であった同じ支配者がいる。我々は、ルーキフェレーンスとその仲間が最終的に処分されるまでこれらの支配者への変更もないと推測する。
しかしながら、星座の現政府は、ヴォロンダデク系列の12名の息子を含むために広げられてきた。これらの12名は次の通りである。
1. 星座の父。ノーラティアデクの現在のいと高きものの支配者は、ネバドンのヴォロンダデク系の617,318番である。エデンチアの責務につく前に、いと高きものの支配者は、我々の地方宇宙の中の多くの星座において奉公をした。
2.いと高きものの年長協力者
3.いと高きものの年少協力者
4. いと高きものの助言者、主たる息子の地位到達以来のマイケルの個人的代理
5. いと高きものの幹部、ルーキフェレーンス反逆以来配置されているガブリエルの個人的代理
6. 惑星観察者のいと高きものの長官、サタニアの孤立世界に配置されたヴォロンダデクの監督
7. いと高きものの仲裁者、星座内の反逆の結果生じるすべての困難の調整義務を委ねられているヴォロンダデクの息子
8. いと高きもの非常時の行政者、サタニアの反逆-孤立世界へのノーラティアデク立法府の非常時の制定を適合させる職務を負うヴォロンダデクの息子
9. いと高きものの仲介者、ユランチアで星座の通常行政との特別贈与の調整を調和させるために配属されたヴォロンダデクの息子。ユランチアで特別贈与の調整と星座の通常行政との融合を図るために配属されたヴォロンダデクの息子。ユランチアにおける大天使のある種の活動と他の数々の不規則な援助の臨場が、ジェルーセムにおける輝く宵の明星の特別活動と共にこの息子の機能を必要とする。
10. いと高き法務官、サタニア反逆の結果としての混乱から生じるノーラティアデクの特別問題の調整に専念する非常時の裁決機関の首班
11. いと高きもの連絡係、エデンチアの支配者に配属された、だが反逆と不忠の被創造物に関係ある問題処理において最善策追求のために日々の忠誠なるものと共に関わる特別な相談役として任命されたヴォロンダデクの息子
12. いと高きものの監督、エデンチアの非常協議会の議長。サタニア動乱がもとでノーラティアデクに配属されたすべての人格は、緊協議会を構成し、またその取り仕切り役は、並はずれた経験をもつヴォロンダデクの息子である。
これは、多数のヴォロンダデク、ネバドン星座の使節、およびエデンチアにも居住している他のものについての説明はしていない。
エデンチアの父は、ルーキフェレーンスの反逆以来、ユランチアとサタニアの他の孤立世界に特別な注意を払ってきた。予言者は、遠い昔に、諸国の問題における星座の父の支配の手を認識した。「いと高き方が国々にそれらの遺産を分け与えたとき、アダムの息子達を引き離したとき、民の境を決められた。」
あらゆる隔離、あるいは孤立世界には、観察者として機能するヴォロンダデクの息子がいる。ヴォロンダデクの息子は、国々の問題に介入するよう星座の父の命令をうける以外には、惑星行政に参加しない。実際「人の王国で統治する」のは、このいと高きもの観察者である。ユランチアは、ノーラティアデクの孤立世界の中の1つであり、カリガスティアの背信以来、ヴォロンダデク観察者が、惑星に配置されている。メルキゼデクのマキヴェンタは、「メルキゼデク、シャレイムの王は、いと高きものの祭司であった」と書かれているように、ユランチアで半物質の姿で奉仕したとき、そのとき任務中のいと高きもの観察者に敬意を払った。メルキゼデクが、「あなたの手にあなたの敵を渡されたいと高き方に誉れあれ」、と言ったとき、このいと高きもののアブラーハムとの関係を浮き彫りにした。
体制首都は、物質的かつ鉱物構造で特に美化されており、一方、宇宙本部は、精霊栄光をより反映しているが、星座の首都は、モロンチア活動と生きた装飾の極致である。星座本部世界においては、生きた装飾は広く利用され、また、それが、これらの世界が「神の庭」と呼ばれるところの生命のこの優勢さ—植物の芸術性—である。
エデンチアの約半分は、いと高きものの絶美な庭に注がれ、これらの庭は、地方宇宙のモロンチアの最も絶妙な創造の中にある。これは、ノーラティアデクの棲息界上の並み外れて美しい場所がなぜそう度々「エデンの園」と呼ばれるかを説明している。
中心に位置するこのすばらしい庭には、いと高きものの崇拝神殿がある。詩篇者は、次のように書いているのでこれらのものについて何かを知っていたに違いない。「だれがいと高き方の丘に登りえようか。だれがこの聖なる所に立ちえようか。手がきよく、心がきよらかな者、そのたましいをむなしいことに向けず、欺きの態度で誓わなかった人。」いと高きものは、この神殿において10日目毎のくつろぎで崇高の神への敬虔な沈思において全エデンチアを主導する。
建築世界は、物質系列の生命の10の型を味わう。ユランチアには植物と動物があるが、エデンチアのような世界には、生命の物質系列の10部門がある。あなたが、エデンチアの生命のこれらの10区分を見るならば、すぐに、最初の3区分を植物として分類し、最後の3区分を動物として分類するであろうが、中間にくる4集団の豊富で魅惑的な生命の本質を完全に理解することはできないであろう。
特徴的に動物である生命さえ、進化の世界のものとは非常に異なっており、非常に異なっているからこそ、言葉を使わないこれらの創造物の特異な性格と慈愛深い性質を人間の心に描くことは全く不可能である。あなたの想像力が、何としても思い描けない何千もの生物がいる。動物創造全体は、進化する惑星の総動物種とは似ても似つかない系列のものである。しかし、このすべての動物の生命は、最も知的で極めて素晴らしく実用的であり、また様々な全種は、驚くほどに優しく、いじらしいほどに親しみやすい。どんな肉食性の生物も、そのような建築世界にはいない。全エデンチアには生物を恐れさせる何もない。
植物もまた、物質とモロンチアの種類の両方から成っており、ユランチアのものとは非常に異なっている。物質的発達は、独特の緑の色彩があるが、植物のモロンチア同等物は、スミレ色、または薄い赤紫気味の異なる色と反射がある。そのようなモロンチア植物は、純粋にエネルギーの成長である。食される場合、残余部分は何もない。
これらの建築世界は、モロンチアの種類は言うまでもなく、物理的生命の10区分に恵まれているので、風景の生物学的美化と物質とモロンチア構造の生物学的美化に巨大な可能性を提供する。天の熟練工は、植物の飾り付けと生物の装飾のこの大規模な仕事において土着のスポーナーギアを指揮する。あなたの芸術家達は、自身の概念を描くために不活性な塗料と生気のない大理石の助けを借りなければならないのに対し、天の熟練工とユニヴィテチア達は、自身の考えを表現し、理想を捕えるために生きた材料をより頻繁に利用する。
あなたが、ユランチアの花、低木、木を楽しむなら、それならエデンチアの崇高な庭の植物の美と花の壮大さで目を楽しませるであろう。しかし、妙なる世界のこれらの美についての適切な概念を人間の心への伝達を引き受けるのは私の記述力を超えている。誠に、目というものは、人間-上昇冒険のこれらの世界へのあなたの到着を待ち受けているようなそれほどの栄光をまだ見たことがない。
ユニヴィテチアは、エデンチアとその関連世界の永久公民であり、星座本部を囲む770のすべての世界がその指揮下にある。創造者たる息子と創造の精霊のこれらの子供は、物質と精霊の間に存在する平面上に映し出されるが、モロンチアの生物ではない。エデンチアの主要な70球体の原住民のそれぞれが、可視の異なる型をもち、モロンチアの人間は、連続的に1号の世界から70号の世界へ通過するように1エデンチアから他のエデンチアへと住居を変えるたびに、ユニヴィテチアの上昇度合いに一致するようにモロンチアの型が適合される。
精霊的には、ユニヴィテチアは一様であり、知的には、人間がそうであるように異なる。型においては、モロンチア状態に非常に類似しており、70のさまざまの人格系列で機能するように創造されている。ユニヴィテチアのこれらの系列のそれぞれが、知的活動の異なる10の主要変化を見せ、また、これらの異なる知的な型のそれぞれが、主要なエデンチアの各世界の周りを回転する10個の衛星中のある1衛星において職業的、あるいは実用的な進歩的社会主義化の特別な訓練と文化的学校を主宰する。
これらの700の小規模世界は、地方宇宙全体の働きにおける実践教育の技術的球体であり、知的存在体の全階級に開かれている。これらの訓練課程に出席するもの達の中で最大集団を構成しているのは圧倒的にモロンチアの学生であるとはいえ、特別技能と技術的知識のこれらの訓練所は、もっぱら上昇する人間のためにだけ管理されているのではない。あなたが、社会文化の70の主要世界の中のいずれか一つを受け入れるとき、あなたには取り囲む10の衛星のそれぞれの許可が与えられる。
様々な優待居留地においては、上昇するモロンチアの人間が、逆戻りの監督の間で優位を占めているが、ユニヴィテチアは、天の熟練工のネバドン軍団に関連する最大集団に相当する。全オーヴォントンにおいて、ユヴァーサのアバンドンター系を除くハヴォーナの外の存在体は、芸術的技能、社会的適応性、調整における手際の良さにおいてユニヴィテチアに匹敵しない。
星座のこれらの公民は、実際には職人軍団の構成員ではないが、変遷文化のすばらしい芸術的可能性の実現のためにすべての集団と共に自由に働き、星座世界を主要な球体にすることに非常に貢献している。それらは、星座本部世界の境界を超えては機能しない。
エデンチアとその周辺の球体の物理的授与は、ほぼ完全である。それらは、サルヴィントン球の精霊的壮大さには、とても匹敵はしないが、ジェルーセムの訓練世界の荘厳さをはるかに凌いでいる。これらのすべてのエデンチア球は、直接宇宙空間の流れにより活発化されており、それぞれの巨大な力の体制は、物質とモロンチアの双方ともに、物理の主たる制御者とモロンチアの力の監督者の有能な軍団に補助され、星座の中心者により専門的に監督され、割り当てられている。
人間上昇のエデンチア時代に関連したモロンチア変遷文化の70の訓練世界において費やされる期間は、終局者の地位へと上昇する人間の経歴において最も定着した期間である。これは、本当に典型的なモロンチア生活である。あなたは、一つの主要文化的世界からもう一つへと移るその度ごとに調子を整えはするが、同じモロンチアの肉体を保有し、人格無意識の期間はない。
エデンチアとその関連球でのあなたの滞在は、知的人格の様々の宇宙と超宇宙系列間の快く有益な相互関係の鍵である集団倫理の精通に主に従事するであろう。
あなたは、大邸宅世界においては人間の進化する人格の統一を完成した。体制首都においては、ジェルーセム公民権を得、また集団活動の規律に自己提出の意志を実現し、仕事を調整した。しかし、あなたは今、星座訓練世界においてあなたの進化しているモロンチア人格の真の社会主義化を達成するところである。この崇高な文化的達成は、次の方法を学ぶことにある。
1. さまざまのモロンチア仲間10名と幸福に生き、効果的に働くこと。そのような10個の集団は、100名の仲間に組み込まれ、次に1,000名の軍団で連合化される。
2. 知的にはモロンチアの存在体と類似するものの他のあらゆる面で非常に異なる10名のユニヴィテチアと嬉々として住まい、かつ心から協同すること。そして、あなたは、1,000のユニヴィテチア軍団に連合される他の10家族と調整しながら、この10名の集団で機能しなければならないのである。
3. モロンチア仲間とこれらのユニヴィテチア接待役の双方への同時調整を達成すること。いくらか異なる知的創造物集団との近い作業関係においてあなた自身の存在体の系列と協同するために自発的に有効に能力を取得すること。
4. 自分と似ていたり、似ていない存在と共に社会的に機能する一方で、両集団の仲間との知的調和を達成し、職業上の調整を成し遂げること。
5. 知的かつ職業段階における人格の満足できる社会主義化を遂げる一方で、類似し、しかもわずかに異なる存在体との親密な接触をして絶えず減少していく短気さと憤りをもって生きる能力を完成させること。逆戻り監督は、自身の集団遊戯活動を通じてこの後者の到達に非常に貢献する。
6. 向上的協調の楽園-上昇経歴促進への社会主義化のこれらの様々な方法すべてを調整すること。時-空間の外観上はささいなこれらの活動の中に隠された永遠の目標-意味を理解する能力を高めることにより宇宙洞察を増大させること。
7. 次いで、それが、集団の精霊的つながりとモロンチア調整を経て個人的授与の全局面の増大に関係があるように、精霊的洞察の同時発生性の増進をもって複数の社会主義化のこれらの手順のすべてを極点に至らせること。2つの道徳的創造物は、知的に、社会的に、精霊的に、協力関係の手法によりそれらの宇宙達成の個人的可能性を単に2倍にはしない。それらは、自分達の達成と成就の可能性をそれ以上のほぼ4倍にする。
我々は、10名のモロンチア仲間との同様のつながりに付随する10名の知的に異なる個人から成るユニヴィテチア家族集団とのモロンチアの人間のつながりとしてエデンチアの社会主義化を描いてきた。しかし、最初の7主要世界においては、ただ1人の上昇する人間が10名のユニヴィテチアとともに暮らす。7つの主要世界の第2集団においては、2名の必滅者が10名の各土着集団とともにおり、それは、7主要球体の最後の集団において10名のモロンチア存在体が10名のユニヴィテチアという具合にまで続く。あなたは。ユニヴィテチア系との上手な付き合い方を学ぶ間、モロンチア仲間の前進者との関係においてそのような改善された倫理を順守するであろう。
あなたは、上昇する人間としてエデンチアの進歩的世界での滞在を楽しむであろうが、体制本部における宇宙業務との初期の接触を、あるいは宇宙首都の最後の世界におけるこれらの現実との別れの感触を特徴付ける個人的満足感は経験しないであろう。
上昇する人間は、70号の世界からの卒業の後エデンチアに居を定める。上昇者らは、日々の忠誠なるもの、つまり彼らが会った三位一体起源の崇高なる人格最初のものによって表現されているように、今、初めて「楽園の会合」に出席し、広範囲にわたる自身の経歴について話を聞く。
エデンチア公民において頂点である星座訓練世界におけるこの滞在全体は、モロンチア前進者にとり真の、そして天の至福の期間である。あなたは、体制世界での滞在中、動物に近い状態からモロンチア創造物に進化していった。あなたは、精霊的であるよりも物質的であった。あなたは、サルヴィントン球でモロンチア存在体から真の精霊の地位へと進化していくであろう。あなたは物質的であるよりも精霊的になるであろう。しかし、上昇者は、エデンチアにおいては、かつての場所と未来の場所の中程に、つまり、進化する動物から上昇する精霊への通過域の中間にいるのである。あなたは、エデンチアとその複数世界における全滞在期間、「天使」としてある。あなたは、絶えず進歩するが、その間、一般的状態と典型的なモロンチア状態を維持している。
上昇する人間のこの星座滞在は、モロンチア行程の全経歴における最も一貫し、安定した時代である。この経験は、上昇者の前精霊の社会主義化訓練を成す。それは、ハヴォーナの前終局者の精霊的経験と、加えて楽園における前準絶対訓練に類似している。
エデンチアの上昇する人間は、主に70の進歩的ユニヴィテチア世界における課題に従事している。それらは、またエデンチアそれ自体で、主に集団の、人種的、国家的、および惑星の福祉に関する星座計画と関連して様々な能力をもって役目を果たす。いと高きものは、棲息界で個々の前進をはかることにそれほど従事していない。彼らは、個人の心の中でよりむしろ人の王国で統治する。
あなたは、サルヴィントン経歴に向けてエデンチアを去る用意ができたその当日、止まり、そして楽園のこちら側の訓練のあなたの全時代の最も美しく最も壮快なものの1つを顧みるであろう。それにしても、そのすべての栄光は、あなたが神性の意味と精霊的価値の拡大される感謝のために内部に向けて上昇し、増加された可能性を達成する間増大するのである。
[メルキゼデクによる後援]
様々な分割本部や宇宙の本部世界の優待居留地の中に天の熟練者と命名される複合人格の特異な系列が見つけることができる。これらの存在体は、モロンチア領域や下級精霊領域の芸術の巨匠であり職人の師匠である。それらは、モロンチア装飾と精霊の美化に従事する精霊であり、準精霊である。そのような熟練者は、壮大な宇宙全体に振り分けられている—光と生命に落ち着くすべての球体のみならず、超宇宙、地方宇宙、星座、体制に。しかし、それらの活動の主要領域は、星座に、特にそれぞれの本部球を囲む770の世界にある。
それらの仕事は、物質的心にはほとんど不可解であるかもしれないとしても、モロンチアと精霊世界にはそれらの高い芸術と崇高な文化があるということが理解されるべきである。
天の熟練者は、そういうものとしては創造されてはいない。それらは、中央宇宙出身の不特定の教師の人格、それと上昇する人間と他の天の多数の集団から選ばれた志願生徒達からなる選ばれ採用された団体である。これらの熟練者の最初の教育団は、主たる7精霊との共同において無限の精霊によりかつて指定されており、7,000名のハヴォーナ教官、すなわちそれぞれに熟練者1,000名の7部門で構成されていた。精霊とモロンチアの問題において巧みな労働者のこの輝かしい団体は、そのような中核に始まり、発展してきた。
モロンチア人格、つまり精霊の実体は、天の熟練者部隊への入隊資格がある。すなわち、本来備わっている神性の息子の資格層より下のあらゆる存在体。進化する球体から上昇していく神の息子は、モロンチア界への到着後、熟練者部隊への入隊申し込みをするかもしれないし、才能に十分恵まれているならば、長期間、もしくは短期間、そのような経歴を選ぶかもしれない。しかし、千年、すなわち超宇宙時間の千年足らずの間、天の熟練者に徴募するものはいないかもしれない。
すべての天の熟練者は、超宇宙本部に登録はするが、地方宇宙首都においてモロンチア監督により指導される。それらは、活動に関わる次の7主要分隊において各地方宇宙の本部世界で機能するモロンチア監督の中央団体により任命される。
1. 天の音楽家
2. 天の再現家
3. 神性建築家
4. 思考記録者
5. エネルギー操縦者
6. 意匠家と装飾家
7. 協和労働者
これらの7集団の最初の教官は皆、ハヴォーナの完全な世界から来ており、またハヴォーナは、精霊芸術のすべての相と型のための原型、つまり原型の主題をもつ。ハヴォーナのこれらの芸術の空間世界への移転を引き受けることは大事業であるが、天の熟練者は、技術と実行面で時代から時代へと向上している。上昇経歴の他の全ての局面で求められるように、いかなる種類の努力であろうとも最も高度なそれらのものが、その優れた知識と技能をあまり恵まれていない仲間に伝達するよう絶えず求められている。
あなたは、最初に大邸宅世界上のハヴォーナのこれらの移植された芸術を一瞥し始めるであろうし、それらの美とそれらの美へのあなたの鑑賞というものは、あなたがサルヴィントンの精霊の広間に立ち、精霊の領域の崇高な芸術家の奮い立たせる傑作に見入るまで高まるし啓発するであろう。
モロンチアと精霊の世界のこれらの全活動は、現実である。精霊の存在体にとり、精霊世界は、現実である。我々にとり、物質界は、より非現実的である。精霊のより高い型は、普通の物質を自由に通り抜ける。高度の精霊は、不特定の基本的エネルギーを除いては何も物質的なものに反応しない。物質存在体にとり、精霊の世界は、多少非現実的である。精霊現実の本質の単なる影であるが故に、精霊の存在体にとっての物質界は、ほぼ完全に非現実的である。
私は、この報告が翻訳され、記録されている建造物を精霊の占有的視力で知覚することができない。ましてや私の側にたまたまいるユヴァーサからの神性助言者は、純粋に物質的なこれらの創造を知覚しない。我々は、所属するエネルギー変成者の中の1名から我々の心に提示される精霊対応者を眺めることによりこれらの物質構造がどのように現れるかを明察する。しかし、この物質建造物は、必ずしも私には現実ではないのだが、精霊存在体には、それは、もちろん、まさに現実であり、物質的人間にとり非常に実用的である。
精霊界と物質界の双方の生物の現実を識別できるある種の存在体の型がある。この類に属するのは、いわゆるハヴォーナサーヴァタルの4番目の生物と調停者の4番目の生物である。時間と空間の天使達は、肉体の人生からの救出後にくる上昇する人間もまたその能力に恵まれているように精霊と物質存在体のいずれについても明察する能力に恵まれている。上昇者は、より高い精霊段階への到達後、物質の、モロンチアの、精霊の現実を認識することができる。
ここにはまた、かつての人間であり、また上昇する調整者融合のユヴァーサからの強力な使者が、私とともにおり、強力な使者は、あなたをあなたと知覚し、同時に単独使者、超熾天使、および他の天の存在体の出席を思い描いている。あなたは、その長い上昇において決して前の生活の仲間を見分ける力を失わないであろう。人生の段階において内部へと進むにつれ、あなたは、いつも自身の以前の、下級の経験段階にいる仲間の存在体を認識し、親しくつきあう能力を保有するであろう。それぞれの新移動、あるいはそれぞれの復活が、あなたから前の状態のあなたの友人や仲間を見分ける能力を全く奪うことなくあなたの視力の範囲にもう一つの精霊存在体集団を加えるであろう。
このすべてが、内住する思考調整者の作用で上昇する人間の経験において可能にされる。かれらが、あなたの全生涯の経験の写しを保存により、あなたが、以前有していた真の特性を決して失わないことが保証されるし、これらの調整者は、あなたの一部として、事実上あなたとして、あなたと共に経験していく。
だが、私は、天の熟練者の仕事の本質を物質的な心に伝えることができないと悲観する。私は、人間の心にこれらのモロンチア業務と準精霊現象の現実を繰り広げていく努力において絶えず思考を歪めたり、言葉をねじ曲げる必要に迫られている。あなたの理解力では把握できないし、これらの準精霊活動のもつ意味や価値や関係についてあなたの言語での伝達は、適正を欠いている。そこで、私は、そのような請負仕事において大成功は、絶対的に不可能であると完全に理解をする一方で、これらの現実に関し人間の心を啓発するこの努力を続けている。
私は、人間の物質的活動と天の熟練者の多様な機能の間の粗雑な平行の素描の試みをほんのわずかしかできない。ユランチアの人種が、芸術と他の文化的達成においてより高度であったならば、私は、人間の心を映し出す努力において物質的事柄からモロンチアの事柄へと更に遠くへ進むことができるのである。私が完遂したいと望めるほとんどすべては、モロンチア世界と精霊世界のこれらの業務の現実に関わる事実を強調することである。
あなたは、人間の限られた聴力をもってしてモロンチアの旋律をほとんど想像することはできない。人間の聴覚では認識されない美しい音の物質範囲さえ存在しており、モロンチアの協和と精霊の協和の想像もつかない範囲については言うまでもない。精霊の旋律は、物質的音波ではなく、天の人格の精霊により受け取られる精霊脈動である。演奏の壮大さはもちろんのこと、完全に人間の理解力を超える球体の旋律に関連する範囲の巨大さと表現の魂がある。私は、領域の旋律が天の回路の精霊エネルギーに流れ込む間、何百万もの崇高な法悦状態に陥った存在体を目にしてきた。これらの驚異の旋律は、宇宙の最も遠く離れた地域に放送することができる。
天の音楽家達は、次の精霊原動力の操作によって天の協和の生産に従事している。
1. 精霊の音—精霊の流れの断続
2. 精霊の光—モロンチアと精霊の領域の光の制御と増大
3. エネルギー衝突—モロンチアと精霊エネルギーの巧みな管理により引き起こされる旋律
4. 色彩交響曲—モロンチアの色調の旋律。これは、天の音楽家の最高達成の中に位置する。
5. 関連精霊の協和—モロンチアと精霊存在体の異なる系列の配列と結合そのものが制作する荘厳な旋律
6. 思考の旋律—精霊的思考の熟考は、それほどまでに完成されたハヴォーナの旋律で急に現れる。
7. 空間の音楽—適切に調子を合わせることで他の球体の旋律は、宇宙放送回路で受信ができる。
人間の楽器利用に類似する、音、色、エネルギー操作に関する10万以上の異なる様式がある。あなたの舞踊の一座、合奏は、物質的創造物が存在体の配置と人格配列ための天の協和に近づく粗雑で奇怪な試みを明らかに表している。モロンチア旋律の他の5つの型は、物質体の知覚機構による認識はされていない。
和音、施律的関連性をもつ7段階の音楽は、精霊の意思の疏通の一つの普遍的記号である。例えばユランチアの人間が理解するところの音楽は、ジェルーセム、つまり体制本部の学校において最高の表現に到達する。そこでは、音についての調和が半物質の存在体に教えられる。必滅者は、モロンチア旋律の他の型と天の和音の他の型に反応しない。
ユランチアにおける音楽鑑賞は、物理的であり、かつ精霊的である。そして、人間の音楽家は、人間の遠い昔の先祖の粗暴な単調さから音鑑賞のより高い段階へと音楽の理解力を高めるために多くのことをしてきた。ユランチアの人間の大多数が、物質的筋肉ではあまりにも大幅に、心と精霊ではあまりにも僅かに音楽に反応する。それにしても、音楽鑑賞における35,000年以上もの間の安定した向上というものがあった。
美しいシンコペーションは、原始人の音楽的単調さからあなたの後の音楽家の表現に豊かな協和と意味深い旋律への変遷を表す。これらの初期のリズムの型は、和音鑑賞のためのより高い知能の発揮を伴わずして音楽愛好感覚の反応を刺激し、それ故、より広く未熟であるか精霊的に怠惰な個人の心を引く。
ユランチアの最良の音楽は、あなたの音楽家の天の仲間が聞くすばらしい一節のただの一瞬の反響であり、天の仲間達は、音の調和の楽音的旋律としてモロンチア原動力のこれらの和音の断片だけを記録に残した。精霊-モロンチアの音楽は、表現と再現の7方法全ての使用はまれではないので、人間の心は、高い球体のこれらの旋律を音楽の中の音の単なる音符に縮小させるいかなる試みにおいても大いに不利である。そのような努力は、一楽器を用いて大きなオーケストラの旋律を再生させる努力をしているようなものであろう。
あなたは、ユランチアでいくつかの美しい旋律を組み合わせてきたものの、音楽的にはサタニア内の隣接する多くの惑星ほどにはあまり進歩してこなかった。アダームとハヴァーが生存してさえいたならば、あなたにはほんとうに音楽というものがあったであろう。しかし、その本質がとても素晴らしい和音の贈り物が、非音楽的傾向の旋律によりたいそう希薄にされてきたので、人間1,000人の生涯においてただ一度だけ和音への何らかの素晴らしい鑑賞力が見られる。しかし、落胆していけない。いつか、本物の音楽家が、ユランチアに現れるかもしれないし、全民族が、その音楽家の旋律のすばらしい調べに魅了されるであろう。一人のそのような人間が、国全体の方向、文明世界全体の方向さえも永遠に変えることができる。「旋律は世界全体を変える力を持つ」というのは、文字通り本当である。永遠に、音楽は、依然として、人、天使、精霊の普遍言語であり続けるであろう。和音は、ハヴォーナの話法である。
人間には、私があなたの物質的言語全体の、しかも限られた記号表現での例証を試みなければならない天の再現家の機能についての貧弱で歪曲された概念以上のことはほとんど期待はできない。精霊-モロンチア世界には無数の最高価値の事柄、すなわち再現に値はするもののユランチアでは未知の事柄、とても「人の心に入り」にくかった活動、つまり神が肉体での人生を乗り切る者達を待つそれらの現実の活動の部類に属する経験がある。
天の再現家には7集団あり、私は次の分類でそれらの仕事を例証するつもりである。
1. 声楽家—過去の特定の協和音を繰り返し、現在の旋律を解釈する協和,和声家。しかし、このすべてがモロンチア段階で成し遂げられる。
2. 色彩労働者—あなたが素描家や画家と呼ぶかもしれない光と陰のそれらの芸術家。未来のモロンチアの楽しみのために過ぎ行く眺めや束の間の出来事を保存する芸術家。
3. 光の写生家—映画がまさにありのままの例であるところの真の準精霊-現象保存の製作者。
4. 歴史的展示家—宇宙記録と歴史の決定的な出来事を劇的に再現する者。
5. 予言的芸術家—未来に歴史の意味を映し出す者。
6. 伝記の語り手—人生経験の意味と重要性を永続させる者。将来の達成価値への現在の個人的経験の予測。
7. 管理演技者—政府の哲学と行政手法の重要性ついて表現する者、主権についての天の劇作家。
天の再現家は、頻繁にしかも効果的に心の休息のある型、加えて人格の気晴らしのある種の型と記憶再現との結合において逆戻り監督と共同する。モロンチアの秘密会議と精霊集会を前にして、これらの再現家は、時々そのような集会の目的を代表する途方もない劇的光景に係わりをもつ。私は、100万以上の俳優が1,000の連続場面を制作したそのような並み外れの上演を最近目のあたりにした。
より高位の優れた教師と変遷聖職者らは、モロンチアの教育活動において自由に効果的にこれらの様々な再現家集団を利用する。しかし、すべての努力が、一時的な絵図に傾けられるわけではない。多くが、それらの仕事の非常に多くが、永久的本質であり、すべての未来への遺産としていつまでも残るであろう。これらの熟練者は、集団で機能するときとても万能であり、一時代を再現することができ、しかも熾天使の聖職者との共同においては、実際に時間の人間予言者に精霊世界の永遠の価値を描くことができるほどである。
「建築者と製作者が神である」ところの都市がある。我々は、精霊の類似物にあなた方人間が慣れ親しんでいるすべてを、また言い表せない以上に持っている。また言い表せない以上に親しんでいるすべてを持っている。我々には、家、精霊の安らぎ、およびモロンチアの必需品がある。我々には、人間が楽しむことができるあらゆる物質的満足に対し我々の存在を豊かにし、拡大することに役立つ何千もの精霊的現実がある。神性の建築者は、7集団で機能する。
1. 家の設計家と建築家—個人や労働集団に割り当てられた住まいを建設し改造する者。モロンチアと精霊のこれらの住居は、実存する。それらは、あなたの近距離の視力には見えないだろうが、我々にとっては非常に現実的であり、美しい。ある程度、すべての精霊存在体は、建築家とモロンチア、あるいは精霊の住まいに関し一定の細部の計画と創造を共有できる。これらの家は、住むことになるモロンチア、あるいは精霊創造物の必要性に従い備えつけたり、装飾が施される。これらのすべての建設には、個々の表現ための豊富な多様性と十分な機会がある。
2. 職業建築家—精霊とモロンチア領域の一定の、そして通常の労働者の住まいを設計し組み立てる際に機能する者。これらの建築家は、ユランチアの作業場と他の工場を建設するもの達に匹敵する。変遷世界には、互いの活動と専門部門には欠くことのできない経済がある。我々は皆、すべてをするわけではない。モロンチアの存在体と進化する精霊の間には機能の多様性があるが、これらの職業建築家は、より良い作業場を造るばかりではなく、労働者の職業上の高揚にもまた貢献する。
3. 遊戯建築家。巨大な建物は、人間が気晴らし、ある意味では遊びと呼ぶであろう休息の季節に利用される。モロンチア世界、つまり進化する惑星からつい最近取り除かれた上昇する存在体の訓練が挙行されるそれらの変遷球のユーモアをもつもの達である逆戻り監督に適した設定のために対策がとられる。より高い精霊でさえ精霊的再充電の期間、回顧的ユーモアのある種の型に関わっている。
4. 崇拝建築家—精霊の寺院やモロンチア寺院の経験豊富な建築家。人間上昇の全世界には崇拝の寺院があり、それらは、モロンチア領域と精霊球の最も優れた創造である。
5. 教育建築家—モロンチア訓練と精霊の進歩的学習の本部を建設する者。道というものは、宇宙文化についての知識、つまり上昇する人間をモロンチアの世界と精霊の世界のより知的で有能な公民にするために設計された情報のみならず、さらなる知識を取得するために、すなわち人の現在の、そして今後の仕事に関する追加情報を獲得するためにいつも開かれている。
6. モロンチア立案者—いかなる1球体のいかなる1度の臨場の際と同じく、全領域の全人格の対等の関連性のために建てる者。これらの立案者は、進歩的なモロンチア生活の対等関係を充実させるためにモロンチアの力の監督者と協力する。
7. 公共建築家—崇拝目的のものを除く集会目的の所定場所を計画し、建設する熟練者。共通の集会場所は、優れておりかつ立派である。
物質的人間の感覚的理解には、これらの建造物もそれらの装飾も、正確には実感がわかないであろうが、我々にとっては誠に現実である。肉体でそこにいることができたとしても、あなたには、これらの寺院を見ることはできないであろう。にもかかわらず、これらの超物質の創造のすべてが実際にそこにあり、我々は、明確に識別し、と同時にそれらを完全に楽しむのである。
これらの熟練者は、領域の優れた考えの保存と再現に専念し、7集団で機能する。
1. 思考保存者。これらは、領域のより高度の思考の保存に打ち込む熟練者である。思考保存者は、モロンチア世界で実に精神機能のとても大切にする。私は、最初にユランチアに来る前に記録を見て、この惑星の幾つかのすばらしい心の観念化の放送を聞いた。思考記録者はそのような高貴な考えをユヴァーサの言語で保存する。
それぞれの超宇宙にはそれ自身の言語、その人格によって話され、その領域全体に普及している言葉がある。これは、ユヴァーサの言葉として我々の超宇宙では知られている。また、各地方宇宙には、それ自身の言語がある。ネバドンのより上の系列のすべては、ネバドンの言語とユヴァーサの言葉の両方を話し2種類の言語を操る。異なる地方宇宙からの2名の個人が出会うとき、双方は、ユヴァーサの言葉で伝達し合う。しかしながら、もしそれらの1名が別の超宇宙の出身であるならば、双方は通訳者を当てにしなければならない。中央宇宙には、言語の必要はほとんどない。誤りのないほぼ完全な理解が存在する。そこでは神以外については完全に理解される。我々は、楽園での一遇の機会は、1,000年間で人間の言語によって伝達し合えるよりも、一層の相互理解を披瀝するということを教えられる。サルヴィントンにおいてさえ、我々は、「我々が知られているように知っている。」
考えをモロンチアと精霊の球体における言語に翻訳する能力は、人間の理解を超えている。考えを永久的記録に移す度合いは、専門の記録者により非常に加速できるので、50万語相当、というか、思考表象が、ユランチアの1分間で登録できる。これらの宇宙言語は、発展する世界の言葉よりもはるかに充実している。ユヴァーサの概念記号は、基本的な字母はほんの70記号を有するとはいえ、10億文字以上ある。数にして48の基本的記号、つまりアルファベットであるネバドンの言語は、それほどまでに複雑ではない。
2. 概念記録者。この2番目の記録者集団は、概念の絵、すなわち思考の原型に関係している。これは、物質的領域では未知の永久的記録の原型であり、私は、方法によりあなたが普通の文字言語の精読で100年間で獲得できるより以上の知識をあなたの時間の1時間で得ることができるであろう。
3. 表意文字記録者。我々にはあなたの書き言葉と話し言葉の双方に相当するものがあるが、思考の保存には通常絵画化と表意文字の手法を用いる。表意文字を保存するもの達は、概念記録者の仕事の際、1つを千倍に改良することができる。
4. 雄弁な話法の推奨者。この記録者集団は、再現のための思考を雄弁な話法で保存する課題に従事する。しかし、我々は、ネバドンの言葉を借りて言えば、30分の演説でユランチアの人間の全生涯の内容に言及できる。これらの業務の理解へのあなたの唯一の望みは、あなたの混乱し歪められた夢の世界の方法—あなたが、夜の季節のこれらの幻想の経験年数を数秒内で踏破する方法—について立ち止まって考えることである。
精霊世界の雄弁は、ユランチアの粗雑で口ごもりの演説だけを経験したあなたを待ち受ける稀なもてなしの1つである。言葉では表現できない奮起させるサルヴィントンとエデンチアの演説には、音楽の協和と表現のもつ快い調子がある。これらの燃え立つような概念は、栄光の王冠の宝石の美に似ている。しかし、私にはそれができない。私には別の世界のこれらの現実の幅と深さを人間の心に伝えることができるものではない。
5. 放送監督。楽園、超宇宙、地方宇宙の放送は、思考保存者のこの集団の一般監督下にある。放送監督らは、全ての楽園放送を超宇宙に適合させ、日の老いたるものの放送を翻案し、地方宇宙の個々の言葉に翻訳し、放送資料の調整者はもちろん検閲者と編集者として役目を果たす。
地方宇宙の放送は、個々の体制と惑星による受信に向けて変更もされなければならない。宇宙のこれらの報告伝送は、慎重に監督され、一定回路のあらゆる世界についてのすべての報告に関わる適正な受信の保証のために、常に控えの登録簿がある。これらの放送監督は、情報伝達の全目的のために空間の流れの利用に技術的に熟練している。
6. リズム記録者。彼らの仕事は、あなたの詩的創作とは非常に異なり、またほぼ無限に卓越してはいるものの、ユランチア人は、まちがいなく熟練者を詩人と呼ぶであろう。リズムは、モロンチア存在体と精霊存在体の双方にとりあまり消耗しないので、喜びの増大はもちろん、リズミカルな型での数多くの機能の実践により努力というものは頻繁に効率を増加させる。私は、あなたがエデンチア集会の詩的な放送のいくつかを聞き、自己表現と社会的調和のこの絶妙の型の名手である星座の天才の色と音色の豊かさを楽しむ特権が与えられればと願うのみである。
7. モロンチア記録者。私は、モロンチアの出来事と精霊業務の様々な組分けの群像画を保存する仕事に割り当てられるこの重要な思考記録者集団の機能を物質の心に説明する方法を考えて途方に暮れている。ぞんざいに図解されるとして、モロンチア記録者らは、変遷世界の集団写真家である。彼らは、モロンチアの記録の殿堂の公文書保管所にそれらを保存し、これらの進歩的な時代の重大な場面とつながりを未来のために保存する。
注意を引きつけるこれらの有能な熟練者は、あらゆる種類のエネルギーに関わっている。物理的、心的、精霊的。
1. 物理的エネルギー操縦者。物理的エネルギー操縦者は、長期間、力の管理者と共に働き、物理的エネルギーの多くの段階の操作と管理における専門家である。それらは、基本的な3つの流れと超宇宙の30の補助的エネルギー分離に精通している。これらの存在体は、計り知れないほどに変遷世界のモロンチアの力の監督者の役に立っている。これらの存在体は、楽園の宇宙映像の永続的学生である。
2. 心-エネルギー操縦者。これらは、知的存在体のモロンチア型と他の型の間の相互通信の専門家である。人間相互間のこの伝達の型は、ユランチアには実際には存在しない。これらは、上昇するモロンチア存在体が互いに伝達し合うための能力を促進する専門家であり、それらの仕事は、人間の心に描くには私の力をはるかに超える知性のつながりにおける数多くの無類の冒険を擁している。これらの熟練者は、無限の精霊の心の回路の鋭敏な学生である。
3. 精霊-エネルギーの操縦者。精霊エネルギーの操縦者は興味深い集団である。精霊エネルギーは、確立された法則通りに、ちょうど物理エネルギーのように作用する。すなわち、精霊原動力は、よく見てみると、ちょうど物理エネルギーができるように、当てにできる推論をもたらし、正確に扱うことができる。物質領域で普及しているように、精霊世界にも同様に信頼できる法則がある。過去数百万年の間、精霊的エネルギーの取り入れのための多くの改善方法は、宇宙全体の天の存在体のモロンチア系列と他の系列に適用される精霊エネルギーを律する永遠なる息子の基本法則を学ぶこれらの学生により功を奏してきている。
4. 合成操縦者。これは、物理的、心的、精霊的エネルギーとして宇宙全体に現れる神性エネルギーの3基本相の機能的つながりに専心するよく訓練された存在体の冒険集団である。これらは、この神性人格に壮大な全宇宙の神性の経験的統一が起こらなければならないので、崇高の神の宇宙臨場を現実に発見しようとしている鋭敏な人格である。しかも、これらの熟練者は、ある程度、近代において多少の成功を収めてきた。
5. 輸送顧問。輸送熾天使の技術顧問この一団は、そうでなければ空間世界で輸送主任を補佐する星について学ぶ学生との協力において最も敏腕である。それらは、球体の交通監督者であり、すべての棲息惑星に臨場している。ユランチアでは70名の輸送顧問団が努めている。
6. 情報伝達の専門家。ユランチアには、同様に、惑星間と宇宙間情報伝達の12名の技術者が努めている。これらの長い経験をもつ存在体は、領域の情報伝達に適用される伝送と干渉の法則に関する知識の専門家である。引力使者と単独使者の通信を除いては、この一団は、空間の通信のすべての型に関係がある。ユランチアでは、それらの仕事の多くが、大天使の回路上で達成されなければならない。
7. 休息の教師。神性の休息は、精霊-エネルギー取り入れ技術に関連づけられている。モロンチアと精霊エネルギーは、物理的なエネルギーと同じく確かに、だが同じ理由ではなく、補給されなければならない。私は、必然的に、あなたを啓発する試みにおいて粗雑な例証を使うよう強いられている。にもかかわらず、精霊世界の我々は、定期的に我々の通常の活動を止め、神性の休息に入り、こうして、使い果たされるエネルギーを取り戻す適当な集合場所へ赴かなければならない。
あなたは、モロンチアの存在体になり、精霊の諸事の手法を経験し始めた後に大邸宅世界に着くと、これらの事柄におけるあなたの最初の貴重な経験をする。あなたは、空間の巡礼者の前円横断後に、ハヴォーナの最も内側の円について知り、楽園の長い、しかも生き返る休息に入らなければならないということを知る。これは、時間の経歴から永遠の奉仕への通過のための技術的要求事項でのみならず、それもまた必需品である、つまり上昇経験の最終的段階に起こりがちなエネルギー損失を補給し、果てしない経歴の次の場面のための精霊の力の蓄えが必要な休息の型である。
またこれらのエネルギー操縦者は、エネルギー取り入れの最も効率的様式に関し、また積極的な天使童子と消極的なサノビム間の相違する原動力の最も有用な均衡維持に関して熾天使、天使童子、サノビムに助言を与えるといったような一覧にするにはあまりにも多過ぎる他の何百もの方法で機能する。これらの専門家は、他の多くの方法で空間の基本的なエネルギーの有効利用に非常に不可欠である神性の休息を理解する努力においてモロンチアと精霊創造物に力を貸すのである。
私は、これらの類い希なる熟練者の絶妙の業についての描写法を知っていたならばといかに願っていることか。精霊美化の仕事についての私のあらゆる説明の試みは、あなたの心と物質の世界においてこれらのことをするあなた自身の哀れな、だが価値ある努力を物質的な心に記憶を呼び起こすだけであろう。
1,000以上の活動を擁するこの一団には、次の主要な7団長がいる。
1. 色の工芸作家。これらは、精霊反射の1万の色調に自らの調和のとれた美の絶妙さをちりばめるものである。色の知覚はさておき、人間の経験にこれらの活動を比較できるものは何もない。
2. 音の意匠家。さまざまの自己同一性の精霊波とモロンチア的鑑賞は、あなたが音と呼ぶこれらの意匠家により表現される。実を言えば、これらの推進力は、ありのままの、しかも名誉ある天の軍勢の精霊-魂の見事な反映である。
3. 感動の意匠家。感覚のこれらの促進者と修復者は、時間の子供の研究と啓発に向け、それにモロンチア前進者の閃きと美化に向け、モロンチアの感情と神性の感動を保存する者である。
4. 臭いの芸術家。崇高な精霊活動と化学臭の物理的認識とのこの比較は、まことに残念ではあるが、ユランチアの人間には、他のいかなる名称でもこの活動を認識することはとてもできない。これらの熟練者は、光の前進的子供の啓発と喜びのために自分達の様々な交響曲を創作する。あなたには、精霊的な壮大さのこの型に比較できるものは何一つない。
5. 臨場装飾家。これらの熟練者は、自己装飾の芸術、または創造物美化の方法に専心してはいない。これらの様々な存在体の合成群像における異なるモロンチアと精霊体系に割り当てられる位置的価値を通して関係の意味、重要性、を脚色することにより、個々のモロンチアと精霊創造物における多数の、そして喜ばしい反応の産生に専念する。これらの芸術家は、あなたが生きた音符、におい、光景を配列し、それから栄光の賛美歌へとそれらを混和するように超物質存在体を配列する。
6. 好みの意匠家。これらの芸術家についてあなたにどのように伝えられるのか。私は、それらはモロンチア好みの改善者であると、また進化する精霊の感覚を研ぎ澄ませることにより美的鑑賞を増加させることにも努力すると、漠然と提唱できるかもしれない。
7. モロンチア統合者。これらは、他の全ての者が各々の貢献をなし終えたとき、そのとき、モロンチア群像に最高潮の、仕上げの筆致を加え、その結果として神らしい美の感激的描写を、すなわち精霊存在体とそのモロンチア仲間への永続的閃きを達成する名匠である。しかし、あなたは、モロンチアと精霊世界の芸術的栄光と審美的美を想像し始められる前に、動物体からの自己の救出を待ち受けなければならない。
これらの芸術家には、あなたが推測に導かれるかもしれないような音楽、絵画、または何か同様のものに対する関心はない。それらは、精霊世界に存在するが、人間には認識されていない特定の原動力とエネルギーの操作と構成に専念している。比較のための最少に可能な基礎が私にあったならば、精霊達成のこの無類の領域の描写を試みるのであるが、私は望みを絶つ。—天の芸術性のこの球体について人間の心に伝える何の望みもない。とは言うものの、説明し得ないことにまだ含意できるかもしれない。
美、リズム、および調和は、知的に関連づけられ精霊的に同系のものである。真実、事実、および関係は、知的に不可分であり美の哲学的概念に関連している。善、正義、公正さは、哲学的相互関係があり、精霊的に生ける真実と神性美とが深く結びついている。
創造物のそのような試みられた発展が非統一であるならば、真の哲学の宇宙概念、天の芸術性の描写、または神性美についての人間の認識を表現する人間の試みは、決して本当に満足させられはしない。発展する生物の中の神性の強い衝動であるこれらの表現は、知的上現実であり、感情的に美しく、精霊的に善でありうる。しかし、表現に関わる真の魂は、真実のこれらの現実、美の意味、善の価値が熟練者、科学者、または哲学者の人生経験で統一されない限り不在である。
これらの神性の本質は、完全にかつ絶対に神の中で統一される。そして、神を知るすべての人、または天使は、終わりなき神類似の到達手段により統合された自己表現の絶えず前進する段階における制限なき可能性を持っている。—不朽の真実、普遍の美、神性の善の進化的経験における経験上の混和。
天の熟練者は、ユランチアといったような物質的惑星において個人的には働いていないものの、生まれながらに天才的な人類の個人に助力を申し出るために時々やって来る。これらの熟練者は、このように割り当てられると、進歩のための惑星天使の指揮下で一時的に働く。熾天使の軍勢は、生来の資性を持ち、特別の、かつ以前の経験の調整者を所有もしているそれらの人間の芸術家を補助する試みにおいてこれらの熟練者と協力する。
人間の特別能力には可能な3源泉がある。その底部には、自然の、あるいは生来の素質が常に存在している。特別能力は、決して神の任意の贈り物ではない。あらゆる際立つ才能には、常に伝来の基礎がある。この生まれながらの能力に加えて、あるいは、むしろそれに補足して、内住する調整者が、他の世界や他の人間の中において、実際の、真のそのような同じ経験をしたかもしれないそれらの個人において思考調整者の導きの寄与があるかもしれない。人間の心と内住する調整者双方が非常に熟練しているような場合、精霊の熟練者は、これらの才能を調和させるものとして行動するために、また別な方法で、これらの人間が絶えず完成する理想を求めるよう、領域の啓発のための高められた描写の試みの手伝いを奮起させるために派遣されるかもしれない。
精霊熟練者の集団に階級制度はない。あなたの起源がいかに低くとも、もしあなたが、表現能力と天賦の才を持っているならば、モロンチア経験と精霊的到達の度合において上昇するにつれ、適切な認識を得、正当な評価を受けるであろう。モロンチア経歴が、完全に償わなかったり、完全に取り除かないというような人間の遺伝上の不利な条件、または人間の環境の剥奪はありえない。そして、芸術的達成と表現に満ちた自己実現のそのようなすべての満足感が、段階的前進におけるあなた自身の個人的努力によってもたらされるであろう。進化の平凡さからくる切望が、ついに実現されるかもしれない。神々は、任意に才能と能力を時間の子供に授与しないが、人間のすべての高貴な切望充足への到達に、また崇高な自己表現へのすべての人間の飢餓への満足感に備えるのである。
但し、すべての人間が覚えておくべきである。肉体の人間を魅了する秀でるための野心の多くは、モロンチアと精霊経歴におけるこれらの同じ人間には持続しないであろう。上昇するモロンチアは、かつての全く利己的な切望と自分本位な野心を社会化することを学ぶ。それでもなお、あなたが地球でしてみたいとあれほど真剣に切望したこと、またあれほど持続的にあなたを否定した情況それらのことを、モロンチア経歴において本当のモタ的洞察を取得した後に、もしあなたがやはりしたいと望むならば、そのときあなたには、長年の願望を完全に満たすあらゆる機会が間違いなく与えられるであろう。
精霊経歴に着手する上昇する人間は、地方宇宙を去る前にあらゆる知的、芸術的、社会的切望、あるいは人間の存在水準かモロンチアの存在水準を常に特徴づける真の大望に満たされるであろう。これは自己表現と自己実現の同等の満足感の達成ではあるが、同じ経験上の状態への到達ではなく、技能、手法、表現における特性的個性の完全な抹消でもない。しかし、経験上の個人的到達からの新しい精霊的差異は、こうしてハヴォーナ経歴の最終円を終えてしまうまで鈍化されたり、均等化されはしないであろう。そして、楽園の居住者は、次に創造物の究極状態の集団到達—人間終局者の第7段階の精霊の目標。によってのみ平らにできる個人的経験のその準絶対の差異に適応していく必要性に直面するであろう—人間終局者の第7段階の精霊の目標。
これが、楽園創造者の神性美をに関し芸術的描写で建築球体を賛美するために非常に多くのことをする絶妙の労働者のその宇宙的本体である天の熟練者の物語である。
[ネバドンの大天使による記載]
サタニアの行政の中心部は、数にして57個の建築球体の一群から成る。ジェルーセム自体、7個の主要衛星、49個の小衛星。その引力はいささか小さいものの、体制首都ジェルーセムは、ユランチアの大きさのおよそ100倍である。ジェルーセムの主要衛星は、7個の変遷世界であり、その一つ一つが、ユランチアの約10倍の大きさであるが、この変遷球体の7個の小衛星はユランチアの規模である。
7個の大邸宅世界は、変遷世界1号に属する7個の小衛星である。
建築世界57個のこの全体制は、特別に創造されたこれらの球体の物理的組織と配列の確立的手法に基づきサタニアの力の中心者と物理の主たる制御者の連携により独自に光、熱、水、エネルギーが供給されている。それらはまた、土着のスポーナーギアにより物理的に世話されており、その他の点でも維持されている。行き届いている、
ジェルーセムの周りで揺れ動く7個の主要世界は、一般的には過渡的文化球体として知られている。その支配者達は、節目節目でジェルーセムの最高執行委員会により任命される。これらの球体は次の通りに付番され命名されている。
第1号。終局者の世界。これは、地方体制の終局者一団の本部であり、人間上昇の計画に完全に専念する7大邸宅世界である受信世界に囲まれている。終局者の世界は、すべての7大邸宅世界の居住者に開かれている。輸送熾天使は、変遷の人間の究極目標への信念を養うよう考案されているこれらの巡礼の旅で上昇する人格をあちらこちらに運ぶ。終局者とその構造体は、通常モロンチアの視覚には知覚可能ではないが、エネルギー変成者とモロンチアの力の監督者が、実際に楽園上昇を終了した者、また、あなたが長旅を始めているまさしくその世界に戻っていた、来た、これらの高度の精霊人格を、あなたが垣間見えるようにするとき、折々に、あなたは、途方もない請負仕事を成し遂げることができるという保証のしるしとして非常に興奮するようになるであろう。全大邸宅世界の一時逗留者は、終局者の視覚化のこれらの集会のために少なくとも年に1度は終局者球体に行く。
第2号。モロンチア世界。この惑星は、モロンチア生活の監督者の本部であり、モロンチアの長官達が、モロンチア存在体と上昇する人間双方のその仲間と助手達、を訓練する7球体に囲まれている。
あなたは、7大邸宅世界を通過する際、増加するモロンチア接触のこれらの文化的で社会的球体を進んで行くであろう。あなたは、1番目の大邸宅世界から2番目の大邸宅世界へと進むと、第2暫定本部、つまりモロンチア世界、そしてその他への訪問許可証をもらう資格ができるであろう。これらの文化的6球体のどれか1つに臨場の際、招待されて、あなたは、関連集団活動の包囲する7世界のいずれにおいても訪問者や観察者になることができる。
第3号。天使の世界。これは、体制活動に従事する全熾天使団体の本部であり、天使の訓練と教育の7世界により囲まれている。これらは、熾天使社交球体である。
第4号。超天使界。この球体は、輝く宵の明星のサタニアの故郷であり、等位の存在体とほぼ等位の存在体の広大な中央広場である。この世界の衛星7個は、これらの無名の天の存在体の主要な7集団に割り振られている。
第5号。息子の世界。この惑星は、創造物-三位一体化の息子を含む全系列の神性の息子の本部である。包囲する7世界は、これらの神らしく関係する息子達のある種の特有の組み分けに専念している。
第6号。精霊の世界。この球体は、無限の精霊の高い人格の体制の集合場所としての働きをする。取り巻くその7個の衛星は、これらのさまざまの系列の個々の集団に割り当てられる。しかし、変遷世界第6号においては精霊の代理はなく、体制首都においてもそのような臨場は観測できない。サルヴィントンの神性聖職者は、ネバドンのいたる所にいる。
第7号。父の世界。これは静かな体制球体である。そこに存在体の集団は居住していない。光の偉大な寺院が中央の場所を占領するが、そこにはだれも見られない。全体制世界の全存在体は、崇拝者として歓迎される。
父の世界を囲む7個の衛星は、異なる体制においてさまざまに利用される。サタニアでは、それらは、ルーキフェレーンス反逆の抑留された集団の拘留球体として現在使用されている。星座首都エデンチアには、類似する監禁世界はない。サタニア反逆において反逆者に寝返ったわずかな熾天使と天使童子は、ずっと以前からジェルーセムのこれらの孤立世界に閉じ込められている。
第7大邸宅界の一時逗留者として、あなたは、第7変遷世界、つまり宇宙なる父の球体への出入りができ、またこの惑星を囲むサタニア監禁世界への訪問が許され、現在、そこにはマイケルに対する反逆でルーキフェレーンスとそれに従った人格の大半が幽閉されている。この悲しい光景は、最近の時代にずっと観察可能であり、日の老いたるものが、ルーキフェレーンスと宇宙の父であるマイケルにより提供された救済を拒絶した堕落しているその仲間の罪を裁くまで、全ネバドンへの厳粛な警告として仕事を継続するであろう。
地方体制の棲息界の最高行政官は、第一ラノナンデクの息子、つまり体制君主である。我々の地方宇宙においては、これらの主権者には、大きい管理責任が、つまり独特の個人的特権が委ねらていれる。体制君主が、体制業務の指揮に際し著しく幅広い個人的裁量権の行使が許容できるようにと、全宇宙が、オーヴォントンにおいてでさえ、組織化されるというわけではない。しかし、ネバドンの全歴史においてこれらの制約されていない行政者は、3度だけ不忠を示した。サタニア体制のルーキフェレーンス反逆は、全ての中で最後のものであり、最も広範囲に渡るものであった。
サタニアにおいては、この悲惨な激変の後にさえ体制行政法に全く変更はなかった。現体制君主は、日の老いたるものが、ルーキフェレーンの後継者であるラナフォーゲにまだ完全に戻してはいない、いま星座の父の指揮下のある事柄を除いては、価値のない前任者に投資されていた全権力を持ち、全権威を行使する。
サタニアの現在の長官は、思いやりがあり才気あふれる支配者であり、反逆の試練を経た君主である。体制君主補佐として働いていたとき、ラナフォーゲは、ネバドン宇宙の先頃の激変においてマイケルに忠実であった。サタニアのこの強力で才気あふれる主は、多くの試練に耐えた行政者である。ネバドンの2度目の体制反逆時に、体制君主がつまずき、暗闇に陥ったとき、過ちを犯す長官の第一補佐ラナフォーゲは、政権を握り、そのように体制業務を司ったので、その不幸な体制の本部世界において、または、棲息惑星において比較的わずかの人格しか失われなかった。ラナフォーゲは、マイケルの奉仕において、優れた権威と高位にある兄のまさしく不履行に直面の際にこのように忠実に機能した全ネバドンの唯一の第一ラノナンデクの息子である優秀性をもつ。ラナフォーゲは、先の愚行のすべての成り行きが克服されるまで、また、反逆の産物がサタニアから取り除かれるまで、おそらくは、ジェルーセムから移動させられないであろう。
サタニアの孤立世界の全業務がラナフォーゲの管轄に戻ったというわけではないが、ラナフォーゲは、世界の福祉への大いなる関心を明らかにするし、頻繁にユランチアへ訪れる。他の、また正常な体制にあるように、君主は、孤立世界の世界支配者、惑星王子、および居住総督の体制協議会を統轄する。この惑星協議会は、「神の息子らが集まるとき」その時々に体制本部に集合する。
君主は、本部世界に住所を定める人格の様々な系列のある1集団と週に1度、ジェルーセムでは10日毎に秘密会議を開く。これらは、ジェルーセムの楽しく、くだけた時間であり、忘れられない機会である。ジェルーセムでは、存在体の様々な系列間に、またこれらの各集団と体制君主の間にこの上ない友愛が存在する。
これらの特異な集まりが、ガラスの海において、体制首都の大集会場において起こる。それらは、純粋に社会的で精霊的な時である。惑星の行政に関係するものは、または上昇予定に関係するものでさえ、審議されない。上昇する人間は、この好機に単に楽しみ、仲間のジェルーセム住民に会うために集まる。君主に招待されないそれらの集団は、各本部における週毎の気晴らしの際に会う。
地方体制の体制君主である最高行政官は、常に第一補佐と第二補佐として機能する2、3名のラノナンデクの息子の支援を受ける。しかし、現在サタニアの体制は、7名のラノナンデクの部下により統治されている。
1. 体制君主—ラナフォーゲ、つまり、第1系列の2,709番であり、背教のルーキフェレーンの後継者。
2. 君主の第一補佐—マンスーロチア、第3ラノナンデクの17,841番。マンスーロチアは、ラナフォーゲに伴ってサタニアに派遣された。
3. 君主の第二補佐—サディブ、第3系列の271,402番。サディブもまたラナフォーゲとサタニアに来た。
4. 体制の管理者—ホルダント、つまり第3団の19番、人間存在の系列より上の拘留されているすべての精霊の把持者であり管理者。ホルダントは、同じくラナフォーゲとサタニアに来た。
5. 体制記録者—ヴィルトン、サタニアのラノナンデク省の秘書、第3系列の374番。ヴィルトンは、ラナフォーゲの最初の集団の一員であった。
6. 贈与監督—フォータント、マイケルのユランチア贈与以来のジェルーセムに移住させれた全宇宙活動に属する第二ラノナンデクと一時的な監督の予備軍の319,847番。フォータントは、ユランチア時間で1,900年間ラナフォーゲに所属していた。
7. 高位の相談役—ハナヴァード、第一ラノナンデクの息子の67番であり、宇宙の相談役と調整者の高位軍団の一員。サタニア最高執行委員会の議長代理として機能する。ハナヴァードは、ルーキフェレーンス反逆以来、ジェルーセムでこのように奉仕するこの系列の12番目である。
7名のラノナンデクのこの行政集団は、ルーキフェレーンス反逆の緊急事態で必要となった非常時の拡大行政を構成する。体制は、判決ではなく行政単位であるので、ジェルーセムには小規模の法廷しかないが、それでもラノナンデクの行政は、ジェルーセム最高執行委員会、つまりサタニアの最高諮問機関により支えられている。この協議会は、12名の構成員から成る。
1. ハナヴァード、ラノナンデクの議長
2. ラナフォーゲ、体制君主
3. マンスーロチア、君主の第一補佐
4. サタニアメルキゼデクの長官
5. サタニア生命運搬者の監督代理
6. サタニア終局者の長官
7. サタニアの最初のアダーム、物質の息子の監督長
8. サタニア熾天使団の監督
9. サタニアの物理制御者の長官
10. モロンチアの力の監督者体制の指揮者
11. 中間被創造者体制の代理指揮者
12. 上昇する人間の一団の団長代理
この協議会は、宇宙本部の最高協議会で地方体制を代表する3名の構成員を定期的に選ぶが、この代表は、反逆により中断されている。サタニアは、現在、地方宇宙本部に観察者をおいているが、マイケルの贈与以来、体制は、エデンチア立法府への構成員10名の選出を再開している。
ジェルーセム上の天使の住居回路の中心には、4名と20名の相談役からなるユランチアの諮問機関の本部がある。啓示者ヨハネは、それらを4名と20名の長老と呼んだ。「また御座のまわりには4席と20席の座があって、4名と20名の長老が白い衣を身にまとってそれらの座についていた。」この集団の中心の王座は、主宰する大天使の判事席、すなわち、全サタニアのための慈悲と正義の復活点呼の王座である。この判事席は、ジェルーセムに常にあったが、取り囲む24の席はほんの1,900年前に、キリスト・マイケルがネバドンの完全主権への昇進直後に、設置された。これらの4名と20名の相談役は、ジェルーセムでのマイケルの個人的代行者であり、それらには、サタニアの点呼に関するすべての問題において、また体制における孤立世界の人間上昇のための計画の他の多くの局面において主たる息子を代表する権限がある。これらの相談役は、ガブリエルの特別な要求とマイケルの異例の命令を果たすために指名された代行者である。
24名のこれらの相談役は、ユランチアの8種族から採用されてきており、この最終集団は1,900年前にマイケルの復活点呼時点に編成された。このユランチアの諮問機関は次の構成員から成る。
1. オナガー、「息を与えるもの」の崇拝において仲間を導いた前惑星王子時代の最有力者。
2. マンサンツ、仲間を「偉大なる光」の崇敬に向けたユランチアの後惑星王子時代の偉大な教師。
3.オナモナーロントン、はるかかなたの赤色人種の先導者、またこの人種を多神崇拝から「偉大なる精霊」の崇敬へと方向づけた者。
4. オーランドフ、青色人種の王子、また「崇高なる首長」の神性認識における先導者。
5. ポーシュンタ、絶滅した橙色人種の神託者、および「偉大なる教師」の崇拝におけるこの民族の先導者。
6. シングラントン、多くの真実の代わりに「一つの真理」の崇拝において自民族を教え導いた黄色人種の最初の者。何千年も前にこの黄色人種は、一神について知っていた。
7. ファンタヅ、暗黒からの緑色人種の救出者、また、「生命の一根源」崇拝のその先導者。
8. オーヴォノン、藍色人種の啓発者、また「神の中の神」の以前の奉仕におけるその先導者。
9. アダーム、ユランチアの不名誉なれど復権された惑星の父、必滅の肉体の姿に格下げされた、しかし生残し、次にマイケルの命令によりこの位置に登用された神の物質の息子。
10. ハヴァー、ユランチアの紫色人種の母。不履行の刑罰を受け、連れ合いと苦しみ、また共に復権され、人間生存者のこの集団と共に仕えるために配属された者。
11. ハノウク、必滅の肉体の生前に思考調整者と融合するユランチアの人間の最初の者。
12. モーシェ、埋もれた紫色人種の生存者の解放者、また「イスラエルの神」の名の下宇宙なる父への崇拝復活の扇動者。
13. エーリージャ、物質の息子後の時代の輝かしい精霊達成の移された魂。
14.メルキゼデクのマキヴェンタ、自らをユランチアの人種に贈与するこの系列の唯一の息子。メルキゼデクとしてまだ付番されているが、アブラハムの時代シャレイムにて人間の姿でユランチアに滞在し、人間の上昇者として奉仕の課題を永遠に担い、「いつまでもいと高きものの聖職者」になっている。このメルキゼデクは、ジェルーセムに本部のあるユランチアの惑星王子代理と自分の最後の贈与を人間の姿で経験した世界のその惑星王子であるマイケルのために行動する権限を近ごろ宣言された。これにもかかわらず、ユランチアは、居住する継続的総督達に、つまり24名の相談役にまだ監督されている。
15. 洗礼者ヨハネ、ユランチアのマイケルの任務の先触れ、生身での人の息子の遠い従兄弟。
16. 第一の1-2-3、マイケルにより無条件主権執行開始直後にこの位置への昇進を受けたカリガスティア背信時のガブリエルの奉仕における忠誠な中間被創造者の先導者。
これらの選ばれた人格は、ガブリエルの要求において差し当たり、上昇政体から免除されており、それらが、どれほど長くこの立場で仕えるのか我々には分からない。
座席番号17、18、19、20は、永久に埋められることはない。ユランチアの現在の贈与後の息子の時代から上昇する人間に後の課題のために開放されたままであったので、それらは、16名の永久構成員の満場一致の同意により一時的に補充されている。
21、22、23、24番は、現代に違うことなく続く他の、そしてその後の時代の偉大な教師のための予備に控えている間、同様に一時的に補充されている。権威の息子と師としての息子の時代と光と生命の時代は、起こるか起こらないかもしれない神性の息子の予期せぬ訪問にかかわらず、ユランチアで期待されている。
神性の息子、高度の精霊、超天使、天使、中間被創造者の様々な系列を含む天の生命体の大分隊には、ジェルーセムに各本部と巨大な保護区がある。この素晴らしい領域の中央の住まいは、物質の息子の主要な寺院である。
アダーム系の領域は、すべての新しいジェルーセム到着者の注目の的である。物質の息子と娘の各家族は、進化世界上の奉仕のためのその構成員の出発時間まで、あるいは、楽園-上昇経歴着手までその地所に住むが、それは、1,000の集合場所から成る巨大な領域である。
これらの物質の息子は、発展宇宙の訓練球体に見られる性の再生産をする存在体の最高の型である。それらは、本当に物質的である。惑星アダームとハヴァーでさえ、棲息界の人類に明らかに見える。これらの物質の息子は、神性と完全性の上から人間性と物質的存在の下へと広がる人格連鎖における最後の、そして物理的輪である。これらの息子は、目に見えない惑星王子と領域の物質的創造物間で互いに接触可能な中継者を棲息界に提供する。
サルヴィントンにおける千年毎の最後の記載では、ネバドンの地方体制首都の公民の地位にある161,432,840 名の物質の息子と娘が記録に現れている。物質の息子の数は、相違する体制で異なり、その数は、自然繁殖により絶えず増加している。それらは、その再生機能活動において接触する人格の個人的願望により完全に指導されるのではなく、より高い管理体制と諮問機関によっても指導される。
これらの物質の息子と娘は、ジェルーセムとその関連世界の永久的住民である。彼らは、ジェルーセムの広大な地所を占領しており、中間者と上昇者の援助をもって実際に全通常業務を管理し、首都球体の地方管理に自由に参加する。
ジェルーセムのこれらの生殖作用をする息子達には、メルキゼデク流の自治の理想の試みが許されており、非常に高度の社会の型を達成しつつある。息子の資格をもつより高い系列は、領域の拒否権利を留保するが、ほぼあらゆる点において、ジェルーセムのアダーム系は、普通選挙と代議政治により自らを治める。彼らは、いつかは事実上の完全自治が与えられることを望んでいる。
物質の息子の服務の特徴は、主に各時代により決定される。彼らにはサルヴィントンのメルキゼデク大学への入学資格はない—物質的であり、通常は特定の惑星に制限されている—とは言うものの、メルキゼデクは、物質の息子のより若い世代の指示に向けて各体制本部で教師の優勢な学部、を維持する。教育的で精霊的な訓練体制は、若い物質の息子と娘の発達に備えており、範囲、方法、および実行可能性において完成の極みにある。
物質の息子と娘は、その子供と合わせて、すべての上昇する人間の好奇心を喚起し、注目をそそることに決して失敗しない魅力的な光景を提示する。物質の息子と娘達は、あなた自身の性をもつ物質的人種と非常に類似しているので、双方ともにそれぞれの考えに引きつけ、兄弟らしい時間をとるという多くの共通の関心に気づいている。
人間の生存者は、性をもつ優れた半物質的創造物の生活習慣と行為を観測し研究してその体制首都での余暇の大半をを過ごす。その理由は、ジェルーセムのこれらの公民は、本部世界において公民権を獲得時からエデンチアに向けての出発つまで人間生存者の当面の後援者であり庇護者であるがゆえに。
7大邸宅世界における上昇する人間には、継承物、環境、あるいは肉体の経歴の時期尚早の不幸な終結にしろ、出身世界で苦しんだ経験上のありとあらゆる剥奪の代償のために十分な機会が提供される。これは人間の性生活とそれに伴う調整を除き、あらゆる意味で本当である。何千人もの人間が、土着の球体でのかなり平均的性関係に由来する修養からの利益を特に得ることなく、大邸宅世界に到着する。大邸宅世界経験は、これらの非常に個人的な剥奪の代償のために少ししか機会を与えることができない。体の感覚上の性の経験は、これらの上昇者には過去であるが、個人的にも家族の構成員としても性的に異なる必滅者達は、物質の息子と娘との密接なつながりにおいて社会的、知的、感情的、精霊的局面における欠陥の補正が可能になる。こうして、情況、あるいは悪い判断が、進化の世界における有利な性のつながりの利点を奪われたすべての人間に、ここ、体制首都上において体制首都の永久住居の崇高なアダーム系の性をもつ創造物との緊密かつ愛情のこもったつながりにおいて人間のこれらの不可欠な経験を取得する完全な機会が与えられた。
残存する人間、中間者、または熾天使は、世界の進化する子供との親関係を獲得するその崇高な経験、あるいはそれに類似し、しかも同等の他の経験をしないことには、楽園に昇ったり、父に達したり、終局者部隊に召集されたりすることは許されない。子と親の関係は、宇宙なる父とその宇宙の子らの基本的概念に不可欠である。それ故、そのような経験は、すべての上昇者の経験的訓練に不可欠となるのである。
上昇する中間被創造者と進化する熾天使は、体制本部の物質の息子と娘と関連してこの親の立場の経験を通り抜けなければならない。こうして、そのような非生殖の上昇者は、ジェルーセムのアダームとハヴァーが子孫を育てたり、訓練をしているのを助けることにより親としての経験を得るのである。
進化的世界で親の立場を経験しなかったすべての人間生存者は、ジェルーセムの物質の息子の故郷に滞在中に、加えて、これらのずば抜けた父母の親の仲間としてもまたこの必要な訓練を受ける。これは、そのような人間が、ジェルーセムの最初の過渡的文化世界に位置する体制育児室において自身の欠陥を補填できた場合を除き、真実なのである。
サタニアのこの試用育児室は、終局者の世界の特定のモロンチア人格により維持されており、惑星存在体の半分が、子育てのこの仕事に専念する。例えば個人として精霊の身分を手にする前に進化的世界で死んだそれらの子のように、生残する人間の特定の子供らは受け入れられ、再び組み立てられる。その生みの親のいずれかの上昇が、領域のそのような人間の子に体制終局者の惑星で再人格化がなされるであろうし、そこで人間上昇の親の経路に続くことを選ぶか否かに関係なく、その後の自由意志の選択により示すことを可能にされるということを保証する。子供らは、性の分化の欠如を除いては、故郷の世界でのようにここに現れる。棲息界における人生経験後は、人類の何の生殖もない。
終局者世界の試用育児室に1名以上の子供を持つもの、また根本的な親の経験には不完全である大邸宅世界の学生は、大邸宅世界上の上昇義務から自身の子供と他の子供の準親として機能する機会が与えられる終局者世界への一時的出向をもたらすメルキゼデク許可証を申し込むことができる。親らしい活動であるこの奉仕は、後にそのような上昇者が、物質の息子と娘の家族で受けることを必要とされる訓練の半分の遂行としてジェルーセムで認可されるかもしれない。
試用育児室自体は、物質の息子と娘の1,000組、つまりジェルーセムのその系列の居留地からの志願者に管理される。それらは、サタニアの中間ソナイトの世界からサルヴィントンの終局者球体の中の特別な保留世界の明かされていない目標への途中でこの奉仕を提供するためにここに止まる同数の中間ソナイトの親の志願者集団からの直接的補助を受ける。
メルキゼデク系とは、ジェルーセムとその関連世界で、だが特に7個の大邸宅世界で全く十分に機能する監督からなる大教官部隊—部分的に精霊化された意志をもつ創造物と他のものである教官達—である。これらは、拘留惑星であり、そこでは肉体の生涯の間に内住する調整者との溶融を達し得ないそれらの人間は、一層の支援を受け、時期尚早にも死により中断された他ならぬその努力である精霊到達のための努力を続けるための延長された機会を味わうために一時的な型で元どおりにされる。もしくは、世襲的な不利な条件、好ましくない環境、もしくは境遇がもたらす共謀のいかなる他の理由により、もしこの魂到達が果たされなかったならば、理由は何であれ、目的が精霊的に本物で相応しいもの達すべては、永遠の経歴の基礎の会得のために、肉体の生涯の中で習得できなかったり、しなかったりした特性を自分のものとするために、学ばなければならない連続する惑星に臨場する自分自身に、自分自身として、気づく。
輝く宵の明星(そして、名前の公表されていない彼らの等位者達)は、メルキゼデクの後援を含む宇宙の様々な教育活動において教師として頻繁に役目を果たす。三位一体の教師たる息子もまた共同し、これらの進歩的養成所への楽園の完全性に向けての仕上げをする。しかし、これらの全活動が、専ら上昇する人間の前進にささげられるというわけではない。活動の多くは、ネバドンが起源の精霊人格の進歩的訓練に等しく関わる。
メルキゼデクの息子らは、ジェルーセムの異なる30の教育所を上方へと指導する。これらの訓練所は、独習の大学から始め、ジェルーセムの公民の学校で終わる。そこでは、物質の息子と娘は、代議政治の重い引責に対し人間生存者に資格を与えるための最高努力に携わるメルキゼデクと他のものに加わる。全宇宙は、総代計画に基づいて組織され管理される。代議政治は、不完全な存在体間の自治に関する神性の理想である。
各体制は、宇宙時間の100年毎に星座立法府に参加するその代表10名を選ぶ。それらは、そのような委任案件、あるいは任命案件のすべてにおける体制集団の代表義務を負う選択母体であるジェルーセムの1,000の協議会により選ばれる。全代表、もしくは他の使節は、1,000名の有権者の協議会により選ばれ、それらは、1,000名の有権者のこの集団を構成する人々のすべてもまたそうであるように、メルキゼデクの行政大学の最高の学校の卒業生でなければならない。この学校は、近ごろ終局者による補助のメルキゼデク系により強化されている。
ジェルーセムには多くの選択母体があり、それらは、節目節目に3系列の公民—物質の息子と娘、中間被創造者を含む熾天使とその仲間、それに上昇する人間—の投票により当局者へと選出される。候補者が代表の栄誉の指名を受けるには、メルキゼデクの経営学校からの必要な認定を得なければならない。
ジェルーセムのこれら3集団の公民の間での投票は、普遍的であるが、投票は、認められ、正しく登録されたモタの個人の達成度—モロンチアの知恵—に応じ、それぞれに投じられる。いかなる1人格によるジェルーセムにおける投票は、1から1,000に及ぶ価値をもつ。ジェルーセム公民は、このようにしてそれぞれのモタ達成に応じて類別される。
時々、ジェルーセム公民は、モロンチアの知恵のそれぞれの、各自、到達を証明するメルキゼデク試験官へと出向いて行く。次には、精霊の洞察度を確かめる輝く宵の明星の審査団の前に出頭する。次いで、社会化における経験上の到達状態を決定する24名の相談役とその仲間の面前に現れる。これらの3要因は、順次代議政治の公民権記録係へ届き、記録係は、すぐにモタ状態を算定しその点において選挙権資格を割り当てる。
上昇する人間は、メルキゼデクの監督の下、特に新しいモロンチア段階にあるそれぞれの人格統一において遅々としているものは、物質の息子の掌中に引き取られ、そのような欠乏を正すように考案された集中訓練が与えられる。上昇する人間は、物質の息子がモタ人格—思考調整者の精霊の婉曲的支配によりともに混合されており、芽生え始めたモロンチア経歴との経験的つながりにおいて完成された人間存在を結合する人格—到達を証明するまでは、より大規模で様々の星座社会化の経歴に向けて体制本部を出ることはない。
[ユランチアに一時的に割り当てられたメルキゼデクによる提示]
ジェルーセム、つまりサタニアの本部は、地方体制の標準的首都であり、ルーキフェレーンス反逆とユランチアにおけるマイケルの贈与によってもたらされる数多くの変則は別として、それは同様の球体の特色を示す。あなたの地方体制は、いくつかの嵐のような経験を潜り抜けてきたが、現在のところ最も効果的に管理されているし、時の経過に従い、不調和の結果はゆっくりと、しかし確実に根絶されている。治安と善意は、回復してきているし、体制本部は本当に20世紀の宗教信者の大多数によりありありと心に描かれた天国であることから、ジェルーセムの状態は、ますますあなたの伝統の天国のような状態に近づきつつある。
ジェルーセムは、1千の横割の領域と1万の縦割の領域に分割される。球体には、7つの主要な首都と70の小規模の管理所がある。7つの区分的首都は、さまざまの活動に関係があり、体制君主は、少なくとも年に1度はそれぞれの首都に姿を現す。
ジェルーセムの標準マイル、長さの標準単位は、ユランチアのおよそ11キロメートルに相当する。標準の重さ「グラダンツ」は、熟慮した非妥協的態度からの10進法を通して確立されており、ほぼ正確にあなたの重さの283グラムを表す。サタニアの1日は、ユランチア時間の3日間に1時間4分15秒少なく、それはジェルーセムの軸の回転時間である。体制年は、ジェルーセムの100日間から成る。体制時間は、最上のクラナラデ系により放送される。
ジェルーセムのエネルギーは、領域回路にのり球体の周りを見事に制御し循環している。空間エネルギー充足から直接送り込まれ、物理の主たる制御者により巧みに管理される。これらのエネルギー伝導の物質経路通過への自然抵抗は、ジェルーセムの安定した温度の生成に必要とされる熱をもたらす。最光度の温度は、およそ摂氏21度で維持されるが、光の退行期間中は10度をやや下回る。
ジェルーセムの照明装置は、あなたが理解するにはそれほど難しくはないであろう。昼夜はなく、熱さと寒さの季節もない。力の変成者は、希薄にされたエネルギーが、球体の電気の空気上限に達するまで一定の変化をしながら、惑星の大気で上向きに映し出される10万個の中心を維持する。そして、その時太陽が、午前10時に頭上を照らすとき、これらのエネルギーは、ほぼユランチアの日光強度の優しい、ふるい分けている、さらさらの、均等の光を下方へと反射し返している。
光線は、そのような照明状態の下では1箇所から来るようには見えない。それは、単に空からふるいわけている。全空間から等しく放射して。この光は、ずっと少ない熱を含んでいるということ以外は、自然の日光に非常に似ている。したがって、そのような本部世界の空間は、明るくないと分かるであろう。もしジェルーセムがユランチアに非常に近いならば、それは目には見えないであろう。
この光エネルギーをジェルーセムの上方の電離層から地面へと反射し返す気体は、異なる原因により生成されるとはいえ、あなたのいわゆる北極光のオーロラ現象に関するユランチアの高層大気圏のそれらに非常に似ている。ユランチアで地上放送波の漏れを防ぐのは、この同じガスシールドであり、真っ直の外向き飛行でこのエアベルトを打つ時、それらを地球に向けて反射する。放送は、あなたの世界の周りの空気中を移動するとき、このような方法で表面近くに保持される。
この球体の彩光は、ジェルーセムの日の75パーセント分を一様に維持し、あなたの澄んだ夜の満月ほどの最小照度時にまで徐々に低下する。これは、全ジェルーセムにとり静かな時間である。放送受信局だけが、この休養と回復期間中に稼働している。
ジェルーセムは、近くの数個の太陽—一種の光り輝く星明り—からの仄かな光を受けるが、それらに依存してはいない。ジェルーセムのような世界は、太陽面擾乱の変化の対象ではなく、冷却したり、または消滅する太陽の問題に直面もしない。
7個の過渡的研究世界とその49個の衛星は、ジェルーセムの技術により熱せられ、照らされ、エネルギーが与えられ、給水を受ける。
あなたは、ジェルーセムには地震も降雨もないのでユランチアや他の進化世界の起伏の多い山脈がないことを寂しく感じるであろうが、麗しい高地と他の独特の地形と景色の変化を楽しむであろう。ジェルーセムの膨大な領域は、「自然な状態」で保持されており、そのような地域の壮大さは、全く人間の想像力を超えている。
何千もの小さな湖はあるが、激流の川も広大な海洋もない。建築世界のいずれにも、降雨はなく、嵐も暴風雪もないが、光の低下に伴う最低温度時には水分の結露からの日々の降水がある。(3気体世界における露点は、ユランチアのような2気体惑星におけるものよりも高い。)物理的植物と生き物のモロンチア世界は、ともに水分を必要とするが、これは、広がる下層土の循環構造により球体全体に、高地のまさにその頂上にさえも、大幅に供給される。この水系は、ジェルーセムのきらめく湖を相互に連結する多くの運河の存在故に、完全に水面下にあるのではない。
ジェルーセムの大気は、3気体の混合物である。この空気は、ユランチアのものと非常に似ているが、それに加えてモロンチア生命系列の呼吸作用に合せた気体がある。この3番目の気体は、物質系列の動物または植物の呼吸作用に決して不向きではない。
輸送体系は、エネルギー運動の循環の流れと関連しており、これらの主なエネルギーの流れは16キロメートル間隔である。惑星の物質存在体は、物理的構造の調整により毎時322キロメートルから855キロメートルの異なる速度で進むことができる。輸送用の鳥は、1時間あたりおよそ161キロメートルで飛ぶ。物質の息子の空気機構は、毎時およそ855キロメートル移動する。物質の存在体と初期のモロンチア存在体は、これらの輸送の機構、機械的手段を利用しなければならないが、精霊人格は、エネルギーの優れた原動力と精霊の源とのつながりによって進む。
ジェルーセムとその関連世界には、ネバドンの建築球体に特徴的な物理的生命の10標準区分が与えられている。ジェルーセムにはいかなる生物進化もないので闘争する生命の型はなく、存在のための戦いもなければ、適者生存もない。むしろ、中央の、神性の宇宙にある永遠の世界の美、調和、および完全性を予示する創造的な適合性というものがある。このすべての創造の完全性には、天の職人とその仲間による芸術的に対照をなす物理的、かつモロンチアの生命の最も驚くべき混合がある。
ジェルーセムは、実に天国の栄光と壮大さの先取りである。しかし、あなたは、いかなる試みの記述によっても決してこれらの栄光の建築世界についての適切な考えの獲得を望むことはできない。あなたの世界の何かと比較できるものはほとんどなく、その時でさえ、ジェルーセムのものは、比較はほとんど奇怪でさえあるほどにユランチアのものを超越しているのである。実際にジェルーセムに到着するまで、あなたは素晴らしい天の世界について真の概念などは到底心に描くことはできないが、体制首都における来るべきあなたの経験が、宇宙、超宇宙、ハヴォーナのより遠い訓練球体への到着とが比較されるときは、未来のとても長い時間ではない。
ジェルーセムの製造部門、あるいは実験部門は、大規模な領域であり、ユランチア人にはほとんど認識し得ないものである。とは言え、これらの特別な世界に関係する入り組んだ物的経済があり、あなたの最も経験豊富な化学者と発明者を驚かせ畏れさせさえする機械的技術と物理的達成の完全性がある。楽園旅行におけるこの最初の拘留世界は、精霊的であるよりもはるかに物質的であるということを止まって考えなさい。ジェルーセムとその変遷世界におけるあなたの滞在全体に渡り、あなたは自身の前進する精霊存在体の後の生活よりもあなたの地球の物質的なものの生活にずっと近いのである。
熾天使山は、ジェルーセムで最高高度の山でおよそ4.5キロメートルあり、すべての輸送熾天使のための出発地点である。幾多の機械的開発は、惑星引力から逃げ、空気抵抗に打ち勝つ初期エネルギーを提供する際に使用される。熾天使の輸送は、明期の間中、時々は、退時にかなり入っても、ユランチア時間で3秒毎に出発する。輸送者は、ユランチア時間の1秒あたりおよそ40標準キロメートルで発進し、ジェルーセムから3,219キロメートル以上離れるまで、標準速度には達しない。
輸送は、水晶領域、いわゆるガラスの海に到着する。この領域周辺には、熾天使の輸送により空間を横断する様々な存在体の系列のための受信駅がある。学生訪問者のための強磁性結晶の受け入れ駅の近くでは、あなたは真珠のような天文台を昇り、本部惑星全体の莫大な立体地図を見ることができる。
超宇宙と楽園-ハヴォーナ放送は、サルヴィントンとの連絡に、また強磁性結晶、つまりガラスの海を伴う手法によって受信される。これらの特別なネバドン情報受信設備に加え、明確な受信局の3集団がある。これらの個々の、しかし3-回覧の部門は、地方世界からの、星座本部からの、それに地方宇宙の首都からの放送受信に合わせている。これらの全放送は、中央の放送円形劇場に出席しているすべての存在体の型が認識できるように自動的に流されている。ジェルーセムの上昇する人間のためのすべての最大関心事の中で、宇宙空間報告の果てしない流れ、傾向を聴くことほど魅力的で心を奪われるものはない。
このジェルーセム放送受信局は、ユランチアではあまり知られていないまばゆいばかりの物質で構築されており、50億以上の存在体—物質とモロンチア—それに加えて無数の精霊人格を収容する巨大な円形劇場に囲まれている。全ジェルーセムにとり、宇宙の幸福と状況を知るために放送局で余暇を過ごすということは、気に入りの気分転換である。そして、これは、光の後退の間の衰えることのない惑星の唯一の活動である。
この放送受信の円形劇場にはサルヴィントンの通信が、絶え間なく入ってくる。近くでは、いと高き星座の父からのエデンチアの言葉が、少なくとも1日に一度受信される。定期的に、ユヴァーサの通常の、また特別な放送が、サルヴィントン経由で中継され、また楽園の通達が受信される間、全人口は、ガラスの海の周りに集まり、ユヴァーサの友人達が楽園放送の手法に反射現象を追加するので、聞こえるものすべてが目に見えるようになる。また、永遠の冒険で内部へと旅する間、人間の生存者に増加する美と壮大さに関する絶え間ない予想が提供されるのは、この様にしてである。
ジェルーセムの発信局は、球体の対極に位置している。大天使の回路の上方の目的地まで時おり直接に行くマイケルの申し送りを除いては、個々の世界への放送全ては、体制首都から中継される。
ジェルーセムのかなりの部分は、住宅区域として割り当てられているが、体制首都の他の部分は、619個の棲息球体、56個の過渡的文化世界、および体制首都自体の業務の指揮にかかわる必要な管理機能に託される。ジェルーセム上とネバドンにおいては、これらの割り振りは、次のように考案されている。
円形区域—非土着民の住宅区域
2. 正方形区域—体制の行政執行区域
3. 長方形区域—低級土着生命の集合場所
4. 三角形区域—地方、あるいはジェルーセムの行政区域
円形区域、正方形区域、長方形区域、および三角形区域への体制活動のこの割り振りは、ネバドンの体制首都すべてに共通である。別の宇宙では、完全に異なる割り振りが普及しているかもしれない。これらは、創造者の息子のさまざまの計画によって決定している事柄である。
これらの住宅と行政区域に関する我々の説明は、ジェルーセムの永久公民である神の物質の息子の広大で美しい地所を考慮に入れてはいないし、他の数多くの魅惑的な精霊と精霊に近い創造物の系列にも言及していない。例えば、ジェルーセムは、体制機能の意匠でのスパイロンガの効果的奉仕を味わう。これらの存在体は、超物質の居住者と訪問者のために精霊的な活動に専心する。それらは、すべてのモロンチア創造の維持と美化のために働くより高いモロンチア創造物とモロンチア助手の遷移中の使用人である知的で美しい存在体の素晴らしい集団である。ジェルーセムにいる物質と精霊の間で機能する中間の助手は、ユランチアにいる中間被創造者に当たる。
体制首都は、宇宙存在の全三相:物質、モロンチア、および精霊をほぼ完全に展示する唯一の世界であるという点において独特である。あなたは、物質人格であろうと、モロンチア人格であろうと、または精霊の人格であろうとジェルーセムでくつろぐであろう。また、中間被創造者と物質の息子などの結合した存在体もまたそう感じるであろう。
ジェルーセムには物質とモロンチア双方の型のすばらしい建築物があるが、純粋に精霊的領域の装飾も、やはり絶妙で充実している。ジェルーセムにある驚異の物理的設備のモロンチア類似物についてあなたに伝える言葉が私にありさえすればよいのだが。私が、この本部世界の精霊の設備の崇高な壮大さと絶妙の完全性を描き続けられたならばよいのだが。美の完全性と建物の充実性についてのあなたの最も想像的概念は、これらの壮観さにはとても迫れないであろう。ジェルーセムは、楽園美の崇高な完全性へのほんの第一歩に過ぎないのである。
主要な宇宙生命集団に割り当てられた住宅用保留地は、ジェルーセムの円形区域に指定されている。これらの談話で述べられているそれらの円形区域の集団は次の通りである。
1. 神の息子の円形区域
2. 天使とより高度の精霊の円形区域
3. 三位一体の教師たる息子に割り当てられなかった創造物-三位一体化の息子を含む宇宙の補佐の円形区域
4. 物理の主たる制御者の円形区域
5. 中間被創造者を含む割り当てられた上昇する人間の円形区域
6. 優待居留地の円形区域
7. 終局者部隊の円形区域
これらの住宅用の組分けのそれぞれが、同心の順次高くなる7個の円形区域から成る。それらは、すべて同じ手法で組み立てられるが、異なる大きさがあり、異なる物質で作成される。それらには、7同心円のあらゆる集団を完全に取り囲む大規模の型を形成するために増える広大な囲いが巡らされている。
1. 神の息子の円形区域。神の息子達は、過渡的文化世界の中の一つの自身の社会的惑星を所有するが、ジェルーセム上のこれらの大規模な領域もまた占有する。上昇する人間は、それらの過渡的文化世界において神性の息子の全系列と入り交じる。あなたは、そこで個人的にこれらの息子達を知り、好きになるが、彼らの社会生活は、主にこの特別な世界とその衛星の範囲内に限定される。しかしながら、ジェルーセム円形区域において、息子の資格をもつこれらの様々な集団は、活動中に観測が可能である。モロンチアの視覚は、ずば抜けた範囲を持つが故に、息子の遊歩道を散歩することができ、それらの数多の系列の好奇心をそそる活動の監督ができる。
これらの7円形区域は、同心であり連続的に高くされており、外側のより大きい円形区域のそれぞれは、内側のより小さい方を見下ろしており、各々が公共の遊歩道の壁に囲まれている。これらの壁は、きらめく明るさの結晶宝石を材料として組み立てられており、それ故、住宅の円形区域全体を見下ろすほどに高く上げられている。これらの各壁を貫く多くの門—50から15万—は、単一の真珠のような結晶から成る。
息子の領域の第一回路は、権威の息子とその個人的部下により占拠されている。ここに、これらの司法の息子達の贈与と裁定活動に関わる計画と当面の活動が、集中する。体制のアヴォナル系が、宇宙との接触を維持するのもこの中心部を通してである。
第二回路は、三位一体の教師たる息子により占有されている。この神聖な領域では、ダイナル系とその仲間は、新たに到着した第一の師としての息子の訓練を進めるそれらは、この仕事のすべてにおいて輝く宵の明星の一定の等位者達の分隊により巧みに補助される。創造物-三位一体化の息子は、ダイナル系回路の領域を占領する。三位一体の師としての息子は、地方体制において宇宙なる父の個人的代表に最も匹敵する。それらは、少なくとも三位一体起源の存在体である。この第二回路はジェルーセム全民族にとり桁外れに関心のある領域である。
第三回路は、メルキゼデク系に振り分けられる。体制の長官は、ここに住み、これらの万能の息子達のほとんど無限の活動を監督する。上昇する人間の大邸宅世界の1番目から全ジェルーセム至るまでの経歴において、メルキゼデク系は、育ての父であり絶えず臨場している相談役である。物質の息子と娘の遍在的活動は別として、メルキゼデク系が、ジェルーセムへの支配的影響であると言っても間違いではなかろう。
第四回路は、ヴォロンダデク系と別の方法では配慮されていない訪問中の息子達と観察者としての息子達の他の全系列の施設である。いと高き星座の父は、地方体制への点検訪問の際、この回路に住居を定める。英知の完成者、神性助言者、および宇宙検閲官のすべてが、体制に勤務中はこの回路に住んでいる。
第五回路は、ラノナンデク系、つまり体制君主と惑星王子の息子の系列の住まいである。この領域で施設にいるとき、この3集団は1つとして入り交じる。体制の保留地は、この回路で保持されるが、体制君主には、行政の丘の構築物の統治群の中心に位置する寺院がある。
第六回路は、体制の生命運搬者の滞在場所である。これらの息子達の全系列がここに召集され、ここから世界任務へと旅立つ。
第七回路は、上昇する息子、つまり熾天使の配偶者とともに一時的に体制本部で機能しているかもしれない人間に割り当てられたもの達の集合場所である。ジェルーセム公民の身分より上と終局者の身分より下のすべての元人間は、その本部をこの回路に持つ集団に属すると考えられる。
息子達のこれらの回路の保留地は、途方もない区域を占有し、巨大な空き地が、1,900年前までその中心に存在した。現在、この中央の領域には、およそ500年前に完成されたマイケルの記念碑がある。マイケルは、が495年前この寺院が奉納された際、本人自ら出席しており、全ジェルーセムが、サタニアでは最小であるユランチアにおける物質の息子の贈与に関わる感動的な話を聞いた。マイケルの記念碑は、現在、つい最近移されたサルヴィントン活動の大半を含むマイケルの贈与により変更された体制行政に含まれる全活動の中心である。記念碑に関わる職員は、100万以上の人格で構成されている。
2. 天使の円形区域。天使のこれらの回路は、息子達の住宅地域と同様にそれぞれが内側の区域を見下ろす7個の同心で連続するより上方の円形から成る。
天使の第一回路は、本部世界に配置されるかもしれない無限の聖霊の高位の人格—単独使者とその仲間—が占めている。第二回路は、折々に、たまたまジェルーセムで機能するかもしれない使者の団体、技術顧問、仲間、検査官、および記録係に任されている。第三回路は、高い系列と組分けの奉仕する精霊に管理されている。
第四回路は、行政熾天使により保持されており、サタニアのような地方体制で仕える熾天使は、「無数の天使の団体」である。第五回路は、惑星の熾天使が占め、第六回路は、変遷の聖職者達の故郷である。第七回路は、熾天使の非啓示の特定系列の滞在球体である。これらの全天使集団の記録係は、ジェルーセムの記録寺院に住所を定めているのでその仲間達と共に滞在はしない。すべての記録は、公文書保管所のこの三部分からなる広間で三つ揃いで保持されている。体制本部での記録は、常に物質の型、モロンチアの型、精霊の型で保持されている。
これらの7回路は、円周8,047標準キロメートルのジェルーセムでの全景展示に囲まれており、この全景展示は、サタニアの棲息世界の前進状況の提示に向けられており、また個々の惑星に関し正確に最新状況を示すために絶えず改訂されている。余暇の延長が初期の訪問で許されるとき、わたしは、天使の回路の見晴らしがきくこの広大な遊歩道が、あなたの注目に値するジェルーセムの最初の光景であろうということを疑わない。
これらの展示は、ジェルーセム出身者が責任を負うが、それらはエデンチアへの途中でジェルーセムに滞在する様々なサタニア世界からの上昇者に補助される。惑星の状況と世界進歩に関する描写は、多くの方法で達成されており、そのうちの幾つかはあなたの知るところであるが、その多くがユランチアでは知られていない手法によるものである。これらの展示は、この広大な壁の外側の縁を占領する。遊歩道の残りは、まことに壮大に装飾され、ほとんど完全に解放されている。
3. 宇宙の補佐の回路には、中央の膨大な空間に位置する宵の明星の本部がある。超天使のこの強力な集団の副団長であるガランティアの体制本部は、上昇する宵の明星の全ての中で任命される1番目であるので、ここに位置する。これは、より最近の構造物の中にあるが、ジェルーセムの全行政部門で最もすばらしいものの1つである。この中心は、直径80キロメートルある。ガランティア本部は、完全に透明の一枚岩の鋳造された水晶である。これらの物質-モロンチア結晶は、モロンチア存在体と物質存在体の両方に大いに好まれている。創造された宵の明星は、そのような超人格の属性を所有しているので、ジェルーセム全体にわたり影響を与える。彼らの活動の多くがサルヴィントンからここに移されて以来、世界全体が、精霊的に楽しく変わってきた。
4. 物理の主たる制御者の回路。物理の主たる制御者の様々な系列が、力の巨大な寺院の周りに同心円状に配置され、そこでモロンチアの力の監督者達の長官と関連して体制の力の長官を務める。力のこの寺院は、上昇する人間と中間被創造者には許されないジェルーセムの2部門の中の1つである。他方は、物質の息子の領域内の輸送熾天使が、物質の存在体を生活に関するモロンチアの系列のそれに酷似する状態に変える一連の実験室からなる非物質化部門である。
5. 上昇する人間の回路。体制の棲息世界を代表する619個の惑星記念碑の集団が、上昇する人間の回路の中央区域を占有しており、これらの構造物は、定期的に大規模な様変わりをする。折に触れ、それらの惑星の記念物へのある種の変更、または追加に同意することは、各世界からの人間の特権である。多くの変更が、今でも、ユランチア構造物に行われている。エデンチアの実用模型と上昇文化のその多くの世界が、これらの619個の寺院の中心を占領している。この構造模型は、直径64キロメートルあり、エデンチア体制のあらゆる詳細部が、原型に忠実な実際の複製である。
上昇者は、ジェルーセムの活動を味わい、他集団の手法の観測に喜びを感じる。これらの各回路で行われるすべてが、全ジェルーセムの完全な観測に公開されている。
そのような世界の活動には異なる3種類がある。労働、進歩、進行、遊び。別の方法で述べるならば、それらは次の通りである。奉仕、研究、休養。総合活動は社交、集団娯楽、神性崇拝から成る。さまざまの人格集団と、すなわち自身の仲間とは非常に異なる系列と入り交じることにかなりの教育的価値がある。
6. 優待居留地の回路。優待居留地の7回路は、巨大な3構造により光彩が与えられている。ジェルーセムの巨大な天文台、サタニアの巨大な画廊、逆戻りの監督の広大な議事堂、モロンチア活動の舞台は、休息と気晴らしに充てられる。
天の熟練工は、スポーナーギア系を導き、あらゆる公の集会場所に豊富にある創造的装飾と堂々たる記念物を数多く提供する。これらの熟練工の仕事場が、この素晴らしい世界の中の最大最美の優れた全営造物の中にある。他の優待居留地は、大規模で美しい本部を維持する。これらの建築物の多くが、全体として結晶宝石で構築されている。すべての建築世界には、結晶といわゆる貴金属がふんだんにある。
7. 終局者の回路には、その中心に独自の建築物がある。そして、この同じ空っぽの寺院は、ネバドン中の体制本部世界すべてに見られる。ジェルーセムのこの建物は、マイケルの記章で封をされており、この碑文がある。「精霊の第7段階には—永遠の課題には—捧げられてはいない。」ガブリエルは、この神秘の寺院に封印をしおり、マイケル以外は、輝く宵の明星により押された主権の封印を切ることはできず、または許されないかもしれない。あなたは、その神秘を理解できないかもしれないが、いつかこの静かな寺院を目にするであろう。
他のジェルーセム回路。これらの居住回路に加えて数多くの指定された追加住居が、ジェルーセムにはある。
体制の行政管理区域は、数にして1,000の部署の巨大な広場に位置する。各行政単位は、10の下位集団をもつ100区画分譲地に分割されている。これらの1,000の正方形区域は、10の壮大な区域に塊まりとなり、その結果、次の10の行政部を構成する。
1. 物理的力とエネルギー領域の物理的維持と物質的改良
2. 仲裁、倫理、および行政裁決
3. 惑星と地方業務
4. 星座と宇宙業務
5. 教育と他のメルキゼデク活動
6. 惑星と体制の物理的進歩、サタニア活動の科学的領域
7. モロンチア業務
8. 純粋な精霊活動と倫理
9. 上昇者への聖職活動
10. 壮大な宇宙の哲学
これらの構造は透明である。したがって、すべての体制活動は、学生訪問者にさえ見ることができる。
本部惑星の土着の下級生命が、ジェルーセムの1,000の長方形区域に占拠しており、その中心には、スポーナーギア系の巨大な回路本部がある。
あなたは、ジェルーセムでの素晴らしいスポーナーギア系の農業業績に驚かされるであろう。そこでは、陸は、主に審美的効果と装飾的効果のために耕作される。スポーナーギア系は、本部世界の造園家であり、ジェルーセムの空地の扱いに関しては独創的かつ芸術的である。スポーナーギア系は、土の文化において動物と数多くの機械的装置のいづれをも利用する。それらは、下等動物創造の数多くのより劣る同胞系列の適用のみならず、これらの特別な世界で提供されるものの多くである領域の力の媒体の活用においても理知的に熟練している。この動物生命の系列は、現在、主に進化的球体からの上昇する中間被創造者に導かれている。
スポーナーギアは、調整者内住ではない。スポーナーギアは生存する魂を所有しないが、長寿に、時として標準年の40万年から50万年の長さに恵まれている。それらの番号は、多数であり、物質的奉仕を必要とする宇宙の人格の全系列に物理的奉仕活動を提供する。
スポーナーギアは、生残する魂を所有もせず進化もさせないとはいえ、それでもなお生まれ変わりが経験できる人格を進化させる。時間の経過とともにこれらの特異な創造物の物理的肉体が使用と年齢故に衰えるとき、その創造者達は、生命運搬者と連携し、老いたスポーナーギアが自身の住居を回復させる新たな肉体を作る。
スポーナーギアは、ネバドンの全宇宙においてこの、または、いかなる他の種類の生まれ変わりを経験する唯一の創造物である。それらは、心-精霊の補佐の最初の5つにだけに反応する。それらは、崇拝と知恵の精霊に反応しない。しかし、5補佐の心は、全体かまたは、第6現実段階に相当し、そのうえ経験的同一性として存続するのが、この要素なのである。
これらの役に立つ珍しい生物について説明することを引き受けながらもそれらに匹敵するいかなる動物も進化世界にはないがゆえに、私には全く比べるものがない。彼らは、生命運搬者により現在の型と状態に考案されていることから、進化の存在体ではない。彼らは、両性具有であり、人口増加の必要に応えることが求められるとき繁殖する。
私は、忠実な馬と情愛深い犬の結合した特色を擁し、またチンパンジーの最も高い型の知性以上であることを示していると言うことで、これらの美しくかつ実用的な生物の本質についての何かをユランチアの心に最もよく示唆できるであろう。そして、それらは、ユランチアの身体的標準からみて非常に美しい。これらの建築世界における物質と半物質の一時逗留者は、それらをより最大に評価している。彼らには、モロンチア創造、下級の天使系列、中間被創造者、および精霊人格の下級系列の幾つかを—物質存在体に加えて—認識させる洞察力がある。スポーナーギアは、無限への崇拝を理解しないし、永遠なるものの重要性をも理解していないが、主人に関する愛情を通してその領域の外へ向かう精霊的献身に加わるのである。
そこには、未来の宇宙時代において、これらの忠実なスポーナーギアが動物的生活水準から逃れ、進歩的な知的成長と精霊的達成のふさわしい進化目標に達するであろうと信じるもの達がいる。
まったく地方の、かつ通常のジェルーセムの業務は、100の三角形区域から指示を受ける。これらの一群は、ジェルーセムの地方行政を収容する驚異の10個の構築物の周囲に群がっている。三角形区域は、体制本部の歴史の全景描写に囲まれている。現在のところ、この回路の物語には3標準キロメートルを超える抹消がある。この部門は、サタニア再入場の際に星座家族に回復されるであろう。この出来事へのあらゆる措置が、マイケルの命令により取られてきたが、日の老いたるものの裁決機関は、いまだにルーキフェレーンス反逆事件の裁決を終えていない。サタニアは、光から暗黒に落ちた高位の被創造物である大反逆者を抱いている限りはノーラティアデクの完全な親交に戻らないかもしれない。
サタニアが星座の古巣に戻ることができるとき、そこで棲息惑星の体制家族への領域の精霊的親交回復を伴う孤立世界の再入場のための考慮が持ち上がるであろう。しかし、もしユランチアが体制回路に戻されたとしても、あなたは、あなたの体制全体が、他の全体制からそれを部分的に分離するというノーラティアデクの隔離状態にある事実により依然として困惑するであろう。
だが、やがてルーキフェレーンスとその仲間への裁決が、ノーラティアデク星座へサタニア体制を戻し、次にユランチアと他の孤立球体が、サタニア回路に戻されれば、そのような世界は、惑星間の情報伝達と体制間の親交の特権に再び恵まれるであろう。
反逆者と反逆の終わりは来るであろう。崇高な支配者は、慈悲深く我慢強いが、故意に抱かれる悪の法則は、あまねく、そして違うことなく実行される。「罪の賃金は死である」—永遠の抹消。
[ネバドンの大天使による提示]
創造者の息子は,ユランチア在中に「父の宇宙の中の多くの大邸宅」について伝えた。ジェルーセムを包囲する56個すべての世界は、ある意味で上昇する人間の過渡的文化に注がれるが、より明確には,第一世界の7個の衛星が、大邸宅界として知られている。
第一変遷世界自体は、サタニア配属の終局者部隊本部であり、全く単独に上昇活動に向けられる。この世界は、終局者の10万以上の仲間のための本部として現在役目を果たし、これらの各集団には栄光を浴した1,000名の存在体がいる。
1体制が、光と人生に落ち着くと、また大邸宅界が、1大邸宅界ごとに人間-訓練拠点としての務めをやめると、大邸宅界は、これらの古く、より高度に完成している体制に集まる増加傾向の終局者人口により占拠される形になる。
7大邸宅界は、モロンチアの監督とメルキゼデク系に託されている。各世界には、ジェルーセム支配者達を直に手伝う知事代理がいる。ユヴァーサの調停者は、各大邸宅界の本部を維持するが、技術顧問の地方の集合場所は、本部に隣接している。逆戻り監督と天の熟練工は、これらの各世界に集団本部を維持する。スパイロンガは、第2大邸宅世界から前方で機能し、一方、7大邸宅のすべてには、他の過渡的文化惑星や本部世界と同様、標準的創造のスポーナーギアが豊富に提供されている。
終局者と救出された子らとその世話係の特定の集団のみが、過渡的世界第一号に居住してはいるものの、全階級の精霊存在体、変遷の必滅者、および学生の訪問者のもてなしに備える。これらの全世界で機能するスポーナーギア系は、彼らが認識できるすべての存在体の手厚い主人役である。彼らは、終局者に対し漠然とした感情があるが、はっきりとは見えない。彼らは、あなたの現在の物理的状態で天使がするようにそれらを見るはずである。
終局者の世界は、絶妙の物理的美と並はずれたモロンチア潤色の球体であるのだが、終局者の寺院である活動中心部に位置するすばらしい精霊の住まいは、物質的、あるいは初期の助けを受けないモロンチア視覚には見えない。しかし、エネルギー変成者は、上昇する人間にこれらの現実の多くをはっきりと描かせることができ、時々、こうして、この文化的球体における大邸宅世界の学生の学級集会の時のように機能する。
あなたは、大邸宅界の全経験を通じ楽園到達の栄光を浴したあなたの同胞の臨場に、ある意味では精霊的に気付いているが、折に触れ、彼らが本部の住まいで機能するとき実際にそれを知覚するということは、非常に壮快である。あなたには、精霊の真の視覚を取得するまでは自然には終局者の姿が浮かばないであろう。
すべての生存者は、第一大邸宅界において各自の出身惑星からの親の委員会の必要条件に合格しなければならない。現在のユランチア委員会は、思春期の年齢までの3人以上の子供を育てた人間の経験を持つ最近到着した12組の親から成る。この委員会における務めは、持ちまわりで原則としてわずか10年間である。親の経験に関しこれらの委員を満足し得ないものは全員が、ジェルーセム上の物質の息子の家庭における奉仕、または終局者の世界の試験育児室での奉仕においてさらなる資格を得なければならない。
しかし、親の経験の如何にかかわらず、試用育児室において成長している子をもつ大邸宅界の両親には、そのような子供の教育と訓練に関しモロンチア後見役と協力するあらゆる機会が与えられている。これらの両親は、1年あたり4回までのそこへの訪問の旅が許されている。そして、大邸宅界の両親が終局者世界への定期的な巡礼の旅毎に、自分達の物質の子を抱くのを観測することは、すべての上昇経歴の中で最も感動的に美しい光景の1つである。片親、あるいは両親共が、子供より先に大邸宅界を去るかもしれないとはいえ、しばらくの間、かなり頻繁に親と子は同年代なのである。
上昇する人間は誰も、物質界上、または後の終局者世界上、またはジェルーセム上での子育て—自身の、または他者の子—の経験から逃がれることはできない。父親は、ちょうど母と同様に確かにこの不可欠の経験を潜り抜けなければならない。子育ては主に母の任務であるというのは、ユランチアの現代人の不幸、かつ誤った概念である。子供は母親と同様に父親を必要とし、父親とは、母親がこの親としての経験を必要とするのと同程度にそれを必要としているのである。
サタニアの幼児受け入れの学校は、ジェルーセムの変遷文化の1番目の球体である終局者世界に位置している。幼児受け入れのこれらの学校は、宇宙の記録上の個々の身分の達成前に、空間の進化の世界で死んだ者達を含む時間の子供の養育と訓練に打ち込む事業である。そのような子供の両親のいずれかが、または双方共が生存の場合、目標守護者は、モロンチア世界の試験育児室にいる大邸宅界の教師の手にこの未発達の魂を届ける責任を課し、同伴する天使童子を子供の潜在的独自性の後見役として任命する。
後に残されたこの同じ天使童子は、大邸宅界の教師として、メルキゼデク系の指揮下において、終局者の試験的被後見者の訓練のためにそれほどまでに大規模な教育機関を維持している。終局者の被後見者は、すなわち上昇する人間の幼児は、常に再生の可能性を除く死の時点での彼らの正確な肉体状況において人格化される。この目覚めは、第一大邸宅界への親の到着の正確な時間に起こる。次に、これらの子供には、死が折悪しく経歴を終了させた世界でそのような選択をさせられると同様に天の道を選ぶために、第一大邸宅界でのように、あらゆる機会が与えられる。
試験生物は、育児世界上において調整者が時間の世界上と同じようにこれらの物質の子に宿るためにやって来るので、調整者を伴っているかどうかに従って分類される。前調整者時代の子供は、1歳からおよそ5歳以下までの年齢範囲か、または調整者の到着時のその年齢の5人の子供のいる家族の中で世話がされる。
思考調整者を持つ、但し、死の前に楽園経歴に関する選択をしていない進化世界のすべての子供らもまた、体制の終局者世界において再個人化され、そこで調整者なしで到着したものの後に道徳的選択の必要な年齢到達後に神秘訓戒者を受け入れるそれらの幼子らがするように物質の息子とその仲間の家族の中で同じく成長する。
6歳から14歳までの調整者-内住の終局者世界の子供と若者もまた、5人の子供のいる家族で育てられる。大体においてこれらの家族は、6歳、8歳、10歳、12歳、14歳の子供をもつ。最終的選択がなされたならば、16歳以降は、いつでも第一大邸宅界に移動し、各自の楽園上昇を始める。一部の者達は、この年齢以前に選択をし、上昇球体に進んでいくが、ユランチア標準年齢による16歳未満の子供は、ほとんど大邸宅界においては見かけられないであろう。
忠実なスポーナーギアが若者の物理的必要性を満足させる一方で、後見熾天使は、ちょうど彼らが精霊的に進化の惑星で人間に奉仕するように終局者世界の試験育児室のこれらの若者の世話をする。これらの子供は、自らの最終選択をするそのような時まで変遷世界において成長するのである。
物質生命がその行程を走行し終えたとき、上昇生活への選択がなされていなかったならば、または時間の子供が確実にハヴォーナ冒険をしないと決めるならば、死は、自動的に彼らの試験経歴を終わらせる。そのような事例へのいかなる裁決、審判もない。そのような2度目の死からの何の復活もない。彼らは、単にまるで存在しなかったかのようになる。
しかし、楽園の完全性の道を選ぶならば、それらは、すぐにそれらの多くが、ハヴォーナ上昇にある各自の両親との合流に間に合うように到着する第一大邸宅界への移動に備える。ハヴォーナを通過し神格に到達後、人間が起源のこれらの救出された魂は、楽園へ上昇する永久公民を構成する。人間誕生世界での貴重で不可欠の進化的経験を奪われたこれらの子は、終局者部隊には召集されない。
復活した人間の生存者は、大邸宅界において死に取って代わった中止したところから人生を再開する。あなたは、ユランチアから第一大邸宅界へ行くとかなりの変化に気付くのだが、もしより正常で進歩的な時間の球体から来たのであれば、異なる肉体を所有していたという事実を除き、違いにはほとんど気づかないであろうに。生身の人間の住まいは、その誕生の世界に残されてきたのである。
第一大邸宅界における全活動のまさにその中心は、復活の大広間、人格集合の巨大な寺院である。この巨大な構造物は、熾天使の目標の守護者、思考調整者、復活の大天使の主要な集合場所で構成されている。また生命運搬者は、死者の復活においてこれらの天の存在体と共に機能する。
物質的段階から精霊の段階に変えられるとき人間の心についての謄本、調査書、と創造物記憶の活性の原型は、離れた思考調整者の個々の所有にある。心、記憶、および創造物の人格のこれらの精霊化の要素は、いつまでも、そのような調整者の一部である。創造物の心の基盤と個性の不活性の可能性は、熾天使の目標の守護者の管理に委ねられるモロンチア魂に臨場している。そして、それは、創造物の人格を組み立て直し、眠っている生存者の復活を構成する熾天使のモロンチア魂の委託と調整者の精霊心の委託の再結合である。
人間起源の一過性の人格が、決してこのようにして組み立て直されなかったならば、生存しない必滅の創造物の精霊要素は、かつての内住する調整者個々の経験上の贈与の不可欠部分としていつまでも続くであろう。
新たなる生命の寺院から放射状の7つの翼が、つまり人類の復活の大広間が広がっている。これらの各構造物は、時間の7人種の中の1つの組み立てにあてられる。これらの7つの各翼には100万名もの個人のための目覚めの部屋として用を果たす円形学級の集会所に各人格のための10万の復活室がある。これらの大広間は、後アダームの正常な世界の混合人種の人格組み立て室に囲まれている。特別の、あるいは天啓時代の復活に関して時間の個々の世界において採用されるかもしれない手法にかかわらず、実際の、そして完全な人格の真の、意識的再集会は、大邸宅界第一号の復活大広間において行われる。あなたは、これらの復活の朝の最初の目撃についての深い記憶の印象を未来永劫に思い出すであろう。
あなたは、復活の大広間から永久的住居が割り当てられるメルキゼデク系の領域へと進む。あなたは、それから自由な10日間に入る。あなたは、自由に新しい家のすぐ近くを探検したり、目の前に待ち受けている予定に慣れたりすることができる。また、あなたには、登録を参照し、これらの世界に先に行ったかもしれない愛するものたちや他の地球の友人を訪問するというあなたの願望を満足させる時間がある。大邸宅界は単なる拘留惑星ではなく、実際の訓練球体であるので、あなたは、10日間の余暇の終わりに楽園旅行における第2段階にとり掛かる。
あなたは、大邸宅界第一号において、(あるいは、上級の進行状況の場合には別のものにおいて)、死によって中断された正確な段階であなたの知的訓練と精霊的開発を再開する。人間は、惑星での死、あるいは移動と大邸宅界における復活の時間の間では、生存事実を経験することを別にしては、絶対に何も獲得はしない。あなたは、こちらで中止したまさに同じところからあちらで始めるのである。
大邸宅界第一号の経験のほぼ全体は、欠陥の補足活動に関係する。最初の拘留球体に到着する生存者は、被創造物の個性の多くの、しかもそのような様々な欠陥と人間の経験での欠落を示すので、領域の主要な活動は、時間と空間の物質的進化世界における生身の生活おけるこれらの多種多様の遺産の修正と矯正に集中する。
大邸宅界第一号における滞在は、人間の生存者を正常な進化世界における少なくとも後アダームの天啓時代の段階まで発展するように設計されている。精霊的に、もちろん、大邸宅界の学生は、単なる人間発達のそのような状態のずっと先にいる。
あなたが、もし大邸宅界第一号に引き止められることになっていないならば、10日間の終わりに移動睡眠に入り、世界第二号に進むであろうし、その後は10日毎に、あなたの任務の世界に到着するまで前進するであろう。
第一大邸宅界行政の7個の主要な円の中心には、上昇する人間に割り当てられた個人的案内役であるモロンチア同志の寺院がある。これらの同志は、地方宇宙の母なる精霊の子孫であり、その中の数百万名は、サタニアのモロンチア世界にいる。あなたは、集団の同志として割り当てられたそれらは別として、通訳、翻訳者、構築物管理者、および小旅行監督と多々関係するであろう。また、これらの同志は皆、モロンチアの体内のあなたの心と精霊の人格要素の開発に関係があるもの達に最も協力的である。
あなたが、第一大邸宅界で始ると、上昇する1,000名の人間ごとに1名のモロンチア同志が割り当てられるが、あなたは、7大邸宅球体全体を進むにつれ、より大勢に遭遇するであろう。これらの美しく万能の存在体は、親しみやすい仲間であり魅力的な案内役である。彼らは、それらの、各自の、衛星世界を含む変遷文化球体の個人、または選抜集団のいずれにも自由に伴うことができる。彼らは、上昇する人間すべての小旅行案内役と余暇仲間である。彼らは、しばしばジェルーセムへの定期的訪問で生存者集団に伴うし、しかも、それらは住居用の住まいと体制本部間の往復を自由に旅するので、あなたは、そこにいるときはいつでも体制首都の登録部門に行くことができ、全7大邸宅界からの上昇する人間に会える。
あなたが完全に大邸宅界の生活に入るのはこの球体においてである。モロンチア生活の組分けが、具体化し始める。作業部会と社会的組織は、機能し始め、共同体は、公式の様相を呈し、前進している人間は、新しい社会系列と政治上の整理を開始する。
精霊融合の生存者は、調整者融合の上昇する人間と共有の大邸世界にいる。様々な天の生命体の系列は異なるが、それらは皆が、打ち解けて兄弟のようである。あなたは、人間の思いやりのない階級制度の不寛容と差別に匹敵するものを上昇の全世界に何も見つけないであろう。
あなたが1つずつ昇るにつれ、大邸宅界は、前進している生存者のモロンチア同志の活動でより混雑するようになる。あなたは、前に進むにつれ、ジェルーセムの特徴が、大邸宅界にますます多く追加されるのを認識するであろう。ガラスの海は、第二大邸宅界にその姿を見せる。
新たに生み出され相応に調整されたモロンチアの肉体は、一大邸宅界から他の大邸宅界への各上昇時に獲得される。思考調整者が、大邸宅界間での移動睡眠の間あなたを置き去りにしないこと以外は、あなたは、熾天使の輸送で寝つき、あなたが最初に大邸宅界第一号に到着時と同じように復活の大広間で新しいが未発達の肉体で目覚める。あなたが進化世界から最初の大邸宅界へと一旦通り過ぎると、あなたの人格は、そのままである。
あなたの調整者の記憶は、あなたがモロンチア生活を昇るにつれ、完全にそのままで残っている。だが価値があり、生存価値のあるあなたの精神生活におけるすべては、を除く、純粋に動物的で完全に物質的であったそれらの精神的つながりは、物理的な脳とともに自然に滅びたが、調整者により対応物が作られ、また、個人的な記憶の一部として上昇経歴中ずっと保有される。あなたが、1大邸宅から他の大邸宅へと、そして宇宙の1区域から他の区域へと—楽園にさえ—進むにつれ、あなたは、すべての価値ある自身の経験を意識するであろう。
あなたは、モロンチアの肉体をもっているとはいえ、これらの7つの全世界で、食べて、飲んで、休息し続ける。あなたは、モロンチアの食物系列を、つまり物質界では知られていない生けるエネルギー群を摂取する。食物と水の両方が、モロンチアの肉体に完全に取り込まれる。残余の廃棄物は何もない。止まって、考えなさい。大邸宅界第一号は、モロンチア体制の初期の始まりを提示している非常に物質的な球体である。あなたはまだ、人間に近く、人間生活の限られた観点からあまり遠くにはいないが、それぞれの世界は、明確な進歩を明らかにしている。あなたは、球体から球体へとより物質的でなくなり、より知的に、そしてわずかに精霊的になる。精霊的進歩は、これらの進歩的な7世界のうち最後の3世界において最大である。
生物上の欠陥は、第一大邸宅界で主に埋め合わせがなされる。そこでは、性生活、家族のつながり、および親の機能に関する惑星経験における欠陥は、修正されたるか、またはジェルーセムの物質の息子の家族間での将来の調整のために計画された。
大邸宅界第二号は、より具体的に知的闘争の全局面の除去とすべての種類の精神的不調和の療法に備える。第一大邸宅界で始められるモロンチアモタの意味を習得する努力は、ここではより真剣に継続されている。大邸宅界第二号における発展は、理想的な進化世界の後権威の息子の文化の知的状態と比較される。
大邸宅界第三号は、大邸宅界の教師の本部である。教師たちは、全7大邸宅球体で機能するが、世界第三号の学校の領域の中心にそれぞれの本部を維持する。大邸宅界とより高度のモロンチア世界にはこれらの何百万人もの教官がいる。これらの上級の、栄光の天使童子は、モロンチア教師として大邸宅界から地方宇宙の上昇訓練の最後の球体までずっと役目を果たす。送別の時、つまり、あなたが、自分の起源の宇宙に別れを告げる時が近くなるときに、—少なくともいくつかの期間—超宇宙の小領域の受信世界への移動のために熾天使化するときに、慈愛深い別れを最後に告げるものの中にそれらはいるであろう。
第一大邸宅界に滞在中、あなたには、最初の変遷世界を、すなわち終局者の本部、および未発達の進化の子供の養育のための体制の試験育児室を訪れる許可がある。あなたは、大邸宅界第二号に到着すると、全サタニアのモロンチア監督の本部と様々のモロンチア系列のための職業訓練所が設けられている変遷世界第二号を訪問するために定期的に許可を受ける。あなたには、大邸宅界第三号に達すると、すぐに第三変遷球体、すなわち天使の系列の本部とそれらの様々な体制職業訓練所の郷里を訪問する許可が与えられる。この世からのジェルーセムへの訪問は、前進している人間にとりますます有益であり、絶えず興味を高めるものである。
大邸宅界第三号は、人間誕生世界の肉体からの解放に先立つこれらの文化回路の同等物を作ら、到らなかったもの全員のための素晴らしい個人的達成と社会的達成の世界である。この球体においては、より積極的な育英事業が始められる。最初の2大邸宅界の訓練は、肉体の生活経験の補足に関係があるという点において欠陥的の—負の—性質のものである。この第三大邸宅界における生存者にり、それぞれの進歩的モロンチアの教養が本格的に始まる。この訓練の主要目的は、モロンチアモタと人間の論理の相関関係、つまりモロンチアモタと人間の哲学の等位についての理解を高めることである。生残する人間は、いま正しい形而上学に関する実用的な洞察を習得する。これは、宇宙の意味と宇宙相互関係についての知的理解への真の序論である。第三大邸宅界の文化は、通常の棲息惑星の後贈与の息子の時代の性質を帯びている。
あなたは、第四大邸宅界到着時点で申し分なくモロンチア経歴を始めたのである。あなたは、初期の物質的存在からはるばる前進してきた。今、あなたには、変遷世界第四号への訪問許可が与えられ、そこで輝く宵の明星を含む超天使の本部と職業訓練所についてよく理解するようになる。モロンチア訪問者は、変遷世界第四号のこれらの超天使の尽力によりジェルーセムへの定期的訪問の間、神の息子の様々な系列に至極近づくことができる。というのも、本部世界へのこれらの繰り返しの訪問の際、体制首都の新部門が、前進している人間に徐々に開いているのであるから。新たな壮大さが、次第にこれらの上昇者の広がりつつある心で展開されていく。
個々の上昇者が、第四号大邸宅界でモロンチア生活の集団作業と階級機能に自分の場所をより適切に見つける。上昇者は、ここで放送と地方宇宙の教養と進歩の他の局面について増加する高い評価を育成する。
上昇する人間が、本当に最初のモロンチア創造物の真の社会生活の要求と喜びに導き入れられるのは、世界第四号における訓練期間中である。また、進化の創造物にとっての栄達にも身勝手な征服にも基づかない社会的活動に参加することは、誠に新しい経験である。新たな社会秩序が、つまり双互の好意的評価からくる理解ある共感、相互奉仕の寡欲な愛、そして共通、かつ最高の目標—信心深く神のような完全性の楽園目標—の認識からくる圧倒的動機に基づく社会秩序が導入される。上昇者すべてが、神を知り、神を明らかにし、神を探し、神を見つける自意識をもつようになる。
この第四大邸宅界の知的文化と社会文化は、通常発展の惑星における後の師としての息子時代の精神生活と社会生活に匹敵している。精霊的状態は、そのような人間分配に大いに先んじている。
第五大邸宅界への輸送は、モロンチア前進者の生活における前方への大幅な一歩を意味する。この世界における経験は、本物のジェルーセムの生活の前触れである。忠誠な進化世界の惑星は、自然の発展の間この段階に尋常に進むことができるので、あなたは、ここで忠誠な進化世界の高度の目標に気づき始める。この大邸宅界の文化は、一般的に、正常の発展的前進の惑星の光と生命の初期の時代のものと一致している。そして、あなたは、このことから、時々これらの進化世界に生息する非常に洗練され進歩的な型の存在体が、1つの、あるいはそれ以上の大邸宅球体の通過から、あるいは全大邸宅球体の通過からさえ免除されるよう取り計らわれている理由を理解することができる。
あなたは、第四大邸宅界を去る前に地方宇宙の言語を習得し、いまはジェルーセム到着前に在留資格をもち2言語に堪能であるように、ユヴァーサの言葉に磨きをかけるためにより多くの時間を割いている。すべての上昇する人間は、体制本部からハヴォーナまでは2言語を話す。また単に超宇宙の語彙を拡大する必要があり、さらに楽園での住居のための追加拡大が必要とされる。
巡礼者は、大邸宅界第五号への到着時に、対応する番号の変遷世界、すなわち息子の本部を訪問する許可が与えられる。ここで、上昇する人間は、神の息子の資格をもつ様々な集団と個人的に親しくなる。上昇する人間は、これらのずば抜けた存在について聞き知っていたし、ジェルーセムで既にそれらに接触してはいたものの、今、実際にそれらを知るようになる。
あなたは、第五大邸宅界上で星座研究世界について学び始める。あなたは、ここであなたにその後の星座滞在のための準備をさせる最初の教官に会う。この一層の準備は、第六と第七世界でも続くが、最後の仕上げは、上昇する人間のジェルーセム区域で補われる。
真の宇宙意識の誕生は、大邸宅界第五号で起こる。あなたは宇宙に関心をもつようになっている。これは、実に広がる地平線の時である。驚くほど壮大かつ崇高で神性の目標が、進歩的楽園上昇を終了するすべてのものを待ち受けるということが、上昇する人間の拡大していく心に明らかになりつつあり、進歩的楽園上昇は、それほどまでに苦心して、だが嬉々として、しかも幸先よく始められていたのであった。平均的人間の上昇者は、ほぼこの時点でハヴォーナ上昇に対する誠実な経験上の熱意を表し始める。学習は自発的に、寡欲な奉仕は自然に、崇拝は自発的になりつつある。本物のモロンチアの個性が芽生えている。本物のモロンチア創造物が展開している。
この球体の一時逗留者は、これらの天の存在体の多くを想像できないものの、そこで超宇宙の高度の精霊に関してさらに学ぶ変遷世界第六号への訪問が許されている。また、ここで、地方宇宙のモロンチア訓練からの卒業に間髪を入れずに続く将来の精霊経歴における自分達の最初の授業を受ける。
体制君主補佐は、頻繁にの世界を訪問し、また初期の指示が、宇宙行政の手法でここで始められる。宇宙全体の業務を擁する最初の教育が、いま伝えられる。
これは上昇する人間にとり輝かしい時代であり、また、たいていは、人間の心と神性調整者の完全な融合を目撃する。この融合は、可能性の点においては以前に起こったかもしれないが、実際の働く同一性は、第五大邸宅界における滞在時まで、または第六大邸宅界においてさえ、しばしば達成されない。
永遠の神性調整者との不滅の魂の結合は、復活した生存者の場合は監督している超天使の呼び集める熾天使により、また3日目の審判行くそれらものの場合は、記録の大天使の呼び集める熾天使によりはっきりと示される。次には、そのような生存者のモロンチア同志の面前で、これらの承認の使者は言う。「これは私の心にかなう愛する息子である」と。この簡単な儀式は、楽園奉仕の永遠の経歴へと上昇する人間の入場を特徴づける。
新たなモロンチア存在体は、調整者融合の確認があり次第、その新しい名前で初めて仲間に紹介され、自身と心を通じ合いわせ、ハヴォーナへの任意の経路のいずれか1つを選び、楽園到達の特異な手法から選択する間、通常の全活動からの40日間の精霊的休暇が与えられる。
しかし、これらの輝かしい存在体は、まだ大なり小なり物質的である。真の精霊であるにはほど遠い。新しいモロンチア存在体は、どちらかと言うと超人間であり、精霊的にはまだ天使よりも劣性である。しかし、それらは実に驚異の創造物になっているのである。
世界第六号上での滞在中の大邸宅界の学生は、光と生命の最初の段階を越えて順当にに発展した進化世界を特徴づける昂揚的発達に匹敵する身分を獲得する。この大邸宅界における社会組織は、高水準のものである。これらの世界を一つずつ昇るにつれ、人間の特質の影は、次第に少なくなる。惑星の動物起源の粗雑な痕跡を後に残していくにつれ、あなたはますます魅力的になっていく。「大きな苦難を潜って来ること」は、栄光に輝く必滅者が、非常に親切かつ理解ある、またじつに同情的で許容的になるのに役立つのである。
この球体における経験は、即座の後人間の経歴の頂点の達成である。あなたは、ここでの滞在中、ジェルーセムでの居留のために準備するあなたの課題において協力する多くの教師全員の指示を受けるであろう。孤立し発達の遅れた世界出身の人間と、より高度で進んだ球体からの生存者の間の認識可能のいかなる違いも、事実上、第七大邸宅界に滞在中に取り除かれる。ここにおいて、不運な遺伝、不健康な環境、不精霊的惑星傾向の残物全てが、あなたから一掃されるであろう。「野獣の印」の最後の残物は、ここにおいて根絶される。
大邸宅第七号に滞在中、変遷世界第七号、つまり宇宙なる父の世界への訪問許可が与えられる。ここで、あなたは、まだ見たことのない父の新たでより精霊的な崇拝を、つまりあなたの長い上昇経歴全行程においてさらなる追求習慣を始める。あなたは、過渡的文化のこの世界において父の寺院を見つけはするが、父を見ることはない。
今、ジェルーセムへ向けての卒業のために集団編成が始まる。あなたは、個人として世界から世界へ行ってしまったが、いまは集団でのジェルーセムへの出発準備をする。上昇者は、地球の遅々とした1名の仲間、あるいは大邸宅界の作業団体が、自分に追いつく可能性のために、一定の限界内で、第七大邸宅界での滞在を選べはするのだが、、、。
第七大邸宅界の職員は、居住身分をもつあなたのジェルーセムへの出発を目撃するためにガラスの海に集合する。あなたは、数百回、あるいは数千回となくジェルーセムを訪問したことがあったかもしれないが、いつも客としてであった。あなたは、かつて上昇する人間として大邸宅界経歴全体に永遠の送れを告げる仲間の集団とともに体制首都に向けて一度も進んだことがなかった。あなたは、間もなくジェルーセム公民として本部世界の専用受け入れ場で歓迎されるであろう。
あなたは、第七非物質化世界での最初から最後までの自身の進歩を大いに楽しむであろう。それらは、じつに非物質化の球体である。第一大邸宅界におけるあなたは、大部分が人間である。すなわち、単に物質の肉体をもたない必滅の存在体、モロンチアの型に収容される人間の心—血肉の人間の家ではなく、モロンチア界の物質的肉体である。あなたは、実際に調整者融合時点で必滅の状態から不滅の状態へと通過し、ジェルーセム経歴を終え切るその時までには、完全なモロンチア体になるであろう。
大邸宅世界卒業生からなる新しい組の受け入れが、全ジェルーセムにとり歓迎委員会として集合する合図である。スポーナーギア系でさえも、惑星の競争を走り、大邸宅世界進行を終えたもの、進化の起源をもつ意気揚々の上昇者の到着を楽しむ。物理制御者とモロンチアの力の監督者だけが、この喜びの機会に参加していない。
啓示者ヨハネは、第七大邸宅界から人間にとっての最初の天国、つまりジェルーセムの栄光へと前進する人間の組の到着光景を見た。啓示者ヨハネは記録した。「私は、まるで火の交じるガラスの海のようなものを見た。そして、ガラスの海に立ち、神の竪琴を手にし、人間の恐怖と死から救出の歌を歌っているもの達を、元々は自分達の中にあった獣に対して、大邸宅界中に存続し続けていたその像に対して、最終的には最後の印と痕跡に対して勝利を獲得したもの達を見た。」(宇宙の完成された通信は、これらのすべての世界で利用可能である。また、そのような通信のいかなる場所でのあなたの受信は、宇宙通信受信への未熟なモロンチア知覚の構造を直接に調整できない欠陥を補うモロンチアの工夫である「神の竪琴」を持ち運ぶことにより可能にされる。)
パウーロスもまた、ジェルーセムで人間を完成させる上昇の公民部隊観を有し、次のように書いている。「しかし、あなたはシオン山に、天のエルサレムである生ける神の都に、無数の天使の一行のもとに、マイケルの壮大な集会に、そして、完全にされた義人の精霊のところに来た。」
人間は、体制本部に住居を獲得後、もはや文字通りの復活は経験しないであろう。大邸宅界からの出発の際に与えられたモロンチアの型といったようなものは、地方宇宙経験の終わりまであなたに役立つであろう。時々変更は行われるが、あなたは、上昇文化と精霊訓練の超宇宙世界への移動に向けての第一段階の精霊準備として現れる際にそれに別れを告げるまでは、この同じ型を保有するであろう。
大邸宅の全経歴を通過するそれらの人間は、調整睡眠と復活の目覚めを7度経験する。しかし、最後の復活の大広間、つまり最終の目覚めの間は、第七大邸宅界にとり残された。もはや、型の変更というものは、意識の消滅、あるいは個人の記憶の連続性における中断を必要としないであろう。
進化世界で開始され、そして肉体に住まわせた—神秘訓戒者が内住し、真実の精霊が努力を注ぎ込んだ—人間の人格は、そのようなジェルーセム公民は、エデンチアに向けての認可が与えられ、ネバドンのモロンチア部隊の真正の構成員—調整者提携の不滅の生存者、楽園上昇者、モロンチア身分の人格、およびいと高きものの本当の子供—であると宣言されるその日までは、完全に動員され、認識され、統一されたりはしない。
人間の死は、肉体の物質生活からの逃避手段である。そして、修正的訓練と教養教育の7世界をへる進歩生活の大邸宅界経験は、進化の物質的存在、そして永遠の入り口到達を予定されている時間の上昇者のより高い精霊到達の間にある過渡的生活であるモロンチア経歴への人間生存者の導入を表す。
[輝く宵の明星による後援]
神々は、創造的魔法の何らかの神秘的行為により動物の粗野な性質を完成された精霊に変えるということができない—少なくともそうはしない。創造者が、完全な存在体を生みだすことを望む場合、直接かつ独自の創造によりそうするが、決して動物起源と物質的創造物を一挙に完全性の存在体への変換には着手しない。
モロンチア生活は、地方宇宙経歴の様々な段階にまたがり拡大しており、物質的人間が、精霊世界の敷居に到達できる唯一可能な接近法である。死、つまり物質の肉体の自然分解は、そのような簡単な方法が、必滅の、物質的な心を不滅の、完成された精霊に即座に変換するという何の魔法を持てるというのか。そのような信仰は、無知な迷信と心地よい寓話に過ぎない。
常に、このモロンチア変遷が、人間の状態と生残する人間のその後の精霊状態の間に介入する。宇宙進歩のこの中間的状態は、様々な地方創造において著しく異なるが、意図と目的においては、すべて全く同じである。ネバドンの大邸宅界とより高いモロンチア世界の配置は、オーヴォントンのこの一部のモロンチア変遷体制にはよくあることである。
モロンチアの領域は、生物存在の物質段階と精霊段階の間の地方宇宙の連携球体である。このモロンチア生活は、惑星王子の初期以来ユランチアで知られている。この変遷状態は、時々人間に教えられてきたし、概念は、歪められた型で現代宗教の中に居場所を見い出した。
モロンチア球体は、地方宇宙の進行世界をつらぬく人間上昇の過渡期である。地方体制の終局者球体を囲む7個の世界だけが、大邸宅界と呼ばれるが、体制56個の変遷の住まいすべてが、星座と宇宙本部周辺のより高い球体と同様にモロンチア世界と呼ばれる。これらの創造物は、地方宇宙の本部球体の物理的な美とモロンチアの壮大さを帯びている。
これらの世界すべてが、建築球体であり、進化した惑星の2倍の数の要素がある。そのような別誂えの世界には、100の物理的要素を持つ重金属と結晶が豊富であるばかりではなく、同様に丁度100の型モロンチア物質と呼ばれる独自のエネルギー構成がある。物理の主たる制御者とモロンチアの力の監督者は、この新しい物質を創造するために物質の主要単位の回転を変更することができ、同時にエネルギーのこれらのつながりを変えることができる。
地方体制の初期のモロンチア生活は、あなたの現在の物質界のそれに非常に似ており、星座研究世界においてより物理的でなくなり、またより誠実にモロンチアらしくなる。そのうえ、あなたは、サルヴィントン球体に達するにつれ精霊的水準に達する。
モロンチアの力の監督者は、物質エネルギーと精霊エネルギー結合をもたらすことができ、その結果、制御精霊の重ね合わせを受け入れるモロンチア具体化の型を体系づける。あなたがネバドンのモロンチア生活に臨むとき、忍耐強く巧みなこれらの同じモロンチアの力の監督者らは、それぞれが、あなたの進歩的変化の段階である570のモロンチアの肉体を、次々にあなたに提供するであろう。物質界を去る時点からサルヴィントンの第一段階の精霊とされるまで、あなたは別々の、上昇するモロンチアのちょうど570回の変更をうけるであろう。体制においてはこれらの8回の変更が、星座においては71回、そしてサルヴィントン球体滞在中には491回起こる。
神の精霊は、必滅の肉体の時代にはほとんど離れたものとしてあなたに宿る。実際は、宇宙なる父の贈与された精霊による人への侵入。しかし、モロンチア生活における精霊は、あなたの人格の実部になるであろうし、あなたは、相次ぐ570回の進歩的変化を通り抜けるにつれ、創造物存在の物質状態から精霊状態へと昇る。
パウーロスは、「天国に、より勝りより永続する物質を持っている」と書いて、モロンチア世界の存在とモロンチア物質の現実を知っていた。これらのモロンチア物質は、「建築者と製作者が神である揺るがぬ土台を持つ都」に実在するように、文字通り実在する。これらのそれぞれの驚異の球体は、「より良い国、すなわち、天の国」なのである。
これらの特異な存在体は、精霊的エネルギーと物理的エネルギーの働く組み合わせ、あるいは半物質エネルギーとの働く組み合わせを示すそれらの活動指揮に専ら関係がある。それらは、全くモロンチア進行の活動にのみ専心する。変遷経験の間、人間にそれ程までに奉仕するというわけではないが、これらの特異な存在体は、むしろ進歩しているモロンチア創造物のために変遷環境を可能にする。それらは、変遷世界のモロンチアの段階を支え、かつ充足するモロンチアの力の経路である。
モロンチアの力の監督者は、地方宇宙の母なる精霊の子である。様々な地方創造において、性質の面ではわずかに異なるが、意匠の面ではかなり標準的である。彼らは、それぞれの特定機能に合わせて創造されており、責務に着手する前の訓練を必要としない。
最初のモロンチアの力の監督者の創造は、地方宇宙の第一大邸宅界のある1つの岸への最初の人間生存者の到着と同時である。それらは1,000名からなる集団に創造され、次のように分類される。
1. 回路規制者 400
2. 体制連係者 200
3. 惑星管理者 100
4. 合同制御者 100
5. 連携安定装置者 100
6. 選抜的類別者 50
7. 准記録係 50
力の監督者は、各自の出身宇宙において常に勤務する。それらは、専ら宇宙の息子と宇宙の精霊の共同精霊活動により方向づけられるが、その他の点において完全に自治集団である。それらは、本部を地方体制の各第一大邸宅界に維持し、そこでは、物理の制御者と熾天使両者との深い関連において働くが、エネルギー顕現と精霊応用に関しては各自の世界で機能する。
また彼らは、臨時の任務の奉仕者として進化世界の超物質現象に関わって働く。しかし、棲息惑星においては滅多に務めない。主として地方宇宙のモロンチア進行の変遷体制に専念することから、超宇宙の高度の訓練世界でも働かない。
1. 回路規制者。これらは、物理エネルギーと精霊エネルギーを調整し、モロンチア球体の隔離された経路へのその流れを規制する特異な存在であり、また、これらの回路は、ただ一つの世界に限られた独占的惑星である。モロンチア回路は、変遷世界の物理回路と精霊回路の双方とは異なり、またそれの補足であり、サタニアのような大邸宅界の体制でさえエネルギーを与えるにはこれらの何百万名もの調整者を要する。
回路規制者は、物質エネルギーにそれらの変化を起こし、その変化が、物質エネルギーを仲間の制御と規制の下に置く。これらの存在体は、回路監視員と同様にモロンチアの力の発生者でもある。発電機が、明らかに大気から電力を生産するのとほとんど同じように、これらの生けるモロンチア発電機は、空間中のエネルギーをモロンチア監督が上昇する人間の肉体と生活の営みに織り込むそれらの物質の中へと変化させているようである。
2.体制連係者。各モロンチア世界にはモロンチアエネルギーの別の系列があるので、人間がこれらの球体を想像することはきわめて難しい。しかし、連続する各変遷球体においては、植物と他のすべてが、上昇する生存者の前進する精霊化と一致するように次第に変更されているモロンチア生活に関係しているのが、人間にはわかるであろう。各世界のエネルギー体制は、このようにして個別化されるので、これらの調整者は、そのような異なる力体制をいかなる特定集団の関連球体のために働く一団へと調和し、融合するように機能する。
上昇する人間は、モロンチアの1世界から他の世界へと進むとき、物理的段階から精霊的段階へと徐々に進歩する。したがって、モロンチア球体の上昇範囲とモロンチアの型の上昇範囲を提供する必要性がある。
1球体から他球体へと通過の際、大邸宅界の上昇者は、輸送熾天使により高度な世界の体制連係者の受信機、迎え役へ届けられる。ここにおいて、創造物の型における必要な変化が、地球起源の人間受理の最初の世界の復活大広間に似た変遷の間にある放射状の70の翼の中心にあるそれらの類い稀な寺院の中において体制連係者により巧みにもたらされている。初期のモロンチア型のこれらの変化を達成するには、およそ7日間の標準時間を必要とする。
惑星管理者。大邸宅球体から宇宙本部までの各モロンチア世界は、70名の守護者の保護監督下—モロンチア業務に関して—にある。彼らは、モロンチア最高権威の地方の惑星協議会を構成する。この協議会は、球体に着陸し、また次の球体に進むことを可能にする創造物の型におけるそれらの変化を是認する全上昇創造物にモロンチア型のための物質を与える。あなたは、大邸宅界横断後、意識を放棄する必要はなくしてモロンチア生活の1局面から他の局面へ移るであろう。無意識は、初期の変化と、後の1宇宙から他の宇宙へ、それにハヴォーナから楽園への変遷だけに伴う。
4. 合同制御者。非常に機械的存在体のこれらのうちの1つは、モロンチア界の各行政単位の中心にいつも配置される。合同制御者は、モロンチアの物理的、精霊的エネルギーに反応し、エネルギーとともに機能する。そして、この存在と共に、2名の体制連係者、4名の回路監視員、1名の惑星管理者、1名の連携安定装置者、副記録係か、または選抜類別者のいずれか1名がいつもいる。
5. 連携安定装置者。これらは、領域の物理的、精霊的原動力と関係するモロンチアエネルギーの監視員である。彼らは、モロンチア物質の中へのモロンチアエネルギーの変換を可能にする。存在のモロンチア全体の組織は、安定装置者に依存している。彼らは、エネルギー回転を物質化が発生し得るその点にまで減速させる。しかし、私にはそのような存在体の活動を比較したり例証したりできる何の用語もない。それは、全く人間の想像を超えている。
6. 選抜類別者。あなたは、モロンチア界の一階級、あるいは一局面から他に進歩するにつれ鍵をかけ直すか、または前もって調整されなければならないし、それが、あなたをモロンチア生活との共時性に留めおくという選抜類別者の任務なのである。
生命と物質のモロンチアの基本型は、最初の大邸宅界から最後の宇宙変遷球体まで同じではあるものの、徐々に物質から精霊に広がる機能的な進行がある。この基本的には一定の、しかし連続的に進み精霊化していく創造へのあなたの適合性は、この選抜の鍵のかけ直しによりもたらされる。あなたは同じモロンチア型を保有はしているのだが、人格構造におけるそのような調整は、新創造に等しいのである。
あなたは、繰り返し自分をこれらの審査官の試験にさらし、あなたが適切な精霊的達成を登録するや否や、彼らは、喜んであなたを高度な地位に認定するであろう。これらの進歩的変化は、食糧必要量と他の数々の個人的習慣における変更といったモロンチア環境への変化した反応をもたらす。
選抜類別者は、研究、教育、および他の事業目的のためにモロンチア人格の組分けにもかなり役に立つのである。彼らは、一時的関係において最もよく機能するものを自然に指し示す。
7. 副記録係。モロンチア界には、モロンチア創造に特有の記録と他の資料の管理と保護を精霊の記録係と共同して務めるそれ自身の記録係がいる。モロンチア記録は、人格の全系列に利用可能である。
モロンチアの変遷領域全体は、物質と精霊の存在体に等しく接近可能である。モロンチア前進者としてあなたは、物質界との、また物質的人格との十分な接触を保ち、その間にますます精霊存在体を見分け親しくつきあうであろう。また、モロンチア体制からの出発までには、単独使者などのより高い型の幾つかを除く精霊の全系列を見てしまうであろう。
大邸宅界とモロンチア界のこれらの団体は、地方宇宙の母なる精霊の子である。それらは時代から時代に10万名の集団で創造され、現在のところ、ネバドンにおいては700億以上のこれらの特異な存在体がいる。
モロンチアの仲間は、任務に備えてサルヴィントン近くの特別な惑星のメルキゼデク系により訓練される。彼らは、中央のメルキゼデクの学校を経験はしない。就役は、体制の最も低い大邸宅界から最も高いサルヴィントンの研究球体にまで及ぶが、モロンチアの仲間は、棲息界ではめったに遭遇しない。それらは、神の息子の総監督の下で、それにメルキゼデク系の直接指示の下で仕える。
モロンチアの仲間は、地方宇宙に1万の本部—地方体制の第一大邸宅界それぞれに—を維持する。それらは、ほぼ完全に自治の系列であり、また一般的に、知的で忠誠な存在体の集団である。しかし、しばしば、ある種の不幸な天の激変に関連して身を誤ることが知られている。これらの何千もの役に立つ創造物が、サタニアでのルーキフェレーンス反逆の時代に失われた。つい最近ルーキフェレーンス反逆の損失の埋め合わせがなされたあなたの地方体制には、現在、これらの存在体の定員数がいる。
2つの異なるモロンチアの仲間の型がある。一方の型は攻撃的で、他方は後退型であるが、その他の点では、身分上は、相等しい。それらは、性をもつ創造物ではないが、互いに感動的に美しい愛情を表す。物質的(人間の)感覚においてはとても友愛的ではないが、それらは、創造物存在の系列中の人類の親類に非常に近い。世界の中間被創造者は、あなたの親類で最も近いものであり、次にはモロンチア天使童子、その後にはモロンチアの仲間がつづく。
これらの仲間は、感動的に慈愛深く、魅力的に社交的な存在体である。彼らには、はっきりとした人格があり、あなたは、大邸宅界彼らに会えば、彼らを一階級と認めるや、すぐにその個人的特徴を見分けるであろう。必滅者は皆、互いに似ている。同時に、あなた方一人一人には、異なる、認識可能な人格がある。
地方体制における彼らの活動に関係する次の分類から、これらのモロンチアの仲間の仕事の本質についてのある種の考えが、引き出せるかもしれない。
1. 巡礼管理者は、モロンチア前進者とのつながりにおいて明確な任務に割り当てられてはいない。これらの仲間は、モロンチア経歴全体に責任があり、したがって、モロンチア活動者と変遷活動者の他のすべての仕事を調整する。
2. 巡礼迎え役と自由な仲間。これらは、大邸宅界の新着の社交的な仲間である。あなたが第一大邸宅界において最初の移動時の睡眠から目覚めるとき、肉体の死からモロンチア生活へと復活を経験するとき、それらの中の1名が、確かに、あなたを歓迎するためにいるであろう。そして、目覚めに際しこのようにあなたが正式に歓迎される時から第一段階の精霊として地方宇宙を去るその当日まで、これらのモロンチアの仲間は、ずっとあなたと共にいる。
仲間は、永久に個人に割り当てられるのではない。大邸宅界か、より高い世界の中の1つにいる上昇する人間は、いくつかの連続する機会ごとに違う仲間がいるかもしれないし、長い期間1名もなしで再び行くかもしれない。すべては、必要条件と、加えて仲間の都合のつき具合にもよるであろう。
2.天の訪問者へのもたなし役。これらの親切な創造物は、変遷世界にたまたま滞在するかもしれない学生訪問者と他の天の存在体の超人集団のもてなしに専念する。あなたには、経験上到達したいかなる領域内を訪問する十分な機会がおこるであろう。学生訪問者は、全棲息惑星に、孤立している惑星にさえも、いることが許されている。
調整者と連携監督。これらの仲間は、モロンチア交流の簡易化と混乱防止に打ち込む。これらのもの達は、社会的行為とモロンチア進歩についての教官であり、上昇する人間の中で団体と他の集団活動を後援する。これらの仲間は、そこに生徒を集めたり、時おり計画高揚のために天の熟練工と逆戻り監督を要請する大規模な領域を維持している。進歩するにつれ、あなたはこれらの仲間との親密な接触をするようになり、きわめて両集団を好むようになるであろう。あなたが攻撃的な仲間の型と、または後退型の仲間の型と結びつくかどうかは偶然の成り行きである。
5. 通訳者と翻訳者。大邸宅界の経歴の初期において、あなたは通訳者と翻訳者に頻繁に頼ることになるであろう。両者は、地方宇宙の全言語を理解し話す。領域の言語学者である。
あなたは、無意識には新言語を習得しないであろう。ここで学ぶのとほぼ同様に向こうでも言語を学ぶであろうし、これらの輝かしい存在体が、あなたの言語の教師になるであろう。大邸宅界での最初の学習はサタニアの言語で、つぎはネバドンの言語であろう。そして、あなたがこれらの新言語を習得している間、モロンチアの仲間は、あなたの有能な通訳と我慢強い翻訳者になるであろう。あなたが、これらの世界のいずれかで訪問者に遭遇するときはいつでも、モロンチアの仲間の誰か1名が、通訳を勤めることができるであろう。
6. 小旅行と逆戻り監督。これらの仲間は、本部球体と変遷文化の周囲の世界へのより長い旅をするあなたに同伴するであろう。彼らは、訓練と文化の体制世界に関しそのようなすべての個人と団体旅行を計画し、実行し、監督する。
7. 領域と構築物管理者。あなたが大邸宅界の経歴において進むにつれ、物質とモロンチア構造でさえも完全性と壮大さを増す。あなたには、個人としてまた集団として、異なる大邸宅界における滞在本部として割り当てられた住まいの一定の変更が許可されている。これらの球体の活動の多くが、さまざまに設計された円、正方形、および三角形区域の完全には囲われていない場所で行われる。大邸宅界構造の大部分は、立派な工事と絶美の装飾の囲いであり、屋根がない。建築界において一般的な気候や他の物理的状況が、屋根を完全に不要にしている。
上昇生活の変遷段階のこれらの管理者は、モロンチア業務の管理において最高である。これらの管理者は、この仕事のために創造され、また崇高なるものの現実化まで、ずっとモロンチアの仲間のままでいる。決して他の義務をこなさない。
体制と宇宙が光と生命に定着するにつれ、大邸宅界は、だんだんとモロンチア訓練の変遷球体として機能することをやめる。終局者は、ますます新しい訓練体制を設け、それは、現在の壮大な宇宙の段階から未来の外側の宇宙段階へと宇宙意識を移すために設計されているようである。モロンチアの仲間は、ますます終局者と共同し、また、在のところ、ユランチアには明らかにされていない他の多くの領域で機能することが目標とされている。
あなたには、滞在が長いか短いかに関係なく、これらの存在体がおそらく大邸宅界のあなたの楽しみに非常に貢献するということが予測できる。あなたは、引き続きサルヴィントンまでずっとモロンチアの仲間を楽しむであろう。それらは、技術的には、あなたの生存経験のいかなる部分にも絶対必要であるというわけではない。あなたは、それらなしでサルヴィントンに達することができるが、大いに物足りなく感じるであろう。モロンチアの仲間は、地方宇宙におけるあなたの上昇経歴の人格の楽しみである。
嬉々とした歓楽と微笑に相当する物は、音楽と同じほどに普遍的である。歓楽と笑いに相当するモロンチアと精霊的な物がある。上昇生活は、仕事と遊びの間で大体等しく分割される—任務からの解放。
天界のくつろぎと超人のユーモアは、人間の対応物とは全く異なるが、我々は皆、実際に両方の型に満足している。くつろぎとユーモアは、おおむね理想的なユーモアがユランチアであなたに為し得るものを、我々のために、我々の状態において、実際に成し遂げる。モロンチアの仲間は、巧みな遊びの後援者であり、この上なく有能に逆戻り監督に後押しされている。
モロンチアと精霊領域の崇高なユーモアのこれらの聖職活動者である変化と緩和のこれらの監督の考えを伝えようとするきわめて粗雑でいくらか不幸な方法ではあろうが、彼らがユランチアでより高いユーモアの型に連結されていたならば、あなたは、逆戻り監督の仕事をおそらく最もよく理解するであろうに。
精霊のユーモアについて議論することにおいて、まずそれが何でないかを話させてもらおう。精霊の冗談は、決して不幸な弱さと過ちの誇張を帯びているのではない。それは、神性の正義と栄光の冒とくでもない。我々のユーモアの鑑賞には一般的3段階がある。
1. 追憶の冗談。人の戦闘、もがき、時として恐ろしさ、しばしば愚かで子供っぽい不安の経験における過去の出来事についての思い出から生じる駄酒落。ユーモアのこの局面は、我々にとり、快適に現在の重荷に風味を添え、またそうでなくても重荷を軽くするために記憶材料に向けての過去に頼る深く根ざし、かつ永続する能力からきている。
2. 現在のユーモア。あまりにもしばしば我々が真剣な関心を引き起こす多くの無意味さ、つまり、我々の、が、重大な個人的な不安の多くの非重要さを発見する際の喜び。我々は、未来の確実性のために現在の不安を最高に割り引きできるとき、ユーモアのこの面に最も感謝する。
3. 予言的喜び。人間にとりユーモアのこの面を心に描くことは恐らく難しいであろうが、我々は、「万事が益となるように働く」という保証から独特の満足を得る—人間はもちろん精霊とモロンチアのために。天のユーモアのこの面は、我々の上司の情愛深い取越し苦労と崇高なる監督の神性安定性への我々の信頼から芽生えている。
だが、領域の逆戻り監督が、単独に様々の知的存在体の系列の高度のユーモア表現に関係するのではない。それらは、気晴らし、精霊的娯楽、モロンチアの催しの指導者としても従事する。そして、彼らにはこれに関連して天の熟練者のさかんな協力がある。
逆戻り監督自身は、創造された集団ではない。それらは、ハヴォーナ出身者から空間の使者部隊と聖職活動の時間の精霊を経て進化の世界からのモロンチア前進者にまで及ぶ存在体を擁する募集部隊である。全員が、奉仕活動者であり、思考変化と心の休養の達成において仲間を補助する仕事に専心し、活力の回復時にそのような態度が最も役立つ。
到達努力によって部分的に消耗するとき、また新しいエネルギー充足を待ち受ける間、もう一度他の日々と時代の行為を経験することには快い喜びがある。人種、または系列上の早期の経験についての追憶は、安らぎを与える。だからこそ、これらの芸術家が、逆戻り監督と呼ばれるのである—彼らは、発達前の状態を、または記憶を存在体の乏しい経験状態に戻すのを助ける。
生来の創造者、したがって自ずと若返るものと、それぞれの創造において常に、また永遠に徹底的に事務的である力の中心者と物理の制御者のようなある種の非常に専門化している創造物の型であるもの達を除いては、すべての存在体が、この種の逆戻りを楽しむ。機能的義務の緊張からのこれらの周期的解放は、楽園の小島においてではなく宇宙の中の宇宙すべてにわたる世界の通常の生活部分である。中央の住まいに特有の存在体は、枯渇不可能であり、それゆえ再充足を受けることはない。また、楽園の永遠の完全性のそのような存在体の場合、進化の経験へのそのような逆戻りはあるはずがない。
我々のほとんどは、存在の下方段階を経て、あるいは我々の系列を経て上って来ており、初期の経験のある出来事を回想するということは、爽快であり、幾分なりとも愉快である。人の系列には古い、また心の記憶所有物として長居するその沈思には安らかなさまがある。未来は、闘争と前進を意味する。それは、仕事、努力、達成を表す。しかし、過去は、既に習得され達成されたものを味わう。過去についての沈思は、緩和とそのような気楽な見直しの結果として精霊の歓喜と歓楽に隣接する心のモロンチア状態の導きを可能にする。
人間のユーモアでさえ、自分の現在の発達状態のほんの少し下のもの達に影響する出来事について表現するとき、または、想定される下位のもの達と広く交際した経験の犠牲になる想定された上司を描くとき、最も心温まるものになる。ユランチアのあなたは、同時に下品で不親切であるものの多くをユーモアと混同させてきたが、全体的に見ると、比較的鋭いユーモアの感覚があると言える。あなたの人種の幾つかは、豊かなユーモア味を持っており、その結果、それぞれの人種の地球の経歴において大いに助けられている。明らかに、あなたは、アダーム遺産からのユーモアに関し非常に多くを、音楽、もしくは芸術のいずれかを手に入れたよりもはるかに多くを受け取った。
全サタニアは、遊びの期間、その住民が下級の存在段階の思い出をすっきり復活させるような場合、ユランチアからの逆戻り監督の部隊の快いユーモアに啓発される。いつも、我々は、最も難しい課題に従事しているときでさえ、天のユーモアの感覚というものを携えている。それは、人の自尊の概念の開発過剰を避けることを助ける。しかし、我々は、それぞれの系列の重大な課題からの休暇にある時以外は、「楽しみなさい」と、あなたが言うかもしれないとき、自由にそれに手綱を与えない。
自尊心を誇張したくなるとき、我々の製作者の偉大さと壮大の無限について立ち止まって熟考するならば、我々の自尊は、極度におかしくなり、滑稽にさえなる。ユーモアの働きの1つは、我々が皆、自分自身をそれほど真剣に受け止めることのないように助けることである。ユーモアは、自我高揚に対する神性解毒剤である。
ユーモアの緩和と転換の必要性は、上向きの闘いにおける持続的圧力をまぬかれない上昇の存在体の系列において最大である。生命の2極端には、こっけいな気晴らしの必要は、ほとんどない。原始人にはそのために容量がなく、楽園の完全性の存在体には、その必要もない。ハヴォーナの部隊は、ありのままに楽しく陽気な最高に幸福な人格の集まりである。楽園では、崇拝の特質は、逆戻りの活動への必要性を未然に防ぐ。しかし、自分達の経歴を楽園の完全性の目標のはるか下で始めるもの達の間には、逆戻り監督の活動のための大なる場所がある。
人類が高度であればあるほど、緊張とユーモアの能力もそれへの必要性も大きい。精霊世界においては、正反対の事柄も本当である。我々が、より高く昇れば昇るほど、逆戻り経験の気分転換の必要性は、より少ない。しかし、楽園から熾天使部隊への精霊生活段階の下方へと向かうにつれ、歓楽の任務と陽気さの活動に対する必要性が増加する。前の経験の知的段階への周期的な逆戻りの休養を最も必要とするそれらの存在体は、同様の型の人格すべてとともに人類、モロンチア、天使、および物質の息子のより高い型である。
ユーモアは、発達上の進歩と崇高な達成に向けての激しい闘争に関わる持続し、かつ重大な自己熟考の単調さによる過度の緊張増大を防ぐために自動安全弁として機能すべきである。また、ユーモアは、事実、または真実の、つまり厳しい断固たる事実と柔軟な不滅の真実や予期せぬ衝撃を少なくする機能を発揮する。次回遭遇するものに決して確信のない人間の人格は、事実であろうと、真実であろうと予期せぬ状況の本質を、ユーモアを通して迅速に、把握する—要点を見て、洞察力を得る。
ユランチアのユーモアは、極めて粗雑で、この上なく非芸術的である一方、健康保険として、また感情的重圧の解放者として双方の貴重な目的に役立ち、その結果、神経の有害な緊張と真面目過ぎる自己凝視を防ぐ。ユーモアと遊び—気晴らし—は、決して激しい進歩的活動の反応ではない。いつも、それらは後方一瞥の反映、すなわち、過去の回想である。ユランチアにおいてさえ、また現在、あなたは、短期間に、より新しくより高い知的な努力の発揮を中断させ、より簡単なあなたの先祖の活動に戻ることができるとき、いつもそれがあなたを若返らせているのがわかる。
ユランチアの遊びの生活の原則は、哲学的に健全であり、ハヴォーナの回路を経て楽園の永遠の岸へとあなたの上昇人生全体にわたり適用し続ける。上昇の存在体としてのあなたは、かつての、そして下方の全生存の個人的な思い出を所有しており、そのような過去の自己の思い出をなくしては、現在のユーモアのための、人間の笑い、またはモロンチア歓楽のいずれかのための基礎はないであろう。現在の気晴らしと楽しみの基礎を提供するのは、この過去の経験を思い出すことである。あなたは、こうして地球のユーモアに相当する天の同等物を長いモロンチアの経歴に、次には、次第に度をまし精霊的な経歴の全行程において楽しむであろう。上昇する人間の人格の永遠部分になる神のその部分(調整者)は、時間と空間の上昇する創造物の楽しい表現への神性の響きを、精霊的な笑いをさえ、付加する。
大邸宅界の教師とは、後に残された、だが賛美された天使童子とサノビムの一団である。時間の巡礼者は、空間の試練の世界からモロンチア訓練の大邸宅界と関連世界へと進むとき、運命の保護者である個人の熾天使、あるいは集団の熾天使に伴われる。人間存在の世界のおいては天使童子とサノビムが、見事に熾天使を補助する。しかし、人間の後見人が肉体の束縛から免れ上昇経歴を始めるとき、つまり後物質の、あるいはモロンチアの生活が始まるとき、同伴熾天使には、自分の元副官達、つまり天使童子とサノビムのさらなる奉仕の必要はない。
聖職活動の熾天使の後に残されたこれらの補佐は、しばしば宇宙本部に召喚され、そこで宇宙の母なる精霊の親近の抱擁をうけ、次に大邸宅界の教師として体制の訓練球体に出発する。これらの教師は、しばしば物質界を訪れ、最も低い大邸宅界から宇宙本部とつながりのある最高の教育球体へと機能し続ける。これらの教師は、自らの申請に基づき奉仕している熾天使とともに以前の関連の仕事に戻れるかもしれない。
サタニアには何十億ものこれらの教師がおり、熾天使が調整者融合の人間とともに内部へと進むとき、その数は、1名の天使童子と1名のサノビム双方が後に残されることから、事例の大半が、絶えず増加する。
大邸宅界の教師は、大部分の他の教官のようにメルキゼデク系により任命される。大邸宅界の教師は、通常モロンチアの仲間により監督されるが、個人として教師としての彼らが教官として働いているかもしれない学校、あるいは球体の長の代理に監督される。
これらの上級の天使童子は、熾天使に伴ったときのように、通常、対で働く。彼らは、本質的にモロンチアの存在体の型に非常に近く、上昇する人間の本来思いやりのある教師であり、最も効果的に大邸宅界とモロンチア教育制度に関する取り組みを実施する。
モロンチア生活の学校におけるこれらの教師は、個人、集団、階級、および大集団教育に従事している。大邸宅界においては、そのような学校は、それぞれが100部門からなる一般的な3集団:思考の学校、感覚の学校、行為の学校で組織されている。あなたが星座に達すると、倫理の学校、行政の学校、社会適応の学校が加えられる。宇宙本部世界においては、哲学の学校、神性の学校、純粋な精霊の学校に入るであろう。
あなたは地球で学習はしたかもしれないが、修得し得なかったそれらのことは、これらの忠実で我慢強い教師の指導のもとに取得されなければならない。楽園への楽な方法も、近道も、または安易な道もない。あなたは、個々の針路の相違の如何にかかわらず、別の球体に進む前に1球体の授業を習得しなければならない。これは、少なくともあなたが出身の世界を一度去った後にあてはまる。
モロンチア経歴の目的の一つは、遅延、曖昧さ、不誠実、問題回避、不公平、および容易さ追求のような動物の痕跡特徴をもつ人間生存者に永久的根絶をもたらすことである。大邸宅の生活は、延期は決して回避ではないということを早めにモロンチアの若い生徒に教える。もはや時間は、肉体の人生の後、難局から身をかわしたり、または不愉快な義務を回避する方法としては利用可能ではない。
大邸宅界の教師は、滞在中の最下級の球体における奉仕を始め、経験をし、体制と星座の教育球体を経てサルヴィントンの訓練世界に進む。それらは、宇宙の母なる精霊による抱擁の前後いずれのいかなる特別な規律にも左右されない。彼らは、大邸宅界滞在の生徒の出身世界において熾天使の仲間として務める間、既に自身の仕事のための訓練を受けていたのである。大邸宅界の教師には、棲息界において前進する人間との実際の経験があった。彼らは、実用的で思いやりのある教師であり、賢明で理解ある教官であり、有能な案内役である。彼らは、上昇計画に完全に通じており、前進経歴の初期の局面において徹底的に経験を積んでいる。
サルヴィントン回路の世界で長らく仕えたこれらの年輩教師の多くは、宇宙の母なる精霊に再度抱擁され、この2度目の抱擁からこれらの天使童子とサノビムは、熾天使の身分で登場して来る。
惑星の補佐から崇高熾天使までの天使の全系列は、モロンチア世界において活動するが、変遷の聖職活動者達は、より独占的にこれらの活動に配属される。これらの天使は、熾天使の侍者の第6系列にあり、その活動は、物質的で必滅の創造物の生身の束の間の生活からモロンチア存在の7大邸宅界の初期段階への通過を容易にすることに捧げられる。
あなたは、魂の受胎にあたり、精霊調整者が、道徳的創造物の心の状態に住んでいるその瞬間に、上昇する人間のモロンチア生活が、棲息界で本当に開始されるということを理解すべきである。そして、人間の魂には、その瞬間からずっと超人間の機能のための、地方宇宙のモロンチア球体のより高い水準における認識のためにさえ、潜在能力がある。
あなたは、しかしながら、大邸宅世界に達するまで変遷熾天使の活動を意識しないであろう。次の7部門での奉仕に配属されている変遷熾天使は、人間の生徒の前進のために大邸宅世界に達するまでたゆまず働く。
1. 熾天使唱道者。あなたは、大邸宅世界で意識化されるとすぐに、体制の記録においては発達する精霊として分類される。いかにも、まだ実際には精霊ではないが、あなたは、もはや必滅の、あるいは物質の存在体ではない。あなたは、前精霊の経歴に乗り出し、モロンチア生活に正式に認められたのである。
大邸宅界において熾天使唱道者は、あなたが賢明にエデンチア、サルヴィントン、ユヴァーサ、ハヴォーナへの任意の針路の中から選ぶよう助けるであろう。望ましい幾つかの針路がある場合、これらはあなたの前に置かれ、あなたは最も気に入るものを選択することが許されるであろう。これらの熾天使は、次にそれぞれの上昇する魂に最も有利な針路に関しジェルーセムの4名と20名の助言者への推薦状を作成する。
将来の針路に関する無制限な選択が、あなたに与えられるのではない。しかし、あなたは、変遷活動者とその上司があなたの将来の精霊到達に最も適していると賢明に判断するその限界内で選ぶことができる。精霊世界は、あなたが選ぶかもしれない針路があなたに不利益ではなく、もしくはあなたの仲間に有害でもないならば、あなたの自由意志の選択を尊重する原則に基づいて治められている。
熾天使のこれらの唱道者は、永遠の前進の、つまり完全性到達勝利の福音の宣言に専心している。唱道者たちは、大邸宅界において善の保護と善の支配のすばらしい法を宣言する。善の行為が失われることは滅多にない。それは、長い間邪魔されるかもしれないが、決して完全に無効にはされないし、その動機の神性に比例し永遠に強力である。
ユランチアにおいてさえ、「すべての恐怖を捨てる神の愛」を宣言するために「悔悟に導く神の善」の説教に忠実である真実と正義の人間の教師に助言をする。まさにそうで、あなたの世界でこれらの真実も宣言されてきた。
神々は、永遠の生命の美しい道と栄光の清新さの中で並んで私を導く。
私は、この神性の同席で、食物を欲したり水を渇望しないであろう。
私は、不安の谷に下り、あるいはまた疑念の世界に昇るとも
私は、孤独の中を歩み、あるいはまた私の種類の仲間といるとも
私は、光の聖歌隊で意気揚揚とし、はたまた球体の孤独な場所で躊躇おうとも、
あなたの良い精霊が私の世話をし、あなたの栄光の天使が私を慰めるでしょう。
私が、暗黒と死自体の深層の中に降りるとも、
私は、あなたを疑いも恐れもしません。
時満ち、あなたの御名の栄光においてそれを知っているので
あなたは、天の狭間の胸壁の上にあなたと座らせようと私を持ち上げるでしょう。
神々は私の世話人である。私は道にはぐれない。
これが夜間に羊飼いの少年にささやかれた物語である。少年は、それを一言半句たがえずに覚えることはできなかったが、記憶の及ぶ限り今日記録されているのとほとんど同じに伝えた。
これらの熾天使は、個々の上昇者はもとより体制全体のための完全性到達に関する福音の唱道者について伝えるものでもある。今でも、サタニアの新体制においては、それらの教えと計画は、大邸宅界がもはや天の球体への足掛かりとしては人間の上昇者に役に立たない未来の時代に関する対策を包含する。
2. 人種の通訳。必滅の存在体の全人種は、一様ではない。いかにも、任意の世界の様々な人種の物理的、精神的、精霊的な性質と傾向を貫く惑星の原型がある。しかし、また、異なる人種の型があり、非常に明確な社会的傾向が、これらの異なる基本的な人間の型の子孫の特性を示す。時間の世界においては、熾天使の人種の通訳は、人種の様々な観点を調和させる人種委員の努力を助成し、これらの同じ違いがいくらか固執する傾向のある大邸宅界で機能を続ける。ユランチアなどの混乱した惑星においては、これらの優秀な存在体には機能する正しい機会はほとんどなかったのだが、彼らは、最初の天の熟練した社会学者であり、賢明な民族助言者である。
あなたは「天」と「天の天」についての記述を考慮すべきである。あなたの予言者の大半が想像した天は、地方体制の大邸宅界の1番目であった。「第三の天にまで引き上げられた」と話したとき、使徒は、自分の調整者が睡眠中に引き離され、この珍しい状態で7大邸宅界の3番目へ投射されたその経験に言及した。あなたの賢人のうちの数人は、より大きい天、「天の天」の幻影を見ており、7重の大邸宅界の経験は、「天の天」のほんの1番目であった。2番目はジェルーセムであり、3番目はエデンチアとその衛星、4番目はサルヴィントンと周辺の教育球体、5番目はユヴァーサ、6番目はハヴォーナ、7番目は楽園であった。
3. 心の立案者。これらの熾天使は、モロンチア存在体の功を奏する組分けと、大邸宅界におけるそれらの共同作業を組織化に専心する。彼らは、第一天国の心理学者である。熾天使活動のこの特定部門の大多数が、時間の子供への守護天使としての以前の経験を持つが、その被後見者達は、何らかの理由で大邸宅界での人格化に失敗したか、あるいは精霊融合手段により生き残った。
大邸宅界を通過中、調整者の魂の性質、経験、および状態を詳しく調べることと、課題と前進のためにそれぞれの組み分けを円滑にすることは、心の立案者の職務である。しかし、これらの心の立案者は、大邸宅界の学生の無知、あるいは他の欠点を画策したり、操ったり、別な方法で悪用したりはしない。それらは、完全に公正で著しく正当である。彼らは、あなたの新生のモロンチアの意志を尊重する。あなたを独立した意志の存在体と見なし、あなたの迅速な発達と前進に働きかけようとする。ここにあなたは、真の友と理解ある助言者、あなたが「他者があなたを見るようにして、自分自身を見ること」そして、「天使があなたを知っているようにして自分自身を知ること」を本当に手伝うことのできる天使と面と向かい合う。
これらの熾天使は、永遠に続く真実を、ユランチアにおいてさえ教える。あなた自身の心があなたによく仕えないならば、あなたは、常にあなたによく仕えるナザレのイエスの心とそれを交換することができる。
4. モロンチアの相談役。これらの聖職活動者は、体制本部のより高度の学校へ移動中の魂である人間の起源の世界からの生残する人間に教え、導き、助言するために割り当てられるので、その名を受ける。それらは、拡散的生活水準の経験上の統一に関する洞察を探究する者達の、価値の意味と統一の一体化を試みる者達の、教師である。これは、人間生活における哲学、モロンチア球体のモタの機能である。
モタは、優れた哲学以上である。哲学にとってのそれは、一つの目にとっての二つの目である。それは、意味と価値に立体的効果を与える。物質の人間は、宇宙を、まるで一眼だけで見るように—平坦に—見る。大邸宅界の学生は、物理的生活の認識にモロンチア生活の認識を重ねることにより、宇宙の見解—深さ—に到達する。大邸宅界の学生は、疲れを知らない主に熾天使の相談役の活動を通してこれらの物質的観点とモロンチア的観点を真の焦点へともたらすことができ、熾天使の相談役は、とても我慢強く大邸宅界の学生やモロンチア前進者に教える。熾天使の最高系列の教育助言者の多くが、時間の人間の新たに解放された魂の助言者として各自の経歴を始めた。
5. 技術者。これらは、新しい上昇者がモロンチア球体の新しく、比較的不慣れな環境に順応できるようになるのを助ける熾天使である。変遷世界の生活は、物理的かつモロンチア段階双方のエネルギーと物質との、またある程度精霊的な現実との真の接触を要する。上昇者は、あらゆる新モロンチア段階に順応しなければならないし、このすべてにおいて、熾天使の技術者により大いに助けられる。これらの熾天使は、モロンチアの力の監督者と物理の主たる制御者との連絡係として行動し、変遷球体において利用されるそれらのエネルギーの本質に関係がある上昇する巡礼者の教官として広範囲にわたり機能する。彼らは、非常時の空間通過者として仕え、他の通常の、それに特別な数多くの義務を遂行する。
6.記録者-教師。これらの熾天使は、精霊的なものと物理的ものの境界の取り引きに関わる記録係、人と天使の関係、宇宙の下方領域のモロンチア取り引きの記録係である。彼らは、また、事実記録の効率的、効果的な方法に関し教官として役目を果たす。関連資料の知的な組み立てと統一には芸術性があり、この芸術性は、天の熟練者との協働で高められ、上昇する人間さえこのようにして記録する熾天使に関係づけられるようになる。
すべての熾天使系列の記録係は、一定の時間をモロンチア前進者の教育と訓練にあてる。時間の事実に関わるこれらの天使の管理者は、事実探求者のすべてにとっての理想的教官である。ジェルーセムを去る前に、あなたはサタニアの歴史とその619の棲息界にかなり馴染み深くなるであろうし、この話の多くが、熾天使の記録係によって知らされるであろう。
これらの天使全員が、時間の事実と永遠の真実の最下級の管理者から最上級の管理者に及ぶ一連の記録係である。いつの日か、彼らは、あなたが事実はもとより真理を求めること、あなたの心はもとよりあなたの魂を拡充することを教えるであろう。今でさえ、あなたは、あなたの心の庭に水をまき、乾いた知識の砂浜を捜し求めることも学ぶべきである。教訓が身につくと、型は無価値である。殻なしではひよこは得られないし、どんな殻もひよこが孵った後には何の価値もない。しかし、時々、誤りは重大であり過ぎ、顕示によるその修正は、その経験的な打倒に不可欠のゆっくり出現する真実にとっては致命的である。子供にそれぞれの理想があるとき、それを除去してはいけない。それを成長させなさい。また、人間として考えることを学ぶ間、あなたは、子供として祈ることを学ぶべきである。
法は、その行為に関する規則ではなく生活そのものである。悪は、生活に関する行為の規則に対する違反ではなく、法の無視である。生活は、法である。虚偽は、話法の問題ではなく、真実の歪曲としての何か計画的なものである。古い事実からの新しい絵の創造、子の人生における親の人生の再声明—これらは真実の芸術的勝利である。歪んだ目的のために予め考えられたわずかの変化、極小のねじれ、または主義の歪曲—これらは虚偽を構成する。しかし、事実化された真実への執着、化石化された真実、いわゆる変わらない真実の鉄帯は、人を盲目的に冷たい事実の閉じられた円に拘束する。人は、事実に従って論理的には正しく、真実においては永遠に誤っている場合がある。
7. 聖職活動する予備軍。変遷熾天使の全系列の中の大軍団は第一大邸宅界にとどめられる。これらの変遷活動者は、目標の守護者の横で、最も近いものを熾天使のすべての系列の人間に引きつけ、またあなたの余暇の瞬間の多くは、それらとともに費やされるであろう。天使は、奉仕に喜びを見い出し、割り当てのない場合は、志願者としてしばしば奉仕する。上昇する多くの人間の魂には、初めて、熾天使予備軍志願の奉仕者との個人的友情を通して奉仕への意志の神の火が起こされた。
あなたは、変遷活動者から重圧を安定性と確実性を発展させることを学ぶであろう。忠実で熱心で、その上に愉快になるように、苦情なしに挑戦を受け入れ、恐怖なしに困難と不明確ことに直面するように。彼らは尋ねる;もし失敗するとして、あなたは、断固として新たに試みて立ち上がるであろうか。成功するとして、あなたは、物質的惰性の足枷を断ち切るための、つまり精霊存在の自由を獲得するための長い闘いにおけるあらゆる努力を通じて、釣り合いの良い落ち着き—安定し精霊的にされた態度—を維持するであろうかと。
人間同様これらの天使は、多くの期待はずれをもたらす父であったり、時々、あなたの最もあっけない期待はずれが、あなたの最大の天恵になったと指摘するであろう。一粒の種子の植え付けは、時として、新しい人生と新しい機会の実を結ぶことができる前にその死を、あなたの最も好きな望みの喪失を必然の結果として伴う。そして、あなたは、まず他の人格に関して少な目の個人的計画を立て、次に自分の義務を忠実に実行したとき自身の巡り合わせを受け入れることにより、悲しみと失望にそれほど苦しまないことをこれらの天使から学ぶであろう。
あなたは、自分を真剣に受け止め過ぎることであなたの負担を増やし、成功の見込みを減少させるということを学ぶであろう。あなたの身分でいる球体の仕事に優先するものは何もない—現世、もしくは来世。非常に重要なのは、次のより高度の球体のための準備作業であるが、何事も、あなたが実際に住んでいる世界の仕事の重要さには匹敵しない。仕事は重要ではあるが、自己はそうではない。あなたが重要であると感じるとき、自我威厳にエネルギーを消耗し、仕事をするためのエネルギーを失う。自己の重要性は、仕事の重要性ではなく、未熟な創造物を消耗させる。消耗させるのは自己要素であって、達成する努力ではない。尊大ぶらなければ、あなたは重要な仕事が果たせる。自分を抜きにするならば、あなたはいとも簡単に幾つかのことができる。多様性は安らかである。単調さは擦り切れ、消耗するものである。日々は一様である—単に生命、または代替は死。
モロンチアモタの下級段階は、人間哲学のより高い段階と直接に接合する。第一大邸宅界においては、あまり進んでいない学生に並列方法で教えるのが、習慣である。すなわち、一つの欄にはモタの意味を提示するより簡単な概念が示され、反対の引用欄には人間哲学を提示する類似文が作成されている。
つい先頃、サタニアの第一大邸宅界での課題実行中に、私にはこの指導方法を見学する機会があった。私には、モタの授業内容提示の請合いは許されてはいないが、これらの新しい大邸宅界一時逗留者を補助するために考案された説明に有用の資料としてこのモロンチア教官が、モタの重要性と意味を理解する初期の努力において利用していた人間哲学の28の声明の記録が許されている。人間哲学のこれらの例証は次の通りであった。
1. 専門技能の表示は、精霊的才能の所有を意味しない。利口さは、真の性格の代替ではない。
2. わずかな者達しか、真に信じる信仰に従って行動していない。不合理な恐怖は、進化する人間の魂につけ込んだ知能的不正手段の達人である。
3. 生来の才能は超えられない。0.5リットルの缶に断じて1リットルの量を入れることはできない。機械的に精霊概念を物質的な記憶の型に強いることはできない。
4. わずかな人間しか、常にあえて自然と恩恵の結合された活動によって確立された人格の功績の要約のようには描かない。貧窮の魂の大半は、実に金持ちであるが、彼らは、それを信じようとはしない。
5. 困難は、平凡に挑戦し恐怖を打ち負かすかもしれないが、いと高きものの本物の子供を刺激するばかりである。
6. 悪習を用いず特権を楽しむこと、認可なくして自由を持つこと、力を持ち、しかも自己強化のためにその利用をしっかりと拒否すること—これらは高度の文明の印である。
7. 出口のない事故や予期しない事故は、宇宙においては起こらない。天の存在体は、自己の真実の光に従うことを拒否する下級の存在体を補佐もしない。
8. 努力は、いつも喜びを生むというわけではないが、どんな幸福も知的努力なくしてはない。
9. 行為は、強さをもたらす。節度は、魅力になる。
10. 正義は、真実の調和音をはじき、旋律は、宇宙全体で終局者の認識にさえ振動する。
11. 弱者は、決断を欲しいままにし、強者は行動する。人生は1日の仕事であるに過ぎない—上手にそれをしなさい。行為は、我々のものである。結果は神のもの。
12. 宇宙の最悪の苦悩は一度も苦しめられたことがない。人間は、ただ苦難を経験することにより分別を学ぶのである。
13. 星は、照らしだされ喜びにうきたつ山頂からではなく、経験的深層の孤独な隔離から認識されるのが最も良い。
14. あなたの仲間の真実への欲求を刺激しなさい。求められるときにだけ助言しなさい。
15. 気取りは、賢明に見える無知のばかげた努力、豊かに見える実を結ばない試みである。
16. あなたは、それをしみじみと経験するまで精霊の真実に気づかないし、多くの真実は、逆境を除いては本当には感じられない。
17. 野心は、それが完全に社会化されるまでは危険である。あなたが自分の行為でそれにふさわしくなるまでは、本当にはいかなる美徳も取得してはいない。
18. 焦りは、精霊の毒である。怒りは、スズメバチの巣の中に投げつけられる石に似ている。
19. 不安は、捨てられなければならない。最も堪え難い失望は、決して来ないものである。
20. 詩人だけが通常生活の平凡な散文の中に詩を見分けることができる。
21. いかなる芸術の使命の高度の維持は、、その幻想によるさらに高い宇宙の現実を予示することであり、時間の感情を永遠という考えに具体化させることである。
22. 進化する精霊は、それがすることによってではなく、それがしようと努力することによって神のようにされる。
23. 死は、知的所有物に、または精霊贈与に何も追加はしなかったが、生存の意識を経験的状況に追加した。
24. 永遠の目標は、日々の生活の成就により刻々と決定される。今日の行為は、明日の運命である。
25. 偉大さは、賢明かつ神性のそのような強さの行使にあるような力を持つことにあるのではない。
26. 知識は、共有することでのみ身につく。それは、知恵により保護され、愛により社会化される。
27. 進歩は、人格の開発を求める。凡庸は、標準化における永続化を求める。
28. いかなる提案のための議論じみた弁護も、その含まれる真実に反比例する。
第一大邸宅界の初心者の仕事は、そのようなものであるが、一方後の世界のより上級の生徒は、宇宙洞察とモロンチアモタのより高い水準を習得している。
上昇する人間は、大邸宅世界からの卒業時から超宇宙経歴における精霊身分への到達までモロンチア前進者と命名される。この素晴らしい境界生活を経るあなたの道は忘れ難い経験、魅力ある記憶となるであろう。それは、上昇者がそれにより時間の目標を実現する精霊生活への進化の入り口と創造物の完全性の最後の到達—楽園の神の発見—である。
上昇する創造物のためのこの入念に作られた宇宙職業訓練所である、人間前進にむけてのこのすべてのモロンチアとその後の精霊計画における明確で神性の目的がある。それは、壮大な宇宙の運用と行政についての細部を習得するための段階的な機会を時間の創造物に提供する創造者の考案であり、また、長い訓練の針路は、生残する人間を上に登らせ、またあらゆる上昇段階における徐々に、しかも実際の参加により最高に進展する。
人間生存の計画には、実用的かつ有用な目的がある。あなたは、無限の至福と永遠の容易さをただ楽しむために生き残ることができるのではなく、このすべての神の作業と忍耐を必要とする訓練の受領者である。並み外れの奉仕の目標が、現在の宇宙時代の地平線の彼方に隠されている。もし神々が、長い永遠の喜びの一小旅行にあなたをただ単に連れていくために計画するとしたならば、たしかに神々は、宇宙全体を1つの広大かつ複雑な実用的職業訓練所にそれ程までに大きく変えたり、教師として教官として天の創造の相当部分を要求したり、次には、何世代にもわたりこの巨大な宇宙の経験的訓練の学校中をあなた方一人ずつを案内して過ごしたりはしないであろう。人間進行についての計画助長は、現在の組織化された宇宙の主要業務の一つのようであり、また、創造された有識者の無数の系列の中の大多数は、直接的、あるいは間接的にこの進歩的完全性の計画の何らかの段階を進めることに向けられている。
人間から神格抱擁への生活存在の上昇範囲を移動するにあたり、あなたは、現在の宇宙時代の限界内において完成された創造物存在のあらゆる可能な局面と舞台の生活そのものを実際に送る。人間から楽園へと終局者は、いま存在し得るすべてを抱擁し、—やがて、知的で、完成している有限創造物存在に関する生活系列に可能な状態ですべてを取り囲む。もし楽園の終局者の将来の運命が、現在制作中の新しい宇宙での奉仕であるならば、人間の終局者が、上昇訓練の一部としてのそれらの生活が動物から天使へ、天使から精霊へ、精霊から神への長年の進歩の段階の一部としてある世界で送ったものとは完全に異なるであろうこの新しい、将来の創造においては経験的存在体に属する創造系列はないであろうということが保証されている。
[ネバドンの大天使による提示]
人間生息世界のすべては、起源と本質において進化する。これらの球体は、時間と空間の人類の育つ場所、すなわち進化の揺りかごである。上昇生活の各段階は、存在体のすぐ先にある段階にむけての真の職業訓練所であり、これは、人の進歩的楽園上昇の全段階についても言える。進化の惑星における人間の初期の経験について言えるように、上昇する人間が、超宇宙の体制と第一段階の精霊存在体の到達への移動間際までは通うことのないメルキゼデク系の宇宙本部の最終の学校についても言える。
全生息界は、天の行政を目的として基本的に地方体制にまとめられ、これらの各地方体制は、およそ1,000個の進化世界に限られている。この制限は、日の老いたるものの法令によるものであり、またそれは、生存状態の人間が生活する実際の進化の惑星に属する。最終的に光と生命に定着した世界も、そしてまた生命進化の前-人間段階の惑星のいずれも、この集団とはみなされない。
サタニア自身は、619個の生息界だけを有する未完成の体制である。そのような惑星は、自らの登録に従いひとつづきに生息界として、すなわち意志をもつ創造物の住まう世界として付番される。このようにして、ユランチアには、長い進化の生命現象が人間出現となったこの地方体制における606番目の世界を意味してサタニアの606番が与えられた。生命贈与段階に近づく36個の無人惑星があり、そのうちのいくつかは、今、生命運搬者の受け入れ準備ができているのである。この後数百万年のうちの生命着床準備に向けて発展しているおよそ200個の球体がある。
全惑星が、人間の生命の収容に適しているわけではない。高率での軸回転をする小惑星は、生命生息には全く不向きである。サタニアの物理的体制のいくつかの中央の太陽の周囲を回る惑星は、甚だしい重力を引き起こすその大きな質量、居住には大き過ぎる。これらの莫大な球体の多くには、衛星がどうかすると6個、もしくは、それ以上あり、またこれらの月は、しばしばユランチアの大きさに非常に近く、ゆえに居住にはほぼ理想的である。
サタニア最古の生息世界は、つまり世界一は、巨大な暗い惑星を周回しているものの隣接する3個の太陽の特異な光にさらされている44衛星中の1つのアノヴァである。アノヴァは、進歩的文明の高度な段階にある。
時間と空間の宇宙は、緩やかな発達過程にある。生命の進行—地球の、または天の—は、任意でもなければ魔法でもない。宇宙の発展は、いつも理解できる(予測可能)というわけではないが、それは全くの偶然ではない。
物質生命の生物単位は,原形質細胞、つまり化学的、電気的、他の基本的ネルギーの共同のつながりである。化学式は、それぞれの体制において異なり、生細胞の生殖方法は、地方宇宙毎にわずかに異なるが、生命運搬者は、常に物質生命の根本的反応を起こす生ける触媒である。生命体のエネルギー回路の扇動者である。
地方体制のすべての世界は、紛れもない物理的親族関係を明らかにする。にもかかわらず、各惑星には、それ自身の生命の領域があり、植物および動物の贈与において全く同じ世界は二つとしてない。体制内の生命の型における惑星のこれらのばらつきは、生命運搬者の決定に起因する。しかし、これらの存在体は、気紛れでも移り気でもない。宇宙は、法と秩序に基づき維持される。ネバドンの法律は、サルヴィントンの神性の命令であり、サタニアの進化する生命の系列は、ネバドンの進化の様式と調和している。
進化は、人間発達の法則であるが、その過程自体は、様々な世界で大いに異なる。生命は、ユランチアでのように、1つの中心において、時には3つの中心において始められる。大気の世界における生命は、通常、海洋起源を持つが、必ずしもそうではない。多くは、惑星の物理的状況が前提となる。生命運搬者には、それぞれの生命開始の働きにおいてかなりの許容範囲がある。
植物の型は、惑星の生命の進化において常に動物に先行し、動物の原型が分化する前にかなり完全に進化する。動物のすべての型は、生物の前植物界の基本的な型から進化する。それらは、別々には組織化されない。
生命進化の初期は、あなたの現代の視点と一致してはいない。必滅の人間は、進化上の予期せぬ出来事ではない。空間の球体上の惑星の生命の展開を決定する適確な体制、すなわち宇宙の法がある。普遍的な法がある。時間と数多くの種の生産は、制御的影響力ではない。ネズミは、象よりもはるかに急速に繁殖する。しかしながら象は、ネズミより急速に進化する。
惑星の発展過程は、整然としており制御されている。下級の生命の分類からより高度の有機体への進化は、偶然ではない。発展的進歩は、時として有望な遺伝子の中に運ばれる生命原形質の有利なある性質の破壊により一時的に遅れる。人間の遺伝の一つの優れた性質の損失によって引き起こされる損害を埋め合わせるには、しばしば何世代も必要とする。生きている原形質のこれらの選択された、しかも優れた性質が、いったん現れるとき、油断することなく理知的に保護されるべきである。そして、生息界の大部分においては、生命のこれらの優れた可能性は、ユランチアにおいてよりもはるかに高く評価される。
各体制には、動植物の標準的で基本的な型がある。しかし、生命運搬者は、しばしば多くの空間世界でそれらに立ち向かう異なる物理的状況に適合するようにこれらの基本的な型を変更する必要性に直面する。生命運搬者は、一般化された体制の必滅の創造物の型を助長するが、際立つこれらの7区分の比較的重要でない数千の異形と同様に異なる物理的7つの型がある。
1.大気型
2. 基本型
重力型
温度型。
5. 電気型
6. 活性型
7. 無名型
サタニア体制は、幾つかは極めて控え目にしか現れないとはいえ、これらのすべての型と多数の中間集団を有する。
1. 大気型。人間居住世界の同士の物理的な違いは、主に大気の特徴によって決定される。惑星上の生命分化に寄与する他の影響は、比較的少ないのである。
ユランチアの現在の大気状態は、呼吸型の人間の後ろ盾にはほぼ理想的であるが、人間の型は超大気、薄大気惑星の両方で生活できるように変更し得るのである。また、そのような変更は、動物の生態にまで及び、それは様々な生息球体において大いに異なる。薄大気と超大気世界の双方には、動物の系列の非常に大きい変化、変更、修正がある。
サタニアの大気型のうち、およそ2.5パーセントが亜呼吸者、およそ5パーセントが超呼吸者、91パーセント以上が中間呼吸者であり、全体では、サタニアの98.5パーセントを算定する。
ユランチアの人種のような存在体は、中間呼吸者として分類される。あなたは、必滅の存在体の平均的、あるいは典型的な呼吸系列を代表する。もし知的生物が、近隣の金星のそれと同様の大気の惑星に存在するとしたならば、知的生物は、超呼吸者集団に属するであろし、またあなたの外側の隣人の火星のそれと同程度に薄い大気の惑星に生息するもの達は、亜呼吸者と命名されるであろう。
もし人間が、あなたの月のように空気のない惑星に生息するとしたならば、人間は、非呼吸者の別の系列に属するであろう。この型は、惑星の環境への徹底的な、あるいは極端な調整を表し、別個に扱われる。非呼吸者は、サタニア世界の残りの1.5パーセントを占める。
2. 基本型。これらの分化は、水、空気、陸との人間のつながりに関係があり、人間が、これらの居住環境に関わるように、知的生命の異なる4種がある。ユランチアの人種は、陸系列のものである。
あなたが、初期のいくつかの世界に主流である環境を心に描くことは全く不可能である。これらの異例の状況が、進化する動物にとって、居心地のよい陸と大気環境を非常に早くに提供するそれらの惑星にいるよりもさらに長い期間その海洋の育児生息地に留まることを必要とさせている。逆に、惑星がそれほど大きくない場合、超呼吸者のいくつかの世界においては、容易に大気の通路を切り抜けることができる人間の型に備えるのが往々にして得策である。これらの航空士は、時には水の集団と陸の集団の間に入り、いくらかは陸に居住し、ついには陸上居住者へと進化していく。だが、いくつかの世界においては、それらは、陸型存在体となった後にさえ長期間飛び続ける。
そのような並はずれた球体の黎明の人種が、一つの事例では、空中や樹上において、他の事例では、保護された熱帯性盆地の浅瀬の中央に、もちろん水底、側面、それにこれらの海洋庭園の岸において人間の原始種族の初期文明の形成を観測するということは、楽しくもあり驚きでもある。ユランチアにおいてさえ、原始人は初期の樹上の先祖がしたように大半は梢に住むことにより身を守り、原始文明を発展させた長い時代があった。そしてユランチアでは、あなたにはまだ小型の哺乳動物(蝙蝠科)の集団があり、海洋生息のあなたのアザラシと鯨は、やはり哺乳類の系列である。
サタニアには、基本的な型のうち、7パーセントは水型、10パーセントは空中型、70パーセントは陸型、13パーセントは陸と空中の結合型である。しかし、初期の知的創造物のこれらの変化は、魚人でもなければ鳥人でもない。それらは、人間の型と前人間の型であり、超魚でも賛美された鳥でもなく確かに人間である。
3. 重力型。創造意匠の変更により知的存在体は、ユランチアよりも小さい球体と大きい球体の双方で自由に機能できるように構成され、こうして、幾分、大きさや密度が理想的ではないそれらの惑星の重力に順応した。
ネバドンの平均的存在体は、2メートルにほんのわずかに足りず、惑星の様々な必滅の型は、高さが異なる。いくつかのより大きい世界には、およそ0.8メートルの高さしかない存在体が住んでいる。人間の身長は、ここから平均的規模の惑星における平均身長を経て小生息球体上のおよそ3メートルまでの多岐にわたる。サタニアには、高さ1.2メートル未満は1人種しかいない。生息界サタニアの20パーセントには、大き目の惑星と小さ目の惑星に変更された重力型の人間が住んでいる。
4. 温度型。ユランチアの人種の生命範囲よりもはるかに高く、かつはるかに低い温度に耐えることができる存在体を創造することは可能である。温熱調節構造を基準にして分類されるとき、5つの明確な存在体がある。この尺度では、ユランチアの人種は3番目である。サタニア世界の30パーセントは、変更された温度型の人種で満たされている。中間の温度集団で機能するユランチア体と比較すると、12パーセントは高温領域に、18パーセントは低温領域に属する。
5. 電気型。世界の電気、磁気、そして電子の動きは、大いに異なる。球体の特異なエネルギーに耐えるようにさまざまに形作られた人間生命の10種のひな型がある。また、これらの多様な10種類は、通常の日光の化学光線にわずかに異なる方法で反応する。しかし、これらのわずかな物理的変化は、決して知的な、あるいは精霊的な生命に影響しない。
人間の生命の電気型の組分けのうち、およそ23パーセントは第4の型に、ユランチアの生存体の型に属する。これらの型は、次の通りに振り分けられる。第1、1パーセント;第2、2パーセント;第3、5パーセント;第4、23パーセント;第5、27パーセント;第6、24パーセント;第7、8パーセント;第8、5パーセント;第9、3パーセント;第10、2パーセント—整数にて。
6. 活性型。全世界が、エネルギー取り入れ方法において似ているというわけではない。全生息界が、大気の海洋をユランチアに存在しているような気体の呼吸交換に合わせるわけではない。あなたの現在の系列の存在体は、多くの惑星の初期や後の段階において生存できなかった。惑星の呼吸要因が非常に高いか、または非常に低い場合、しかし知的生命への他のすべての前提条件が適切である場合、生命運搬者は、しばしばそのような世界に人間存在体の変更された型を、直接光エネルギーと物理の主たる制御者の直接の力の変更により生命現象の交換をもたらす有能な存在体を設ける。
動物と食物の栄養には異なる6種類の型がある。亜呼吸者は1番目の栄養の型、海洋居住者は2番目、中間呼吸者はユランチアのような3番目の型を用いる。超呼吸者はエネルギー摂取の4番目の型を用い、一方非呼吸者は栄養とエネルギーの5番目の種類を利用する。活性の6番目の方法は中間被創造者に限定される。
7. 無名型。惑星の生命には多数のさらなる物理変化があるが、これらの違いのすべては、完全に解剖的変更、生理的分化、および電気化学の調整の問題である。そのような区別は知的、あるいは精霊的生命には関係がない。
大多数の生息惑星には知的存在体の呼吸をする型が住んでいる。しかし、あるかなしかの空気の世界で生活できる必滅者の系列もまたある。この型は、オーヴォントンの生息界においては7パーセント未満である。この割合は、ネバドンにおいては3パーセント未満である。サタニア全体では、9つの世界があるにすぎない。
サタニア生息界の非呼吸者の型はほんのわずかであり、これは、ノーラティアデクのつい最近組織化した区域にはまだ流星体が多いからである。そして保護的な摩擦大気のない世界は、これらの放浪者による絶え間ない衝撃を受けることがある。いくつかの彗星でさえ流星群から成るが、原則として、それらは、分裂した小物体である。
何百万もの隕石が、1秒あたり約320キロメートルの割合で日毎ユランチアの大気に入る。非呼吸世界では、進んだ人種が、流星を消費するか、または押しやる作用をする電動設備を備えることにより隕石の被害からの自分達の保護のために多くのことをしなければならない。非呼吸者が、これらの保護された区間を超えて冒険するとき、重大な危険がそれらに対峙する。また、これらの世界も、ユランチアの知られざる種類の惨禍の電気嵐を被りやすい。そのような猛烈なエネルギー変動期間、居住者は、保護的絶縁の特別構築物に避難しなければならない。
非呼吸者の世界の生活は、ユランチアのそれとは根本的に異なる。非呼吸者は、ユランチア人種のように飲食をしない。神経系統の反応、温熱調節構造、およびこれらの分化している民族の新陳代謝は、ユランチアの人間のそのような機能とは根本的に異なっている。生殖は別として、あらゆる生きる行為のほとんどが異なり、出産方法さえいくらか異なっている。
非呼吸世界上の動物の種類は、大気惑星に見られるそれらとは根本的に異なる。非呼吸の生命計画は、大気世界の存在方法とは異なる。精霊融合の候補であるそれらの民族は、生き残ることにおいてさえ異なる。にもかかわらず、これらの存在体は、生活を楽しみ、大気世界に住んでいる人間が経験する同じ相対的試練と喜びをもって領域の活動を前進する。非呼吸者は、心と性格に関して他の人間の型と異なることはない。
あなたは、そのような存在体の人種が、ユランチアに極接近している球体に生息するので、人間のこの型の惑星上の行為に関心をもつがあるどころではないであろう。
異なる世界の必滅者間には、知的かつ物理的な同じ型に属する必滅者の間においてでさえ、かなりの違いがあるものの、意志に基づく品格をもつすべての人間は、直立動物、二足動物である。
基本的進化の6人種がある。主要3人種—赤、黄、青;二次的人種—橙色、緑色、藍色。ほとんどの生息界にはこれらのすべての人種がいるが、3頭脳の惑星の多くは、3主要型だけである。また、いくつかの地方体制には、これらの3人種しかいない。
3頭脳必滅者の特殊感覚は、1頭脳型や2頭脳型のそれらをいささか超えて広げられはするものの、人間特有の肉体感覚の平均的授与は、12個である。3頭脳必滅者は、ユランチアの人種よりも相当に見聞きができる。
通常は子供は1人生まれ、多子出産は例外的であり、家族生活は、すべての型の惑星でかなり一様である。性の平等は、すべての高度な世界に普及している。男女は、心の授与と精霊的状態において等しい。我々は、1つの性が他方を圧制しようとする限り、惑星が野蛮さから抜け出てきたとは見なさない。創造物経験のこの特徴は、物質の息子と娘の到着後にいつも大幅に改良される。
季節と温度の変化は、日照があり太陽熱のある全惑星に起こる。農業は、全大気世界に一般的である。土を耕すことは、そのようなすべての惑星の前進する人種に共通する追求である。
人間は、あなたが現在ユランチアで経験しているような初期における微細な敵との、恐らくそれほど大規模ではないにしても、同様の一般的な闘いがある。生命の長さは、原始世界の25年からより高度で古い球体の500年近くまでと異なる惑星において様々である。
人間はすべて、社交的で、部族的で、人種的である。これらの集団隔離は、それぞれの起源と構成に固有である。そのような傾向は、前進する文明とゆるやかな精霊化によってのみ変更可能である。生息界の社会の、経済の、そして政府の問題は、惑星の年齢と神性の息子の連続的滞在によるその惑星への影響の度合いに応じて異なる。
心は、無限の精霊の贈与であり、さまざまの環境において全く同じ機能をする。人間の心は、地方体制の意志をもつ創造物の肉体の性質を特徴づける一定の構造的、かつ化学的相違にかかわらず類似している。個人的相違、あるいは物理的惑星の相違にかかわらず、人間のこれらの様々な全系列の精神生活は、非常に相似しており、死後の即座の経歴は、とてもよく似ている。
だが、必滅の心は、不滅の精霊なくしては生き残れない。人の心は、必滅である。贈与された精霊のみが不滅である。生存は、調整者の聖職活動による精霊化に—不滅の魂の誕生と進化に—依存している。少なくとも、物質的な心の精霊的変化に作用する調整者の任務に対する敵意は、展開してはならなかった。
人間の一連の惑星についての適切な描写は、それに関しあなたはあまり知らないし、非常に多くの変異があることから、いくらか難しいであろう。だが、必滅の創造物は、次のような数多くの観点から研究されるかもしれない。
1. 惑星環境への調整
2.頭脳-型列
3. 精霊-受け入れ列
4. 惑星-人間紀元
5. 創造物-親族関係列
6. 調整者-融合列
7. 地球脱出方法
7超宇宙の生息球体には、進化的生物の生命に関して大別化されたこれら7分類中の各々1種類、あるいはそれ以上の種類に同時に分類する人間が住んでいる。しかし、これらの一般的分類さえも、中間ソナイトのような存在体や知的生命の他の特定の型への何の条項もない。生息界には、これらの物語で提示されてきように、進化する必滅の創造物が住んでいるが、それでも他の生命の型がある。
惑星環境への調整。生息界には惑星環境への創造物の生命調整の観点から一般的な3集団:標準的調整集団、過激な調整集団、試行的集団がある。
惑星の状態への通常の調整は、事前に考えられた一般の物理的な型に従う。非呼吸者の世界は、過激な、または極端な調整の典型であるが、他の型もまたこの集団に含まれる。実験的な世界は、通常、典型的な生物の型に理想的に適合させられ、これらの10進惑星における生命運搬者は、標準の生命雛形の有益な変化、種類、の実現を試みる。あなたの世界は、実験的惑星であり、サタニアのその姉妹球体とは著しく異なる。他の場所では見つけられない生命の多くの型が、ユランチアに出現した。同様に、多くの共通種が、あなたの惑星には欠けているのである。
ネバドンの宇宙においては、生命変更世界すべてが、順次、結びつけられ、指定された管理者により与えられる宇宙業務に関わる特別領域を構成している。そして、その団長が、サタニアではタバマンチアとして知られている古参の終局者である宇宙の監督軍団が、これらの実験的世界のすべてを定期的に点検する。
2. 頭脳-型列。人間の肉体上の均一性は、脳と神経系である。とは言っても、脳の構造には基本的3組織がある。1頭脳-型、2頭脳-型、3頭脳-型。2頭脳-型にはユランチア体があり、1頭脳-型の必滅者よりもいくらか想像力が豊かで、冒険好きで、哲学的であり、3頭脳-型系列よりは精霊的、倫理的、敬虔的に劣る。これらの脳の差は、前人間の動物の生活さえ特徴づける。
類推により、ユランチア大脳皮質の2脳球体の型から、1頭脳-型について何かを把握することができる。3頭脳-型系列の3番目の脳は、より高い連動のために2つの優れた脳:知的機能のための1つと、思考調整者の精霊的に対応する活動のための他方を自由にし、主に身体活動を支配して機能する程度にまで開発されるあなたの下級の、または初歩的な脳の形式の展開として考えられるのが最も良い。
1頭脳-型人種の地球での達成は、2頭脳-型系列に比較して僅かに劣るが、3頭脳-型集団のより古い惑星は、ユランチア人を驚かせ、あなたの文明に比較するといくらか恥ずかしめる文明を提示する。人間の2頭脳-型の世界は、機械的発展と物質文明において、知的進歩においてさえ、3頭脳-型の球体に相当しうる。しかし、あなたは、より高度の心の支配と知的で精霊的相互作用の進化においていくらか劣っている。
いかなる世界、または世界集団の知的進歩、あるいは精霊的到達に関するそのような比較評価すべてが、公正を期して惑星の年齢を認識すべきである。多くが、非常に多くが、年齢に、生物の改善者の助けに、そして神性の息子の様々な系列のその後の任務に依存している。
3頭脳-民族は、1頭脳-、または2頭脳-系列のいずれよりもわずかに高度の惑星進化の能力をもつが、 3者ともに同じ生命原形質の型をもち、まるでユランチアの人間がするように、非常に似た方法で惑星活動を営む。これらの必滅の3種類の型は、地方体制の世界中に分布している。大部分の事例惑星状況は、生命運搬者が異なる世界における人間のこれらの変化した系列へ投影するという決定にはほとんど関係がないのである。このようにして計画し、実行することが生命運搬者の特権である。
これら3系列は、上昇経歴において等しい足場に立っている。それぞれが、発展に関わる同じ知的段階を移動しなければならないし、進行に関わる同じ精霊的試練に打ち勝たなければならない。これらの異なる世界の体制管理と星座の婉曲的支配は、均一に差別を伴わない。惑星王子の体制さえ同じである。
3. 精霊-受け入れ列。心の雛形には、精霊問題との接触に関連する3部類がある。この分類は、必滅者の1頭脳-型、2頭脳-型、3頭脳-型系列には触れない。それは、主として腺の化学的性質に、とりわけ脳下垂体に匹敵する特定の種の腺の組織に言及する。人種は、いくつかの世界においては1つの腺をもち、そして他の世界においてはユランチア体のように2つを、さらに他の球体においてはこれらの3つの独特の身体を持っている。固有の想像と精霊的感受性は、確実にこの独特の化学贈与による影響を受けているのである。
精霊-受け入れ型のうち、65パーセントが、ユランチアの人種ような第二集団の型。12パーセントは、第一の型で、当然のことながら低い受容性であり、一方23パーセントは、陸上生活の間より精霊的に傾いている。しかし、そのような特徴は、自然の死を生き残りはしない。これらの人種的相違のすべてが、肉体の生涯だけに属する。
4. 惑星-人間の新紀元。この分類は、地球での人の状態と天の聖職活動の受理に影響するとき、時間の天啓の連続を認識する。
生命は、惑星において生命運搬者により起こされる。生命運搬者は、人間の進化的現象発生のいくらか後までその発展を見守る。生命運搬者は、惑星を去るにあたり領域の支配者として惑星王子を任命する。この支配者の到着とともに、全定数の従属的補助員と聖職活動の助手が到着し、また、生者と死者についての最初の裁決は、支配者の到着と同時である。
この惑星王子は、人間の集団化の発現と共に人間の文明を開始し、人間社会に焦点を合わせるために到着する。混乱状態にあるあなたの世界は、惑星王子カリガスティアが体制君主ルーキフェレーンスの反逆の運命と共にしたユランチアでのそのような管理の始まり近くであったので、惑星王子の統治の初期の評価基準ではない。あなたの惑星は、以来ずっと嵐の進路をたどってきた。
惑星王子の体制期間、正常な進化の世界における人種的進歩は、その生物の自然の頂点に達し、体制君主は、その後すぐに物質の息子と娘をその惑星に派遣する。取り込まれたこれらの存在体は、生物上の改善者として役立つ。ユランチアにおけるそれらの不履行が、あなたの惑星の歴史をさらに複雑にした。
人類の知的かつ倫理的進歩が、進化的発展の限界に達した時点で権威ある任務にある楽園のアヴォナルの息子が来る。そして、後に、そのような世界の精霊的状態が、その自然な到達の限界に接近しているとき、楽園の贈与の息子が、惑星に訪れる。贈与の息子の主要任務は、惑星の地位を確立し、惑星的機能のために真実の精霊を放ち、その結果、思考調整者の普遍的到来をもたらすことである。
再びここに、ユランチアは、通常の任務から外れる。あなたの世界への権威ある任務というものは一度としてなかったし、あなたの贈与の息子もまたアヴォナルの息子の系列にはいなかった。あなたの惑星は、君主たる息子ネバドンのマイケルにとっての人間の故郷の惑星になるという際立つ栄誉を味わったのである。
神性の息子の係属的全系列の聖職活動の結果、生息棲息界と前進する人種が、惑星発展の頂点にさしかかる。そのような世界は、現在、最高潮に至る任務、つまり、三位一体の教師たる息子の到着にむけ実りつつある。師としての息子のこの時代は、最後の惑星時代—進化の理想郷—光と生命の時代への玄関である。
人間のこの分類には、次の論文において特別の配慮がある。
5. 創造物-親族関係列。惑星は体制、星座などと上下方向に組織化されるだけではなく、宇宙行政もまた型、列、および他の関係に従い左右の組分けを提供する。宇宙のこの横の管理は、とりわけ異なる球体で独自に助長された同様の自然の活動の統一に関係する。宇宙の創造物の関連するこれらの部類は、長い経験豊富な終局者に統括される一定の高人格の合成部隊により定期的に検分を受ける。
これらの親族関係の要素は、人間でない人格の間にも必滅の創造物の間にも—人間と超人の系列間にさえも—親族関係の連続性が存在していることから、全段階において明白である。知的存在体は、主要7分割にある12大集団のそれぞれに縦に関係づけられる。生物の独自に関係づけられたこれらの集団の統一は、おそらく崇高なるものの完全には理解されていない何らかの方法によりもたらされている。
6. 調整者-融合列。各々の前融合経験期間のすべての人間の精霊的な分類、あるいは組分けは、完全に内住する神秘訓戒者との人格状態の関係により決定される。90パーセント近くのネバドン生息界には、調整者-融合の人間が住んでおり、対照的に近隣宇宙の半分をわずかに超える世界では、永遠融合の調整者-内住候補者である存在体を抱えている。
7. 地球脱出方法。基本的に、生息界において個々の人間の生命を起こすことができる唯一の方法があり、それは、創造物の生殖と自然的誕生を通してである。だが、人が、地球の状態から逃げ、楽園上昇者の内向きの流れを利用できる数多くの方法がある。
異なる身体の型と人間の惑星列のすべてが、同様に思考調整者、守護天使、および無限の精霊の使者の部隊の様々な系列の聖職活動を経験する。自然の死の解放により肉体の束縛から揃って自由にされ、そこから精霊的進化と心の進歩のモロンチア世界に揃って行くのである。
時おり、眠りの生存者の特別な復活が、惑星当局もしくは体制支配者の動議に基づき実施される。そのような復活は、惑星の時間の少なくとも千年ごとに、すべてではなく、「塵の中に眠る多くのものが目覚めるとき」に起こる。これらの特別な復活は、人間上昇の地方宇宙における特定勤労に向けての上昇者の特別集団を動員する機会である。これには、特別な復活と係わり合いをもつ二つの実際的、心情的な理由がある。
生息界の初期を通じて、多くが特別な復活と千年の復活の際に大邸宅球体に呼ばれるが、ほとんどの生存者は、惑星勤労の神性の息子の到来に関連する新天啓の開始の際に再人格化される。
1. 生存に関する天啓の系列、または集団系列に属する人間。棲息界への最初の調整者の到着とともに、後見熾天使もまた登場する。それらは、地球脱出に不可欠である。睡眠中の生存者の生命失効の期間中、新たに発展し、かつ不滅である魂の精霊的価値と永遠の現実は、個人の、または集団の後見熾天使による神聖な信用として保持される。
眠る生存者配属集団の保護者は、判断に関わる息子の世界到来とともにつねに機能する。「あの方は天使を遣わし、天使たちは四方から選民を呼び集めるであろう。」眠る人間の再人格化配属の各熾天使と共に、帰還の調整者、つまり肉体の時代に内住していた同じ不滅の父の断片は、機能し、それ故同一性は戻され、人格は復活される。それぞれの対象者の睡眠中、待ちうける調整者は、神性球で役目を果たす。調整者達は、この間、決して別の人間の心には宿らない。
人間存在のより古い世界は、モロンチア生活からは実際には免除されている高度に発展し、すばらしく精霊的な人間の型を抱くが、動物起源の人種の早期は、調整者との融合が不可能なまでに未熟である原始の人間によって特徴づけられる。これらの人間の再度の目覚めは、第三根源と中枢の不滅の精霊の個別化された部分と関連して後見熾天使によって達成される。
こうして、惑星時代の眠る生存者は、天啓点呼で再人格化される。しかし不滅の精霊は、領域の救済不可能の人格に関し、将来の目標の集団保護者と共に機能するために臨場はしないし、これは、生物存在の休止と同等である。あなたの記録のいくつかは、人間の死の惑星で行われるとしてこれらの出来事について描写してきたが、それらは皆、大邸宅世界に実際に起こるのである。
2. 個々の上昇系列の人間。人間の個々の進歩は、宇宙の7回路の逐次到達と移動(精通度)により測定される。人間進行のこれらの回路は、関連する知的、社会的、精霊的、宇宙洞察の価値の段階である。第7回路に着手する人間は、第1を求めて努力し、また第3に達した全員は、直ちに自分達に割り当てられた目標の個人的後見者をもつ。これらの人間は、天啓、または他の裁決の如何にかかわらずモロンチア生活において再人格化されるかもしれない。
一進化世界の初期にわたり、わずかな人間にしか3日目に判決を下されることはない。だが、時代の経過とともに、ますます多くの目標の個人的後見者が、向上している人間に割当てられ、その結果、増加しているこれらの進化の創造物は、自然な死の3日目に第一大邸宅界において再人格化される。そのような場合、調整者の帰還が、人間の魂の目覚めに信号を送り、文字通り、進化世界の天啓の終わりに一斉点呼がとられるときのように、これが、死者の再人格化である。
個々の上昇者には3集団ある。それほど高度でないもの達は、初期、あるいは第1大邸宅界に着地する。より高度な集団は、これまでの惑星の進行に応じ、中間の大邸宅界のいずれかにおけるモロンチア経歴を始めることができる。これらの系列の最も高度であるものは、本当に第七大邸宅世界においてモロンチア経験を始める。
3. 試験的依存の上昇系列の人間。調整者到着は、宇宙の見地からは自我を構成し、内住者すべてが、正義の点呼名簿に載っている。しかし、進化の世界における束の間の生命は不確実であり、多くのものが、楽園経歴を選ぶ前に若くして死ぬ。そのような調整者-内住の子供と若者は、最も進んだ精霊的状態の親について行き、その結果、3日目に、特別な復活のときに、または千年の天啓の定期的点呼のときに体制終局者世界(試験育児室)に行く。
思考調整者を持つにはあまりにも幼くして死ぬ子供達は、いずれかの親の大邸宅界到着と同時に地方体制の終局者世界において再人格化される。子供は人間としての誕生に際し物理的実体を取得するが、生存問題に関しては、調整者をもたない子供すべてが、まだそれぞれの両親に帰属すると見なされる。
思考調整者が、事が順調に運びこれらの子供達に宿るようになり、一方、試験的依存の生存者の系列の両集団への熾天使の聖職活動は、一般的には、より進んだ親のものと同様であるか、または片方だけが生き残る場合にはその親のものに同等である。第3回路に達するもの達は、両親の状態のいかんを問わず、個人的後見者を受ける。
同様の試験育児室が、第一の、そして第二の変更された上昇者系列の調整者をもたない子供のために星座の終局者球体と宇宙本部に維持される。
4. 第二次変更の上昇系列の人間。これらは、進化の中間世界の進歩的な人間である。それらは、原則として、自然の死を免れないが、第七大邸宅世界までの通過からは免除されている。
あまり完成していない集団は、大邸宅界だけを素通りし、地方体制の本部で再び目を覚ます。中間の集団は、星座の訓練世界に行く。それらは、地方体制の全モロンチア体制を素通りする。多くの生存者が、それより先の精霊的努力の惑星の時代に星座本部で目を覚まし、そこで楽園上昇が始まる。
だが、これらの集団のどれかが前進を許される前に、それらは、学生として素通りしたそれらの領域において教師として多くの経験をするために後戻りの旅をしなければならない。それらは皆、次には、人間進行の定められた針路を経由し楽園に進む。
5. 第一次変更の上昇系列の人間。これらの人間は、進化する生命の調整者融合型に属するが、ほとんどの場合、進化する世界における人間発達の最終局面を代表している。これらの栄光を浴した存在体は、死の入り口の通過が免除されている。それらは、息子の保護管理に従う。それらは、生きているものの中から移され、すぐ地方宇宙本部の君主たる息子の面前に現れる。
これらは、人間生活の間に調整者と融合する人間であり、そのような調整者融合の人格はモロンチア型をまとわされる前に自由に空間を移動する。融合された魂は、調整者の直接運搬による一層高いモロンチア球体の復活大広間へ行き、そこで、ちょうど進化世界から到着する他のすべての人間のように最初のモロンチアの衣裳、認証を受けとる。
人間上昇のこの第一次変更の系列は、調整者-融合世界の最も低い段階から最も高いもの段階への惑星列のいずれかに属する個人にあてはまるかもしれないが、神性の息子の数々の滞在恩恵を受けた後により古いこれらの球体においてより頻繁に機能する。
多くのものが、と生命の惑星時代の設立のともに第一変更の移動系列によってモロンチアの宇宙世界に行く。定着した生活の前進段階のずっと先に領域を去る人間の大多数が、この部類に抱えられるとき、惑星は、この列に属すると見なされる。自然の死は、光と生命に長く落ち着くこれらの球体においては次第に減少していく。
[惑星行政のジェルーセム校の1メルキゼデクによる提示]
惑星王子は、ラノナンデクの息子の系列に属する一方で、勤務上は専門化されているので一般には別個の一団と見なされているこれらの地方宇宙の息子は、第二ラノナンデク系としてメルキゼデクによる証明後、星座本部の各々の系列の予備軍に配属される。それらは、体制君主によりここから様々な義務に割当てられ、ゆくゆくは惑星王子として任命され発展する生息界を治めるために遣わされる。
特定惑星への支配者配属対応のための体制君主への合図は、確立した生命や発達した知的進化の存在体が生息するこの惑星での機能へむけての生命運搬者からの行政長官派遣要請の受理である。進化する必滅の創造物が住む全惑星は、この系列の息子の身分の惑星支配者を割り当てた。
惑星王子とその補佐の同胞は、楽園の永遠なる息子が時間と空間の遅々たる進化の生物にできる精一杯の人格化の、への、最接近(肉体化は別として)を表す。いかにも、創造者たる息子は、自らの精霊を通して領域の創造物に触れているが、惑星王子は、楽園から人間の子供に延々へと広がる人格の息子の系列の最後のものである。無限の精霊は、目標の後見者と他の天使の存在体に非常に近づく。宇宙なる父は、神秘訓戒者の前人格の臨場により人間の内に生きる。しかし、惑星王子は、あなたを近くに引き寄せる永遠なる息子とその息子の最後の努力を表す。惑星王子は、新たに居住者のいる世界においては、創造者たる息子(宇宙なる父と永遠なる息子の子)と神性聖職者(無限の精霊の宇宙の娘)から生まれ、完全な神性の唯一の代表である。
新たに人が住む世界の王子は、助手と補助者の忠誠な部隊と多数の奉仕精霊に取り囲まれる。しかし、のような新世界の指揮部隊は、惑星の問題と困難に本質的に同情的、かつ理解があるには体制の行政者の下級の系列のものでなければならない。そして、進化世界への思いやりのある統治者の支配権を提供するためのこの全努力は、これらの人間に近い人格が、崇高な支配者の意志を超え、それら自身の心の高揚に惑わされるかもしれない増大された責任を伴う。
これらの息子は、個々の惑星上の神性代表として全く単独であるので厳しく試されるし、ネバドンは、幾つかの反逆の不運を被った。体制君主と惑星王子の創造において、宇宙なる父と永遠なる息子からより遠く離れてしまった概念の人格化が起こり、加えて人間の自己の重要性について言えば、平衡感覚を失うというさらなる危険と、神性存在体の数多くの系列と権威の段階における価値と関係についての適切な把握ができないという高まる可能性がある。父が地方宇宙に自ら臨場しないということが、これらのすべての息子に信頼と忠誠のある種の試練をしている。
だが多くの場合、世界のこれらの王子は、生息球体の組織化と管理の任務に失敗するというわけではないし、またそれらの成功が、世界の原始人により高度型の創造物の生命を植え付ける物質の息子のその後の任務を大いに容易にする。それに、その統治は、世界を裁き、連続する天啓を開始するためにその後やって来る神の楽園の息子のために惑星を整備するために多くのことをする。
すべての惑星王子は、マイケルの最高責任者であるガブリエルの宇宙行政管轄権下にあり、一方直接権力においては、体制君主の行政命令に従う。
惑星王子は、いかなるときにも自分達のかつての教官や後援者であるメルキゼデク系の助言を求めることができるのだが、任意にそのような援助を求めないし、もしもそのような援助が自発的に求められなければ、メルキゼデク系は、惑星行政に干渉しない。これらの世界統治者は、また体制の贈与世界から集められる24名の助言者の忠告を利用するかもしれない。サタニアにおいては在のところ、これらの助言者は、皆ユランチア出身である。また、星座本部には領域の進化する存在体からも選ばれる70名からなる類似の協議会がある。
初期の、不安定な経歴における進化の惑星統治は、おおむね独裁的である。惑星王子は、惑星援助の各部隊の中から専門化している補佐集団を組織化する。彼らの周りには、通常、12名の最高協議会があるが、これはさまざまに選ばれ、また異なる世界においてさまざまに構成される。惑星王子もまた、1名かそれ以上の自身の息子の身分の集団の第三系列からの補佐を、時にはある世界の、第二ラノナンデクの補佐である自身の系列からの1名の補佐をもつかもしれない。
世界統治に関わる構成員全員は、無限の精霊の人格とより高度に進化した特定の存在体の型と他の世界からの上昇する人間から成る。そのような部下は、平均するとおよそ1,000名となり、この助手部隊は、惑星の進歩とともに10万か、それ以上に増加するかもしれない。惑星王子は、より多くの補佐の必要性が生じるときは随時、体制君主である自分達の兄弟に単に要求をするだけで、その申し立ては、直ちに認められる。
惑星は、種類と組織において、また管理において大いに異なるが、すべてが治安裁決機関を規定する。地方宇宙の司法体制は、個人的部下の中の1構成員が統括する惑星王子の裁判所から始まり、そのような法廷の判決は、極めて父親らしく、自由裁量の態度を反映する。惑星の住民の規則を越えて影響を及ぼす問題のすべては、上の裁判所への上告対象となるが、世界領域の業務は、王子個人の自由裁量に基づき大幅に調整される。
方々を飛び回る調停者の仕事は、務めを果たし惑星の裁判所を補完し、また精霊制御者と物理的制御者は、これらの調停者の所見を受ける。しかし「いと高きものが人の王国を支配する」ので、何の任意の実行も決して星座の父の同意なしには実行されない。
惑星任務の制御者と変成者もまた、天使と天の存在体の他の系列と共同してこれらの後者の人格を必滅の創造物に見えるようにすることができる。特別時に、熾天使の助手と、メルキゼデクさえ、自分自身を進化世界の住民に見えるようにできるし、する場合がある。惑星王子の部下として体制首都から人間の上昇者を連れて来る主な理由は、領域の住民との意志の疎通を容易にすることである。
惑星王子は、若い世界に行くにあたり通常、地方体制本部からの志願の上昇者集団を伴う。これらの上昇者は、初期の人種改良の仕事において助言者と助手として王子に同行する。この物質の助手部隊は、王子と世界人種との連結体を構成する。ユランチアの王子カリガスティアには、そのような100名の助手部隊があった。
そのような志願の補佐は、体制首都の公民であり、その中の誰とても調整者との融合はなかった。そのような志願奉仕者の調整者の地位は、これらのモロンチア前進者が一時的に以前の物質的状態に戻るのに相反し、体制本部における居住身分のままである。
生命運搬者、型の建築家は、そのような志願者に新しい物理的肉体を提供し、その肉体は、各自の惑星滞在期間中占拠する。この人格の型は、領域の普通の病気からは免れるが、早期のモロンチアの肉体のようにある種の物理的事故を被ることはある。
王子の有体の部下は、通常、第2の息子の球体到着時に次の裁決に伴いその惑星から外される。王子の有体の部下は、去る前に習慣的に自分達の様々な義務を双方の子らと優れた原住の志願者に割り当てる。王子のこれらの助手が原住人種の優れた集団との結婚が許されていた世界においては、通常、そのような子らが、彼らを引き継ぐ。
惑星王子の補佐は、世界の人種とはめったに性関係をもたないが、自分たちの間では常にもつのである。2つの存在体の集団:中間被創造者の一次の型と、アダームとハヴァーの到着時点で両親が惑星から外された後に王子の部下に配属されたままの物質存在体の高度の型が、これらの結合から生じる。これらの子供らは、ある非常時と、加えて惑星王子の指示以外には人間の人種とは性関係をもたない。そのような出来事の場合、その子供ら—有体の部下の孫—は、優れた人種のその時代と世代の時点での地位にある。惑星王子のこれらの半物質の補佐の子供すべてが、調整者内住である。
王子の天啓の終わりに際し、この「帰還の部下」が、楽園経歴再開のために体制本部に返される時が来ると、これらの上昇者は、物質的の肉体を明け渡す目的のために生命運搬者に自身を提供する。これらの上昇者は、遷移の微睡みに入り、目覚め、肉体の纏いから救われ、モロンチア型を身につけ、引き離された調整者の待つ体制首都への熾天使の輸送準備をする。これらの上昇者は、全天啓のできの悪いジェルーセム集団ではあるが、独自の並はずれた経験を、すなわち上昇する人間の経歴におけるまれなる一章を獲得したのである。
王子の有体の部下は、早くに、訓練と文化についての惑星の学校を組織化し、そこでは、進化する人種の最良のもの達が教授され、次いで、これらのより良い方法を各自の民族に教えるために送り出される。これらの王子の学校は、惑星の物質的本部に位置している。
有体の部下は、この本部都市の設立に関わる多くの物理的な仕事を果たす。惑星王子の早期のそのような本部都市、または共同社会は、ユランチアの人間が想像するかもしれないものとは非常に異なる。それらは、後の時代との比較においては、鉱物装飾と比較的高度な物質構造により特徴づけられており、単純である。このすべてが、園の本部を中心に置くアダーム体制とは対照的であり、人種のためのそれらの仕事は、園の本部から宇宙の息子の第二の天啓の間に遂げられる。
あなたの世界の本部定住においては、各人間の住宅には多くの土地が用意されていた。遠隔の部族は、狩猟と食物採集を続行し、王子の学校の学生と教師は、全員が農業専門家と園芸家であった。時間は、次の仕事の間でほぼ当分に配分された。
1. 肉体労働。住宅建設と装飾に伴う土地耕作。
2. 社会活動。演戯上演と文化的な社会的集合。
3. 教育的応用。専門課程の訓練により補足される家族集団教育に関する個別教授。
4. 職業訓練。結婚と家政のための学校、芸術と工芸指導の学校、教師養成のための—世俗の、文化の、宗教の教師—授業。
5. 精霊的文化。師の兄弟愛、幼時と青年期集団の啓発、各自の民族への聖職活動者として引き取られた原住の子供の指導。
惑星王子は、人間には見えない。それは、部下である半物質の存在体提示を信じる信頼に関する試験である。しかし、文化と訓練のこれらの学校は、各惑星の必要性によく適合しており、またこれらの様々な学習団体に入る努力において、すぐに人類間の猛烈、かつ賛美に値いする競争関係を展開する。
ゆっくりと、しかも確かに進化する人種を変える意気を高め文明化する影響が、文化と達成のそのような世界の中心からすべての民族に広まる。その間に、王子の学校に引き取られ訓練された周辺民族の教育され精霊化された子供らは、各自の出身集団に戻り、全力を尽くして王子の学校の計画に沿う学習と文化のための新たで強力な中心をそこに確立しつつある。
全体の事業が、カリガスティアのルーキフェレーンス反逆への支持によりかなり、幾分、突然に、しかも最も不名誉な終わりに至ったとき、ユランチアにおける惑星の前進と文化向上のためのこれらの計画は、実に申し分なく進行中であった。
私にとり、息子関係にある自身の系列の一員であるカリガスティアの、故意に、かつ殺意をもって、組織的に指示をねじ曲げ、その時点で実施中のユランチア惑星のすべての学校に用意されていた教えを毒したカリガスティアの、冷淡なこの背信について知るということは、最も重厚に衝撃的な出来事の1つである。これらの学校の破滅は、迅速かつ完全であった。
王子の実体化された部下の上昇者の子らの多くは、カリガスティアの階級を放棄し、依然として忠誠であった。これらの忠臣者達は、ユランチアのメルキゼデク受領者により奨励され、またその子孫は、後の時代に真実と正義の惑星の概念を支持するために多くのことをしたのであった。これらの忠誠な福音唱道者は、ユランチアにおける精霊の真実の完全な消滅回避を助けた。これらの勇敢な者とその子孫は、父の支配に関する幾らかの知識を生かし続け、神性の息子の様々な系列による惑星の連続的天啓の概念を世界の人種のために保護した。
生息界の忠誠な王子達は、本来の仕事の惑星に永遠に配属される。楽園の息子と天啓は、往来するかもしれないが、功を奏する惑星王子は、自分の領域の統治者として続ける。惑星の文明発展を促進するように考案されている惑星王子の仕事は、 より上の息子の任務からはかなり独立している。
2つの惑星における文明の進歩は、ほとんど似ていない。人間進化の展開の細部は数多くの異なる世界において非常に相異する。物理的、知的、社会的状況に沿った惑星発展のこれらの多様性にもかかわらず、進化するすべての球体が、 ある明確な方向に進歩する。
時間と空間の平均的世界における人種は、物質の息子により補足され楽園の息子の周期的任務により中断される惑星王子の温和な支配下にあって次の発展的七時代を相次いで通過する。
1. 栄養時代。前人間創造物と原始人の原人種は、主に食物問題に対し関心がある。これらの進化する生き物は、食物を探すか、攻撃的に、または防御的に戦うかして起きている時間を過ごす。食物探索は、その後の文明をつくったこれらの初期の先祖の心の最優先事項である。
2. 保全時代。原始の猟師は、食物探索から時間を割くことができるときはいつでも早速、この閑暇を保全増大に向ける。ますます多くの注意が戦争技術に注がれる。家は、要塞化され、一族は、互いへの恐怖と異質集団への憎しみの鼓吹により結束される。自衛本能は、常に自己保全に続く営みである。
3. 物質的安らぎの時代。食物問題が、部分的に解決され、いくらかの保全に達した後、さらなる余暇が、個人の安らぎの促進に活用される。贅沢は、人間の活動舞台の中心を占拠しようとして必要性と競う。そのような時代は、あまりにも頻繁に圧制、狭量、暴飲暴食、酒気の特性を示す。人種の中の弱い分子は、不節制と野蛮に傾く。徐々に、これらの快楽探究の虚弱者は、前進する文明のより強く、真実を好む要素に征服される。
4. 知識と知恵の探究。食物、保全、娯楽、余暇は、文化の発達と知識普及の基礎を提供する。知識を実践する努力は、知恵をもたらし、また文化が経験により恩恵を受け向上することを学んだとき、文明は、本当に成功したのである。食物、保全、物質的安らぎがまだ社会を支配しているが、多くの前向きの個人は、知識に飢え、知恵に渇きを覚えている。すべての子供には、行なうことにより学ぶ機会が与えられる。教育は、これらの時代の合言葉である。
5. 哲学と兄弟愛の新紀元。人間は、考えることを身につけ経験を通じて恩恵を受け始めると哲学的になる—自らが推論し、識別的判断を駆使し始める。この時代の社会は倫理的になり、そのような時代の人間は、真に、道徳的行為者になる。賢明な道徳的行為者は、進歩するそのような世界に人間の兄弟愛を確立することができる。倫理的、かつ道徳的な存在体は、黄金律に従って生きる方法を学ぶことができる。
6. 精霊的努力の時代。物理的、知的、社会的発展段階を通過してしまうと、進化する人間は、遅かれ早かれ精霊的満足感と宇宙和合を求めずにはいられない個人的洞察のそのような段階に達する。宗教は、恐怖と迷信の感情的領域から宇宙的見識と個人的精霊経験の高い段階への上昇を完成しつつある。教育は、意味への到達を目指し、文化は、宇宙関係と真の価値を把握する。そのような進化している人間は、純粋に洗練され、真に教育され、この上なく見事に神を知っている。
7. 光と生命の時代 。これは、物理的保全、知力拡大、社会文化、および精霊的達成の連続的時代の開花である。人間のこれらの成果が、いま混ざり合い、関連し、宇宙統一と寡欲な奉仕に整合している。時間と空間のこれらの崇高で定着した世界に引き続き暮らしている前進的世代による進化の到達の可能性を襲う境界は、有限性と物質贈与の限界内に設定されてはいない。
惑星王子は、世界史の連続する天啓と惑星進歩の前進時代の全体にわたり自らの球体に仕えた後、光と生命の時代の就任にあたり惑星君主の位置に登用される。
ユランチアの孤立は、あなたのサタニアの隣人の生活と環境についての多くの細部の提示の引き受けを不可能にする。我々は、惑星の隔離と体制孤立によりこれらの論文の提示において制限されている。我々は、あらゆる努力をしてユランチアの人間を啓発するこれらの制限に導かれなければならないが、あなたは、許される限りにおいて、平均的進化世界の進行中に指示されてきており、またユランチアの現在の状況との世界のそのような経歴を比べることができる。
ユランチアにおける文明の発展は、精霊の孤立の不運を被った他の世界のものとそれほど大きくは異なっていなかった。しかし、宇宙の忠誠な世界と比べるとき、あなたの惑星は、非常に混乱し、知的な進歩と精霊的到達の全局面において大いに遅れているように思える。
あなたの惑星の不運ゆえに、ユランチア人は、通常世界の文化をあまり理解していない。しかし、あなたは、進化する世界を、最も理想的な世界でさえ、生活が全く楽である球体として考えるべきではない。必滅の人種の初期の生活には必ず苦闘が伴う。努力と決断は、生存価値修得の不可欠部分である。
文化は、心の質を前提とする。心が高められなければ、文化を向上させることはできない。優れた知性は、高貴な文化を求め、そのような目標に達する何らかの方法を見つけるであろう。劣る心は、最も高い文化が既存状態で提示されたとしても拒むであろう。また、多くのことが、神性の息子の相次ぐ任務によって決まり、啓発は、各天啓の時代に受け入れられる度合により決まる。
サタニアの全世界が、ルーキフェレーンスの反逆により20万年の間ノーラティアデクの精霊的な禁止令下で静止していたということを忘れるべきではない。また、罪と分離の結果の不利な条件を挽回するには、数多くの時代を必要とするであろう。あなたの世界は、反逆者の惑星王子と不履行の物質の息子の二重悲劇の結果として不規則で波瀾に富む生涯を今だに追い続けている。ユランチアにおけるキリスト・マイケルの贈与さえ、この世界の初期行政におけるこれらの深刻な失態の現世の因果関係をすぐには除外しなかった。
一見したところでは、ユランチアとその関連する孤立世界は、惑星王子と物質の息子と娘といったような超人的人格の役に立つ臨場と影響を剥奪されたことで最も不幸であるように見えるかもしれない。しかし、これらの球体の孤立は、信仰の実践のための、また視覚、あるいはいかなる他の物質的考慮に依存しない宇宙の現実に対する確信に関わる独特の特性開発のための特異な機会をそれらの人種に提供する。ついには、反逆の結果孤立する世界から来る必滅の創造物が、至極幸いであると判明するかもしれない。我々は、宇宙の仕事への数多くの特別な課題の達成に必要とされる疑う余地のない信仰と崇高な自信が、そのような上昇者にとてもあ早くにゆだねられていると気づいた。
これらの孤立世界からの上昇者は、ジェルーセムにおいては単独に住宅地域を占領しており、しかも見なくとも信じ、隔離に際しては辛抱し、孤立に際してさえ克服できない困難を打ち負かすことのできる意志をもつ進化の創造物を意味するアガンダンターとして知られている。アガンダンターのこの機能上の組分けは、地方宇宙の上昇と超宇宙の縦断を通じて持続する。それは、ハヴォーナ滞在中に見えなくなるが、楽園到達に際し即座に再登場し、確実に人間終局者部隊に存続する。タバマンチアとは、時間と空間宇宙で起きた最初の反逆にかかわる隔離球体の1つから生き残った終局者の身分のアガンダンターである。
楽園経歴を通じ、報酬は、原因の結果として努力のあとに続く。そのような報酬は、個人を平均的な者達から際立たせ、創造物に多様な経験を提供し、終局者の集合体において究極的業績の汎用性に貢献する。
[予備軍団の第二ラノナンデク系の息子による提示]
原始人が惑星王子の配剤時代中に自然的進化の発展の限界に至ると、生物上のこの到達は、そのような世界への生体改善者である息子の資格の第二系列の派遣を体制君主に合図する。これらの子孫、というのも2名—物質の息子と娘—がおり、惑星においては通常アダームとハヴァーとして知られている。サターニアの最初の物質の息子は、アダームであり、生体、生物、改善者として体制世界に行くもの達は、常にその特異な系列のこの1番目の、また最初の息子という名をもつ。
これらの子孫は、生息界への創造者たる息子の物質的な贈り物である。それらは、そのような一球体の進化過程において惑星王子と共に任務の惑星に留まる。そのような冒険は、惑星王子のいる世界においては大した危険はないが、そのような任務は、精霊的支配者不在の領域や惑星間の情報伝達が阻まれているような背教の惑星においては危険をはらんでいる。
あなたは、サターニアと他の体制のすべての世界におけるこれらの息子の仕事に関してすべてを知ることを望めないとはいえ、他の論文では、ジェルーセムの生物上の改善者の部隊からユランチアの人種を高揚するために来たアダームとハヴァーの興味深い1組の生涯と経験についてより完全に表現されている。あなたの生来の人種を改良するための理想的計画には失敗があったが、それでもアダームの任務は無駄ではなかった。ユランチアは、アダームとハヴァーの贈り物から測り知れないほどに利を得てきており、またその仲間の間においても天の協議会においても、両者の仕事は完全な損とはみなされていない。
物質の、あるいは性をもつ息子と娘は、創造者たる息子の子である。宇宙の母なる精霊は、進化世界の物理的改善者として機能するよう運命づけられているこれらの存在体の生産には参加しない。
息子関係の物質系列は、地方宇宙全体において一様ではない。創造者たる息子は、各地方体制におけるこれらの存在体の1対だけを生産する。起源となるこれらの対は、各体制の生活様式に調和されており、現実にはさまざまである。これは、必要な対策であり、さもなければ、アダーム系の再生潜在力は、どれか特定の体制の世界の発展している必滅の存在体のそれとは機能しないであろう。ユランチアに来たアダームとハヴァーは、物質の息子の中のサターニア起源の1対の流れを組んでいる。
物質の息子は、2.4メートルから3.0メートルと背丈が異なり、身体は光り輝くスミレの色合いでまぶしいほどである。物質の肉体全体には血液が循環するとともに、神性エネルギーで満たされ、天の光で浸されている。これらの物質の息子(アダーム系)と物質の娘(ハヴァー系)は、生殖の特徴と一定の化学贈与において異なるのみで、互いに同等である。それらは、同等であるが異なる男性と女性であり—従って相補的で—ほとんどすべての任務において1対で働くよう考案されている。
物質の息子は、二重の栄養摂取に恵まれている。物質の息子は、まるで領域の物理的存在体がするように物質化されたエネルギーを摂取し、一方その不滅の存在は、ある種の持久する宇宙エネルギーの直接的、かつ自動的取入れにより完全に維持されており、種類と組織において実に二元的である。物質の息子は、何らかの配属任務に失敗したならば、または意識的に、そして故意に造反したならば、息子のこの系列は、光と生命の宇宙の根源とのつながりから切られ、孤立するようになる。その上に、息子のこの系列は、配属の世界における物質的生活進路を取るよう運命づけられ、裁決のために宇宙の行政長官に目を向けざるを得なく、実際に物質存在体になる。物質的な死は、やがてそのような不幸で賢明でない物質の息子か娘の惑星経歴を終わらせるであろう。
最初の、つまり直接に創造されたアダームとハヴァーは、ちょうど地方宇宙の息子関係の他のすべての系列のように生来の資質により不滅であるが、不死の可能性の縮小は、両者の息子や娘らの特性を示す。この最初の1組は、無条件の不死を自分達の産み出した息子と娘に伝えることはできない。両者の子孫は、継続する生涯を精霊の心の重力回路との壊れない知的共時性に依存している。サターニア体制の始まり以来、13名の惑星アダームと責任ある地位の681,204名が反逆と不履行に陥った。これらの背信のほとんどが、ルーキフェレーンスの反逆時点で起きた。
思考調整者を有してはいないとはいえ、物質の息子が、体制首都の永久公民として生活しながら進化する惑星への下降使節を務めている時でさえ、調整者内住と楽園上昇経歴のための経験的能力を獲得するのは、他ならぬこれらの働きを通してである。これらの特異で素晴らしく役に立つ存在体は、精霊世界と物理世界との結合輪である。それらは、体制本部に集結され、そこで領域の物質の公民として繁殖し、生き続け、その領域から進化の世界に派遣される。
息子関係の物質的系列は、惑星活動の他方の創造された息子とは異なり、元来、ユランチアの住民のような物質の創造物の目に見えないわけではない。生物学上の向上のこの役割は、通常、惑星アダーム系の子孫の手に落ちるのだが、神のこれらの息子は、可視であり、理解可能であり、さらに、実際に時間の創造物との交流ができ、時間の創造物との生殖さえ可能である。
どのアダームとハヴァーの忠誠な子らも、ジェルーセムにおいては不死であるが、進化の惑星の到着後に生殖された物質の息子と娘の子らは、自然死を免がれない。これらの息子が進化世界での再生機能のために再物質化されると、生命移転手段における変化が起こる。生命運搬者は、惑星のアダームとハヴァーから不死の息子と娘を生み出す力を計画的に奪う。もし彼らが履行しないならば、惑星任務中のアダームとハヴァーは、無期限に生き続けることができるが、その子供らは、一定制限内に後の各世代毎の寿命の減少を経験する。
別の生息界が、物理的発展の絶頂に達したという報道の受理に応じ、体制君主は、物質の息子と娘の部隊を体制首都に召集する。そして、そのような進化世界の必要性についての議論に続き、志願者集団からの2名—物質の息子の上級部隊のアダームとハヴァーの1名ずつ—が、冒険着手のために、すなわち熾天使化に先立つ深い睡眠につき、関連業務に携わる自分の惑星から新しい機会と新しい危険の新領域へ輸送されるために、選抜される。
アダーム達とハヴァー達は、半物質の創造物であり、従って熾天使による輸送は可能ではない。それらは、任務世界への輸送のために熾天使化されるには体制首都における非物質化を受けなければならない。輸送熾天使は、それらが熾天使化され、その結果、空間を経て一つの世界または、体制から他方への輸送を可能にするように物質の息子と他の半物質の存在体における変化をもたらすことができる。標準時でおよそ3日間が、この輸送準備に費やされ、熾天使の輸送旅行終了の到着時にそのような非物質化された創造物を通常の生命に戻すには生命運搬者の協力を要する。
ジェルーセムから進化世界への輸送に向けアダーム系に準備させるこの非物質化手段がある一方で、全体の惑星が空にされない限り、つまり、そのような場合は、救済可能な全人口のために非物質化手段の非常時の導入がとられない限り、そのような世界からそれらを取り除く何の相当手段もない。何らかの物理的大変動が、前進する人種の惑星居住を運命づけるならば、メルキゼデク系と生命運搬者が、すべての生存者のために非物質化の手段を導入するであろうし、これらの存在体は、熾天使の輸送により自らの継続する生活のために用意された新世界へ運び去られるであろう。人類の進化は、空間世界で一旦開始されると、その惑星の物理的生存の如何にかかわらず全く単独で進行しなければならないが、1名の惑星アダームが、またはハヴァーが、進化の時代に自らの選んだ世界を去るということは別に意図されてはいない。
物質の息子と娘は、惑星の目的地到着に際し、生命運搬者の指示に基づき再物質化される。この全工程は、ユランチア時間の10日から28日間かかる。熾天使の微睡みの無意識状態は、この再構築の全期間にわたって続く。これらの物質の息子と娘は、物理的有機体の再組み立てが完成されると、ちょうどジェルーセムにおいて非物質化を受ける前のように、事実上、自分達の新しい家に、そして新しい世界に立っている。
生息界において物質の息子と娘は、さっそく自身の子供らに補助され、自身の家を園に建てる。通常、園の用地は惑星王子により選択されてきており、有体の部下は、準備作業の大半をより高度の人種の型の多くのものの助けをかりてする。
これらのエデンの園は、星座首都であるエデンチアに敬意を表し、またいと高きものの父の本部世界の植物の壮大さを模範としている理由からそう命名されている。通常、そのような園の家は、人目につかない区域や亜熱帯に位置する。それらは、平均的世界の素晴らしい創造である。あなたは、ユランチアの中止になっているそのような仕事の開発についての断片的報告に基づくのでは、これらの美しい文化の中心地について何も判じ得ない。
惑星のアダームとハヴァーは、潜在的には、人類への物理的恩恵の最大限の贈り物である。取り込まれたそのような1対の主要な働きは、時間の子供を増やし向上させることである。しかし、園の人々と世界の人々の間には、直接的異種交配はない。何世代もの間、アダームとハヴァーは、自身の系列の強い人種を増やす一方、進化する人間からは、生物学上、隔離されたままでいる。これが、生息界の紫色人種の源である。
惑星王子とその部下は、人種向上のための計画を準備され、アダームとハヴァーが実行する。そして、これが、あなたの物質の息子とその仲間が、ユランチアに到着した際に多大な不利な立場に置かれた点である。カリガスティアは、アダーム系任務に対し、狡猾で、しかも功を奏する反対をした。そして、ユランチアのメルキゼデクの受信者らは、反抗的な惑星王子の臨場に内在する惑星の危険に関し、アダームとハヴァーの両者に正しく警告しておいたにもかかわらず、この大反逆者は、奸知にたけた計略により、エデンの1対の裏をかき、あなたの世界の目に見える支配者としてのそれらの信託統治の契約違反へと二人を罠にかけた。反逆の惑星王子は、あなたのアダームとハヴァーを危うくすることには成功したが、ルーキフェレーンスの反逆への巻き込みは未遂に終わった。
惑星の助手である天使の第5系列は、世界冒険における惑星アダーム系に常に同伴し、アダーム系の任務に配置される。初期の職務部隊は、通常、およそ10万名である。ユランチアのアダームとハヴァーの仕事が、時期尚早に開始されたとき、つまり、定められた計画から逸れたとき、不届きな行為に関し彼らに諌言したのは園の声の中の1名の熾天使であった。この出来事についてのあなたの物語は、あなたの惑星の伝統が、超自然であるものすべてを主なる神に帰する傾向にある風習をよく例証している。これがために、ユランチア人は、父のすべての仲間と部下の言葉と行為が、一般的に父のせいであると考えられたので宇宙なる父の本質に関し、しばしば混乱するようになった。アダームとハヴァーの場合、園の天使は、そのとき任務についていた惑星の助手の長以外の何者でもなかった。この熾天使ソロニアは、神性の計画の不成功を宣言し、メルキゼデク系受信者のユランチアへの復帰を要求した。
第二次中間被創造者は、アダーム派遣団に固有である。惑星王子の有体の部下と同様、物質の息子と娘の子孫は2系列:有体の子供と中間被創造者の二次系列に属する。物質ではあるが通常目に見えない惑星のこれらの活動者は、文明の進歩へとよく貢献し、また社会的発展と精霊的進歩の転覆を図るかもしれない反抗的少数の従属活動にさえよく貢献する。
二次中間者は、惑星王子の到着時代近くから始まる第一系列と混同されてはならない。ユランチアでは、これらの早期の中間被創造者の大部分が、カリガスティアと反逆に入り、五旬節以来、拘禁されている。惑星の行政に忠誠でなかったアダーム系集団の多くのものが、同様に拘禁されている。
忠誠な第一系列と第二系列次の中間者は、五旬節の日、自発の結合を達成し、以来ずっと1単位体として世界業務において機能してきた。彼らは、2集団から交互に選ばれる忠誠な中間者の指導力の下に働く。
あなたの世界には、息子の4系列が訪れてきた。惑星王子のカリガスティア、神の物質の息子のアダームとハヴァー、アブラハムの時代の「シャレイムの賢人」メルキゼデクのマキヴェンタ、そして、楽園の贈与の息子として来たキリスト・ミカエル。ネバドン宇宙の最高支配者であるミカエルが、忠誠で効率的な惑星王子と熱心で上首尾の物質の息子に、贈与の息子の一生の仕事と任務を充実させるために多くのことができたであろう両者に、喜んであなたの世界に迎えられていたならば、いかほどまでに効果的で美しかったことであろうか。だが、すべての世界が、ユランチア同様それほどまでに不幸であったわけではなく、惑星アダームの任務もつねに非常に困難でも危険でもなかった。彼らは、成功しているとき、偉大な民族の発展に貢献し、そのような世界が光と生命に落ち着く時代へと惑星業務の目に見える首脳として続けていく。
生息界の初期の優勢人種は、赤色人種であり、通常、人間の初達段階に最初に達するものである。赤色人種は、惑星の先輩人種ではあるが、人間出現時代においては次にくる有色民族が、非常に早く出現し始める。
より初期の人種は、後の人種よりいくらか優れている。赤色人種は、藍色—黒色—人種のはるかに上に立つ。生命運搬者は、初期の、または赤色人種に対する生活エネルギーの完全なる贈与を授け、しかも人間の明確な1集団の続いておこる進化の各顕現は、最初の授与を犠牲にした変化を示している。ユランチアにおいては予期せぬ巨大性の傾向が、緑色民族と橙色民族の間に現れたとはいえ、人間の身長ですら赤色人種から藍色人種では低下する傾向にある。
進化の6人種すべてのいる世界における優勢民族は、1番目、3番目、5番目の—赤色、黄色、青色人種である。その結果、進化の人種は、知的成長と精霊的発達能力において、2番目、4番目、6番目に対し交互に、やや少な目に授けられている。これらの二次的人種は、ある種の世界においては見当たらない民族である。それらは、他の多くの世界においては絶滅したものである。混合された「白色人種」に存続することを除いては、優れた青色人種をそれほどまでに大きく失ったということは、ユランチアの不幸である。橙色と緑色の血統の損失は、それほど重大な関心事ではない。
有色の6人種—または3人種—は、赤色人種の本来の資性を低下させているようであるが、人間の型におけるある種の非常に望ましい変化を供給し、また、さまざまの人間の可能性の別の方法では達成できない表現を提供する。これらの変更は、もしそれらが取り込まれたアダーム系か紫色人種によってその後向上されるとすれば、全体としては人類の進歩に有益である。合併についてのこの通常の計画は、ユランチアにおいては広く実行されなかったし、また人種進化の計画実行のこの失敗は、これらの民族の生息界における状態に関するあなたの世界の初期の人種の残り、面影、の観測でのあなたの理解を不可能にする。
人種の進化の初期における赤色人種、黄色人種、および青色人種には軽度の雑交の傾向がある。橙色人種、緑色人種、藍色人種にも同様の混合傾向がある。
通常、より遅れている人間は、より進んでいる人種により労働者として使われる。これは、初期の時代における惑星での奴隷制度の起源を説明する。橙色人種は、通常赤色人に抑えられており、使用人の身分へと落とされる—時として滅ぼされる。黄色人種と赤色人種は、しばしば親しく交わるが、いつもではない。黄色人種は、通常緑色人種を奴隷にするが、青色人種は、藍色人種を征服する。原始人のこれらの人種は、ユランチア人が、牛馬の売買について考えないのと同様に、強制労働における遅れた仲間の奉仕の利用について考えてはいない。
精神薄弱者と社会的犯罪者は、しばしば非自発的労働をいまだに強制されてはいるものの、非自発的隷属は、ほとんどの正常世界において惑星王子の配剤時代を乗り切りはしない。しかし、すべての標準的球体では、この種の原始の奴隷制度は、取り込まれた紫色、またはアダーム系人種の到着直後に廃止される。
これらの進化の6人種は、アダーム系改善者の子孫との混交、により混合、混成され、高揚されるよう運命づけられている。しかし劣者と不適格者は、これらの民族が混合される以前におおむね排除される。惑星王子と物質の息子は、他の適当な惑星当局と共に、再生血統への適性を判断する。ユランチアにおけるそのような基本予定を実行する困難は、あなたの世界の人種の個人の生物上の適性、あるいは不適性を伝える有能な裁判官の不在にある。この障害にもかかわらず、あなたは、より著しく不適性で欠陥があり、堕落しかつ非社交的である血統の生物上の村八分に同意しなければならないようである。
惑星アダームと惑星ハヴァーの生息界到着に際し、それらは、知力ある存在体の人種に改良をもたらす最良の方法に関し上司の完全な指導を受けた。手順についての計画は一定ではない。多くは、務めを果たす二人の判断に任せられ、誤りは、特にユランチアのような無秩序で謀反の世界においては珍しくない。
通常、紫色民族は、自らの集団が100万以上になるまでは惑星原住者との混交を始めない。しかし、そうこうしているうちにも、惑星王子の部下は、神の子らが、まるで人類と1つになるために下りてきたと宣言する。人々は、優れた人種的血統に属するとエデンの園に進むことを許され、そこで資格を得た者達が新しい、混合された人類系列の進化の父母としてアダームの息子と娘に選ばれると発表されるその日をしきりと楽しみにしている。
惑星のアダームとハヴァーは、正常世界において決して進化する人種とは性的結合しない。生物改善のこの仕事は、アダーム系子孫の任務である。しかしこれらのアダーム系は、人種間には出て行かない。王子の部下は、アダーム系子孫との自発的性的結合のために優れた男女をエデンの園に連れて来る。そして、ほとんどの世界においては、園の息子や娘との性的結合候補者として選ばれることを最高の名誉とみなされる。
人種戦争と他の部族闘争は、初めて減少し、いっぽう世界の人種は、園への入園資格と認識を得るためにますます努力をする。あなたは、いかにしてこの競争的闘争が、標準的惑星に全活動の中心を占めるにいたるかについてせいぜい実に貧弱な考えしか持つことができない。人種改良のこの計画全体は、ユランチアにおいては早くに壊れている。
紫色人種は、一夫一婦主義の民族であり、またアダーム系の息子と娘と結合するすべての進化する男性、あるいは女性は他の仲間を取らず、単一の性的結合を自己の子供に教えることを誓う。それぞれの結合の子供らは、惑星王子の学校において教育され訓練されており、次には、進化する親の人種に行き、そこで優れた人間の選択された集団内での結婚が許される。
物質の息子のこの血統が、世界の進化する人種に加えられるとき、発展的進歩の新しくより素晴らしい時代が開始される。取り入れられた能力と超進化の特色であるこの生殖力の流出に続き、文明と人種の発展における急速な一連の進歩が続く。10万年間に、100万年の前の苦闘におけるよりもはるかな進歩が見られる。あなたの世界では、定められた計画の失敗に直面してさえ、アダームの生命原形質の民族への贈り物以来、大きな進歩があった。
しかし、惑星のエデンの園の純系の子らが、自身を進化する人種の優れた構成員に贈与し、その結果、人類の生物上の水準が向上できる一方で、ユランチアのより高度の人間の血統にとっては下級の人種との性的結合は、有益とはならないであろう。そのような分別のない手段はあなたの世界の文明すべてを危険にさらすであろう。アダーム系の方法により人種調和に達成しなかったので、あなたは今、他の、しかも主に人間の適合と制御の方法によって人種改良にかかわる惑星問題を解決しなければならない。
エ-デンの園は、生息界の大半にずば抜けた文化的中心として残存し、時代時代に、惑星上の行為、運営、と慣用の社会的模範として機能し続ける。紫色民族が比較的、互いに、隔離されている初期においてさえ、彼らの学校は、世界人種の中から適した候補を受け入れており、一方、園の産業開発は、通商の新経路を開く。このようにして、アダーム系とハヴァー系とその子孫は、文化の突然の広がりと、自身の世界の進化的人種の急速な飛躍的な向上に貢献するのである。これらの関係のすべてが、進化する人種とアダームの息子達との混交により増大され、封じられている。生物の状態の即座の向上をもたらし、知的可能性、潜在性を速め、精霊的感受性を増進し、進化する人種とアダームの息子達との混交により増大され、そして、封がされる。
標準的世界における紫色人種の園の本部は、惑星王子の本部都市と共に世界文化の2番目の中心地となり、文明発展ための模範を示す。何世紀ものあいだ、惑星王子の都市本部の学校とアダームとハヴァーの園の学校は、同時代に存在する。それらは、通常、それほど離れてはおらず、調和的協力で共に働いている。
3万7千年間間断なく機能してきた偉大な惑星の文化の大学が、文明世界の中心が、レヴァント地方のどこかにあったならば、それがあなたの世界では何を意味するかということを考えてみなさい。そして、その伝統が、50万年の統合的進化の影響のもつ蓄積力を揮う別の、より古い天の聖職活動本部が、あまり遠方に位置していなかったならば、そのような古代の中心でさえ道徳的権威が、いかに強化されていたであろうかと再度、止まって考えなさい。エデンの理想をついには一つの世界全体に広げることは、慣例なのである。
惑星王子の学校は、主に哲学、宗教、倫理、およびより高度の知的かつ芸術的業績に関係がある。アダームとハヴァーの園の学校は、通常、実用的技術、基本的な知的訓練、社会的文化、経済開発、貿易関係、物的効率、および民政に向けられる。これらの世界の中心地は、やがては合併されるが、この実際の提携は、時として最初の権威の息子の時代まで起こらない。
惑星のアダームとハヴァーの継続的存在は、紫色人種の純系の母体と共に、無視できない伝統の力と、合わせて1世界の文明に作用するようにエデン文化へのその成長の安定性を与える。我々は、これらの不滅の物質の息子と娘に、永遠の創造者と最も低い有限の時間の人格の間のほとんど無限の湾に橋渡しをし、人に神を接続する最後で不可欠の輪に遭遇する。ここには、物理的かつ物質的である高い起源の存在体がおり、ユランチアの人間のような性をもつ創造物さえいる。物質の息子と娘は、精霊存在体の下級系列のすべてを見ることができるので、存在体の目には見えない惑星王子を見、また領域の人間に惑星王子について説明することができる。彼らは、可視でもあり不可視でもある惑星王子とその全体の部下をありありと心に描く。
この同じ物質の息子と娘は、何世紀もの経過とともに人類との子孫の混交を経て、人類の共通の先祖として、進化の人種の今は混合された子孫の共通の両親として受け入れられるようになった。生息界から始める人間が、7名の父を認識する経験を持つことが意図されている。
1.生物の父—生身の父
2. 領域の父—惑星アダーム
3. 球体の父—体制君主
4. いと高きものである父—星座の父
5. 宇宙の父—創造者たる息子と局部創造の最高支配者
6. 超たる父—超宇宙を治める日の老いたるもの
7. 精霊の父、あるいはハヴォーナの父--楽園に住まい、宇宙の中の宇宙に生息する下級創造物の心の中に生きて働くために自分の精霊を贈与する宇宙なる父。
楽園のアヴォナルの息子は、訴訟のために折に触れ生息界に来るが、権威ある任務で到着する最初のアヴォナルは、時間と空間の進化する世界の第4の配剤時代を開始する。この権威の息子は、一般に受け入れられる幾つかの惑星には1時代の間留まる。その結果、惑星は、3名の息子: 惑星王子、物質の息子、権威の息子の共同支配下に繁栄する。後者2名は、領域の全住民には可視。
最初の権威の息子は、正常な進化の世界におけるその任務完遂前に、惑星王子と物質の息子の教育上と管理上の仕事の統一を達成してきた。惑星の二元的な指揮のこの合併は、世界運営の新たで有効な秩序をもたらす。権威の息子の退職の際、惑星アダームは、球体の外向きへの指導を担う。物質の息子と娘は、こうして光と生命の時代における世界の定着まで惑星の管理者として共同で務める。するとすぐ、惑星王子は、惑星君主の地位に登用される。アダームとハヴァーは、高度な発展のこの時代に賛美された領域の連合首相と呼べれるかもしれないものになる。
発展世界の新しくて統合された首都が確立されるやいなや、有能な下位の管理者が、できるだけ早く相応に訓練され、副首都が、遠隔の陸地に、そして異なる民族の中に設立される。配剤時代の別の息子の到着前に、これらの50から100の副都心が組織されてしまうことであろう。
惑星王子とその部下は、依然として精霊的、哲学的な活動の領域の発展を助ける。アダームとハヴァーは、領域の物理的、科学的、経済状態に特別の注意を払う。両集団は、等しく芸術、社会的関係、および知的業績の促進に全力を注ぐ。
惑星活動の立派な管理は、世界情勢の第5の配剤時代開始までに達成された。そのようなよく管理された球体の人間存在は、実に刺激的、かつ有益である。また、ユランチア人は、もしそのような惑星における人生を観測できさえしたならば、すぐに自分達の世界が悪を擁し、反逆への参加を経て失ってしまったそれらの価値を正く認識したことであろうに。
[予備軍団の第二ラノナンデク系の息子による提示]
進化の惑星上の生活の開始から光と生命の時代のその最終開花時代にかけ、世界の行動舞台には少なくとも人間生活の7期の時代がある。これらの連続する時代は、神性の息子たちの惑星への使命によって決定され、これらの時代は、1平均的生息界に次の順序で現われる。
1. 惑星王子到来前の人間
2. 後惑星王子到来後の人間
3. アダ―ム到来後の人間
4. 権威ある息子到来後の人間
5. 後与の息子到来後の人間
6. 教師たる息子到来後の人間
7. 光と生命の時代
空間世界は、それが生命にとり物理的に適当になり次第、生命運搬者名簿に登録され、時が来ればこれらの息子たちは、生命開始を目的としてこのような惑星に緊急派遣される。人間の生命開始から登場への全期間は 、前人間時代であり、この物語で検討される人間の連続的時代に先んじている。
人間登場と人間の動物水準からの脱出時代—創造者崇拝を決めることができるとき—から惑星王子の到着まで、脱出意志をもつ必滅の被創造者は、原始人と呼ばれる。原始人の基本的な6つの型、あるいは人種があり、これらの初期の民族は、赤色人種に始まり、続いてスペクトルの色順に現われる。この初期の生活進化で費やされる時間の長さは、ユランチア時間の15万年から百万年以上に及び異なる世界において大いに変化する。
進化する有色人種—赤色人種、橙色人種、黄色人種、緑色人種、青色人種、藍色人種—は、原始人が単純な言語を発展させ、独創的想像力を働かせ始めるころに出現し始める。この時代までには人間は、直立状態に十分に慣れている。
原始人は、力のある狩人であり、荒々しい戦士である。この時代の掟は、身体上の適者生残である。これらの時代の政府は、完全に部族政府である。多くの世界における初期の人種の苦闘の間、いくつかの進化の人種は、ユランチアに起きたように壊滅する。生き残る者たちは、通常、後に移入された紫色人種、すなわちアダーム民族とその後混合する。
原始のこの時代は、後の文明に照らし合わせてみるとき、長く、暗く、血まみれの章である。密林の倫理と原生林の道徳は、啓示宗教やより高度の精霊的発展後の配剤時代の標準のものとは調和してはいない。通常の、しかも非実験的世界におけるこの時代は、ユランチアのこの時代を特徴づけた長期の、異常に残忍な争いとは非常に異なっている。自分の最初の世界の経験を切り抜けたとき、あなたは、進化世界のこの長く痛い争いがなぜ起こるか見始めるであろうし、楽園の進路を前進するにつれ、あなたは、見たところ奇妙なこれらの行動の賢明さをますます理解するであろう。しかし、人間出現の初期のすべての興亡にもかかわらず、原始人の作業は、時間と空間の進化世界の年代史での素晴らしく、英雄的でさえある1章である。
初期の進化の人間は、生彩を放つ生きものではない。一般に、これらの原始の人間は、洞穴居住者あるいは断崖居住民である。大樹に、上に、粗雑な小屋を建てもする。原始の人間が非常に優れた知力を獲得する前に、時折、惑星にはより大型の動物がはびこる。だが、進化する人間は、この時代の初期に火をおこし維持することを身につけ、また独創的な想像力の増大と道具の改良とともに、やがてより大きい、より扱いにくい動物を征服する。初期の人種は、同様により大きい飛ぶ動物の広範な使用をする。これらの巨大な鳥は、8百キロメートル以上の無着陸飛行の間、標準体格の1人あるいは2人の人間の運搬ができる。いくつかの惑星におけるこれらの鳥は、しばしば領域の言語の多くの言葉を話すことができ優れた知力を有していたので大いに役立つ。これらの鳥は、この上なく知的で、非常に従順で、信じられないほどに情愛が深い。このような乗客鳥は、ユランチアにおいてはとうに絶滅してしまったが、あなたの初期の先祖は、それらの勤労を享受した。
人間の倫理上の判断、つまり道徳的な意志の習得は、通常、早期の言語の登場と同時に起こる。人間の水準を達成するや否や、人間の意志のこの発現後、これらの生きものは、神性調整者の一時的内住を受容するようになり、死に際しては多くの者が、その後の復活と精霊融合のために大天使により生存者として正当に選ばれ、確認される。大天使は、常に惑星王子に同伴し、また領域の配剤時代の裁定は、王子の到着と同時である。
思考調整者内住のすべての人間は、礼拝者としての可能性がある。それらは、「真の光によって照らされ」てきたし、神性との相互連絡を求める能力を有する。にもかかわらず、原始人の初期の、あるいは生物的宗教は、主として無知な畏敬の念と部族の迷信に結びつけられる動物がもつ恐れの持続である。ユランチア人種のなかの迷信存続は、あなたの進化的発達にはほとんど補足はなく、物質的進歩における他の点では素晴らしいあなたの業績にも適さない。が、この初期の恐れの宗教は、原始の創造物の激しやすい気性を抑え込みにおいては、非常に貴重な役目を果たす。それは、文明の前触れと惑星の王子とその活動者によって次に明らかにされた宗教の種を植えるための土壌である。
個人は、相対的にはほとんどこのように意志というものは進化しなかったものの、意志は、機能しているという生命運搬者の報告に基づき、人間が直立姿勢を身につけるその時から10万年以内には通常、体制統治者により派遣された惑星の王子が到着する。原始の人間は、通常惑星の王子とその目に見える部下を歓迎する。実際、もし原始の人間が抑制されていないならば、しばしば崇拝の念に近い畏怖と敬意をもってそれらを見る。
惑星の王子の到着とともに新配剤時代が、始まる。地球に政府が登場し、進歩した部族の新紀元になる。社会的大進歩が、この体制の数千年間に遂げられる。人間は、正常な状況下におけるこの時代に高度の文明に達する。それらは、ユランチア人種がそうしたほどには長いあいだ野蛮行為で苦闘しない。だが、あなたは、標準的惑星のそのような体制についての考えをわずかしか、あるいは全然持てないほどに生息界における生活が反乱により非常に変わるのである。
この配剤時代の平均的期間は、あるものは長く、あるものは短くおおよそ50万年である。惑星は、この時代に体制回路内に確立され、熾天使の助手と天の他の助手の割り当て数が、その行政に配属される。思考調整者の数は増加し、熾天使の後見者は人間の監督の体制を拡充する。
惑星王子が、未開発世界に到着するとき、恐れと無知からくる進化した宗教が普及する。王子とその部下は、高度の真理と宇宙組織の最初の顕示をする。明らかにされた宗教の最初の提示は、非常に単純であり、通常、地方体制の問題に関係がある。宗教は、惑星王子の到着より前の全くの進化過程である。宗教は、その後、進化的発展ばかりでなく、累進的顕示により進歩する。各配剤時代が、人間の各時代が、精霊的真実と宗教倫理の拡大された提示を受け取る。世界の住民の宗教受容力における進化は、主として精神的進歩の速度と宗教的啓示の程度を決定する。
この配剤時代は、精神的な夜明けを目撃し、また異なる人種とさまざまの種族には、宗教的かつ哲学的思考における専門的な体制を開発する傾向がある。これらの人種の宗教すべてには、一様に2つの脈絡:原始の人間の初期の不安と惑星王子後の顕示がある。ユランチア人は、いくつかの点から完全に惑星進化のこの段階から現れたようには思われない。この研究を追求するにつれ、あなたは、あなたの世界が発展的進歩と開発の平均的進路からいかほど遠くに逸れるかをいっそう明らかに認識するであろう。
しかし、惑星の王子は、「平和の王子」ではない。その頻度と過酷さは減少しつつあるとはいえ、人種の争いと部族戦争は、この配剤時代へと継続していく。これは、大いなる人種拡散の年代であり、ついには激しい愛国主義の時期に至る。色は、部族の、国家の集合体の基礎であり、また異なる人種は、しばしば個々の言語を発展させる。膨張しつつある人間の各集団は、孤立を求める傾向にある。この分離は、多くの言語の存在を奨励している。容赦のない戦争は、いくつかの人種統一の前に、時として民族全体の抹消をもたらす。橙色人種と緑色人種は、特にこのような絶滅を被りやすい。
平均的世界における国民生活は、王子の支配の後半に部族組織に取って代わるか、あるいは、どちらかと言えば既存部族の分類に重ね合わされるようになる。だが、王子の時代の素晴らしい社会的達成は、家庭生活の登場である。人間関係は、これまでは主に部族であった。今、家庭が、具体化し始める。
これは、性的平等の実現の配剤時代である。若干の惑星において男性は、女性を支配するかもしれない。他の惑星上ではその逆が、普及しているかもしれない。性の完全な平等が、家庭生活の理想のより完全な実現への下準備であり、この時代、通常の世界は、性の完全な平等を確立する。これは、家庭の黄金時代の夜明けである。部族統治についての考え方は、徐々に国民生活と家庭生活の二重の概念にとって代わる。
この時代、農業が登場する。家族についての考えの発展は、流浪し、不安定である狩猟者の生活には不適合である。次第に、定住の実践と土地耕作が、定着し始める。動物の家畜化と家庭生活の技術の開発は、速く進む。生物進化の頂上に到達するや否や、高水準の文明が達成されたが、機械的秩序の発展はほとんどない。発明は、次の時代の特徴である。
人種は浄化され、この時代終了前には高度の肉体の完全性と知力の状態に引き上げられる。通常世界の初期の発展は、劣性の相応的減少で、より高等の型の人間の増加の促進計画に大いに助けられる。そして、それは、これらの型をこのにように区別できなかったあなたの早期の民族の失敗が、現代のユランチア人種の中の欠陥をもち、堕落した非常に多くの個人の存在を説明する。
王子の時代の大きな業績は、知能障害があり、社会に不適合である個人の増加に関わるこの制限である。ほとんどの世界は、2番目の息子たち、つまりアダーム系到着のずっと以前、人種浄化の任務に、ユランチア民族がまだ真剣に着手さえしていない何かに、取り掛かるのである。
人種改良のこの問題は、人間進化のこの初期に着手されたそのような大規模な事業ではない。その前の部族闘争と人種生き残りの厳しい争奪期間に、異常で不完全な血統の大部分が、取り除かれた。原始の、戦争中の部族社会組織における低能者の生残の機会は、まずない。進化する人間に属する絶望的に欠陥のある種族を育成し、守り、永続させるということは、部分的に完成された文明社会の誤った感情である。
それは、低下した人間、すなわち救いようがないほどに異常で、劣る人間への無駄な同情を向けることは、優しさでもなければ、利他主義でもない。最も標準的かつ進化の世界においてさえ、進化する人類の中の社会的に適さない者や道徳的に堕落した血統を永続させることなく利他的感情と非利己的な人間の活動のそれらすべての気高い特徴の完全な行使に備えるために個人や数多くの社会集団の間での差し支えない、かなりの、相違が存在する。まだ取り返しがつかないほどに道義的遺産を失なってはおらず、精神的生得権を永久には破壊していない不幸で貧しい個人のための寛容の行使や利他主義機能の機会は、豊富にある。
進化の生活の最初の勢いが、その生物上の進路を走らせたとき、つまり人間が、動物進化の先端に届いたとき、息子の2番目の系列が到着し、恩恵と聖職活動の2番目の配剤時代が開始される。これは、進化世界すべてにおいて確かである。これ以上はない進化生活の最高水準が達成されたとき、原始の人間が生物の階級で可能な限り上りつめたとき、物質の息子と娘は、常に体制統治者により派遣され、惑星に現われる。
思考調整者が、アダーム系到来後の人間にますます贈与され、また、これらの人間は、絶えず次の調整者融合のために能力を増大している。アダーム系は、下降する息子として機能する一方で調整者を有してはいないが、惑星の子孫は、—直接の、また混合の—やがて、神秘訓戒者の受け入れのために正当な候補者になる。惑星は、後アダーム系時代の終了までには天の活動のその定数を占有している。ただ融合調整者だけが、まだ広く一般には贈与されてはいない。
アダーム系の政治体制の主要目的は、進化する人間の狩人と牧夫の文明から農家と園芸家の文明段階への移行完了を促し、後に文明への都市と産業の付随物の補充がなされるようにすることである。生物改善者のこの1万年の配剤時代は、驚くべき転換をもたらすには十分である。惑星の王子と物質の息子の2万5千年にわたる共同の賢明さによるこのような行政は、通常、権威ある息子の到来にむけて球体を発達させる。
通常この時代は、不適格者の除去を、人種の血統のそれ以上の清浄化の完成を見る。通常世界の欠陥性の狂暴な傾向は、繁殖している領域の種族からもう少しのところで排除される。
アダ―ム系の子孫は、進化する人種の劣る血統とは決して混交しない。また、惑星のアダーム系あるいはハヴァー系が個人的に進化の民族と交配することは、神の計画ではない。この人種改良企画は各々の子孫の仕事である。だが、物質の息子と娘の子らは、何世代もの間、人種的併合活動の開始以前に動員される。
人種へのアダ―ム系の生命原形質の贈り物の結果は、即座の知力向上と精霊的進歩の加速となる。通常、多少の身体の改良もある。平均的世界における後アダ―ムの配剤時代は、大発明、エネルギー管理、機械開発の時代である。これは、多様な製造と自然力の制御の登場の時代である。探検の黄金時代であり惑星の最後の服従である。世界の物質的進歩の多くが、物理科学発展開始のこの時期に、つまりちょうどユランチアが今経験しているような時代に起こる。あなたの世界は、完全な1配剤時代であり、そして平均的惑星計画よりも遅れている。
人種は、標準的惑星においてはアダ―ムの配剤時代の終わりまでにはほとんど、実質的に、混合され、それゆえ、「神はすべての人々を1人から造り出し」、神の息子は「すべての人民を1色にした」と、本当に宣言することができる。このような混合された人種の色は、ややオリーブの色調のすみれ色、球体の人種の「白」である。
原始人は、大半が肉食である。物質の息子と娘たちは肉を食べないが、その子孫の集団全体は、時々非肉食者のままでいるものの、数世代の内には通常自然に雑食段階に向かっていく。後アダ―ム人種のこの二重の起源は、そのような混合された人種が、なぜ草食動物と肉食動物の2集団に属する人体構造の痕跡を示すかを説明している。
人種混交の1万年以内のそうしてできた血統は、人体構造の混合のさまざまな度合いを示しており、いくつかの血統は、非肉食の先祖の特徴をもち、他の者たちは、進化する肉食性先祖の認識可能な特性と身体的特徴を示している。これらの世界の人種の大多数は、まもなく動物と植物の両世界から広範囲の食物を常食とし、雑食性になる。
後アダ―ム時代は、国際主義的配剤時代である。人種混合の任務の完成近くになると、愛国心は弱まり、人間の同胞関係が、本当に実現し始める。代議政体は、君主制あるいは父権制に代わり始めている。教育制度は、世界規模になり、人種の言語は、次第に紫色の人々の言語にとって代わる。世界平和と協力は、人種がかなりよく混合されるまで、また公共の言語を話すまでは、めったに達成されることはない。
後アダ―ム時代の最後の数世紀間、芸術、音楽、文学における新たな趣向が、展開された。またこの世界規模の目覚めは、権威ある息子の登場の合図である。この時代の最高の発展は、知性の現実、すなわち真の哲学への普遍的な興味である。宗教は、それほど国家主義ではなくなり、ますます惑星の問題となる。真実の新しい顕示が、これらの時代を特徴づけ、星座のいと高きものが、人間の問題を司るようになる。真実は、星座の行政にまで明らかにされる。
倫理上の大きな進歩がこの時代を特徴づける。人間の兄弟愛が、その社会目標である。世界的な平和—人種対立と国家反目の停止—は、息子の第3系列、つまり権威ある息子の到来に向けての惑星円熟の指標である。
通常の、忠実的惑星におけるこの時代は、混合の、また生物学上適した人種とともに始まる。人種あるいは肌の色による問題はない。文字通りにすべての国と人種は、1血統、1人、からきている。人類の同胞関係は栄え、国々は平和と平穏のうちに地球に住むことを学んでいる。このような世界が、素晴らしい、頂点にいたる知的開発の寸前にある。
進化の世界がこうして権威ある時代への準備ができるとき、アヴォナルの息子の高系列の1名が、任務をもって到来する。惑星王子と物質の息子は、地方宇宙の起源である。権威の息子は、楽園出身である。
楽園のアヴォナル系が、司法行動に関して人間の球体に来るときは、唯一配剤裁定者としてであり、決して肉体化されてはいない。しかし行政任務でくるときは、少なくとも最初の任務においては、必ず肉体化されている。誕生を経験はしないが、領域の死も経験しない。ある特定の惑星において支配者として留まっているそのような場合、それらは、何世代もの間生き続けるかもしれない。その任務を終える際、それらは、惑星の生活を引き渡し、神性の息子の以前の身分に戻る。
それぞれの新配剤時代は、啓示宗教の地平線を延長し、権威ある息子たちは、地方宇宙とそのすべての支流の問題を描くための真実の顕示を延長する。
後権威ある息子の最初の訪問後、人種は、まもなくそれぞれの経済的解放をもたらす。自分の独立を維持するために必要とされる日々の仕事は、あなたの時間にして2時間半に相当する。このような倫理的な、知的な人間を開放することは、全く安全である。このような洗練された民族は、自己改善と惑星の進歩のためにいかように余暇を利用するべきかをよくわきまえている。この時代は、あまり適応しない、さほどに能力をもたない個人間の生殖制限による種族のさらなる清浄化を見る。
人種の政治的統治と社会行政は、改善し続け、この時代の終わりまでには自治は、かなりしっかりと確立されている。我々は自治により代議政体の最高の型に言及する。このような世界においては、社会的、政治的責任を担うことに最適な指導者と支配者だけを昇進させ、名誉を与える。
この新紀元の間、世界の人間の大多数は、調整者内住である。だが神性訓戒者の授与ですら、いまだに常に普遍的であるというわけではない。融合の運命をもつ調整者は、まだ全惑星の人間に与えられてはいない。意志をもつ創造物が、神秘訓戒者を選ぶ必要がまだある。
この配剤終結時代、社会は、いっそう単純化された生活形式に戻り始める。進歩しつつある文明社会の複雑な性質は、その進路を走行しており、人間は、より自然に効果的に生きることを学びつつある。そしてこの傾向は、続く時代ごとに増大する。これは、芸術、音楽、そして高等教育が開花する時代である。自然科学は、すでにその開発の絶頂に達した。この時代の終焉は、理想的な世界において宗教上の大いなる目覚めを、世界的規模の精神的啓発の豊かさを、示す。そして人種の精霊的な性質のこの大規模な喚起は、贈与の息子の到着のため、また人間の第5新時代の開始のための合図である。
惑星は、一つの権威ある任務による1名の贈与の息子のために準備されるのではないということを多くの世界において展開する。その出来事においては、1配剤時代から他の配剤時代へと贈与の息子の贈り物にむけ惑星の準備ができるまで人種を進めるであろう次の第二の権威ある息子、さらに次の第二の権威ある息子さえいるであろう。権威ある息子たちは、第2の、そして次の任務に関して肉体化されるかもしれないし、されないかもしれない。だが、たとえいかに多くの権威ある息子たちが現われようとも—そしてそれらがそういうものとして贈与の息子の後にも来ようとも—到来各々は、1配剤時代の終わりともう1つの始まりを示す。
権威ある息子たちのこれらの配剤時代は、ユランチア時間の2万5千年から5万年にわたる。時々このような新時代は、ずっと短く、また、まれな場合は長くさえある。しかし、機が熟すにつれこれらの同じ権威ある息子たちの1名が、楽園の贈与の息子として生まれるであろう。
生息界において知的かつ精霊的開発の一定基準が達成されると、1名の楽園の贈与の息子が、かならず到着する。通常世界における楽園の贈与の息子は、人種が知的開発と倫理上最高水準の発達に届くまでうつし身、自分自身では現われない。しかし、贈与の息子は、あなた自身の創造者たる息子でさえ、アダームの配剤時代の終わりにユランチアに現われたが、それは、空間世界の通常の順序ではない。
世界に精霊化の時期がくると、贈与の息子が到着する。ネバドンのミカエルが、あなたの人類に自分自身を贈与するためにユランチアに現われたように、創造者たる息子が、ある進化世界でのその最終贈与にむけて準備をする場合を除いては、これらの息子たちは、常にこのような権威ある系列、すなわち、あるいは、アヴォナルの系列に属している。かつて、それぞれの地方宇宙において1度、1千万近くの世界の中でただ1つの世界が、このような贈り物を享受できる。他のすべての世界は、精霊的には、アヴォナル系の楽園の息子の贈与により前進する。
贈与の息子は、高い教育文化の世界に到着し精霊的に訓練され進歩した教えを吸収し、そしてまた贈与の任務を正当に評価する用意をしている人種に遭遇する。これは、道義的文化と精神的真実の世界的な追跡によって特徴づけられる時代である。この配剤時代の人間の熱情は、精霊的現実の透徹力であり宇宙の現実との交わりである。真実の顕示は、超宇宙を組み入れ拡大されるようになる。教育と政府の完全な新体制が、古い時代の未熟な体制に取って代わるまで成長を遂げる。生きる喜びは、新たな色合いを引き受け、生活からの反応は、音調と音色の天国のような高みに高揚される。
贈与の息子は、1世界の人種の精霊的向上のために生き、そして死ぬ。贈与の息子は、「新しい生きた道」を確立する。その生活は、人間の肉体での楽園真実の具現であり、まさしくその真実を—真実の精霊でさえ、—知ることで人間は自由になるであろう。
ユランチアにおけるこの「新しい生きた道」の確立は、真実の問題である同時に事実の問題でもあった。ルーキフェレーンスの反逆中のユランチアの孤立は、死に際しての人間の直接に大邸宅世界の岸に行ける手順をしばらく保留にとなった。すべての魂は、ユランチアにおけるキリスト∙ミカエルの時代以前には、配剤時代の、あるいは千年ごとの特別の復活まで眠り続けた。モーシェでさえ、堕落した惑星の王子カリガスティアの異議の申し立てにより、このような救出の正当性を疑い、特別な復活の機会まで、向こう側に行くことが許されなかった。だが、ユランチアの人間は、精霊降臨祭の日以来、再度モロンチア球体に直接に進むことができる。
贈与の息子は、復活の際、肉体の命を捧げた後の3日目に、宇宙なる父の右手に上昇し、贈与の任務引き受け、受け入れ、承諾、の確保を得て、地方宇宙の本部で創造者たる息子へと戻る。そこで贈与のアヴォナルと創造者ミカエルは、二人の合同の精霊、すなわち真実の精霊を贈与の世界に送り込む。これが、「勝利の息子の霊が世の人々に注がれる」時である。宇宙の母なる精霊もまた、真実の精霊のこの贈与に加わり、そしてそれに付随して思考調整者の贈与の布告を公表する。その後、道義的な責任をもつ精霊的な選択の時代に達するやいなや、その世界の意志をもつすべての標準的な心の創造物は、調整者を迎え入れるであろう。
もしそのような贈与のアヴォナルが、贈与の任務後に1世界に戻るならば、「栄光で熾天使部隊とともに」来るだろうということを除いて、肉体化はしないであろう。
贈与の息子の時代は1万年から10万年に渡るかもしれない。これらのどの配剤時代にも割り当てられた任意の時間というものはない。これは、大いなる倫理上の、また精霊的な進歩の時である。人間の性格は、これらの時代の精霊的影響のもとにおびただしい変化をし、また目を見張るような発展を経験する。黄金律の実践が可能になる。イエスの教えは、実に、性格の高潔と文化増大の配剤時代とともに前贈与息子の予備訓練を受けた人間世界に適用できる。
病気と不履行の問題は、この時代に事実上解決した。堕落は、すでに主として選択的生殖により排除されていた。病気は、アダ―ム系の血統の高抵抗力の特質を介し、また前の時代の物理科学発見の知的かつ世界規模の適用によりほとんど克服されていた。平均寿命は、この期間ユランチア時間の3百年相当をかなり上回るものである。
この時代、政府の監督の緩やかな減少がある。真の自治が機能し始めており、より少な目の制限的法制が必要とされる。国家の抵抗の軍事部門は消滅しつつある。国際調和の時代は実際に到来しつつある。主に土地分配により、しかも1人種、1言語、1宗教に基づく多くの国がある。人間に関する諸事は、完全ではないが、ほぼ理想郷である。これは実に、偉大かつ輝かしい時代である!
贈与の息子は、平和の王子である。贈与の息子は、「地に平和を、人々の間には善意を」という言葉とともに到着する。これは、通常世界においては世界的平和の配剤時代であり、諸国は、もう戦争を学ぶことはない。だが、このような前向きな影響は、あなたの贈与の息子キリスト∙ミカエルの到来には伴わなかった。付随しなかった。ユランチアは、普通の順序では進んでいない。あなたの世界は、惑星の隊伍からはみだしている。あなたの主人は、地上に滞在中、自分の到来が通常の平和の統治をユランチアにもたらさないであろうということを門弟に警告した。彼は、「戦争と戦争のうわさ」がたつあるであろうと、また、国が国に逆らって立ち上がるであろうと明確に伝えた。他の機会には、「私が平和を地上にもたらすために来たと思うではない。」と言った.
世界規模の人間の同胞関係についての認識は、通常の進化世界においてさえ容易な達成ではない。このような業績は、ユランチアのような混迷し秩序の乱れた惑星においては、より長い時間を必要とし、その上はるかに大きい努力を必要とする。助けのない社会の進化というものは、このような幸せな成果を精霊的に孤立した球体においてあげることはほとんどない。宗教的啓示は、ユランチアにおける同胞関係の認識に欠くことはできない。イエスは、精霊的同胞関係の即時の達成への道を示すが、あなたの世界における社会の同胞関係の認識は、次の個人の変化の成就と惑星の適応にかなり依存する。
1. 社会的兄弟関係。国際的、異人種間の社会的接触の増大と、そして旅行、通商、競技を通しての兄弟関係の交流。共通言語の発展と多言語に通じた者の増加。学生、教師、実業家、宗教哲学者の人種的、国家的交流。
2. 知的な交雑受精。同胞関係は、自分本位の愚行を認識できないほどに原始的である居住者世界には不可能である。国民文学と人種文学の交換が、起こるに違いない。各人種が、全ての人種の考えに精通するようにならなくてはいけない。各国が全ての国々の国民感情を知らなくてはならない。無知は、疑惑を生むし、疑惑は、同情と愛の本質的な態度にはそぐわない。
3. 倫理の目覚め。ただ倫理意識だけが、人間の不寛容の非道徳性と身内の殺しの争いの罪深さの仮面をはがすことができる。ただ道義的良心のみが、国家の羨望と人種の嫉妬の悪を非難することができる。ただ道徳的な生きものだけが、黄金律を生きるに不可欠なその精霊的洞察をずっと探し求めるであろう。
4. 政治的賢明さ。感情面の成熟は、自制心にとり欠かせない。ただ感情面の成熟のみが、残忍な戦争の仲裁に向けての文明的裁定関する国際的手段の代用を保証するであろう。賢明な政治家達が、国家の、あるいは人種集団の利益を増進しようと努力する間にさえ、いつかは人類の福祉のために働くであろう。政治上の利己的判断力は、結局は自滅的—惑星集団の生存を保証する特質に耐えているすべての人たちには破壊的—である。
5. 精霊的洞察。人間の兄弟関係は、つまるところ、神の父性の認識に基づいている。ユランチアにおける人間の兄弟関係を理解する最速の方法は、現代の人間性の精霊的変化をもたらすことである。社会進化の自然傾向を速める唯一の方法は、上からの崇高な圧力を高め、その結果、すべての他者を理解し、また愛、する全ての人間の魂の能力を強化するとともに道義的洞察を増大する方法である。相互理解と兄弟愛は、超越的開化であり、人間の同胞関係の世界的認識における強大な要素である。
もし、あなたが、今贈与の息子の時代後のいずれかの標準的な惑星にあなたの遅れた、混乱した世界から移住させられたならば、あなたは、伝統の天国に移されたと思うであろう。あなたは、自身が人間居住の人類の球体の通常の進化の働きを観察していたということをほとんど信じないであろう。これらの世界は、それぞれの領域の精霊の回路にあり、宇宙放送と超宇宙の反射の業務のすべての利点を受けている。
平均の進化の世界に到着する次の系列の息子は、三位一体の教師たる息子、楽園の三位一体の神性の息子たちである。我々は、またしても、あなたのイェススが戻ることを約束したという点で、ユランチアがその姉妹球体から離反していることを見いだす。その約束は、イェススが確かに果たすであろうが、その再臨が、ユランチアへの権威ある息子、あるいは教師たる息子の到来より先になるか後になるかは誰も知らない。
教師たる息子は、精霊化する世界に来る。惑星の教師たる息子は、70名の主要な息子たち、12名の第二の息子たち、デナルの最高系列に属する最高度の、最も経験豊かな3名の補佐と支援を受ける。この部隊は、進化の時代から光と生命の時代への移行をもたらすに十分な期間—惑星時間の少なくとも千年、しばしばかなりの長時間—しばらく世界に留まるであろう。この任務は、生息界に奉仕活動をした全神性人格の先行する努力への三位一体の貢献である。
真実の顕示は、いま中央宇宙へと楽園へと広げられる。人種は、大いに精霊的になる。偉大な民族が進化し、偉大な時代が接近しつつある。惑星の教育、経済、行政の体制は、急進的変化を経験しつつある。新しい価値と関係が確立されつつある。天の王国は、地球に現われつつあり、神の栄光は、世界中で注がれつつある。
これが、多くの人間が生きているものの中から移される配剤時代である。三位一体の教師たる息子の時代が進行するにつれ、時間の人間の精霊的忠誠は、よりいっそう普遍的になる。自然の死は、調整者がその対象との肉体での生涯において一層融合するにつれ、頻繁ではなくなる。惑星は、やがて人間上昇の主要な修正系列に分類されていく。
この時代の人生は、楽しく有益である。長い進化の争いからくる退化と非社会的終焉の産物は、事実上壊滅された。寿命は、ユランチア時間の5百年に近づき、人種増加の生殖の度合いは、賢明に制御される。完全に新しい社会の1系列が到着した。人間の間にはまだ大きな相違があるが、社会状況は、社会的同胞関係と精霊的平等の理想に近く迫る。代議政体は消滅し、世界は、個人の自制心の支配下を通過しつつある。政府の機能は、主に社会的管理と経済調整の共同任務に向けられている。黄金時代は、速くやって来る。長く激しい惑星進化の努力の時間的、一時的、目標は、視界に入っている。時代の報酬は、まもなく実現されるはずである。神々の英知が、明らかにされようとしている。
この時代の1世界の物理的管理は、各成人個人ごとに毎日およそ1時間を必要とする。すなわちユランチアの1時間相当。惑星は、宇宙問題で緊密な連絡を取り、その人々は、いまあなたが日刊新聞の最新版に示す同じ強い関心をもって最近の放送を細かく、ざっと、調べる。これらの人種は、あなたの世界の知られていない幾千もの興味深い事柄に専念している。
ますます、崇高なるものへの真の惑星の忠誠が育つ。世代から世代へと、ますます多くの人種が、公正さを実践し、また慈悲を生きる者たちと一緒に列に足を踏み入れる。ゆっくりと、だが確実に世界は、神の息子たちの喜ばしい奉仕に勝ち取られつつある。神の息子たちの喜ばしい奉仕は、世界を勝ち取りつつある。物理的困難と物質的問題は、大いに解決された。惑星は、進歩した生活といっそうの安定した暮らしに向け実を結びつつある。
教師たる息子は、時おり配剤時代全体を通じてこれらの平和な世界に続けて来ることがある。進化の計画が、それがその惑星に関係するとき、順調に機能しているところを観るまでは、世界を立ち去らない。審判に関わる権威の息子は、通常、連続する自身の任務において教師たる息子に同伴し、一方、別の息子は、出発時点で役割を果たし、またこれらの司法上の行為は、時空の人間の政治体制の持続を通じ時代から時代へと継続していく。
三位一体の教師たる息子の繰り返される各任務は、次々にそのような天上世界を英知、精霊性、宇宙の明りの上り続ける高みへと上げる。だがそのような球体の高潔の住民は、まだ有限であり、死を免れない。完ぺきなものは何もない。それでも、完全に近い特性は、不完全世界の働き中で、その人間住民の生活において発展している。
三位一体の教師たる息子は、何度も同じ世界に帰るかもしれない。だが遅かれ早かれ、惑星の王子は、数ある任務の中の1つの終了に関連して惑星君主の位置に引き上げられるし、また体制君主は、そのような世界の光と生命の時代への入り口、門出、を発表するために現われる。
ヨハネが、「私は新しい天と新しい地を見、王子のために着飾った王女のように用意を整え、新しいエルサレムが神のもとを出て、天から下りてくるのを見た。」と書いたのは、教師たる息子の最終任務の結末(少なくともそれが通常世界の時間順であろう)についてであった。
「『なぜなら、私の作る新しい天と新しい地が私の前にいつまでも続くように、あなたとあなたの子供たちも生き残る。また1つの新月から別の新月へと、1つの安息日から別の安息日へと、すべての人が私の前に礼拝に来る。』と主は仰せられる。」と書いたとき、昔の予言者が想像したのは、同じ刷新された地球、進歩した惑星の段階である。
「選ばれた種族、忠誠な祭司、聖なる国、高められた民。そして、あなたを暗闇からこの驚くべき光に招き入れてくださった方への賛美を示すべきである。」と描写したこのような時代の人間である。
1惑星の特殊の自然史がどうであろうとも、領域が、完全に忠実であったり、悪で汚されたり、あるいは罪にののしられてきたかどうかの相違にかかわらず—先行する物が何であろうとも—遅かれ早かれ神の恵みと天使の奉仕活動は、三位一体の教師たる息子の到来の日に開始されるであろう。そして、彼らの最終任務に続く自身の出発は、光と生命のこの素晴らしい時代に、を、始まるであろう。
サターニアの全世界は、「しかし我々は、神の約束に従って、義の住む新しい天新しい地を待ち望んでいる。それだから、愛する者たちよ、あなたがそのようなものを探すという事実にかんがみて、しみもなく過失もなく、安らかな心で神に見いだされるように励みなさい。」と書いた人の希望で、に、加わることができる。
教師たる息子の部隊の出発は、最初の、あるいは次のいずれかの統治の終わりに、光と生命の時代の夜明け-時間から永遠の玄関への移行の敷居-に、を、招じ入れる、案内する。この光と生命の時代の惑星認識は、生残する人間の即座の運命と最終居住地としての天国を描写する宗教信仰に含まれる概念と同様、未来の生命についてのよりいっそうの明敏な概念を受け入れなかったユランチアの人間の最も高い期待以上のものである。
[一時的にガブリエルの部下に配属された力の強い使者による後援]
ルーキフェレーンスは、ネバドンの才知に長けた第一ラノナンデクの息子であった。―は、 多くの体制における働きを経験し、自分の集団の高位の相談役をし、知恵、賢明さ、効率さにおいて際立っていた。ルーキフェレーンスは、その系列中の37番であり、メルキゼデク系により任命された時は、70万以上の自分の種類の中の最も有能で才知に長けた百名中の1名として指名された。ルーキフェレーンスは、このような見事な初まりから、悪と失策を経て、そして罪を迎え入れ、いまは自己の衝動に屈し、見せかけの個人の自由の詭弁—宇宙忠誠の拒絶と友愛の義務の無視、つまり宇宙関係への無分別さに身を任せたネバドンの3名の体制君主の1名として数えられている。
ネバドンの宇宙、キリスト·ミカエルの領域には、1万の生息体制がある。ラノナンデクの息子の全歴史において、これらの何千というすべての体制と宇宙本部全体に渡るすべての仕事においていままでに3名の体制君主だけに、創造者たる息子の政府への侮辱罪の裁決が下された。
ルーキフェレーンスは、上昇の存在体ではなかった。地方宇宙の被創造の息子であった。ルーキフェレーンスについては、「あなたは、あなたが創られた日からあなたに不正が見いだされるまではすべてにおいて完全であった」と言われた。かれは、エデンチアのいと高きものと幾度も協議してきた。ルーキフェレーンスは、生息界607号の大体制の最高経営責任者であったことから「神の聖なる山に」ジェルーセムの行政の台座に君臨した。
ルーキフェレーンスは、偉大なもの、才知に長けた人格であった。宇宙権威直系の星座のいと高き父の次に位していた。ルーキフェレーンスの違反にもかかわらず、従属的な知力あるものたちは、ミカエルのユランチアの贈与に先立ち、ルーキフェレーンスに不敬と軽蔑を表すことを差し控えた。モーゼの復活時点にミカエルの大天使でさえ、「彼に対し非難の見解をもたらさなかったが、『裁判官はあなたを戒める。』と単純に言った。」そのような問題における判断は、超宇宙の支配者である日の老いたるものに帰属する。
ルーキフェレーンスは、いま堕落し免職、退位させられたサターニアの君主である。自己静観は、天界の発揚された人格にとってさえ最たる悲惨である。「あなたの心はあなたの美しさに高ぶり、あなたの賢さゆえに自分の知恵を腐らせた。」とルーキフェレーンスについて述べられている。あなたの昔の預言者は、「ルーキフェレーンスよ、暁の子よ、あなたはどうして天から落ちたのか。国々を打ち破った者よ、どうして地に切り倒されたのか!」と書いたとき、彼の悲しい状況を見たのであった。
ルーキフェレーンスが、あなたの惑星に自分の主義を説くことを最初の副官、魔王に命じたという理由からユランチアでは彼についてあまり聞かれなかった。魔王は、ラノナンデクの主要な同じ一団の1構成員であったが、体制君主の役割を果たしたことはなかった。魔王は、完全にルーキフェレーンスの反乱に参入した。「悪魔」は、ほかでもないカリガスティア、つまりユランチアの退位を強いられた惑星の王子であり、ラノナンデクの第二系列の息子である。肉体のミカエルが、ユランチアに滞在中、ルーキフェレーンス、魔王、カリガスティアは、贈与の任務に失敗をもたらすために結束した。だが、それらは、みごとに失敗した。
アバッドンは、カリガスティア配下の長であった。アバッドンは、主人に従い反乱に入り、以来ずっとユランチア反抗者の行政最高責任者の役を務めてきた。べルゼブブは、反逆者カリガスティアの軍勢側に寝返った不実な中間被創造者らの指導者であった。
龍は、ついにはこれらすべての悪者の象徴となった。ミカエルの勝利に際し、「ガブリエルはサルヴィントンから下りてきて、1時代の間、龍(すべての反乱指導者)を繋ぎおいた。」ジェルーセムの熾天使の反抗者等については、「彼は、最初の身分を保持しなかったが、自身のおるべき所を去った天使たちを確かに縛りつけ重大な日の審判のために暗闇の中に閉じ込めておいた。」と書かれている。
ルーキフェレーンスと最初の補佐である魔王は、50万年以上もジェルーセムに君臨し、宇宙なる父、それに当時の行政代理者であるミカエルに対しその心のうちで態勢をとり始めた。
サターニア体制に反乱を暗示したり、あるいは有利にはたらいた特異な、あるいは特別な状態は存在しなかった。考えは、ルーキフェレーンスの心に起源をとり形作り、そして、彼がいずれに配置されようとも、このような反乱を起こしたかもしれないというのが我々の考えである。ルーキフェレーンスは、まず魔王にその計画を示したが、有能で才知に長けた相手の心を堕落させるには数カ月を要した。だが、魔王は、いったん反抗の理論に転向するや、「自己主張と自由」の大胆かつ真剣な提唱者になった。
誰も1度もルーキフェレーンスに反乱を示唆しなかった。ミカエルの意志に反対し、宇宙なる父の計画に反対する自己主張の考えは、その計画がミカエルに代表されているように、その起源はルーキフェレーンス自身の心にあった。創造者たる息子との彼の関係はそれまでは親密で、常に心からのものであった。自身の心の高揚前のいかなる時にも、ルーキフェレーンスは、宇宙行政についての不満を公然と表現しなかった。その沈黙にもかかわらず、標準時間で百年以上の間、サルヴィントンの日々の和合のものは、ルーキフェレーンスの心中はすべてが安らかではなかったということをユヴァーサに反射していた。この情報はまた、創造者たる息子とノーラティアデクの星座の父にも伝えられた。
この期間、ルーキフェレーンスは、宇宙行政の全計画についてますます批判的になったが、常に崇高な支配者に心からの忠誠を表明した。あからさまなその最初の不忠実は、ルーキフェレーンスの自由宣言の公表の前のほんの数日間のジェルーセムへのガブリエル訪問の折に明らかにされた。ガブリエルは、差し迫る暴動の確実性を強く感じとり、公然たる反抗の際に採用される方策に関し星座の父に相談するためにエデンチアに直行した。
最終的にルーキフェレーンスの反逆に至った確かな原因、あるいは複数の原因を指摘することは非常に難しい。我々は、ただ1つのことを確信している。それは次のことである。これらの本来の始まりが何であったとしても、それはルーキフェレーンスの心にその始まりがあった。ルーキフェレーンスには、自己欺瞞の程度にまでそれ自身を育んだ自己の誇りがあったに違いなく、その結果、反乱計画は、実際には宇宙のためでなくとも、体制の利益のためであったと、当分の間本当に自分自身を納得させた。その計画が幻滅と言ってもいい程度にまで進んだころには、本来の、その上に有害な誇りは、中断を容認するには疑いなく手遅れであった。ルーキフェレーンスは、この経験のある時点において不誠実になり、また悪は、故意の、強情な罪へと徐々に発展していった。これが起きたということは、この才知に長けた幹部の次の行為により証明される。彼には長らく懺悔のための機会を与えられていたが、その部下の数名だけが、差し出された慈悲を受け入れた。エデンチアの日の忠誠なるものは、星座の父の要請により、自らこれらの名うての反抗者たちを救うミカエルの計画を提示したが、創造者たる息子の慈悲は、増大する侮りと軽蔑をもって繰る返し拒絶された。
ルーキフェレーンスと魔王の胸中での問題の最初の起こりが何であるとしても、決定的暴動は、ルーキフェレーンスの自由声明として具体化した。謀反の原因は、3項目にわたって述べられた。
1. 宇宙なる父の現実。ルーキフェレーンスは、宇宙なる父が実は存在しないと、物質の引力と空間エネルギーは、宇宙に固有であると、また父は、楽園の息子たちが父の名において宇宙支配の維持を可能にするために楽園の息子により作り出された神話であると告発した。かれは、人格が宇宙なる父の贈り物であるということを否定した。かれは、終局者は父の人格が楽園において認識できるようには父の実際の人格について極めて明確な観念を持ち帰ってくることは決してなかったので、終局者は、ごまかしを全創造に押しつけるために楽園の息子と示し合わせたのだとほのめかしさえした。ルーキフェレーンスは、無知として敬意を利用した。告発は、すさまじく、酷く、しかも冒とく的であった。当時ジェルーセムにいた上昇する公民に頑として、すべての反抗の提案への抵抗に不動でいるよう間違いなく感化させたのが、終局者へのこの遠まわしの婉曲的攻撃であった。
2. 創造者たる息子—ミカエル— の宇宙政府。ルーキフェレーンスは、地方体制が自立すべきであると強く主張した。かれは、創造者たる息子であるミカエルが、楽園の父の名のもとにネバドンの主権を握り、またすべての人格にこの不可視の父への忠誠を承認するように要求するその権利に抗議した。ルーキフェレーンスは、崇拝の計画全体が楽園の息子を強化する巧妙な案であると断言した。かれは、ミカエルを自分の神として、また正当な支配者としてではなく、創造者-父としてすすんで認めた。
ルーキフェレーンスは、地方体制と宇宙の問題に干渉する日の老いたるもの—「外国の有力者」—の権利を最もひどく攻撃したのであった。これらの支配者らを専制君主で横領者だと非難した。ルーキフェレーンスは、もし人間と天使が自分自身を主張し、大胆に自らの権利を要求する勇気を持ちさえすれば、これらの支配者の誰も完全な地方自治の運用への何の干渉もできないと信じるよう追従者を説得した。
かれは、もし土着の存在体がその独立を断言しさえすれば、日の老いたるものの死刑執行者たちは、地方体制における機能を妨げることはできないのであると強く主張した。かれは、不死は体制人格に固有であると、復活は自然で自動的であると、またすべての存在体は、日々の老いたるもの死刑執行者の任意で不公平な行為を除いては永遠に生きるであろうと主張した。
3. 上昇する人間の訓練に関わる宇宙計画への攻撃。ルーキフェレーンスは、上昇する人間に彼が非倫理的で不合理であると主張する宇宙行政の原則を徹底的に訓練する計画にあまりにも多くの時間とエネルギーを費やしていると主張した。はっきりしない何かの目標のために空間の人間に準備させる長年の計画に抗議したうえで、これらの人間は、何らかの虚構の目標のための準備の時代をすでに過ごしてきたという証明として終局者部隊のジェルーセム臨場を指摘した。ルーキフェレーンスは、終局者たちは、出身球体に類似の粗末な球体に返されるのと同様に、輝かしい運命に遭遇してはいないと、あざけりを持って指摘した。かれは、終局者は、過度の規律と長引く訓練により退廃させられてしまったと、また上昇する人間のための永遠の神話的運命の作り話に全被創造物を奴隷化にする企みにいま協力しているのであるから、かれらは、終局者は、実際には人間の仲間にとって裏切り者であると仄めかした。ルーキフェレーンスは、上昇者は、個人の自主的決定の自由を楽しむべきであると主張した。かれは、神の楽園の息子により後援され、無限なる精霊により支援された人間の上昇の全計画に異論をさしはさみ、非難した。
ルーキフェレーンスは、そのような自由の宣言をして、暗黒と死のばか騒ぎを開始した。
ルーキフェレーンスの声明は、ユランチア時間のおよそ20万年前、その年の最後の日にジェルーセムの召集部隊の前で、ガラスの海のサターニアの年度の秘密会議で公表された。魔王は、崇拝は宇宙の力—物理的、知的、かつ精霊的—に与えられることができるということ、しかし忠誠は、実際の、現在の支配者に、つまり、ルーキフェレーンスに、「人間と天使の友人」であり、「自由の神」にのみ誓うことができると宣言した。
自己主張は、ルーキフェレーンス反乱の標語であった。その主要論点の1つは、もし自治というものが、メルキゼデク系と他集団にとり望ましく正しいのであるならば、同様に知性の全系列にも望ましいということであった。ルーキフェレーンスは、「心の平等」と「知性あるもの兄弟関係」の提唱において大胆で意固地であった。すべての政府は、地方惑星に、また自発的同盟は、地方体制に制限されるべきであると主張した。他のすべての統御を拒否した。ルーキフェレーンスは、惑星の王子らが最高行政官として世界を支配するということを約束した。かれは、星座本部の立法諸活動の設置を、また宇宙首都の司法業務の運営を非難した。ルーキフェレーンスは、政府のこれらすべての機能は、体制首都に集中されるべきであると強く主張し、自身の立法府の設立を進め、魔王の司法権下に自身の裁判所を組織した。その上、背信世界の王子が同じことをするように指示した。
ルーキフェレーンスの全行政内閣は、一団となって寝返り、「自由にされた世界と体制」の新首脳政権の士官として公に宣誓した。
ネバドンにおいては過去に2つの反乱が起きたが、それらは、遠い星座においてであった。ルーキフェレーンスは、知力あるものたちの大多数がその指導者に追従できなかったことから、これらの反乱は不成功であると考えた。かれは、「過半数が支配する」と、「心には誤りがない」と強く主張した。宇宙の支配者によるルーキフェレーンスに許された自由は、明らかに多くの邪な主張をさせた。かれは、すべての上司を無視した。しかも上司らは、上辺ではルーキフェレーンスの行動に気づかなかった。ルーキフェレーンスには、何らの障害もなく誘惑的な計画を遂行する自由裁量が与えられた。
ルーキフェレーンスは、反乱を阻止する楽園の息子の政府の無能力さの証拠として正義の慈悲深い遅れのすべてを指摘した。かれはミカエル、インマヌエル、日の老いたるものに公然と反抗し、傲慢に挑戦し、また宇宙と超宇宙政府の不能さの確たる証拠として何の行動も後に続かなかったという事実を示すのであった。
ガブリエルは、これらの不忠の全議事に終始直接に出席しており、時が来ればミカエルを代弁するであろうということ、そして、全存在体が、それぞれの選択において自由で、邪魔されずにいるであろうということ、「父のための息子たちの政治は、ただ自発的で、心からの、詭弁に負かされないその忠誠と献身だけを切望した」と発表しただけであった。
ルーキフェレーンスには、ガブリエルが、脱退の権利に異議を申し立てたり、あるいは謀反の宣伝に抗する前に、自分の造反政府を設立し、徹底的に組織することを完全に容認された。だが星座の父は、すぐにこれらの不実な人格の行動をサターニア体制に幽閉した。とはいえ、この遅れの期間は、すべてのサターニアの忠実な存在体にとってのおおきな試練の時であった。数年間は、すべてが混沌としており、大邸宅界には大混乱があった。
反乱発生に際し、ミカエルは、楽園の兄弟インマヌエルについて協議した。この重大な会議以後にミカエルは、類似する過去の大変動の自分の扱いを特徴づけてきた同じ政策を、つまり不干渉の態度を続行するであろうと発表した。
絶対の、個人的主権は、この反乱とそれ以前に起こった2つの反乱時点におけるネバドン宇宙にはなかった。ミカエルは、まだ自身の個人の権利ではなく宇宙なる父の代理人として神権により支配した。ミカエルは贈与経歴を完了していなかった。いまだ「天における、そして地におけるすべての力」を与えられていなかった。
ミカエルは、反乱勃発からネバドンの最高支配者としての自分の即位式の日にかけて、決してルーキフェレーンスの反抗勢力に干渉しなかった。反抗勢力は、ユランチア時間のほぼ20万年の間、自由な進路の走行を許された。クリストス·ミカールは、このような背信勃発を即座に、手短かにさえ扱う十分な力と権限をいま持っているが、我々は、もしそのような別の大変動が起こるとしても、この最高権威者が、異なる行動をとるだろうということを疑問視する。
ミカエルが、ルーキフェレーンス反乱の実際の戦争からそのまま距離を置いたままでいることを選んだので、ガブリエルは、エデンチアに部下を集め、いと高きものと相談のうえサターニアの忠実な部隊の指揮を担うことを選んだ。ミカエルは、サルヴィントンに留まり、一方ガブリエルは、ジェルーセムに出向き、父--ルーキフェレーンスと魔王がその人格を疑問視していた同じ宇宙なる父--に捧げられた球体に地歩を固め、忠実な人格の集合部隊に、ミカエルの旗印、すなわち全創造の三位一体政府の有形の象徴である白地に空色の青の3同心円を示した。
ルーキフェレーンスの印は、赤い1つの円の中心が黒く塗られた白旗であった。
「天では戦いが起こった。ミカエルの指揮官とその天使達は、龍(ルーキフェレーンス、魔王、背信の王子)を敵として戦った。龍と反抗的な天使らは応戦したが、勝てなかった。」この「天での戦い」は、ユランチアで想像されるかもしれないそのような対立の物理的戦いではなかった。ルーキフェレーンスは、争いの初期、惑星の円形競技場でつづけて話した。ガブリエルは、近くに設けられた自分の本部から間断なく謀反の詭弁の暴露を行なった。球体に出席している自分の態度の定まらない種々の人格たちは、最終決断に到るまでこれらの論議の間を往復するのであった。
しかし、天でのこの戦争は、実にひどく、きわめて本格的であった。未熟な世界の物理的戦争の特性をよく示す残虐行為の一つも見せない一方で、この対立は、より一層命取りであった。物質的生活は、物質的戦闘において危機に陥るが、天の戦争は、永遠の命の観点から戦われた。
敵意の発生、また新体制の支配者とその部下の到着のその間に数多くの人格が、献身と忠誠を有する気高く鼓舞的な多くの行動をとった。だが、これらすべての大胆な献身的偉業の最も感動的なものは、マノティア 、 サタニア本部の熾天使の副司令官の勇敢な行動であった。
ジェルーセムの反乱勃発においては、熾天使部隊の隊長がルーキフェレーンスの運動に参加した。これは、なぜそれほど多数の第四系列、つまり体制行政熾天使が正道を踏み外したかを疑いなく説明している。熾天使の指導者は、ルーキフェレーンスの才知に長けた人格に目をくらまされた。ルーキフェレーンスの魅惑的方法は、天の存在体の中の低系列を魅惑した。かれらは、これほどまでにまぶしい人格が、道を誤り得ることを理解しなかった。
マノチアが、つい最近ルーキフェレーンスの反逆勃発に関連する経験を記述のなかで伝えた。「けれども私を一番気分を浮き立たせた瞬間は、熾天使の第2指揮官として私が、ルーキフェレーンスの反乱に関係する感動的な冒険、ミカエルに対する計画された辱めに参加することを拒否したときであった。そこで、強力な反抗者は、すでに手配していた連結力を使って私の破滅を求めた。ジェルーセムでは大変動があったが、忠実な熾天使の1名たりとも害を加えられなかった。
「私の直属上司の不履行に際し、体制の混乱した熾天使問題の名ばかりの指揮官としてジェルーセムの天使部隊の指揮が、私に委譲された。私は、自身の系列の巨大な1団には見捨てられはしたが、メルキゼデク系には道徳的に支えられ、大多数の物質の息子の巧みな助力を得、またジェルーセムの上昇する人間の見事な支援をえた。
「我々は、ルーキフェレーンスの脱退により自動的に星座回路から放り出されたので、近くのランツーリア体制からエデンチアまで救援要請を転送する我々の諜報部隊の忠誠を頼みとしていた。我々には、その系列の王国、忠誠の知性、真実の精霊が、本質的には反乱、自己主張、それにいわゆる個人の自由に勝利していたということが分かった。我々は新体制君主、すなわち、ルーキフェレーンスの立派な後継者の到着まで続行することができた。私は、その後すぐにユランチアのメルキゼデクの財産管理部隊に配属され、裏切りのカリガスティアの世界の上の忠誠な熾天使系列の管轄を引き受けた。カリガスティアは、自分の球体が『自由の世界と解放された人格』の新たに計画された体制、ルーキフェレーンスによる『サターニアの統治を誤り運営を誤った世界の自由を愛し、自由思想をもち、そして前向きな知性』への呼びかけにおいて公表された悪名高い自由宣言に提案された」体制の一員であると宣言していた。
この天使は、熾天使の主任補佐の役割でいまだユランチアに勤務中である。
ルーキフェレーンスの反逆は、体制規模であった。37名の離脱する惑星王子は、世界政権を大反抗者側に大きく変えた。惑星の王子は、ただパノプティアにおいてだけは自分の人々、身内、を運び損じた。人々は、ミカエルの支援のためにメルキゼデク系の指導の下この世界に集結した。死を免れないその領域の若い女性エラノーラは、人類の指導権を把握したし、またその紛争で荒れた世界の誰一人としてルーキフェレーンスの旗下にはつかなかった。それ以来、これらの忠実なパノプティアは、父の球体とその周囲の7個の拘留世界に世話人として、建築業者として第7のジェルーセム移行世界に勤務してきた。パノプティアは、単にこれらの世界の文字通り用務員の役を務めるだけではなく、将来のいつか、そして未知の使用のためにこれらの球体の潤色のためのミカエルの個人的な命令もまた実行に移す。パノプティアは、エデンチアへの途中の滞在中にこの仕事をする。
カリガスティアは、この期間全体にわたり、ルーキフェレーンスの運動をユランチアで提唱していた。メルキゼデク系は、背信の惑星王子にみごとに対抗したのだが、抑制を離れた自由の詭弁と自己主張の妄想には、若い、未開発の世界の原始民族をだますためのあらゆる機会があった。
放送活動、あわせて惑星間の意思伝達の他の全手段が、体制回路の監督の行動により中断されたので、すべての脱退、離脱宣伝は、個人の努力によってすすめられなければならなかった。実際の反乱勃発に際し、サターニアの全体制は、星座回路と宇宙回路の両方で孤立していた。この間、すべての出入りの通信は、熾天使代理者と単独の使者により送られた。堕落した世界への回路もまた切り離され、それ故、ルーキフェレーンスは、不埒な企み推進へのこの道を利用することができなかった。大反逆者がサターニアの境界内に住む限り、これらの回路は復旧されないであろう。
これは、ラノナンデクの反乱であった。造反惑星に配属された生命運搬者の少数は、不忠の王子の反乱の影響を受けはしたものの、地方宇宙の息子のより高い系列は、ルーキフェレーンスの脱退に加わらなかった。三位一体化の息子のいずれも正道を逸れはしなかった。メルキゼデク系の大天使と輝ける宵の明星は、ガブリエルを含めすべてミカエルに忠実であり、父の意志と息子の統治を求めて勇敢に戦った。
楽園起源のどの存在体も、不忠に巻き込まれてはいなかった。彼らは、単独使者と団結し精霊の世界に本部を設立し、エデンチアの日々の忠誠なるものの指導体制の下に留まった。調停役の誰も背教せず、天の記録者のだれ一人として道を逸れなかった。ただし、モロンチア仲間と大邸宅界の教師には大きい犠牲がでた。
熾天使の最高系列からは、1名の天使も失われなかったが、次の系列の大集団、つまり上級集団はだまされ、陥れられた。同じく第3、つまり天使の管理系列の少数が迷わされた。だが第4集団に、つまり通常は体制首都の任務に割り振られる熾天使である管理者天使に凄まじい破綻が来た。マノティアは、ほぼ3分の2を救ったが、3分の1を少し上回るもの達が、造反隊伍へと自分達の長に続いた。管理者天使に配属されたジェルーセムのすべての天使童子の3分の1は、不忠の熾天使とともに道を誤った。
物質の息子に配属された惑星天使の助手のうちおよそ3分の1は騙され、移行活動者のほぼ10パーセントが陥れられた。ヨハネは、「そしてその尾は、天の星の3番目の部分を描き、そして暗闇にそれらを失墜させた。」と言って大きい赤い龍について書いたとき、これを象徴的に見た。
最大の欠損は天使の隊伍で起こったが、より低い知性の系列の大部分が不忠に関係していた。サターニアで道に迷っている681,217人の物質の息子のうち95パーセントは、ルーキフェレーンスの反乱の被害者であった。中間被創造者の多数が、その惑星王子がルーキフェレーンスの運動に参加したそれぞれの惑星において進む道を失った。
この反乱は、多くの点でネバドンのそのような全来事の中でも最も広範囲にわたる悲惨なものであった。他の二つに比べ、より多くの人格が、この反乱において巻き込まれた。そして、ルーキフェレーンスと魔王の特使らは、終局者の文化的惑星の幼児訓練学校を容赦することなく、むしろ慈悲により進化世界から回復されたこれらの成長している心を堕落させようと努めたのは両者にとって永遠の不名誉である。
上昇する人間は、脆弱ではあったが、下級の精霊よりも良く反乱の詭弁に耐えた。まだ調整者との最終的融合を達成していないさらに低い大邸宅界の多くのものが低落する、堕落していく、一方で、サタニアの公民権を持つジェルーセムの上昇する住民のだれ一人としてルーキフェレーンスの反乱に参加しなかったということが、栄えある賢明さのに記録の上昇計画に記録されている。
全ネバドンの放送局には、天の知性の考えうるすべての集団からの不安な視聴者が日ごと時々刻々群がり、かれらは、サタニア反乱の要覧を熱心に精読し、また脱退と罪の旗印の周りに非常に速く集合した微妙な悪のすべての力がもつ結合され長期におよぶ努力を、メルキゼデクの指導力の下に、成功裏に持ちこたえた上昇する人間の不動の忠誠について連続的に述べる報告に喜ぶのであった。
「天の戦争」の始まりからルーキフェレーンスの後継者就任までは、体制時間で2年あまりであった。だが、ついに新君主が部下とともににガラスの海に上陸して来た。私は、ガブリエルによりエデンチアへ動員された予備軍の中にあってノーラティアデクの星座の父へのラナフォーゲの最初の申し送りをよく覚えている。それは、「ジェルーセムの市民の一人として道を逸れなかった。すべての上昇する人間は、烈火のごとき試練を生き残り、決定的な試練の勝利と完全な勝利から現れた。」とあった。人間上昇の生存経験は、反乱に対する最大の安全と罪に対する最も確かな予防措置であるというこの保証の申し送りは、サルヴィントン、 ユヴァーサ、楽園へと回された。忠実な人間のこの気高いジェルーセム隊は、実に187,432,811名に達した。
大反逆者らは、ジェルーセムとモロンチア球体に、それに個々の生息界の周辺にさえ自由に行くことを許されはしたものの、ラナフォーゲの到着と時を同じくして退位させられ、全支配権を剥奪された。大反逆者らは、人間と天使の心を混乱させ、誤り導くための欺きと惑わしの努力を続けた。だが、ジェルーセムの行政の丘での仕事に関しては、「もはや、彼らのための場所はなかった。」
サターニアでの全行政権をルーキフェレーンスから奪う一方で、この邪悪な反抗を押さえ止めたり、破壊する地方宇宙の力も裁判所も存在しなかった。その時ミカエルは、最高支配者ではなかった。日の老いたるものは、体制政府の奪取において星座の父たちを支援したが、ルーキフェレーンスと魔王、それにその仲間の現状況と将来の処分に関し、審議中の多くの控訴において1度もその後の決定を伝えてはいない。
というわけで、これらの大反逆者は、不満と自己主張の教義のさらなる浸透追求のために全体制の流浪が可能であった。だが、ユランチア年でのおよそ20万年、別の世界を欺くことは不可能であった。サタニア世界は、37回目の堕落以来、道を失ってはいないし、反乱のその日から若い世界さえ失ってはいない。
ルーキフェレーンスと魔王は、ミカエルのユランチアへの贈与任務了までサタニア体制を自由に移動した。両者は、最後に人の息子への合同攻撃の間あなたの世界にともにいた。
かつては、「神の息子」である惑星王子が、定期的に招集されると、堕落した惑星王子の孤立世界のすべてを代理したと主張して「魔王も来た」。だが、ミカエルの最後の贈与以来、ジェルーセムへのそのような自由が魔王には与えられなかった。贈与の肉体においてミカエルを堕落させるそれらの努力の後に、ルーキフェレーンスと魔王へのすべての、一切の、同情は、サタニア中で、罪の孤立世界の外で、すなわち罪の孤立世界の外で滅失してしまった。
ミカエルの贈与は、背信の惑星王子の惑星は別として全サタニアにおけるルーキフェレーンスの反逆を終了させた。そして、これは、肉体での死の直前のある日、使徒達に、「私は天からの稲妻のように落ちる魔王を見た。」と大声で言ったときのイェススの個人的経験の意味であった。魔王は、最後の決定的な争いのためにルーキフェレーンスとともにユランチアに来ていた。
人の息子は、成功を確信しており、あなたの世界におけるその勝利がサタニアばかりではなく、罪が入り込んでいた他の2体制においても長年の敵の状態に永久に決着をつけるであろうということを知っていた。あなたのあるじが、ルーキフェレーンスの提案に応じて、穏やかに、そして神の自信で「引き下がれ。サタン、」と返答したとき、人間には生存が、天使には保証があった。それが、原則的にはルーキフェレーンス反乱の真の終わりであった。ユヴァーサの法廷は、いかにも反抗者の破滅を祈るガブリエルの控訴に関し、まだ幹部の決定を提出してはいなかったが、この事件の聴聞会で最初の処置がすでにとられていたので、このような判決が、疑いなく機が熟して間もなく下るであろう。
カリガスティアは、その死の時近くまで人間の息子によってユランチアの技術王子として認知された。イェススは、「今はこの世界の裁かれるときである。今はこの世界の王子が追い出させられるであろう。」と言った。そして、さらに生涯の仕事の成就近くに、イェススは「この世界の王子は裁かれる。」と発表した。これが、かつて「ユランチアの神」と名づけられた退位し、信用を失墜させた同じ王子である。
ユランチアを去る前のミカエルの最後の行為は、カリガスティアとダリガスティアへの慈悲の提示であったが、2人は、思いやりのある申し出を一蹴した。あなたの背信の惑星王子カリガスティアは、非道な企みを自由に遂行するためにまだユランチアにいるが、人間が、真ににカリガスティアの邪悪な臨場に悩まされることを望まない限り、かれは、絶対的に人間の心に入る力を持ってはいないし、誘惑したり、あるいは堕落させるために人間の魂に近づくことはできない。
ミカエルの贈与の前、暗黒のこれらの支配者は、ユランチアにおける自分達の権威を維持しようとし、下位の、従属的な天の人格に繰り返し抵抗した。しかし五旬節の日以来、この反逆者のカリガスティアと同等に卑劣な仲間ダリガスティアは、楽園の思考調整者と保護にあたる真実の精霊、すべての人間に注がれてきたミカエルの精霊であるの神性の威容の前には卑屈である。
しかしそれでも、堕落した精霊は、心を侵害したり、あるいは神の子らの魂を苦しめる力を今まで持ってはいなかった。魔王とカリガスティアのいずれも、今まで神の信仰の息子に触れたり、あるいは接近することはできなかった。信仰は、罪と不正行為に対し効果的な武具である。「神から生まれた方が、彼自身を守ってくださるので悪しきものが触れるようなことはない。」というのは本当である。
一般的に、弱く、かつ自堕落な人間が悪魔や悪霊の影響下にあると考えられるとき、それらは、自身の本来の性癖により道を誤り、自身の生来の、堕落した傾向により支配されている。悪魔は、自分のものでない悪のことでかなり認められてきた。カリガスティアはキリストの十字架以来ずっと比較的無力であった。
ルーキフェレーンス反乱時代の早期に、マイケルにより救済が提示された。マイケルは、完全な宇宙主権の達成時に、心からの悔悟の証拠を示そうとするすべての者に何らかの形の宇宙の仕事における寛容と復帰を申し出た。どの指導者も、この慈悲深い申し出を受け入れなかった。しかし、何百人もも物質の息子と娘たちを含む天使と天の存在体のより下位の系列の何千名もが、パノプティア系の示す慈悲を受け入れ、そのうえ彼らには、1,900年前にイェススの復活時点に復権が与えられた。それ以来、規則上は、ジェルーセムに拘留されなくてはならないこれらの存在体は、ユヴァーサの法廷がガブリエルとルーキフェレーンスの問題の決定を伝えるまで、ジェルーセムの父の世界に移されてきた。だが、後悔し、救出されたこれらの人格は、全滅評決が公表されるときには、絶滅の判決から免除されるであろうということを疑うものは誰もいない。これらの仮及第の魂は、父の世界を大切にする仕事に関しパノプティアと一緒にいま働いている。
大詐欺師は、ミカエルが贈与を完了し、また最終的に、しかも、たしかに自身をネバドンの制限されない支配者として地歩を固めようとする目的から戻そうと努めた日から1度としてユランチアにいたことがない。ミカエルが、ネバドン宇宙の定着した長になると、ルーキフェレーンスは、ユヴァーサの日の老いたるものの代理人により拘留され、それ以来ジェルーセムの移行球体である父の集団の衛星1号の囚人である。ここに、他の世界と体制の支配者たちは、サタニアの不貞な統治者の終わりを見る。パウーロスは、ミカエルの贈与後にこれらの反逆的指導者の状況について知っていた。というわけは、「天の場所での邪悪の精神的な軍勢」としてカリガスティアの長について書いているので。
ミカエルは、ネバドンの最高主権を引き受ける否や、あなたの時間の計算のように、方法で、およそ20万年前にユヴァーサの最高裁判所の記録にとどめられたガブリエルとルーキフェレーンス事件における超宇宙法廷の裁定が出るまでルーキフェレーンスの反逆に関係したすべての人格を拘禁する権限を日の老いたるものに請願した。日の老いたるものは、体制首都集団に関しただ一つの例外を除き、ミカエルの請願に応じた。その例外は、もう1名の神の息子が、このような背信の世界に受け入れられるまで、あるいはユヴァーサの法廷が、ガブリエルとルーキフェレーンス事件の判定を始めるまで、魔王には、堕落した世界の背信の王子たちへの定期的な訪問が許されていた。
あなたには居住する正式の息子が—惑星王子と物質の息子のいずれも—まだいなかったので、サタンは、ユランチアに来ることができた。メルキゼデクのマキヴェンタは、ユランチアの惑星王子の行政代理者であるとそれ以来宣言されてきており、宣言してきており、ガブリエル対ルーキフェレーンスの訴訟開始が、臨時惑星体制の始まりをすべての孤立世界への合図で知らせた、となった。サタンは、大反抗者の全滅のためのガブリエルの申し立ての最初の聴聞会があったこれらの顕示紹介の時までカリガスティアと他の堕落した王子の人々を定期的に訪問したというのは本当である。サタンは、いま無条件にジェルーセムの拘置世界に拘留されている。
ミカエルの最終贈与以来、全サタニアの誰も拘禁された反抗者の世話のために刑務所世界に行くことを望んではいない。そして、もう詐欺師の運動に説得される存在体はでていない。1,900年間、その状況は変化していない。
我々は、日の老いたるものが大反抗者の最終的配置をするまでは、現在のサタニアの制限撤廃を待ち望んではいない。体制回路は、ルーキフェレーンスが生きている限り回復されないであろう。それまでは、ルーキフェレーンスは、完全に不活発である。
ジェルーセムの反乱は、終わった。それは、神の息子たちが到着するのと同程度の速さで堕落した世界で終わる。我々は、慈悲を受け入れる反逆者すべてがそうしたと信じる。我々は、これらの裏切り者から人格存在を剥奪する強く強烈な放送を待ち受けている。我々は、これらの拘禁された反逆者に全滅をもたらすユヴァーサの評決の処刑放送を予期している。その後あなたは、自分の場所を探しはするが見つけられないであろう。「そして世界の中であなたを知っている者達はあなたに驚くであろう。あなたは今まで恐怖の種であったが、決してもうそうではないであろう。」こうして、これらすべての下劣な裏切り者は、「彼らが今までそうではなかったかのようになる。」すべての者が、ユヴァーサの判決を待ち受ける。
しかし、「違反者の道は荒い、」「すべての罪の中には、それ自身の破壊の種が隠されている。」「罪の支払う報酬は死である。」と、サタニアの精霊的な暗闇の7個の拘留世界は、雄弁かつ効果的に大いなる真実を宣言し、まことに長い間全ネバドンへの厳粛な警告を表明してきた。
[以前ユランチアの財産管理部隊に配置されたマノーヴァンデト·メルキゼデクによる提示]
邪悪、過ち、罪、不正行為の重要性を理解し、その意味を完全に把握することは、進化する人間には困難である。対照的な完全性と欠陥が、潜在的な悪を引き起こすということに気づくには、人間にとり時間のかかることである。すなわち、矛盾する真実と偽りは、紛らわしい過ちを生み出すということ。自由意志選択の神の寄贈は、罪と正義のさまざまな領域へ導くということ。不正の領域に導くその継続的拒否と比べ、神性への不断の追求は、神の王国に導くということ。
神々は、悪を創造せず、罪と反逆も許さない。潜在的な罪は、完全性の意味と価値の異なる段階を有する宇宙における時間的存在である。罪は、善悪を選ぶ能力を与えられた不完全な存在がいる全分野において可能である。真実と虚偽(事実と虚構)の相反する存在そのものは、誤りの可能性を構成する。悪の故意の選択は罪となる。真実の故意の拒絶は過ちである。罪と過ちの不断の追求は邪悪である。
ルーキフェレーンスの反逆から生じるすべての困惑させる問題のうち、未熟な進化的人間の真の自由と偽りの自由の区別のしくじりほど困難を引き起こしたものは他にはなかった。
真の自由は、幾時代もの探求であり、発展的進歩の報酬である。偽りの自由は、時間の過ちと空間の悪の微妙な偽装である。永続する自由は、公正の現実—知性、成熟、兄弟関係、公平さ—に基づいている。
その動機が無知、無条件、無制御であるとき自由は、宇宙存在の自己破壊手段である。真の自由は、次第に現実との関係ができ、そして社会的公平、宇宙的公正、宇宙的兄弟関係、神性義務に配慮する。
物質の正当性、知力の公正、社会の忍耐、道義的義務、それに、精霊的価値から分離されるとき自由は、自滅的である。自由は、宇宙の現実を別としては実在せず、全人格の現実は、その神性との関係に比例している。
拘束のない自己意志と規制されない自己表現は、まったくの利己主義、不敬の絶頂に匹敵する。関連づけられない、常に増大する克己のない自由は、人間の利己的想像力の虚構である。自己に動機づけられた自由は、概念上の錯覚、すなわち残酷な惑わしである。自由の衣服で変装している自由は、惨めな奴隷の身分の前触れである。
真の自由は、本物の自尊の仲間である。偽りの自由は、自己称賛の配偶者である。真の自由は、自制心の果実である。偽りの自由は、自己主張の占有である。自制心は、愛他的奉仕に導く。自惚れは、仲間の上に不当な力を持つために正しい成就を進んで犠牲にしようとするそのような間違った個人の自己拡張のために他者を搾取する傾向がある。
知恵ですら、規模が大きく動機が精霊的であるとき、神性であり安全である。
これらの人々の当然の自由を奪う目的のために、知的存在体を他の生きものの上に力の行使を切望するように仕向ける自己欺瞞のその類より大きな誤りはない。人間の公正さに関する黄金律は、すべてのそのような詐欺、不公平、自己本位、不正義に対し悲鳴を上げる。唯一真実の、本物の自由だけが、愛と慈悲の奉仕活動の統治と両立できる。
宇宙の崇高な支配者が、人格の意志と可能性のためにこれらの特権へ慈悲深い敬意を持って距離を置くとき、自己の意志に基づく被創造物は、よくも個人の自由の名において自分の仲間の権利を侵害できるものだ! 創造者から授けられ、また各自の忠実な仲間や部下や対象者のすべてから正当に敬意を受けるいかなる存在体から、何者も、個人の自由行使においてそれらの存在体の特典を奪う権利はない。
進化する人間は、モロンチア世界、あるいは精霊の球体ににおいてではなく、罪と不正行為のある世界において、あるいは原始の進化球体の早期において、自分の物質的な自由を求めて暴君や圧制者と争わなくてはならないかもしれない。戦争は、早期の進化する人間の遺産であるが、人種的な誤解調整の手段としての物理的戦闘は、通常の進歩する文明世界においてははるか前に不評に陥った。
息子ととともに、また精霊のなかに、神は、永遠のハヴォーナを計画し、それ以来ずっと創造における同等参加の永遠の型— 分け合うこと—を達成した。この共有型は、永遠の完全性の中央宇宙を時の世界において複製の試みに従事するために空間へ赴く神の息子と娘の中の各自のための主要構想である。
父の意志を為すことを熱望するすべての進化的宇宙のすべての創造物は、経験上の完全性到達のこの壮大な冒険において時、空間の創造者の相手になるように運命づけられている。もし、これが真実でなかったならば、父は、ほとんどこのような生きものには創造的な自由意志を授けず、それらに内住もせず、自分自身の精霊によって実際にそれらとの協力を結ぶことはないであろう。
ルーキフェレーンスの愚行は、出来ないことをすること、すなわち経験的世界での時間を省く試みであった。ルーキフェレーンスの犯罪は、サタニアの人格すべてからの認められない短縮、すなわち個人的にも集合的にも光と生命の地位を達成する長い進化の争いにおける創造物の個人的参加- 自由意志の参加 -創造性の試みられた剥奪であった。あなたの体制のこのかつての統治者は、すべての人格の創造物に自由意志の贈与において顕示されているように、そうすることで、神の意志の永遠の目的に直接に逆らった自身のつかの間の目的を設定した。ルーキフェレーンスの反逆は、こうして、サタニア体制の上昇者と奉仕者の自由意志の選択の最大可能な侵害の恐れ-完成されたサタニア体制としていつか存在するであろう経験上の知恵を記念して緩慢に建設しつつある記念碑にとり、個人的で独自な何かに貢献する感激満点の血を沸かすような経験をこれらの生きものの全員から永久に奪う脅威-があった。こうして、ルーキフェレーンスの自由の衣服を装う宣言は、個人の自由の強奪を遂げるという、またネバドンの全歴史でただ2度接近するという規模でそれをするという途方もない脅威として際立っている。
要するに、ルーキフェレーンスは、神がすでにくれたものを、つまり自身の目標と生息界のこの地方体制の目標の創造に参加する神性的特権を、人間と天使から取り上げたことであろう。上げるところであった。
全宇宙のいかなる存在体も、いかなる他の存在体の真の自由を、すなわち愛し愛される権利、神を崇拝し自身の仲間に尽くす特権を剥奪する正当な自由を持ちはしない。
進化世界の意志をもつ道徳的な創造物は、全知の創造者がなぜ悪と罪を認めるのかという思慮のない質問に常に悩まされている。もし創造物が真に自由であるならば、二つともに避けられないということが理解できない。進化する人間の、あるいは絶妙な天使の自由意志は、単なる哲学的概念、象徴的な理想ではない。善、あるいは悪を選択する人間の能力は、宇宙の現実である。自分自身のために選択するこの自由は、崇高な支配者の贈与であり、いかなる存在体、あるいは、一団にも神々しいこの寄贈された自由の広い宇宙における一個の人格を剥ぎ取ることを許さない。誤った呼び名の個人の自由を楽しむそのような道を誤った、無知な存在体を満足さえもさせはしない。
悪(罪)との意識的な、かつ心からの一体感は、非実在(絶滅)に相当するものの、人格の罪とのそのような一体感の時間と罰執行—このような故意の悪抱擁からくる必然的結果—の間には、常に時が、すなわち意志が、宇宙の関連人格すべてにとり完全に満足であると分かり、それが、罪人自身の承認を勝ち取るために公明正大であるようなこのような個人の宇宙状況についてこのような審判を容認する十分な期間が、介在しなければならない。
しかし、もしこの宇宙が、真実と善の現実に抗し、評決承認を拒否するならば、またもし有罪者が、有罪宣告の正当性を心では知るが、このような自白を拒否するならば、日の老いたるものの自由裁量に従って刑の執行が遅滞されなくてはならない。そして、日の老いたるものは、悪事を働く者、そして関連する支援者すべてと可能な支持者の双方が、全道徳的価値と全精霊的現実を消滅させるまでいかなる存在体の壊滅をも拒否するのである。
ノーラティアデクの星座における多少なりとも困難な説明のもう一つの問題は、逮捕され、拘禁され、裁かれるずっと以前にルーキフェレーンス、魔王、堕落した皇子達が、危害を加えることを許す、可能にする、理由に関係がある。
子供をつくり育てたそれらの親達には、創造者たる父親ミカエルが、なぜ自身の息子たちを容易に非難したり、破滅させたりしないかもしれないかがよく理解できる。イェススの放蕩息子の物語は、優しい父親が、誤りをおかした子の悔悟をいかに長い間待つことができるかをよく例示している。
悪行の人物は、悪の行ないを選択する- 罪を犯す -ことが実際にできるというまさしくその事実は、自由意志性の事実を確立するし、懺悔と更生に役立つかもしれない差し出された慈悲が、正義遂行においていかなる遅れの長さをも完全に正当化する。
ルーキフェレーンスは、求めた自由の大半をすでに持っていた。残りは将来受け取るはずのもの。これらすべての貴重な授与は、焦りを抑えきれないこと、人が、宇宙の中の宇宙を構成する他の全存在体の権利と自由を尊重するための全義務を無視してそれをいま切望し所有しようという、焦りを抑えきれないこと、願望に屈することにより失われた。倫理上の義務は、生得で、神性で、普遍的である。
我々には、崇高なる支配者が、なぜすぐにルーキフェレーンスの反逆の指導者を掃滅するか、あるいは拘禁しなかったかを知る多くの理由がある。我々の知らない他の、おそらくもっと良い理由がまだあることは間違いない。正義の実行におけるこの遅延に関する慈悲の特徴は、ネバドンのミカエルにより個人的に拡大された。誤りをおかした息子へのこの創造者たる父親の愛情がなければ、最高の裁判官は行動をとっていたことであろう。もしルーキフェレーンスの反逆のような事件が、ミカエルがユランチアに姿を現している間にネバドンで起こっていたならば、このような悪の扇動者は直ちに、しかも絶対的に壊滅されていたかもしれない。
最高の正義は、神性の慈悲に拘束されないとき即座に作動できる。しかし時間と空間の子らへの慈悲の働きかけは、常にこの時間のずれに、種まきと収穫の間のこの救済のための切れ間に備えている。もし種蒔きが良ければ、この切れ間は、人格の試練と強壮を提供する。もし種蒔きが悪ければ、この慈悲深い遅れは、懺悔と修正の時間を提供する。悪事を働く者の裁決と執行におけるこの時間の遅れは、7個の超宇宙の慈悲の聖職活動に固有である。慈悲による正義のこの制約は、神は愛であるということ、そしてこのような愛の神というものが宇宙を支配し、創造物すべての運命と判断を慈悲において裁定するということを証明している。
慈悲ある時間の遅れは、創造者の自由意志の権限によるものである。罪深い反逆者の対処にあたりこの辛抱強い方法から宇宙に引き出されてくることになっている善がある。善は、悪を目論み行なう者には生じ得ないということはあまりにも真実であるとともに、(悪を含め、可能性のある、また明白な)すべてのことが、神を知り、その意志をすることを愛し、神の永遠の計画と神性の目的に従い楽園に向けて登っているすべての存在体のために相まって働くということは等しく真実である。
しかし、慈悲のこれらの遅れは、延々とは続かない。ルーキフェレーンスの反逆を裁くに当たっての長い遅れ(ユランチアで計られる時間での)にもかかわらず、この顕示をもたらす間に、ガブリエルとルーキフェレーンスの係争中の事件の最初の聴聞会がユヴァーサで開催されるし、魔王は、今後ルーキフェレーンスとともに牢獄界に閉じ込められるよう指示する日の老いたるものの命令がまもなく下されたと記録することが、我々には許されている。これは、魔王が、堕落したサタニアのいずれの世界へのさらなる訪問能力を終わらせる。慈悲に支配される宇宙の正義は、遅いかもしれないが、しかしそれは確実である。
ルーキフェレーンスとその同盟者が、なぜ早く拘禁されるなり判決を受けなかったかについて私が知る多くの理由のうち、私は次のことを列挙することが許されている。
1. 慈悲は、悪事をはたらく者すべてが、邪悪な考えや罪深い行為に関し故意の、そして完全に選んだ態度を明確に系統立てる十分な時間を要求する。
2. 最高の正義は、父の愛により支配される。それ故、正義は、慈悲が救い得ることを決して破壊しないであろう。悪を働く者すべてに救済を受け入れる時間が認められている。
3. 情愛深い父親は、決して家族の中の誤りをおかした者への処罰に参加しない。辛抱強さは、時間とは無関係には作用し得ない。
4. 悪行は、常に家族にとり有害である一方、賢明さと愛は、罪人が自分の道の誤りに気づき、救済を受け入れるかもしれない情愛深い父親によって許される間、誤りをおかした兄弟とともに耐える清廉な子供たちを諭す。
5. ルーキフェレーンスに対するミカエルの態度に関係なく、ミカエルがルーキフェレーンスの創造者たる父であるにもかかわらず、離脱の体制君主への即決裁判権の執行は、そのとき贈与の経歴を完了していなかったので、こうしてネバドンの無制限の主権を達成し、創造者たる息子の管轄内にはいなかった。
6. 日の老いたるもの達は、すぐにこれらの反逆者を壊滅できたはずであるが、十分な聴聞会なしではめったに罪人を処刑しない。この場合、日の老いたるものらは、ミカエルの決定の覆しを拒んだ。
7. イッマーヌエルが、ミカエルに反逆者から距離を置くように、また反乱が自己抹消の当然の成り行きに任せるよう助言したことは明白である。そして日々の和合のものの賢明さは、楽園の三位一体の団結した賢明さの時間的反映である。
8. エデンチアの日々の忠誠なるものは、ノーラティアデクの現在と未来の全公民— すべての人間、モロンチア 、あるいは精霊の創造物—の心からこれらの悪を働く者へのすべての同情が根こそぎにされるように、反逆者をその終わりまでの自由な進路を許すよう星座の父に助言した。
9. ジェルーセムにおいてオーヴォントンの最高行政官の個人的代表者は、生きている全創造物が、ルーキフェレーンスの自由宣言に関わるそれらの問題において慎重な選択に達する十分な機会の増大を促進するようガブリエルに助言した。反乱問題が提起され、ガブリエルの楽園緊急助言者は、もしこのような十分、かつ自由の機会がノーラティアデクの生きもの全てに与えられないならば、そのとき全星座に対する自己防衛においてそのような気乗りのしない、あるいは疑いに打ちひしがれる可能性のある創造物に楽園隔離が広、げられるであろうと描写した。ノーラティアデクの存在体に楽園の上昇の扉を開け放しておくためには、反乱の完全な展開をもたらすこと、また反乱に関係するいかなる方法においても全存在体の側の完全な態度決定を確かにする必要があった。
10. サルヴィントンの神性聖職者は、3番目の独自の宣言として生半可に正したり、臆病に抑えたり、あるいは反逆者と反乱のひどく醜い顔を押さえるか、あるいは別の方法で隠したりするようなことは何もしないと指示する命令を発表した。天使の部隊は、悪と罪の襲来に対しての完全で最終の治療法達成の最速手段として罪の表れにむけての完全で、限りない機会のために働くようにとの指示をうけた。
11. 同様の状態の個人的経験を持つ栄光ある人間である強力な使者から成る前人間の緊急会議が、同僚と団結して、ジェルーセムに組織された。それらは、もし任意の、あるいは略式の方法が試みられるならば、多くの存在体が堕落させられるであろうと、少なくとも3度ガブリエルに助言した。ユヴァーサの助言者の部隊全体は、たとえその終結に百万年を要とするとしても、反乱に完全かつ当然の進路をとらせるようガブリエルに助言することに同意した。
12. 時間は、時間の宇宙においてさえ相対的である。もしユランチアの平均寿命の人間が、世界的大混乱を引き起こす犯罪を犯すならば、そしてもし彼が逮捕され、裁かれ、犯行の2、3日内に処刑されるならば、あなたにはそれが長い時間に思われるであろうか。それにしても、もし今始められる彼の裁きが、ユランチアの10万年内に完了されないとないとしても、それは、ルーキフェレーンスの命の長さとの比較に近いであろう。ユヴァーサの観点からの訴訟係属中の相対的な時の経過は、訴訟係属中、ルーキフェレーンスの犯罪がその行為の2秒半以内に告発されていたと言うことによって示すことができる。楽園の観点からの裁判は、犯行と同時である。
あなたには部分的に理解できるであろうルーキフェレーンスの反逆を独断的に止めない等しい数の理由があるが、私には述べることを許されていない。私は、ユヴァーサにおいて悪がそれ自身の道徳の破綻と精霊消滅の完全な自然の経過をたどらせる48の理由を我々は教えるということをあなたに知らせることができる。私は、自分の知らない同数程度のさらなる理由があることを疑わない。
進化する人間が、ルーキフェレーンスの反逆を理解しようとする努力においてどんな困難に遭遇しようとも、反逆者を扱う方法は神性愛の免罪であるということが、思慮深い思索家すべてに明らかでなければならない。反逆者に差し伸べられた優しい慈悲は、罪のない多くの存在体を艱難辛苦に巻き込んだが、動揺しているこれらすべての人格は、全知の裁判官が、司法と同様、慈悲でそれらの運命を裁くことを確かに頼りにしているかもしれない。
創造者たる息子と楽園の父の双方は、知的存在体とのすべての取り引きにおいて愛優位の立場にいる。父としての神が人間性との神性のすべての取り引きにおいて、神顕示のすべての他の局面に優先するということが思い起こされない限り、宇宙支配者の反逆者と反乱—罪と罪人—への態度の多くの局面を理解することは不可能である。楽園の創造者息子は、すべてが慈悲動機にもとづいているということが同じく思い起こされるべきである。
もし大家族の情愛深い父親が、嘆かわしい非行の罪のある子の1人に慈悲を見せると決めるならば、この品行悪しき子への慈悲行為は、すべての他の、しかも品行の良い子供たちにおそらく一時的な困難をもたらすであろう。このような不測の事態は避けられない。このような危険は、愛情深い親を持っていることの、また家族集団の一員であることの現実の状況からは切り離せない。各家族構成員は、他の構成員の公正な振る舞いにより利益を得る。同様に、他の構成員の非行からくる時間の世界の即座の結果を経験するはずである。家族、集団、国、民族、世界、体制、星座、宇宙は、個性を有するつながりの関係である。それ故、大にしろ、小にしろ、そのような集団の全構成員は、関係する集団のすべての他の構成員の善行の成果を収めるし結果に苦しむ。
しかし、1つのことが明らかにされるべきである。もしあなたが、家族の、同市民の、あるいは仲間の人間の誰かの罪の、悪の結果に、体制、あるいは他の場所での反乱にさえも—たとえ、あなたが同僚、仲間、あるいは上役の非行のために我慢しなければならないとても—苦しめられなければならないならとしても、あなたは、このような苦難が、つかの間の苦悩であるという永遠の保証に安んじることができる。集団の中の不品行に対するこれらの友愛の結果のどれ一つとして、決してあなたの永遠の見込みを危険にさらしたり、もしくは少しもあなたから楽園上昇と神到達のあなたの神性からの権利を奪うことはできない。。
反乱の罪に必ず伴うこれらの裁判、遅延、期待はずれのための補償がある。言及されるかもしれないルーキフェレーンスの反逆の多くの重要な結果の中から、罪の詭弁に耐え自身を未来の強力な使者、すなわち私自身の系列の仲間になることをもとめて並んで待つそれらの人間の上昇者、ジェルーセム公民の高揚された経歴にだけ私は注意を向ける。その邪悪な事件の試練に耐えたすべての存在体は、それによりすぐに行政上の地位を進め、その上精霊的価値を強化した。
ルーキフェレーンスの激変は、初めのうちは体制と宇宙にとりまったくの災難であるように思われた。次第に利益が生じ始めた。体制時間の2万5千年(ユランチア時間の2万年)が過ぎ去るとともに、メルキゼデク系は、ルーキフェレーンスの愚行に起因する善が被った悪に相当するようになったことを教え始めた。悪の総和は、孤立する特定世界においてのみ増加し続け、その時までにはすでにほとんど変動がなくなっており、一方有益な反響は、増加し、宇宙と超宇宙をへて外へと、そしてハヴォーナにさえ拡大し続けた。メルキゼデク系は、サタニア反乱に起因するその善がすべての悪の総計の千倍以上であると、いま教えている。
しかし、悪行から転じてのこのような桁外れで助けになる収穫は、エデンチアの星座の父から楽園の宇宙なる父へと拡大してきたルーキフェレーンスの上司すべての賢明な、神性の、慈悲深い態度があったからこそもたらされることができたのであった。時の経過は、ルーキフェレーンスの愚行に由来する必然的善を高めてきた。そして、罰せられる悪は、比較的に短時間の内に完全に展開されたので、全知の、明敏の宇宙支配者が、ますます有益な結果を収める時を延長するであろうことは明白である。サタニア反逆者の捕縛と裁判を遅らせる多くの付加的理由に関係なく、この1つの利得は、これらの罪人がなぜ早く拘禁されず、裁かれず、滅ぼされなかったかを十分説明したことであろう。
近視眼的、また時間に拘束される人間の心は、宇宙業務に関わる先見の、全-賢明の行政者の時間の遅れへの非難を緩めるべきである。
これらの問題に関する人間の考えの誤りの一つは、もし罪が彼らの世界を苦しめ、呪っ、ていなかったならば、進化する惑星の進化の人間のすべては、楽園経歴に入ると決めるであろうという考えにある。生残を辞退する能力は、ルーキフェレーンスの反逆の時代に始まらない。必滅の人間は、楽園経歴に関しつねに自由意志の選択の資質を所有してきた。
あなたは、生残経験での上昇するにつれ、宇宙概念を拡大し、意味と価値について視野を広げるであろう。従って、ルーキフェレーンスや魔王のような存在体が、なぜ反乱での継続を妨げられないかを良く理解できるであろう。あなたは、また(もし即刻でないとしても)どのように究極の善が、時間に制限された悪から得られるかをより理解するであろう。あなたは、楽園到達の後、最高熾天使の哲学者が、宇宙調整のこれらの深遠な問題を議論し、説明するのを聞くとき、本当に啓発され、慰められるであろう。だがその場合でさえ、私は、あなたがあなた自身の心に完全に満足するということを疑う。少なくとも、私は、このように宇宙哲学の頂点に達したときでさえ、落ち着いてはいなかった。私は、実際の経験により宇宙の公平さと精霊的な哲学におけるこのような多面的問題の理解に対して十分な概念上の能力を獲得した超宇宙における行政職務を課されるまでこれらの複雑さについての完全な理解に至らなかった。あなたが、楽園に向かって上昇するにつれ、宇宙行政の多くの問題的特徴は、増加した経験上の能力の取得後にのみ、そして高揚された精霊的洞察の達成後に理解され得るに過ぎないということをますます知るであろう。宇宙的賢明さは、宇宙状況の理解を欠くことはできない。
[現在はオーヴォントンの超宇宙政府に配属され、サルヴィントンのガブリエルの要請によりこの問題に関して働いている時間の宇宙の最初の体制反乱における経験上の生存の強力な使者による提示]
光と生命の時代は、時間と空間世界の最終的進化の到達である。そのような生息界は、原始人の初期から連続する惑星時代—惑星王子の前後の時代、アダーム後の時代、権威ある息子後の時代、贈与の息子後の時代—を経過してきた。次に、そのような世界は、神性の真実と宇宙の英知についての進歩しつづける顕示とともに、をもたらす、三位一体の教師たる息子の一連の惑星奉仕活動により頂点に達しつつある進化の到達、つまり光と生命の定着状態への準備ができている。教師たる息子は、惑星の最後の時代を確立するこれらの努力において、つねに輝ける宵の明星の、加えて時おりメルキゼデク系の援助を享受する。
最終的惑星任務の終わりに教師たる息子により開始される光と生命のこの時代は、生息界においていつまでも続く。定着状態の各前進段階は、権威ある息子たちの裁決により一連の天啓へと分離できるかもしれないが、そのような全裁決は、決して惑星の成り行きを修正することなく、この上なく形式的である。
継続的生存は、超宇宙の主要回路において達成するそれらの惑星のみに保証されるが、我々が知る限り、光と生命が定着したこれらの世界は、いつまでも永遠の時代を続いていく運命にある。
進化世界の光と生命の時代の展開には7段階があり、またこのつながりにおいて、精霊融合の人間の世界は、一連の調整者融合世界の者たちと同様のやり方で発展させるということに注目すべきである。光と生命のこれらの7段階は、次の通りである。
1. 第1あるいは惑星段階
2. 第2あるいは体制段階
3. 第3あるいは星座段階
4. 第4あるいは地方宇宙段階
5. 第5あるいは小分割段階
6. 第6あるいは主要分割段階
7. 第7あるいは超宇宙段階
この物語の終わりに際しこれらの進化段階が、宇宙の組織化に関連するように記述されるのだが、いかなる段階の惑星価値も、他の世界の開発から、あるいは宇宙行政の超惑星段階からまったく独立しているいかなる世界によっても成し遂げられるかもしれない。
生息界首都のモロンチア寺院の存在は、このような球体の光と生命の定着時代への承認の証明である。教師たる息子の最後の任務の終わりに1世界を去る前に、進化上の達成のこの最終の新紀元を開始する。「神聖な寺院が地に下りてくる」その日に、教師たる息子が取りしきる。この出来事は、光と生命の時代の夜明けを意味し、この素晴らしい日を目撃しに来るその惑星の楽園贈与の息子の個人的臨場によって常に光栄を浴する。楽園のこの贈与の息子は、比類なきこの美しい寺院において新しい惑星統治者として長年の惑星の王子を宣言し、また、このような忠実なラノナンデクの息子に新しい力と惑星問題に関する拡大された権威を授ける。体制統治者もまたこれらの確認宣言に出席し、話をする。
モロンチア寺院は3部分からなる。真ん中は、楽園の贈与の息子の避難所である。右側には前任の惑星王子、すなわち現在は惑星の統治者の席がある。このラノナンデクの息子は、寺院内にいるとき領域のより精霊的な個人の目には見える。左側には惑星配属の終局者の代理責任者の席がある。
惑星の寺院は、「天から下りてくる」と話されてきたが、現実には実際の物質が、体制本部から輸送されるのではない。各設計図は、体制首都において縮小して作られ、モロンチアの力の監督が、その後認められたこれらの計画を惑星に持参する。モロンチアの力の監督は、ここで熟練の物理制御者と共同して設計書に従いモロンチア寺院建築に進む。
平均的モロンチア寺院は、およそ30万人の観客を収容する。これらの大建造物は、崇拝のため、あるいは放送受信のためには使用されない。この大建造物は、体制君主との、あるいはいと高きものとの連絡や、精霊存在体の人格臨場を明らかにすることを意図した視覚化の特別式典や、宇宙的黙想といったような惑星の特別式典専用である。宇宙哲学の学校は、ここで卒業式を行ない、領域の人間は、同じくここで最高の社会奉仕の業績に対し、また他の優れた技能に対し惑星の称賛を受けるのである。
このようなモロンチア寺院は、モロンチア生活への生きている人間の移動を目撃するための集合場所としても役立つ。神性調整者と最終融合を経験するそれらの人間の肉体を完全に抹消するような焼き尽くす燃え上がる栄光によって移動寺院が破壊されないのは、モロンチア物質で構成されているからである。大きい世界においてはこれらの出発の閃光は、ほとんど絶えることがなく、移動の数が、増加するにつれ惑星の異なる地域において従属のモロンチア生命の社が用意される。私は、つい最近25のモロンチアの社が機能する遠い北の世界に滞在していた。
これらの融合の閃光は、いまだ定着していない世界においては、つまりモロンチア寺院のない惑星においては、惑星環境において何度も起こる。り、そこでは転移候補者の肉体が中間創造者と物理制御者により上げられる惑星環境において何度も起こる。
肉体の、自然の死は、人間の必然性ではない。前進した進化の存在体の大半は、すなわち光と生命の最終時代に存在している世界の公民は、死なない。それらは肉体生活からモロンチア生活へと直接に移動される。
物質的生活からモロンチア状態への転移経験—不滅の魂と内在する調整者との融合—は、惑星進化に比例の度合いで増す。最初は各時代の少数の人間だけが、精霊的進歩の転移段階に達するが、教師たる息子の時代が続くにつれ、ますます多くの調整者の融合が、これらの前進する人間の長くなりつつある命、生活、の終了前に起こる。そして、教師たる息子の最終任務の時までにこれらの素晴らしい人間のおよそ4分の1が自然死を免除されている。
光と生命の時代が進むにつれ、中間創造物、あるいはその仲間は、魂-調整者の予想される結合の接近状況を感じとり、目標の後見者にこれを示す。目標の後見者たちは、次に終局者の司法権下にあるこの人間が役割を果たしているかもしれない終局者集団にこれらの事項を伝える。そこで次に、惑星君主の召喚状が、惑星の全職務を断念し、出身世界に別れを告げ、惑星君主の内なる寺院へ行き、そこでモロンチア変遷を、つまり進化の領域から前精霊進行のモロンチア段階への転移の一瞬を待ち受けるようこのような人間に発行される。
このような融合候補者の家族、友人、労働集団が、モロンチア寺院において交歓したあとでは、融合候補者が、休憩したり、集う友人たちと自由に談話している中央の舞台の周りに振り分けられている。周りに集っている。介入している天の人格の一回路が、有形の肉体の拘束から上昇候補者を救出する「生命の閃光」のその瞬間に現われるエネルギー活動から物質の人間を守るために設定されており、自然の死が、それにより肉体から救われるそれらの者たちのために為すこのような進化の人間のためにこれによりする。
多くの融合候補者は、一斉に広い寺院に集められるかもしれない。精霊的な炎の中に自分たちの愛する者達の上昇を目撃するのはなんと美しい機会であることか、また、人間が、死者達を地球の自然力の抱擁に委ねなくてはならない初期のそれらの時代との何という対照であることか。人間進化の初期の泣き叫びの特性を示す光景は、神を知る人間が、夢中にする壮大さと昇り行く栄光の精霊的な火により有体の仲間から移されるとき、愛する者達に一瞬の別れを告げるときに、恍惚とした歓喜と崇高な熱意に、いまとって代わる。光と生命に定着した世界における「葬儀」は、最高の喜びの機会であり、深遠な満足であり、表現しえない希望である。
これらの進歩している人間の魂は、信仰、希望、保証でますます満たされている。転移の社の周りに集う広がる行き渡る精神は、自集団の1人のための卒業演習に集うかもしれない、あるいは集団の1人への何らかの大きい名誉の授与を目撃するために集まるかもしれない喜ぶ友や親類のそれに似ている。もし、さほど先進的でない人間が、幾らかのこの同じ快活さと陽気さで自然の死をみることを学びさえできたならば、それは、明らかに助けとなるであろう。
人間の観察者は、融合閃光後の転移された仲間の何も見ることができない。このような転移された魂は、調整者による適切なモロンチア訓練世界の復活広間へとに進んで行く。生きている人間のモロンチア世界への転移に関わるこれらのやりとりは、最初に光と生命に定着した日にそのような世界に配属された大天使が、監督する。
世界が光と生命の第4段階に到達する時までには、半分以上の人間が生きているものの中から転移により惑星を去る。このような死の減少は絶えず続くが、私は、長い間生命に安定しているものの自然死から完全に免れている生息界の体制について知らない。そのような高度の惑星の進化が一様に達成されるまで、地方宇宙のモロンチア訓練世界は、進化するモロンチア前進者のために教育の、そして文化的な球体として奉仕を続けなくてはならない。死の排除は理論的に可能であるが、私の観測ではまだ起こってはいない。多分このような状態は、定着した惑星生活のはるかに広がる第7段階の後の時代に達成されるかもしれない。
全盛時代にある定着球体の転移された魂は、大邸宅界を通過しない。また、学生として、体制、あるいは、星座のモロンチア世界に滞在しない。それらは、モロンチア生活の早期の段階のどれも通過しない。それらは、物質的生活から半精霊状態へのモロンチア転移をほぼ完全に逃れる上昇する唯一の人間である。息子に取り押さえられたこのような人間の上昇経歴の最初の経験は、宇宙本部の連続世界の奉仕にある。それらは、通り過ぎたまさしくその世界へと教師としてサルヴィントンのこれらの勉強世界から戻り、人間上昇の確立された進路を通り、その後、楽園へと内側に進む。
発達の進歩段階の惑星訪問ができさえすれば、あなたは、大邸宅世界とより高等なモロンチア世界に上昇する人間の差異ある受け入れに備えるための理由をすばやく把握するであろう。あなたは、高度に進化したそのような球体を通過する存在体が、ユランチアのような乱雑で遅れた世界から到着する平均的人間よりもはるかに進んでいるそれらの楽園上昇を再開のための用意を整えているということを容易に理解するであろう。
7つの大邸宅球体は、人間が、惑星到達のどの段階からモロンチア世界に上がろうとも、出身惑星の進歩状況ゆえに合格しなかったすべての事柄に関し、教師学生としての経験の中でかれらに十分な機会を与える。
宇宙は、上昇者は誰も上昇経験に欠くことができない何かを奪われないということを保証するための意図されたこれらの平等化の方法の適用において手落ちなく遂行する。
世界は、光と生命のこの時代、惑星君主の父親らしい支配の下でますます繁栄している。この時までに世界は、1言語、1宗教、そして標準的球体上における1人種の勢いの下で進歩している。だがこの時代は完璧ではない。これらの世界には、十分に支度の整った病院、病人の介護のための家が今なおある。偶発的事故による負傷、老衰と老人性障害に付随する回避不能の疾患を扱う問題がまだ残っている。病気は完全に克服されず、地球の動物も完全には服従させられなかった。しかし、前惑星王子時代の原始人の早期と比較すると、このような世界は、楽園のようである。あなたは本能的にこのような領域を地上の天国として—もしこの発展段階の惑星に突然輸送されることができるならば—記述するであろう。
人間の政府は、物質問題の扱いにおいて相対的進歩と完成のこの時代を通じて機能し続ける。私が最近訪れた光と生命の第一段階の世界の公共活動は、十分の一課税法による財源調達であった。全成人労働者-そして何かに取り組んだ頑健な全市民-は、自己の収入、あるいは利得の10パーセントを公庫に払い、それは次のように支払われた。
1. 3パーセントは真理の促進に費やされた-科学、教育、哲学。
2. 3パーセントは美に傾けられた-遊戯、社交的余暇、芸術。
3. 3パーセントは善に捧げられた-社会奉仕、愛他主義、宗教。
4. 1パーセントは事故、病気、老齢、あるいは予防不可能な災害から生じる労働無能力の危険性に対する保険準備金に当てられた。
この惑星の天然資源は、社会の所有物、共有財産として管理された。
この世界における1市民に授けられた最高の名誉は、モロンチア寺院において今までに与えられた唯一の認識段階である「最高の奉仕」の命令であった。この認識は、超物質発見の一定の段階において、あるいは惑星の社会福祉において長い間著名であった者たちに贈与された。
社会的、行政的地位の大半は、男女共同で占められた。また教授のほとんども共同でなされた。同様にすべての司法の委託は、似通った連携男女により履行された。
これらの素晴らしい世界における出産期間は、大巾には長くない。1家族の子供たちの年齢があまりに離れ過ぎるのは、最善ではない。子供たちの年齢が近いと、相互の躾への寄与が可能である。これらの世界の子供らは、真、美、善の習得において様々な達成の進歩した領域と部門における熾烈な努力の競合体制により見事に訓練されている。決して恐れるでない。そのような賛美された球体でさえ、真実と誤り、善と悪、罪と正義の間で選ぶことを刺激するにたる十分な悪を、全くの、潜在的の悪を、呈している。
それにもかかわらず、このような高度の進化惑星においても人間存在に付随するある特定の、避けられない罰則がある。定着した世界が光と生命の第3段階を越えて進歩するとき、すべての上昇者は、小分割を極める前に、進化の初期段階を通過している惑星でのある種の短期の任務を受けることが定められている。
これらの連続的各時代が、惑星向上の全段階にでの前進的業績を示している。真理の顕示は、光の最初の時代に宇宙の中の宇宙の働きを擁するために拡大された。他方、第2期の神性研究は、七重の神の第一段階である創造者の息子の特性、使命、聖職活動、つながり、起源、目標についての変幻自在な概念を習得する試みである。
相当に安定しているときのユランチア大の惑星は、およそ百の准行政中心機関を持つであろう。これらの次位の行政所機関では、資格を持つ次の管理者集団の1員、1団が取り仕切るであろう。
1. 支配しているアダームとハヴァーの補佐役を務めるために体制本部から連れて来られた若い物質の息子と娘。
2. これと他の類似の責務のためにある特定世界に作られた惑星の王子の半必滅の部下の子孫。
3. アダームとハヴァーの惑星の直系子孫。
4. 物質化し、人間化した中間創造物。
5. 自らの請願により調整者融合状態にある人間は、特定の重要行政職にあり惑星で継続できる宇宙の指導者の人格化された調整者の命により転移から一時的に免除される。
6. 同じくモロンチア寺院の最高業務の命令を受けた惑星の行政学校の特別に訓練された人間。
7.その惑星の特定区分で必要とされる明確な課題を特別な能力に合わせて遂行するために惑星統治者の指示により時おり一般市民に選ばれる適切に資格を持つ3人の市民からなる特定選出委員会。
惑星の光と生命の高度の目標達成に関しユランチアが直面している大きな障害は、病気、退廃、戦争、多彩な人種と多くの言語の問題の中にある。
進化の世界は、1言語、1宗教、1哲学を達成するまでは光に定着の最初の段階を越えての進歩は望めない。1人種がこのような達成を大いに容易にするとしても、ユランチアの多くの民族は、より高い段階の達成を妨げはしない。
安定した存在の連続的段階における生息界は、肉体の盟友への聖職活動のために戻って来た楽園達成の上昇者である終局者部隊の志願者の賢明で同情的な行政の下に驚くべき進歩をする。これらの終局者は、三位一体の教師たる息子と協力して活発ではあるが、モロンチア寺院が地球に現われるまでは世界情勢への本格的な参加を始めない。
終局者部隊の惑星における聖職活動の正式就任に際し、大多数の天の部隊は撤退する。だが目標の熾天使後見者は、光の中の進歩的人間に個人的な聖職活動を続ける。惑星の一生の間には人間のより大きな集団が、人間の連携達成の第3宇宙回路に到着するので、事実そのような天使は、定着時代を通じて増え続けの状態で到着する。
これは、定着した存在の第1段階から第7段階へと通過するにつれ生息界におけるますます輝かしい業績連続する時代の展開に伴う行政上の相次ぐ調整の単なる最初に過ぎない。
1. 光と生命の第1段階。安定したこの最初の段階の世界は、3名の支配者により治められている。
a. 相談にのる三位一体の教師たる息子によりやがては助言を受ける惑星の統治者、おそらく惑星で機能するこのような息子たちの最後の部隊の長。
b. 終局者の惑星部隊の長。
c. 王子-君主と終局者の長の二重指導体制の統一者として共同して役割を果たすアダームとハヴァー。
熾天使後見者と終局者のために通詞役を務めるのは、高揚され自由にされた中間創造物である。最終任務にある三位一体の教師たる息子の最後の行動の1つは、領域の中間者を自由にし、惑星の上級地位に昇進させ、(あるいは復活させ)、定着した球体の新行政の責任ある場所に配属させることである。このような変更は、人間が初期のアダーム体制の従来は不可視のいとこ達を識別できるようにと、すでに人間の視力の範囲でなされてきた。これは、熟練の物理制御者の拡大された惑星機能との関係において物理科学の最終の発見により可能にされる。
体制君主は、それらが生命運搬者と物理制御者の支援によりモロンチアで人間化し、思考調整者の迎え入れ後に、楽園上昇に出発できるように安定した第一段階後に中間創造者をいつでも解放する権限を持っている。
第3段階とその後の段階において、主に終局者の接触する人格として、一部の中間者はまだ役割を果たしている。しかし、光と生命のそれぞれの段階に入ると、連携役の聖職活動者の新体制は大きく中間者を置換する。極めて少数のものしか決して光の第4段階を越えては留まらない。第7段階は、活動者が宇宙の特定の創造物の位置で、場所で、仕えるために最初の準絶対の楽園から来るであろう。
2. 光と生命の第2段階。人類を浄化し、安定させるためのさらなる努力に関し惑星支配者の志願相談役になる生命運搬者の惑星到着が、世界でのこの新世紀を際立ったものにしている。そこで、生命運搬者は、人類のさらなる進展に—肉体的に、社会的に、そして経済的に—活発に参加するのである。それから、それらは、知的、哲学的、宇宙的、精霊的性質をもつ劣性の潜在力からの未発達で持続的な残存物の徹底的除去により人間の血統のさらなる浄化へと自らの指揮を拡大する。生息界において生命を設計し植えつけるもの達は、進化する人種からすべての有害な影響を一掃するための完全で、絶対的権限を持つ物質の息子と娘たちに助言する能力を十分にもっている。
教師たる息子は、相談役として終局者に仕える。それらは、このような任務のあいだ、割り当てによってではなく志願者として勤める。また、惑星のアダームとハヴァーへの助言者として抱えられる可能性を除けば、体制君主の同意があれば、それらは、もっぱら終局者部隊と共に勤める。
3. 光と生命の第3段階。この新世紀の間、生息界は、七重の神の第2段階である日の老いたるものを新たに認識するようになり、また、これらの超宇宙の支配者の代表者らは、惑星の行政との新しい関係に入る。
安定した存在の後の各時代における終局者は、増加しつづける能力で機能する。宵の明星(超天使)である終局者と三位一体の教師たる息子の間には仕事上の親密な関係がある。
この時代あるいは次の時代に教師たる息子は、聖職活動をする精霊4人組に助けられ、世界問題の共同行政者として惑星統治者と関わるようになる選出された人間の行政責任者に配属されるようになる。人間のこれらの最高責任者は、惑星時間の25年間を勤め、また惑星のアダームとハヴァーが次の時代に長年の自身の配属世界からの開放の取り付けを容易にするのが、この新展開である。
聖職活動をする精霊4人組は、球体の熾天使の長、超宇宙の第二熾天使の相談役、転移の大天使、それに体制本部に駐留する配属歩哨の個人的代表者としての役割を果たす汎天使からなる。ただしこれらの助言者は、求められない限り決して助言を申し出ることはない。
4. 光と生命の第4段階。三位一体の教師たる息子は、新しい役割で世界に登場する。長らく自分達の系列と関わってきた創造者の三位一体化された息子たちの支援をうけ、三位一体の教師たる息子らは、惑星君主とその仲間に志願の相談役、それに助言者としていま世界に来る。このような2人組み—楽園-ハヴォーナの人格に三位一体化された息子たちと上昇者に三位一体化された息子たち—は、惑星支配者に大いに有用である異なる宇宙観点と様々の個人的経験を表現する。
惑星のアダームとハヴァーは、この時代の後のいかなる時も自らの楽園上昇を始めるために惑星の義務からの解放を最高権威の創造者息子に申請できる。あるいは、アダームとハヴァーは、超宇宙本部からの第二熾天使と共に2人1組で働くために今これらの世界に配属される輝ける宵の明星によって描きだされた終局者の哲学的な教えを理解しようと努力している先進的な人間のますます精霊的な社会の新たに出現しつつある系列の部長として惑星に留まることができる。
終局者は、主として新たな、超物質的な社会活動—社会的、文化的、哲学的、宇宙的、そして精霊的社会活動—の開始に携わった。我々が識別できる限り、それらは、宇宙空間の外側において聖職活動をするために出て行くかもしれないとき、可能性として、この聖職活動を深く進化の安定性の第7新世紀へと続けるであろう。そこですぐに、我々は、それらの場所が準絶対の存在体によって楽園からとられるかもしれないと推測する。
5. 光と生命の第5段階。この段階の定着した存在再調整は、ほぼ完全に物質領域に関係があり、熟練の物理制御者にとり主要な関心事である。
6. 光と生命の第6段階は、領域の心の回路における新機能の開発を示す。宇宙の英知は、心の宇宙聖職活動で構成していくように見える。
7. 光と生命の第7段階。第7新世紀の初期に、惑星君主の三位一体の教師の相談役には、日の老いたるものにより遣わされた志願助言者が加わり、後に両者には、超宇宙の最高幹部出の3番目の助言者が加わるであろう。
アダームとハヴァーは,その前でなければこの新世紀の間、常に惑星の義務から解放される。もし終局者部隊に物質の息子がいるならば、人間の最高責任者とともに働くかもしれず、また時々この役割で機能しようと申し出るのは1名のメルキゼデクである。もし中間者が終局者の間にいるならば、惑星に留まっているその系列のすべては、すぐに解放される。
長年の任務からの免除を獲得するや否や、惑星のアダームとハヴァーが次のような経歴を選択するかもしれない。
1. アダームとハヴァーは、惑星からの解放を確かなものにすることができ、また宇宙本部から楽園経歴をすぐに開始し、モロンチア経験の終わりに思考調整者を迎え入れる。
2. 惑星のアダームとハヴァーは、1期間の惑星貢献を申し出た純粋な血統の移入された数名の子が行う調整者の受け入れに付随しておこる光に定着した世界で依然として仕えながら、じつに頻繁に調整者を迎え入れるであろう。その後は、全員が、宇宙本部に行き、そこで楽園経歴を始めるかもしれない。
3. 体制首都からの物質の息子と娘がするように、惑星のアダームとハヴァーは、逗留の短期間に中間ソナイト世界に直行し、そこで調整者の迎え入れを選ぶかもしれない。
4. 両者は、体制本部に戻り、当分そこで最高裁判所の席の占有を決め、その後に調整者を迎え入れ、楽園上昇を始めかもしれない。
5. 両者は、一時期教師として勤め、行政任務から出身世界に戻り、宇宙本部への移動時点で調整者内住を決めるかもしれない。
これらの全時代を通じ、援助する移入された物質の息子と娘は、進歩している社会的、かつ経済的秩序に途方もなく大きい影響を及ぼす。それらは、潜在的に不死で、少なくともそのような時までは人間化をすること、調整者を受け入れること、そして楽園に出発することを選ぶ。
存在体は、進化世界において思考調整者を受け入れるために人間らしくなる必要がある。終局者の人間部隊の全上昇構成員は、熾天使を除いては、調整者内住であり、調整者融合であり、また、それらは、この部隊に集められた時点で、もう1つの精霊の型が内住する父である。
ユランチアのような孤立世界にいる、属する、罪に苦しみ、悪に支配された、自己本位の必滅の創造物は、肉体の完全性、知的達成、罪不在の球体のこれらの進歩した時代を特徴づける精霊的発展を想像することができない。
光と生命に定着した世界の進歩段階は、進化による物質的発展の絶頂を表す。教養の高いこれらの世界には初期の原始時代の怠惰と摩擦はなくなる。貧困と社会の不均等性はほぼ消滅し、堕落は消失し、非行はめったに観察されない。狂気は事実上は消え、精神薄弱は稀である。
これらの世界の経済の、社会の、そして行政の状態は、高度の完成された類のものである。科学、芸術、産業は、繁栄し、社会は、物質上の、知的かつ文化的な高度の達成のための円滑な運用の仕組にある。産業は、主としてこのような実に見事な文明社会のより高い目的を果たすことに転換されてきた。そのような世界の経済生活は、倫理的になった。
戦争は歴史の問題となり、軍隊、あるいは警察はもう存在しない。政府は、次第に消えていく。自制心が、人間が制定する法律を緩やかに時代遅れにしている。民府と法令の広がりは、文明を進める中間的状態における市民の徳行と精神性とに反比例する。
学校は、大いに改善され、心の練磨と魂の拡大に傾けられる。芸術の中心地は素晴らしく、音楽団体は素晴らしい。哲学と経験的宗教の学校に関連する崇拝のための寺院は、美と壮大さをもつ創造である。野外の崇拝集会場は、芸術的装飾の単純さにおいて等しく荘厳である。
競技、ユーモア、そして個人と団体の他の達成段階のための用意は、十分かつ適切である。高度の教養のそのような世界における競い合う諸活動の特徴は、宇宙科学と宇宙哲学に優れようとする個人と集団の努力に関係する。文学と雄弁術は栄え、言語は思考表現のためばかりではなく概念の象徴のためにも改善される。生活は、清清しいほどに単純である。人間は、ついに高度の機械発達状況と奮い立たせる知力の発達とを調整し、またすばらしい精霊的業績、段階、との両方に影を投げかけた。幸福の追求は、喜びと満足の経験である。
世界が、光と生命の生活の定着状況において進歩するにつれ、社会は、次第に平和になる。個人は、同様に、独立し家族に対して献身的であるとともに、いっそう利他的で友愛的になった。同様に独立し家族に対して献身的である個人は、いっそう利他的で友愛的になった。
ユランチアにおいては、またあなたが今そうであるように、これらの完成された世界の啓発された人種の前進状況と進展する性質の評価をほとんど理解できない。性質をあまり評価できない。これらの人々は、進化の人種の全盛期にある。しかしこのような存在体はまだ死を免れない。それらは、呼吸をし、食べ、眠り、飲むことを続ける。この大いなる発展は天国ではないが、それは、楽園上昇の神性世界を荘厳に予想させる。
通常世界における人類の生物的適性は、後アダームの新世紀のずっと前に高い段階に引き上げられた。そして今、安定した紀元を経て時代から時代へと人間の身体上の進化は継続する。視聴覚は、双方ともに広げられる。人口は、今では静止状態になった。生殖は、惑星の必要条件と生得資質に従って調整される。この時代惑星の人間は、5集団から10集団に分けられ、下位集団は、上位集団の子供に比して半数のみの生殖が許される。光と生命の時代を通じてのこのような素晴らしい人種の継続的改良は、大きくは社会的、哲学的、宇宙的、精霊特質の優れた資質を示すそれらの人種の血統の選択的生殖の問題である。
調整者は前の進化時代のように来続けており、これらの人間は、時代の経過につれますます内住する父の破片と親しく交わることが可能である。進化の萌芽期と前精霊段階の間、心-精霊の補佐は、いまもなお機能を果たしている。聖霊と天使の聖職活動は、定着生活の連続する時代が経験されるにつれさらにいっそう効果的である。光と生命の第4段階の進歩的人間は、超宇宙管轄に携わる熟練の精霊の精霊臨場との少なからぬ意識上の接触を経験するようである。一方そのような世界の哲学は、崇高な神の新顕示を理解する試みに焦点を合わせている。この進歩状態の惑星においては人間の住民の半分以上が、生きているものの中からモロンチア状態への転移を経験する。それでも、「古いものは過ぎ去りつつある。見よ、眺めなさい、すべては新しくなりつつある。」
我々は、肉体的進化は、光と生命の第5新世紀時代の終わりまでにはその完全な進化達成をしているであろうと考える。我々は、進化する人間の心と結びつけられる精霊的進化の上限は、モロンチアの結合価値と宇宙の意味の調整者融合段階により決定されるということに気づく。だが、我々は、賢明さに関してはまったく分からない一方で、知的進化と賢明さの達成には決して限界はあり得ないと推測する。英知は、第7段階の世界においては物質的可能性を使い切り、モタ洞察に入り、やがては準絶対の壮大ささえも味わうことができる。
我々は、人間は、移される前に高度に進化し長い第7段階にあるこれらの世界において地方宇宙の言語を完全に習得するのを観察している。私は、またバンドンターが、年長の人間に超宇宙の言語を教えていたとても古い少数の惑星を訪問したことがある。そして、私は、それによって準絶対の人格が、モロンチア寺院で終局者の臨場を明らかにする方法をこれらの世界において観察してきた。
これは、進化の世界において努力する人間のすばらしい目標の話である。それはすべて、モロンチア経歴に入る前にさえ起こる。このすべての素晴らしい発展は、楽園上昇と神性達成の終わりのない、また理解不可能な経歴のまさしくその最初の段階である生息界の物質の人間により達成可能なのである。
しかし、あなたは、定着した光と生命の第7新世紀に長らくある世界からどのような種類の進化の人間が、いまやってくるのか想像できるであろうか。それは、上昇経歴を始めるために地方宇宙の首都のモロンチア世界に進むこのようなもの達なのである。
もし動揺したユランチアの人間が、長い間光と生命に落ち着いたこれらのいっそう進歩した1世界のを見ることができさえすれば、2度と創造のための進化の計画の英知を問題にはしないであろう。もし永遠の生きものの発展に未来がなかったならば、完成された業績のこのような安定した世界の人類の素晴らしい進化の才能は、まだ十分に時間と空間の世界の人間の創造を正当化するのであろうが、、、。
我々は、しばしば思い巡らす。もし雄大な宇宙が光と生命に定着していたならば、上昇する素晴らしい人間は、まだ終局者部隊へと定められるであろうかと。だが我々には分からない。
この新世紀は、惑星新本部のモロンチア寺院の登場から光と生命における体制全体の定着時に渡る。この時代は、惑星の王子がその球体の楽園の贈与の息子の命令と個人的臨場によって惑星君主の身分に登用されるとき、一連の世界任務の終わりに三位一体の教師たる息子によって開始される。それに付随し、終局者は惑星業務への積極的な参加を開始する。
外へ向かっての可視の出現光と生命の定着したそのような世界の実際の支配者、あるいは指揮官は、物質の息子と娘、つまり惑星のアダームとハヴァーである。終局者は、王子である君主がモロンチア寺院内にいる時以外はそうであるように、目には見えない。惑星体制の実際の、そして文字通りの頭は、それゆえに物質の息子と娘である。宇宙領域全体で王と女王の考えに威信を与えたのが、これらの取り決めについての知識である。王と女王は、世界が、より高位の、だが見えない支配者のために行動をするようこのような高位の人格に命令できるとき、これらの理想的状況下で大なる成功を収める。
あなたの世界においてそのような時代が達成されるとき、今はユランチアの代理の惑星の王子であるメルキゼデクのマキヴェンタは、疑いなく惑星統治者の地位を占めるであろう。そして、ノーラティアデクのいと高きものの被後見者として今エデンチアに留められているユランチアのアダームとハヴァーの息子と娘が同伴するであろうということは、ジェルーセムで長い間推測されてきたことである。アダームのこれらの子供たちは、エデンチアへの移動準備にあたりユランチアにおける自分の物質の肉体を断念したほぼ37,000年前に前創造力を奪われたので、メルキゼデク統治者と共同してユランチアにそのように勤めるかもしれない。
この安定時代は、体制における全生息惑星が、安定化の時代を達成するまでずっと続く。それから、最も若い世界—光と生命を達成する最後のもの-が、体制時間の1,000年の間にこのような定着を経験し終えると、全体制は、安定状態に入り、個別の世界は、光と生命時代の体制新世紀へと招き入れられる。
体制全体が生命に定着するとき、政府の新体制が開始される。惑星の統治者は、体制の秘密会議の構成員になり、また星座の父の拒否対象になり得るこの新行政機関は、権限において至上である。生息界のこのような体制は、事実上自治になる。体制の立法府は、本部世界に設立され、各惑星はそこへ10名の代表者を送る。法廷は、いま体制首都に設立され、上告だけが、宇宙本部に回される。
体制の定着とともに超宇宙の最高幹部の代表者である配属哨兵は、体制の最高裁判所の志願助言者になり、また新立法府の実際の議長となる。
光と生命の全体制の定着後、体制君主は、もう来もしないし、行きもしないであろう。そのような君主は、永久にその体制の頭に留まる。補助の君主は、前の時代のように交代を続ける。
中間ソナイトは、安定化のこの期間、立法府の相談役として、また裁定法廷の助言者として働くために逗留している宇宙本部世界から初めてやって来る。これらの中間ソナイトは、終局者と連携して後援する教授事業に最高価値の新モロンチア感性の意味を教え込む特定の努力も続ける。物質の息子が、生物学的に人類のためにしたことを、今中間ソナイトの創造物は、哲学と精霊化された考えの絶えず前進する領域におけるこれらの合一された栄光の人間のためにするのである。
教師たる息子は、生息界において終局者との自由意志の協力者となり、これらの同じ教師たる息子は、全体制が光と生命に定着後に、それらの球体がもはや受け入れの格付けされた世界として利用されないとなると大邸宅世界へと終局者にも同伴する。少なくとも、これは、星座全体がこのように発展し終えるまでは事実である。しかし、ネバドンではそれほどまでに進歩した集団はない。
我々にはそのような再貢献する大邸宅世界を監督するであろう終局者の仕事の性質を明らかにすることは許されていない。あなたには、しかしながら、これらの物語の中では描かれていない種々の知力ある創造物の型が宇宙全体にはあるということを知らされてきた。
そして今、体制が、構成する世界の進歩の効力により1つ1つ光に定着するにつれ、特定の星座の最後の体制、そして宇宙の行政者たち—教師たる息子、日々の和合のもの、輝く明星—は、いと高きものが、生息界の定着体制の新たに完成された百家族の無条件の支配者である、と公布するために星座の首都に到着するその時が来る。
定着体制の星座全体の統一には、行政当局の新たな分散と宇宙行政の付加的再調整が伴う。この新世紀は、全生息界の高度の達成を見るが、体制の監督と地方宇宙政府の双方との著しい関係修正を伴い、特に星座本部の再調整によって特徴づけられる。星座と宇宙の多くの活動は、この時代に体制首都に移行され、超宇宙の代表者は、惑星、体制、宇宙支配者との新たで、より一層の緊密な関係を担う。特定の超宇宙行政者は、これらの新連合に付随し、いと高きものの父の志願助言者として星座首都に地位を確立する。
こうして星座が光に定着すると、立法の役割は終わり、いと高きものが議長を務める体制君主の上院が、その代わりに機能する。いま初めて、このような行政集団は、ハヴォーナと楽園の関係における問題において超宇宙政府と直に交渉する。さもなければ、星座は、以前と同様に地方宇宙との関係を続ける。ユーニーヴィターチアは、定着した生命においては段階から段階へと星座のモロンチア世界を続いて治める。
時が経過するにつれ、星座の父は、かつては宇宙本部に集中されていた行政の、あるいは監督の細かな機能をより引き継いでいく。これらの統一された星座は、安定化の第6段階の達成までにはほとんど完全な自治の立場に到達しているであろう。定着の第7段階の開始に際しては、いと高きものという名前が意味する真の品位へのこれらの支配者の高揚を疑いなく目撃するであろう。星座は、どの点から見ても超宇宙支配者にその時じかに対応するであろうし、他方、地方宇宙政府は、宇宙の新しい雄大な義務の責任を理解するために拡大するであろう。
宇宙が光と生命に定着すると、それは、まもなく超宇宙の確立された回路に入り、日の老いたるものが、無条件の権限をもつ最高審議会の設立を宣言する。日々の和合のものが議長をするこの新首脳部は、百名の日の忠実なるものからなり、この最高審議会の第一条例は、熟練の創造者たる息子の継続的統治権を認めることである。
宇宙行政は、ガブリエルと父メルキゼデクに関する限りまったく変化していない。無条件の権限をもつこの評議会は、主として光と生命の進歩した状況から生ずる新たな問題と状態に関係している。
検査補佐官は、地方宇宙安定化の部隊を編成するためにすべての配属哨兵を今動員し、また父メルキゼデクに自分とその監督を共有することを求める。そして今、啓示を受けた三位一体の精霊部隊が、初めて日々の和合のものに配属される。
地方宇宙全体の光と生命の定着は、個々の生息界から宇宙本部までの全行政制度の深遠な再調整を開始する。新しい関係は、星座と体制へと下方に伸びる。地方宇宙の母なる精霊は、超宇宙の熟練の精霊との新しい連携関係を経験し、ガブリエルは、熟練の息子が本部世界を留守にするかもしれない時、効力を発するように日の老いたるものとの直接的接触を確立する。
この時代とその後の時代、権威ある息子たちは、天啓の裁定者として役割を続けて果たし、一方、楽園のアヴォナルの百名の息子は、宇宙首都の輝く明星の新高等評議会を構成する。そして後には、これらの権威ある息子の中の1名は、統合の第7段階が達成されるまで体制君主の求めにより各地方体制の本部世界に配属の最高相談役になるであろう。
三位一体の教師たる息子は、この新世紀の間、惑星の統治者だけではなく星座の父に同様に仕える1組3名からなる集団の志願の助言者である。そしてついには、これらの息子たちは、地方宇宙の自分の場所を見いだす、というのも、それらは、このとき地方創造の管轄区域から取り除かれ、無制限の権限の最高審議会勤務に配属されているので。
終局者部隊は、いま初めて、楽園外の当局の、つまり最高審議会の管轄を認める。これまで終局者は、楽園のこちら側では監督を認識してこなかった。
このような定着宇宙の創造者たる息子は、楽園とその関連世界において、また地方創造をすべてにおいてはたらく多数の終局者集団に助言することに時間の大半を費やす。人間マイケルは、このようにして栄光を与えられた終局者である人間との交流に最大限の兄弟関係を見いだすであろう。
いま事前の組み立て中にある外宇宙に関連するこれらの創造者たる息子の機能について推測することは、完全に無駄である。だが、我々は全員、時折このような仮定をたてるのである。創造者たる息子は、発展のこの第4段階を達成すると行政上自由になる。神性の聖職活動者は、次第に自己の活動を超宇宙の熟練した精霊と無限の精霊とのそれと混合していく。創造者たる息子、創造的の精霊、宵の明星、教師たる息子、そして常に増加する終局者部隊の間には、新たで荘厳な関係が進展しているように思われる。
もしマイケルが、ネバドンを去るようなことがあるならば、ガブリエルは、父メルキゼデクを自分の相手として疑いなく最高の行政者者になるであろう。同時に、新しい地位が、物質の息子、ユーニーヴィターチア、中間ソナイター、スサチア、精霊融合の人間といったような永久公民の全体制に与えられるであろう。しかし進化が続く限り、熾天使と大天使は、宇宙行政に必要とされるであろう。
我々は、しかしながら、自らの思惑の2つの特徴に満足している。もし創造者たる息子が、外宇宙方向へと予定されているならば、神性の聖職者は、確かにそれらを伴うであろう。我々は、メルキゼデク系が、出身宇宙に留まるであろうと等しく確信している。我々は、メルキゼデク系が増加し続ける責任ある役割を地方宇宙政府とその行政において果たすように予定されていると考える。
超宇宙の大小の分割は、光と生命に定着する計画における役割を直接には演じない。このような進化の発展は、単体として主に地方宇宙に関係があり、また地方宇宙の構成要素だけに影響する。超宇宙は、その構成する地方宇宙のすべてが、こうして完成されるとき、光と生命に定着している。だが、7超宇宙のうちの1つは、これに近い発展段階にさえ達しなかった。
小部門時代。観察で見通す限りでは、安定化の第5あるいは小部門段階は、物理状況と、超宇宙の確立された回路に関する百の地方宇宙の調整の定着にもっぱら関係がある。見たところでは、力の中心とその仲間以外は、物質的創造のこれらの再編成に関係していない。
大分割時代。第6段階あるいは大分割の安定化に関し、我々のうち誰もこのような出来事を目撃しなかったので推測しかできない。にもかかわらず、我々は、おそらくこのような生息界の進歩状況と世界の宇宙の集団化に伴うであろう行政上の、また他の再調整に関し多くを仮定することができる。
小分割の状況は、均衡的物理平行に関係があるので、我々は、大分割統一は、一定の新知的到達段階に、おそらくは宇宙の英知についての最高認識のいくらか進歩した業績に関係するであろうと推論する。
我々は、個々の世界のこのような業績結果の観察により、またこれらの古い、高度に発達した球体に住まう個々の人間の経験におけるいまだ達成されていない進化上の前進段階の認識に付随するであろう再調整に関して結論に到る。
宇宙、あるいは超宇宙の行政機構と統治手段は、個々の生息惑星、あるいはこのような球体上のいかなる個々の人間の発展的進化の、あるいは精霊的進歩をどんな方法でも制限したり、遅らせることはできないということを明らかにさせよう。
我々は、幾つかの古い宇宙において第5と第6段階に—はるか第7新世紀にさえ延長された—定着した光と生命の世界を見いだす。その地方体制は、まだ光に定着してはいない。若い惑星は、体制統一を遅らせるかもしれないが、これは、古い、しかも進化世界の進歩をいささかも妨げない。また環境的限界は、孤立世界でさえも個々の人間の個人的達成を妨害することもできない。ナザレスのイェススは、人間の中の1人間として、1千9百年以上前にユランチアに個人的に光と生命の状態を成就した。
たとえ我々が、安全に7超宇宙の安定化の事象の様を仮定し得ないとしても、我々は、長らく安定した世界において行なわれる観察により超宇宙全体が光に安定しているときに何が起きるかということについてかなり信頼できる結論に至るのである。
このような出来事は、一度も現実化したことがないことから、我々は、超宇宙は光に定着し始めるとき何が起こるであろうかを明確には予測できない。一度も否定されたことのないメルキゼデク系の教えから、我々は、時間と空間の創造の生息界から超宇宙本部に拡大するすべての組織単位の組織化と行政全体には全面的な変更がなされるであろうと推し計る。
他の場所に配属されていない創造物の三位一体化された息子たちの多くは、定着した超宇宙本部と分割上の首都に集められると一般的には信じられている。これは、ハヴォーナと楽園に入る途中の外空間者のそのうちの到着を予期してのことであるかもしれない。しかし我々は、本当のところは知らない。
我々は、もし超宇宙が光と生命に定着するならば、そのとき、いま顧問である崇高なるものの無条件の監督者は、超宇宙の本部世界の高度の行政機関になるであろうと信じる。これらは、準絶対の行政者と直に接触可能な人格であり、定着した超宇宙で直ちに現役になるであろう。これらの無条件の行政者は、高度の発展の創造部隊の中の助言者と相談役の機能を長らく発揮してきたが、崇高なるものの権限が最上になるまでは行政上の責任を負わない。
この新世紀の間いっそう広範囲に機能する崇高なるものの無条件の監督者は、有限でも、準絶対でも、究極でも、無限でもない。それらは最上位にあり、崇高の神の代理だけを務める。それらは時間-空間の最上位の人格化であり、従ってハヴォーナでは機能しない。それらは最上位の統一者としてのみ機能する。それらは、もしかすると、宇宙反射の技術に関係しているかもしれないが、確信はない。
我々の誰一人として、雄大な宇宙(ハヴォーナに依存する7超宇宙)が、完全に光と生命に定着するとき、何が起きるかについて満足のいく概念を抱かない。その事象は、確かに中央宇宙の出現以来の永遠の年代史における最も著しい出来事であろう。崇高なる存在体自身が、精霊本人を包み隠しているハヴォーナの神秘から脱するであろうと、また時間と空間の完成された創造の全能かつ経験上の君主としての第7超宇宙の本部の住み込みになるであろうと考える者達がいる。だが我々は、実のところは知らない。
[一時的にユランチアの大天使評議会に配属された強力な使者による提出]
神は、和合である。神性は、普遍的に調和している。宇宙の中の宇宙は、絶対的に1つの無限の理性により統制される統合化された1巨大機構である。宇宙創造の身体的、知的、精霊的領域は、神々しく関連づけられている。完全なものと不完全なものは、真に相関関係にあり、それゆえ有限の進化の創造物は、「私が完璧であるように、完璧でありなさい。」という宇宙なる父の命令に服従して楽園に昇ることができる。
創造の多様な段階は、すべて主たる宇宙の建築家の計画と行政に統一されている。宇宙は、時-空の人間の制限ある心には、明白に不調和を表したり、効果的調和の欠如を示す多くの問題や状況を提示するかもしれないが、普遍的宇宙現象のより広範の観察が可能であるもの達や、創造的な多様性の下にある基本的統一性を探知したり、複数性のこの機能のすべてを覆う神性の単一性を見いだすこの芸術においてより経験のあるもの達、我々の中のそれらのものは、宇宙の創造的エネルギーのこれらすべての多種の顕示に示される神性の、しかも一つの目的によく気づく。
物理的あるいは物質的創造は、無限ではないが、それは完全に調和している。原動力、エネルギー、そして力があるが、それらは全て一つの起源である。7超宇宙は、表面上は二重であるらしい。中央宇宙は三位一体である。しかし楽園は一重構造である。また、楽園は、全物質宇宙の現実の源—過去・現在・未来—である。しかし、この宇宙の起源は、永遠の事象である。いかなるときにも—現在、過去、あるいは未来—宇宙あるいは物質宇宙は、光の核の島からは現れない。楽園は、宇宙の源として空間より前に、そして時間より先に機能する。それ故、その起源は、それらの空間の貯蔵所とそれらの時の啓示者と規制者である無条件の絶対者を経て出現しなければ、時と空間における孤児であるかのように思われるであろう。
無条件の絶対者は、物理的宇宙を支持し、他方で神格絶対者は、全物質的現実の絶妙な総括的管理をする。双方の絶対者は、機能上、宇宙なる絶対者により統合される。物質宇宙のこの密着した相互関係は、すべての人格—物質的、モロンチア的、準絶対的、あるいは精霊的—により、楽園の下に集中している重力に対する本物の物質的現実の重力反応の観察により最も良く理解される。
引力統合は、普遍的であり変わらない。純粋なエネルギー反応も、同じく普遍的であり逃れられない。純粋なエネルギー(根本の力、始原原動力)と純粋な精霊は、引力に完全に前反応的である。絶対者に備わるこれらの始原の力は、宇宙なる父により個人的に統制される。それ故に、すべての引力は、楽園の父の純粋なエネルギーと純粋な精霊の人格臨場に、また超物質住居に集中する。
純粋なエネルギーは、すべての相対的な、 無精霊の機能的な現実の祖であり、一方、純粋な精霊は、すべての基本的エネルギー体制の精霊的制御と直接的制御の可能性である。そして、空間全体に渡り明らかにされるように、また時間の動きにおいて観察されるように、まことに多様であるこれらの現実は、双方が、楽園なる父の人格に集中する。それらは、楽園なる父の中で1つ—統合される必要がある、統合されるべき、である。—神は1人であるが故に。父の人格は、絶対的に統合している。
父なる神の無限の性質には、物理的、精霊的といったような現実の二元性はとても存在しえない。だが、我々が、無限の段階と楽園の父の人格の価値の絶対的現実から目をそらす瞬間に、我々は、これらの2つの現実の存在を観察し、また父なる神の個人的臨場に十分にこれらの現実が反応するということを認識するのである。すべてが父なる神の中にある。
あなたが、楽園の父の無限の人格の無規制の概念から離れる瞬間、あなたは、心というものが、独創的な統合された主題の創造者の人格、すなわち第一根源と中枢—私はある—のこれらの二重の宇宙表明の常に広がる分岐を統合する避け得ない手段であるものと仮定しなくてはならない。
思考-父は、言葉-息子に精霊表現を実現し、広範囲におよぶ物質宇宙の中の楽園を通じて現実拡大を達成する。永遠の息子の精霊的表現は、無限の精霊の働きにより創造の物質的段階に関連づけられる、つまり精霊反応の心の無限の精霊の聖職活動により、また、無限の精霊の心の物理的-指示的聖職活動のなかに、神格の精霊的現実と神格の物質的な反響のなかで一方が他者と関連づけられる。
心は、無限の精霊の機能的贈与であり、それ故、可能性においては無限であり、授与においては普遍的である。宇宙なる父の主要な考えは、二重の表現の中で永遠化される。楽園の島と神格匹敵者、すなわち精霊的である永遠の息子。永遠の現実のこのような二元性は、心の神、無限の精霊を不可避なものにする、避けられないようにする。心は、精霊的現実と物質的現実間の不可欠の疎通回路である。物質的進化の創造物は、心の聖職活動によってのみ内住の精霊を発想し、理解することができる。
この無限かつ普遍的な心は、普遍の心として時空の宇宙において働きかけ、精霊補佐の原始の聖職活動から宇宙の最高責任者の壮大な心へと伸張するのだが、この宇宙の心さえ熟練の7精霊の超宇宙において適切に統合され、熟練の7精霊は、代わって時と空間の崇高なる心と調和し、無限の精霊の全てを擁する心と完全に関連づけられるのである。
普遍的な心の重力が、無限の精霊の中の楽園の個人的臨場に集中されるように、楽園における無限の精霊の個人的臨場に集中されるように、普遍的精霊の重力もまた、永遠の息子の楽園の個人的臨場において集中するのである。宇宙なる父は、1名ではあるが、時-空間にとっては、彼は純粋なエネルギーと精霊の二重の現象に明らかにされる。
楽園の精霊の現実は、同じく1つであるが、時-空間の状況と関係のすべてにおけるこの一つの精霊は、精霊の人格と永遠の息子の放射の二重現象と、精霊の人格と無限の精霊の影響の二重現象とに関連づけられた創造において明らかにされる。そしてさらに第3—純精霊の断片—前人格である思考調整者と他の精霊的存在の父の贈与の現象がある。
あなたが、宇宙活動のいかなる段階の精霊現象に遭遇しようとも、または精霊の存在体に接触しようとも、それらは皆、精霊の息子と無限の心の精霊の働きかけによる精霊である神に由来するということがあなたには分かるかもしれない。そして、精霊のこの広範囲にわたる機能は、それが、地方宇宙の本部から指揮されるままに進化の時の世界の現象として作用する。聖霊と真実の精霊が、これらの創造者たる息子の首都から物質的な心の下方の、また進化する段階へと、心と精霊の補佐の働きかけと共に来る。
心は、崇高なるものと関連する熟練の精霊の段階においてさらに統合され、そして絶対なる心へ従属する宇宙心として統合されるが、進化する世界への精霊の働きかけは、地方宇宙の本部に居住する人格内と取り仕切る神性聖職活動者の本人の中でより直接的に統合され、入れ代わって、取り仕切る神性聖職活動者は、順次ほぼ完全に、永遠なる息子の楽園重力回路と協力し、そこで時空の精霊全顕示の統一が起こるのである。
完全化された創造物の存在は、楽園の三位一体本人の中の誰か1名の前三位一体の精霊の贈与の断片との自意識の心の融合により達成され、維持され、そして永遠化されることができる。人間の心は、永遠の息子と無限の精霊の息子と娘の創造であり、父からの思考調整者と融合するとき、進化の領域の3重の精霊贈与の性質を共にする。だが、精霊のこれらの3表現は、宇宙なる私はあるのなかに永遠の息子と無限の精霊の宇宙なる父になる前ににこのように永遠に統合されたのと全く同様に、終局者に完全に統合されるようになる。
精霊は、常にまた究極的に、表現においては3重に、最終の認識においては三位一体に統合されるようにならねばならない。精霊は、3重表現を通して1つの源に基づいている。そしてそれは、究極的に、父の宇宙的考えの永遠の言葉の無限の表現からの宇宙の心による聖職活動手段によって神を見いだすこと- 神性との一体感 -において経験される神性の統合においてその完全な認識を達成しなくてはならないし、また、そうする。
宇宙なる父は、神々しく統合された人格である。それゆえ物質の人間に宿るために父の命令に服従して楽園から出向いた思考調整者の反射的勢いにより楽園へと運ばれる上昇する子供のすべては、ハヴォーナ到着前に同じように完全に統合される。
本質的に人格は、全構成要素の現実を統一するために手を差し伸ばす。宇宙なる父である第一根源と中枢の無限の人格は、無限の絶対者の全7構成要素を統合する。また宇宙なる父の排他的かつ直接の授与である人間の人格は、同じく死を免れない創造物の構成要素を統合する可能性を所有する。全創造物の人格のそのような統合的創造力は、高く、排他的なその源の母斑であり、人格回路を通してのこの同じ源とのその途切れない接触の一層の証となる。その手段により、創造物の人格は、楽園の全人格の父との直接的かつ持続的接触を維持する。
神は、至上性と終局性を経て7重者の領域から絶対の神での顕示であるにもかかわらず、楽園と父なる神本人の中に集中している人格の回路は、知的存在の全段階において、完全な、完成された、また完成されていく宇宙のすべての領域において全創造物の人格に関しては、神性の人格のこれらすべての多様な表現の完ぺき、かつ完全な統合を提供する。
宇宙にとっての、また宇宙における神は、我々が描いてきた全てであるとともに、あなたと他の神を知る全創造物にとっては、それでも、神は1人であり、あなたの父でありそれらの父である。人格にとり神は、複数であるはずがない。神は、被創造物めいめいの父であり、いかなる子供でも1人以上の父親を持つことは文字通り不可能である。
あなたは、哲学的に、宇宙的に、そして顕示の特異の段階と位置に関係し、必然的に、複数の神格の機能を想像し、複数の三位一体の存在を仮定するかもしれないし、そうしなくてはならない。だが、主たる宇宙の崇拝する人格すべての人格的接触からの崇拝に満ちた経験において、神は、一人である。統合された人格的な神格は、楽園の親であり、父なる神であり、賦与者であり、保護者であり、また生息界の人間から光の中央の島の永遠の息子までの人格すべての我々の親である。
楽園神性の、単一性、不可分性は、実存的であり絶対的である。神格の永遠の3者の人格化—宇宙なる父、永遠の息子、無限の精霊—があるが、楽園の三位一体における3者は、実際には分裂していない不可分の1神格である。
実存の現実の原初の楽園-ハヴォーナの段階からは2つの準絶対段階が分化し、その後父、息子、精霊が、多くの個人的な仲間と部下の創造に携わってきた。ちなみに崇高性の超越的段階における準絶対の神格統合についての考察に取り組むことは、不適当ではあるが、神性は、多様な創造分野において、また知性ある存在体の異なる体系において機能上明白なさまざまの神格の人格化統合機能の若干の特徴を見ることは可能なのである。
超宇宙における神性の現在の機能は、崇高なる創造者たち—地方宇宙の創造者たる息子と精霊、超宇宙日の老いたるもの、楽園の熟練の7精霊—の操作に盛んに明らかである。これらの存在体は、宇宙なる父へと導く7重の神の最初の3段階を成しており、また、7重の神のこの全域は、進化する崇高なるものの経験上の神格の最初の段階において調整している。
神格統合は、楽園と中央宇宙における存在事実である。神格統合は、時空の進化する宇宙全体における1つの達成である。
神格である3名の永遠の人格が、楽園の三位一体の中の非分割の神格として機能するとき、完全な統合に達している。同様に、それらが、共同して、あるいはめいめいに創造するとき、それらの楽園の子孫は、神性特有の統合性をみせる。また時空の領域の崇高なる創造者と支配者により明らかにされる神性らしいこの目的は、結果的には宇宙の非個人的エネルギー統合の臨場において、経験的神格に属する経験的人格の現実との適切な統合を通してのみ解決し得る現実の緊張を構成する経験上の崇高性の主権を統合する潜在力となる。
崇高なるものの人格の現実は、楽園の神格から来ており、ハヴォーナの外側回路の先導的世界において雄大な宇宙の創造者の神性から上がってくる全能の崇高者の特権力を統合する。人格としての崇高なる神は、7超宇宙の創造以前にハヴォーナにいたが、精霊段階上においてのみ役割を果たした。進化する宇宙での多様な神性統合による崇高なる全能の力の進展は、ハヴォーナにおいて崇高なる心により崇高のものの精霊的人格と調和した神格の新たな力の臨場に至り、崇高なる心は、無限の精霊の無限の心の中の可能性をもつ住民から崇高者の積極的な機能する心へと付随的に、同時に、変換する。
7超宇宙の進化世界の物質志向の創造物は、神格統合が崇高なるもののこの力と人格の統合において進展しているというだけで神格統合を理解することができる。神は、存在のいかなる段階においてもこのような段階に住む存在体の概念的可能性を越えることはできない。人間は、真実の認識、美の鑑賞、善の崇拝を通し愛の神の認識を発展させ、次に神格の上昇する段階を経て崇高なるものの理解へと進まなくてはならない。神格は、力に統合されるものとして理解されており、創造物の理解と達成にとって精霊的に人格化されることができる。
上昇する人間が、超宇宙の首都の全能者についての理解力とハヴォーナの外回路の崇高のものの人格理解とに至るとき、楽園神格を見いだすように定められているようには崇高なるものを実際には見いださない。終局者、第6段階の精霊でさえ、崇高なるものを見いださなかったのであるし、第7段階の精霊の身分を達成するまでは、また崇高なものが、未来の外宇宙活動にあって実際に機能的になるまでは、そのような可能性はありそうにもない。
しかし、上昇者は、七重の神の第7段階としての宇宙なる神を見いだすとき宇宙の創造物との個人的な関係の全神格段階の最初の人格に達したのである。
時空宇宙における進化の着実な躍進は、全知的創造物による絶えず-拡大する神格顕示を伴う。世界、体制、星座、宇宙、超宇宙における、あるいは雄大な宇宙における進化発展の頂点到達は、創造のこれらの発展的単体への、またその中での相当する神格機能の拡大を示す。また、神性認識のそのような局部的拡張のすべては、創造の他の全分野に拡大された神顕示の一定の明確な効果を伴う。認識され達成された進化の各新領域は、楽園から外へと、宇宙の中の宇宙への新たで拡大された経験上の神性の顕示からなる。
地方宇宙の構成要素が次第に光と生命に定着されるにつれ、7重の神はますます明白になる。時空の進化は、惑星において支配する7重の神—創造者たる息子-創造の精霊の関係—の最初の表現から始まる。この息子-精霊のつながりは、光における体制の定着で機能の充足性を達成する。七重の神の第2段階は、星座全体がこうして定着するときそのような領域全体に渡りより活発になる。地方宇宙の完全な行政上の進展は、超宇宙の熟練の精霊の新たでより直接的聖職活動をもたらす。また、この時点で、ハヴォーナの第6回路の世界を通過する間に、崇高なるものへの上昇者の理解が頂点にいたる崇高なる神に対し絶えず増加する顕示と認識もまた始まる。高なるものへの上昇者の理解が頂点にいたる。
宇宙なる父、永遠の息子、それに無限の精霊は、知力ある創造物への実存する神格顕示であり、それゆえに、全創造の心と精霊との人格関係においては同様には拡大されない。
上昇する人間は、人格的存在としてのこれらの神格の、経験上の個人的認識と、またそれとの接触に至るために十分に精霊的になり適切に教育されるようになるずっと以前に、神格の連続する段階の非個人的臨場を経験するかもしれないということが付記されるべきである。上昇する人間は、人格的存在としてのこれらの神格の、経験上の個人的認識に至るために十分に精霊的になり、適切に教育されるずっと以前に、神格の連続段階の非個人的臨場を経験するかもしれないということが付記されるべきである。
創造分野におけるそれぞれの新しい進化の到達には、神性表明による空間のすべての新たな侵入と同様に、全創造のそのとき既存の、また以前に組織された単体の神格の機能と顕示の同時拡大が伴う。宇宙とその構成単体の事務のこの新たな侵入は、行政の新統制の次と継その後の時代のために用意すべき管理者の先遣隊の送り込みが慣習であることから、通常は、ここに概要された方法に従い確実になされているとは必ずしも見えないかもしれない。究極なる神さえも、光と生命に定着した地方宇宙の後の段階において宇宙の超越的統制を予示する。
時間と空間の創造が、次第に進化の状態に定着するにつれ、七重の神の最初の3顕示の撤回に付随する崇高なる神の新たで十分な働きが見られる。もし壮大な宇宙が、光と生命に定着するならば、また、そうなるとき、すなわち、もし崇高なる神が、時間と空間のこれらの創造の直接的制御を担うならば、そのとき、何が、七重の神の創造者と創造的な顕示の未来の機能であるのか。時空の宇宙のこれらの組織者と開拓者は、外宇宙における類似の活動のために自由にされるであろうか。我々には分からないが、我々はこれらと、それに、これらに関連する問題に関して大いに推測するのである。
経験上の神格の最前線が、無条件の絶対者の領域へと外に拡張されるにつれ、我々はこれらの未来の創造の早期の進化時代における七重の神の活動を思い描く。我々は全員が、日の老いたるものと超宇宙の熟練の精霊の未来の状況に関し同じ意見をもっているわけではない。また、崇高なるものが、その中で7超宇宙でのように役割を果たすかどうかも知らない。だが、我々は皆、創造者たる息子であるマイケル系が、これらの外宇宙において役割を果たすことが定められていると推測する。我々のうちの何名かは、提携する創造者たる息子と神性の聖職者の間の何らかの連合形態的なものが後の時代にみられるであろうと考える。そのような創造者連合は、究極の性質の関係する創造者の自己性の何らかの新表現に行き着くかもしれないということが可能でさえある。だが、我々は、明らかにされていない未来のこれらの可能性について実際のところ何も知らない。
我々は、しかしながら、時空の宇宙において、七重の神が、宇宙なる父への進歩的な接近を提供するということ、そしてこの進化的接近が、崇高なる神において経験的に統合されるということを知っている。我々は、このような計画が、外宇宙において普及しなくてはならないと推測するかもしれない。一方では、いつかこれらの宇宙に居住するかもしれない存在体の新系列が、究極の段階上において、また準絶対手段による神格への接近が可能であるかもしれない。要するに、我々は、未来の外空間において操作可能となるかもしれない神性への接近手段に関わるほんのわずかの概念さえ持ってはいないのである。
にもかかわらず、我々は完成された超宇宙は、何らかの方法でこれらの外側の創造物に居住するかもしれないそれらの存在体の楽園上昇経歴の一部になるであろうと思う。その未来の時代に熟練の7精霊の協力で、あるいは協力なしで崇高な神によって治められている7超宇宙を経て外空間者がハヴォーナに接近するところを我々が、目撃するかもしれないということは全く可能なのである。
崇高なるものは、死を免れない人間の経験において3重部分から成る機能を持っている。彼は、第一に、時間と空間の神性の統合者、つまり七重の神であり、第二に、有限の創造物が実際に理解することのできる神格の最大限である。第三に、彼は準絶対の心、永遠の精霊、楽園の人格との死を免れない人間の、超自然的交流経験への唯一の手段である。
地方宇宙に生まれ、超宇宙で養成され、中央宇宙で訓練された上昇の終局者は、個人的経験において崇高者に統合する七重の神の時間と空間の神性についての理解の可能性を十分に擁している。終局者は、出身の超宇宙以外の超宇宙において引き続き役目を果たし、それによって、生物の可能な経験において七重の多様性の完全さが成就されるまで経験に経験を重ねる。終局者は、内住する調整者を通して宇宙なる父を見いだせるようになるが、このような終局者が本当に崇高なるものを知るようになるのはこれらの経験手段によってであり、終局者には外空間の未来の宇宙での、またそれへのこの崇高なる神格の勤めと顕示へと運命づけられている。
心に留めおきなさい。父なる神と楽園の息子が我々に為すすべてを。同様に、また精霊的に、我々は、出現しつつある崇高なるもののための機会を、またその中でするべき機会を持つ。宇宙の愛、喜びと奉仕の経験は相互的である。父なる神は、息子たちに贈与したすべてを自分に返してもらう必要はないが、息子らは、仲間や進化する崇高なるものにこのすべてを与える、(あるいは、そうすることができる)。
全創造現象は、前の、既述の、創造者-精霊の活動の反映である。イェススは次ぎのように言ったし、それは文字通り本当である。「息子は、父がすることを見てそれらのことだけをする。」時の世界においてあなたがた人間は、仲間への崇高者の顕示を開始できりし、楽園へ向かって登るにつれ、ますますこの顕示を増大できる。永遠の世界おいてあなた方は、最高段階—究極段階さえ— の進化的創造物のこの神のますますの顕示が許されるかもしれない。--第7段階の終局者として。
無条件の絶対者と神格絶対者は、宇宙なる絶対者に統合されている。絶対者は、究極者に調整され、崇高者に条件づけられ、七重の神の中で時間と空間により変更される。準無限段階には、3絶対があるが、それらは、無限に1つのようである。楽園には、神格の3人格化があるが、三位一体においては1つである。
主たる宇宙の主要な哲学的命題とは、これである。絶対性(無限には一つとしての3絶対性)は、三位一体以前に存在したのか。また、絶対性は、三位一体にとっての先祖であるのか。もしくは、三位一体は、絶対性に先行するのか。
無条件の絶対者は、三位一体から独立した力であるのか。神格絶対者の臨場は、三位一体の無制限の機能を暗示するのか。また、宇宙なる絶対者は、三位一体の、三位一体の中の一個の三位一体でさえの、最終機能であるのか。
まず考えつく事は、万物—三位一体ですら—の祖先としての絶対者についての概念は、—三位一体ですら—一貫性の充足と哲学的統合における一過性の満足をもたらすように思われるが、いかなるそのような結論も楽園の三位一体の永遠の現実によって無効にされる。我々は、宇宙なる父と三位一体の仲間は、特質と存在において永遠である、と教えられているし信じてもいる。してみると、ただ1つの一貫した哲学的結論がある。そして、それは、絶対者は、すべての宇宙の知性にとり宇宙内外の空間のすべての基本的かつ主要な状況への(三位一体の)三位一体の非人格の、調和の反応である。雄大な宇宙のすべての人格の知性あるものにとっての楽園の三位一体は、個人的な理解と創造物認識の実際の目的のためには、終局的に、永久的に、崇高的に、究極的に、絶対のままでいつまでもある。
創造物の心は、その心がこの問題をとらえることができるように、三位一体と絶対者双方の根本誘因と無条件の源としての宇宙なる私はあるの最終的確認に導かれる。従って、我々は、絶対の個人的概念を受け入れることを切望するとき楽園の父についての我々の考えと理想に立ち戻って考える。我々は、他の点では非人格のこの絶対者に関する理解の促進を、あるいは意識の増大を望むとき、宇宙なる父が、絶対の人格性の実存の父であるという事実に逆戻りする。永遠なる息子は、経験上の意味における絶対の人格化ではないものの、絶対の人格である。そして、次に我々は、崇高性、究極性、無限性を伴う統合され調和された神格結合—三位一体の三位一体—からくる非人格の活動の明白な臨場の宇宙現象と外宇宙の現象を構成するのであると宇宙なる絶対者を概念化する一方で、神格絶対者の経験上の人格化において頂点に達すると経験上の三位一体を心に描いてさらに進む。移る
父なる神は、有限から無限への全段階において認識でき、楽園から進化世界までの創造物は彼をいろいろに認知してきたが、ただ永遠なる息子と無限の精霊だけが父なる神を無限として知っているのである。
精霊の人格はただ楽園上において絶対であり、絶対者についての概念は無限においてのみ無条件である。神格臨場は、楽園上においてのみ絶対であり、神の顕示は、神の力が無条件絶対者の空間潜在能力で経験的に無限になるまでは、常に部分的で、相対的で、前進的でなければならない。一方、その人格顕示は、神格絶対の明白な臨場において経験的に無限になり、また、無限のこれらの2つの可能性が宇宙の絶対者において現実と統合される。
しかし準無限段階を越えた3絶対者は1つであり、したがって存在する他のいかなる系列が、今までに無限の意識を自分で理解するかどうかにかかわらず、神格によって理解された無限なのである。
もう一つの永遠は、無限の永遠—永遠の無限—に備わる経験上の可能性の自己認識の経験が必要であるかもしれないとはいえ、永遠における実存的地位は、無限の実存的自意識を暗示している。
父なる神は、宇宙の中の宇宙すべてにおいて知性ある創造物と精霊の存在体への神格と現実の全顕示のための人格の源である。人格として、今、あるいは永遠の未来の一連の宇宙経験において、もしあなたが、七重の神到達にいたるか、崇高なる神を理解するか、究極なる神を見いだすか、あるいは神、 絶対なる神の概念の把握を試みるならば、あなたは、それぞれの冒険達成において、新しい経験上の段階において、rediscovered永遠なる神—宇宙のすべての人格の楽園の父—絶えることない満足で発見するであろう。
宇宙なる父は、宇宙統合の説明である。宇宙統合は、絶対的価値と意味—無条件の現実—の後究極統合の中で崇高的に、究極的にさえ、気づかれなくてはならない。
熟練の原動力の組織者は、空間へと向かい、楽園へと引く宇宙なる父の力に反応する引力になるためにそのエネルギーを動員する。そして、引き続いて創造者たる息子がきて、これらの引力に反応する原動力を生息宇宙へと編成し、その中で楽園の父の精霊を自身に受け入れ、続いて可能な全神性特質が、父に似るように父のもとへ上って行く知性ある創造物を巻き込む。これらの引力に反応する原動力を生息宇宙へと編成し、その中で楽園の父の精霊を自身に受け入れ、続いて可能な全神性特質が、父に似るように父のもとへ上って行く知性ある創造物を巻き込む創造者たる息子が続いて来る。
間断なく拡大する楽園の創造的原動力の空間的進行は、宇宙なる父の絶えず広がる引力把握の領域を予示するようであり、神を愛することができ、神に愛されるもの、また神のようになることを選ぶかもしれないもの、こうして神を知るようになることにより楽園到達を選択し、そして神を見いだすかもしれないものであるさまざまな知性ある創造物の型の決して終わらない増加、
宇宙の中の宇宙は、完全に統一される。神は力と人格において一つである。エネルギーの全段階と人格の全局面の調整がある。哲学的に経験的に、概念的に現実的に、万事万物は楽園なる父を中心とする。神はすべてであり、すべての中にあり、万事あるいは万物も、神なくしては存在しない。
光と生命に定着した世界は、初段階から第7新世紀へと前進するにつれ、創造者たる息子への敬慕から楽園の父の崇拝におよぶ七重の神の現実の認識をするようになる。進歩し続ける人間は、究極の神の影を投げかけている聖職活動の現実を漠然と識別する一方で、そのような世界歴史の継続的7段階にわたり、崇高の神への知識を増大している。
輝かしいこの時代にわたり、前進しつづける人間の主なる追求は、理解し得る神格の根本—真、美、善—についてより良い理解とより充実した認識の探求である。これは、心、物質、精霊に心的、物質的、精霊的に神を識別しようとする人間の努力を表している。人間は、この探索を進めるにつれ、哲学、宇宙学、神学についての経験上の研究に次第に熱中している自身に気づく。
あなたは、いくぶんか哲学を把握し、礼拝、社会奉仕、個人の精霊的経験における神性,神学を理解するが、美—宇宙学—の追求に関してはあなたがたは、皆が、人間の粗野の芸術的努力の研究に制限する。美、すなわち芸術とは、主として対照の統一に関わる問題である。多様性は、美の概念に欠くことができない。崇高の美、有限の芸術の頂点は、創造者と被創造者の宇宙両極端の広大さの統一劇である。神をみつける人間と人間をみつける神—創造者がそうであるように完全になる被創造者—それは、この上なく美しいものの崇高的達成、すなわち宇宙芸術の頂上到達である。
それだからこそ、唯物論、無神論は、醜悪の最大限、美に対する限りある対照の頂点である。最高美は、前存在の調和のとれた現実から生まれた多様性の統一の全景にある。
思考における宇宙科学段階の到達は、次を含む。
1. 好奇心。調和への飢餓と美への渇望。調和の取れた宇宙関係の新段階を発見する不断の試み
2. 審美的鑑賞力。現実の全段階における全創造的顕示の芸術的特徴の美しく、絶えず前進する評価への愛。
3. 倫理的感性。美の評価は、真実の認識を通してすべての存在体との神格関係において神性善の認識に影響を与えるそれらのものの永遠的適合の直感に導く。かくして、宇宙科学でさえ神性現実の価値の追求へと—神意識へと導く。
真、美、善というこれらの質の高い価値が、時間と空間の領域に神格の顕示を受け入れるが故に、光と生命に定着した世界は、完全に真、美、善の理解に関係している。永遠の真理の意味は、必滅の人間の結合された知的かつ精霊的性質に訴える。普遍的な美は、宇宙の創造の調和のとれた関係とリズムを受け入れる。これは、より鮮明に知的な魅力であり、また物質宇宙の統一的、同時性の理解に向かって導く。神性の善は、有限の心への無限の価値への啓示を表し、そこで認知され、そして人間の理解の崇高な段階のまさしくその敷居へと引き上げられる。
宗教の知的な礎を提示する真実は、科学と哲学の基礎である。美は、芸術、音楽、そして人間の経験すべての意義あるリズムである。善は、倫理の、道徳の、宗教の意味- 経験上の完全性への飢餓—を擁している。
美の実在は、進歩的発展の事実が崇高な心の支配を示すのと同程度に確かに創造物の感謝する心の臨場を暗示している。美は、そのすべてが前存在の、かつ永遠の統一性から生じる知覚可能な現実の広範囲の多様性の時間と空間における調和的統合に関わる知的認識である。
善は、神性の完全性のさまざまな段階の相対的価値に対する精神的認識である。善の認識は、心の道徳的状態、善悪を区別する能力を持つ人格的な心を意味する。しかし、善、すなわち偉大さの所有は、真の神性到達である。
真の関係についての認識は、真実と誤りを区別する力をもつ心を暗示する。ユランチアの人間の心に注ぎ込む真実の贈与の精霊は、神へ向けての永遠の上昇において調整されるように真実に的確に反応する。
あらゆる電子、思考、あるいは精霊の全衝動は、宇宙全体において一行動単位である。精神の段階と精霊の段階において罪のみが孤立し、邪悪のみが引力に抵抗している。宇宙は、一つの纏まりである。孤立しては、何事も存在せず何の存在体も生きてはいない。自己認識は、もしそれが反社会的であるならば、潜在的に邪悪である。「人は一人だけでは生きない。」というのは、文字通りに本当である。宇宙規模の交流は、人格統一の最高の形を構成する。イェススは、「あなた方の中で最も偉い人は、すべての者に仕えるものになるべきである。」と言った。
真、美、善でさえ—心、物質、精霊の宇宙への人間の知的接近—神格的、崇高的理想の統一された一概念へと結合されなければならない。人間の人格が、人間の経験を物質、心、精霊と統一するように、この神性と崇高の理想は、力により崇高性へと統一されるようになり、次に父らしい愛の神として人格化されるようになる。
どの全体と部分の関係への全洞察は、部分全てとその全体の関係の理解ある把握を必要とする。また、これは、宇宙においては創造された部分と創造の全体者との関係を意味する。神格は、こうして、普遍的、かつ永遠達成の超自然的目標、無限の目標にさえなる。
宇宙の美は、物質的創造における楽園の島の反映の認識、表彰であり、他方、永遠の真実は、人類への自身の贈与ばかりではなく、すべての民族への真実の精霊の注出をもする楽園息子の特別な聖職活動である。表彰、聖職活動ともに楽園息子に属?神性の善は、無限の精霊の多重的人格の優しい聖職活動においてより完全に示される。しかし、愛は、すなわち、これらの3特質の総体は、自分の精霊の父としての神についての人間の認識である。
物理問題は、絶対の神格についての輝くエネルギーの楽園の時間と空間の影である。真実の意味は、神格の不滅の言葉からくる人間の知性の反響—時間と空間における崇高な概念の理解である。神性の善の価値とは、宇宙なるもの、永遠なるもの、そして無限のものが、精霊人格の進化する球体の時間-空間の有限の創造物へ行う慈悲深い聖職活動である。
神性の意味あるこれらの現実の価値は、神性の愛としての各人格の創造物との父の関係において混ざり合う。それらは、神の慈悲として息子とその息子たちの中において調整される。神性の意味あるこれらの現実の価値は、精霊とその精霊の子供たちを通してそれらの特質を神性の聖職活動として、すなわち、時間の子供たちへの優しい愛の描写として表す。これらの3神性は、力-人格統合として主に崇高なるものによって明らかにされる。それらは、7重の神により上昇の7段階における神性の意味と価値の7つの異なる関係で様々に示されている。
有限の人間にとっての真、美、善は、神性現実の完全な顕示を包含する。神格のこの愛-理解が、神を知る人間の生活における精霊的表現を見いだすとき、神性の果実:知性の平和、社会の進歩、道義的満足感、精霊的な喜び、宇宙の英知が、もたらされる。7段階の光と生命の世界の先進的な人間は、愛が宇宙で最も素晴らしいものであることを知り、 その上に、神が愛であることを知っている。
愛とは、他者に親切にしたいという願望である。
[ネバドンの天啓部隊の要請により、また、ユランチアの惑星の王子の代理人である特定のメルキゼデクと共同し、ユランチア訪問中の強力な使者による提示]
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宇宙なる統合に関するこの報告は、マンツーチア メルキゼデクの指示に基づいて活動する12名のネバドンの人格の委員会によるいろいろな著者による一連の提示である。我々は、ユランチア時間の1934年に、上司に認可された手法によりこれらの物語を組み立て、英語で掲載した。